JPS60109547A - アミノベンジルアミンの製造方法 - Google Patents

アミノベンジルアミンの製造方法

Info

Publication number
JPS60109547A
JPS60109547A JP21403883A JP21403883A JPS60109547A JP S60109547 A JPS60109547 A JP S60109547A JP 21403883 A JP21403883 A JP 21403883A JP 21403883 A JP21403883 A JP 21403883A JP S60109547 A JPS60109547 A JP S60109547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nitrobenzaldehyde
aminobenzylamine
ammonia
catalyst
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21403883A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0446263B2 (ja
Inventor
Teruyuki Nagata
永田 輝幸
Akihiro Tamaoki
晃弘 玉置
Katsuji Watanabe
勝治 渡辺
Teruhiro Yamaguchi
彰宏 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP21403883A priority Critical patent/JPS60109547A/ja
Priority to NL8403423A priority patent/NL8403423A/nl
Priority to GB08428519A priority patent/GB2149790B/en
Priority to CA000467790A priority patent/CA1216862A/en
Priority to CH5464/84A priority patent/CH660727A5/fr
Priority to KR1019840007165A priority patent/KR860002165B1/ko
Priority to FR8417552A priority patent/FR2554810B1/fr
Priority to DE19843441989 priority patent/DE3441989A1/de
Priority to AU35608/84A priority patent/AU573284B2/en
Publication of JPS60109547A publication Critical patent/JPS60109547A/ja
Priority to US07/323,087 priority patent/US4978792A/en
Publication of JPH0446263B2 publication Critical patent/JPH0446263B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアミノベンジルアミンの新規な製造方法に関す
るものであり、特に、工業的に実施するうえで極めて有
利な方法を提供するものである。
さらに詳しくは、一般式(I) (式中、ニトロ基はm−位またはP−位である)で表わ
されるニトロベンズアルデヒドを、アンモニアの存在下
に接触還元することを特徴とするアミノベンジルアミン
の製造方法に関する。
アミノベンジルアミンはエポキシ樹脂硬化剤、ポリアミ
ド、ポリイミドの原料および農医薬中間体の原料となる
重要な物質である。
アミノベンジルアミンは、従来、ニトロベンズアルデヒ
ドまたはニトロベンゾニトリルを出発原料として製造す
る方法が知られている。例えば、前者を出発原料とする
方法として、次のような方法がある。
(ツニトロベンズアルデヒドからニトロベンジルブロマ
イドを誘導し、次にフタルイミドカリと反応させ、N−
(m−二トロベンジル)−フタルイミドを得、ついで2
段階の還元方法によりm−アミ/ベンジルアミンを約2
0%の収率で得ている(N、Kornblum ら、J
、 Am、 Chem、Soc、712137 (19
49))。
(CI)−rn−ニトロベンズアルデヒドをフェニルヒ
ドラジンと反応させてヒドラゾン化合物を得、これを接
触還元してm−アミノベンジルアミンを60%の収率で
得ている(A、 5iddiqui ら、SynthC
ommn 7.71〜78 (1977) )。
(ハ)m−ニトロベンズアルデヒドよりm−ニトロベン
ズアルドキシムを得、これをラネイニッケル触媒を用゛
・高圧接触還元して”−7−E /″′”/ 、’)ル
アミンを52%の収率で得ている(J、R,Gr、−1
ffithら、NRL Report 6’439)。
一方、後者を出発原料とする方法として、次□のような
方法がある。
に)p−ニトロベンゾニトリルから誘導されるp−アミ
ノベンゾニトリルを水素化リチウムアルミニウムにより
還元してp−アミノベンジルアミンを37%の収率で得
ティる(N、 C,Brownら、J。
Medicinal Chem、 、 20 1189
 (1977))。
(ホ)m−二鼾口ベンゾニトリルをラネイニッケル触媒
を用い、高圧接触還元してm−アミノベンジルアミンを
49%の収率で得ている(J、 R,Grif −fi
thら、NRL Report 6439)。
このように、公知の方法によるアミノベンジルアミンの
製造では、(−1’)、 (Tal+のようにフタルイ
ミドカリおよびフェニルヒドラジンのような、比較的高
価な化合物を当量以上用いて中間体を製造し、これを還
元して目的物を得ているが、これらの方法は反応工程が
長かったり、副生物の回収等に経費と労力を要するため
、経済的でない。また、に)の方法も還元剤が高価なう
え、取扱いが難かしいという欠点がある。さらに、(ハ
)、((ホ)のようにラネイニッケル触媒を用い、オー
トクレーブ中で高圧接触還元する方法は、その収率が低
い分、高価な装置を使用する等の不利をカバーできない
。特に(ハ)は中間体である。アルドキシムを経由する
為工程が長くなるというもう一つの欠点もある。
本発明者等は、上記の様な欠点のないアミノベンジルア
ミンの製造方法について鋭意検討しその結果、ニトロベ
ンズアルデヒドよりニトロベンズアルドキシム経由させ
ることなく直接、アンモニアの存在下において、還元触
媒を用いて接触還元すれば高収率でアミノベンジルアミ
