JPS5967093A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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Publication number
JPS5967093A
JPS5967093A JP57177777A JP17777782A JPS5967093A JP S5967093 A JPS5967093 A JP S5967093A JP 57177777 A JP57177777 A JP 57177777A JP 17777782 A JP17777782 A JP 17777782A JP S5967093 A JPS5967093 A JP S5967093A
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JP
Japan
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complex
light
ratio
manganese
optical recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP57177777A
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English (en)
Inventor
Noriyoshi Nanba
憲良 南波
Shigeru Asami
浅見 茂
Akihiko Kuroiwa
黒岩 顕彦
Shiro Nakagawa
士郎 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Publication of JPS5967093A publication Critical patent/JPS5967093A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
    • G11B7/241Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material
    • G11B7/242Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers
    • G11B7/244Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only
    • G11B7/246Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only containing dyes
    • G11B7/248Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only containing dyes porphines; azaporphines, e.g. phthalocyanines

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 発明の背景 技術分野 本発明は、光記録媒体、特にヒートモードの光記録媒体
に関する。
先行技術 光記録媒体は、媒体と書き込みないし読取ヘッドが非接
触であるので、記録媒体が摩耗劣化しないという特徴を
もち、このため1種々の光記録媒体の開発研究が行われ
ている。
このような光記録媒体のうち、暗室による画像処理が不
要である等の点で、ヒートモード光記録媒体の開発が活
発になっている。
このヒートモードの光記録媒体は、記録光を熱として利
用する光記録媒体であり、その1例として、レーデ−等
の記録光で媒体の一部を融解、除去等して、ピットと称
される小穴を形成して書き込みを行い、このピッ]・に
より情報を記録し、このピットを読み出し光で検出して
読み出しを行うものがある。
そして、このようなピット形成型の媒体の1例として、
基体上に、ニトロセルロース等の自己酸化性化合物と光
吸収体とを含む記録層を設層し、ニトロセルロース等を
分解させてピットを形成するものや、熱可塑性樹脂と光
吸収体とからなる記録層全塗設し、樹脂を融解してピッ
トを形成するものや、光吸収色素を蒸着し、これを融解
してピットを形成するものなどが知られている。
このようなヒートモードの光記録媒体に書き込みを行う
