JPH0523516U - フライバツクトランス - Google Patents

フライバツクトランス

Info

Publication number
JPH0523516U
JPH0523516U JP7947391U JP7947391U JPH0523516U JP H0523516 U JPH0523516 U JP H0523516U JP 7947391 U JP7947391 U JP 7947391U JP 7947391 U JP7947391 U JP 7947391U JP H0523516 U JPH0523516 U JP H0523516U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus
external output
case
output terminal
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7947391U
Other languages
English (en)
Inventor
大 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP7947391U priority Critical patent/JPH0523516U/ja
Publication of JPH0523516U publication Critical patent/JPH0523516U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォーカスケース8の外部出力端子18に加わ
る外部応力を弾性部材28が吸収緩和し、フォーカスケー
ス8にクラック発生のないフライバックトランスを提供
する。 【構成】 フォーカスケース8の壁面に端子挿入孔25を
形成し、フォーカス回路の外部出力端子18と端子挿入孔
25の壁面の間に弾性部材28を介設して、外部出力端子18
をフォーカスケース8に嵌合装着する。これによって外
部から外部出力端子18に加わる無理な力を弾性部材28が
吸収緩和し、フォーカスケース8のクラック発生を防止
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はフォーカスパック内蔵のフライバックトランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7には一般的なフライバックトランスの回路が示されている。同図において 、コア1に低圧コイル2と高圧コイル3とが巻装されてコイル組み立て体4が形 成され、高圧コイル3の高圧端側は高圧整流ダイオード5を介して陰極線管6の アノード7に接続されている。また、コイル組み立て体4はトランスケース内に 収容されている。
【0003】 トランスケースには図6に示すようなフォーカスパックのフォーカスケース8 が装着されており、このフォーカスケース8には回路基板10が収容されている。 この回路基板10にはフォーカス調整電圧抵抗体11とスクリーン調整電圧抵抗体12 と、フォーカス調整電圧の取り出し導体13と、スクリーン調整電圧取り出し導体 14の各パターンからなる抵抗回路15が形成されている。
【0004】 フォーカスケース8の側面には筒壁16,17が突設されている。この筒壁16,17 に外部出力端子18,19が固定されており、外部出力端子18は軟銅線20を用いてス クリーン調整電圧取り出し導体14の端末部に設けられるスクリーン調整電圧取り 出し端子22に接続されている。同様に、外部出力端子19は軟銅線21を用いてフォ ーカス調整電圧取り出し導体13の端末部に設けられるフォーカス調整電圧取り出 し端子23に接続されている。
【0005】 前記フォーカス調整電圧抵抗体11と対向するフォーカスケース8の壁面側(図 6の紙面の裏面側)には図示されていないフォーカスシャフトが回転自在に取り 付けられており、このフォーカスシャフトに設けられるスライダがフォーカスシ ャフトの回転に連動してフォーカス調整電圧抵抗体11上を摺動し、その摺動位置 の電圧がフォーカス調整電圧取り出し導体13側から軟銅線21を介して外部出力端 子19に導かれ、陰極線管に加えられるようになっている。また、スクリーン調整 電圧取り出し導体14と対向するフォーカスケース8側(図6の紙面の裏面側)に 図示されていないスクリーンシャフトが回転自在に取り付けられており、このス クリーンシャフトに固定されているスライダがスクリーン調整電圧抵抗体12上を 摺動することにより、その摺動位置におけるスクリーン調整電圧がスクリーン調 整電圧取り出し導体14から軟銅線20を介して外部出力端子18に導かれ、この外部 出力端子18から陰極線管に加えられるようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、外部出力端子18,19をフォーカスケース8に固定する際には図 3に示されるようにフォーカスケース8の壁面に形成されている端子挿入孔25へ 、前記外部出力端子18,19は圧入によって固定されている。したがって、この圧 入による応力がフォーカスケースに加わり、フォーカスケースにクラックが発生 する等の不具合があった。
【0007】 また、この外部出力端子18,19は陰極線管6に電圧を加えるために、図4に示 すように、コネクタ24と接続されている。このコネクタ24にはフォーカスケース 8の筒壁16,17と嵌合するための円環状の嵌合筒部26,27が設けられ、この嵌合 筒部26,27と筒壁16,17とが嵌め合いによって装着する構造となっている。一般 に、コネクタ24側には図5に示すように、金属性の接続端子29が設けられており 、コネクタ24の嵌合筒部26と筒壁16とを嵌合装着する際に、金属性接続端子29は 外部出力端子18と肩当りして無理な力が外部出力端子18に加わりながら嵌め合う 場合があり、この無理な力の応力が作用してフォーカスケース8にクラックが発 生する等の不具合があった。
