JPH07109810B2 - 内燃機関用点火コイルおよびその製造方法 - Google Patents
内燃機関用点火コイルおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPH07109810B2 JPH07109810B2 JP2057429A JP5742990A JPH07109810B2 JP H07109810 B2 JPH07109810 B2 JP H07109810B2 JP 2057429 A JP2057429 A JP 2057429A JP 5742990 A JP5742990 A JP 5742990A JP H07109810 B2 JPH07109810 B2 JP H07109810B2
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- JP
- Japan
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- terminal
- winding
- bobbin
- high voltage
- ignition coil
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内燃機関用点火コイルに関し、特に２次巻線
の端部を接続する２次端子部分の構造および内燃機関用
点火コイルの製造方法に関する。
の端部を接続する２次端子部分の構造および内燃機関用
点火コイルの製造方法に関する。
従来、内燃機関用点火コイルの２次巻線端部を、ボビン
の巻線部の下面に設けた導電性の２次端子にはんだ付け
して高圧ターミナルを介して高圧電圧を外部に出力する
ものがある。
の巻線部の下面に設けた導電性の２次端子にはんだ付け
して高圧ターミナルを介して高圧電圧を外部に出力する
ものがある。
上述した従来の内燃機関用点火コイルでは、２次巻線端
部が接続される２次端子は、ボビンの巻線部の下面に位
置しているため巻線時に妨げになる。よって、２次端子
は巻線終了後にボビンに組み付けなくてはならず、巻線
機による自動からげが不可能であるという問題があっ
た。
部が接続される２次端子は、ボビンの巻線部の下面に位
置しているため巻線時に妨げになる。よって、２次端子
は巻線終了後にボビンに組み付けなくてはならず、巻線
機による自動からげが不可能であるという問題があっ
た。
そこで本発明は、２次端子を巻線部と対面して位置させ
る場合にも、２次巻線の巻線時に２次端子が妨げになる
ことがなく、しかも２次巻線の端部を２次巻線の巻線時
に２次端子に簡単にからげることができる点火コイルを
提供することを目的とする。
る場合にも、２次巻線の巻線時に２次端子が妨げになる
ことがなく、しかも２次巻線の端部を２次巻線の巻線時
に２次端子に簡単にからげることができる点火コイルを
提供することを目的とする。
また本発明は、２次端子の高圧ターミナルとの接続部を
巻線部と対面して位置させる構成においても、２次巻線
の巻線時に２次端子が妨げになることがなく、しかも２
次巻線の端部を２次巻線の巻線時に自動的に２次端子に
からげることができる点火コイルの製造方法を提供する
ことを目的とする。
巻線部と対面して位置させる構成においても、２次巻線
の巻線時に２次端子が妨げになることがなく、しかも２
次巻線の端部を２次巻線の巻線時に自動的に２次端子に
からげることができる点火コイルの製造方法を提供する
ことを目的とする。
本発明は上記問題点を解決するために、 １次巻線と２次巻線とこの２次巻線が巻かれたボビンを
含むコイル部と、 このコイル部を収納する樹脂ケースと、 前記２次巻線の２次高圧出力の端部がからげられると共
に前記ボビンつばに固着された導電性の２次補助端子
と、 前記ボビンの巻線部と対面して前記２次補助端子に組み
つけられた導電性の２次端子と、 外部に２次高圧出力を取出すために前記２次端子に接続
した高圧ターミナルと、を備えたことを特徴とする内燃
機関用点火コイルという技術的手段を採用する。
