JPH0416075B2 - - Google Patents

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JPH0416075B2
JPH0416075B2 JP62149088A JP14908887A JPH0416075B2 JP H0416075 B2 JPH0416075 B2 JP H0416075B2 JP 62149088 A JP62149088 A JP 62149088A JP 14908887 A JP14908887 A JP 14908887A JP H0416075 B2 JPH0416075 B2 JP H0416075B2
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JP
Japan
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group
electron
optical recording
alkyl group
substance
Prior art date
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JP62149088A
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JPS63312889A (ja
Inventor
Takashi Yamadera
Toshinori Tagusari
Nobuyuki Hayashi
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
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Priority to JP62149088A priority Critical patent/JPS63312889A/ja
Publication of JPS63312889A publication Critical patent/JPS63312889A/ja
Publication of JPH0416075B2 publication Critical patent/JPH0416075B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
    • G11B7/241Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material
    • G11B7/242Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers
    • G11B7/244Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only
    • G11B7/246Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only containing dyes

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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
〔産業䞊の利甚分野〕 本発明は光蚘録材料に関する。 〔埓来の技術〕 光蚘録方匏は、安䟡、倧容量の蚘録媒䜓が埗ら
れるため開発がさかんな分野である。埓来この分
野では無機系金属金属薄膜を蚘録膜ずしお、半導
䜓レヌザの近赀倖出力を䞀床熱に倉換し、その熱
を利甚しお蚘録膜に穎をあけ、或いは盞倉化を生
じさせおこれによる衚面反射率の倉化を読みずる
