JP3484938B2 - 内燃機関用点火コイル - Google Patents
内燃機関用点火コイルInfo
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Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用点火コ
イルに関し、特にプラグホールに直接搭載するスティッ
ク状の内燃機関用点火コイルに関する。
イルに関し、特にプラグホールに直接搭載するスティッ
ク状の内燃機関用点火コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスティック状の内燃機関用点火コ
イル(以下、「内燃機関用点火コイル」を点火コイルと
いう)として、軸中心に棒状のコアを配設し、その外周
に一次コイルおよび二次コイルを巻回した樹脂製のスプ
ール、さらにその外周に外周コアを配設し、点火コイル
のハウジング内に部材間の絶縁材として樹脂を充填する
ものが知られている。ハウジング内に充填する樹脂は絶
縁材としてだけではなく、コイルの線材間に浸透しコイ
ルの巻線崩れを防ぐ役割を果たしている。
イル(以下、「内燃機関用点火コイル」を点火コイルと
いう)として、軸中心に棒状のコアを配設し、その外周
に一次コイルおよび二次コイルを巻回した樹脂製のスプ
ール、さらにその外周に外周コアを配設し、点火コイル
のハウジング内に部材間の絶縁材として樹脂を充填する
ものが知られている。ハウジング内に充填する樹脂は絶
縁材としてだけではなく、コイルの線材間に浸透しコイ
ルの巻線崩れを防ぐ役割を果たしている。
【0003】外周コアはハウジング内で直接樹脂絶縁材
と接しているので、熱膨張率の異なる外周コアと樹脂絶
縁材とが温度変化により膨張および収縮を繰り返すと、
外周コアの端部角部と接する樹脂絶縁材に絶縁欠損部で
あるクラック(crack) が発生することがある。低電圧部
である外周コアと接する樹脂絶縁材にクラックが発生す
ると、高電圧部である二次コイルや高圧ターミナルと外
周コアとの間でクラックを通って放電する恐れがある。
高電圧部と低電圧部との間で放電が発生すると、点火装
置である点火プラグに印加する電圧が低下するので点火
プラグに所望の高電圧を印加できなくなる。
と接しているので、熱膨張率の異なる外周コアと樹脂絶
縁材とが温度変化により膨張および収縮を繰り返すと、
外周コアの端部角部と接する樹脂絶縁材に絶縁欠損部で
あるクラック(crack) が発生することがある。低電圧部
である外周コアと接する樹脂絶縁材にクラックが発生す
ると、高電圧部である二次コイルや高圧ターミナルと外
周コアとの間でクラックを通って放電する恐れがある。
高電圧部と低電圧部との間で放電が発生すると、点火装
置である点火プラグに印加する電圧が低下するので点火
プラグに所望の高電圧を印加できなくなる。
【0004】また、例えばコイルとターミナルとを接続
する引出線にまでクラックが達すると、引出線が断線す
る恐れがある。スティック状の点火コイルではないが、
実公昭59−30501号公報に開示される点火コイル
では、コアの表面をエラストマーでオーバーコートする
ことによりコアの角部を覆っている。これにより、コア
の角部とエポキシ樹脂とが直接接することを防止し、コ
アの角部付近のエポキシ樹脂にクラックが発生すること
を抑制している。
する引出線にまでクラックが達すると、引出線が断線す
る恐れがある。スティック状の点火コイルではないが、
実公昭59−30501号公報に開示される点火コイル
では、コアの表面をエラストマーでオーバーコートする
ことによりコアの角部を覆っている。これにより、コア
の角部とエポキシ樹脂とが直接接することを防止し、コ
アの角部付近のエポキシ樹脂にクラックが発生すること
を抑制している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スティ
ック状の点火コイルはプラグホールの内径に合わせて外
径が規制されるので、実公昭59−30501号公報に
開示される点火コイルのように外周コアにコーティング
するとコーティングの厚み分点火コイルの外径が大きく
なるという問題がある。
ック状の点火コイルはプラグホールの内径に合わせて外
径が規制されるので、実公昭59−30501号公報に
開示される点火コイルのように外周コアにコーティング
するとコーティングの厚み分点火コイルの外径が大きく
なるという問題がある。
【0006】本発明の目的は、点火コイルの径方向の体
格を大型化することなく外周コアの軸方向の端部内周角
部付近の樹脂絶縁材にクラックが発生することを抑制
し、所望の高電圧を発生する点火コイルを提供すること
にある。本発明の他の目的は、外周コアの軸方向の端部
内周角部を覆う角部材の組付けが容易な点火コイルを提
供することにある。
格を大型化することなく外周コアの軸方向の端部内周角
部付近の樹脂絶縁材にクラックが発生することを抑制
し、所望の高電圧を発生する点火コイルを提供すること
にある。本発明の他の目的は、外周コアの軸方向の端部
内周角部を覆う角部材の組付けが容易な点火コイルを提
供することにある。
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
点火コイルによると、一次コイルおよび二次コイルの外
周に配設される外周コアの軸方向の端部内周角部を角部
材が覆うことにより、外周コアの端部内周角部に絶縁樹
脂が直接接することを防止する。したがって、熱膨張率
の異なる外周コアおよび樹脂絶縁材が温度変化に伴い膨
張および収縮を繰り返しても、角部材で覆われた外周コ
アの端部内周角部付近の樹脂絶縁材に絶縁欠損部として
のクラックが発生することを抑制できる。これにより、
高電圧部としての二次コイルや高圧ターミナル等と低電
圧部としての外周コアとの間で放電することを抑制でき
るので、点火プラグに印加する電圧が低下することを防
止し所望の高電圧を点火プラグに印加できる。
点火コイルによると、一次コイルおよび二次コイルの外
周に配設される外周コアの軸方向の端部内周角部を角部
材が覆うことにより、外周コアの端部内周角部に絶縁樹
