JPS5997175A - 低温熱収縮性の優れたポリエステル系シユリンクラベル - Google Patents
低温熱収縮性の優れたポリエステル系シユリンクラベルInfo
- Publication number
- JPS5997175A JPS5997175A JP20875982A JP20875982A JPS5997175A JP S5997175 A JPS5997175 A JP S5997175A JP 20875982 A JP20875982 A JP 20875982A JP 20875982 A JP20875982 A JP 20875982A JP S5997175 A JPS5997175 A JP S5997175A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- present
- excellent low
- shrink label
- low temperature
- polyester based
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は特に低温熱収縮性に優れた特定成分組成からな
るポリエステル系シュリンクラベルに関する。
るポリエステル系シュリンクラベルに関する。
筒状のシュリンクラベルとしては、ポリ塩化ビニルから
なる熱収縮性フィルムを用いたものが従来より多用され
ているが、このものは透明性にやや不充分で１凱かつ腰
が弱く、滑りが悪いこと２ もあって機械包装を行なう際の取扱いが難しく、そのた
め機械包装性に若干劣ることも指摘されている。更にそ
の廃棄物、塵埃等は焼却時に塩酸ガスを発生しこれが原
因で炉を腐蝕させることがあり、各種ごみ処理団体から
改善を要求されるということもあった。
なる熱収縮性フィルムを用いたものが従来より多用され
ているが、このものは透明性にやや不充分で１凱かつ腰
が弱く、滑りが悪いこと２ もあって機械包装を行なう際の取扱いが難しく、そのた
め機械包装性に若干劣ることも指摘されている。更にそ
の廃棄物、塵埃等は焼却時に塩酸ガスを発生しこれが原
因で炉を腐蝕させることがあり、各種ごみ処理団体から
改善を要求されるということもあった。
一方、テレフタル酸とエチレングリコールを重縮合して
得られる通常のポリエステル系フィルムは、耐薬品性、
耐溶剤性９機械的性質、透明性等の各種物性に優れてい
る反面、ヒートシール性ニ乏しく、また低温熱収縮性を
欠如する上、熱収縮性も十分でなく、シュリンクラベル
としては一般に使用されていない現状である。
得られる通常のポリエステル系フィルムは、耐薬品性、
耐溶剤性９機械的性質、透明性等の各種物性に優れてい
る反面、ヒートシール性ニ乏しく、また低温熱収縮性を
欠如する上、熱収縮性も十分でなく、シュリンクラベル
としては一般に使用されていない現状である。
本発明者らはポリエステル系フィルムの特性を有する上
に、ポリ塩化ビニル製シュリンクラベルに匹適すべき低
温熱収縮性等の各種特性を有する各種のポリエステルを
探索した結果、ついに筒状のシュリンクラベルとして有
用なポリエステル系熱収縮性フィルムを見出すに至った
ものであり、本発明の要旨とするところは、芳香族ジカ
ルボンＡ８ 酸成分とジオール成分とからなり、かつジオール成分は
１．４−シクロヘキサンジメタツールが１０〜４０モル
チ存在するコポリエステル５０〜９９重量％ト； ポリ
ブチレンテレフタレート１〜５０重量％とからなる点に
ある。
に、ポリ塩化ビニル製シュリンクラベルに匹適すべき低
温熱収縮性等の各種特性を有する各種のポリエステルを
探索した結果、ついに筒状のシュリンクラベルとして有
用なポリエステル系熱収縮性フィルムを見出すに至った
ものであり、本発明の要旨とするところは、芳香族ジカ
ルボンＡ８ 酸成分とジオール成分とからなり、かつジオール成分は
１．４−シクロヘキサンジメタツールが１０〜４０モル
チ存在するコポリエステル５０〜９９重量％ト； ポリ
ブチレンテレフタレート１〜５０重量％とからなる点に
ある。
以下本発明を実施例とともに詳細に説明する。
本発明に係るコポリエステルの芳香族ジカルボン酸成分
としては、テレフタル酸もしくはその誘導体、例えばテ
レフタル酸ジメチル、テレフタル酸ジエチル等を例示で
き、ジオール成分としてはエチレングリコール、プロピ
レングリコール等ヲ例示できる。但し本発明では前記例
示に限定されるものでない。前記ジオール成分中には１
