JPH0135451Y2 - - Google Patents

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JPH0135451Y2
JPH0135451Y2 JP8733383U JP8733383U JPH0135451Y2 JP H0135451 Y2 JPH0135451 Y2 JP H0135451Y2 JP 8733383 U JP8733383 U JP 8733383U JP 8733383 U JP8733383 U JP 8733383U JP H0135451 Y2 JPH0135451 Y2 JP H0135451Y2
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JP
Japan
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terminal pin
coil
terminal
wire
high voltage
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JP8733383U
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JPS59191716U (ja
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機やビデオカメラ等
に使用されるフライバツクトランスに関する。
(ロ) 従来技術 以下、ビデオカメラのビユーフアインダ用のブ
ラウン管に高圧を供給するために使用される小型
フライバツクトランスを例に採つて説明する。
従来例を示す第1図において、1は高圧コイル
2と低圧コイル3が巻装されたコイルボビンであ
つて、該コイルボビン1に一体的に形成されたタ
ーミナルボード4には複数の外部接続用端子ピン
5a〜5gが植設されているとともに中央の脚部
が前記高圧コイル及び低圧コイル内を挿通するよ
うに一対のE型コア6,7が取付けられている。
そして、上記端子ピン5a〜5gには適宜多倍
圧整流用のダイオード8とコンデンサ9が接続さ
れるとともに高圧コイル2及び低圧コイル3の端
部も半田接続されコイル部品10として完成され
る。このとき、コンデンサ9の一方のリード線9
aが接続されたアース用の端子ピン5bに高圧コ
イル2のコイル線2aの巻き始め端部が接続され
る。この後、コイル部品10は第2図に示す如く
ケース11に収納されるとともに該ケース11内
にウレタンやエポキシ等のモールド樹脂12を前
記端子ピン5a〜5gの一部が外部に露出するよ
うに注入し、硬化させている。
ところで、高圧コイル2のコイル線2aは直径
0.06mm程度の非常に細いものであるので、プリン
ト板への装着時等において、端子ピン5bに外力
が加わるとコイル線2aが巻着してある端子ピン
5bの固定端も動いてしまい高圧コイル2のコイ
ル線2aが断線してしまう虞れがあつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は上記欠点に鑑み為されたものであり、
外部接続用端子ピンに外力が加わつてもコイル線
の断線が生じないようにした信頼性の高いフライ
ブツクトランスを提供することを目的とする。
(ニ) 考案の構成 本考案のフライバツクトランスはコイルボビン
に巻装された高圧コイルのコイル線の端部を前記
コイルボビンのターミナルボード部に設けられた
比較的短い第1端子ピンに接続するとともに前記
ターミナルボード部に前記第1端子ピンと隣接し
て設けられた比較的長い第2端子ピンと前記第1
端子ピンとを部品のリード線で接続し、前記第1
端子ピンが埋設され、前記第2端子ピンの一部が
外部に露出するようにモールド樹脂を施してい
る。
(ホ) 実施例 本考案の実施例を第3図乃至第5図を参照しつ
つ説明するが従来例と同一部分には同一図番を付
してその説明は省略する。
本考案の一実施例を示す第3図及び第4図にお
いて、コイルボビン1のターミナルボード部4に
は比較的短い第1端子ピン13と比較的長い複数
の第2端子ピン5′a〜5′gが設けられている。
そして前記第1端子ピン13には高圧コイル2の
コイル線2aの巻き始め端部を巻着し、この第1
端子ピン13に隣接し、アースに導かれる第2端
子ピン5′bにはコンデンサ9の一方のリード線
9aの途中を巻き付け半田付けし、そのリード線
9aの端部を高圧コイル2のコイル線2aの巻き
始め端部が巻着された第1端子ピン13に巻着
し、前記コイル線2aとともに半田接続するよう
にしている。
このように接続されたコイル部品10′をケー
ス11に収納し、第4図の如く前記ケース11内
にウレタンやエポキシ樹脂等のモールド樹脂12
を注入後、硬化させるが、このとき第1端子ピン
13はモールド樹脂12内に埋設され、外部接続
用の複数の第2端子ピン5′a〜5′gはその一部
がモールド樹脂12から露出するように前記モー
ルド樹脂12が施される。
斯る構成にすると、プリント板(図示せず)に
挿着される第2端子ピン5′bに外力が加わつて
も、第1端子ピン13が殆ど動くことがないの
で、該第1端子ピン13に接続された高圧コイル
2のコイル線2aが断線する虞れはない。
第5図は本考案の他の実施例を示しており、こ
の図に示すようにコンデンサ9のリード線9aの
途中をコイル線2aが巻着された第1端子ピン1
3に巻き付けてから、そのリード線9aの端部を
第2端子ピン5′bに接続するようにし、第4図
に示すようにモールド樹脂を施すようにしてもよ
い。
(ヘ) 考案の効果 本考案に依ればプリント板等に接続される外部
接続用の端子ピンに外力が加わつても高圧コイル
のコイル線が断線する虞れは無く、信頼性の高い
フライバツクトランスを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフライバツクトランスで使用さ
れるコイル部品の斜視図、第2図は従来のフライ
バツクトランスの要部断面図、第3図は本考案の
フライバツクトランスで使用されるコイル部品の
斜視図、第4図は本考案のフライバツクトランス
の要部断面図、第5図は本考案の他の実施例を示
す図である。 1……コイルボビン、2……高圧コイル、2a
……コイル線、4……ターミナルボード部、5′
a〜5′g……第2端子ピン、9a……コンデン
サのリード線、12……モールド樹脂、13……
第1端子ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルボビンに巻装された高圧コイルのコイル
    線の端部を前記コイルボビンのターミナルボード
    部に設けられた比較的短い第1端子ピンに接続す
    るとともに前記ターミナルボード部に前記第1端
    子ピンと隣接して設けられた比較的長い第2端子
    ピンと前記第1端子ピンとを部品のリード線で接
    続し、前記第1端子ピンが埋設され、前記第2端
    子ピンの一部が外部に露出するようにモールド樹
    脂を施してなるフライバツクトランス。
JP8733383U 1983-06-07 1983-06-07 フライバツクトランス Granted JPS59191716U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8733383U JPS59191716U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 フライバツクトランス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8733383U JPS59191716U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 フライバツクトランス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59191716U JPS59191716U (ja) 1984-12-19
JPH0135451Y2 true JPH0135451Y2 (ja) 1989-10-30

Family

ID=30217246

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8733383U Granted JPS59191716U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 フライバツクトランス

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JP (1) JPS59191716U (ja)

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JPS59191716U (ja) 1984-12-19

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