JPS596438A - デイスクブレ−キ装置 - Google Patents

デイスクブレ−キ装置

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JPS596438A
JPS596438A JP58105979A JP10597983A JPS596438A JP S596438 A JPS596438 A JP S596438A JP 58105979 A JP58105979 A JP 58105979A JP 10597983 A JP10597983 A JP 10597983A JP S596438 A JPS596438 A JP S596438A
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JP
Japan
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piston
annular
elastically deformable
brake device
region
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JP58105979A
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English (en)
Inventor
フベルトウス・フオングルエンベルク
ジヨナサン・マ−チン・ロ−ウエル
フレデリツク・コレイ
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Continental Teves AG and Co oHG
Original Assignee
Alfred Teves GmbH
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シリンダハウジングとシリンダハウジング内
に摺動可能に収容されるピストンの間の界面に汚染物質
が達するのを阻止するために使用されるダストブーツを
備えたディスクブレーキ装置に関し、さらに詳細には、
ディスクブレーキのピストンを作動するブレーキシュー
に使用されるダストブーツを備えたディスクブレーキ装
置に関する。
ディスクブレーキ装置は、比較的簡単な構造で且つ悪条
件下でも確実に作動するため、乗用車などの自動車に広
く使用されるようになってきている。最も一般的なディ
スクブレーキ装置は、いわゆるスポット型の構成を有す
る。この種のディスクブレーキ装置においては、一対の
ブレーキシューが、各車軸又は車輪と共に回転するブレ
ーキディスクの両方の軸方向側面に取付けられる。ブレ
ーキシューは、ブレーキΩ作動中にブレーキシューの摩
擦ライニングと係合すべきブレーキディスクの各々の軸
方向端面の運動経路の一部のみに延出している。ブレー
キシューは、ブレーキディスク支持体を中心として軌道
を描くブレーキディスクと共動することはできないが、
各々のディスクの端面と摩擦係合し、また、そのような
保合から解除されるように各々の端面に対して接離する
ように、各々の支持体に取付けられる。
ブレーキシューの支持体は、各々のブレーキシューにつ
いて独立した固定支持部分を含むか、又は一方のブレー
キシューについて固定担持部材を有し、他方のブレーキ
シューについては、固定担持部材に取付けられてブレー
キディスクの軸方向に摺動するキャリパ部材を有するか
のいずれかである。しかしながら、2つのブレーキシュ
ーをキャリA1部材にのみ取付けるか又はキャリパ部材
と固定担持部材の間に軸方向に摺動可能に取付けること
もできる。
いずれの場合も、ブレーキ作動中の自動車のブレーキ装
置における圧力上昇に応答して、各各のブレーキシー−
を少なくともブレーキディスクの各々の端面に向かって
変位させるために、ディスクブレーキ装置に、油圧によ
多動作する構成であるのが好ましい作動シリンダ・ピス
トン装置を組込んで使用するのが普通である。各各のブ
レーキシューを専用のシリンダ・ピストン装置によシ作
動してもよいが、2つのブレーキシューを同時に作動す
る共通のシリンダ・ピストン装置を使用することもでき
る。この場合、ピストンは一方のブレーキシューに直接
作用し、キャリパ部材は、共通のシリンダ・ピストン装
置のシリンダに作用する力を他方のブレーキシー−に伝
達する。
いずれの方法上とるかにかかわらず、各々のシリンダ・
ピストン装置は非常に汚染されやすい領域、すなわち、
車輪の回転によシ路面から巻上げられるちシの粒子や、
他の固体状又は液状の汚染物質を大量に含む車輪及びブ
レーキディスクの領域に配置される。ピストンの外周面
とピストンを摺動可能に且つ密封状態で収容する孔を規
定するシリンダハウジングの内周面の間に、特に固体の
汚染物質が侵入すると、シリンダ・ピストン装置が破壊