ための記録光および読み出し光としては9gき込みおよ
び読み出し装置を小型なものとするために、750〜8
30nmの発振波長の半導体レーデ−等の長波長記録光
を用いることが好ましい。
ところで、長波長光に吸収をもつ光吸収体のうち1代表
的に用いられる色素としては。
シアニン色素がある。
しかし、シアニン色素を記録層中に含有させたときには
、熱や光に対する安定性が低く。
生保存性が悪い。 例えば、室内光にさらした状態で保
存するような場合、書き込みができない状態となってし
まう。 あるいは、高温下にて保存するような場合、や
ばI) ’t4−き込みができない状態となってしまう
また、読み出し光のくりかえし照射により。
いわゆる再生劣化を生じ、C/N比が劣化する。
さらに、特に1色素と熱可塑性樹脂とから記録層を形成
するような場合、−已形成したピットを消去光や熱によ
り消去して、再書き込みをすることができるが、このよ
うな消去をくりかえすことにより、書き込み特性が劣化
してしまう。
加えて、書き込み感度や読み出しのC/N比についても
十分満足できない。
とtl、に対し、熱や光に対する安定性の高い光吸収色
素としては、フタロシアニン錯体力ある。
し、かじ1通常のフタロシアニン錯体け、上記のような
長波長光に吸収がなく、書き込みを行うことができない
あるいは、一部の7タロシアニン錯体ハ長波長デーに吸
収のあるものもを〕るが、ヒートモードの媒体では、記
録再生特性は光吸収特性のみで決せられるものでないこ
とから、一部のフタロシアニン錯体のうち、長波長光に
吸収のあるものであっても、媒体に適用したときには、
書き込み感度が低く、読み出しのC/N比が低い、 II  発明の目的 本発明は、このような実状に鑑みなされたものであって
、その主たる目的は、半導体レーデ−等の長波長の記録
光、読み出し光を用いるような場合、生保存性が良好で
、再生劣化等が少なく、シかも書き込み感度と読み出し
C/N比が高いなど、すぐれた特性をもつ光記録媒体を
提供すること(である。
本発明者らは、このような目的につき鋭意研究を行った
結果、このような目的を達成する特定の7タロシアニン
錯体群を見い出し。
本発明をなすに至った。
すなわち1本発明tよ、基体上に、マンガンフタロシア
ニンの6配位構造の錯体を含む記録層を有することを特
徴とする光記録媒体である。
また、第2の発明は、基体上に、マンガンフタロシアニ
ンの6配位構造の錯体と、自己酸化性化合物または熱可
塑性樹脂を含む記録層を有することを特徴とする光記録
媒体である。
■ 発明の具体的構成 以F1本発明の具体的構成を詳細に説明する。
大発明の光記録媒体の記録層中には、マンガンフタロシ
アニンの6配位構造の錯体が含有される。
この場合、錯体は、中心金属原子としてマンガンをもち
、このマンガンに、平面構造にて、フタロシアニン分子
が4配位し、さらに。
平面の上下から他の2つの配位子が配位して6配位構造
をとっているものである。
このような上下から配位する2つの配位子が配位するこ
とによって、吸収が長波域にシフLL、Lかもヒートモ
ード媒体に適用して。
感度とC/N比が格段と向上する。
なお、中心金り原子がマンガン以外では。
本発明所定の効果は実状しない。
このような上下から配位する2つの配位子の種類には、
特に制限はないが、2つの配位子のうちのいずれか一方
または両方は、 pKaが4〜10であることが好まし
い。
とり、 Kより、波長のシフト量が大きくなり。
750 nm〜830 nm、特に780〜830nr
nにおいて、】04 以上の吸生係数εが得られ、しか
も感度およびS/N比はきわめて高いものとなる。
この場合、配位子のpKaは4.5〜60であるとより
一層好ましい結果をうる。
このようなpKaをもつ配位子としては、ピリジン、3
〜メチルビリジン74−メチルビリジン、3−エチルぎ
りジン、3−イソプロピルピリジン、4−フェニルピリ
ジン、3−アミノピリジン、4−ビニルピリジン、3〜
フエニルピリジン、3−ヒドロキシぎりジン。
3−1−ブチルピリジン、3.5−ジメチルピリジン、
3−スチリルピリジン、4−アミノピリジン、O−メチ
ル−3−ヒドロキシピリジン、O−メチル−4−ヒドロ
キシピリジン。
S−メチル−3−メルカプトピリジン、S−メチル−4
〜メルカプトピリジン等のピリジン類。
キノリン、3−ヒドロキシキノリン、5−アミン午ノリ
ン、6−アミノキノリン、イソキノリン、1−アミノイ
