JPH0922827A - フライバックトランス内蔵用の巻回型フィルムコンデンサ - Google Patents
フライバックトランス内蔵用の巻回型フィルムコンデンサInfo
- Publication number
- JPH0922827A JPH0922827A JP7171108A JP17110895A JPH0922827A JP H0922827 A JPH0922827 A JP H0922827A JP 7171108 A JP7171108 A JP 7171108A JP 17110895 A JP17110895 A JP 17110895A JP H0922827 A JPH0922827 A JP H0922827A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film capacitor
- lead wire
- winding type
- type film
- insulating case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Television Scanning (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造コストが低廉で、接続不良などによる故
障を低減することができるフライバックトランスを得る
ための巻回型フィルムコンデンサを提供する。 【構成】 一次コイル及び二次コイルと巻回型フィルム
コンデンサ4とダイオードと固定抵抗6が内蔵されアノ
ードリード線が引き出された絶縁ケース1と、該絶縁ケ
ース1に取着されたフォーカスボリューム7とを備え、
アノードリード線をダイオードを介して二次コイルに接
続し、前記巻回型フィルムコンデンサ4の一方のリード
線10及びフォーカスボリューム7に接続された前記固
定抵抗6の一端を、ダイオードとアノードリード線の接
続点に接続して成るフライバックトランスにおいて、前
記コンデンサ4の他方のリード線12は、フライバック
トランスのピン端子として前記絶縁ケース1から突出し
て配設されている。
障を低減することができるフライバックトランスを得る
ための巻回型フィルムコンデンサを提供する。 【構成】 一次コイル及び二次コイルと巻回型フィルム
コンデンサ4とダイオードと固定抵抗6が内蔵されアノ
ードリード線が引き出された絶縁ケース1と、該絶縁ケ
ース1に取着されたフォーカスボリューム7とを備え、
アノードリード線をダイオードを介して二次コイルに接
続し、前記巻回型フィルムコンデンサ4の一方のリード
線10及びフォーカスボリューム7に接続された前記固
定抵抗6の一端を、ダイオードとアノードリード線の接
続点に接続して成るフライバックトランスにおいて、前
記コンデンサ4の他方のリード線12は、フライバック
トランスのピン端子として前記絶縁ケース1から突出し
て配設されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の映像機器、
産業機器などの高圧発生回路に使用するフライバックト
ランス内蔵用の巻回型フィルムコンデンサに関する。
産業機器などの高圧発生回路に使用するフライバックト
ランス内蔵用の巻回型フィルムコンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】一次コイル及び二次コイルと巻回型フィ
ルムコンデンサとダイオードと固定抵抗が内蔵されアノ
ードリード線が引き出された絶縁ケースと、該絶縁ケー
スに取着されたフォーカスボリュームとを備え、アノー
ドリード線をダイオードを介して二次コイルに接続し、
前記巻回型フィルムコンデンサの一方のリード線及びフ
ォーカスボリュームに接続された前記固定抵抗の一端
を、ダイオードとアノードリード線の接続点に接続して
成る従来のフライバックトランスにおいて、図4に示す
ように、前記巻回型フィルムコンデンサaの他方のリー
ド線bは、前記絶縁ケースcに取着したアース用端子d
に絡げて半田付けしていた。
ルムコンデンサとダイオードと固定抵抗が内蔵されアノ
ードリード線が引き出された絶縁ケースと、該絶縁ケー
スに取着されたフォーカスボリュームとを備え、アノー
ドリード線をダイオードを介して二次コイルに接続し、
前記巻回型フィルムコンデンサの一方のリード線及びフ
ォーカスボリュームに接続された前記固定抵抗の一端
を、ダイオードとアノードリード線の接続点に接続して
成る従来のフライバックトランスにおいて、図4に示す
ように、前記巻回型フィルムコンデンサaの他方のリー
ド線bは、前記絶縁ケースcに取着したアース用端子d
に絡げて半田付けしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のフライバックト
ランス内蔵用の巻回型フィルムコンデンサaのリード線
bは、小径であるので、これをフライバックトランスの
一端子として絶縁ケースcから外部に引き出す場合、上
述のようにフライバックトランスの絶縁ケースcに取着
したアース用ピン端子dの内部端末に絡げて半田付けす
るため、手間が掛って製造コストが高価になり、又接続
不良など故障の原因になることがあるという不具合があ
った。
ランス内蔵用の巻回型フィルムコンデンサaのリード線
bは、小径であるので、これをフライバックトランスの
一端子として絶縁ケースcから外部に引き出す場合、上
述のようにフライバックトランスの絶縁ケースcに取着
したアース用ピン端子dの内部端末に絡げて半田付けす
るため、手間が掛って製造コストが高価になり、又接続