ンを製造しうろことを見出し、本発明の方法を完成した
即ち、゛本発明の方法は一般式(I) (式中、ニトロ基はm−位またはp−位である)で表わ
されるニトロベンズアルデヒドを、アンモニアの存在下
に接触還元することを特徴とするアミノベンジルアミン
の製造方法である。
本発明の方法では、有機溶剤中、アンモニアをニトロベ
ンズアルデヒドに対し1モル以上、好ましくは3〜1,
0モルの存在下に還元を行う。アン 。
モニア量がこれ以下だと第2級アミン等好ましからざる
副生物が増大し、またこれ以上ではほとんど影響がなく
不経済である。
使用される有機溶媒としては、通常接触水添に用いられ
る溶媒ならいずれでも良いが、好ましくはアンモニアの
溶解度の大きいメタノール、エタノール等低級アルコー
ルが有利である。溶剤の使用量は特に限定されないが、
通常原料に対して1〜15重量倍で充分である。
本発明で使用される還元触媒としては、白金、パラジウ
ム、ロジウム等貴金属触媒、及びラネー触媒が挙げられ
る。貴金属触媒を用いる場合は金属の状態でも使用でき
るが、通常はカーボン、シリカゲル、アルミナ等の担体
表面に付着させて用いる。特にラネーニッケル及びラネ
ーコバルト等が工業的には有利である。゛触媒の使用量
は原料ニトロベンズアルデヒドに対して、金属として0
.01〜30重量%の範囲であり、通常ラネー触媒を用
いる場合は2〜20重量%、担体に付着させた貴金属を
用いる場合は0.1〜5重量%の範囲が好ましい。
また反応温度は30〜150℃の範囲、特に、60〜1
00℃が好ましい。
使用される反応圧力は高い方が良いが、通常、10〜1
50 kg/ca Gの範囲が適しでお:す、反応圧力
が低く反応がすみやかに行われない場合は収率の低下を
きたす傾向になる。
本発明の方法の一般的な実施態様としては、原料を溶剤
に溶解もしくは懸濁させた状態下に触媒を加え、アンモ
ニアを導入する。引き続き水素を導入して吸収が停止す
るまで行う。反応終了後触媒を濾過して除き、ろ液を蒸
留することにより目的物を得ることができる。
以下、本発明を実施例により、更に詳細に説明する。
実施例1゜ 内容積500mtのステンレス製オートクレーブにp−
二ト°ロペンズアルデヒド3’0.19(0,2モル)
、メタノール200mt及びラネーニッケル(東洋CC
1製)4.6gにッケル分として)を仕込んだ後窒素で
置換してしばらく攪拌する。オートクレーブを氷水で冷
却しながらアンモニアを約40g導入した。引き続き、
水素を圧入し40kg/cJケージ圧とした後昇温して
70°にした。
その温度で60分間反応させると水素は16.3Nt吸
収され停止したので反応を終了した。室温まで放冷した
後反応マスを取出し濾過し、ろ液を5〜6 mmH,!
iJの圧力で真空蒸留して留出温度1295〜130℃
の留分22.Og (収率900%)を得た。ガスクロ
マトグラフィーによる純度は99.91%であった。
元素分析 (C7HION2 ) HN 計算値(至) 68.8 8.25 22.9測定値%
 68.9 8,3 22.8実施例2゜ P−ニトロベンズアルデヒドのかわりにm−ニトロベン
ズアルデヒドを用いた以外は実施例1と同様に反応させ
た。反応は55分で終了し、その間水素は158Nt吸
収された。引き続き実施例1と同様の後処理を行い、純
度99.94%のm−アミノベンジルアミン21.5 
gを得た(収率88.0%、沸点131〜132℃/6
mmH,!?)。
特許出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式(I) (式(I)中、ニトロ基はm−位またはP−位である)
    で表わされるニトロベンズアルデヒドを、アンモニアの
    存在下に接触還元することを特徴とするアミノベンジル
    アミンの製造方法。
JP21403883A 1983-11-16 1983-11-16 アミノベンジルアミンの製造方法 Granted JPS60109547A (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21403883A JPS60109547A (ja) 1983-11-16 1983-11-16 アミノベンジルアミンの製造方法
NL8403423A NL8403423A (nl) 1983-11-16 1984-11-09 Werkwijze voor de bereiding van aminobenzylamine.
GB08428519A GB2149790B (en) 1983-11-16 1984-11-12 Process for producing aminobenzylamines
CA000467790A CA1216862A (en) 1983-11-16 1984-11-14 Process for producing aminobenzylamine
KR1019840007165A KR860002165B1 (ko) 1983-11-16 1984-11-15 아미노벤질아민의 제조방법
CH5464/84A CH660727A5 (fr) 1983-11-16 1984-11-15 Procede de production d'aminobenzylamine.
FR8417552A FR2554810B1 (fr) 1983-11-16 1984-11-16 Procede de preparation d'aminobenzylamine
DE19843441989 DE3441989A1 (de) 1983-11-16 1984-11-16 Verfahren zur herstellung von aminobenzylamin
AU35608/84A AU573284B2 (en) 1983-11-16 1984-11-16 Aminobenzylamine from nitrobenzaldehyde
US07/323,087 US4978792A (en) 1983-11-16 1989-03-14 Process for producing aminobenzylamine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21403883A JPS60109547A (ja) 1983-11-16 1983-11-16 アミノベンジルアミンの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60109547A true JPS60109547A (ja) 1985-06-15
JPH0446263B2 JPH0446263B2 (ja) 1992-07-29

