JPH03284743A - 光学記録媒体とこれを用いた記録方法及び再生方法 - Google Patents

光学記録媒体とこれを用いた記録方法及び再生方法

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JPH03284743A
JPH03284743A JP2086563A JP8656390A JPH03284743A JP H03284743 A JPH03284743 A JP H03284743A JP 2086563 A JP2086563 A JP 2086563A JP 8656390 A JP8656390 A JP 8656390A JP H03284743 A JPH03284743 A JP H03284743A
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卓 橋田
Eiji Ando
安藤 栄司
Masaaki Suzuki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明!よ書き換え可能な光学記録媒体とその記録再生
方法に関すも 従来の技術 従来 波長の異なる2種類の光源により、可逆的な色の
変化を生ずる材料としてフォトクロミック材料が知られ
ていも 一般にフォトクロミック化合物の着色体からなる記録層
にその着色体の吸収する可視レーザを照射し無色体にす
ることで記録を行〜\ 紫外線し〜ザを照射して着色体
に戻すことで消去を行なう。
再生は可視レーザを記録時より弱い強度で照射し 前記
着色体の吸収を検知して行なうものと、前記着色体の蛍
光を検知するものとがあも発明が解決しようとする課題 従来の様にフォトクロミック化合物からなる記録媒体く
 フォトクロミック化合物の着色体が吸収する可視レー
ザを照射して記録を行1 弱い可視レーザ照射により着
色体の吸収を検知する場合、一定の吸収の変化を起こし
て記録をするためには大量の記録エネルギーが必要であ
っ丸 また 従来の記録媒体に記録時と同じ波長の弱い可視レ
ーザを照射して、着色体からの蛍光を検知する場合L 
一定の蛍光強度の変化を起こして記録を行なうために:
友 大量の記録エネルギーが必要であった 従って従来のフォトクロミック化合物を用いた光学記録
媒体でC友  光反応(すなわちフォトクロミック反応
)の効率が悪いたべ 記録エネルギーが大きくなり、大
出力の光源が必要となる課題があった 本発明の目的41  記録エネルギーが小さい光学記録
媒体を提供し この光学記録媒体を用いた新規な記録方
法と再生方法とを提供することであも課題を解決するた
めの手段 この課題を解決するためを−色素とフォトクロミック化
合物を含む記録層において、前記色素の蛍光がフォトク
ロミック化合物の吸収と重なりを持ス フォトクロミッ
ク反応を利用した光学記録媒体を用いも 作用 記録媒体番ζ 少なくとも色素の吸収波長域の光を照射
すると、光を吸収した色素の励起エネルギーがフォトク
ロミック化合物の着色体分子に移動し エネルギー移動
によって励起されたフォトクロミック化合物41  着
色体から無色体への反応(フォトクロミック反応)を起
こして記録がなされこの啄 フォトクロミック化合物の
吸光度よりも大きい吸光度を有する色素分子を励起エネ
ルギーの供与体として用いると、フォトクロミック化合
物が直接光を吸収して励起される場合よりL多くの励起
エネルギーが移動し 励起されるi率が増加すも この結果 フォトクロミック化合物の着色体から無色体
へのフォトクロミック反応が促進され記録エネルギーが
小さくなる 実施例 記録を行う光源が例えばキセノンランプのよう仁 広い
波長領域の光を出す場合、記録録媒体中のフォトクロミ
ック化合物と色素の両方が光吸収を起こし 色素からの
エネルギー移動によるフォトクロミック反応と、フォト
クロミック化合物が直接光励起されたことによるフォト
クロミック反応とが両方起こa 従って従来より小さなエネルギーで記録でき、広い波長
領域の光を出す光源を用いた記録が容昌になム 本発明の光学記録媒体の記録方法(よ 上述した方法に
限定されるものではなく、例えば可視レーザ光を記録の
光源として用いた場合に4上 記録層中に存在する色素
とフォトクロミック化合物との各々の吸収帯にレーザ光