脂が直接接することを防止する。したがって、熱膨張率
の異なる外周コアおよび樹脂絶縁材が温度変化に伴い膨
張および収縮を繰り返しても、角部材で覆われた外周コ
アの端部内周角部付近の樹脂絶縁材に絶縁欠損部として
のクラックが発生することを抑制できる。これにより、
高電圧部としての二次コイルや高圧ターミナル等と低電
圧部としての外周コアとの間で放電することを抑制でき
るので、点火プラグに印加する電圧が低下することを防
止し所望の高電圧を点火プラグに印加できる。
【0009】 さらに、外周コアの端部内周角部だけを
覆うことにより、点火コイルの体格を径方向に拡大する
ことなく外周コアの端部内周角部付近の樹脂絶縁材にク
ラックが発生することを抑制できる。さらに、角部材を
弾性体で形成することにより、熱膨張率の異なる外周コ
アと樹脂絶縁材との熱膨張率の差を角部材が弾性変形す
ることにより吸収することができる。したがって、外周
コアの端部内周角部において絶縁樹脂材にクラックが発
生することをさらに良好に抑制することができる。さら
に、一次スプールに形成された取付部に角部材を取付け
ることにより、一次スプールに角部材を取付けた状態で
外周コアに一次スプールを挿入することができる。した
がって、挿入時において一次スプールから角部材が外れ
にくいので、組付け性が向上し組付け工数を低減するこ
とができる。
覆うことにより、点火コイルの体格を径方向に拡大する
ことなく外周コアの端部内周角部付近の樹脂絶縁材にク
ラックが発生することを抑制できる。さらに、角部材を
弾性体で形成することにより、熱膨張率の異なる外周コ
アと樹脂絶縁材との熱膨張率の差を角部材が弾性変形す
ることにより吸収することができる。したがって、外周
コアの端部内周角部において絶縁樹脂材にクラックが発
生することをさらに良好に抑制することができる。さら
に、一次スプールに形成された取付部に角部材を取付け
ることにより、一次スプールに角部材を取付けた状態で
外周コアに一次スプールを挿入することができる。した
がって、挿入時において一次スプールから角部材が外れ
にくいので、組付け性が向上し組付け工数を低減するこ
とができる。
【0010】
【0011】 本発明の請求項3記載の点火コイルによ
ると、外周コアに組付けた状態で角部材は外周コアの端
部内周角部を断面L字状で覆えばよいので、組付ける前
の状態で角部材の断面がL字状である必要はない。した
がって、例えばある程度の厚みがあり外周コアの端部内
周角部の形状に追随できる部材であれば、組付け前の状
態で板状に形成されていてもよい。これにより、角部材
の加工が容易になる。
ると、外周コアに組付けた状態で角部材は外周コアの端
部内周角部を断面L字状で覆えばよいので、組付ける前
の状態で角部材の断面がL字状である必要はない。した
がって、例えばある程度の厚みがあり外周コアの端部内
周角部の形状に追随できる部材であれば、組付け前の状
態で板状に形成されていてもよい。これにより、角部材
の加工が容易になる。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例について図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による点火コイルを
図1、図2および図3に示す。
複数の実施例について図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による点火コイルを
図1、図2および図3に示す。
【0019】図1に示す点火コイル10は、図示しない
エンジンブロックの上部に気筒毎に形成されたプラグホ
ール内に収容され、図示しない点火プラグと図1の下側
で電気的に接続している。点火コイル10は樹脂材料か
らなる円筒状のハウジング11を備えており、このハウ
ジング11内に形成された収容室11aに、コアとして
の中心コア15、磁石16、17、二次スプール20、
二次コイル21、一次スプール23、一次コイル24、
外周コア25等が収容されている。ハウジング11はト
ランス部13に蓋部12が嵌合して構成されている。収
容室11aに充填されたエポキシ樹脂26は点火コイル
10内の各部材間に浸透し、樹脂絶縁材として部材間の
電気絶縁を確実なものとしている。
エンジンブロックの上部に気筒毎に形成されたプラグホ
ール内に収容され、図示しない点火プラグと図1の下側
で電気的に接続している。点火コイル10は樹脂材料か
らなる円筒状のハウジング11を備えており、このハウ
ジング11内に形成された収容室11aに、コアとして
の中心コア15、磁石16、17、二次スプール20、
二次コイル21、一次スプール23、一次コイル24、
外周コア25等が収容されている。ハウジング11はト
ランス部13に蓋部12が嵌合して構成されている。収
容室11aに充填されたエポキシ樹脂26は点火コイル
10内の各部材間に浸透し、樹脂絶縁材として部材間の
電気絶縁を確実なものとしている。
【0020】円柱状の中心コア15は薄い珪素鋼板を横
断面がほぼ円形となるように径方向に積層して組立てら
れている。コイルにより励磁されて発生する磁束の方向
とは逆方向の極性を有する磁石16、17はそれぞれ中
心コア15の軸方向両端に装着されている。また、中心
コア15の外周を絶縁材としてゴム材18が覆ってい
る。
断面がほぼ円形となるように径方向に積層して組立てら
れている。コイルにより励磁されて発生する磁束の方向
とは逆方向の極性を有する磁石16、17はそれぞれ中
心コア15の軸方向両端に装着されている。また、中心
コア15の外周を絶縁材としてゴム材18が覆ってい
る。
【0021】二次スプール20はゴム材18の外周に配
設されており、樹脂材料で成形されている。二次コイル
21は二次スプール20の外周に巻回されており、二次
コイル20の高電圧側にさらにダミーコイル22が一重
巻き程度に巻回されている。ダミーコイル22は二次コ
イル21とターミナルプレート40とを電気的に接続し
ている。単線ではなくダミーコイル22で二次コイル2
1とターミナルプレート40とを電気的に接続すること
により、二次コイル21とターミナルプレート40との