されないまでも、少なくともその適正な作動が妨げられ
るので、この界面に汚染物質が侵入するのを阻止するこ
とは不可欠である。そのため、通常は、ブレーキ作動シ
リンダ・ピストン装置のシリンダハウジングとピストン
の間に、いわゆるダストブーツが配置される。特に、シ
リンダハウジングの孔が隣接するブレーキシューに向か
って開いておシ、ピストンの一部が少なくともブレーキ
の作動中、又は多くの場合、永久的に孔から突出してい
るときれ、ダストブーツを使用する。
ダストブーツを具備する従来のシリンダ・ピストン装置
においては、ピストンは、常にシリンダハウジングの孔
の外側に位置する部分に、その外周に沿って走る溝を有
する。この溝は、一般に蛇腹状、すなわち波形状の密封
部材の内側ピードを収容する。密封部材の外側領域は、
管状の外形を得るために補強リングを具備し、シリンダ
の孔に相応して拡張された部分にプレスばめされている
。この構成では、前述の領域において適切な密封作用を
得るために、また、さらに密封部材の内側領域がピスト
ンの突出する端部からすべり落ちるのを防ぐために、外
周の溝は不可欠である。特に、比較的コストの低い鋳造
又は射出成形などの製造法によシピストンを製造する場
合、通常は付加的な機械加工が必要になるので、外周の
溝を設けることによってピストンの製造は著しく複雑に
なる。
また、ピストンが合成グラスチック材料から形成され、
ピストンとシリンダを組立てたとき、ピストンの環状端
部はシリンダの孔から突出して、シリンダ・ピストン装
置を形成する。シリンダ・ピストン装置は、環状端部を
囲繞し、機械的作用、化学的作用又は熱作用による損傷
から環状端部を保護する環状のキャップを有するような
構成も知られている。このような保論キャップは、軸方
向に見たときにほぼU字形状であシ、保護キャップをピ
ストンの環状端部上に保持するために、ピストンに摩擦
係合するか又はピストンの材料に食込む様々な突起など
を有する。しかしながら、従来の保護キャップを使用し
ても、ダストブーツの内側ビードのために前述の外周の
溝を設ける必要がなくなるわけではない。さらに、この
ような従来の保護キャップは通常ではブレーキシューと
直接に又は他のものを介して接触しているので、ブレー
キの作動中にブレーキシューが振動すると騒音が発生す
る。この欠点を除去するために、保護キャップとピスト
ンの間にニジストマー材料から成るシムを挿入すること
が提案されている。しかしながら、この方法では、組立
ての際に付加的な部材を使用しなければならず、従って
、付加的な組立て工程が必要になるので、複雑になる。
さらに、最近の自動車機器及び部品業界においては、機
能の確実性を損なうことのない様々な構成要素の軽量化
の傾向が見られる。そこで、中空のピストン及びピスト
ンをブレーキシューに連結する連結ロッドの代シに、中
空のピストンを使用し、少なくとも一部が中空のピスト
ンの内周面に沿って走る溝に保持されている弾性のクリ
ップによシブレーキシューをピストンに連結することが
提案されている。このような方法を採用すると、鋳造工
程又は射出成形工程の間にこのような内周面の溝を形成
することは不可能とはいえなくても、非常に困難であシ
、付加的な機械加工が必要となることは明らかである。
また、クリップを確実に保持するために、この内周面の
溝をかなシ深くする場合には、溝を設けない場合に比べ
て、ピストンの周壁を相応してさらに肉厚にしなければ
ならない。
従って、本発明の主な目的は、先行技術の、欠点を除去
することである。
さらに詳細には、本発明の目的は、この樵の従来のダス
トブーツの持つ欠点を除去したディスクブレーキ装置、
特にディスクブレーキのブレーキシュー作動シリンダ・
ピストン装置のだめのダストブーツを備えたディスクブ
レーキ装置を提供することである。
本発明の別の目的は、この種のダストブーツを、ピスト
ンの外周面に溝を形成する必要なく、密封部材の内側領
域を中空のピストンの突出する環状端部上に確実に保持
できるように構成することである。
本発明のさらに別の目的は、付加的な構成部材を設ける
必要なく騒音を少なくし且つ伝熱量を減少させるように
ダストブーツを構成することである。
本発明の付随的な目的は、連結用クリップを保持するた
めに中空のピストンの内面に溝を設ける必要なく、ブレ
ーキシューを対応する作動シリンダ・ピストン装置と組
立てられるようにすることである。
本発明の付加的な目的は、構成が簡単で、製造コストが
安く、しかも確実に作動する前述のような組立体と、そ
のためのダストブーツとを提供することである。
以上の目的及び以下で明らかとなるであろう他の目的を
達成するために、本発明の特徴の1ツニヨレば、孔を規
定するシリンダと、そノ孔に摺動可能に収容され、孔か
ら永久的に突出する環状端部を有するピストンとの間の
界面に環境汚染物質が達するのを阻止するために使用さ