源の波長が存在すれば有効であるた八 用いるレーザ光
源の波長の選択性が拡がり、また記録エネルギも上述し
た理由により、従来のフォトクロミック化合物のみを励
起する記録方法に比べると記録エネルギが低減できも従
って本発明の光学記録媒体1友 記録層中に含有される
色素を有効に用いるところに特徴があ4次に本発明の光
学記録媒体の再生方法について述べも 本発明の色素を含んだ記録媒体に関してL 従来のよう
にフォトクロミック化合物の吸収する光の照射を行なっ
て、フォトクロミック化合物からの吸収或は蛍光を検知
して再生を行なうことができも 但し 本発明の記録媒体の目的は記録エネルギの低減に
あり、そのためには励起エネルギーの供与体である色素
の濃度を上げることが有効であム換言すると本発明の光
学記録媒体の記録層中の色素分子の数力丈 フォトクロ
ミック化合物分子の数より多い方が記録エネルギの観点
からは有利であしかし色素濃度が上昇する分、フォトク
ロミック化合物の濃度が低くなム この結果記録エネル
ギを低減してゆくと、従来の様に再生時にフォトクロミ
ック化合物の蛍光もしくは吸収を直接検知する再生方法
でζ上 検知する蛍光もしくは吸収光量が減少してゆき
再生が難しくなム そこで、再生も記録時と同じ波長の弱い光を照射して色
素からの蛍光を検知すれば 良好な感度で再生が可能に
なa 本発明の再生法で1友 記録部分では蛍光強度が強く、
未記録部分では蛍光強度が弱くなもすなわ板 未記録部
分であれば色素からの蛍光は フォトクロミック化合物
が着色体であるたへ励起エネルギーの移動によって色素
の蛍光が消光され 記録部分ではフォトクロミック化合
物が無色体であるた八 エネルギー移動は起こらず色素
の蛍光が強く検知されるからであム 色素としては シアニン色黒 メロシアニン色素を用い
た爪 本発明がこれら2種類の色素に限定されるもので
はないことは勿論であム 他にスクワリリウム色黒 ピ
リリウム色素等があムさらく エネルギー移動の効率を
高めるためにJ会合体を形成する色素を利用することが
効果的であム これは一般にJ会合体形成色素からのエネルギ移動の効
率が高く、蛍光強度が強いことによる。
フォトクロミック化合物としてはスピロピラン系 フル
ギド系の他にチオインジゴ凰 アゾベンゼン双 スチル
ベン慕 ビオロゲン凰 アジン双ジチゾン系 フォルム
アザン双 サリシリデンアニリン系等があム これらのフォトクロミック化合物の内スピロピラン系(
よ 着色体と無色体の間の吸光度変化が大きいた八 記
録媒体への利用には好ましく〜また 特に下記構造を有
するスピロピラン法熱的に安定な着色体を与えるのでさ
らに好ましくtまた 本発明の光学記録媒体でζよ 色
素からフォトクロミック化合物へのエネルギー移動の効
率が高い方が好ましいた八 各分子間の距離を小さくす
る様な構造をつくることが有効であム このような色素
とフォトクロミック化合物との構成をとるためには 記
録層の製造方法としてLB法等の手法によることが好ま
しく− LB法で記録層を作製するために(よ 色素とフォトク
ロミック化合物とが両親媒性を有する必要があa 通焦 このために各分子に長鎖の炭化水素鎖等を結合し
て、疎水性をもたせることが行われム長鎖の炭化水素鎖
の炭素数を11〜31にすると、親水性と疎水性とのバ
ランスがとれ 良質なLB膜が得られるため好ましt℃ 以下の実施例で(i  フォトクロミック化合物として
下記の構造で示されるフルギドとスピロピラン(以下F
T−10,SP]802c、5P1801と略す)を用
1.X、色素には下記の構造を持つもの(以下色素1、
色素2と呼凰 )を用いた力交本発明の光学記録媒体に
適応されるフォトクロミック化合物及び色素に限定され
るものではなし℃色素1 CH 1837 色素2 SP1802c FT−10 (以下余白) P1801 実施例1 フォトクロミック化合物としてFT 素として色素1を用いた FT−10の合成法(よ 特願昭62 10、色 l 639 91に記載されており、これに従って合成し九また 色
素lは日本感光色素から購入しんポリカーボネイトの基
板上に 色素1と、FTloを含む記録層をスピンコー
ド法により記録媒体を形成した 0、1mmolの色素1と0. 02mmolのFT−
