JP2536724Y2 - フライバツクトランス - Google Patents

フライバツクトランス

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JP2536724Y2
JP2536724Y2 JP1990120774U JP12077490U JP2536724Y2 JP 2536724 Y2 JP2536724 Y2 JP 2536724Y2 JP 1990120774 U JP1990120774 U JP 1990120774U JP 12077490 U JP12077490 U JP 12077490U JP 2536724 Y2 JP2536724 Y2 JP 2536724Y2
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JP
Japan
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terminal
voltage
variable resistor
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voltage coil
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光宏 菅野
輝昭 佐藤
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Hitachi Media Electronics Co Ltd
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Hitachi Media Electronics Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、内部接続用端子を備えたフライバツクトラ
ンスに係り、特に接続用端子を高圧ボビンに取り付け難
い積層巻フライバツクトランスに関する。
〔従来の技術〕
従来のフライバツクトランスに於ける高圧コイル出力
端とアノードリード及び可変抵抗器の接続構造を第5図
に示す。
低圧コイル10を巻装した低圧ボビン4と嵌合した後、
高圧コイル9を巻装した高圧ボビン3は、高圧コイル出
力端となる高圧ダイオード保護抵抗6と共に接続用端子
1を備えた端子保持用基板8が取り付けられ、ケース2
に組み込まれる。接続用端子1と高圧ダイオード保護抵
抗6は端子保持用基板8上で半田付けにより接続され
る。
一方、アノードリード5は、可変抵抗器入力端子7′
に半田付けされ、可変抵抗器7に取り付けられる。可変
抵抗器7をケース2に取り付けると、アノードリード5
が半田付けされた可変抵抗器入力端子7′が、高圧ボビ
ン3に取り付けられた端子保持用基板8上の端子1に挿
入され、高圧コイル出力端とアノードリード5及び可変
抵抗器7が接続される。なお、13は絶縁用樹脂である。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながらこの構造では、接続用端子1を保持固定
する為に、前記保持用基板8が必要であり、部材費がア
ツプすると共に、高圧コイル出力端である高圧ダイオー
ド保護抵抗6と接続用端子1の半田付け及びアノードリ
ード5と可変抵抗器入力端子7′との半田付けが必要で
あり、組立作業が複雑となる問題があつた。
このように上記従来技術は、端子取り付け構造及び組
立作業性についての配慮がされておらず、部材費及び加
工費がアツプし、フライバツクトランスの原価を上昇さ
せるという不具合があつた。
本考案の目的は、上記従来装置の欠点を解消し、容易
に組立可能で且つ安価なフライバツクトランスを提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する為に、高圧コイル,アノードリー
ド及び可変抵抗器接続用端子を高圧ボビン上の基板では
なく、ケース上の端子保持部に取り付け、前記基板を削
除すると共に、接続用端子がバネ弾性を有し、十字型の
切込みによって各弾性片を形成して、その各弾性片の切
込み中心部に高圧コイルの出力端子とアノードリード及
び可変抵抗器入力端子のいずれかの端子を挿入して、対
向する各弾性片のエッジで挿入端子の周面を挟持したこ
とを特徴とする。
〔作用〕
第1図,第2図および第3図に示す接続用端子1はケ
ース2上の端子保持部2′に取り付ける為、端子保持用
基板は不要となる。
ケース上の保持部に取り付けられた接続用端子1は、
高圧コイル9の出力端を金属のバネ性を利用して受ける
と共に、アノードリード5の先端及び可変抵抗器入力端
子7′を同様に受け、高圧コイル,アノードリード,可
変抵抗器が半田付け無しで接続できる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図,第2図,第3図お
よび第4図により説明する。
第4図は、本フライバツクトランスの回路図である。
この図に示す様に、本フライバツクトランスは、低圧コ
イル10と複数個の整流用高圧ダイオード11により分割,
直列接続された高圧コイル9を備え、最終段の高圧ダイ
オード11には高圧ダイオード保護抵抗6が直列に接続さ
れ、高圧コイル出力端をなし、CRT12のアノード電極に
アノードリード5を介して電圧を印加する。更に高圧コ
イル出力端には、CRT12にフオーカス電圧及びスクリー