Family

ID=16649242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21403883A Granted JPS60109547A (ja) 1983-11-16 1983-11-16 アミノベンジルアミンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60109547A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60146849A (ja) * 1984-01-09 1985-08-02 Mitsui Toatsu Chem Inc アミノベンジルアミンの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60146849A (ja) * 1984-01-09 1985-08-02 Mitsui Toatsu Chem Inc アミノベンジルアミンの製造方法
JPH0513940B2 (ja) * 1984-01-09 1993-02-23 Mitsui Toatsu Chemicals

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0446263B2 (ja) 1992-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3001685B2 (ja) ジアミンの製造法
RU2181358C2 (ru) Способ получения сертралина из хирального тетралона
JPS60109547A (ja) アミノベンジルアミンの製造方法
US4978792A (en) Process for producing aminobenzylamine
CA1216862A (en) Process for producing aminobenzylamine
JPS61280462A (ja) カ−バメ−トエステルの製造方法
JP2008524138A (ja) 1,2−ジアミノ−3−メチルシクロヘキサン及び/又は1,2−ジアミノ−4−メチルシクロヘキサンの製造方法
JPS60146849A (ja) アミノベンジルアミンの製造方法
JPS615055A (ja) アミノベンジルアミンの製造方法
JP2825603B2 (ja) アルキルジアミン類およびその製造法
JPH0655697B2 (ja) アミノベンジルアミンの製造方法
JPH04295456A (ja) N− モノ置換またはn,n− ジ置換尿素の製造方法
JP2764621B2 (ja) α―(3―アミノフェニル)エチルアミンの製造方法
JPH058697B2 (ja)
US5399768A (en) Process for the preparation of diaminoresorcinol
JP2511505B2 (ja) p−フェニレンジアミン類の製造方法
JPH0529349B2 (ja)
JPH01186848A (ja) 4−アルキルベンジルアミン類の製造法
JPS5844654B2 (ja) アミノフエノ−ル オヨビ フエニレンジアミンノ セイゾウホウ
TW202334100A (zh) 芳香族硝基化合物之催化氫化
JP2727359B2 (ja) 4,4′―ジフルオロジベンジルアミンおよびその製法
JPS6246536B2 (ja)
JPH02129152A (ja) 脂環式ジアミン類の製法
JPH06100508A (ja) 芳香族アミン化合物および芳香族不飽和イミド化合物
WO2006101302A2 (en) Preparation of xylylendiamine using imidazole as a solvent