JPH0680616B2 - フライバツクトランス - Google Patents
フライバツクトランスInfo
- Publication number
- JPH0680616B2 JPH0680616B2 JP60275344A JP27534485A JPH0680616B2 JP H0680616 B2 JPH0680616 B2 JP H0680616B2 JP 60275344 A JP60275344 A JP 60275344A JP 27534485 A JP27534485 A JP 27534485A JP H0680616 B2 JPH0680616 B2 JP H0680616B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing plate
- component fixing
- hollow
- flyback transformer
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/42—Flyback transformers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はカラーテレビジョン受像機(以下、CTVと記
す)に使用するフライバックトランス(以下、FBTと記
す)に関するものである。
す)に使用するフライバックトランス(以下、FBTと記
す)に関するものである。
従来の技術 従来のこの種のFBTは第3図,第4図のような構造にな
っていた。すなわち、FBTの外装ケース1の高圧端子部1
bに高圧リード5が挿入され、二次側コイルの端末に接
続している抵抗9と高圧リードの芯線部5aが半田付さ
れ、高圧リード5と外装ケース1はゴムカバ−4によっ
て被われている。
っていた。すなわち、FBTの外装ケース1の高圧端子部1
bに高圧リード5が挿入され、二次側コイルの端末に接
続している抵抗9と高圧リードの芯線部5aが半田付さ
れ、高圧リード5と外装ケース1はゴムカバ−4によっ
て被われている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このようなものでは、高圧リード5が長く、
又、ゴムにて成形されるアノードキャップ12を備えてい
る為固定できなく、二次側コイルボビンに一次側コイル
ボビンを挿入し、数個のコイルに分割された二次側コイ
ルを接続する為のダイオード8、抵抗9を固定している
部品固定板2を前記二次側コイルボビンと組み合せ、二
次側コイルボビンの端末を巻回している高圧端子ピン13
とダイオード8のリード、抵抗9のリードと半田付け
し、抵抗リードと高圧リード5の芯線部5aと半田付け
し、トランス本体に外装ケース1を挿入する時、コアー
14を組み込む時、且つFBTの耐電圧、電気特性等の検査
を行なう上で作業性が悪くなるという問題がある。
又、ゴムにて成形されるアノードキャップ12を備えてい
る為固定できなく、二次側コイルボビンに一次側コイル
ボビンを挿入し、数個のコイルに分割された二次側コイ
ルを接続する為のダイオード8、抵抗9を固定している
部品固定板2を前記二次側コイルボビンと組み合せ、二
次側コイルボビンの端末を巻回している高圧端子ピン13
とダイオード8のリード、抵抗9のリードと半田付け
し、抵抗リードと高圧リード5の芯線部5aと半田付け
し、トランス本体に外装ケース1を挿入する時、コアー
14を組み込む時、且つFBTの耐電圧、電気特性等の検査
を行なう上で作業性が悪くなるという問題がある。
問題点を解決するための手段 そして、上記問題点を解決する本発明の技術的な手段
は、部品固定板に金属棒を固定し、外装ケースには金属
棒の周囲に位置する中空の絶縁筒を設けてなるものであ
る。
は、部品固定板に金属棒を固定し、外装ケースには金属
棒の周囲に位置する中空の絶縁筒を設けてなるものであ
る。
又、高圧リード部は、高圧リードに前記部品固定板に固
定された円筒状の金属棒に合致するリセプタクルを圧着
し、二重の中空の絶縁筒を一体成形してなる高圧端子カ
バーに挿入し、且つ高圧端子カバーの最内側の中空部に
絶縁用樹脂を注入硬化し、高圧端子カバーの外周部と高
圧リードの高圧端子カバーより露出された部分にゴムカ
バーにて被ってなるものである。
定された円筒状の金属棒に合致するリセプタクルを圧着
し、二重の中空の絶縁筒を一体成形してなる高圧端子カ
バーに挿入し、且つ高圧端子カバーの最内側の中空部に
