JP2561262Y2 - 高電圧用可変抵抗器 - Google Patents

高電圧用可変抵抗器

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JP2561262Y2
JP2561262Y2 JP1993070711U JP7071193U JP2561262Y2 JP 2561262 Y2 JP2561262 Y2 JP 2561262Y2 JP 1993070711 U JP1993070711 U JP 1993070711U JP 7071193 U JP7071193 U JP 7071193U JP 2561262 Y2 JP2561262 Y2 JP 2561262Y2
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terminal
variable resistor
conductive rubber
case
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JP1993070711U
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JPH0682808U (ja
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一郎 経沢
茂 坂東
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本考案は、フライバックトランス
にモールド樹脂を介して固定される高電圧用可変抵抗器
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来からフライバックトランスにモール
ド樹脂を介して固定される高電圧用可変抵抗器は、数多
く提案されている。この高電圧用可変抵抗器の一般的な
構成は、絶縁ケースの前面部から可変抵抗器の操作軸が
突出し、前面部と反対側に開口する開口部側がモールド
樹脂を介してフライバックトランスに固定されるという
ものである。出力端子の位置は、回路構成や取付態様に
応じて位置が決められることになるが、大部分の高電圧
用可変抵抗器では開口部側になんらかの端子を備えてい
る。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】モールド樹脂で覆われ
る開口部側に設けられた端子にはリード線の端部や、フ
ライバックトランスに接続された接続導体が半田付け接
続される。しかしながら半田付け作業は面倒な作業であ
り、半田付け作業をできる限り減らしたいという要請が
ある。また半田付けで接続部を構成した場合、フライバ
ックトランスに高電圧用可変抵抗器を取付けるときにモ
ールド樹脂を充填する際や、モールド樹脂が硬化する時
に、この接続部に無理な力が加わって断線が生じる問題
がある。 【0004】本考案の目的は、端子間の接続が簡単でし
かも端子の接続部に断線を生じさせるような無理な力が
加わることのない高電圧用可変抵抗器を提供することに
ある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本考案は、絶縁ケースの
前面部から可変抵抗器の操作軸が突出し、該前面部と反
対側に開口する開口部側に端子が設けられ、該開口部に
モールド樹脂が充填されてモールド樹脂を介してフライ
バックトランスに固定される高電圧用可変抵抗器を対象
とする。本考案においては、上記端子を、絶縁ケース内
に収納された電気回路に電気的に接続された接続端子
と、該接続端子が刺し込まれた導電性ゴムと、相手方端
子が刺し込まれる部分を残して前記導電性ゴムを収納す
る導電性ゴム収納部とから構成する。そして端子を絶縁
ケースの開口部から突出させる。 【0006】 【考案の作用】本考案によれば、相手方端子を導電性ゴ
ムに刺し込むだけで接続部を構成できるため、フライバ
ックトランスに高電圧用可変抵抗器を取付ける際の半田
付け作業を減少させることができる。また導電性ゴムは
導電性ゴム収納部に収納されているため、フライバック
トランスに高電圧用可変抵抗器を取付ける際に充填され
るモールド樹脂の流れから力を受けたり、モールド樹脂
の硬化時に樹脂の収縮力を受けても、導電性ゴムが移動
することはない。しかも導電性ゴムが緩衝材となるため
接続部に無理な力が加わることがない。したがって本考
案によれば、接続部における断線状態の発生を防止でき
る。特に、本考案のように、端子を絶縁ケースの開口部
から突出させて、端子の一部をフライバックトランス側
に挿入する構造にすると、絶縁ケースの厚みを厚く(絶
縁ケースの側壁の高さ寸法を大きく)する必要がなくな
る。そのためフライバックトランスから突出する高電圧
用可変抵抗器の突出寸法を小さくすることができて、高
電圧用可変抵抗器が取付けられたフライバックトランス
の外形を小さくすることができて、しかもその重量バラ
ンスが大きく崩れるのを防ぐことができる。 【0007】 【実施例】以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に
説明する。 【0008】第1図は、テレビのフライバックトランス
に取付けられる本考案の高電圧用可変抵抗器の一実施例
の部分断面図である。また第2図は、第1図の抵抗器の
側面図を示している。 【0009】これらの図において、1は絶縁性樹脂材料
により成形された絶縁ケースであり、該ケースの前面部
1aには2つの可変抵抗器の操作軸2a及び2bがそれ
ぞれ貫通する管状の突出部1b1 及び1b2 が突設され
ている。なお本実施例の可変抵抗器の構成自体は周知で
あるため図示及び説明を省略する。ケース1の長手方向
の一方の側壁部1cにはケース1と一体にリード線を保
持するリード線保持筒3が突設されている。なおこのリ
ード線保持筒3には、フォーカス出力を外部に引き出す
