JPS5918888Y2 - 車両用暖房装置 - Google Patents

車両用暖房装置

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Publication number
JPS5918888Y2
JPS5918888Y2 JP1957880U JP1957880U JPS5918888Y2 JP S5918888 Y2 JPS5918888 Y2 JP S5918888Y2 JP 1957880 U JP1957880 U JP 1957880U JP 1957880 U JP1957880 U JP 1957880U JP S5918888 Y2 JPS5918888 Y2 JP S5918888Y2
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JP
Japan
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passage
hot water
sub
temperature
water temperature
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JP1957880U
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JPS56122608U (ja
Inventor
勅顕 内田
Original Assignee
日産車体株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は温水式ヒータを有する車両用暖房装置に関する
ものである。
従来、公知の温水式ヒータを有する車両用の暖房装置、
あるいは空気調和装置においては、水温が上がるまでの
間、暖房や除湿運転をすることができず、そのためエン
ジンをスタートさせても車室内がすぐに暖めることがで
きず、又、フロントウィンドガラス等の曇りを取るには
単に風を送るだけであるので、なかなか該曇りが取れな
い等の問題があった。
本考案は上記従来の問題点を解消するためになされたも
のであって、温水ヒータを有する車両用暖房装置におい
て、該装置内に補助ヒータを設けて水温が上昇するまで
の間該補助ヒータにより車室内の暖房ができ、かつ、ウ
ィンドガラスの曇りが取れるようにした暖房装置を提供
することを第1の目的とし、上記補助ヒータを有する温
水式ヒータを冷房用ユニットと組合せることにより、水
温が上昇していない場合でも除湿運転を可能とした空気
調和装置を提供することを第2の目的とするものである
aは車両用暖房装置であって、該装置内にはプロア1、
温水式ヒータコア2等が内蔵され、該装置aと各空気吹
出口3. 4. 5とはそれぞれダク)6. 7. 8
により連結されている。
上記ダクトはそれぞれメインダク)6a、7a、8aと
サブダク)6b、7b、8bの2通路に分割され、その
サブダクト側には多数の貫通孔が穿設された板状をなし
、かつ、両端に素子電極を有する正温度特性半導体素子
9が設けられている。
該半導体素子は通常の半導体とは逆の正の温度係数をも
ち、該素子電極間に通電すると自己発熱し、特定の温度
(キュリ一温度)′付近で電気抵抗が急変するBaTi
O3系の酸化物半導体であって、その電気抵抗が急変し
た領域で電流の制限作用が働き、その発熱温度は周囲温
度、印加温度及び熱放散条件が変ってもほぼ一定の温度
を保ち、かつ周囲の温度がそれより高くなった場合発熱
量は減少して必要以上の電力を消費しないという自己温
度制御機能を有し、しかも送風量の増減にしたがって発
熱量が増減するという特性をも有するものである。
該半導体素子9への配線回路は第2図に示すように、プ
ロアスイッチ10とヒータモード、デフロスタモードス
イッチ11がONした時に通電されるリレー12に結線
され、その途中には水温の低い時にはONj、水温の高
い時にはOFFされる水温スイッチ13が設けられてい
る。
したがって水温の高い時には上記半導体素子9には通電
されない。
14はプロアモータ。
又、上記それぞれの2つの通路5a、 6b、 7
a、7b、8a、8bの前端には両通路のいずれかを空
気が通るようにそれぞれドア15.16.17が設けら
れており、該ドアは上記回路中に設けられたバキューム
ソレノイドバルブ18及び該バルブと連通ずるパワーサ
ーボ19.20.21により開閉するようになされ、か
つ該ドアは、通常は正温度特性半導体素子9の設けであ
るサブダク)−6b、7b、sb側を閉じるよう働き、
水温が低いとき、すなわち水温スイッチ13がONのと
き該通路が開となるようになされている。
第3図は空気調和装置すを用いた本考案の他の実施例を
示すものであって、この実施例では該装置内の温水式ヒ
ータコア31と各空気吹出口に連通ずるダク) 32.
33の間にメイン通路34 aとサブ通路34 bを設
け、該サブ通路34 bに前記実施例と同様の正温度特
性半導体素子35を設けたもので、該半導体素子35へ