不良など故障の原因になることがあるという不具合があ
った。
【0004】本発明は、上記の不具合を解消して、製造
コストが安価でかつ故障の少ないフライバックトランス
を得るためのフライバックトランス内蔵用の巻回型フィ
ルムコンデンサを提供することをその目的とするもので
ある。
コストが安価でかつ故障の少ないフライバックトランス
を得るためのフライバックトランス内蔵用の巻回型フィ
ルムコンデンサを提供することをその目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、一次コイル及び二次コイルと巻回型フ
ィルムコンデンサとダイオードと固定抵抗が内蔵されア
ノードリード線が引き出された絶縁ケースと、該絶縁ケ
ースに取着されたフォーカスボリュームとを備え、アノ
ードリード線をダイオードを介して二次コイルに接続
し、前記巻回型フィルムコンデンサの一方のリード線及
びフォーカスボリュームに接続された前記固定抵抗の一
端を、ダイオードとアノードリード線の接続点に接続し
て成るフライバックトランスの内蔵用巻回型フィルムコ
ンデンサおいて、前記コンデンサの他方のリード線を、
フライバックトランスのピン端子として前記絶縁ケース
から突出して配設したことを特徴とする。
達成するために、一次コイル及び二次コイルと巻回型フ
ィルムコンデンサとダイオードと固定抵抗が内蔵されア
ノードリード線が引き出された絶縁ケースと、該絶縁ケ
ースに取着されたフォーカスボリュームとを備え、アノ
ードリード線をダイオードを介して二次コイルに接続
し、前記巻回型フィルムコンデンサの一方のリード線及
びフォーカスボリュームに接続された前記固定抵抗の一
端を、ダイオードとアノードリード線の接続点に接続し
て成るフライバックトランスの内蔵用巻回型フィルムコ
ンデンサおいて、前記コンデンサの他方のリード線を、
フライバックトランスのピン端子として前記絶縁ケース
から突出して配設したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0007】図1は、本発明に係る巻回型フィルムコン
デンサを内蔵したフライバックトランスを示す。
デンサを内蔵したフライバックトランスを示す。
【0008】図1において、下端が開放された絶縁ケー
ス1には、図3に示す一次コイル2及び二次コイル3と
巻回型フィルムコンデンサ4とダイオード5と固定抵抗
6が内蔵されるとともにフォーカスボリューム7が取着
され、又、アノードリード線8及びフォーカスボリュー
ム7の摺動子に接続された一対のリード線(図示せず)
が引き出されている。アノードリード線8は、図3に示
すように、ダイオード5を介して二次コイル3に接続さ
れ、巻回型フィルムコンデンサ4の一方のリード線10
及びフォーカスボリューム7の一端に接続された固定抵
抗6は、ダイオード5とアノードリード線8の接続点に
接続されている。11は、一次コイル2の端末に接続さ
れ絶縁ケース1から突出して馬蹄形に配置されたピン端
子、12及び13は、巻回型フィルムコンデンサ4のリ
ード線であるピン端子及びフォーカスボリューム7の端
末に接続されたピン端子で、絶縁ケース1内にはモール
ド樹脂が注入されている。14は、絶縁ケース1の開口
部から一次コイル2及び二次コイル3のボビン内に挿入
配置されたフェライトコアである。以上のフライバック
トランスを構成する部品及びその接続回路は、従来のも
のと特に異ならない。
ス1には、図3に示す一次コイル2及び二次コイル3と
巻回型フィルムコンデンサ4とダイオード5と固定抵抗
6が内蔵されるとともにフォーカスボリューム7が取着
され、又、アノードリード線8及びフォーカスボリュー
ム7の摺動子に接続された一対のリード線(図示せず)
が引き出されている。アノードリード線8は、図3に示
すように、ダイオード5を介して二次コイル3に接続さ
れ、巻回型フィルムコンデンサ4の一方のリード線10
及びフォーカスボリューム7の一端に接続された固定抵
抗6は、ダイオード5とアノードリード線8の接続点に
接続されている。11は、一次コイル2の端末に接続さ
れ絶縁ケース1から突出して馬蹄形に配置されたピン端
子、12及び13は、巻回型フィルムコンデンサ4のリ
ード線であるピン端子及びフォーカスボリューム7の端
末に接続されたピン端子で、絶縁ケース1内にはモール
ド樹脂が注入されている。14は、絶縁ケース1の開口
部から一次コイル2及び二次コイル3のボビン内に挿入
配置されたフェライトコアである。以上のフライバック
トランスを構成する部品及びその接続回路は、従来のも
のと特に異ならない。
【0009】本発明によれば、図2に明示するように、
巻回型フィルムコンデンサ4の一方の電極に接続された
リード線10は、容易に撓むことができる例えば0.5
mmの径の半田メッキ鋼芯銅線であり、他方の電極に接
続されたリード線12は、容易に撓むことができない例
えば1mmの径の半田メッキ鋼芯銅線であって、これが
フライバックトランスのピン端子として曲げることなく
外部に導出することができるように絶縁ケース1の内部
に巻回型フィルムコンデンサ4が配置される。図2は、
モールド樹脂を注入する前の、フォーカスボリューム7
が取着された絶縁ケース1の一部を示している。フォー
カスボリューム7は、あらかじめ樹脂15中に埋設され
ており、これを固定抵抗6と接続し、この絶縁ケース1
の一部を、一次コイル2及び二次コイル3とダイオード
5を収納配置した絶縁ケース1の他の部分と結合して固
定抵抗6の端子及び巻回型フィルムコンデンサ4のリー