いわゆるヒヌトモヌドの光蚘録方匏が実甚化され
おきた。さらに近幎有機染料を蚘録膜ずするヒヌ
トモヌド光蚘録方匏が新たに提案されおいる。し
かし、ヒヌトモヌドを甚いた光蚘録方法では、半
導䜓レヌザの出力を熱に倉換する際に基板等を通
じお熱が発散するために感床に限界があり、又、
穎をあける方匏に基づくものでは情報の消去が困
難である。これらの芳点より、吞収した光を熱ず
しお発散するこずが少なく蚘録膜の倉圢をも防ぐ
方法ずしお、吞収した光を光子゚ネルギヌずしお
そのたた利甚し、匕き぀づき起こる光反応を情報
の蚘録再生に甚いようずいう、フオトンモヌドの
光蚘録方法が提案されおおり、特に情報の消去が
可胜な可逆型光蚘録材料を埗るための手段ずしお
粟力的に研究が行われおいる。これらの目的のた
めにフオトクロミツク材料を蚘録膜材料ずする提
案がなされおおり、䟋えば特開昭57−59956号公
報には盎鎖アルキル基を有するスピロピラン誘導
䜓が、特開昭60−123838号公報には同様のスピロ
ピラン化合物の化孊蒞着膜を蚘録局ずする提案が
なされおいる。又同様の目的により、ヘラヌ
A.Hellerらはゞダヌナルオブケミカル゜サ゚
テむヌパヌキンJ.Chem.Soc Perkin 202
頁1981においおフルギドず称されるフオトク
ロミツク化合物の特性ずその光蚘録材料ぞの応甚
に぀き述べおいる。これらの化合物の光蚘録方法
に぀いおは皮々提案されおいるか、䞀般的には玫
倖光線を党面に照射しおスピロピラン類、フルギ
ド化合物等のフオトクロミツク化合物を匷く着色
させお初期化を行い、次いで、フオトクロミツク
化合物の倉色域にあわせた可芖光線照射によ぀お
情報の蚘録、読み出しを行぀おいる。これらは䞀
般に玫倖〜可芖光線の領域で行われるが、最近、
半導䜓レヌザの発振波長域にマツチングしたスピ
ロピラン類の発衚䟋えば日本化孊䌚第50春季幎
䌚予皿集、P2591985もなされおいる。 〔発明が解決しようずする問題点〕 しかしながら、埓来のフオトクロミツク化合物
を光蚘録材料ずしお甚いる際の問題点ずしおあげ
られるものはこれらフオトクロミツク化合物によ
る情報の読み出し砎壊である。これは、フオトク
ロミツク化合物の初期状態および着色状態は共通
ないしは高い確率で亀差した励起状態を有しおお
り、着色皮の吞収に光照射をしお情報を蚘録する
こずず、埌に読み出し光による情報の読みずりず
は同倀の励起状態に至り、読み出し砎壊が避けら
れないこずによる。この問題を回避する方法ずし
お通垞読み出し光の光匷床を匱くする方法がずら
れるが、光励起そのものが唯䞀の反応過皋である
ため、しきい倀による区別は䞍可胜であり、垞に
䞀定皋床の確率で読み出し砎壊が起こりうるた
め、情報のくり返し読み出しの際に問題を生じ
る。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、光増感剀系、電子䟛䞎性物質及び電
子受容性物質を含有し、該光増感剀系が䞋蚘䞀般
匏又は′であらわされる化合物及び
䞀般匏で瀺されるキノン系化合物を含み、
か぀該電子䟛䞎性物質及び該電子受容性化合物の
うちの少なくずも䞀方を混合原子䟡状況をずりう
る遷移金属錯䜓ずしおなる光蚘録材料に関する。 〔ただし、匏䞭、R11、R12、R21、R22、R31、
R32、R41及びR42は、氎玠、アルキル基又はアル
ケニル基であり、R11ずR12、R21ずR22、R31ず
R32及びR41ずR42は、それぞれ、䜵せお、芳銙族
瞮合環を圢成しおいおもよく、は窒玠、CH
又は−φここではφは眮換基を有しおいお
もよいプニル基を瀺すである。〕 ただし、匏䞭、R11、R12、R21、R22、R31、
R32、R41、R42及びは䞀般匏におけるず
同じであり、は遷移金属又は遷移金属むオンを
瀺す。 ただし、匏䞭、R51、R52、R61、R62は氎玠、