０〜４０モルチの１．４−シクロヘキサンジメタツール
が存在するものが必要であり、このさい１５〜８５モル
係存在するのが好着しい。１．４−シクロヘキサンジメ
タツールが４０モル係より多いと粘性が高くなって押出
成形が困難になり、１０モル係より少いと耐衝撃性やヒ
ートシール性が低下する。本発明に係るコポリエステル
の最も好ましいものとして、テレフタル酸もしくはその
誘導体と１．４−シクロヘキサンジメタツールを１０〜
４０モルチ含有するエチレングリコールとからなるもの
を例示できる。
としては、テレフタル酸もしくはその誘導体、例えばテ
レフタル酸ジメチル、テレフタル酸ジエチル等を例示で
き、ジオール成分としてはエチレングリコール、プロピ
レングリコール等ヲ例示できる。但し本発明では前記例
示に限定されるものでない。前記ジオール成分中には１
０〜４０モルチの１．４−シクロヘキサンジメタツール
が存在するものが必要であり、このさい１５〜８５モル
係存在するのが好着しい。１．４−シクロヘキサンジメ
タツールが４０モル係より多いと粘性が高くなって押出
成形が困難になり、１０モル係より少いと耐衝撃性やヒ
ートシール性が低下する。本発明に係るコポリエステル
の最も好ましいものとして、テレフタル酸もしくはその
誘導体と１．４−シクロヘキサンジメタツールを１０〜
４０モルチ含有するエチレングリコールとからなるもの
を例示できる。
次に本発明に係るポリブチレンテレフタレートとしては
、例えばテレフタル酸もしくけその誘導体（例えばテレ
フタル酸ジメチル、テレフタル酸ジエチル等）とブチレ
ングリコール、１．４−ブタンジオール、１．４ブチン
ジオール等の炭素数４を有するジオールとから得られる
重合体を例示でき、一般にポリブチレンテレフタレート
と呼称されるものである。この際前記コポリエステル５
０〜９９重ｉ％に対し、このポリブチレンテレフタレー
トは１〜５０重量係重量−る。但し本発明では上記成分
組成の他に各種の帯電防止剤、滑剤その他適宜の充填剤
等を必要に応じて添加することは一向に差支えない。な
お本発明でコポリエステルの量が５０重量％より少いと
易ヒートシール性や高収縮性が得難く、９９重量％超の
場合は強度の低下が大きく風合、腰の強さの面で見劣り
する場合が多い。
、例えばテレフタル酸もしくけその誘導体（例えばテレ
フタル酸ジメチル、テレフタル酸ジエチル等）とブチレ
ングリコール、１．４−ブタンジオール、１．４ブチン
ジオール等の炭素数４を有するジオールとから得られる
重合体を例示でき、一般にポリブチレンテレフタレート
と呼称されるものである。この際前記コポリエステル５
０〜９９重ｉ％に対し、このポリブチレンテレフタレー
トは１〜５０重量係重量−る。但し本発明では上記成分
組成の他に各種の帯電防止剤、滑剤その他適宜の充填剤
等を必要に応じて添加することは一向に差支えない。な
お本発明でコポリエステルの量が５０重量％より少いと
易ヒートシール性や高収縮性が得難く、９９重量％超の
場合は強度の低下が大きく風合、腰の強さの面で見劣り
する場合が多い。
本発明の上記特定成分組成によるラベルは、通５
常必要量の原料樹脂をポリブレンドし、押出製膜後に延
伸工程を経たフィルムから作成されるが、一般にはＴダ
イ法等のフラット押出成形法により製膜され、ラベル製
法に好ましい１軸延伸の他、２軸、多軸に延伸された後
、カットされ、しかる後センターシールを施すことによ
って作成される。
伸工程を経たフィルムから作成されるが、一般にはＴダ
イ法等のフラット押出成形法により製膜され、ラベル製
法に好ましい１軸延伸の他、２軸、多軸に延伸された後
、カットされ、しかる後センターシールを施すことによ
って作成される。
勿論前記フラット押出成形法に替え、チューブラ−法等
による押出製膜も可能である。この際延伸工程を行なわ
ないと好ましい低温収縮性のラベルが得られないが、こ
の延伸は押出製膜によっていったんシート化した後適宜
の条件で行なえば良い。
による押出製膜も可能である。この際延伸工程を行なわ
ないと好ましい低温収縮性のラベルが得られないが、こ
の延伸は押出製膜によっていったんシート化した後適宜
の条件で行なえば良い。
１例として押出製膜後、引続きテンターやロール等によ
り横又は縦に１軸延伸する方法をあげることができ、例
えば７０〜１２０℃の如き、いわゆる低温度域で延伸を
行うことが好ましい。勿論前記の温度範囲は例示に止ま
り、本発明ではこの範囲に限定されるものでない。オた
必要に応じ２軸延伸法、同時２軸延伸法等も採用できる
