JPS60116247A - 伝送制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は分散化して配置された機器間での通信制御に関
するものである。

従来例の構成とその問題点 複数の機器を集中的に制御したシ、現在の機器の状態を
モニタ監視することを目的として、各機器を電気的な伝
送通信路で結び互いに制御信号を伝送し合う伝送制御方
法が各種報告されている。

その−例に一般家庭内の機器を制御するのに商用１００
ｖ電燈線を伝送通信路として用いて行う伝送制御方法が
ある。これは電燈線の６０１１ｚあるいは６０１１ｚの
交流電圧上にこれよりは十分周波数の高い制御信号電圧
を重畳して通信を行う方法である。この方法は機器間に
通信用の特別配線を行う必要のないことから、設備の設
置に関する手間や経費が小さいという特許を持つ。

ここで機器とは、電気器具と、電気器具を０Ｎ１０ＦＦ
制御する制御機能と、電気器具の通信状態を感知するセ
ンサ機能と、制御信号を電燈線に入出力する通信機能を
有した制御モジュールとから成るものである。他の機器
として、制御信号を電燈線に入出力する通信機能と、９
Ｎ１０ＦＦ制御信号を発生する制御信号発生機能と、各
機器の通電状態を表示すモニタ表示機能とを有する制御
ターミナルがある。電燈線を用いた伝送制御方法につい
て次に図を用いて説明する。

第１図は従来例の伝送制御方法の構成図である。

電燈線１には機器２，３．４および制御ターミナル５が
接続されている。機器２，３．４はそれぞれ電気器具６
，７．８と制御モジュール９，１０゜１１とが組み合わ
さったものである。

この構成で制御ターミナル５を用いて、ＯＦＦ状態にあ
る機器２の電気器具６ｆ：ｏ　Ｎ状態に変更するとする
。まず制御ターミナ／Ｉ／６は内部で機器２に対するＯ
Ｎ制御の要求が生じたならば電溶線１上に機器２に対し
て電気器具６をＯＮ状態に変更せよという命令からなる
制御信号を送イ３する。

制御モジュール９は電溶線上の制御信号を受信しその制
御信号が自分に対するものであることを知ったならその
命令に従って電気器具６を制御してＯＮ状態に変更する
。電気器具６がＯＮ状態に変更されたなら、制御モジュ
ール９はセンサ機能によシミ気器具６の状態が変化した
のを確認し、今度は制御ターミナル５に対し機器２の電
気器具６の状態が変化しＯＮ状態に変更された旨の制御
信号を送信する。制御ターミナ）１１５は電気器具６が
ＯＮ状態に変更された旨の制御信号を受信したなら、電
気器具６がＯＮ状態にある旨のモニタ表示を行なう。

このようにして制御ターミナル５は機器の電気器具のＯ
Ｎ’１０ＦＦ状態が変更される毎にその旨をモニタ表示
するため制御ターミナルによシ機器の状態を監視できる
。

さて、以上の構成の伝送１１ｒｌ＋御方法において、新
たに他の制御ターミナル１２を電溶線１上に増設する時
を考える。

制御ターミナル１２は電溶線１に接続した初期状態では
電気器具６，７．８の通電状態を知シ得ない。そこで制
御ターミナル１２は機器２，３．４に苅してそれぞれＯ
Ｎ１０　Ｆ　Ｆ状態の問い合わせ命令（以後テスト命令
と記す）を送りその返答から電気器具６，７．８のＯＮ
　／　ＯＦ　Ｆ状態を知シ、その旨をモニタ表示すると
いうモニタ表示に対する初期設定が必要である。初期設
定実行を実現する一手段として使用者が電溶線１の接続
機器に対し一つ一つ手動で０Ｎ１０ＦＦ制御を行う方法
がある。０Ｎ１０ＦＦ制御された機器はその結果の変化
状態を返答するので以後制御ターミナル１２は正しいモ
ニタ制御を行う。この方法は操作が多くなることとその
ために長時間を要するという欠点がある。初期設定実行
を実現する他の一手段として制御ターミナル１２にテス
ト命令用のヌイソチを設け、このボタンが押されたなら
制御ターミナル１２は機器の一つ一つに苅して順にテス
ト命令用能 返すよう内部にプログラムを組んでおく方法がある。こ
の方法は、操作は一つのボタンを押すだけの簡単なもの
であるが、機器数が大きくなると制御ターミナル内のプ
ログラムが大規模になるという欠点と、機器を増設する
毎に制御ターミナル内のプログラムを組み替えねばなら
ず、設（＋ｉｆｉ変史に列して列応性が悪いという欠点
とを持つ。

このように従来の伝送制御方法では制御クーミナル増設
時のモニタ表示の初期設定に関し大きな問題点を有して
いる。

発明の目的 本発明は、従来の問題点を解消し、制御ターミナルの初
期設定に関し操作が簡単で所要時間が短く設備変更に対
する対応性の良い伝送制御方法を提供することを目的と
する。

発明の構成 上記従来の問題点を解決するため、本発明は互いに通信
可能な複数の機器およびこの機器を制御する制御ターミ
ナルと、それらを結ぶ伝送通信路とを有し、制御ターミ
ナル内部に他の機器に対する通電状態を問いあわせ要求
が生じた時、前記制御ターミナルは単一の制御信号よシ
なるテスト信号を発し前記能の機器に対し問いあわせ要
求を行うもので、他の複数の機器が前記テスＩ・信号に
対して応答し制御ターミナルの初期化を行うようにした
ものである。