含むコイル部と、 このコイル部を収納する樹脂ケースと、 前記２次巻線の２次高圧出力の端部がからげられると共
に前記ボビンつばに固着された導電性の２次補助端子
と、 前記ボビンの巻線部と対面して前記２次補助端子に組み
つけられた導電性の２次端子と、 外部に２次高圧出力を取出すために前記２次端子に接続
した高圧ターミナルと、を備えたことを特徴とする内燃
機関用点火コイルという技術的手段を採用する。
なお、前記２次端子と前記高圧ターミナルとの間に電波
雑音防止用の抵抗器が配置され、前記２次端子には穴部
が形成され、この穴部に前記抵抗器の端子が圧入されて
いる構成を採用してもよい。
雑音防止用の抵抗器が配置され、前記２次端子には穴部
が形成され、この穴部に前記抵抗器の端子が圧入されて
いる構成を採用してもよい。
また、前記高圧ターミナルに棒状の接続部が一体に形成
され、かつ前記２次端子には穴部が形成され、この穴部
に前記接続部が圧入されている構成を採用してもよい。
され、かつ前記２次端子には穴部が形成され、この穴部
に前記接続部が圧入されている構成を採用してもよい。
なお、前記ボビンは、ボビン軸垂直方向に突出した２つ
の突起部を有し、該突起部に前記２次端子が架設されて
いる構成を採用してもよい。
の突起部を有し、該突起部に前記２次端子が架設されて
いる構成を採用してもよい。
また、本発明は上記問題点を解決するために、 １次巻線と２次巻線とこの２次巻線が巻かれる巻線部を
外周に持つボビンとを含むコイル部と、前記ボビンの巻
線部と対向する位置に配置され外部に２次高圧出力を取
り出すための高圧ターミナルと、この高圧ターミナルと
前記２次巻線との間を接続する２次端子とを備える内燃
機関用点火コイルの製造方法であって、前記２次端子が
前記ボビンの巻線部と対向していない状態においてこの
２次端子を前記ボビンに固定し、この状態において前記
ボビンの巻線部に対する前記２次巻線とこの２次巻線の
２次高圧出力の端部の前記２次端子へのからげとを自動
巻線機により自動的に行った後、前記２次端子の前記高
圧ターミナルとの接続部を前記ボビンの巻線部外周と対
向して配置させ、この２次端子の前記高圧ターミナルと
の接続部に前記高圧ターミナルを接続する内燃機関用点
火コイルの製造方法という技術的手段を採用する。
外周に持つボビンとを含むコイル部と、前記ボビンの巻
線部と対向する位置に配置され外部に２次高圧出力を取
り出すための高圧ターミナルと、この高圧ターミナルと
前記２次巻線との間を接続する２次端子とを備える内燃
機関用点火コイルの製造方法であって、前記２次端子が
前記ボビンの巻線部と対向していない状態においてこの
２次端子を前記ボビンに固定し、この状態において前記
ボビンの巻線部に対する前記２次巻線とこの２次巻線の
２次高圧出力の端部の前記２次端子へのからげとを自動
巻線機により自動的に行った後、前記２次端子の前記高
圧ターミナルとの接続部を前記ボビンの巻線部外周と対
向して配置させ、この２次端子の前記高圧ターミナルと
の接続部に前記高圧ターミナルを接続する内燃機関用点
火コイルの製造方法という技術的手段を採用する。
請求項１記載の本発明の構成によると、２次巻線の２次
高圧出力の端部から、２次補助端子および２次端子を介
して高圧ターミナルへ高圧出力がなされる。ここで、導
電性の２次補助端子はボビンつばに固着されており、２
次巻線の巻線時には妨げにならず、２次巻線の巻線時に
２次巻線端部が２次補助端子にからげられる。また、ボ
ビンの巻線部と対面する導電性の２次端子は、２次補助
端子に組みつけられた構成であるため、２次巻線を巻線
する時および２次巻線の２次高圧出力の端部を２次補助
端子にからげる時には２次端子が妨げになることがな
い。
高圧出力の端部から、２次補助端子および２次端子を介
して高圧ターミナルへ高圧出力がなされる。ここで、導
電性の２次補助端子はボビンつばに固着されており、２
次巻線の巻線時には妨げにならず、２次巻線の巻線時に
２次巻線端部が２次補助端子にからげられる。また、ボ
ビンの巻線部と対面する導電性の２次端子は、２次補助
端子に組みつけられた構成であるため、２次巻線を巻線