。この場合、筒状ラベルにセける縦軸方向の熱収縮率を
Ｏ近傍になるよう延伸を行うことがラベルを作成する上
６ で好適であるが、勿論熱収縮率は必要に応じて定めれば
良い。フィルムからラベルを作成するにはフラット状フ
ィルムをセンターシールして筒状とすることにより行な
うが、チューブラ−フィルムをカットせずにそのまま用
いても良い。ｌ軸延伸フィルムを用いる場合延伸方向が
ラベルの円周方向と一致するように使用するのが好まし
いが、この限りでないことは勿論である。
り横又は縦に１軸延伸する方法をあげることができ、例
えば７０〜１２０℃の如き、いわゆる低温度域で延伸を
行うことが好ましい。勿論前記の温度範囲は例示に止ま
り、本発明ではこの範囲に限定されるものでない。オた
必要に応じ２軸延伸法、同時２軸延伸法等も採用できる
。この場合、筒状ラベルにセける縦軸方向の熱収縮率を
Ｏ近傍になるよう延伸を行うことがラベルを作成する上
６ で好適であるが、勿論熱収縮率は必要に応じて定めれば
良い。フィルムからラベルを作成するにはフラット状フ
ィルムをセンターシールして筒状とすることにより行な
うが、チューブラ−フィルムをカットせずにそのまま用
いても良い。ｌ軸延伸フィルムを用いる場合延伸方向が
ラベルの円周方向と一致するように使用するのが好まし
いが、この限りでないことは勿論である。
本発明は以上の通りであり、本発明のシュリンクラベル
は低温収縮性が優れているので、低温で収縮が可能な上
に、廃棄物等の焼却時に炉等を腐蝕させることはなく、
各種物性にも優れた極めて有用なもので今後の需要が大
いに期待されているものである。
は低温収縮性が優れているので、低温で収縮が可能な上
に、廃棄物等の焼却時に炉等を腐蝕させることはなく、
各種物性にも優れた極めて有用なもので今後の需要が大
いに期待されているものである。
つぎに実施例によって本発明をさらに詳しく説明する。
〈実施例〉
テレフタル酸ジメチルと１．４−シクロヘキサンジメタ
ツールを８０モルチ含有するエチレングリコールから得
られたコポリエステルと； テレ蔦 ７ フタル酸ジメチルと１．４ブタンジオールから得られた
ポリブチレンテレフタレートとをポリブレンドしてなる
組成物をＴダイスを用いて２００μの厚さに押出し、つ
いでテンターにより５倍の横１軸延伸を行ない低温熱収
縮性を有する厚さ４０μのポリエステル系シュリンクフ
ィルムをｉだ。このフィルムを適宜寸法の筒状シュリン
クラベルを作るべく必要な寸法に切断した。そして適当
な溶剤やヒートシールによりセンターシールを施し、筒
状のシュリンクラベルを作成した。この際ラベルの円周
方向と延伸方向を一致させるようにした。
ツールを８０モルチ含有するエチレングリコールから得
られたコポリエステルと； テレ蔦 ７ フタル酸ジメチルと１．４ブタンジオールから得られた
ポリブチレンテレフタレートとをポリブレンドしてなる
組成物をＴダイスを用いて２００μの厚さに押出し、つ
いでテンターにより５倍の横１軸延伸を行ない低温熱収
縮性を有する厚さ４０μのポリエステル系シュリンクフ
ィルムをｉだ。このフィルムを適宜寸法の筒状シュリン
クラベルを作るべく必要な寸法に切断した。そして適当
な溶剤やヒートシールによりセンターシールを施し、筒
状のシュリンクラベルを作成した。この際ラベルの円周
方向と延伸方向を一致させるようにした。
シュリンクフィルムの作成に当っては、コポリエステル
とポリブチレンテレフタレートの配合比、延伸温度、延
伸倍率については実験Ａ１〜Ａ６の如く種々変えて実験
し、そのデータを第１表に示した。
とポリブチレンテレフタレートの配合比、延伸温度、延
伸倍率については実験Ａ１〜Ａ６の如く種々変えて実験
し、そのデータを第１表に示した。
この表からも解る通Ｑ１本発明に係るラベルヲ作成する
だめのシュリンクフィルムは極めて優れた低温収縮性を
有する他、透明性、腰強さ、光沢等の諸物性にも優れた
ものであることが解る。
だめのシュリンクフィルムは極めて優れた低温収縮性を
有する他、透明性、腰強さ、光沢等の諸物性にも優れた
ものであることが解る。
Claims (1)
- １、芳香族ジカルボン酸成分とジオール成分とからなり
、かつジオール成分ｔｒｉ １．４−シクロヘキサンジ
メタツールが１０〜４０モルチ存在するコポリエステル
５０〜９９重量％と； ポリブチレンテレフタレート１
〜５０重量％とからなるととを特徴とする低温熱収縮性
