JPS6010173Y2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPS6010173Y2
JPS6010173Y2 JP1980035031U JP3503180U JPS6010173Y2 JP S6010173 Y2 JPS6010173 Y2 JP S6010173Y2 JP 1980035031 U JP1980035031 U JP 1980035031U JP 3503180 U JP3503180 U JP 3503180U JP S6010173 Y2 JPS6010173 Y2 JP S6010173Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan motor
rotation
circuit
switch
relay
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980035031U
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English (en)
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JPS56136806U (ja
Inventor
英三 西山
Original Assignee
日産車体株式会社
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Publication date
Application filed by 日産車体株式会社 filed Critical 日産車体株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用空気調和装置に関するものである。
従来、第1図に示すように空気調和装置に設けられたフ
ァンモータ1の回転数は使用モードに関係なくファンス
イッチ2の各設定抵抗R□、R2゜R3により設定され
、したがって各位置における風量も決められていた。
このため特にファンモータの高速回転モードHの風量に
対してはエアコンデショニング時の立上り及びデフロス
タモードでは高風量を必要とするので問題はないのであ
るが、暖房時においては逆に風量過多のため暖房効果を
損うという問題がある。
すなわち、エアコンデショニングとして用いる場合の急
冷のとき、あるいはデフロスタでウィンドガラスの曇り
を取る場合、その立上りのときは風量が多い方が良いた
めこの風量に適合するようにファンの回転数を設定する
しかしながら、前記のようにファンの回転数を設定する
と、暖房時においては風量過多になり暖房効果を損うと
いう問題がある。
第2図イ9口は前記現象をグラフ化したものでイはエン
ジン冷却水の水温が一定の場合風量に対する暖房効果を
示したものであり、縦軸に室温を、横軸に風量をとった
もので風量がある値を過ぎるとそれ以上は風量が増加す
るほど室温が下がってゆくことを示している。
又、口は縦軸に室温と水温を、横軸に風量をとったもの
で、車両の場合、暖房時は外気を導入してこれを加温し
て室内に導くので、実際にはファンの風量を増すことに
よって外気がより多く導入されることになり、外気の低
温時においては、エンジン冷却水(暖房の熱源)の熱量
がより多く奪われるため、口に示すように水温aが低下
し、それによってさらに室温すが低下する。
又、前記従来装置のものは車の停止時においてはエンジ
ンの回転の低下(アイドリング回転)に伴ないヒータに
循環される単位時間当りの水量が減少するため熱量の供
給が不足することになり充分な暖房効果が得られないと
いう問題がある。
本考案は前述した従来の問題点を解消するためになされ
たものであって、ヒータスイッチを入れることによりフ
ァンモータの回転数を下げて風量を低下させ暖房効果を
向上させ、かつ、アイドリング時においてヒータに循環
される水量を増やすようにエンジン回転を上げ停車時に
も暖房効果の向上を計ることができる空気調和装置を提
供すことを目的とするものである。
以下、本考案を図示せる実施例に随って説明する。
12はファンモータであって、該ファンモータ12には
該ファンモータ12を低速から高速まで数段階の回転速
度に切換えて回転させるファンモータ駆動回路19が接
続されている。
前記ファンモータ駆動回路19には、それぞれ異なる抵
抗値を有する高速回転速度制御回路20、中速回転速度
制御回路21、低速回転速度制御回路22からなる回転
速度制御回路23が前記回転速度切換段階に対応して並
列に設けられている。
又、前記ファンモータ駆動回路19には前記回転速度制
御回路23がいずれかの回路に切換操作されるファンモ
ータスイッチ11が設けられている。
前記回転速度制御回路23のうち、ファンモータ12を
高速で回転させる高速回転速度制御回路20には所定の
抵抗値の抵抗体R□1を有するファンモータ回転減速回
路24が並列に接続され、かつ、該高速回転速度制御回
路20とファンモータ回転減速回路24とを切換えるリ
レー14が設けられ、該リレー14はヒータスイッチ1
3に接続されている。
前記ヒータスイッチ13はヒータの温水コックを作動さ
せるなどヒータ装置(図示せず)を作動させるスイッチ
であって、該ヒータスイッチ13が作動されると前記リ
レー14によりファンモータ回転減速回路24とファン
モータ12が接続されるようになされている。
15はアクチュエータであって、エンジンのスロットル
バルブにリンク(図示せず)を介して連結され、該アク
チュエータ15に供給される負圧によってスロットルバ
ルブを開くようにリンクを引き、これによりアイドリン
グ時のエンジン回転を上げるもので、エンジン回転増巾
装置を構成する部品である。
16はバキュームソレノイドスイッチであって、負圧源
と前記アクチュエータ15を結ぶ負圧供給管路25の途
中に設けられているもので、前記ヒータスイッチ13と
プラス(+)電源回路側の間に接続されており、該ヒー
タスイッチ13がONされると、バキュームレノイドス
イッチ16のコイル26が励磁されて弁27が開かれ、
アクチュエータ15に負圧が供給される。
今、ファンモータスイッチ11の風量が高速回転速度制
御回路20のファンモータ12の高速回転モード(以下
ハイレベルと略称する)Hの位置にあるとき、ヒータス
イッチ13がONされるとリレー14の接点がP点から
ファンモータ回転減速回路24のP′点に切換えられ、