アルキル基、アルケニル基、ハロゲン、シアノ基
又は眮換基を有しおいおもよいプニル基であ
り、R51ずR52及びR61ずR62は、それぞれ、䜵せ
お芳銙族瞮合環を圢成しおいおもよい。 本発明になる光蚘録媒䜓においおは曞き蟌み光
によ぀お蚘録を行う分子ずなる光増感剀系ず、読
みずり分子ずなる電子䟛䞎性物質および又は電
子受容性物質䞊びにそれらが光増感剀の光励起状
態ずの盞互䜜甚によ぀お、電子䟛䞎性物質から電
子受容性物質に電子を移動した反応生成物ずは異
なる分子であり、䞡者の励起状態は区別でき、読
み出し光は曞き蟌み光ず完党に区別するこずがで
き、読み出し砎壊は原理的に回避される。これを
図瀺したのが第図である。第図では光増感剀
系のうち䞀般匏又は′で瀺される化
合物〔以䞋、化合物ずいう〕が曞き蟌み光
により励起型の光増感剀ずなる。
は掻性であり、匕き続き光増感剀系のうちの化
合物に電子を受けわたしおそれぞれ酞化型
・還元型−・ずなる。・はた
だ掻性であり、匕き続き電子䟛䞎性物質ず反応
しおその酞化型・を䞎え、自身はずな
぀お光増感剀を再生する。䞀方、還元型
−・は、電子受容性物質に電子を匕きわたし
お、電子受容性物質の還元型−・ず化合物
を再生する。このようにしお再生された化
合物お化合物は匕き続き曞き蟌み光
を吞収しお光増感剀系の呚蟺に存圚する電子䟛䞎
性物質ず電子受容性物質ずの間の酞化還元反応を
逐次、連続しお行う。このずき・及び−・
のうちの少なくずも䞀方に生じた物理的・光孊的
倉化を先の曞き蟌みの際に甚いた波長ず異なる波
長で光孊的に読みずるこずにより、非砎壊の読み
出しが達成される。 このように光励起反応の䞭心過皋を化合物
ず化合物によ぀お協奏的にずりおこ
なわせるこずにより、高い電子移動効率ずなり、
高感床化が達成される。 これら電荷移動によ぀お生じた反応生成物は䞀
般に䞍安定であるが本発明ではこの問題を克服す
るために、光増感酞化還元反応における電子䟛䞎
性物質および電子受容性物質のいずれか䞀方又は
䞡方を混合原子䟡状態をずりうる物質ずするこず
で察凊しおいる。ここで混合原子䟡状態ずは䞭性
状態及び耇数の荷電状態のうち二皮以䞊の状態が
混存しおいる状態をさす。混合原子䟡状態をずり
うる物質では䞀぀の物質に二皮以䞊のずりうる酞
化状態が存圚し、混合原子䟡状態をずりうる物質
はこれらの状態で安定に又は準安定に存圚しう
る。埓぀お光照射前および光照射埌の電荷分離し
た生成物のそれぞれの熱力孊的安定性には問題が
ない。曎に混合原子䟡状態をずりうる物質を甚い
るこずは他の動力孊的安定性の問題をも解決する
糞口ずなりうる。䞀般に混合原子䟡状態をずりう
る物質ではその酞化還元電䜍は狭い幅に集䞭しお
おり、特に倧気䞭でも異なる酞化状態が安定に混
圚しうる条件を加味するずその幅は曎にせばた
る。このような系における光照射ず他の䞀般系の
光照射ずを比范しお第図に瀺した。第図で
は䞀般の光照射系である。通垞光化孊反応では䜕
らかの意味での光゚ネルギヌの蓄積が行われおお
り、光゚ネルギヌ倪陜゚ネルギヌの貯蔵倉換
をめざしたものずしお光合成モデル実隓系が倚数
知られおいる。埓぀お生成物は高゚ネルギヌ状態
ずな぀おおり、このこずから先述の䞍安定性が生
ずる。又、䞀般に電荷移動埌の電子䟛䞎性物質ず
電子受容性物質ずの酞化還元電䜍差は倧きく通
åžž1.0V以䞊このこずは熱力孊的掚進力ずずも
に動力孊的にも逆反応を掚進しやすくしおいる。
これに察しお本発明では混合原子䟡状態をずりう
る物質を電子䟛䞎性物質および又は電子受容性
物質ずしお甚いるこずにより、電子䟛䞎性物質ず
電子受容性物質ずの゚ネルギヌ差を小さくするこ
ずができる。第図及びはこの状態をあらわ
しおおり、光照射埌も、高゚ネルギヌが系に蓄積
されおおらず、系の安定性に寄䞎する。たた電子
䟛䞎性物質ず電子受容性物質ずの゚ネルギヌ差も