ン電圧の印加,調整を目的として可変抵抗器7が接続さ
れる。
ここで高圧コイル9の出力端である高圧ダイオード保
護抵抗6とアノードリード5及び可変抵抗7との接続
は、端子1を介して行われる。
第1図は、高圧コイル9を巻装し、整流用高圧ダイオ
ード11及び高圧ダイオード保護抵抗6を取り付けた高圧
ボビン3を低圧ボビン4に嵌合し、これをプラスチツク
製ケース2に組み込んだ正面図であり、第2図は、可変
抵抗器7を取り付け、絶縁用樹脂13を封入した後の本フ
ライバツクトランスの縦断面図である。
ケース2上には、端子保持部2′を設け、ボビンを組
み込む前に予め端子1を取り付ける。
ところで端子1は、高圧コイル9で発生する高圧の接
続を目的としている為、配置に際しては、フライバツク
トランス外装ケースとの絶縁を十分考慮する必要があ
る。
本実施例では、ケースと一体成形してなる端子保持部
2′を第2図に示す様に、二重構造としたケースの内装
側に設け、端子保持部2′の外周に内部絶縁用樹脂13が
覆い込む構造とし、絶縁信頼性の向上を図つている。
ここで端子1は、金属のバネ性を利用したV字型の挿
入部1aを有し、高圧ボビン3をケース2に組み込むと、
高圧ボビン3に取り付けられた高圧コイル9の出力端を
なす高圧ダイオード保護抵抗6のリード先端6′が、前
記端子1のV字型挿入部1aに挿入され、高圧コイル9と
端子1が接続される。
一方、ケース2にはアノードリード5が取り付けられ
るが、前記端子1は、十字形状に押し切られたアノード
リード5の先端挿入部1bを有し、アノードリード先端
5′をこの先端挿入部1bに挿入することにより、アノー
ドリード5が端子1と接続される。
更に、ケース2には可変抵抗器7が取り付けられる
が、可変抵抗器7は予め板状の入力端子7′を備え、可
変抵抗器7をケース2に組み込むと、前記端子1のバネ
性を利用した挿入部1cに可変抵抗器7の入力端子7′が
挿入され、可変抵抗器7と端子1が接続される。
これら端子1とダイオード保護抵抗6′,リード先
端,アノードリード先端5′及び可変抵抗器入力端子
7′の接続状態の詳細を第3図に示す。
以上説明したように本考案は、従来高圧ボビンに取り
付けられた別体の基板上の端子を介して行つていた高圧
コイルの出力端とアノードリード及び可変抵抗の接続
を、接続用端子保持位置を基板からケース上の保持部に
変更することにより、従来使用していた基板を削除して
も可能とし、又、基板上で行つていた接続用端子と高圧
出力端との半田付け及びアノードリードと可変抵抗器入
力端子との半田付けの削除を可能とする。これにより部
材費の低減及び組立作業の簡易化が可能となる。
なお、本実施例では、高圧コイル出力端は高圧ダイオ
ード保護抵抗6のリード先端であるが、高圧ダイオード
保護抵抗6が削除可能な場合又は最終段の高圧ダイオー
ド11と高圧ダイオード保護抵抗6との接続を入れ換えた
場合は、高圧コイル出力端が最終段の高圧ダイオード11
のリード先端でも良い。
〔考案の効果〕
本考案によれば、従来接続端子保持に必要であつた別
体の基板が不要となり、部材費低減の効果がある。
又、全て半田付け無しで高圧コイル,アノードリー
ド,可変抵抗器などの接続が可能で、しかも十字型の切
込みによって形成された各弾性片の拡がり具合でどの様
な径の挿入端子にも適用可能で、さらに各弾性片の切込
み中心部に端子を挿入することにより、各弾性片の互い
の復元力で弾性片のエッジで挿入端子の周面が締めつけ
られるようにそれぞれ係止するから、挿入端子の抜け止
めが確実である。また挿入端子の周囲全部が弾性片であ
るから、挿入端子の挿入方向がいずれでも前記抜け止め
効果が確実に発揮できる為、組立作業性が向上し、機械
作業による自動化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すフライバツクトランス
内部の正面図、第2図はその縦断面図、第3図はその端
子接続部の詳細図、第4図はその回路図、第5図は従来
例のフライバツクトランスの縦断面図である。 1……接続用端子、2……ケース、2′……端子保持
部、5……アノードリード、6……高圧ダイオード保護
抵抗、7……可変抵抗器、7′……可変抵抗器入力端
子、8……端子保持用基板。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧コイルを巻装し、整流用高圧ダイオー
    ドを取り付けた高圧ボビンを、低圧コイルを巻装した低
    圧ボビンと嵌合してプラスチツクス製のケースに装着
    し、且つ、アノードリード及び可変抵抗器を取り付けて
    絶縁物を注型し、それらを一体絶縁してなるフライバツ
    クトランスにおいて、 前記ケースの内側に形成した端子保持部に端子を取り付
    け、この端子がバネ弾性を有し、十字型の切込みによっ
    て各弾性片を形成して、その各弾性片の切込み中心部に
    前記高圧コイルの出力端子とアノードリード及び可変抵
    抗器入力端子のいずれかの端子を挿入して、対向する各
    弾性片のエッジで挿入端子の周面を挟持したことを特徴
    とするフライバツクトランス。
JP1990120774U 1990-11-20 1990-11-20 フライバツクトランス Expired - Lifetime JP2536724Y2 (ja)

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