JPH0645152A - フライバックトランス - Google Patents
フライバックトランスInfo
- Publication number
- JPH0645152A JPH0645152A JP4196693A JP19669392A JPH0645152A JP H0645152 A JPH0645152 A JP H0645152A JP 4196693 A JP4196693 A JP 4196693A JP 19669392 A JP19669392 A JP 19669392A JP H0645152 A JPH0645152 A JP H0645152A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitment
- voltage
- voltage coil
- protrusion
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 内部での接触による絶縁破壊等の発生を防止
する。 【構成】 鋭角な突起１９，２３を設けた突起金具１３
を基板９に装着するとともに、この突起金具１３に高圧
出力電圧が生じるように結線し、基板９に装着した突起
金具１３の突起１９，２３にそれぞれ導電ゴム２０，２
４を突き刺し、それぞれの導電ゴム２０および導電ゴム
２４にそれぞれフォーカスボリュームの突起端子および
高圧リードの突起を突き刺して電気接続した。 【効果】 従来の接続リードの引き回しや半田付け作業
を無くすことができ、高圧が生じている突起金具が他の
部品に接触する事は無いので、絶縁破壊がなく、安定し
たフライバックトランスが提供できる。
する。 【構成】 鋭角な突起１９，２３を設けた突起金具１３
を基板９に装着するとともに、この突起金具１３に高圧
出力電圧が生じるように結線し、基板９に装着した突起
金具１３の突起１９，２３にそれぞれ導電ゴム２０，２
４を突き刺し、それぞれの導電ゴム２０および導電ゴム
２４にそれぞれフォーカスボリュームの突起端子および
高圧リードの突起を突き刺して電気接続した。 【効果】 従来の接続リードの引き回しや半田付け作業
を無くすことができ、高圧が生じている突起金具が他の
部品に接触する事は無いので、絶縁破壊がなく、安定し
たフライバックトランスが提供できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機等に
用いられるフライバックトランスに関するものである。
用いられるフライバックトランスに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】以下従来のフライバックトランスについ
て図面を参照しながら説明する。図４はフライバックト
ランスの内部結線の概要を示す側面図である。図におい
て、１は部品装着用の基板であり、２は基板１に設けら
れた端子である。３は基板１に装着された高圧ダイオー
ドである。ボビンに多層巻され２次コイルに生じた電圧
は高圧ダイオード３により整流される。４は高圧ダイオ
ード３に接続した保護用の抵抗であり、保護用の抵抗３
は端子２に接続される。５はフォーカスボリューム部で
あり、６はフォーカスボリューム部５の端子である。７
は端子２とフォーカスボリューム部５の端子６とを接続
した接続リード線である。８は高圧リードであり、高圧
リード８は端子２に接続され、この高圧リード８によっ
て高電圧がブラウン管の高圧電圧部へ供給される。トラ
ンスの内部結線において、端子２及び端子６の接続は半
田付けによる。
て図面を参照しながら説明する。図４はフライバックト
ランスの内部結線の概要を示す側面図である。図におい
て、１は部品装着用の基板であり、２は基板１に設けら
れた端子である。３は基板１に装着された高圧ダイオー
ドである。ボビンに多層巻され２次コイルに生じた電圧
は高圧ダイオード３により整流される。４は高圧ダイオ
ード３に接続した保護用の抵抗であり、保護用の抵抗３
は端子２に接続される。５はフォーカスボリューム部で
あり、６はフォーカスボリューム部５の端子である。７
は端子２とフォーカスボリューム部５の端子６とを接続
した接続リード線である。８は高圧リードであり、高圧
リード８は端子２に接続され、この高圧リード８によっ
て高電圧がブラウン管の高圧電圧部へ供給される。トラ
ンスの内部結線において、端子２及び端子６の接続は半
田付けによる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような上記の従来
の構成では、端子２及び端子６を半田付け作業を行うた
め、接続リード線７引き回しの位置決めが困難であり、
高電圧である接続リード線７が他の部品に接触し、絶縁
破壊が発生するという問題点を有していた。
の構成では、端子２及び端子６を半田付け作業を行うた
め、接続リード線７引き回しの位置決めが困難であり、
高電圧である接続リード線７が他の部品に接触し、絶縁
破壊が発生するという問題点を有していた。
【０００４】本発明は上記課題に鑑み、高電圧が生じて
いる接続リード線が他の部品に接触して絶縁破壊等が発