【0008】 本考案は上記従来の課題を解決するためのものであり、その目的は、フォーカ スパック内蔵のフライバックトランスにおいて、外部出力端子の取り付け時やコ ネクタの嵌合時にフォーカスケースに加わる無理な力による外部応力を吸収緩和 し、フォーカスケースにクラック発生の心配のないフライバックトランスを提供 することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、次のように構成されている。すなわち、 本考案のフライバックトランスは、トランスケースに装着されるフォーカスケー スにフォーカス回路を備えた回路基板が収容されており、フォーカスケースの壁 面には端子挿入孔が形成され、この端子挿入孔にフォーカス回路の外部出力端子 が嵌合装着されているフライバックトランスにおいて、前記外部出力端子と端子 挿入孔の壁面間には弾性部材が介設されていることを特徴として構成されている 。
【0010】
【作用】
上記構成の本考案において、フォーカスケースの壁面に端子挿入孔を形成し、 外部出力端子と端子挿入孔の壁面間に弾性部材を介設する。これによって、外部 出力端子を端子挿入孔に取り付ける場合や、コネクタを外部出力端子に嵌合接続 する場合に、外部出力端子に大きな外力が加わったとしても、その外力は弾性部 材に伝わって吸収緩和され、フォーカスケース側に大きな応力となって作用する ことがなくなる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。なお、本実施例の説明にお いて、従来例と同一の名称部分には同一符号を付し、その詳細な重複説明は省略 する。本実施例は従来例と同様にフォーカスパック内蔵のフライバックトランス に係わるもので、本実施例において特徴的なことは、フォーカスケースに設ける 外部出力端子の取り付け構造を特有な構造としたものであり、それ以外の構成は 前記従来例と同様である。図1にはこの外部出力端子の特有な取り付け構造の要 部構成の断面図が示されている。図2には同実施例のフォーカスケースの要部構 成の斜視図が示されている。これらの図において、フォーカスケース8の側面に 突設された筒壁16内の底面9には、その中心部に端子挿入孔25が設けられ、この 端子挿入孔25には外部出力端子18が、例えばゴム等の弾性部材28を介して端子挿 入孔25の壁面間に嵌合装着されている。同様に、フォーカスケース8の側面に突 設された筒壁17の底面に端子挿入孔25が形成されており、この端子挿入孔25の壁 面とフォーカス調整電圧取り出し側の外部出力端子19との間に弾性部材28を介設 して外部出力端子19とフォーカスケース8は嵌合装着されている。そして、この 外部出力端子18,19は前述のように、コネクタ24に設けた接続端子29と接続され る。
【0012】 本実施例ではフォーカスケースの端子挿入孔25に外部出力端子18をゴム等の弾 性部材28を介して嵌合装着したので、フォーカスケース8の端子挿入孔25へ外部 出力端子18を装着する際に、小さい力で押し込むことにより、弾性部材28は容易 に縮径方向に変形して端子挿入孔25に装着されるので、フォーカスケース8に無 理な力が加わることがなく、フォーカスケース8のクラックの発生を防止するこ とができる。また、外部出力端子18にコネクタ24を接続するときに、接続端子29 と外部出力端子18とが肩当りによって無理な力が加わっても、この力を前記弾性 部材28が吸収緩和して、フォーカスケース8に加えないので、フォーカスケース 8のクラック発生を確実に防止することができる。
【0013】 なお、本考案は上記実施例に限定されることはなく、様々な実施の態様を採り 得る。例えば上記実施例では、外部出力端子と端子挿入孔の壁面間にゴム等の弾 性部材を介設したが、この弾性部材を金属性のばね性構造部材としてもよい。
【0014】
【考案の効果】
本考案はフォーカスパックを内蔵したフライバックトランスにおいて、フォー カスケースに設けた端子挿入孔にゴム等の弾性部材を介して外部出力端子を嵌合 装着した構造としたので、外部出力端子をフォーカスケースに取り付ける時や外 部出力端子をコネクタに接続する際に外部出力端子に無理な力が加わっても、前 記弾性部材で吸収緩和してフォーカスケースに伝播するのを阻止することができ 、これにより、フォーカスケースのクラック発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のフライバックトランスを構成するフ
ォーカスケースの要部断面図である。
【図2】同実施例のフォーカスケースの要部構成部分の
斜視図である。
【図3】従来のフライバックトランスのフォーカスケー
スと外部出力端子との装着状態を示す断面図である。
【図4】同フォーカスケースの外部出力端子とコネクタ
との装着状態を示す分解斜視図である。
【図5】同フォーカスケースの外部出力端子とコネクタ
との装着状態を示す断面図である。
【図6】フライバックトランスに装着される一般的なフ
ォーカスパックの模式説明図である。
【図7】フォーカスパックを備えた一般的なフライバッ
クトランスの回路図である。
【符号の説明】
1 コア 3 高圧コイル 6 陰極線管 8 フォーカスケース 18 外部出力端子 25 端子挿入孔 28 弾性部材 29 接続端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスケースに装着されるフォーカス
    ケースにフォーカス回路を備えた回路基板が収容されて
    おり、フォーカスケースの壁面には端子挿入孔が形成さ
    れ、この端子挿入孔にフォーカス回路の外部出力端子が
    嵌合装着されているフライバックトランスにおいて、前
    記外部出力端子と端子挿入孔の壁面間には弾性部材が介
    設されていることを特徴とするフライバックトランス。
JP7947391U 1991-09-04 1991-09-04 フライバツクトランス Pending JPH0523516U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7947391U JPH0523516U (ja) 1991-09-04 1991-09-04 フライバツクトランス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7947391U JPH0523516U (ja) 1991-09-04 1991-09-04 フライバツクトランス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0523516U true JPH0523516U (ja) 1993-03-26