ためのリード線が挿入される。ケース1の開口部1dの
周囲にはフランジ部1eが設けてある。 【0010】ケース1の開口部1d側から突出する符号
4で示した部材は、ケース1の内部に配置された図示し
ない電気回路のアースを外部に導出するための端子であ
る。この端子4は、接続部を構成する一対の端子の一方
を構成するもので、端子4には接続部を構成する他方の
端子(相手方端子)5の雄電極5aが挿入される。端子
4は、雌電極を構成する円柱状の導電性ゴム4aと、軸
線方向に延びる切欠部4cを有し断面が略C字状を呈す
る筒状の導電性ゴム収容部4bとから構成される。導電
性ゴム4aには、ケース1内に収容された部品のアース
回路に接続された接続端子6が挿入されている。 【0011】図示しない他方の電気部品に設けられた端
子5は、先端が尖った雄電極5aを有している。2つの
電気部品の電気的な接続は、端子5の雄電極5aを端子
4の導電性ゴム4aに刺し込むことにより行うことがで
きる。第1図の実施例では、導電性ゴム収容部4bの軸
線方向のケース1と反対の端部側から雄電極5aを挿入
するように図示してあるが、第2図に示される導電性ゴ
ム収容部4bに設けた切欠部4cを通して、即ち導電性
ゴム収容部4bの側面側から雄電極を挿入することもで
きる。 【0012】尚端子5の構成は任意であり、電気部品か
ら引出されたリード線の端部を端子5とすることもでき
る。この場合には、リード線の芯線が雄電極を構成する
ことになる。リード線の芯線の挿入を容易にするために
は、リード線の芯線の先端を尖らせておくのが好まし
い。 【0013】ケース1の長手方向の他方の端面1k側に
突出する棒状の部材は、導電性金属材料からなる他の接
続端子8である。また7は、リード線保持筒3のケース
1の側壁1c寄りの外周部に設けられたリード線保持片
である。リード線保持片7は、スクリーン出力を外部に
引き出すリード線保持筒3´から導出されるリード線を
保持するものである。リード線保持片7には、リード線
が嵌入される嵌入溝7aが設けられている。 【0014】 【考案の効果】本考案によれば、相手方端子を導電性ゴ
ムに刺し込むだけで接続部を構成できるため、フライバ
ックトランスに高電圧用可変抵抗器を取付ける際の半田
付け作業を減少させることができる。また導電性ゴムは
導電性ゴム収納部に収納されているため、フライバック
トランスに高電圧用可変抵抗器を取付ける際に充填され
るモールド樹脂の流れから力を受けたり、モールド樹脂
が硬化する時に発生する収縮力を受けても、導電性ゴム
が移動することはなく、しかも導電性ゴムが緩衝材とな
るために接続部に無理な力が加わることがなく、接続部
における断線状態の発生を防止できる。特に、本考案の
ように、端子を絶縁ケースの開口部から突出させて、端
子の一部をフライバックトランス側に挿入する構造にす
ると、絶縁ケースの厚みを厚く(絶縁ケースの側壁の高
さ寸法を大きく)する必要がなくなる。そのためフライ
バックトランスから突出する高電圧用可変抵抗器の突出
寸法を小さくすることができて、高電圧用可変抵抗器が
取付けられたフライバックトランスの外形を小さくする
ことができて、しかもその重量バランスが大きく崩れる
のを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案を高電圧用可変抵抗器の一実施例の部分
断面図である。 【図2】図1に示した高電圧用可変抵抗器の側面図であ
る。 【符号の説明】 1 ケース 3 リード線保持筒 4,5 端子 4a 雌電極 4b 導電性ゴム収容部 4c 切欠部 5a 雄電極

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.絶縁ケースの前面部から可変抵抗器の操作軸が突出
    し、前記前面部と反対側に開口する開口部側に端子が設
    けられ、前記開口部にモールド樹脂が充填されてモール
    ド樹脂を介してフライバックトランスに固定される高電
    圧用可変抵抗器において、 前記端子は前記絶縁ケース内に収納された電気回路に電
    気的に接続された接続端子と、該接続端子が刺し込まれ
    た導電性ゴムと、相手方端子が刺し込まれる部分を残し
    て前記導電性ゴムを収納する導電性ゴム収納部とからな
    り、 前記端子は前記絶縁ケースの前記開口部から突出してい
    ることを特徴とする高電圧用可変抵抗器。
JP1993070711U 1993-12-28 1993-12-28 高電圧用可変抵抗器 Expired - Lifetime JP2561262Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1993070711U JP2561262Y2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 高電圧用可変抵抗器

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JP1993070711U JP2561262Y2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 高電圧用可変抵抗器

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JPH0682808U JPH0682808U (ja) 1994-11-25
JP2561262Y2 true JP2561262Y2 (ja) 1998-01-28

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JPH0682808U (ja) 1994-11-25

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Effective date: 19970909