10とをトルエン10mlに溶解した溶液を用1.X、
スピンコードは回転数200 Or pmの条件で行な
つjら こうして作製された記録媒体E、351nmの紫外線レ
ーザを出力エネルギー100mJ/cm9照射L  F
T−10を着色体にして初期化を行なった 次へ 色素lの吸収帯の波長430nmの可視光レーザ
で出力エネルギー240mJ/cm’を照射して記録を
行なった 記録条件は色素の蛍光強度の変化が2割にな
るように制御した 再生(上 記録時と同じ波長のレーザで出力エネルギー
1mJ/Cm”を照射して、色素1の蛍光帯の波長49
0nmの蛍光を検知することで行なつ眞 351 nm
の紫外線レーザ100mJ/Cm′!を照射する事で消
去が可能であっ九比較例1 比較のために色素1を含まないFT−10のみから記録
層を形成し九 0.1mmolのFT−10をlomlのトルエンに溶
解した溶液を用し\ 実施例1と同じ条件でポリカーボ
ネイト基板上にスピンコード法で記録媒体を作成し 実
施例5と同様にして初期化をした この記録媒体にFT−10の吸収極大波長540nmの
可視光レーザで出力エネルギー390mJ/cm”を照
射して記録を行なl、%  同じ波長のレーザで出力エ
ネルギー1mJ/cm”を照射してFT−10の蛍光帯
630nmの蛍光を検知して再生を行なった 記録条件
は記録前後で色素の蛍光強度の変化が2割になるように
制御しkまた 再生を吸収検知によっても行った力丈 
記録前後の吸収強度の変化量もやはり2割であっ九比較
例2 比較のためへ 色素濃度の低い記録層を持つ記録媒体作
成した 色素として色素l、フォトクロミック化合物と
してFT−10を用いた0、  09mmolの色素1
と0. 03mmolのFT−10とをトルエン10m
1に溶解した溶液を用いて、スピンコード法により実施
例1と同じ条件で記録媒体を作成し 実施例1と同様に
初期化した この記録媒体に色素lの吸収極大波長430nmの可視
光レーザで出力エネルギー360mJ/Cm”を照射し
て記録を行なしく 同じ波長のレーザで出力エネルギー
1mJ/cm”を照射して色素1の蛍光帯490nmの
蛍光を検知して再生を行なっ九 記録条件は記録前後で
色素の蛍光強度の変化が2割になるように制御し九 以上の様へ 本実施例では記録層中に色素を含有させる
ことで、記録層中に色素を含まない記録媒体及び記録層
中の色素濃度が低い記録媒体に比べて、第1表に示した
ように記録エネルギーは小さくなっ九 第1表 これ1友 本実施例で用いた色素1の蛍光(λflea
x=490nm)とFT−10の吸収(λmax= 5
40nm)の重なりが大きく、 しかも励起エネルギー
の供与体である色素の濃度が高いため番ヘ  色素から
フォトクロミック化合物へのエネルギー移動が起こりや
すくなり、これにより記録に相当するフォトクロミック
反応が進行しやすくなるからであム 実施例2 LB法で記録層を形成して、この効果を調べ九〇、  
lrnmolの色素lと0. 02mmolのFT−1
0とをクロロホルム100m1に溶解した溶液を用(X
 LB法により単分子膜2層を累積して光学記録媒体を
作製し九 溶液中の各化合物のモル比は実施例1と同じ
である。基板に(よ 石英基板を用い九 まず、実施例1と同じ方法で初期化を行なった次&へ 
色素1の吸収帯の波長430nmの可視光レーザで出力
エネルギー200mJ/cm’を照射して記録を行なっ
た 記録条件は記録前後で色素の蛍光強度の変化が2割
になるように制御した再生1上 記録時と同じ波長のレ
ーザで出力エネルギー1mJ/cm’を照射して、色素
1の蛍光帯の波長490nmの蛍光を検知することで行
なった この時の記録エネルギーを第2表に示す。
i351nmの紫外線レーザ100mJ/cm1を照射
する事で消去が可能であっ九以上の様に本実施例では記
録層をLB法により形成することでさらに記録エネルギ
ーは小さくなっ九 これ(友 本実施例では色素1の蛍
光(λmax=490nm)とFT−10の吸収(λm
ax= 540nm)の重なりが大きくエネルギー移動
が起こりやすい上く 記録層がLB法でつくられたため
番ミ 分子間の距離が短くなり、さらに効率よくエネル
ギー移動が起こるからであa 第2表 実施例3 色素として色素1、フォトクロミック化合物として5P