ソキノリン、3−アミノイソキノリン24−アミノイソ
キノリン。
O−メチル−4−ヒドロキシキノリン、S−メチル−4
−メルカプトキノリン、S−メチル−5−メルカプトキ
ノリン、3−アミノキノリン、4−アミノキノリン、4
−ジメチルアミノキノリン、4−ジメチルアミノ−3,
5−ジメチルキノリン、6−アミノキノリン。
7−アミノキノリン、5−ヒドロキシキノリン26−ヒ
Pロキシキノリン、7−ヒドロキシキノリン、8−ヒド
ロキシキノリン、5−アミノイソキノリン、6−アミノ
イソキノリン、7−アミノイソキノリン、8−アミノイ
ソキノリン等のキノリン類。
アクリジン、4−メチルアクリジン、4〜メトキシアク
リジン29−メチルアクリジン。
3−アミノアクリジン、9−アミノアクリジン、3,6
−ジメチルピリジン、9−ヒドラジノアクリジン、3−
ヒドロキシアクリジン。
4−ヒドロキシアクリジン、4−カルボキシアクリジン
等のアクリジン類。
4−アミノピリミジン、2,4−ジヒドロキシピリミジ
ン、  2,4.6− )リヒドロキシピリミジン、5
.5−ジエチル−2,4,6−)ジヒドロキシピリミジ
ン等のピリミジン類。
フエナントリジン、6−アミツフエナントリジン、3−
ヒドロキシフェナントリジン。
8−ヒドロキシフエナントリジン等の7エナントリジン
類。
3−アミノピリダジン、4−アミノピリダジン等のピリ
ダジン類。
ペンツイミダゾール類。
1−アミノフタラジン等のフタラジン類。
その他、 CN 、C2H5OH等 などがある。
これに対し、中心金属マンガンは、2価であって、錯体
全体が中性であってもよい。
また、3価をとり、錯体がNa+等の陽イオンと塩を形
成することもできる。
さらに、フタロシアニンは、非置換体であっても、置換
基を有するものであってもよい。
フタロシアニンが置換基を有するものである場合、置換
基の数は総計12fβ1.特に8測具tであることが好
ましい。
そして、置換基は、ベンゼン環の任意の位置に結合する
ことができるが9%に七の4位または5位(下記)に結
合することが好ましい。
このような置換基のうち、特に好適なものとしては、シ
アノ基、カルボキシル基、アミノ基、アルキルオキシカ
ルボニル基、アルキルカルボニルアミノ基、アルキルア
ミノスルホニル基、アルキルカルボニルオキシ基、アル
キルアミノカルボニル基、アルキルスルホンアミド基、
アルコキシ基、ノ・ロゲン原子。
ニトロ基等を挙げることができる。
次に、このような6配伯構造の錯体のうち特に好ましい
具体的化合物例を挙げるが1本発明は、これらのみに限
定されるものではない。
このような錯体は、  Inorganlc Cher
nistr3/7(5)847 (x96m)等に記載
されておシ。
常法に従い置換または非置換のフタロシアニンを得た後
、ピリジン等の配位子を添加し。
未配位の配位子を減圧留去する等により容易に合成する
ことができる。
以上詳述したような錯体は、記録光の照射により、記録
光を吸収して融解可能であるので、錯体のみから蒸着な
いし塗布によシ記録層を設層してもよい。
ただ、一般には、記録層に、錯体とともに。
自己酸化性化合物または熱可塑性樹脂を含有させて、自
己酸化性化合物を燃焼させたシ。
熱可塑性樹脂を融解させたシすることが好ましい。 こ
れによシ膜物性が向上する。
記録層に含有される自己酸化性化合物は。
昇温したとき、酸化的な分解を生じるものである。
このような自己酸化性化合物の例としては。
特願昭55−99202号に記載したようなものを挙け
ることができるが、これらのうち、t!P!Fにニトロ
セルロースが好適でアル。
また、自己酸化性化合物にかえて、あるいけ、場合によ
っては、これに加えて含有される熱可塑性樹脂は、記録
光を吸収した光吸収体の昇温により、軟化するものであ
り、熱可塑性樹脂としては、公知の種々のものを用いる
ことができる。
これらのうち、特に好適に用いることができる熱可塑性
樹脂には、以下のようなものがある。
1)ポリオレフィン ポリエチレン、ポリノロピレン、ポリ4−メチルペンテ
ン−1など。
11)ポリオレフィン共重合体 例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体。
エチレン−アクリレート共重合体、エチレン−アクリル
酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン
−ブテン−1共重合体、エチレンー無水マレイン酸共重
合体、エチレンゾロビレンターホリマー (EPT )など。
この場合、コモノマーの1合比は任意のものとすること
ができる。
iii )  塩化ビニル共重合体 例えば、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、塩化ビニル
−塩化ビニリデン共重合体。
増化ビニル−無水マレイン酸共重合体、アクリル酸エス
テルないしメタアクリル省エステルと塩化ビニルとの共
重合体、アクリルニトリル−塩化ビニル共重合体、塩化
ビニルエーテル共重合体、エチレンないしプロピンンー
塩化ビニル共重合体、エチレン−酢酸♂ニル共重合体に
塩化ビニルをグラフト重合したものなど。
この場合、共重合比は任意のものとすることができる。
iv)  m化ビニリデン共重合体 塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体。
塩化ビニリデン−塩化ビニル−アクリルニトリル共重合
体、塩化ビニリデン−ブタジェン−ハロゲン化ビニル共
重合体など。
この場合、共重合比は、任意のものとすることができる
■)ポリスチレン vi)  スチレン共重合体 例えば、スチレン−アクリルニトリル典型1合体(AS
tl脂)、スチレン−アクリルニトリル−ブタジェン共
重合体(ABS !脂)。
スチレン−無水マレイン嗜共重合体(SMA樹脂)、ス
チレン−アクリルエステル−アクリルアミド共重合体、
スチレン−ブタジェン共重合体(SBR) 、スチレン
−塩化ビニリデン共重合体、スチレン−メチルメタアク
リレート共重合体など。
この場合、共重合比は任意のものとすることができる。
vii)  スチロール型重合体 例えば、p−メチルスチロール、α−メチルスチロール
、2.5−ジクロルスチロール、α、β−ビニルナフタ
リン、α−ビニルe リシン、アセナフナン、ビニルア
ントラセンなど、あるいはこれらの共重合体。
viii)  クマロン−インデン樹脂クマロン−イン
デン−スチレン+7) 共重合体。
lx)  テルペン樹脂ないしピコライト飼えば、α−
ピネンから得られるリモネンの1合体であるテルペン樹
脂やβ−ヒネンから得られるピコライト。
×)アクリル樹脂 特に下記式で示される原子団を含むものが好ましい。
式 %式% 上記式に訃いて、RIは、水素原子・またけアルキル基
を表わし、R2は、渦換才たは非植換のアルキル基を表
わす。 この場合。
上記式において、RIは、水素原子または炭素原子数1
〜4の低級アルキル基、特に水素原子またはメチル基で
あることが好ましい。 また、R2は、置換、非置換い
ずれのアルキル基であってもよいが、アルキル基の炭素
原子数は1〜4であることが好ましく、またR2が置換
アルキル基であるときには、アルキル基を置換する置換
基は、水酸基、ハロゲン原子またはアミン基(特にジア
ルキルアミノ基)であることが好ましい。
このような上記式で示される原子団は。
他の〈シかえし原子団とともに、共1合体を形成して各
n1アクリル樹脂を′m成してもよいが、通常は4上記
式で示される原子団の1釉または2種以上を〈″しかえ
し単位とする単独重合体または共重合体を形成してアク
リル樹脂を構成することになる。
×1)ポリアクリルニトリル ×11)アクリルニトリル共重合体 例えば、アクリルニトリル−酢酸ヒニル共重合体、アク
リルニトリル−塩化ビニル共重合体、アクリルニトリル
−スチレン共重合体、アクリルニトリル−塩化ビニリデ
ン共重合体、アクリルニトリル−ビニルピリジン共重合
体、アクリルニトリル−メタクリル酸メチル共重合体、
アクリルニトリル−ブタジェン共重合体、アクリルニト
リル−アクリル酸ブチル共重合体など。
この場合、共重合比は任意のものとすることができる。
×11)ポリアクリルアミドないしダイア七トンアクリ
ルアミドポリマー ポリアクリルアミドないしアクリルニトリルにアセトン
を作用させたダイア七トンアクリルアミPポリマー。
xtv)ポリ酢酸ビニル W)酢酸ビニル共重合体、 例えば、アクリル酸エステル、ビニルエーテル、エチレ
ン、塩化ビニル等との共重合体など。
共1合比は任意のものであってよい。
xvi)前リビニルエーテル 例えば、ポリビニルメチルニーデル、ポリビニルエチル
エーテル、ポリビニルブチルエーテルなど。
xviDポリアミド この場合、ポリアミドとしては、ナイロン6、ナイロン
66、ナイロン610.ナイロン612.ナイロン9.