生する事のないフライバックトランスを提供する事を目
的とする。
いる接続リード線が他の部品に接触して絶縁破壊等が発
生する事のないフライバックトランスを提供する事を目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、複数の鋭角な突起を設けた突起金具を基板
に装着するとともにこの突起金具に高圧出力電圧が生じ
るように結線し、前記基板に装着した突起金具の複数の
鋭角な突起にそれぞれ導電ゴムを突き刺し、前記それぞ
れの導電ゴムに高圧リードの突起とフォーカスボリュー
ムの突起端子をそれぞれ突き刺し電気接続した構成を有
している。
に本発明は、複数の鋭角な突起を設けた突起金具を基板
に装着するとともにこの突起金具に高圧出力電圧が生じ
るように結線し、前記基板に装着した突起金具の複数の
鋭角な突起にそれぞれ導電ゴムを突き刺し、前記それぞ
れの導電ゴムに高圧リードの突起とフォーカスボリュー
ムの突起端子をそれぞれ突き刺し電気接続した構成を有
している。
【０００６】
【作用】この構成によって、接続リードの引き回しと半
田付け作業をなくし、所定の位置に電気接続させ絶縁破
壊を防止させることができる。
田付け作業をなくし、所定の位置に電気接続させ絶縁破
壊を防止させることができる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図１はフライバックトランスの部品
装着を示す正面図である。図において、９は整流用ダイ
オード等の部品を保持するための基板、１０は高圧ダイ
オードであり、高圧コイルに発生した電圧は高圧ダイオ
ード１０により整流される。１１は保護用の抵抗であ
り、１２は高圧ダイオード１０と保護用の抵抗１１とを
接続したかしめ金具である。１３は基板９に装着した突
起金具である。１４は保護用の抵抗１１を突起金具１３
に接続した半田付け部である。
しながら説明する。図１はフライバックトランスの部品
装着を示す正面図である。図において、９は整流用ダイ
オード等の部品を保持するための基板、１０は高圧ダイ
オードであり、高圧コイルに発生した電圧は高圧ダイオ
ード１０により整流される。１１は保護用の抵抗であ
り、１２は高圧ダイオード１０と保護用の抵抗１１とを
接続したかしめ金具である。１３は基板９に装着した突
起金具である。１４は保護用の抵抗１１を突起金具１３
に接続した半田付け部である。
【０００８】図２はフライバックトランスの部品装着の
概要を示す側面図である。図において、１５は高圧コイ
ルであり、１６は高圧コイル１５と基板９上の各部品と
を接続するために高圧コイル用ボビンに複数設けられた
端子である。基板９は高圧ダイオード１０の各リード線
が各端子１６に対向可能な配置で仮固定する仮固定手段
を備えており、高圧ダイオード１０を基板９に仮固定し
た状態で基板９を高圧コイル用ボビンに装着すれば、次
の半田ディップ工程を経ると全ての端子１６について一
度に半田付けを行う事が出来る。
概要を示す側面図である。図において、１５は高圧コイ
ルであり、１６は高圧コイル１５と基板９上の各部品と
を接続するために高圧コイル用ボビンに複数設けられた
端子である。基板９は高圧ダイオード１０の各リード線
が各端子１６に対向可能な配置で仮固定する仮固定手段
を備えており、高圧ダイオード１０を基板９に仮固定し
た状態で基板９を高圧コイル用ボビンに装着すれば、次
の半田ディップ工程を経ると全ての端子１６について一
度に半田付けを行う事が出来る。
【０００９】１７はフォーカスボリューム部であり、１
８はフォーカスボリューム部１７の突起端子である。図
３は突起金具１３を示す拡大斜視図である。１９は突起
金具１３の鋭角な突起である。２０は導電ゴムである。
導電ゴム２０にフォーカスボリューム１７の突起端子１
８と突起金具１３の突起１９を共に突き刺し接続し導通
させる。２１は高圧リードであり、２２は高圧リード２
１の突起である。２３は突起金具１３の鋭角な突起であ
る。２４は導電ゴムである。導電ゴム２４に高圧リード
２１の突起２２と突起金具１３の突起２３を共に突き刺
し接続し導通させる。
８はフォーカスボリューム部１７の突起端子である。図
３は突起金具１３を示す拡大斜視図である。１９は突起
金具１３の鋭角な突起である。２０は導電ゴムである。
導電ゴム２０にフォーカスボリューム１７の突起端子１
８と突起金具１３の突起１９を共に突き刺し接続し導通
させる。２１は高圧リードであり、２２は高圧リード２
１の突起である。２３は突起金具１３の鋭角な突起であ
る。２４は導電ゴムである。導電ゴム２４に高圧リード
２１の突起２２と突起金具１３の突起２３を共に突き刺
し接続し導通させる。
【００１０】このように突起金具１３の突起１９を導電
ゴム２０に突き刺し、さらに、導電ゴム２０にフォーカ
スボリューム部１７の突起端子１８を突き刺し導通させ
る構成にしたことにより、従来のように内部での接続リ
ード線の引き回しがなくなり、他の部品に接触せず安定
した状態で接続できる。さらに、部品を装着した基板の
ユニット化で、電気接続方向と組立方向を同じ方向に合