れるディスクブレーキのダストブーツは、弾性変形可能
な材料から形成されて使用中にシリンダと密封係合する
外側領域及び内側領域を有する環状の弾性変形可能な部
分と;弾性材料から形成されて弾性変形可能な部分の内
側領域に永久的に密封接合し1、軸方向から見たときに
ほぼU字形状で6D使用中にピストンの突出する環状端
部を囲繞し且つ擦持するように係合する環状接合部分と
を具備する。この構成は、弾性変形可能な部分と一体に
形成される接合部分がダストブーツをピストンの突出す
る環状端部に確実に保持し、ピストンの外面に溝を設け
る必要がないため、特に有利である。
接合部分は、外側リングと、内側リングと、これら2つ
のリングを互いに連結するウェブとを有していると有利
である。これらのリングのうち一方は、使用中に接合部
分をピストンの突出する環状端部上に摩擦力によシ保持
されるように形成される。
弾性変形可能な部分の内側領域は、少なくとも接合部分
の外側リングの内面の一部分を越えて延在して、外側リ
ングとピストンの突出する環状端部の間に擦持され、そ
れによシ、使用中に接合部分をピストンの突出する環状
端部上に摩擦力によシ保持されるように構成すると有利
である。この構成は、接合部分をピストンに確実に保持
するのみならず、騒音を少なくするという効果も有する
本発明のさらに別の有利な面に従って、弾性変形可能な
部分の内側領域が、接合部分を少なくとも騒音に関して
隔離するためにウェブの一方の主要な表面全体にわたっ
て延在する領域を有すると、騒音はさらに低減される。
さらに、この領域が接合部分を熱絶縁してもよい。
ダストブーツは、突出する環状端部に内周面に沿って走
るビードを有する中空のピストンと共に使用すると有利
であろう。この場合、接合部分の内側リングは、使用中
にピストンのピードの背後で係合して接合部分をピスト
ンの突出する環状端部上に保持する少なくとも1つの保
合領域を有していると有利である。内側リングから、内
側リングの挿入方向とは逆の方向に外方へ延出してピス
トンの突出する環状端部の中に入る突起によシ、保合領
域を構成すると有利であろう。
接合部分の内側リングは、その挿入方向に円錐形に収束
してピストンの突出する環状端部の中に入っていると有
利である。この構成は、特に、ダストブーツが特にブレ
ーキシューの保持クリップと共に使用される場合に有利
である。
実際には、内側リングは、ウェブの側ではなく、ピスト
ンの内面から内方へ離間した位置に、使用中に保持クリ
ップと係合する保持領域を有する。
弾性変形可能な部分は、内側領域と外側領域の間に中間
領域を有する。この中間領域は、弛緩した状態で波形状
となるか、又は中間領域が変形する際に先立って波形状
となる複数の弱い領域を有する。
ダストブーツは、少なくとも一部が弾性変形可能な部分
の外側領域に埋設されておシ、特に軸方向から見たとき
に#1ぼS字形状であるような補強リングをさらに具備
していると有利である。
本発明の別の面によれば、ディスクブレーキ装置は、支
持体と;支持体に取付けられて、軸に沿って動く少なく
とも1つのブレーキシューと;支持体に取付けられ、ブ
レーキシューに対向する自由端を有する孔を規定するシ
リンダ及び孔に部分的に収容されて軸に沿って変位し、
環状端部が孔自由端から永久的に突出しているピストン
とを有して軸についてセンタリングされているシリンダ
・ピストン装置と、ブレーキシューをピストンに連結し
て、それらを一体にシリンダに対して軸方向に変位させ
る手段とを含み、ブレーキシューを作動させる手段と;
弾性変形可能な材料から形成されてシリンダと密封係合
する外側領域及び内側領域を有する環状の弾性変形可能
な部分と、弾性材料から形成されて弾性変形可能な部分
の内側領域に永久的に密封接合し、軸方向から見たとき
にほぼU字形状を有してピストンの突出する環状端部を
囲繞し且つ挾持して係合する環状接合部分を有する密封
部材を含み、シリンダとピストンの間の界面に環境汚染
物質が達するのを阻止する手段とを具備する。
接合部分は、ピストンの突出する環状端部の中へ延出す
る内側リングを含み、内側リングは、突出する環状端部
から内′方へ離間した保持領域を有し、さらに、接合部
分は、ブレーキシューに固定され且つ接合部分の内側リ
ングの保持領域の背後に係合する弾性の保持クリップを
含んでいると有利でおる。このような構成によれば、ピ
ストンに保持のための内側溝を形成する必要なく、ブレ
ーキシー−を保持クリップを介してシリンダ・ピストン
装置のピストンに確実に連結することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
まず、第】図について詳細に説明する。1は、スポット
型のディスクブレーキ装置として使用される作動シリン
ダ・ピストン装置である。作動シリンダ・ピストン装置
lは、自由端が形成する。内部空間又は孔3を規定する