電気的接続部の表面積を大きくし、電気的接続部への電
界集中を避けている。
設されており、樹脂材料で成形されている。二次コイル
21は二次スプール20の外周に巻回されており、二次
コイル20の高電圧側にさらにダミーコイル22が一重
巻き程度に巻回されている。ダミーコイル22は二次コ
イル21とターミナルプレート40とを電気的に接続し
ている。単線ではなくダミーコイル22で二次コイル2
1とターミナルプレート40とを電気的に接続すること
により、二次コイル21とターミナルプレート40との
電気的接続部の表面積を大きくし、電気的接続部への電
界集中を避けている。
【0022】一次スプール23は二次コイル21の外周
に配設されており、樹脂材料で成形されている。二次コ
イル21の低電圧側に位置する一次スプール23の端部
に径方向外側に張出した鍔部23aが形成されており、
この鍔部23aに後述するリング部材51を嵌合する断
面L字状の取付部23bが形成されている。一次コイル
24は一次スプール23の外周に巻回されており、ター
ミナル31を介して図示しないスイッチング回路と電気
的に接続されている。
に配設されており、樹脂材料で成形されている。二次コ
イル21の低電圧側に位置する一次スプール23の端部
に径方向外側に張出した鍔部23aが形成されており、
この鍔部23aに後述するリング部材51を嵌合する断
面L字状の取付部23bが形成されている。一次コイル
24は一次スプール23の外周に巻回されており、ター
ミナル31を介して図示しないスイッチング回路と電気
的に接続されている。
【0023】外周コア25は一次コイル24のさらに外
側に装着されている。外周コア25は、薄い珪素鋼板を
筒状に巻回し巻回開始端と巻回終了端とを接続していな
いので軸方向に隙間を形成している。外周コア25は磁
石16の外周位置から磁石17の外周位置にわたる軸方
向長さを有する。外周コア25の軸方向両端部の内周角
部はゴムで形成された角部材としてのリング部材50、
51で覆われている。二次コイル21の高電圧側に位置
する外周コア25の端部内周角部はリング部材50で覆
われ、二次コイル21の低電圧側に位置する外周コア2
5の端部内周角部はリング部材51で覆われている。図
2に示すように、リング部材51は鍔部23aに形成さ
れた取付部23bに嵌合している。取付部23bにリン
グ部材51を組付ける前の状態で、リング部材51の内
径は取付部23bの外周面の外径よりも僅かに小さくな
るように設定されている。これにより、取付部23bに
対し径方向内側に向けてリング部材51の弾性力が働い
ている。
側に装着されている。外周コア25は、薄い珪素鋼板を
筒状に巻回し巻回開始端と巻回終了端とを接続していな
いので軸方向に隙間を形成している。外周コア25は磁
石16の外周位置から磁石17の外周位置にわたる軸方
向長さを有する。外周コア25の軸方向両端部の内周角
部はゴムで形成された角部材としてのリング部材50、
51で覆われている。二次コイル21の高電圧側に位置
する外周コア25の端部内周角部はリング部材50で覆
われ、二次コイル21の低電圧側に位置する外周コア2
5の端部内周角部はリング部材51で覆われている。図
2に示すように、リング部材51は鍔部23aに形成さ
れた取付部23bに嵌合している。取付部23bにリン
グ部材51を組付ける前の状態で、リング部材51の内
径は取付部23bの外周面の外径よりも僅かに小さくな
るように設定されている。これにより、取付部23bに
対し径方向内側に向けてリング部材51の弾性力が働い
ている。
【0024】図1に示すように、制御信号入力用のコネ
クタ部30はプラグホールから突出するように蓋部12
に設けられており、このコネクタ30に一次コイル24
に制御信号を供給したり、二次コイル21および一次コ
イル24のアース側と接続する複数のターミナル31が
インサート成形されている。ターミナル31を介して一
次コイル24へ制御信号を供給するスイッチング回路は
点火コイル10の外部に設けられている。各ターミナル
31と二次コイル21および一次コイル24とは引出線
で電気的に接続されている。
クタ部30はプラグホールから突出するように蓋部12
に設けられており、このコネクタ30に一次コイル24
に制御信号を供給したり、二次コイル21および一次コ
イル24のアース側と接続する複数のターミナル31が
インサート成形されている。ターミナル31を介して一
次コイル24へ制御信号を供給するスイッチング回路は
点火コイル10の外部に設けられている。各ターミナル
31と二次コイル21および一次コイル24とは引出線
で電気的に接続されている。
【0025】高圧ターミナル41はトランス部13にイ
ンサート成形されている。ターミナルプレート40の中
央部は高圧ターミナル41を挿入する方向に折り曲げら
れた爪部を構成している。この爪部に高圧ターミナル4
1の先端が挿入することにより、高圧ターミナル41は
ターミナルプレート40と電気的に接続している。ダミ
ーコイル22の高電圧端の線材は、フュージングまたは
はんだ付け等でターミナルプレート40に電気的に接続
されている。スプリング42は高圧ターミナル41と電
気的に接続するとともにプラグホールに点火コイル10
を挿入した際に点火プラグと電気的に接続する。ハウジ
ング11の高電圧側開口端にゴムからなるプラグキャッ
プ19が装着されており、このプラグキャップ19に点
火プラグを挿入する。スイッチング回路から一次コイル
24に制御信号を供給すると二次コイル21に高電圧が
発生し、この高電圧がダミーコイル22、ターミナルプ
レート40、高圧ターミナル41、スプリング42を介
して点火プラグに印加される。
ンサート成形されている。ターミナルプレート40の中
央部は高圧ターミナル41を挿入する方向に折り曲げら
れた爪部を構成している。この爪部に高圧ターミナル4
1の先端が挿入することにより、高圧ターミナル41は
ターミナルプレート40と電気的に接続している。ダミ
ーコイル22の高電圧端の線材は、フュージングまたは
はんだ付け等でターミナルプレート40に電気的に接続
されている。スプリング42は高圧ターミナル41と電