ド線10をダイオード5に接続した後、絶縁ケース1の
内部に下方からモールド樹脂が注入される。
巻回型フィルムコンデンサ4の一方の電極に接続された
リード線10は、容易に撓むことができる例えば0.5
mmの径の半田メッキ鋼芯銅線であり、他方の電極に接
続されたリード線12は、容易に撓むことができない例
えば1mmの径の半田メッキ鋼芯銅線であって、これが
フライバックトランスのピン端子として曲げることなく
外部に導出することができるように絶縁ケース1の内部
に巻回型フィルムコンデンサ4が配置される。図2は、
モールド樹脂を注入する前の、フォーカスボリューム7
が取着された絶縁ケース1の一部を示している。フォー
カスボリューム7は、あらかじめ樹脂15中に埋設され
ており、これを固定抵抗6と接続し、この絶縁ケース1
の一部を、一次コイル2及び二次コイル3とダイオード
5を収納配置した絶縁ケース1の他の部分と結合して固
定抵抗6の端子及び巻回型フィルムコンデンサ4のリー
ド線10をダイオード5に接続した後、絶縁ケース1の
内部に下方からモールド樹脂が注入される。
【0010】尚、前記フライバックトランスは、例えば
配線基板に搭載され、ピン端子11、12、13は該配
線基板の導電部に接続される。
配線基板に搭載され、ピン端子11、12、13は該配
線基板の導電部に接続される。
【0011】
【発明の効果】本発明は、上記の構成によるときは、巻
回型フィルムコンデンサの一方のリード線をフライバッ
クトランスのピン端子に絡げてはんだ付けする手間が不
要になるので、製造コストが低廉になり、又この接続部
の接続不良などによる故障が生じないという効果を有す
る。
回型フィルムコンデンサの一方のリード線をフライバッ
クトランスのピン端子に絡げてはんだ付けする手間が不
要になるので、製造コストが低廉になり、又この接続部
の接続不良などによる故障が生じないという効果を有す
る。
【図1】 本発明の巻回型フィルムコンデンサを内蔵し
たフライバックトランスの側面図。
たフライバックトランスの側面図。
【図2】 図1に示すフライバックトランスの一部の正
面図。
面図。
【図3】 フライバックトランスの回路図。
【図4】 従来のフライバックトランスの一部の正面
図。
図。
1 絶縁ケース 4 巻回型フィ
ルムコンデンサ 7 フォーカスボリューム 10 リード線 12 リード線(ピン端子)
ルムコンデンサ 7 フォーカスボリューム 10 リード線 12 リード線(ピン端子)
Claims (1)
- 【請求項1】 一次コイル及び二次コイルと巻回型フィ
ルムコンデンサとダイオードと固定抵抗が内蔵されアノ
ードリード線が引き出された絶縁ケースと、該絶縁ケー
スに取着されたフォーカスボリュームとを備え、アノー
ドリード線をダイオードを介して二次コイルに接続し、
前記巻回型フィルムコンデンサの一方のリード線及びフ
ォーカスボリュームに接続された前記固定抵抗の一端
を、ダイオードとアノードリード線の接続点に接続して
成るフライバックトランスの内蔵用巻回型フィルムコン
デンサにおいて、前記コンデンサの他方のリード線を、
フライバックトランスのピン端子として前記絶縁ケース
から突出して配設したことを特徴とするフライバックト
ランス内蔵用の巻回型フィルムコンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7171108A JPH0922827A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | フライバックトランス内蔵用の巻回型フィルムコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7171108A JPH0922827A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | フライバックトランス内蔵用の巻回型フィルムコンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0922827A true JPH0922827A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15917127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7171108A Pending JPH0922827A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | フライバックトランス内蔵用の巻回型フィルムコンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0922827A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113066664A (zh) * | 2021-03-29 | 2021-07-02 | 安徽麦特电子股份有限公司 | 一种新型微波炉用干式高压电容器 |
-
1995
- 1995-07-06 JP JP7171108A patent/JPH0922827A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113066664A (zh) * | 2021-03-29 | 2021-07-02 | 安徽麦特电子股份有限公司 | 一种新型微波炉用干式高压电容器 |
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