ナイロン11゜ナイロン12.ブイロン13等の通常の
ホモナイロンの他、ナイロン6、/66/610゜ナイ
ロン6/66/12.ナイロン6/66/11等のり1
11合体や、場合によっては変性ナイロンであってもよ
い。
X1iii)ポリエステル 例えば、シュウ酸、コハク酸、マレイン酸、アジピン酸
、セパステン酸等の脂肪族二塩基酸、あるいはイソフタ
ル酸、テレフタル酸などの芳香族二塩基酸などの各種二
塩基酸と、エチレングリコール、テトラメチレングリコ
ール、ヘキサメチレンクリコール等のグリコール類との
縮合物や、共縮合物が好適である。 そして、これらの
うちでは、特に脂肪族二塩基酸とグリコール類との縮合
物や、グリコール類と脂肪族二塩基酸との共縮合物は、
特に好適である。
さらに1例えば無水フタル酸とグリセリンとの縮合物で
あるグリプタル樹脂を、脂肪酸、天然樹脂等でエステル
化変性し六変性グリシタル樹脂なども好適に使用される
遁×)ポリビニルアセタール系樹脂 ポリビニルアルコールを、アセタール化して得られるポ
リビニルホルマール、ポリビニルアセタール系樹脂はい
ずれも好適に使用される。
この場合、ポリビニルアセタール系樹脂のアセタール化
度は任意のものとすることができる。
XX)ポリウレタン樹脂 ウレタン結合をもつ熱可塑性ポリウレタン樹脂 特[J”IJ=+−ル類と、ジイソシアネート類との縮
合によって得られるポリウレタン樹脂、就中アルキレン
グリコールとアルギレンジイソシアネートとの縮合によ
って得られるポリウレタン樹脂が好適である。
双1)ポリエーテル ポリオキシメチレン、スチレンホルマリン樹脂、環状ア
セタールの開環重合物、ポリエチレンオキザイドおよび
グリコール。
ポリプロピレンオキサイドおLびダリコール、プロピレ
ンオキサイド−エチレンオキサイド共重合体など。
ポリフェニレンオキサイド。
xxii)セルロース銹導体 有機酸エステル、エーテルないしこれらの混合体。
xxiii)ポリカーボネート 例えば、ポリジオキシジフェニルメタンカーボネート、
ポリジオキシジフェニルエタンカーボネート、ジオキシ
ジフェニルプロバンカーボネート竹の各行ポリカーボネ
ート。
×Xv)上記I)〜xxiii )の2机以上のブレン
ド体。
またはその仙の熱可塑性樹脂とのブレンド体。
なお、自己酸化性化合物および熱可塑性樹脂の分子量等
は秤々のものであってよい。
このような自己6安化性化合物才たけ熱可塑性樹脂と、
錯体とは1通常、1−量比で、1対0.1〜100の広
範な量比の中から、所望の書き込み感度が得られるよう
に設層される。
このような記録層を設層するには、一般に常法に従い塗
設すればよく、その厚さは、一般に、0.01〜2μm
程度とされる。
なお、このような記録層には、この他、他のポリマーな
いしオリゴマー、各挿可塑剤。
界面活性剤、帯電防止剤、滑剤、難燃剤、安定剤1分散
剤等が含有されていてもよい。
なお、上記したように、記録層は、錯体を蒸着して形成
することができる。
また、 811体のみから、あるいは錯体と自己酸化性
化合物または熱可塑性樹脂とから記録層を形成する場合
、その塗布に用いる溶媒としては0例えば、メチルエチ
ルケトン、メチルイソグチルケトン、シクロヘキサノン
等のケトン糸、酢酸ブチル、酢酸エチル、カルピトール
アセテート、ブチルカルピトールアセテート等のエステ
ル系、メチルセロソルブ。
エチルセロソルブ等のエーテル系、ないしトルエン、キ
シレン等の芳香族系、ジクロロエタン等のハロゲン化炭
化水素系などを用いればよい。
このような記録層を塗設する基体の利質には特に制限は
なく、各種樹脂、ガラス、セラミックス、金に@吟いず
れであってもよい。
また、その形状は使用用途に応じ、テープ。
ディスク、ドラム、ベルト等いずれであってもよい なり、基体は1反射層等の下地層を有するものであって
もよい また。記録層上には、透明基体を用いるときに裏面とし
て機能する反射層や、各種最上層保穫層、バーンミラ一
層などを設けることもできる。
本発明の媒体は、このような基体の一面上に上記の記録
層を有するものであってもよく。
その画面に記録層を有するものであってもよい。 また
、基体の一面上に記録りを塗設したものを2つ用い、そ
れらを記録層が向がいあうようにして、所定の間隙をも
って対向させ、ぞハを密閉したりして、ホコリやキズが
つかないようにすることもできる。
■ 発明の具体的作用 本発明の媒体は、走行ないし回転下において、記録光を