I802cを用いμ 5P1802cは日本感光色素から購入したものを用い
九 0、 5mmolの色素1と0,1mmolのSP]8
02cと2mmolのステアリン酸を1゜Omlのクロ
ロホルムに溶解した溶液を用いて、LB法により単分子
膜2層を累積して光学記録媒体を作製し九 基板(上 
石英基板を用い九作製時から1802cは着色体であり
、初期化された状態であった 次!ミ 実施例1と同様に色素1の吸収帯の波長430
nmの可視光レーザで出力エネルギー19OmJ/cm
”を照射して記録を行なった 記録条件G1  記録前
後で色素の蛍光強度の変化が2割になるように制御し九 再生は 記録時と同じ波長のレーザで出力エネルギー1
mJ/cm’を照射して、色素lの蛍光帯の波長490
nmの蛍光を検知することで行なつ九 この時の記録エ
ネルギーを第3表に示す。
i351nmの紫外線レーザ100 m J / cm
”を照射する事で消去が可能であツ九比較例3 比較のために色素1を含まない記録媒体を作成した 0、  1mmolの5P1802cと2mmolのス
テアリン酸を100m1のクロロホルムに溶解した溶液
を用いて、LB法により単分子膜2層を累積して光学記
録媒体を作製し九 基板(瓜 石英基板を用い九 この記録媒体に5P1802cの吸収極大波長470n
mの可視光レーザで出力エネルギー360 m J /
 c m ”を照射して記録を行なl、X、同じ波長の
レーザで出力エネルギー1mJ/cm”を照射して5P
1802cの蛍光帯eaonmの蛍光を検知して再生を
行なつれ 記録条件は色素の蛍光強度の変化が2割にな
るように制御した この時の記録エネルギーを第3表に
示す。
第3表 以上の様へ フォトクロミック化合物がスピロピランの
場合耘 記録層中に色素を含有させることで、記録層中
に色素を含まない従来の記録媒体比べて、記録エネルギ
ーは小さくなった これ番友本実施例で用いた色素lの
蛍光(λmax= 490 nm)と5P1802cの
吸収(λmax=470nm)の重なりが大きいた八 
フォトクロミック化合物へのエネルギー移動が起こりや
すくなり、これにより記録に相当するフォトクロミック
反応が進行しやすくなるからである 実施例4 実施例3とは異なるスピロピランに対して色素の濃度を
高くして記録媒体を作成し その効果を調べ九 色素として色素2、フォトクロミック化合物として5P
1801を用い九 色素2は日本感光色素から購入L  5P18011ヨ
  シン ソリッド フィルムダ19S8年第160巻
 279頁(E、Ando et al、 Th1n 
5olid Films、 ill、 279(198
8))に詳述されており、これに従って合成し島 0、 5mmolの色素2と0.01mmolの5P1
801を100m1のクロロホルムに溶解した溶液を用
いて、 LB法により単分子膜2層を累積して光学記録
媒体を作製した 基板ζ瓜 石英基板を用いた 作製時から1801は着色体であり、初期化された状態
であっ九 次へ 色素2の吸収帯の波長500 nmの可視光レー
ザで出力エネルギー110mJ/cm’を照射して記録
を行なった 記録条件は記録前後で色素の蛍光強度の変
化が2割になるように制御した再生(上 記録時と同じ
波長のレーザで出力エネルギー1mJ/cm2を照射し
て、色素2の蛍光帯の波長580 nmの蛍光を検知す
ることで行なっ九 i351nmの紫外線レーザloomJ/Cm2を照射
する事で消去が可能であった比較例4 比較のために色素2を含まない記録媒体を作成し九 0.1mmolの5P1801を100m1のクロロホ
ルムに溶解した溶液を用いて、LB法により単分子膜2
層を累積して光学記録媒体を作製し九 基板書表 石英
基板を用い九 作成時に5P1801は着色体で初期化された状態であ
っ九 この記録媒体に5P1801の吸収極大波長590nm
の可視光レーザで出力エネルギー350mJ/cm″を
照射して記録を行なl、X、同じ波長のレーザで出力エ
ネルギー1mJ/cm”を照射して5P1801の蛍光
帯の波長680nmの蛍光を検知して再生を行なった 
記録条件は記録前後で色素の蛍光強度の変化が2割にな
るように制御した 以上述べた実施例4と比較例4との記録エネルギの値を
、第4表に示す。
第4表の様に フォトクロミック化合物が実施例3とは