Family

ID=13690863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7947391U Pending JPH0523516U (ja) 1991-09-04 1991-09-04 フライバツクトランス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0523516U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62134914A (ja) * 1985-12-06 1987-06-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd フライバツクトランス

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62134914A (ja) * 1985-12-06 1987-06-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd フライバツクトランス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5186634A (en) Electrical contact having spring-biased tabs for mounting to a circuit board
JPH0523516U (ja) フライバツクトランス
JPH0523517U (ja) フライバツクトランス
JPH0130775Y2 (ja)
JPH1022138A (ja) 面実装インダクタ
JP2002325400A (ja) 小型直流モータ
JPH0644035Y2 (ja) 端子台におけるネジの浮上機構
JP2570559Y2 (ja) 電子機器の充電端子構造
JP2513596Y2 (ja) 電気機器の外部接続用端子構造
JP2536724Y2 (ja) フライバツクトランス
JPH0119334Y2 (ja)
JPH04131868U (ja) ソケツト端子
JP4141887B2 (ja) 電源装置用コイルの取付構造
JPS623900Y2 (ja)
JP2561262Y2 (ja) 高電圧用可変抵抗器
JP2003217763A (ja) コネクタ
JPH0743918Y2 (ja) 回路しゃ断器の端子装置
JPH08288108A (ja) 高圧用可変抵抗器
JPH07320959A (ja) 鉄心コイル
JP3079694U (ja) フライバックトランス
JPH0361332B2 (ja)
JPH1131907A (ja) アンテナホルダー、その製造方法、アンテナ及び通信機器
JP2003068542A (ja) 内燃機関用点火コイル
JPS61159706A (ja) 小形可変抵抗器
JP2000253616A (ja) Dcモ−タ