気的に接続するとともにプラグホールに点火コイル10
を挿入した際に点火プラグと電気的に接続する。ハウジ
ング11の高電圧側開口端にゴムからなるプラグキャッ
プ19が装着されており、このプラグキャップ19に点
火プラグを挿入する。スイッチング回路から一次コイル
24に制御信号を供給すると二次コイル21に高電圧が
発生し、この高電圧がダミーコイル22、ターミナルプ
レート40、高圧ターミナル41、スプリング42を介
して点火プラグに印加される。
【0026】次に、点火コイル10の組付け手順につい
て説明する。 (1) 外周コア25の一方の端部にリング部材50を嵌め
込み、高圧ターミナル41およびスプリング42を有す
るトランス部13にリング部材50側から外周コア25
を挿入する。リング部材50が図3に示すトランス部1
3の係止部13aに係止されることにより、外周コア2
5の挿入量が規定される。
て説明する。 (1) 外周コア25の一方の端部にリング部材50を嵌め
込み、高圧ターミナル41およびスプリング42を有す
るトランス部13にリング部材50側から外周コア25
を挿入する。リング部材50が図3に示すトランス部1
3の係止部13aに係止されることにより、外周コア2
5の挿入量が規定される。
【0027】(2) 中心コア15、磁石16、17、二次
スプール20、二次コイル21、リング部材51を取付
部23bに嵌合した一次スプール23、一次コイル24
から構成されるコイル組立体を外周コア25に挿入す
る。リング部材51は取付部23bに径方向内側の弾性
力を加えて嵌合しているので、取付部23bからリング
部材51がずれにくい。リング部材51が外周コア25
の端部内周角部に係止されることにより、コイル組立体
の挿入量が規定される。
スプール20、二次コイル21、リング部材51を取付
部23bに嵌合した一次スプール23、一次コイル24
から構成されるコイル組立体を外周コア25に挿入す
る。リング部材51は取付部23bに径方向内側の弾性
力を加えて嵌合しているので、取付部23bからリング
部材51がずれにくい。リング部材51が外周コア25
の端部内周角部に係止されることにより、コイル組立体
の挿入量が規定される。
【0028】(3) 蓋部12をトランス部13に嵌合し、
蓋部12の開口部12aからエポキシ樹脂を注入する。 上記組付け手順において、コイル組立体に外周コア25
を組付け、外周コア25の低電圧側の端部内周角部を予
めリング部材51で覆ってから外周コア25を含むコイ
ル組立体をトランス部13に挿入してもよい。
蓋部12の開口部12aからエポキシ樹脂を注入する。 上記組付け手順において、コイル組立体に外周コア25
を組付け、外周コア25の低電圧側の端部内周角部を予
めリング部材51で覆ってから外周コア25を含むコイ
ル組立体をトランス部13に挿入してもよい。
【0029】ここで、エポキシ樹脂26の熱膨張率は珪
素鋼板から形成された外周コア25の熱膨張率よりも大
きいので、外周コア25の両端部内周角部がリング部材
50、51で覆われておらず、エポキシ樹脂26が外周
コア25の両端部内周角部と直接接していると、温度変
化によりリング部材50、51とエポキシ樹脂26が膨
張および収縮を繰り返すことにより外周コア25の両端
部内周角部と接しているエポキシ樹脂26にクラックが
発生し易い。外周コア25の両端部内周角部と接してい
るエポキシ樹脂26にクラックが発生すると、高電圧部
である二次コイル21の高電圧側、ダミーコイル22、
ターミナルプレート40または高圧ターミナル41と低
電圧部である外周コア25との間でクラックを通って放
電することがある。高電圧部と低電圧部との間で放電す
ると、点火プラグに印加する電圧が低下するので点火プ
ラグに所望の高電圧を印加できなくなる。
素鋼板から形成された外周コア25の熱膨張率よりも大
きいので、外周コア25の両端部内周角部がリング部材
50、51で覆われておらず、エポキシ樹脂26が外周
コア25の両端部内周角部と直接接していると、温度変
化によりリング部材50、51とエポキシ樹脂26が膨
張および収縮を繰り返すことにより外周コア25の両端
部内周角部と接しているエポキシ樹脂26にクラックが
発生し易い。外周コア25の両端部内周角部と接してい
るエポキシ樹脂26にクラックが発生すると、高電圧部
である二次コイル21の高電圧側、ダミーコイル22、
ターミナルプレート40または高圧ターミナル41と低
電圧部である外周コア25との間でクラックを通って放
電することがある。高電圧部と低電圧部との間で放電す
ると、点火プラグに印加する電圧が低下するので点火プ
ラグに所望の高電圧を印加できなくなる。
【0030】しかしながら第1実施例では、外周コア2
5の両端部内周角部をゴム製のリング部材50、51で
覆い、外周コア25の両端部内周角部とエポキシ樹脂2
6が直接接することを防止している。さらに、外周コア
25とエポキシ樹脂26の熱膨張率の差をリング部材5
0、51が弾性変形することにより吸収することができ
る。したがって、外周コア25の両端部内周角部付近の
エポキシ樹脂26にクラックが発生しないので、二次コ
イル21の高電圧側、ダミーコイル22、ターミナルプ
レート40または高圧ターミナル41と外周コア25と
の間で放電することを抑制できる。したがって、点火プ
ラグに所望の高電圧を印加することができる。
5の両端部内周角部をゴム製のリング部材50、51で
覆い、外周コア25の両端部内周角部とエポキシ樹脂2
6が直接接することを防止している。さらに、外周コア
25とエポキシ樹脂26の熱膨張率の差をリング部材5
0、51が弾性変形することにより吸収することができ
る。したがって、外周コア25の両端部内周角部付近の
エポキシ樹脂26にクラックが発生しないので、二次コ
イル21の高電圧側、ダミーコイル22、ターミナルプ
レート40または高圧ターミナル41と外周コア25と
の間で放電することを抑制できる。したがって、点火プ
ラグに所望の高電圧を印加することができる。
【0031】また、一次スプール23の取付部23bに
リング部材51を嵌合することができるので、外周コア
25に一次スプール23を挿入する際にリング部材51