わせることで電気接続と組立を同時に行うことができ、
半田付け作業も不要になる。
ゴム２０に突き刺し、さらに、導電ゴム２０にフォーカ
スボリューム部１７の突起端子１８を突き刺し導通させ
る構成にしたことにより、従来のように内部での接続リ
ード線の引き回しがなくなり、他の部品に接触せず安定
した状態で接続できる。さらに、部品を装着した基板の
ユニット化で、電気接続方向と組立方向を同じ方向に合
わせることで電気接続と組立を同時に行うことができ、
半田付け作業も不要になる。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明は、基板に装着した
突起金具の突起とフォーカスボリュームの突起端子を導
電ゴムに突き刺し接続したので、接続リードの引き回し
と半田付け作業を無くすことができ、他の部品に接触し
ないので絶縁破壊がなく安定したフライバックトランス
が提供できる。
突起金具の突起とフォーカスボリュームの突起端子を導
電ゴムに突き刺し接続したので、接続リードの引き回し
と半田付け作業を無くすことができ、他の部品に接触し
ないので絶縁破壊がなく安定したフライバックトランス
が提供できる。
【図１】本発明の実施例におけるフライバックトランス
の部品装着を示す正面図
の部品装着を示す正面図
【図２】実施例におけるフライバックトランスの内部結
線の概要を示す側面図
線の概要を示す側面図
【図３】（ａ）は実施例における突起金具を示す拡大斜
視図 （ｂ）は同突起金具と各導電ゴムとの接続の様子を示す
斜視図 （ｃ）は各導電ゴムとフォーカスボリューム部および高
圧リードの接続の様子を示す斜視図
視図 （ｂ）は同突起金具と各導電ゴムとの接続の様子を示す
斜視図 （ｃ）は各導電ゴムとフォーカスボリューム部および高
圧リードの接続の様子を示す斜視図
【図４】従来のフライバックトランスの内部結線の概要
を示す側面図
を示す側面図
９ 基板 １０ 高圧ダイオード １１ 抵抗 １２ 金具 １３ 突起金具 １４ 半田付け部 １５，１６ 端子 １７ フォーカスボリューム部 １８ 突起端子 １９，２２，２３ 突起 ２０，２４ 導電ゴム ２１ 高圧リード
Claims (1)
- 【請求項１】低圧コイルと、前記低圧コイルを覆うよう
に配置され、高圧コイルが巻装されるとともにこの高圧
コイルに接続された複数の端子ピンを配設した高圧側コ
イルボビンと、複数の整流用ダイオードをそれぞれのリ
ード線が前記端子ピンに対向可能な配置で仮固定するた
めの仮固定手段を備えた基板とを有し、複数の鋭角な突
起を設けた突起金具を前記基板に装着し、前記基板に装
着した突起金具の複数の鋭角な突起にそれぞれ導電ゴム
を突き刺し、前記それぞれの導電ゴムに高圧リードの突
起とフォーカスボリュームの突起端子を突き刺し電気接
続したことを特徴とするフライバックトランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04196693A JP3102146B2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | フライバックトランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04196693A JP3102146B2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | フライバックトランス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0645152A true JPH0645152A (ja) | 1994-02-18 |
| JP3102146B2 JP3102146B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=16362023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04196693A Expired - Fee Related JP3102146B2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | フライバックトランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3102146B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-23 JP JP04196693A patent/JP3102146B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3102146B2 (ja) | 2000-10-23 |
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| JPS62236365A (ja) | フライバツクトランス |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |