JPH08339933A - 高圧発生用トランス装置 - Google Patents

高圧発生用トランス装置

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Publication number
JPH08339933A
JPH08339933A JP7146017A JP14601795A JPH08339933A JP H08339933 A JPH08339933 A JP H08339933A JP 7146017 A JP7146017 A JP 7146017A JP 14601795 A JP14601795 A JP 14601795A JP H08339933 A JPH08339933 A JP H08339933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
high voltage
voltage
variable resistance
conductive member
elastic conductive
Prior art date
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Pending
Application number
JP7146017A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Iyama
勝雄 井山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半田付け作業を無くして、リップル成分を減
少させ、品質を安定させた高圧発生用トランス装置を提
供することを目的とする。 【構成】 低圧側コイルを巻回した1次コイルボビンの
外側に、高圧側コイルを複数層巻回した2次コイルボビ
ンを嵌挿し、高圧側コイルの誘起した電圧を整流する複
数の整流用ダイオードを装着した部品固定板を2次コイ
ルボビンと共に外装ケース内に収納し、外装ケースの周
側部にフォーカス電圧及びスクリーン電圧を調整する可
変抵抗部を収容したフォーカスボリュームケース7を取
り付け、整流用ダイオードの内の1つのカソードとL字
形状に屈曲されたリード金具21の一端を接続すると共
に、リード金具21の他端を弾性導電部材20に刺入
し、弾性導電部材20には可変抵抗部の端子27が刺入
された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機等
に用いられる高圧発生用トランス装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の高圧発生用トランス装置に
ついて図面を参照しながら説明する。図6は従来の高圧
発生用トランス装置の構成を説明する斜視図、図7
(a)は従来の高圧発生用トランス装置の部品固定板の
斜視図、図7(b)は従来の高圧発生用トランス装置の
フォーカスボリュームケースの可変抵抗部の端子にリー
ド線を接続する斜視図、図8は従来の高圧発生用トラン
ス装置の回路図を示すものである。図6、図7(a),
図7(b)及び図8において、1は高電圧を発生させる
トランス装置の外装ケース、3は低圧側コイル、2は低
圧側コイル3が円筒外周部に巻回され下側に端子が設け
られたL形状の1次コイルボビン、4は1次コイルボビ
ン2に巻回された低圧側コイル3部分を内部に嵌挿し、
円筒状の外周部に後記する高圧側コイル12a〜12f
が巻回され外装ケース1内に収納される2次コイルボビ
ンである。
【0003】5は部品固定板であり、2次コイルボビン
4の外周部に設けられた高圧側コイル12a〜12fの
端子と接続する整流用ダイオード6b等が装着される。
7は外装ケース1の周側部に取り付けるフォーカスボリ
ュームケース、8は外装ケース1の上下に一方の磁脚が
収納されるU字形状のコアである。
【0004】次に、図7(a)に示すように、9は部品
固定板5に設けられた複数の端子であり、この端子9に
は例えば整流用ダイオード6bのカソードと高圧側コイ
ル12cの一端とリード線10の一端が接続されてい
る。そして部品固定板5に設けられた円筒形状の開口部
11よりリード線10を挿通させる、フォーカスボリュ
ームケース7内にはフォーカス電圧とスクリーン電圧を
調整する可変抵抗部13(図示せず)が収容されてお
り、可変抵抗部13には端子14が設けられている。図
7(b)に示すように、可変抵抗部13の端子14に設
けられた穴の中に、部品固定板5の開口部11を挿通し
たリード線10の先端を通して折り曲げ、その後に半田
付けされて導通させる。
【0005】このように構成された従来の高圧発生用ト
ランス装置の接続について説明する。図8に示すよう
に、12a〜12fは2次コイルボビン4に各層毎に巻
回され、低圧側コイル3に印加されたフライバックパル
ス電圧によって2次電圧を誘起する高圧側コイルであ
る。そして、高圧側コイル12a〜12fの各層間には
各層の2次電圧を整流する整流用ダイオード6a〜6f
が接続されている。そして、フォーカス電圧とスクリー
ン電圧を調整する可変抵抗部13の一端が、整流用ダイ
オード6bのカソードと高圧側コイル12cの間に接続
されている。1次コイルボビン2に巻回され水平同期電
圧及びヒーター電圧等を出力する3次コイル15を備え
ているのである。
【0006】そして、これ等を外装ケース1内に収納し
た後で、外装ケース1内に発生する高電圧の放電或いは
リークを防止する為にエポキシ樹脂等が充填されてい
る。
【0007】次に、図9は従来の高圧発生用トランス装
置の高圧側コイルの各層の電圧波形と電圧を示す図であ
る。図9において、縦軸は直流成分の電圧(kV)、横
軸は各層の高圧側コイル、図形は各高圧側コイルの電圧
波形16である。先ず、低圧側コイル3に印加されたフ
ライバックパルス電圧によって一層目の高圧側コイル1
2aに電圧波形16の電圧が誘起される。この電圧波形
16は整流用ダイオード6aで直流電圧に整流されcに
示す電圧の直流成分となる。次に、2層目の高圧側コイ
ル12bに高圧側コイル12aと同様に電圧波形16の
電圧が誘起され、この電圧波形16は整流用ダイオード
6bで直流電圧に整流されeに示す電圧の直流成分とな
る。更に、3層目の高圧側コイル12cに同様に電圧波
形16の電圧が誘起され、この電圧波形16は整流用ダ
イオード6cで直流電圧に整流されgに示す電圧の直流
成分となる。そして、この動作を順次繰り返して整流用
ダイオード6fで直流電圧に整流されlに示す電圧の直
流成分となり、例えば30kVの高電圧を発生させる。
【0008】そして、従来の高圧発生用トランス装置に
は、テレビジョン受像機等に使用するときテレビジョン
受像機の画面の焦点を合わせるためのフォーカス集束用
のフォーカス電圧が7〜11kV程度、画面の輝度を上
げるためのスクリーン電圧が400〜1000V程度必
要である。そのためにフォーカス電圧とスクリーン電圧
を分圧するために可変抵抗部13が設けられ、可変抵抗
部13は整流用ダイオード6bと高圧側コイル12cの
接続位置に接続されているのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の高圧発生用トランス装置では、部品固定板5の開口
部11を挿通したPVC(ポリブチレンクロライド)で
被覆されたリード線10の先端芯部が、フォーカスボリ
ュームケース7に設けられた可変抵抗部13の端子14
の穴の中を通して折り曲げられて仮固定し、リード線1
0の先端芯部と端子14を半田付けしているが、リード
線10の先端芯部を折り曲げても端子14との間の仮固
定が不安定であり、半田飛び,イモ付き半田,半田尖り
等が発生し易く、半田付け作業の効率を低下させるもの
であった。又、半田付けを行った後にフォーカスボリュ
ームケース7を外装ケース1に取り付けるのでリード線
10の長さが長くなり、このリード線10の長さが長い
と高電圧出力に含まれるリップル成分を減少させること
ができないという問題点を有していた。
【0010】本発明は上記の問題点を解決するもので、
半田付け作業を無くして、リップル成分を減少させ、品
質を安定させた高圧発生用トランス装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の高圧発生用トランス装置は、低圧側コイルを
巻回した1次コイルボビンの外側に、高圧側コイルを複
数層巻回した2次コイルボビンを嵌挿し、高圧側コイル
の誘起した電圧を整流する複数の整流用ダイオードを装
着した部品固定板を2次コイルボビンと共に外装ケース
内に収納し、外装ケースの周側部にフォーカス電圧及び
スクリーン電圧を調整する可変抵抗部を収容したフォー
カスボリュームケースを取り付け、整流用ダイオードの
内の1つのカソードとL字形状に屈曲されたリード金具
の一端を接続すると共に、リード金具の他端を弾性導電
部材に刺入し、弾性導電部材には可変抵抗部の端子が刺
入された構成を有している。
【0012】
【作用】本発明の高圧発生用トランス装置は、整流用ダ
イオードの内の1つのカソードとL字形状に屈曲された
リード金具の一端を接続すると共に、リード金具の他端
を弾性導電部材に刺入し、弾性導電部材には可変抵抗部
の端子が刺入された構成であるので、導体の長さが短く
なり、半田付け作業を無くして品質を向上せることがで
きる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における高
圧発生用トランス装置の部品固定板の斜視図、図2は本
発明の一実施例における高圧発生用トランス装置の部品
固定板の裏側の正面図、図3は本発明の一実施例におけ
る高圧発生用トランス装置の部品固定板に弾性導電部材
を収納した断面図、図4は本発明の一実施例における高
圧発生用トランス装置の部品固定板の金具狭持部でリー
ド金具を狭持する斜視図、図5は本発明の一実施例にお
ける高圧発生用トランス装置の部品固定板に収納した弾
性導電部材にフォーカスボリュームに設けられた可変抵
抗部の端子を刺入する斜視図である。図1,図2,図
3,図4及び図5において従来例と同符号のものは基本
的には同一であるので説明の詳細は省略する。
【0014】図1,図2,図3,図4及び図5におい
て、5は部品固定板であり、この部品固定板5の両端に
は複数の溝17が設けられ、この溝17に整流用ダイオ
ード6bのリード線の一端を接続する。さらに中央には
円筒状リブからなる収納部18と収納部18の下部に挿
入孔19を設けられ、この収納部18には弾性導電部材
20が収容される。そして、挿入孔19には先端が尖っ
て折り曲げられたリード金具21の一端を挿入すると共
に、この挿入したリード金具21の一端が弾性導電部材
20に刺入される。そして、部品固定板5にはリード金
具21を狭持する狭持部22が設けられ、この狭持部2
2でリード金具21を狭持すると共に、リード金具21
の他端は溝17内で整流用ダイオード6bのカソードと
接続されるのである。
【0015】さらに、部品固定板5には高電圧出力ケー
ブルを保持するケーブル保持部23を設けると共に、整
流用ダイオード6fに接続された高電圧側の抵抗器24
と低電圧側の抵抗器25がそれぞれの抵抗保持部26に
それぞれ装着される。そして、図5に示すように、収納
部18に収納された弾性導電部材20にはフォーカスボ
リュームケース7に設けられた可変抵抗部13(図示せ
ず)の先端の尖った形状の端子27が刺入されるのであ
る。
【0016】そして、この様にして組立てられた本発明
の一実施例においては、外装ケース1、低圧側コイル3
が巻回された1次コイルボビン2、高圧側コイル12が
複数層に巻回された2次コイルボビン4等については説
明しないが本発明の高圧発生用トランス装置には含まれ
るものである。
【0017】このように構成した高圧発生用トランス装
置においては、溝17の内でリード金具21の他端を整
流用ダイオード6bのカソードに接続し、さらにリード
金具21の先端の尖った形状の一端を弾性導電部材20
に刺入させると共に、弾性導電部材20にはフォーカス
ボリュームケース7に設けられた可変抵抗部13の先端
の尖った端子27を刺入させて導通させている。このよ
うに弾性導電部材20にリード金具21と可変抵抗部1
3の端子27をそれぞれ刺入させることによって、従来
例に見られた整流用ダイオード6bのカソードと高圧側
コイル12cの接続部に一端が接続され、他端がフォー
カスボリュームケース7の可変抵抗部13の端子14に
接続されるリード線10と、それぞれを半田付けする作
業が不要となる。そして、このように弾性導電部材20
にリード金具21と可変抵抗部13の端子27を刺入す
ることによって、この間をリードする導体の長さが短く
なり、高電圧出力に含まれるリップル成分を減少させる
ことができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の高圧発生用トラン
ス装置では、整流用ダイオードの内の1つのカソードと
L字形状に屈曲されたリード金具の一端を接続すると共
に、リード金具の他端を弾性導電部材に刺入し、弾性導
電部材には可変抵抗部の端子が刺入されたので、導体の
長さが短くなり高電圧出力に含まれるリップル成分を減
少させ、半田付け作業を無くして品質を向上せることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における高圧発生用トランス
装置の部品固定板の斜視図
【図2】本発明の一実施例における高圧発生用トランス
装置の部品固定板の裏側の正面図
【図3】本発明の一実施例における高圧発生用トランス
装置の部品固定板に弾性導電部材を収納した断面図
【図4】本発明の一実施例における高圧発生用トランス
装置の部品固定板の金具狭持部でリード金具を狭持する
斜視図
【図5】本発明の一実施例における高圧発生用トランス
装置の部品固定板に収納した弾性導電部材にフォーカス
ボリュームに設けられた可変抵抗部の端子を刺入する斜
視図
【図6】従来の高圧発生用トランス装置の構成を説明す
る斜視図
【図7】(a)は従来の高圧発生用トランス装置の部品
固定板の斜視図 (b)は従来の高圧発生用トランス装置のフォーカスボ
リュームケースの可変抵抗部の端子にリード線を接続す
る斜視図
【図8】従来の高圧発生用トランス装置の回路図
【図9】従来の高圧発生用トランス装置の高圧側コイル
の各層の電圧波形と電圧を示す図
【符号の説明】
1 外装ケース 2 1次コイルボビン 3 低圧側コイル 4 2次コイルボビン 5 部品固定板 6b,6f 整流用ダイオード 7 フォーカスボリュームケース 10 リード線 12,12c 高圧側コイル 13 可変抵抗部 14,27 端子 17 溝 18 収納部 19 挿入孔 20 弾性導電部材 21 リード金具 22 狭持部 23 ケーブル保持部 24,25 抵抗器 26 抵抗保持部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低圧側コイルを巻回した1次コイルボビン
    の外側に、高圧側コイルを複数層巻回した2次コイルボ
    ビンを嵌挿し、前記高圧側コイルの誘起した電圧を整流
    する複数の整流用ダイオードを装着した部品固定板を前
    記2次コイルボビンと共に外装ケース内に収納し、前記
    外装ケースの周側部にフォーカス電圧及びスクリーン電
    圧を調整する可変抵抗部を収容したフォーカスボリュー
    ムケースを取り付け、前記整流用ダイオードの内の1つ
    のカソードとL字形状に屈曲されたリード金具の一端を
    接続すると共に、前記リード金具の他端を弾性導電部材
    に刺入し、前記弾性導電部材には前記可変抵抗部の端子
    が刺入されたことを特徴とする高圧発生用トランス装
    置。
JP7146017A 1995-06-13 1995-06-13 高圧発生用トランス装置 Pending JPH08339933A (ja)

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