JP3282055B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JP3282055B2 JP32565893A JP32565893A JP3282055B2 JP 3282055 B2 JP3282055 B2 JP 3282055B2 JP 32565893 A JP32565893 A JP 32565893A JP 32565893 A JP32565893 A JP 32565893A JP 3282055 B2 JP3282055 B2 JP 3282055B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロ波により食品を
加熱する高周波加熱装置に関し、特にその電源部を構成
する昇圧トランスの1次巻線と2次巻線の電気的遮蔽構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の高周波加熱装置は図9に
示したような回路構成が一般的であった。
【0003】図に示すように、商用電源1はダイオード
ブリッジ2により全波整流され、制御回路3によって駆
動される半導体スイッチング素子4により数十キロHz
の高周波電圧に変換されて昇圧トランス5の1次巻線6
に印加される。これにより昇圧トランス5の2次巻線7
に数千キロボルトの高周波の高電圧が発生する。この高
周波の高電圧をコンデンサー8a、8bやダイオード9
a、9b等よりなる倍電圧整流回路によって整流し、マ
イクロ波発生器10に高電圧を印加する。また、昇圧ト
ランス5のヒータ巻線11はマイクロ波発生器10のフ
ィラメント12に接続されてフィラメント12を加熱す
る。これによりマイクロ波発生器10はフィラメント1
2の加熱と陽極と陰極間への高電圧の印加によりマイク
ロ波を発信する。
【0004】この構成において、マイクロ波発生器10
の陽極と昇圧トランス5の倍電圧整流回路は高周波加熱
装置の筐体13に電気的に接続され、筐体13は大地に
アースされている。
【0005】このような構成において、昇圧トランス5
の1次巻線6と2次巻線7がなんらかの原因で電気的に
接触すると、筐体13が大地とアースされていない場合
には筐体13が数千キロボルトの高電圧印加状態にな
り、危険が生じるものであった。
【0006】さらに、高周波加熱装置の小型化を進める
際、電源部の小型化が不可欠であり、昇圧トランス5も
小型化が必要となる。昇圧トランス5が小型化される
と、その1次巻線6と2次巻線7との距離が小さくな
り、1次巻線6と2次巻線7とがなんらかの原因で電気
的に接触する危険性が増すという問題があった。
【0007】このような問題に対して、図10に示した
ような1次巻線6と2次巻線7とを電気的に遮蔽する手
段が講じられていた。すなわち、図10(a)に示した
ように巻線を巻装する樹脂製のボビンを1次巻線用ボビ
ン14と2次巻線用ボビン15とに別個に作製し、1次
巻線用ボビン14には凸状接合部14aを、2次巻線用
ボビン15には凹状接合部15aをそれぞれ設け、凸状
の接合部14aに図10(b)に示したような導電性材
料からなるスリット16aを有する円環状の遮蔽板16
を挿入した後、凸状接合部14aを凹状接合部15aに
挿入接合して1次巻線6と2次巻線7との間に遮蔽板1
6を有するボビンを得ていた。そして、ボビン14に高
透磁率材からなるコア17を挿通して昇圧トランス5が
作成されていた。
【0008】また、遮蔽板16をスリットを有する網状
のものとした構成が特開平2−103888号公報に示
されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の高周
波加熱装置では、昇圧トランス5の組立てにおいて、1
次巻線用ボビン14と2次巻線用ボビン15に分割され
た1次巻線用ボビン14の凸状接合部14aに遮蔽板1
6を挿入した後、凸状接合部14aを2次巻線用ボビン
15の凹状接合部15aに挿入接合するので、組立て工
程が複雑なものとなり、自動化しにくいという問題があ
った。
【0010】また、2次側の電位変動に起因する1次側
の不要な電位変動、すなわち電源ラインノイズを抑制す
るためにコア17を接地しなければならないが、そのた
めにコア17と筐体13間に配線接続が必要となり、部
品と組立て工数を多く要するという問題もあった。
【0011】本発明は上記問題を解決するもので、簡単
な構成で遮蔽体を容易にボビンに装着でき、装着の自動
化も容易にすることができるとともに、電源ラインノイ
ズ抑制のための配線作業と部品点数を低減することがで
きる高周波加熱装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
するもので、1次巻線および2次巻線と、前記1次巻線
および2次巻線を並べて巻装し、かつ1次巻線と2次巻
線の間に絶縁空間をフランジにより形成した一体のボビ
ンと、前記ボビンの軸線方向に交叉した方向に分割した
コアと、前記コアを一体に結合した結合金具と、前記絶
縁空間に位置してボビンに導電材からなる線材を電気的
に開路状に巻回して設けた遮蔽体を有する昇圧トランス
を備え、前記遮蔽体の線材の一端を高周波加熱装置の
地する筐体に接続した構成としたものである。
【0013】また、線材を渦巻状に複数回巻回した構成
としたものである。また、弾性を有する線材をC字状の
クリップ体に形成し、前記クリップ体をボビンに弾着し
た構成としたものである。
【0014】また、遮蔽体の一端をコアに接続し、前記
遮蔽体の他端を高周波加熱装置の接地する筐体に接続
し、前記遮蔽体、筐体を介してコアを接地してなるもの
である。
【0015】また、遮蔽体の一端を、ボビンの軸線方向
に交叉した方向に分割したコアを一体に結合した導電性
の結合金具に接続し、前記遮蔽体の他端を高周波加熱装
置の接地する筐体に接続し、前記結合金具、遮蔽体、筐
体を介してコアを接地してなるものである。
【0016】
【作用】上記構成において、遮蔽体を線材で形成してボ
ビンに巻回したことにより、電気的に開路状の遮蔽体が
容易に形成されるとともに、遮蔽体のボビンへの装着が
容易化される。
【0017】また、線材を渦巻状に複数回巻回して遮蔽
体を形成したことにより、ボビンの絶縁破壊時の遮蔽効
果が高められる。
【0018】また、弾性線材をC字状のクリップ体に形
成してボビンに弾着したことにより、遮蔽体のボビンへ
の装着が容易化される。
【0019】また、遮蔽体の一端をコアに接続し、前記
遮蔽体の他端を高周波加熱装置の接地する筐体に接続
し、前記遮蔽体、筐体を介してコアを接地することによ
り、遮蔽体はコアの接地導体に共用され、接地によりコ
アから誘起されるノイズが抑制される。
【0020】また、遮蔽体の一端を、ボビンの軸線方向
に交叉した方向に分割したコアを一体に結合した導電性
の結合金具に接続し、前記遮蔽体の他端を高周波加熱装
置の接地する筐体に接続し、前記結合金具、遮蔽体、筐
体を介してコアを接地することにより、コアの接地接続
が容易化される。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1から図
8を参照しながら説明する。
【0022】まず、本発明の高周波加熱装置の回路構成
について図1により説明する。なお、従来例に示したも
のと同一部品には同じ符号を付して説明を省略する。
【0023】図において、20はプリント基板(図示せ
ず)上に配設接続された昇圧トランスで、1次巻線6と
2次巻線7の間には両巻線6、7の混触を防止するため
の遮蔽体21が配設されている。この遮蔽体21は電気
的に開路状に形成され、その一端はアースされた高周波
加熱装置の筐体13に接続されている。
【0024】次に各実施例について説明する。 (実施例1)図2から図4は本発明の第1の実施例を示
し、図2および図3において、22は巻線を巻装する合
成樹脂製のボビンで、1次巻線6を巻装する1次巻線ボ
ビン23と2次巻線7を巻装する2次巻線ボビン24が
一体に設けられている。そして、1次巻線ボビン23の
一方のフランジ25と2次巻線ボビン24の一方のフラ
ンジ26の間には絶縁空間27が設けられている。28
はボビン22の軸線方向に分割されたフェライト製のコ
アで、結合金具29で結合されて閉磁路を形成してい
る。21は絶縁空間27内に配設された遮蔽体で、絶縁
破壊による1次巻線と2次巻線間の混触を防止するもの
である。
【0025】この遮蔽体21は、たとえば無被覆の錫メ
ッキ銅線などの線材で形成され、絶縁空間27内の巻芯
31に電気的に開路状に巻回されてその一端32はフラ
ンジ25に植設された第1の端子33に、また、他端3
4は同じく植設された遊び端子である第2の端子35に
それぞれ接続されている。そして、第1の端子33をプ
リント基板上の配線パターンを介して筐体13に接続す
ることによって遮蔽体21の一端32が筐体13に接続
される。
【0026】なお、遊び端子である第2の端子35は、
図3(b)に示したようにフランジ25に設けた突起部
36として、突起部36に遮蔽体21の他端34を巻回
あるいは接着等により止着してもよいものである。
【0027】このようにして巻回された遮蔽体21の絶
縁空間27内での配設位置は、図4に示したように、遮
蔽体21から2次巻線7までの沿面あるいは空間距離K
が2次巻線7から1次巻線6までの沿面あるいは空間距
離Lよりも小さくなるようにすることが望ましく、これ
により絶縁破壊による2次巻線7と1次巻線6の混触を
より効果的に防止することができる。
【0028】このように本発明の第1の実施例によれ
ば、一体に形成されたボビン22の絶縁空間27内の巻
芯31に線材を巻回するだけで電気的に開路状の遮蔽体
21を1次巻線6と2次巻線7の間に配設することがで
きるので、昇圧トランス20の組立てが容易になり、ま
た、組立ての自動化も容易なものとなるという効果があ
る。
【0029】また、遮蔽体21の一端32を第1の端子
33に、他端34を第2の端子35あるいは突起部36
にそれぞれ接続したことにより、遮蔽体21の開路状を
安定に維持することができるとともに、第1の端子33
をプリント基板に接続することにより遮蔽体21を簡単
に筐体に、そしてアースに接続することができるという
効果がある。
【0030】(実施例2)図5および図6は本発明の第
2の実施例を示し、図において、絶縁空間27内のボビ
ン22には、フランジ25から突出し、かつボビン22
の巻芯37より直径の大きい欠円状の巻枠38が設けら
れている。この構成において、線材を巻枠38に巻回
し、続いて欠円部から巻芯37に巻回することにより、
全体として渦巻状に複数回開路状に巻回された遮蔽体2
1が形成される。そして、その一端32は第1の端子3
3に、他端34は第2の端子35に接続されている。
【0031】このように巻回された遮蔽体21の配設位
置は、図6に示したように、1次巻線6と巻芯37に巻
回されている遮蔽体21aまでの距離をAn、欠円状の
巻枠38に巻回されている遮蔽体21bまでの距離をA
n+1とし、隣合う遮蔽体21aと21bの距離をBとし
たとき、距離Anと距離An+1のいずれか小さい方の距
離よりも距離B/2が小さくなるようにすることが望ま
しく、これにより絶縁破壊による2次巻線7と1次巻線
6の混触をより効果的に防止することができる。
【0032】このように本発明の第2の実施例によれ
ば、第1の実施例に示した効果に加え、遮蔽体21を渦
巻状に複数回巻回したことにより、2次巻線7と1次巻
線6の混触をより効果的に防止することができる。
【0033】(実施例3)図7および図8は本発明の第
3の実施例を示し、図7において、遮蔽体21は弾性を
有する線材でC字状のクリップ体39に形成されてい
る。すなわち、絶縁空間27内の巻芯37に嵌合する湾
曲部39aと巻芯37の直径より狭く電気的開路を形成
する開口部39bを有するC字状に形成され、開口部3
9bの両方は適宜に折曲されて一端32および他端34
となっている。そして、一端32と他端34は実施例1
および2に示したように第1の端子33と第2の端子3
5にそれぞれ接続される。なお、本実施例では一端32
をコア28を結合する結合金具29に半田づけあるいは
ねじ止めし、他端34は第1の端子33に接続されてい
る。
【0034】この構成において、クリップ体39を絶縁
空間27に挿入し、開口部39bを巻芯37に押当てて
更に押圧すると開口部39bは巻芯37に沿って開口
し、巻芯37の中心を通過すると弾性で開口が復元して
湾曲部39aが巻芯37に嵌合状態となってクリップ体
39は巻芯37に装着される。
【0035】このように装着された遮蔽体21の配設位
置は、図8に示したように、1次巻線6と遮蔽体21ま
での距離Aよりも遮蔽体21の開口部39bの幅Bの1
/2の方が小さくなるようにすることが望ましく、これ
により絶縁破壊による2次巻線7と1次巻線6の混触を
より効果的に防止することができる。
【0036】このように本発明の第3の実施例によれ
ば、遮蔽体21をC字状のクリップ体39に形成し、ク
リップ体39をボビン22の巻芯37に押圧挿入するだ
けで遮蔽体21を装着することができるので、昇圧トラ
ンス20の組立てが容易になり、また、組立ての自動化
も容易なものとなるという効果がある。
【0037】(実施例4)本発明の第4の実施例を図7
を採用して説明する。
【0038】遮蔽体21の点線で示した一端32aはコ
ア28に接続され、他端34は第1の端子33に接続さ
れている。
【0039】この構成によれば、遮蔽体21を接地導体
として共用できるうえ、コア28は遮蔽体21を介して
筐体13に接続されているのでコア28に誘起される電
位変動は接地により低減され、1次巻線6に発生するラ
インノイズを抑制することができる。
【0040】(実施例5)本発明の第5の実施例を図7
を採用して説明する。
【0041】遮蔽体21の実線で示した一端32はコア
28を結合する良導電性の金属で形成された結合金具2
9に接続され、他端34は第1の端子33に接続されて
いる。
【0042】第4の実施例においては、遮蔽体21の一
端32aをコア28に接続するようにしているが、コア
28は高透磁率のフェライトで作製されているため、遮
蔽体21との電気的な接続に困難が伴うものであった。
【0043】これに対し、本実施例では、良導電性の金
属で形成されている結合金具29に遮蔽体21の一端3
2を接続するので、半田づけやねじ止めが可能となり、
しかも、結合金具29はコア28に固着しているので両
者の電気接触も良好で、コア28は結合金具29と遮蔽
体21を介して筐体13に接続され、コア28に誘起さ
れる電位変動を接地により低減して1次巻線6に発生す
るラインノイズを抑制することができる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、一体に形成されたボビンに線材を巻回するだ
けで電気的に開路状の遮蔽体を、ボビンに沿って並べて
巻いた隣合う1次巻線と2次巻線の間にフランジにより
形成した絶縁空間に位置するボビンに装着することがで
き、1次巻線と2次巻線の混触を防止する遮蔽体を備え
た昇圧トランスの組立てが容易になるとともにその組立
ての自動化も容易なものとなる。
【0045】また、遮蔽体を渦巻状に複数回巻回するこ
とにより1次巻線と2次巻線の混触をより効果的に防止
することができる。