パルス状に照射する。 このとき、記録層中の錯体の発
熱により、自己酸化性化合物が分解するか、あるいは熱
可塑性樹脂や、錯体が融解し、ビットが形成される。
この場合、500〜850nmの波長の記録光、4、〒
に750〜830nmの半導体レーデ−などを用いたと
き、きわめて良好な書き込みを行うことができる。
このように形成されたピットは、やはり媒体の走行ない
し回転下、読み出し光の反射光ないし透過光を検出する
ことにより読み出される。
なお、記録層に熱可塑性樹脂を用いるときには、一旦記
録層に形成したピットを光ないし熱で消去し、再書き込
みを行うこともできるっ ■ 発明の具体的効果 本発明によれば、可視光はもとより、750〜850n
mの波長の半導体レーデ−1発光ダイオードを用いても
、@わめて感度の高い書き込みを行うことができる。
これは1本発明の錯体が750〜850nmにおいて、
104以上にもおよぶ吸光係数をもつことによる。
捷だ、きわめて良好な形状のピットを形成することがで
き、読み出しのC/N比もきわめて高い。
2らに、熱や光に対する安定性が高く、生保存性が良好
で、室内光にさらしても、書き込み特性の劣化はない。
捷た。いわゆる再生劣化もきわめて少ない。
そして、消去再書き込みを行うようなときにも特性の劣
化は少ない。
■ 発明の具体的実施例 以F1本発明の具体的実施例を示し1本発明をさらに詳
細に説明する。
実施例1 ます、上述の錯体&1を、対応するフタロシアニン錯体
にピリジンを配位させ、未配位ピリジンを留去して単離
した。
錯体の同定は、可視光の吸収スペクトルと化学分析によ
って行った。
次に、この錯体を、窒素含量11.5〜12.2%で、
J、l5K6703にもとづく粘度20秒のニトロセル
ロースと1重量比で1:1となるヨウニ、ジクロロエタ
ン2ニジクロヘキサノン2:トルエン1の溶媒中に溶解
した。
コt’L ヲ、 直811 cmのアクリル樹脂ディス
ク基板上に、0.6 μmの厚さに塗布設層して。
本発明の媒体を得た。
一方、これとは別に、錯体應1を、比較用シアニン色素
、3.3’−ジ(3−アセトキシプロピル)−11−ジ
フェニルアミノ−10,12−エチレン−5,6,5:
 6’−ジベンゾチアトリカルギシアニンバークロレー
ト(イーストマンコダノク社製14401 )にかえ、
上記と全く同様にして、比較用の媒体を得た。
このようにして作成した2つの媒体につき。
これを1800 rpmで回転させながら、AぬaAs
−GaA、s  半導体レーデ−記録光(830nm)
を1 μmφに集光し、(集光部用力10mV、L6 
fvlHzの周波数で、パルス列状に照射した。
これにより1両媒体にはピットがトラック状に形成され
た。
この俵、読み出し光として、 AgGaAs −GaA
s半導体レーデ−(830nm)を、1μmφに集光し
く集光部1 mW ) 、 30 KHzの周波数のパ
ルス列として、媒体1800 rpm回転回転対照射1
反射光のピーク−ピーク間のC/N比を測定した。
結果を表1に示す。
さらに、ピット形成後の媒体に、読み出し光を連続5分
間照射して、C/N比の再生劣化を測定した。 結果を
表1に示す。
これとは別に1両媒体を40Wの螢光灼1m下に24時
間おいた後書き込みを行い、C/N比の測定を行い、耐
光性を評価した。
また1両媒体を、150℃の条件に5分間おいた後■き
込みを行い、C/N比の測定を行い、耐熱性を評価した
これらの結果を表1に示す。
表   1 媒  体    本発明   比 較 色   素         錯体A1   シアニン
C/N比     41 dB   35 dB再生劣
化(C/N比)   41dB    28dB耐光性
 (C/’N比)41dB    −□なお、比較用の
媒体では、上記の光ないし熱の存在下の保存によシ、書
き込み不能の状態となった。
表1に示される結果から1本発明の媒体が。
生保存性にすぐれ、再生劣化が少なく、高いC/N比を
得られることがわかる。
実施例2 実施例1における錯体A1を下記表2に示される化合物
にかえ、実施例1と同様に、C/N比、再生劣化、耐光
性、耐熱性を測定した。
結果を表2に示す。
なお、各媒体において、記録光、読み出し光は、実施例
1と同一の830 nmのものを用いた。
表2に示される結果から1本発明の効果があきらかであ
る。
実施例3 央hII□例1における錯体jh1を錯体扁5Kか工、