の優れたポリエステル系シュリンクラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20875982A JPS5997175A (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | 低温熱収縮性の優れたポリエステル系シユリンクラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20875982A JPS5997175A (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | 低温熱収縮性の優れたポリエステル系シユリンクラベル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5997175A true JPS5997175A (ja) | 1984-06-04 |
Family
ID=16561607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20875982A Pending JPS5997175A (ja) | 1982-11-26 | 1982-11-26 | 低温熱収縮性の優れたポリエステル系シユリンクラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5997175A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59230049A (ja) * | 1983-04-11 | 1984-12-24 | ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ | ガス透過性の低いポリエステル組成物及び該組成物の成形品 |
| JPS6232028A (ja) * | 1985-08-02 | 1987-02-12 | Toyobo Co Ltd | ポリエステル系チュ−ブを製造する方法 |
| JPS6291555A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-27 | Toyobo Co Ltd | 熱収縮性ポリエステル系フイルム |
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| JPS63114629A (ja) * | 1986-06-19 | 1988-05-19 | Unitika Ltd | ポリエステル系シユリンクフイルム及びその製造方法 |
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| JPS63309424A (ja) * | 1987-06-11 | 1988-12-16 | Diafoil Co Ltd | 低温収縮ポリエステルフィルム |
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| US4985538A (en) * | 1986-11-12 | 1991-01-15 | Diafoil Company, Limited | Shrinkable polyester film |
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| US9637264B2 (en) | 2010-01-28 | 2017-05-02 | Avery Dennison Corporation | Label applicator belt system |
-
1982
- 1982-11-26 JP JP20875982A patent/JPS5997175A/ja active Pending
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| JPS6292826A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-28 | Toyobo Co Ltd | 熱収縮性ポリエステル系チュ−ブ |
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| JPH0410854B2 (ja) * | 1985-10-18 | 1992-02-26 | ||
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