する時および２次巻線の２次高圧出力の端部を２次補助
端子にからげる時には２次端子が妨げになることがな
い。
なお、請求項２記載の本発明の構成によると、２次巻線
の２次高圧出力の端部と高圧ターミナルとの間にさらに
電波雑音防止用の抵抗器が介装され、２次端子の穴部に
抵抗器の端子が圧入されるので、簡単な構成で、しかも
簡単な組立て作業で２次端子が抵抗器に接続される。
の２次高圧出力の端部と高圧ターミナルとの間にさらに
電波雑音防止用の抵抗器が介装され、２次端子の穴部に
抵抗器の端子が圧入されるので、簡単な構成で、しかも
簡単な組立て作業で２次端子が抵抗器に接続される。
また、請求項３記載の本発明の構成によると、２次端子
の穴部に、高圧ターミナルの棒状の接続部が圧入される
ので、簡単な構成で、しかも簡単な組立て作業で２次端
子が高圧ターミナルに接続される。
の穴部に、高圧ターミナルの棒状の接続部が圧入される
ので、簡単な構成で、しかも簡単な組立て作業で２次端
子が高圧ターミナルに接続される。
さらに、請求項４記載の本発明の構成によると、２次端
子が２つの突起部の間に架設されるので確実に支持され
る。
子が２つの突起部の間に架設されるので確実に支持され
る。
また、請求項５記載の本発明の製造方法によると、ボビ
ンへの２次巻線の巻線と、２次端子への２次巻線のから
げとを自動巻線機により自動的に行い、その後に、２次
端子の高圧ターミナルの接続部を巻線外周部と対向して
配置させているから、２次端子の高圧ターミナルとの接
続部が巻線作業およびからげ作業の妨げになることがな
い。
ンへの２次巻線の巻線と、２次端子への２次巻線のから
げとを自動巻線機により自動的に行い、その後に、２次
端子の高圧ターミナルの接続部を巻線外周部と対向して
配置させているから、２次端子の高圧ターミナルとの接
続部が巻線作業およびからげ作業の妨げになることがな
い。
本発明を図面に基づいて説明する。
第１図は本発明点火コイルの第１実施例を示す断面図で
ある。１は一対の導電性金具1Aを内部に一体成形したコ
ネクタ、1Bはコネクタ１に対する樹脂材の固着を防止す
るためのプレートであり、コネクタ１に一体成形されて
いる。３は１次巻線（図示せず）と２次巻線3Aとこの２
次巻線3Aが複数の巻溝に巻かれているボビン3Bとを含む
コイル部であり、１次巻線は鉄心５にて２次巻線3Aと同
心的に巻かれている。２はこのコイル部３を横置きで収
納する樹脂ケースで、その下部には筒部2Aが一体形成さ
れていて、この筒部2Aの内部下方にはキャップ状の高圧
ターミナル12が固着してある。3Fは金具1Aに接続される
１次巻線の端部をなす銅線、3Cはボビン3Bの端部に一体
形成したボビンつばであり、3Dはこのボビンは3Cに一体
成形したボビンつば3Cの外径方向に伸びる突起部であ
り、この突起部3D上に銅線をひっかけるＬ字形の突起3E
が一体形成されている。４は樹脂ケース２内に注入され
コイル部３を固定する熱硬化性の絶縁樹脂材である。６
は突起部3Dに設けた穴（図示せず）に圧入することによ
って突起部3Dに固着された導電性の補助端子であり、そ
の先端はボビンつば3Cより径方向に延びている。７はこ
の２次補助端子６に嵌合により組みつけられる導電性の
２次端子であり、ボビン3Bの巻線部と対面して配置して
ある。９は電波雑音防止用抵抗器８の一方の端子であ
り、２次端子７の中央に設けた穴部に圧入されていて、
この穴部の周縁に設けた突起7Aに電気的に接続されてい
る。10は抵抗器８の他方の端子であり、キャップ状の高
圧ターミナル12の上端穴部12Aに圧入固定されている。
又このキャップ状の高圧ターミナル12は点火プラグ（図
示せず）に電気的に接続されるスプリング13が収納して
ある。11は抵抗器８を筒部2A内に垂直に保つため筒部2A
内に一体形成したリブである。
ある。１は一対の導電性金具1Aを内部に一体成形したコ
ネクタ、1Bはコネクタ１に対する樹脂材の固着を防止す
るためのプレートであり、コネクタ１に一体成形されて
いる。３は１次巻線（図示せず）と２次巻線3Aとこの２
次巻線3Aが複数の巻溝に巻かれているボビン3Bとを含む
コイル部であり、１次巻線は鉄心５にて２次巻線3Aと同
心的に巻かれている。２はこのコイル部３を横置きで収
納する樹脂ケースで、その下部には筒部2Aが一体形成さ
れていて、この筒部2Aの内部下方にはキャップ状の高圧
ターミナル12が固着してある。3Fは金具1Aに接続される
１次巻線の端部をなす銅線、3Cはボビン3Bの端部に一体
形成したボビンつばであり、3Dはこのボビンは3Cに一体
成形したボビンつば3Cの外径方向に伸びる突起部であ
り、この突起部3D上に銅線をひっかけるＬ字形の突起3E
が一体形成されている。４は樹脂ケース２内に注入され
コイル部３を固定する熱硬化性の絶縁樹脂材である。６
は突起部3Dに設けた穴（図示せず）に圧入することによ
って突起部3Dに固着された導電性の補助端子であり、そ
の先端はボビンつば3Cより径方向に延びている。７はこ
の２次補助端子６に嵌合により組みつけられる導電性の
２次端子であり、ボビン3Bの巻線部と対面して配置して
ある。９は電波雑音防止用抵抗器８の一方の端子であ
り、２次端子７の中央に設けた穴部に圧入されていて、
この穴部の周縁に設けた突起7Aに電気的に接続されてい
る。10は抵抗器８の他方の端子であり、キャップ状の高
圧ターミナル12の上端穴部12Aに圧入固定されている。
又このキャップ状の高圧ターミナル12は点火プラグ（図
示せず）に電気的に接続されるスプリング13が収納して
ある。11は抵抗器８を筒部2A内に垂直に保つため筒部2A
内に一体形成したリブである。
第２図は２次端子部分の構造を拡大して示した正面図、
第３図は２次補助端子の取りつけ状態を拡大して示した
図である。
第３図は２次補助端子の取りつけ状態を拡大して示した
図である。
前述した２次端子７は、Ｕ字形の嵌合接続部7B、この接
続部7Bより水平方向に延びた後、上方に向って直角に折
れ曲がったＬ字形板部7C、このＬ字形板部7Cの水平方向
に延びる部分のほぼ中央に形成した穴部7Dおよびこの穴
部7Dの周縁に設けた突起7Aを有する金属板より構成され
ている。
続部7Bより水平方向に延びた後、上方に向って直角に折
れ曲がったＬ字形板部7C、このＬ字形板部7Cの水平方向
に延びる部分のほぼ中央に形成した穴部7Dおよびこの穴
部7Dの周縁に設けた突起7Aを有する金属板より構成され
ている。
嵌合接続部7Bは２次補助端子６にはめ込みにより組みつ
けられている。又このときＬ字形板部7Cはボビン３の溝
山からボビン軸垂直方向に伸びる突起棒31にかけられ
て、２次端子７はボビン軸と平行になるように固定され
ている。抵抗器８の一方の端子９は穴部7Dに圧入され、
この穴部7Dの周縁に設けた導電性の突起7Aと電気的に接
続されている。
けられている。又このときＬ字形板部7Cはボビン３の溝
山からボビン軸垂直方向に伸びる突起棒31にかけられ
て、２次端子７はボビン軸と平行になるように固定され
ている。抵抗器８の一方の端子９は穴部7Dに圧入され、
この穴部7Dの周縁に設けた導電性の突起7Aと電気的に接
続されている。
２次補助端子６は土字形の金属性の平板であり、折り曲
げ部6B、凹部6Aと圧入部6Cより構成されている。つば3C
に一体形成した突起部3Dの穴部3Gに圧入部6Cを圧入する
ことにより２次補助端子６が突起部3Dに固着してある。
又、２次巻線3Aの端部をなす銅線3Hは突起3Dに一体形成
したＬ字状の突起3Eにかけられており、そして凹部6Aに
からませてある。
げ部6B、凹部6Aと圧入部6Cより構成されている。つば3C
に一体形成した突起部3Dの穴部3Gに圧入部6Cを圧入する
ことにより２次補助端子６が突起部3Dに固着してある。
又、２次巻線3Aの端部をなす銅線3Hは突起3Dに一体形成
したＬ字状の突起3Eにかけられており、そして凹部6Aに
からませてある。
以下に本発明点火コイルの組み付け方法を示す。まず、
電波雑音防止用抵抗器８の一方の端子10を高圧ターミナ
ル12の上端に設けた上端穴部12Aに圧入させる。
電波雑音防止用抵抗器８の一方の端子10を高圧ターミナ
ル12の上端に設けた上端穴部12Aに圧入させる。
次に、自動巻線機によってボビン3Bに２次巻線3Aが巻か
れた後、自動的に２次巻線3Aの端部をなす銅線が撚線さ
れて、この撚線された銅線3HがＬ字形の突起3Eにかけら
れた後、２次補助端子６の凹部6Aにからげられる。ここ
までが自動巻線機により自動化される。その後、２次端
子７を２次補助端子に組みつけて、銅線3H、２次補助端
子６、２次端子７の嵌合接続部7Bをはんだ付けする。こ
のように構成されたコイル部３をケース２内に横置きで
入れて、抵抗機８の他方の端子９を穴部7Bに圧入し、こ
の穴部7Bの周縁に設けた突起7Aと電気的に接続させる。
その後、熱硬化性樹脂４を樹脂ケース２の開口部より真
空注入してコイル部３及び抵抗体８を固定する。
れた後、自動的に２次巻線3Aの端部をなす銅線が撚線さ
れて、この撚線された銅線3HがＬ字形の突起3Eにかけら
れた後、２次補助端子６の凹部6Aにからげられる。ここ
までが自動巻線機により自動化される。その後、２次端
子７を２次補助端子に組みつけて、銅線3H、２次補助端
子６、２次端子７の嵌合接続部7Bをはんだ付けする。こ
のように構成されたコイル部３をケース２内に横置きで
入れて、抵抗機８の他方の端子９を穴部7Bに圧入し、こ
の穴部7Bの周縁に設けた突起7Aと電気的に接続させる。
その後、熱硬化性樹脂４を樹脂ケース２の開口部より真
空注入してコイル部３及び抵抗体８を固定する。
又、コネクタ１はコイル部３を樹脂ケース２に入れる前
にコイル部３に嵌合させて１次巻線の端部をなす銅線と
コネクタ１内に一体成形された金具1Aとがはんだ付けし
接続してある。ここで、プレート1Bがコネクタ１に一体
成形されているため、熱硬化性樹脂４をケース２内に注
入する際、この熱硬化性樹脂４がコネクタ１へ付着を防
止することができる。
にコイル部３に嵌合させて１次巻線の端部をなす銅線と
コネクタ１内に一体成形された金具1Aとがはんだ付けし
接続してある。ここで、プレート1Bがコネクタ１に一体
成形されているため、熱硬化性樹脂４をケース２内に注
入する際、この熱硬化性樹脂４がコネクタ１へ付着を防
止することができる。
本発明の第２実施例を第４図に基づいて説明する。
第１実施例と異なる点は、抵抗機８を用いないで直接高
圧ターミナル12を２次端子７に接続した点である。第４
図に示すように高圧ターミナル12の構成は、スプリング
13を収容するキャップ部12Bと、コイル部３方向に垂直
に伸びる円柱部12Cと２次端子７に接続する棒状の接続
部12Dとよりなる。この接続部12Dは２次端子７の穴部
（図示せず）に圧入され、この穴部の周縁に設けた突起
7Aと電気的に接続され、２次高圧電圧をこの高圧ターミ
ナル12を介して外部に出力する。
圧ターミナル12を２次端子７に接続した点である。第４
図に示すように高圧ターミナル12の構成は、スプリング
13を収容するキャップ部12Bと、コイル部３方向に垂直
に伸びる円柱部12Cと２次端子７に接続する棒状の接続
部12Dとよりなる。この接続部12Dは２次端子７の穴部
（図示せず）に圧入され、この穴部の周縁に設けた突起
7Aと電気的に接続され、２次高圧電圧をこの高圧ターミ
ナル12を介して外部に出力する。
請求項１記載の本発明の構成および作用によると、２次
巻線の巻線時に妨げとならない２次補助端子をボビンに
固着させているので、２次巻線の巻線時に２次巻線の端
部を２次補助端子に簡単にからげることができ、しかも
高圧ターミナルへの接続のための２次端子を巻線部と対
面して位置させることができる。
巻線の巻線時に妨げとならない２次補助端子をボビンに
固着させているので、２次巻線の巻線時に２次巻線の端
部を２次補助端子に簡単にからげることができ、しかも
高圧ターミナルへの接続のための２次端子を巻線部と対
面して位置させることができる。
また請求項５記載の本発明の製造方法によると、自動巻
線機による２次巻線の巻線時に自動的に２次巻線の端部
のからげを行うことができ、しかも２次端子の高圧ター
ミナルとの接続部を巻線部外周と対向して配置させるこ
とができる。
線機による２次巻線の巻線時に自動的に２次巻線の端部
のからげを行うことができ、しかも２次端子の高圧ター