ニトロセルロースをクマロン−インデン樹脂(日鉄化学
株式会社製V −、120)にかえ、記録層の厚さを0
5μmvcかえた他は。
実施例1と同様に本発明の媒体を得た。
丑だ、比較用のシアニン色素としては、3−エチル−2
−(7−(3−エチル−2−ペンゾチアゾリニリデン)
−1,3,5−へシタトリエチル)ベンゾチアゾリニウ
ム パークロレ−1・(イーストマン コダック社製1
5071 )を用いた。
実施例1と同様の条件で、 830 nmにて記録およ
び読み出しを行い、C/N比、再生劣化2面1光性、耐
熱性を測定した。
結果を表3に示す。
表     3 C/Nl+’(dB)        42    3
5再生劣化C/N比(dB)    4]    26
削光性 C/N比(dB)  42  −一耐熱ゼL 
 C/N比(dB)   4〇   −シアニン色素を
用いる比較用媒体は、光および熱の存在下での保存性に
劣り、書き込み不能となっており、これらの結果から1
本発明の効果があきらかである。
実施例4 111体IFh 1お・よひ、465を0.02μm 
J!′7に蒸着し、実施例1と同様の測定を行い1表4
に示される結果を得た。
表     4 媒  体     本発明 本発明 組体j615 C/N比((18)      43   44再生劣
イヒC/N比    42  42叫光性 C/N比 
   43  44月熱性 C/’ N比    43
  43実施例5 熱可qfJ性樹脂として、数平均分子量10万のポリス
チレンおよびナイロン6/66/12典型合体を用い、
また帥1素として化合物屋1を用い、実に例1に準じ5
本発明の2独の媒体を作製した。
この場合、樹脂と色素との重量比は3:1記録層厚さは
0.7μmとした。
’k JIF+例1と同様、830nmのA/CaAs
 −GaAs  半導体レーデ−にて書き込みおよび読
み出しを行い、C/N比、再生劣化、耐熱性耐光性を測
定した。
廿だ、書き込み後、too’cの赤外線ヒーターを20
秒間全面照射して、ピットを消去後、再書き込みを行っ
た。
くりかえし10回の消去、!>−4!+き込みを行い、
C/N比を測定し、消去劣化を評価した。
これらの結果を表5に示す。
表     5 媒  体     本発明  本発明 樹   脂         ポリスチレン  ナイロ
ンC/N比(dB)      42   40P」生
方化C/N比(clB)    41    38血1
介性 C/N叱((IB)   41    40而・
j熱性 C/N比(dB)    40    3B消
去劣化C/N比(clB)    42    40表
5に示される触法から1本発明の効果があきらかである
。 すなわち、再生劣化が少なく、生保存イイ1にすぐ
れ、良好なC/N比を示し、消広、再書き込み特性もき
わめて良好であることがわかる。
出願人 東京電気化等ニュー業株式会社代理人弁理土石
 井 陽 −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、  *;体にニ、マンガンフタロシアニンの6配位
    構造の錯体を含む記録層を有することを特徴とする光記
    録媒体。 2 マンガンフタロシアニンの6配位構造の錯体が、 
    pKa 4〜10の配位子を1つまたは2つもつ特許請
    求の範囲第1項に記載の光記録媒体。 3、 マンガンが2価または3価である特許請求の範囲
    第1項または第2項に記載の光記録婢一体。 4 フタロシアニンが、非置換であるか、総計12個以
    下の置換基をもつ特許請求の範囲第1甲ないし第3項の
    いずれかに記載の光記録媒体。 5、  基!上に、マンガンフタロシアニンの6配位構
    造の錯体と、自己酸化性化合物または熱可塑性樹脂とを
    含む記録層を有することを特徴とする光記録媒体。 6、 マンガンフタロシアニンの6配位構造の錯体が、
    pKa4〜10の配位子を1つまたは2つもつ特許請求
    の範囲第5項に記載の光記録媒体。 7、 マンガンが2価または3価である特許請求の範囲
    第5項または第6項に記載の光記録媒体。 8、 フタロシアニンが、非置換であるか、総計12個
    以下の置換基をもつ特許請求の範囲第5項ないし第7項
    のいずれかに記載の光記録媒体。
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