絶縁用樹脂を注入硬化し、高圧端子カバーの外周部と高
圧リードの高圧端子カバーより露出された部分にゴムカ
バーにて被ってなるものである。
作用 この技術的手段によりCTVのブラウン管への高電圧の供
給部は端子化され、すでに端子化されているホーカス電
圧、スクリーン電圧を供給するボリウムとともにFBTとC
TVの接続部は全て端子化されたことになる。
給部は端子化され、すでに端子化されているホーカス電
圧、スクリーン電圧を供給するボリウムとともにFBTとC
TVの接続部は全て端子化されたことになる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
る。
第1図,第2図において、1はFBTの外装ケース、2は
部品固定板で、この部品固定板2にはフランジ6bを有す
る金属棒6が装着され、金属棒6の周囲にて絶縁用の中
空の絶縁筒2aが部品固定板2と一体成形され、前記中空
の絶縁筒2aの周囲にはゴムにて成形されたリング10が装
着されており、外装ケース1には絶縁筒1aが一体成形さ
れている。二次側コイルボビンに一次側コイルボビンが
挿入され、二次側コイルボビンに部品固定板2を組み合
わせたトランス部に外装ケース1が挿入され、FBT本体
を形成する。
部品固定板で、この部品固定板2にはフランジ6bを有す
る金属棒6が装着され、金属棒6の周囲にて絶縁用の中
空の絶縁筒2aが部品固定板2と一体成形され、前記中空
の絶縁筒2aの周囲にはゴムにて成形されたリング10が装
着されており、外装ケース1には絶縁筒1aが一体成形さ
れている。二次側コイルボビンに一次側コイルボビンが
挿入され、二次側コイルボビンに部品固定板2を組み合
わせたトランス部に外装ケース1が挿入され、FBT本体
を形成する。
一方、高圧リード5には、部品固定板2に装着された金
属棒6に合致するリセプタクル7が圧着され、絶縁筒2a
の周囲に二重の中空の絶縁筒3b,3cを一体成形してなる
高圧端子カバー3に、リセプタクル7を圧着した高圧リ
ードを挿入し、高圧端子カバー3の最内側の中空部と高
圧リード5間に絶縁用注型樹脂11を注入硬化し、高圧端
子カバー3の外周と、高圧リード5の高圧端子カバー3
より露出部にはゴムにて成形されたゴムカバー4にて被
われている。なお、12は絶縁用樹脂である。
属棒6に合致するリセプタクル7が圧着され、絶縁筒2a
の周囲に二重の中空の絶縁筒3b,3cを一体成形してなる
高圧端子カバー3に、リセプタクル7を圧着した高圧リ
ードを挿入し、高圧端子カバー3の最内側の中空部と高
圧リード5間に絶縁用注型樹脂11を注入硬化し、高圧端
子カバー3の外周と、高圧リード5の高圧端子カバー3
より露出部にはゴムにて成形されたゴムカバー4にて被
われている。なお、12は絶縁用樹脂である。
この結果、FBT本体と高圧リード部は分離し、FBT本体か
ら高圧リードはなくなり、さらに端子化されたボリウム
16を使用することにより、FBT本体からリード線全てが
なくなり、作業性が向上し自動化も可能となる。
ら高圧リードはなくなり、さらに端子化されたボリウム
16を使用することにより、FBT本体からリード線全てが
なくなり、作業性が向上し自動化も可能となる。
発明の効果 本発明は、FBT本体からCTVのブラウン管のアノード部、
ホーカス部、スクリーン部への電圧を供給する各リード
をなくし端子化したので、FBTを製造するうえで、大幅
な作業性向上あるいは自動化を可能とし工数削減がで
き、しかも次のような効果を奏する。
ホーカス部、スクリーン部への電圧を供給する各リード
をなくし端子化したので、FBTを製造するうえで、大幅
な作業性向上あるいは自動化を可能とし工数削減がで
き、しかも次のような効果を奏する。
すなわち本発明では、FBTの電圧供給部が全て端子化さ
れている為、CTVを作る上においては、固定ができにく
い高圧リード,アノードキャップがなく、CTVの基板挿
入時の自動挿入が可能となり、且つCTVの製造工程の途
中に行なう電気点検もFBTの電圧供給部が一定の位置に
ある為、自動機にて点検でき、CTVを製造する上におい
ても自動化が可能となり、大幅な工数削減となる。
れている為、CTVを作る上においては、固定ができにく
い高圧リード,アノードキャップがなく、CTVの基板挿
入時の自動挿入が可能となり、且つCTVの製造工程の途
中に行なう電気点検もFBTの電圧供給部が一定の位置に
ある為、自動機にて点検でき、CTVを製造する上におい