の配線回路はブロアモータスイッチ36とエアコンデシ
ョニングスイッチ37もしくはヒータモード、デフロス
タモードスイッチ38のいずれかがONした時に通電さ
れるリレー39に結線され、その途中には水温が低い時
にはONし、水温の高い時にはOFFされる水温スイッ
チ40が設けられている。
したがって水温の高い時には上記半導体素子35には通
電さ・れない。
又、上記2つの通路34aと34 bの前端に(よ両通
路のいずれかを空気が通るようにドア41が設けられ、
該ドアはソレノイド42によって開閉されるようになさ
れ、該ソレノイドは上記回路中の水温スイン5チ40の
後方から分岐された回線にリレ=43を介して結線され
、水温スイッチ40がONされるとサブ通路34 b側
が開となるようになされている。
躬、は上記温水式ヒータコア31に連通する管路45に
設けられたウォータコックで、該ウォータコックはソレ
ノイド46により開閉するようになされ、該ソレノイド
は上記回路中の水温スイッチ40の後方から分岐された
他の回線にリレー47を介して結線され、水温スイッチ
40がONされると閉となるようになされている。
48はブロア、49はエバポレータ、50はブロアモー
タ、51はFICDIC用マグネットバルブ。
尚、この実施例においてはメイン通路とサブ通路を温水
式ヒータコアと各ダクトとの間に設けたが、前記第1実
施例と同様に各空気吹出口近傍のダクト内に設けてもよ
い。
以上述べたように本考案によれば、温水式ヒータコアと
各空気吹出口の間の通風路をメイン通路とサブ通路に分
割し、サブ通路側に補助ヒータとなる正温度特性半導体
素子を設けたので、エンジンの始動時で水温が上昇して
いないときでも該半導体素子により車室内の暖房及びウ
ィンドガラスの除霜をすることができ、かつ、第2実施
例のように該装置を空気調和装置に用いれば、同様に除
湿運転を行うことができる。
又、本考案によれば、上記半導体素子を水温スイッチに
よりON、OFFするようになし、かつ、通路前端にド
アを設けて、該ドアも上記水温スイッチにより開閉する
ようになしたので、水温が上がって水温式ヒータが使用
できるようになるとサブ通路は閉じられ、半導体素子に
も電流は流れなくなる。
したがって不要な電力を消費することはない。
しかも、補助ヒータとして正温度特性半導体素子を用い
たことにより、その特性として赤熱することがなく安全
であり、温度ヒユーズ等の装置を必要としない。
。又1.本考案による第1実姉例、によれば、メイン通
路とサブ通路を各空気吹出口と接続するダクト内に設け
たので、各空気吹出口毎に吹出温度を設定することがで
き、又、第2実施例によれば1ケ所ですむので改造が査
易である等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による車両用暖房装置の側断面図、第2
.図は同上の回路図、第・3図は本考案ρ他の実施例を
示す車両用空気調和装置の回路図、を含む側温、面図で
あや。 aは車両用暖房装置、2は温水式ヒータコア、5a、7
a、 8aはメインダクト、6b、7b。 8bはサブダクト、9は正温度特性半導体素子、13は
水温スイッチ、15.16.17はドア、bは空気調和
装置、31は温水式ヒータコア、34 aはメイン通路
、34 bはサブ通路、35は正温度特性半導体素子、
40は水温スイッチ、41はドア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 温水式ヒータを有する暖房装置において、該装置の温水
    式ヒータコアと各空気吹出口との間に、少なくともメイ
    ン通路とサブ通路の2つの空気通路を形威し、上記サブ
    通路内に通電により発熱し、かつ、自己温度制御機能を
    有する正温度特性半導体素子を設けて、上記温水式ヒー
    タを補助する補助ヒータとすると共に、上記2つの空気
    通路の前端にいずれか一方の通路を開けるように作動す
    るドアを設け、かつ、該ドアは水温が低いときにサブ通
    路側を開けるように構成してなる車両用暖房装置。
JP1957880U 1980-02-20 1980-02-20 車両用暖房装置 Expired JPS5918888Y2 (ja)

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JP1957880U JPS5918888Y2 (ja) 1980-02-20 1980-02-20 車両用暖房装置

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Publication Number Publication Date
JPS56122608U JPS56122608U (ja) 1981-09-18
JPS5918888Y2 true JPS5918888Y2 (ja) 1984-05-31

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