ファンモータ回転減速回路24に設けられた低抗体R1
1により電流が制御される。
これによりファンモータ12の回転数が下げられ、風量
が低下されると同時にバキュームソレノイドスイッチ1
6が働いてアクチュエータ15を作動させエンジンの回
転が高められる。
第4図、第5図はそれぞれ本考案の第2実施例、第3実
施例を示すものであって、ファンモータスイッチ11が
低速回転速度制御回路22のファンモータ12の低速回
転モード(以下ローレベルと略称する)L及び中速回転
速度制御回路21のファンモータ12の中速回転モード
(以下中間レベルと略称する)Mに位置しているときで
もヒータスイッチ13をONさせることによりファンモ
ータ12の回転力を低下させ、風量を低下させるように
し、かつ、アクチュエータ15を作動させ、エンジンの
回転を高めるようにしたものである。
第4図に示す第2実施例では、ハイレベルH及び中間レ
ベルMの時は別途に設けられたリレー17によって行わ
れるようになし、第5図に示す第3実施例では、1つの
リレー18によって行われるようにしたものである。
以上述べたように本考案によれば、ファンモータに、該
ファンモータを低速から高速まで数段階の回転速度に切
換えて回転させるファンモータ駆動回路が接続され、該
ファンモータ駆動回路に、それぞれ異なる抵抗値を有す
る回転速度制御回路が前記回転速度切換段階に対応して
並列に設けられ、かつ、該回転速度制御回路のいずれか
に切換操作されるファンモータスイッチが設けられると
共に、前記回転速度制御回路のうち少なくともファンモ
ータを高速で回転させる高速回転速度制御回路に、所定
の抵抗値を有するファンモータ回転減速回路が並列に接
続され、前記高速回転速度制御回路とファンモータ回転
減速回路とを切換えるリレーが設けられ、該リレーはヒ
ータ装置を作動させるヒータスイッチに接続され、該ヒ
ータースイッチが作動されると前記リレーによりファン
モータ回転減速回路とファンモータが接続され1、ファ
ンモータの回転数が下げられ風量が低下されるようにし
たので、暖房時にファンモータの回転数を下げて適正風
量を供給することができるので、暖房効果を向上させる
ことができ、しかも、ニアコンディショニング時の立上
り及びデフロス時における性能を低下させることがない
又、本考案によれば、ヒータスイッチがアイドリング時
のエンジン回転を上げるエンジン回転増巾装置のアクチ
ュエータを作動させるバキュームソレノイドスイッチと
接続されている構造としたので、ヒータスイッチを入れ
てアイドリング回転を上げることによって、ヒータに供
給される温水の流れをアイドリング時であっても早くさ
せることができ、単位時間当りのヒータに供給される温
水量を増やすことができるため、ヒータに送られる風量
が多くても、熱量があるため暖房効果を上げることがで
きる。
したがって、ファンモータの回転を下げることと組合せ
て用いることにより、さらに、暖房効果を増すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の空気調和装置の回路図、第2図イ9口は
従来装置における風量と室温及び水温の関係を示すグラ
フ図、第3図は本考案による空気調和装置の回路図、第
4図、第5図は本考案の他の実施例を示す回路図である
。 11はファンモータスイッチ、12はファンモータ、1
3はヒータスイッチ、14.17.18はリレー、15
はアクチュエータ、16はバキュームソレノイドスイッ
チ、19はファンモータ駆動回路、23は回転速度制御
回路、24はファンモータ回転減速回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ファンモータに、該ファンモータを低速から高速まで数
    段階の回転速度に切換えて回転させるファンモータ駆動
    回路が接続され、該ファンモータ駆動回路に、それぞれ
    異なる抵抗値を有する回転速度制御回路が前記回転速度
    切換段階に対応して並列に設けられ、かつ、該回転速度
    制御回路のいずれかに切換操作されるファンモータスイ
    ッチが設けられると共に、前記回転速度制御回路のうち
    少なくともファンモータを高速で回転させる高速回転速
    度制御回路に、所定の抵抗値を有するファンモータ回転
    減速回路が並列に接続され、前記高速回転速度制御回路
    とファンモータ回転減速回路とを切換えるリレーが設け
    られ、該リレーはヒータ装置を作動させるヒータスイッ
    チに接続され、該ヒータスイッチが作動されると前記リ
    レーによりファンモータ回転減速回路とファンモータが
    接続され、さらに、該ヒータスイッチがアイドリング時
    のエンジン回転を上げるエンジン回転増巾装置のアクチ
    ュエータを作動させるバキュームソレノイドスイッチと
    接続されていることを特徴とする車両用空気調和装置。
JP1980035031U 1980-03-19 1980-03-19 車両用空気調和装置 Expired JPS6010173Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980035031U JPS6010173Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19 車両用空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980035031U JPS6010173Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19 車両用空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56136806U JPS56136806U (ja) 1981-10-16
JPS6010173Y2 true JPS6010173Y2 (ja) 1985-04-08

Family

ID=29630662

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980035031U Expired JPS6010173Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19 車両用空気調和装置

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