小さい玄1.0eV以内ために逆反応速床がおそ
くなる。特にこの差を小さくすれば0.5eV以
内逆反応の掚進力そのものも小さくなり、系の
安定性に倧きく寄䞎する。第図は極端な䟋で
あり、この系では熱力孊的には光を甚いる必芁も
なく、本来自発的に反応が進みうる系であるが、
電子受容性物質ず電子䟛䞎性物質ずの間の゚ネル
ギヌ差が小さい堎合は、自発的な反応の速床は遅
く、光を甚いおの電子移動制埡が可胜ずなるこず
を瀺しおいる。このように、光゚ネルギヌが、そ
れをあたり蓄積するこずなく、曞き蟌みの際の単
なるスむツチング手段ずしお利甚されるこずによ
぀おこのような光増感酞化還元系の安定性を倧き
く改善でき、蚘録材料ずしお甚いるこずが可胜ず
なる。なお動力孊的安定性は単に゚ネルギヌレベ
ルだけの問題ではなく、系の環境によ぀おも制埡
しうるこずは可胜であり、埌にもたたふれる。 このような光増感酞化還元反応により、系に生
じた物理的、光孊的倉化を光孊的に読み取る手段
ずしおは、屈折率倉化、誘電率倉化、反射率倉
化、透過率倉化等皮々あるが、怜知手段が容易で
あるずいう点で、光反射率倉化又は光透過率倉化
を読みずるこずが奜たしい。 たた、電子䟛䞎性物質及び又は電子受容性物
質に生じた物理的、光孊的倉化、特に光反射率倉
化及び光透過率倉化は曞き蟌みの際の光増感剀の
光吞収領域ず重耇しない範囲であるならば特にど
の波長領域に生じおも構わないが、特に近赀倖領
域に生ずるこずが奜たしい。この領域では読み出
しに半導䜓レヌザを甚いるこずができるため、シ
ステムの簡玠化が図れる。たた、珟行の光デむス
クがこの領域で半導䜓レヌザによる曞き蟌み読
み出しを行぀おおり、これらの既存技術が䜿え、
蚘録媒䜓からの情報読み出しに互換性が確保され
るこずは極めお重芁である。なおここでいう近赀
倖領域は700n〜1600nであり、奜たしくは
750n〜1100nである。この様に近赀倖領域の
吞収に幅をもたせおおくこずは情報の倚重蚘録化
を考える䞊で重芁である。 以䞊のような特性を満たす電子䟛䞎性物質及
び又は電子受容性物質ずしおは、有機染料、有
機顔料、無機顔料、遷移金属錯䜓等が挙げられる
が、混合原子䟡状態が埗られる物質ずしおは遷移
金属錯䜓が特に望たしい。それは遷移金属錯䜓は
金属の原子䟡及び配䜍子ずの盞互䜜甚により、
皮々の原子䟡状態をずるこずず盞た぀お、近赀倖
領域に特性吞収が埗られやすいからである。たた
これらの物質には熱的に安定なものが倚く含たれ
るこずも重芁である。 䞋蚘の䞀般匏、、で瀺される化
合物が奜たしい。 匏およびにおいお、は、及
びNRは氎玠又はアルキル基から遞ばれる
原子又は原子団であり、各䜍眮においお盞違しお
いおもよく、及びX′は氎玠、アルキル基、眮
換アルキル基、ハロゲン基、アルコキシ基、アル
キルアミノ基、ニトロ基又は及びシアノ基から
遞ばれ、及びX′は同䞀でもよく、は〜
の敎数、は〜の敎数、はによ぀お芏
定される電荷を䞭和するに必芁な電荷数を有する
アニオン、カチオン又はその矀およびは遷移金
属むオンを衚わしただし、がの堎合には
は存圚しない。 匏においお、Z′は及びNRは氎玠
又はアルキル基から遞ばれ各䜍眮においお盞異
しおもよく、は氎玠、アルキル基、眮換アルキ
ル基、プニル基、眮換プニル基及びシアノ基
から遞ばれ、各䜍眮においお盞異しおもよく、
は〜−の敎数、はによ぀お芏定される
電荷を䞭和するに必芁な電荷数を有するアニオン
又はカチオン、又はその矀およびは遷移金属む
オンを衚わすただしがの堎合にはは存圚
しない。 これらの化合物は䟋えば、マクレバテむJ.A.
Mclevertyら、プログレスむンむンオヌガニツ
クケミストリヌProg.Inorg.Chem.10巻、49
頁1968、シナラりツアヌG.N.Schrauzer
ら、アカりンツオブケミカルリサヌチAcc.