【0046】また、遮蔽体をC字状のクリップ体に形成
したので、クリップ体をボビンに圧入するだけで遮蔽体
を装着でき、遮蔽体を備えた昇圧トランスの組立てが容
易になるとともにその自動化も容易なものとなる。
【0047】また、遮蔽体を介してコアを筐体に接続し
たので、遮蔽体をコアの接地導体として共用することが
できるとともに、コアに誘起される電位変動を接地によ
り低減して1次巻線に発生する電源ラインノイズを抑制
することができる。
【0048】このように本発明によれば、簡単な構成で
遮蔽体を容易に昇圧トランスのボビンに装着でき、その
自動化も容易にすることができるとともに、電源ライン
ノイズ抑制のための配線作業と部品点数を低減すること
ができる高周波加熱装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の高周波加熱装置の回路図
【図2】同装置の第1の実施例の昇圧トランスの側断面
【図3】(a)は同昇圧トランスを図2のI−I線によ
り切断した斜視図 (b)は他の実施例の要部の斜視図
【図4】同昇圧トランスの要部の側断面図
【図5】同装置の第2の実施例の昇圧トランスの要部の
斜視図
【図6】同昇圧トランスの要部の側断面図
【図7】同装置の第3の実施例の昇圧トランスの要部の
斜視図
【図8】同昇圧トランスの要部の側面図
【図9】従来例の高周波加熱装置の回路図
【図10】(a)は同装置の昇圧トランスの側断面図 (b)は遮蔽体の斜視図
【符号の説明】
6 1次巻線 7 2次巻線 13 筐体 20 昇圧トランス 21 遮蔽体 22 ボビン 28 コア 29 結合金具 32 遮蔽体の一端 33 第1の端子 34 遮蔽体の他端 35 第2の端子 36 突起部 39 C字状クリップ体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末永 治雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 別莊 大介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 中林 裕治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 竹下 志郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 石尾 嘉朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 平4−133412(JP,U) 実開 昭64−39616(JP,U) 実公 昭53−34484(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 27/32,27/36

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1次巻線および2次巻線と、前記1次巻線
    および2次巻線を並べて巻装し、かつ1次巻線と2次巻
    線の間に絶縁空間をフランジにより形成した一体のボビ
    ンと、前記ボビンの軸線方向に交叉した方向に分割した
    コアと、前記コアを一体に結合した結合金具と、前記絶
    縁空間に位置してボビンに導電材からなる線材を電気的
    に開路状に巻回して設けた遮蔽体を有する昇圧トランス
    を備え、前記遮蔽体材の一端を高周波加熱装置の
    地する筐体に接続したことを特徴とする高周波加熱装
    置。
  2. 【請求項2】 線材を渦巻状に複数回巻回したことを特
    徴とする請求項1記載の高周波加熱装置。
  3. 【請求項3】 弾性を有する線材をC字状のクリップ体
    に形成し、前記クリップ体をボビンに弾着したことを特
    徴とする請求項1記載の高周波加熱装置。
  4. 【請求項4】 ボビンに第1の端子と第2の端子を設
    け、前記第1の端子に遮蔽体の一端を、前記第2の端子
    に前記遮蔽体の他端をそれぞれ接続したことを特徴とす
    る請求項1または2または3のいずれかに記載の高周波
    加熱装置。
  5. 【請求項5】ボビンに端子と絶縁物の突起部とを設け、
    前記端子に遮蔽体の一端を、前記突起部に前記遮蔽体の
    他端をそれぞれ接続したことを特徴とする請求項1また
    は2または3のいずれかに記載の高周波加熱装置。
  6. 【請求項6】遮蔽体の一端をコアに接続し、前記遮蔽体
    の他端を高周波加熱装置の接地する筐体に接続し、前記
    遮蔽体、筐体を介してコアを接地してなる請求項1また
    は2または3のいずれかに記載の高周波加熱装置。
  7. 【請求項7】遮蔽体の一端を導電性の結合金具に接続
    し、前記遮蔽体の他端を高周波加熱装置の接地する筐体
    に接続し、前記結合金具、遮蔽体、筐体を介してコアを
    接地してなる請求項1または2または3のいずれかに記
    載の高周波加熱装置。
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