異なるスピロピランの場合L 記録層中に色素を含有さ
せることで、記録層中に色素を含まない従来の記録媒体
比べて、記録エネルギーは小さくなっμ これ濠 本実
施例で用いた色素2の蛍光(λmax= 580 nm
)と5P1801の吸収(λmax= 590 nm)
の重なりが大きいた数フォトクロミック化合物へのエネ
ルギー移動が起こりやすくなり、しかも励起エネルギー
の供与体である色素の濃度が高いため凶 大量のエネル
ギーが移動するためであa こうして、記録に相当する
フォトクロミック反応が進行しやすくなる。
第4表 実施例5 色素がJ会合前形成する場合について、J会合体の効果
を調べた 色素として色素2、フォトクロミック化合物として5P
1801を用いた 0、5mmolの色素2とO,Olmmolの5P18
01と1. 5mmolのヘキサデカンのを100m1
のクロロホルムに溶解した溶液を用いて、LB法により
単分子膜2層を累積して光学記録媒体を作製し九 基板
は 石英基板を用い九作製時から1801は着色体であ
り、初期化された状態であっ丸 また 作製された記録媒体中で色素2はJ会合体を形成
L その吸収極大波長は540nm、、  蛍光極大波
長は560nmであった 次に 色素2の吸収帯の波長540 nmの可視光レー
ザで出力エネルギー80mJ/cm’を照射して記録を
行なっ九 記録条件(よ 記録前後で色素の蛍光強度の
変化が2割になるように制御し九 再生(よ 記録時と同じ波長のレーザで出力エネルギー
1mJ/cm’を照射して、色素2の蛍光帯の波長56
0nmの蛍光を検知することで行なりな 記録後再生のために検出した蛍光強度を第5表に示す。
この蛍光強度は実施例の未記録時の検出蛍光強度を1と
した場合の相対強度で表していもi351nmの紫外線
レーザ100 m J / cm2を照射する事で消去
が可能であった比較例5 比較のためへ 従来の再生法で再生を行っ九実施例と同
じ記録媒体く 実施例5と同じ方法で記録を行っ九 再生(友 記録時と同じ波長のレーザで出力エネルギ−
1mJ/cm”を照射して、色素2の蛍光帯の波長56
0 nmの蛍光を検知することで行なっμ 第5表1 記録後再生のために検出した蛍光強度を示し
た また 実施例5の記録前後の蛍光強度の変化量LL、再
生を吸収で行う従来の再生法の場合の吸収変化量よりも
大きかった 但し 吸収検知による再生はフォトクロミック化合物5
P1801の吸収波長590nmの光を1mJ/Cm”
照射して行なった このた八 従来の再生法より再生が容易になっ九 この様圏 記録層中の色素がJ会合を形成する場合、色
素がJ会合体を形成しない場合(実施例4)に比べて、
記録エネルギーが小さくなっ九また 再生時に検出され
る蛍光強度も従来の再生法より強くなり九 これ(友 本実施例で用いた色素2の蛍光(λffla
x=560nm)と5P1801の吸収(λmax =
590nm)の重なりが大きい上へ 記録層中の色素が
J会合体を形成するために 色素からフォトクロミック
化合物へのエネルギー移動が起こりやすくなり、これに
より記録に相当するフォトクロミック反応が進行しやす
くなるからであムさらに 記録に用いる波長(上 記録
層中のフォトクロミック化合物が同じであって転 記録
層中の色素によって500nm(実施例4)、 560
nm(実施例5)と変えることが可能で、選択する記録
用光源の自由度も増え九 第5表 実施例6 発光の波長領域の広いランプで記録を行う場合の効果を
調べた 色素として色素2、フォトクロミック化合物として5P
1801を用いた 記録用光源にはキセノンランプを用
い九 0.5mmolの色素2とO,Olmmolの5P18
01を100m1のクロロホルムに溶解した溶液を用い
て、LB法により単分子膜2層を累積して光学記録媒体
を作製し九 基板(よ 石英基板を用い九 作製時から1801は着色体であり、初期化された状態
であっ九 次艮 キセノンランプを400nmのシャープカットフ
ィルターを通して出力エネルギー250mJ/cm’で
照射して記録を行っ九 記録条件(表 記録前後で検出される蛍光強度の変化が
2割になるように制御し九 この時の記録エネルギの結
果を第6表に示す。
再生1上 記録時と同じ波長のレーザで出力エネルギー
1mJ/cm”を照射して、色素2の蛍光帯の波長58