ミナルとの接続部を巻線部外周と対向して配置させるこ
とができる。
第１図は本発明点火コイルの第１実施例を示す断面図、
第２図は２次端子の拡大構成図、第３図（Ａ）〜（Ｃ）
は２次補助端子の拡大構成図であり、第３図（Ａ）は正
面図、第３図（Ｂ）は側面図、第３図（Ｃ）は底面図で
ある。 第４図は本発明点火コイルの第２実施例を示す断面図で
ある。 １……コネクタ,2……樹脂ケース,3……コイル部,6……
２次補助端子,7……２次端子,12……高圧ターミナル,8
……抵抗器。
第２図は２次端子の拡大構成図、第３図（Ａ）〜（Ｃ）
は２次補助端子の拡大構成図であり、第３図（Ａ）は正
面図、第３図（Ｂ）は側面図、第３図（Ｃ）は底面図で
ある。 第４図は本発明点火コイルの第２実施例を示す断面図で
ある。 １……コネクタ,2……樹脂ケース,3……コイル部,6……
２次補助端子,7……２次端子,12……高圧ターミナル,8
……抵抗器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 7522−5Ｅ ５０１ Ｑ
Claims (5)
- 【請求項１】１次巻線と２次巻線とこの２次巻線が巻か
れたボビンを含むコイル部と、 このコイル部を収納する樹脂ケースと、 前記２次巻線の２次高圧出力の端部がからげられると共
に前記ボビンつばに固着された導電性の２次補助端子
と、 前記ボビンの巻線部と対面して前記２次補助端子に組み
つけられた導電性の２次端子と、 外部に２次高圧出力を取出すために前記２次端子に接続
した高圧ターミナルと、 を備えたことを特徴とする内燃機関用点火コイル。 - 【請求項２】前記２次端子と前記高圧ターミナルとの間
に電波雑音防止用の抵抗器が配置され、前記２次端子に
は穴部が形成され、この穴部に前記抵抗器の端子が圧入
されている請求項１記載の内燃機関用点火コイル。 - 【請求項３】前記高圧ターミナルに棒状の接続部が一体
に形成され、かつ前記２次端子には穴部が形成され、こ
の穴部に前記接続部が圧入されている請求項１記載の内
燃機関用点火コイル。 - 【請求項４】前記ボビンは、ボビン軸垂直方向に突出し
た２つの突起部を有し、該突起部に前記２次端子が架設
されている請求項１ないし３のいずれかに記載の内燃機
関用点火コイル。 - 【請求項５】１次巻線と２次巻線とこの２次巻線が巻か
れる巻線部を外周に持つボビンとを含むコイル部と、前
記ボビンの巻線部と対向する位置に配置され外部に２次
高圧出力を取り出すための高圧ターミナルと、この高圧
ターミナルと前記２次巻線との間を接続する２次端子と
を備える内燃機関用点火コイルの製造方法であって、前
記２次端子が前記ボビンの巻線部と対向していない状態
においてこの２次端子を前記ボビンに固定し、この状態
において前記ボビンの巻線部に対する前記２次巻線の巻
線とこの２次巻線の２次高圧出力の端部の前記２次端子
へのからげとを自動巻線機により自動的に行った後、前
記２次端子の前記高圧ターミナルとの接続部を前記ボビ
ンの巻線部外周と対向して配置させ、この２次端子の前
記高圧ターミナルとの接続部に前記高圧ターミナルを接
続する内燃機関用点火コイルの製造方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2057429A JPH07109810B2 (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 内燃機関用点火コイルおよびその製造方法 |
| EP91102106A EP0445557B1 (en) | 1990-03-08 | 1991-02-14 | Ignition coil for internal combustion engine |
| DE69103553T DE69103553T2 (de) | 1990-03-08 | 1991-02-14 | Zündspule für Verbrennungsmotor. |
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