が一次スプール23から外れにくい。これにより、リン
グ部材51の組付け性が向上し、組付け工数が低減す
る。 (第2実施例)本発明の第2実施例による点火コイルを
図4に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分には同
一符号を付す。
リング部材51を嵌合することができるので、外周コア
25に一次スプール23を挿入する際にリング部材51
が一次スプール23から外れにくい。これにより、リン
グ部材51の組付け性が向上し、組付け工数が低減す
る。 (第2実施例)本発明の第2実施例による点火コイルを
図4に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分には同
一符号を付す。
【0032】二次コイル21の低電圧側に位置する一次
スプール27の端部に鍔部27aが形成されており、こ
の鍔部27aに角部材としてのリング部材52を嵌合す
る取付部としての環状溝27bが形成されている。リン
グ部材52が環状溝27bに嵌合することによりリング
部材52の軸方向の動きが規制されるので、外周コア2
5に一次スプール27を挿入するときにリング部材52
がずれにくい。したがって、リング部材52を嵌合した
一次スプール27の組付けがさらに容易になり、組付工
数が低減する。二次コイル21の高電圧側に位置する外
周コア25の端部内周角部は第1実施例と同様に図示し
ないリング部材50で覆われている。
スプール27の端部に鍔部27aが形成されており、こ
の鍔部27aに角部材としてのリング部材52を嵌合す
る取付部としての環状溝27bが形成されている。リン
グ部材52が環状溝27bに嵌合することによりリング
部材52の軸方向の動きが規制されるので、外周コア2
5に一次スプール27を挿入するときにリング部材52
がずれにくい。したがって、リング部材52を嵌合した
一次スプール27の組付けがさらに容易になり、組付工
数が低減する。二次コイル21の高電圧側に位置する外
周コア25の端部内周角部は第1実施例と同様に図示し
ないリング部材50で覆われている。
【0033】以上説明した第1実施例および第2実施例
では、角部材としてのリング部材が外周コア25の軸方
向の両端部内周角部を覆うことにより、エポキシ樹脂2
6が外周コア25の両端部内周角部と直接接することを
防止している。これにより、外周コア25の両端部内周
角部付近のエポキシ樹脂26に温度変化によるクラック
が発生することを抑制している。さらに、リング部材を
弾性体であるゴムで形成することにより、外周コア25
とエポキシ樹脂26との熱膨張率の差をリング部材が弾
性変形することにより吸収するので、クラックがさらに
発生しにくい。したがって、高電圧部である二次コイル
21の高電圧側、ダミーコイル22、ターミナルプレー
ト40または高圧ターミナル41と、低電圧部である外
周コア25との間で放電することを抑制できるので、点
火コイルに所望の高電圧を印加できる。
では、角部材としてのリング部材が外周コア25の軸方
向の両端部内周角部を覆うことにより、エポキシ樹脂2
6が外周コア25の両端部内周角部と直接接することを
防止している。これにより、外周コア25の両端部内周
角部付近のエポキシ樹脂26に温度変化によるクラック
が発生することを抑制している。さらに、リング部材を
弾性体であるゴムで形成することにより、外周コア25
とエポキシ樹脂26との熱膨張率の差をリング部材が弾
性変形することにより吸収するので、クラックがさらに
発生しにくい。したがって、高電圧部である二次コイル
21の高電圧側、ダミーコイル22、ターミナルプレー
ト40または高圧ターミナル41と、低電圧部である外
周コア25との間で放電することを抑制できるので、点
火コイルに所望の高電圧を印加できる。
【0034】また、外周コア25の全面ではなく端部内
周角部だけをリング部材で覆っているので、点火コイル
の径が拡大しない。第1実施例および第2実施例では、
角部材としてのリング部材をゴムで形成したが、ゴムに
代えてエラストマー樹脂を用いてもよい。また、外周コ
アの端部内周角部を曲面で覆えるのであれば、弾性体に
代えて硬質樹脂等でリング部材を形成してもよい。
周角部だけをリング部材で覆っているので、点火コイル
の径が拡大しない。第1実施例および第2実施例では、
角部材としてのリング部材をゴムで形成したが、ゴムに
代えてエラストマー樹脂を用いてもよい。また、外周コ
アの端部内周角部を曲面で覆えるのであれば、弾性体に
代えて硬質樹脂等でリング部材を形成してもよい。
【0035】また、体積の収縮が可能な材料、例えば単
泡スポンジで角部材を形成すると、単泡スポンジは容易
に変形するので、単泡スポンジに外周コアを押し当てる
ことにより外周コアと当接する単泡スポンジの断面形状
が外周コアの端部内周角部の形状に合わせてL字状に変
形し外周コアの端部内周角部を覆うことができる。した
がって、角部材の断面形状を予めL字状に形成すること
なく単純な板状に形成できるので、角部材の加工が容易
になる。
泡スポンジで角部材を形成すると、単泡スポンジは容易
に変形するので、単泡スポンジに外周コアを押し当てる
ことにより外周コアと当接する単泡スポンジの断面形状
が外周コアの端部内周角部の形状に合わせてL字状に変
形し外周コアの端部内周角部を覆うことができる。した
がって、角部材の断面形状を予めL字状に形成すること
なく単純な板状に形成できるので、角部材の加工が容易
になる。
【0036】本実施例では、外周コア25の両端部の内
周角部をリング部材で覆ったが、外周コア25のいずれ
か一方の端部内周角部だけをリング部材で覆うことも可
能である。また本実施例では、外周コア25の両端部の
内周角部を覆ったが、径方向に制限がない場合、例えば
本実施例の二次コイル低電圧側の外周コアの端部を断面
コ字状のリング部材で覆うようにしてもよい。
周角部をリング部材で覆ったが、外周コア25のいずれ
か一方の端部内周角部だけをリング部材で覆うことも可
能である。また本実施例では、外周コア25の両端部の
内周角部を覆ったが、径方向に制限がない場合、例えば