ても自動化が可能となり、大幅な工数削減となる。
第1図は本発明の一実施例を示すFBTの要部断面図、第
2図は同正面図、第3図は従来のFBTを示す要部断面
図、第4図は同正面図である。 1……外装ケース、2……部品固定板、3……高圧端子
カバー、4……ゴムカバー、5……高圧リード、6……
金属棒、7……リセプタクル、10……リング、11……絶
縁用樹脂。
2図は同正面図、第3図は従来のFBTを示す要部断面
図、第4図は同正面図である。 1……外装ケース、2……部品固定板、3……高圧端子
カバー、4……ゴムカバー、5……高圧リード、6……
金属棒、7……リセプタクル、10……リング、11……絶
縁用樹脂。
Claims (2)
- 【請求項1】部品を固定する部品固定板を有するフライ
バックトランスにおいて、前記部品固定板の一端に中空
の絶縁筒を備え、前記中空の絶縁筒の底部と前記部品固
定板の接合部に貫通孔を設け、この貫通孔にフランジ部
を有した金属棒を挿入し、前記金属棒とフライバックト
ランスの二次側コイルの端末に接続されている抵抗ある
いは二次側コイルの端末を半田付し、前記部品固定板の
絶縁筒の外周に、中空の弾性を有するリングを嵌合し、
外装ケースに、前記リングを嵌合したフライバックトラ
ンス。 - 【請求項2】部品を固定する部品固定板を有するフライ
バックトランスにおいて、前記部品固定板の一端に中空
の絶縁筒を備え、前記中空の絶縁筒の底部と前記部品固
定板の接合部の貫通孔に、フランジ部を有した金属棒を
挿入し、前記金属棒とフライバックトランスの二次側コ
イルの端末に接続されている抵抗あるいは二次側コイル
の端末を半田付し、前記部品固定板の絶縁筒の外周に、
中空の弾性を有するリングを嵌合し、外装ケースに、前
記リングを嵌合し、高電圧をブラウン管に供給する高圧
リードにリセプタクルを圧着し、中空の絶縁筒の外周に
中空の二重絶縁筒を一体成形した高圧端子カバーを装着
し、この高圧端子カバーに前記リセプタクルを圧着した
高圧リードを挿入し、前記高圧端子カバーと高圧リード
の外周をゴムカバーで被い、前記高圧リードと接する前
記高圧端子カバーの最内側の中空部に絶縁用樹脂を注入
硬化したフライバックトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60275344A JPH0680616B2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | フライバツクトランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60275344A JPH0680616B2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | フライバツクトランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62134914A JPS62134914A (ja) | 1987-06-18 |
JPH0680616B2 true JPH0680616B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=17554162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60275344A Expired - Lifetime JPH0680616B2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | フライバツクトランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0680616B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0523516U (ja) * | 1991-09-04 | 1993-03-26 | 株式会社村田製作所 | フライバツクトランス |
-
1985
- 1985-12-06 JP JP60275344A patent/JPH0680616B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62134914A (ja) | 1987-06-18 |
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