Chem.Res巻、72頁1969、むンオヌガニ
ツクシンセシスInorg.Syn.10巻、頁にはそ
の合成法、特性が詳しくたずめられおおり、通垞
の状態では−䟡のアニオンから䟡䞭性物質の
状態で空気䞭で安定に単離でき、その荷電状態は
䞭心金属むオンの皮類、配䜍子の皮類によ぀お異
なる。これらの化合物には䟡のアニオンから
䟡のカチオンの範囲の党郚又はその䞀郚に぀き
皮々の酞化状態が確認されおおり、その䞀郚に぀
いおは異なる酞化状態のたた空気䞭で安定に単離
できるこずが知られおいる。䟋えばニツケルビス
ゞチオマレオニトリル錯䜓である化合物
に぀いおは次の䞡者の錯䜓−、−が
単離されおおり、異なる物性を瀺す。
〔実斜䟋〕
以䞋、本発明の実斜䟋を瀺す。 実斜䟋  次に組成からなる溶液を調敎した。 (1) 〔ニツケルビス−プニレンゞむミ
ン〕0NiPDA20 ×10-4molelDMF溶液 ml (2) ニツケルビスゞチオマレオニトリルテト
ラブチルアンモニりムNiMNT2-・
TBA ×10-4moleアセトニトリル溶液 0.3ml (3) 亜鉛テトラプニルポルフむリンZnTPP ×10-4moleベンれン溶液 ml (4) 1.4−ベンゟキノン ×10-3moleアセトニトリル溶液 0.5ml (5) テトラブチルアンモニりムパヌクロレヌト ×10-3moleアセトニトリル溶液 0.5ml これらを石英セルにいれ、干枉フむルタヌによ
り560n〜590nに制限した500Wキセノン灯を
光源ずしおレンズ系により導いた光を照射し、䞻
ずしおNiPDA20の吞収から成る780nでの
吞光床を照射時間毎にモニタし、その吞光床枛少
を枬定した。 比范䟋  −ベンゟキノンを含たない詊料を実斜䟋
ず同様にしお光照射を行぀た。 これの結果を第図に瀺した。 第図より、−ベンゟキノンを含む本発
明系実斜䟋では、−ベンゟキノンを
含たない系比范䟋に比し、780nでの有
機金属錯䜓の吞光床枛少速床が倧幅に増倧し、蚘
録材料ずしおの感床向䞊がなされおいる。 実斜䟋  ニツケルビスゞチオマレオニトリルテトラ
ブチルアンモニりム NiNMT2 -TBA1.3×10-4mole亜鉛テト
ラプニルポルフむリン 1.3×10-4mole デナロキノン 1.7×10-4mole トリ゚タノヌルアミン 4.2×10-3mole テトラブチルアンモニりムパヌクロレヌト
1.7×10-3mole からなる組成の溶液を調敎したアセトニトリ
ルベンれン4/1重量比の混合溶剀を溶媒ず
した。 実斜䟋ず同様に光照射を行い、850nにお
けるNiNMT2 -の吞収枛少を調べた。 結果を第図に瀺した。光照射埌反応液にペり
玠アセトニトリル溶液をごく少量添加したずこ
ろ、850nの吞収が再び芳察されるこずを確認
した。このこずにより、本反応でトリ゚タノヌル
アミンを電子䟛䞎䜓ずしお NiMNT2 -e- ――→ NiMNT2- ぞの電子移動反応が起きおいるこずを確認した。 比范䟋  実斜䟋においお、デナロキノンを甚いないこ
ず以倖は、実斜䟋ず同様にしお850nにおけ
るNiMNT2 -の吞収枛少を調べた。この結果を
第図に瀺す。 実斜䟋  ニツケルビスゞチオスチリベン錯䜓Ni
DTSB2 0.05郚 亜鉛テトラプニルポルフむリンZnTPP 0.02郚 デナロキノンDQ 0.15郚 トリ゚タノヌルアミンTEOA 0.4郚 ポリビニルピロリドンPVP 郚 及び テトラブチルアンモニりムパヌクロレヌト
TBA ClO4 0.3郚 を−ゞメチルホルムアミドDMFml
に溶解した。このものを厚さ1.2mmのガラスコ
ヌニング7059基板にスピナヌを甚いお塗付、
也燥しお膜厚玄1.5Όの均䞀な薄膜を埗た。この
ものに500Wキセノン灯から干枉フむルタヌで分
光した560〜590mmの光をスポツト状態に玄60
cm2の照射゚ネルギヌで照射したずころ照射し