本実施例の二次コイル低電圧側の外周コアの端部を断面
コ字状のリング部材で覆うようにしてもよい。
【0037】(第3実施例)本発明の第3実施例を図5
に示す。外周コア25の端部内周角部をリング部材で覆
う代わりに、一次スプール28の二次コイル低電圧側の
端部が外周コア25よりも軸方向に延びている。さら
に、一次スプール28の二次コイル低電圧側の端部に設
けた鍔部28aが外周コア25の端部よりも径方向外側
に延び、外周コア25の端部を覆っている。二次コイル
21の高電圧側に位置する外周コア25の端部内周角部
は第1実施例と同様に図示しないリング部材50で覆わ
れている。
に示す。外周コア25の端部内周角部をリング部材で覆
う代わりに、一次スプール28の二次コイル低電圧側の
端部が外周コア25よりも軸方向に延びている。さら
に、一次スプール28の二次コイル低電圧側の端部に設
けた鍔部28aが外周コア25の端部よりも径方向外側
に延び、外周コア25の端部を覆っている。二次コイル
21の高電圧側に位置する外周コア25の端部内周角部
は第1実施例と同様に図示しないリング部材50で覆わ
れている。
【0038】第3実施例では、外周コア25の端部角部
付近のエポキシ樹脂26にクラックが発生しても、この
クラックが鍔部28aに遮られて延びにくくなる。した
がって、二次コイル21および一次コイル24と点火コ
イル内に配設されたターミナルとを電気的に接続する引
出線までクラックが達しないので引出線がクラックによ
り断線することを防止できる。さらに、クラックに沿っ
て二次コイルの高電圧側や高圧ターミナルと外周コア2
5との間で放電することを抑制するので、点火プラグに
所望の高電圧を印加できる。
付近のエポキシ樹脂26にクラックが発生しても、この
クラックが鍔部28aに遮られて延びにくくなる。した
がって、二次コイル21および一次コイル24と点火コ
イル内に配設されたターミナルとを電気的に接続する引
出線までクラックが達しないので引出線がクラックによ
り断線することを防止できる。さらに、クラックに沿っ
て二次コイルの高電圧側や高圧ターミナルと外周コア2
5との間で放電することを抑制するので、点火プラグに
所望の高電圧を印加できる。
【0039】一次スプールの鍔部が外周コア25よりも
径方向内側までしか延びていなくても、一次スプールの
二次コイル低電圧側の端部が外周コア25よりも軸方向
に延びていれば、クラックが一次スプールの内周側に延
びることを防止できる。これにより、引出線の断線を防
止し、放電の発生を抑制できる。図6に示す第3実施例
の変形例では、外周コア25の端部が一次スプール29
の鍔部29aに接し、かつ覆われている。外周コア29
の端部内周角部がエポキシ樹脂26と殆ど接していない
ので、エポキシ樹脂26にクラックが発生することを防
止するとともに、外周コア25の端部内周角部付近のエ
ポキシ樹脂26にクラックが発生してもクラックが伸長
することを防止できる。
径方向内側までしか延びていなくても、一次スプールの
二次コイル低電圧側の端部が外周コア25よりも軸方向
に延びていれば、クラックが一次スプールの内周側に延
びることを防止できる。これにより、引出線の断線を防
止し、放電の発生を抑制できる。図6に示す第3実施例
の変形例では、外周コア25の端部が一次スプール29
の鍔部29aに接し、かつ覆われている。外周コア29
の端部内周角部がエポキシ樹脂26と殆ど接していない
ので、エポキシ樹脂26にクラックが発生することを防
止するとともに、外周コア25の端部内周角部付近のエ
ポキシ樹脂26にクラックが発生してもクラックが伸長
することを防止できる。
【0040】第3実施例およびその変形例では、一次ス
プールの鍔部が覆う外周コアの端部内周角部をリング部
材で覆っていないが、リング部材で覆われた外周コア2
5の端部をリング部材が覆い、さらに一次スプールの鍔
部がリング部材を覆うようにしてもよい。また、二次コ
イル高電圧側の外周コア25の端部内周角部をリング部
材50で覆わず、外周スプールである一次スプールの鍔
部で覆う構成にしてもよい。一次コイル24の外周に二
次コイル21を配設する場合も、二次コイル低電圧側お
よび高電圧側の外周コア25の端部内周角部をリング部
材で覆わず、二次スプールの鍔部で覆う構成にしてもよ
い。二次コイルの高電圧側の外周コア25の端部内周角
部をリング部材で覆わないと、外周コア25の端部内周
角部付近のエポキシ樹脂26にクラックが発生し、二次
コイル21の高電圧側と外周コア25との間で放電が発
生する可能性はある。しかし、発生したクラックは外周
スプールである二次スプールの鍔部に遮られて伸長を抑
えられるので、他の高電圧部と外周コア25との間で放
電が発生することを抑制できる。さらに、二次コイル高
電圧側に引出線がある場合に引出線の断線を防止でき
る。
プールの鍔部が覆う外周コアの端部内周角部をリング部
材で覆っていないが、リング部材で覆われた外周コア2
5の端部をリング部材が覆い、さらに一次スプールの鍔
部がリング部材を覆うようにしてもよい。また、二次コ
イル高電圧側の外周コア25の端部内周角部をリング部
材50で覆わず、外周スプールである一次スプールの鍔
部で覆う構成にしてもよい。一次コイル24の外周に二
次コイル21を配設する場合も、二次コイル低電圧側お
よび高電圧側の外周コア25の端部内周角部をリング部
材で覆わず、二次スプールの鍔部で覆う構成にしてもよ
い。二次コイルの高電圧側の外周コア25の端部内周角
部をリング部材で覆わないと、外周コア25の端部内周
角部付近のエポキシ樹脂26にクラックが発生し、二次
コイル21の高電圧側と外周コア25との間で放電が発
生する可能性はある。しかし、発生したクラックは外周
スプールである二次スプールの鍔部に遮られて伸長を抑
えられるので、他の高電圧部と外周コア25との間で放
電が発生することを抑制できる。さらに、二次コイル高
電圧側に引出線がある場合に引出線の断線を防止でき
る。
【0041】以上説明した本発明の上記複数の実施例で
は、面押しまたは切削等の方法で外周コア25の端部角
部を面取りして丸くすることにより、外周コア25の端
部角部に接するリング部材が損傷することを防止でき