0 nmの蛍光を検知することで行なっ九 比較例6 比較のために色素を含まない記録媒体についてキセノン
ランプで記録を行つ九 フォトクロミック化合物として、 5P1801を用い
た 0、5mmoiの1801を100m1のクロロホルム
に溶解した溶液を用いて、 LB法により単分子膜2層
を累積して光学記録媒体を作製した基板(よ 石英基板
を用いた 次番ミ  キセノンランプを400nmのシャープカッ
トフィルターを通して出力エネルギー810mJ/cm
”で照射して記録を行っ九 記録条件(よ 記録前後で検出される蛍光強度の変化が
2割になるように制御した この時の記録エネルギの結
果を第6表に示す。
再生USP1801が吸収する5 90 nmの可視レ
ーザで出力エネルギー1mJ/cm2を照射して、色素
2の蛍光帯の波長580nmの蛍光を検知することで行
なっ島 (以下余白) 第6表 第6表の様番二 記録層中に色素を含有する記録媒体を
用いて、キセノンランプの様に発光波長範囲の広い光源
で記録を行うと、色素を含まない記録媒体に比べて、記
録エネルギーが小さくなる効果が太きかっ九 本実施例では記録時に色素とフォトクロミック化合物が
ともに光を吸収すム したがって、フォトクロミック化
合物力丈 直接記録に相当するフォトクロミック反応を
おこし さらに色素からの励起エネルギー移動によるフ
ォトクロミック反応も同時に起こム このようにフォト
クロミック反応の進行が促進されて、記録のエネルギー
が小さくなる。
而 実施例4〜6中で長鎖炭化水素の炭素数が18のス
ピロピラン5P1801を用いているバ前記炭素数が1
1及び31のものについても良好なLB膜が形成され 
同様の効果が得られた発明の効果 本発明の光学記録媒体(友 記録層中に含有された色素
の蛍光な フォトクロミック化合物の吸収と重なりを持
つ記録層からなるたべ 色素の吸収する波長の光を照射
して記録を行うことができ、色素からフォトクロミック
化合物への励起エネルギーの移動が効率よく起こり、記
録エネルギーが小さくなる効果があa また 本発明の記録媒体で、記録光の照射により、色素
とフォトクロミック化合物の両方が光吸収を起こし励起
される場合に(よ さらに記録エネルギーが低下し 同
時に光源の波長にも自由度がでて、光源の選択が容易に
なるという効果があム以上のよう番ζ  本発明は新規
な記録媒体とその記録再生方法を提供するものであム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)色素とフォトクロミック化合物を含む記録層にお
    いて、前記色素の蛍光が前記フォトクロミック化合物の
    吸収と重なりを持ち、フォトクロミック反応を利用した
    ことを特徴とする光学記録媒体。
  2. (2)記録層中の色素分子の数が、フォトクロミック化
    合物の分子の数より多いことを特徴とする、請求項1記
    載の光学記録媒体。
  3. (3)色素がJ会合体を形成することを特徴とする、請
    求項1記載の光学記録媒体。
  4. (4)フォトクロミック化合物がスピロピランであるこ
    とを特徴とする、請求項1記載の光学記録媒体。
  5. (5)スピロピランが下記一般式の化学構造を持つこと
    を特徴とする、請求項4記載の光学記録媒体。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、R_1は炭化水素基、またR_2は水素原子
    、炭化水素基、あるいは−OR_3、−CH_2OCO
    R_3でR_3は水素原子あるいは炭化水素基である。 またR_1、R_2とR_3が炭化水素基である場合に
    は、各々の炭素数が31以下でかつ少なくとも1つの基
    は炭素数11〜31の炭化水素基)
  6. (6)請求項1記載の光学記録媒体を用い、色素が吸収
    する波長の光の照射で記録することを特徴とする光学記
    録媒体の記録方法。
  7. (7)請求項1記載の光学記録媒体を用い、色素が吸収
    する波長の光を照射し、色素からの蛍光を検知すること
    を特徴とする光学記録媒体の再生方法。
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