た郚分が暗瞁色から赀か぀色に倉化した。この倉
化は780mm半導䜓レヌザを光源ずし、PINフオト
ダむオヌドナナむテツドデむテクタヌテクノロ
ゞヌ瀟補PIN−10DF、同瀟補増幅噚UDT−101C
により増幅により充分怜知可胜であ぀た。 なお、この埌も䞊蚘赀か぀色は保たれた。曞き
蟌み埌の基板を、ペり玠蒞気䞋にさらし、倧気䞭
で攟眮したものは有機金属錯䜓の暗瞁色の吞収が
埩掻し、このものは再曞き蟌みが可胜であ぀た。 実斜䟋  100mlナス型フラスコ䞭に−ゞメチルホ
ルムアミドDMFml、テトラブチルアンモ
ニりムパヌクロレヌト30mgを加え、さらにナフむ
オンNafionフツ玠含有ポリマヌ、むヌ・
アむ・デナポン・ネモアヌス・アンド・カンパニ
ヌ商品名の䜎玚アルコヌル溶液5wt、アルド
リツチケミカル瀟補mlを加えお30分間撹拌し
た。その埌60℃で゚バポレヌタにより䜎玚アルコ
ヌル分を陀去した。埗られたナフむオン溶液にニ
ツケルビスゞチオマレオニトリルモノテトラ
ブチルアンモニりム0.15をmlの−ゞメ
チルホルムアミドに溶解したもの及びクロラニル
0.1を加えた。 埗られた溶液を透明電極を有するガラス基板
厚さ玄1.1mm、アルバツク成膜(æ ª)補に回転塗付
噚を甚いお塗付し均䞀な膜を埗た。 次いで以䞋の手順により、この塗付膜の䞊に亜
鉛フタロシアニン膜を、蒞着した。真空蒞着は以
䞋の手順により行぀た。 日本真空技術(æ ª)補高真空蒞着機EBH−を甚
い、モリブデンボヌトに亜鉛フタロシアニン適量
をいれ、×10-6Torrたで真空排気を行぀た。
次いで抵抗加熱法によりボヌド枩床を埐々に䞊
げ、450℃付近に維持した。ボヌト枩床は蚭眮し
た熱電察を通しおモニタした。蒞着膜厚は氎晶発
振匏膜厚蚈CRTM−日本真空技術(æ ª)補をモニ
タずしお甚いた。真空蒞着䞭の真空床は×10-5
たで䜎䞋した。埗られた亜鉛フタロシアニン蒞着
膜の膜厚は100〜150Åであ぀た。 このようにしお埗られたナフむオン有機金属
錯䜓亜鉛ナフロシアニン積局膜に重ねおトリ゚
タノヌルアミン0.1塩化リチりム0.2ポリビニ
ルピロリドン、ゞメチルホルムアミドmlか
らなる溶液を塗付し也燥し、蚘録膜ずした。 光照射実隓は、第図に瀺す怜出系を甚いお次
のように行぀た。すなわち、スペクトラフむゞク
ス瀟補アルゎンむオンレヌザ2020−をポンピン
グレヌザずしDCM゚キシトン瀟補、−ゞ
シアノメチレン−−メチル−−−ゞメチ
ルアミノスチリル−4H−ピランをレヌザ色玠
ずした色玠レヌザ375B、スペクトラフむゞク
ス瀟補で675nに同調させたレヌザ光を反
射ミラヌ及びで反射し、前述の蚘録膜に照
射した。レヌザ光の出力は60mWずした。色玠レ
ヌザの光軞に察し玄20床斜方向から780nの怜
出光を半導䜓レヌザを甚いお照射し、その透過
光を780nの干枉フむルタを通し、前述のPINフ
オトダむオヌド、増幅噚及びデむゞタルボル
トメヌタを含む怜出系で透過光の匷床倉化を
読みず぀た。色玠レヌザ照射ず同時にPINフオト
ダむオヌドの出力が䞊昇し、有機金属錯䜓の
850n付近の吞収が枛少しおいるこずを容易に
怜知できた。 このずきの怜出噚の出力倉化の抂略を第図に
瀺した。 〔発明の効果〕 本発明になる光蚘録媒䜓によれば、情報の曞き
蟌み、読み出しがすべお光によ぀お非砎壊的に行
なわれ、高感床で、か぀幅広い波長範囲の材料が
䜿甚可胜であるため、システムの光源、怜出噚に
合せた幅広い蚭蚈が可胜ずなる、たた、䜿甚材料
の吞収波長をずらすこずにより、倚重蚘録ぞの応
甚も予想される。
【図面の簡単な説明】
第図は本発明における光励起によ぀お匕き起
こされる電子の移動を説明する暡匏図、第図
及びは本発明における電子の流れを゚ネ
ルギヌ的に瀺した図、第図は実斜䟋及び比范
䟋の系における吞光床の倉化を瀺す図、第図
は実斜䟋及び比范䟋の系における吞光床の倉
化を瀺す図、第図は実斜䟋で行な぀た光照射
実隓に甚いた怜出系の暡匏図䞊びに第図は実斜
䟋で行な぀た光照射実隓における怜出噚の出力
倉化を瀺す図である。   アルゎンむオンレヌザポンピングレヌ
ザ、  色玠レヌザ、  党反射ミラ
ヌ、  蚘録膜、  半導䜓レヌザ、  
780n干枉フむルタ、  PINフオトダむオヌ
ド。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  光増感剀系、電子䟛䞎性物質及び電子受容性
    物質を含有し、該増感剀系が䞋蚘䞀般匏又
    は′であらわされる化合物及び䞀般匏
    で瀺されるキノン系化合物を含み、か぀該電子䟛
    䞎性物質及び該電子受容性物質のうちの少なくず
    も䞀方を混合原子䟡状態をずりうる遷移金属錯䜓
    ずしおなる光蚘録材料。 〔ただし、匏䞭、R11、R12、R21、R22、R31、
    R32、R41及びR42は、氎玠、アルキル基又はアル
    ケニル基であり、R11ずR12、R21ずR22、R31ず
    R32及びR41ずR42は、それぞれ、䜵せお、芳銙族
    瞮合環を圢成しおいおもよく、は窒玠、CH
    又は−φここでφは眮換基を有しおいおも
    よいプニル基を瀺すである。〕 ただし、匏䞭、R11、R12、R21、R22、R31、
    R32、R41、R42及びは䞀般匏におけるず
    同じであり、は遷移金属又は遷移金属むオンを
    瀺す。 ただし、匏䞭、R51、R52、R61及びR62は、氎
    玠、アルキル基、アルケニル基、ハロゲン、シア
    ノ基又は眮換基を有しおいおもよいプニル基で
    あり、R51ずR52及びR61ずR62は、それぞれ、䜵
    せお芳銙族瞮合環を圢成しおいおもよい。  電子䟛䞎性物質及び電子受容性物質のうちの
    少なくずも䞀方が䞋蚘の䞀般匏、又は
    で瀺される化合物の䞭から遞ばれる遷移金
    属錯䜓である特蚱請求の範囲第項蚘茉の光蚘録
    材料。 匏及びにおいお、は、及び
    NRここでは氎玠又はアルキル基を瀺すか
    ら遞ばれる原子又は原子団であり各䜍眮においお
    盞違しおいおもよく、及びX′は氎玠、アルキ
    ル基、眮換アルキル基、ハロゲン、アルコキシ
    基、アルキルアミノ基、ニトロ基及びシアノ基か
    ら遞ばれ及びX′は同䞀でもよく、は〜
    の敎数、は〜−の敎数、はによ぀お
    芏定されるアニオン、カチオン又はその矀及び
    は遷移金属むオンを衚わすただし、がの堎
    合にはは存圚しない。 匏においお、Z′は及びNRここで
    は氎玠又はアルキル基を瀺すから遞ばれ各䜍眮
    においお盞違しおいおもよく、は氎玠、アルキ
    ル基、眮換アルキル基、プニル基、眮換プニ
    ル基及びシアノ基から遞ばれ、各䜍眮においお盞
    違しおいおもよく、は〜−の敎数、は
    によ぀お芏定される電荷を䞭和するに必芁な電
    荷数を有するアニオン、カチオン又はその矀及び
    は遷移金属むオンを衚わすただし、がの
    堎合にはは存圚しない。  電子䟛䞎性物質及び電子受容性物質が実質的
    に分離されおいる特蚱請求の範囲第項又は第
    項蚘茉の光蚘録材料。  光蚘録材料が電子䟛䞎性物質又はこれを含有
    する局、光増感剀系又はこれを含有する局及び電
    子受容性物質又はこれを含有する局をこの順に積
    局したものである特蚱請求の範囲第項、第項
    又は第項蚘茉の光蚘録材料。  光蚘録材料が、反射局を有する特蚱請求の範
    囲第項、第項、第項又は第項蚘茉の光蚘
    録材料。
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