る。また、外周コア25の端部角部をリング部材が覆わ
ない場合も外周コア25の端部角部付近のエポキシ樹脂
26にクラックが発生することを抑制できる。
は、面押しまたは切削等の方法で外周コア25の端部角
部を面取りして丸くすることにより、外周コア25の端
部角部に接するリング部材が損傷することを防止でき
る。また、外周コア25の端部角部をリング部材が覆わ
ない場合も外周コア25の端部角部付近のエポキシ樹脂
26にクラックが発生することを抑制できる。
【0042】上記複数の実施例では、二次コイル21の
外周に一次コイル24を配設したが、一次コイル24の
外周に二次コイル21を配設してもよい。
外周に一次コイル24を配設したが、一次コイル24の
外周に二次コイル21を配設してもよい。
【図1】本発明の第1実施例による点火コイルを示す断
面図である。
面図である。
【図2】第1実施例による点火コイルの低電圧側示す模
式的断面図である。
式的断面図である。
【図3】第1実施例による点火コイルの高電圧側を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の第2実施例による点火コイルの低電圧
側を示す模式的断面図である。
側を示す模式的断面図である。
【図5】本発明の第3実施例による点火コイルの低電圧
側を示す模式的断面図である。
側を示す模式的断面図である。
【図6】第3実施例の変形例による点火コイルの低電圧
側を示す模式的断面図である。
側を示す模式的断面図である。
10 点火コイル
11 ハウジング
15 中心コア(コア)
16、17 磁石
20 二次スプール
21 二次コイル
23 一次スプール
23b 取付部
24 一次コイル
25 外周コア
26 エポキシ樹脂(樹脂絶縁材)
27 一次スプール
27b 環状溝(取付部)
50、51、52 リング部材(角部材)
フロントページの続き
(72)発明者 千葉 朋成
愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式
会社デンソー内
(56)参考文献 特開 昭63−164307(JP,A)
特開 平2−229413(JP,A)
特開 平4−291907(JP,A)
特開 平10−303047(JP,A)
特開 平8−130131(JP,A)
実開 平2−92912(JP,U)
登録実用新案3028977(JP,U)
登録実用新案3032379(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01F 38/12
H01F 27/24
H01F 27/32
H01F 30/00
H01F 37/00
Claims (3)
- 【請求項1】 内燃機関の点火装置に印加する高電圧を
発生する内燃機関用点火コイルであって、 棒状のコアと、 前記コアの外周に巻回された一次コイルおよび二次コイ
ルと、 前記一次コイルを巻回する一次スプール、および前記二
次コイルを巻回する二次スプールと、 前記一次コイルおよび前記二次コイルの外周に配設され
る外周コアと、 前記点火コイル内に充填された樹脂絶縁材と、 弾性体で形成され、前記外周コアの軸方向の端部内周角
部を覆う角部材と、を備え、前記一次スプールは前記二次スプールの外周側に配設さ
れ、前記角部材は前記一次スプールに形成された取付部
に取り付けられている ことを特徴とする内燃機関用点火
コイル。 - 【請求項2】 前記二次コイルの低電圧側に位置する前
記一次スプールの端部に鍔部が形成されており、前記取
付部は、前記鍔部に形成され前記角部材を嵌合する環状
溝であることを特徴とする請求項1記載の内燃機関用点
火コイル。 - 【請求項3】 前記外周コアに前記角部材を組付けた状
態で、前記角部材は前記端部内周角部を断面L字状で覆
うことを特徴とする請求項1記載の内燃機関用点火コイ
ル。
Priority Applications (22)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21494097A JP3484938B2 (ja) | 1997-04-28 | 1997-08-08 | 内燃機関用点火コイル |
| ES98102541T ES2221085T3 (es) | 1997-02-14 | 1998-02-13 | Bobina de encendido del tipo de barra que tiene una estructura mejorada para evitar las fisuras o las descargas electricas. |
| US09/023,613 US6208231B1 (en) | 1997-02-14 | 1998-02-13 | Stick-type ignition coil having improved structure against crack or dielectric discharge |
| EP02015927A EP1253606B1 (en) | 1997-02-14 | 1998-02-13 | Stick-type ignition coil having improved structure against crack or dielectric discharge |
| EP02015928A EP1255259B1 (en) | 1997-02-14 | 1998-02-13 | Stick-type ignition coil having improved structure against crack or dielectric discharge |
| EP02015929A EP1255260B1 (en) | 1997-02-14 | 1998-02-13 | Stick-type ignition coil having improved structure against crack or dielectric discharge |