実施例の説明 本発明の一実施例を図を用いて説明する。

第２図は本発明の一実施例を示す伝送制御方法の構成図
である。電溶線１３には機器１４，１５゜１６および制
御ターミナル１７が接続されている。

機器１４，１５．１６はそれぞれ電気器具１８゜１９．
２０と制御モジュー／ｌ／２１，２２．２３とが組み合
わさったものである。制御モジュール２１，２２．２３
は、制御・センサ・通信機能を有し、制御ターミナル１
７（ｄ通信・制御信号発生・モニタ表示機能を有してお
り、それぞれ電位線１３を伝送通信路として互いに通信
が可能である。

今、ＯＦＦ状態の機器１４の電気器具１８をＯＮ状態に
変更する要求が発生したとすると、制御ターミナル１７
は機器１４に対してＯＮ命令の制御信号を電位線１３上
に送信する。

制御モジュー／ｌ／２１はこのＯＮ命令の制御信号を受
信したなら電気器具１８をＯＮ状態に変更する。

次に制御モジュール２１は電気器具１８がＯＮ状態に変
更されたのを確認したなら制御ターミナル１７に対して
電気器具１８がＯＮした旨の制御信号を電位線１３上に
出力する。制御ターミナル１７は電気器具１８がＯＮし
た旨の制御信号を受信したなら、電気器具１８はＯＮし
た旨のモニタ表示を行う。こうして制御ターミナ／Ｌ’
１７はモニタ表示によって各機器の電気器具のＯＮ１０
　Ｆ　Ｆ状態を監視できる。

以」二の構成の伝送制御方法において、今何らかの理由
で制御ターミナ／ｌ／１了のモニタ表示が実際の機器の
０Ｎ１０ＦＦ状態と異なっていたとする。

例えば制御ターミナ／Ｌ／１７の電源を投入したばかり
の初期設定ができてい安いような状態である。

この時、制御ターミナル１７は各機器に対してテヌ１−
命令を出して正しいモニタ表示に設定しなおす。このテ
スト命令の要求を発生させるため制御ターミナル１Ｙは
テスト命令スイッチ２４を有する。テスト命令の発生の
様子を図面を用いて説明する。第３図は制御ターミナ）
ｖ１７の内部構成のブロック図である。制御ターミナル
１７は信号重畳手段２５、送信手段２６、受信手段２了
、演算制御手段２８、モニタ表示手段２９、制御信号発
生手段３Ｑ、ヌイノチ状態検出手段３１、テスト信号発
生手段３２、およびテスト命令スイッチ２４とから成る
。

ヌイッチ状態検出手段３１はテヌト命令ス、イソチ２４
が押されたのを検出したならその旨を演算制御手段２８
に知らせる。演算制御手段２８はテスト信号発生手段３
２からテスト命令の信号を読み取り送信手段２６．信号
重畳手段２５を通じて電位線１３上にテヌト命令の制御
信号を送信する。

テスト命令の制御信号は全機器に対して一斉に送信する
必要があるので、あらかじめ全機器に対して一斉に送信
するのであるという一斉記号を含寸ねばならない。これ
には例えば制御信号の最初に所定の数字を所定回くシ返
し送信するなど通常は起こらない数字の組み合わせを用
いればよい。

テヌト命令の制御信号を受け取った機器は、前記−斉記
号によシその制御信号は全機器に列するものであること
を知り、自己の電気器具のＯＮ　７０　７ＦＦ状態を調
べ制御ターミナル１７に知らせる。

制御ターミナル１７は各機器から順次送られてくる電気
器具の０Ｎ１０ＦＦ状態の信号を受信しモニタ表示に正
しく表示する。

以上の様に、本発明の実施例の伝送制御方法では、機器
の通電状態の問い合わせ要求に対し単一のテスト命令の
制御信号を送信するだけで全機器から通電状態の情報を
受けとることが用能である。

この方法は、機器の増設の時制御クーミナル内の制御プ
ログラムを変更する必要はない。またテスト命令にはテ
スト命令スイッチをただ一度押すだけでよい。

発明の効果 本発明の伝送制御方法は、機器の通電状態の問い合わぜ
要求の生じた際全機器に列し単一の制御信号によシテヌ
ト命令を送信するという方法を用いることによυ、問い
合わせに必要な時間が短く、操作が簡単で設備変更に列
し対応性が良いと実使用上きわめて効果の高いものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の伝送制御方法の構成図、第２図は本発
明の一実施例を示す伝送制御方法の構成図、第３図は同
一実施例における制御ターミナルの内部構成を示すブロ
ック図である。 １４．１５．１６・・・・・・機器、１７・・・・・・
制御ターミナル、２４・・・・・・テスト命令スイッチ
、３２・・川・テスト信号発生手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 ！ 第２図 ／３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 互いに通信可能な複数の機器およびこの機器を制御する
   制御〜クーミナルと、それらを結ぶ伝送通信路とヲ有し
   、制御ターミナル内部に他の機器に対する通電状態を問
   いあわせ要求が生じた時、前記制御ターミナルは単一の
   制御信号よりなるテスト信号を発し前記他の機器に対し
   問いあわぜ安水を行う伝送制御方法。