| DE69836567T DE69836567T2 (de) | 1997-02-14 | 1998-02-13 | Stiftförmige Zündspule mit verbesserter Struktur zur Vermeidung von Rissen oder dielektrischer Entladung |
| DE69836926T DE69836926T2 (de) | 1997-02-14 | 1998-02-13 | Stiftförmige Zündspule mit verbesserter Struktur zur Vermeidung von Rissen oder dielektrischer Entladung |
| ES02015927T ES2275785T3 (es) | 1997-02-14 | 1998-02-13 | Bobina de encendido del tipo de barra que tiene una estructura mejorada para evitar las fisuras o las descargas electricas. |
| ES02015928T ES2275786T3 (es) | 1997-02-14 | 1998-02-13 | Bobina de encendido tipo varilla, con estructura mejorada contra fisuras o descargas dielectricas. |
| EP04003282A EP1426985B1 (en) | 1997-02-14 | 1998-02-13 | Stick-type ignition coil having improved structure against crack or dielectric discharge |
| EP98102541A EP0859383B1 (en) | 1997-02-14 | 1998-02-13 | Stick-type ignition coil having improved structure against crack or dielectric discharge |
| ES02015929T ES2280458T3 (es) | 1997-02-14 | 1998-02-13 | Bobina de encendido del tipo de barra que tiene una estructura mejorada para evitar las fisuras o las descargas electricas. |
| DE69836987T DE69836987T2 (de) | 1997-02-14 | 1998-02-13 | Stiftförmige Zündspule mit verbesserter Struktur zur Vermeidung von Rissen oder dielektrischer Entladung |
| DE69824215T DE69824215T8 (de) | 1997-02-14 | 1998-02-13 | Stiftförmige Zündspule mit verbesserter Struktur zur Vermeidung von Rissen oder dielektrischer Entladung |
| ES04003282T ES2375560T3 (es) | 1997-02-14 | 1998-02-13 | Bobina de encendido del tipo de barra que tiene una estructura mejorada para evitar las fisuras o las descargas dieléctricas. |
| US09/635,138 US6977574B1 (en) | 1997-02-14 | 2000-08-09 | Stick-type ignition coil having improved structure against crack or dielectric discharge |
| US09/635,137 US6525636B1 (en) | 1997-02-14 | 2000-08-09 | Stick-type ignition coil having improved structure against crack or dielectric discharge |
| US10/320,368 US7071804B2 (en) | 1997-02-14 | 2002-12-17 | Stick-type ignition coil having improved structure against crack or dielectric discharge |
| US10/625,683 US7068135B1 (en) | 1997-02-14 | 2003-07-24 | Stick-type ignition coil having improved structure against crack or dielectric discharge |
| US10/625,697 US6930583B2 (en) | 1997-02-14 | 2003-07-24 | Stick-type ignition coil having improved structure against crack or dielectric discharge |
| US11/137,559 US6995644B2 (en) | 1997-02-14 | 2005-05-26 | Stick-type ignition coil having improved structure against crack or dielectric discharge |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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| JP9-110836 | 1997-04-28 | ||
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