シリンダ又はハウジング2を含む。作動シリンダ・ピス
トン装置1id、、シリンダ2の孔3に収容されて、ブ
レーキの作動中に自動車の油圧ブレーキ装置からポート
又はニップル6を介して孔3の内部に加えられる圧力媒
体の圧力を受けてシリンダの軸方向に変位するピストン
5をさらに含む。
ニップル6の位置は、単に例示として図示されている。
ニップルの位置は、利用できるスペースの広さなどによ
って決まるのが普通である。
ピストン5は、内側に凹部7を規定する中空のピストン
として形成されておシ、シリンダ2の孔3から永久的に
突出する環状端部8を有する。第1図に示されるピスト
ン5の位置はブレーキ作動の前の引込まれた位置である
。この位置においては、ピストン5の突出する環状端部
8は、孔3の自由端4に隣接して形成され、孔3よシ直
径が大きいシリンダ2の凹部9に少なくとも部分的に収
容されている。シリンダ2は、その自由端4に内側溝l
Oをさらに有する。この内側溝は、圧力媒体がシリンダ
2とピストン5の間の界面を介して作動シリンダ・ピス
トン装置lの外へ漏れるのを防ぐための密封リング11
を収容する。
作動シリンダ・ピストン装置Iを、固体又は液体に汚染
されやすいディスクブレーキ又はそれに類する装置にお
いて使用する場合、このような汚染物質がシリンダ2と
ピストン5との間ノ界面に侵入してシリンダ・ピストン
装置lの円滑な作動を妨げ、さらには、汚染物質の摩耗
作用及び/又は腐食作用によってシリンダ・ピストン装
置が破壊されるという危険が生じうる。
このような危険を避けるため、作動シリンダ・ピストン
装置lは密封部材12(以下、ダストブーツという)を
具備する。
本発明のダストブーツ12は環状であシ、EPDMゴム
などのエラストマー材料から形成されるのが好ましい弾
性変形可能な部分13と、弾性材料から形成されるのが
好ましく、弾性変形可能な部分z3に永久的に固着され
る接合部分I4とを含む。さらに詳細には、弾性変形可
能な部分13は接合部分I4上に加硫接着される。
弾性変形可能な部分13は、少なくとも一部に補強リン
グ16が埋設されている外側領域15を含む。補強リン
グ16は金属などの比較的堅い材料から形成され、軸方
向に見るとほぼL字状である。弾性変形可能な部分13
の外側領域15は、組立時に、シリンダ2の凹部9に部
分的に収容されるので、外側領域15の弾性材料は補強
リング16と凹部9の境界を規定するシリンダ2の表面
の間で圧縮される。そのため、弾性変形可能な部分13
の外側領域15がシリンダの凹部9から抜けることは全
くなく、この界面に密封作用が得られる。弾性変形可能
な部分13は、内側領域17と内側領域17と    
外側領域15の間にあって、これら2つの領域を互いに
接続する中間領域18とをさらに有す領領域15の全て
、すなわち弾性変形可能な部分13が少なくともこのよ
うな汚染物質を透過しないようになっていなければなら
ないのは明らかである。第1図に示される9中間領域1
8は、弛緩した位置にあシ、軸方向に見て蛇腹のような
、波形部を有する。このような形状は、ダストブーツ1
2の弾性変形可能な部分13を、相応する波形状の9胴
を有する軸方向に分割された鋳型を使用して成形するこ
とによシ得られる。
すなわち、中間領域18の材料は、図示されているよう
にピストン5がシリンダ2に対して引込められ九位蟹に
あるとき、弛緩した状態となる。
ダストブーツ12の接合部分14は、外側リングI9と
、内側リング20と、これら2つのリングを互いに連結
するウェブ21とを有する。
第1図に示すように、外側リング19は、ピストン5の
突出する環状端部8の外周面から離間している。しかし
ながら、接合部分14の外側リング19が、外側リング
19とピストン5の突出する環状端部8の間で圧力ばめ
又は締シばめされて、環状端部8上での接合部分14の
保持状態がさらに確実になるように構成することも可能
である。接合部分14の外側リング19は、汚染物質を
透過せず及び/又は連結領域において密封効果が得られ
るように、前述の方法によシ弾性変形可能な部分13の
内側領域17と連結される。このために、特に連結を行
なう際に加硫を利用する場合には、第1図にも示されて
いるように、内側領域17と外側リング19は、外側リ
ング19の外側において互いに部分的に重なシ合ってい
る。
第1図に示される接合部分14の相互連結用ウェブ21
は、ピストン5の突出する環状端部8の環状の端面のす
ぐ上に位置し、その端面と接触している。しかしながら
、たとえば騒音を低減するため又は断熱のために、ダス
トブーツ12とピストン5を組立てるときにウェブ21
とピストン5の環状の端部8と環状の端面との間に、ウ
ェブ21の内面に所望の特性をもつ材料の層を挿入して
もよい。これについては、後にさらに詳細に説明する。
接合部分14の内側リング2oは、突出する環状端部8
と並列して、しかも、この端部から内方へ間隔をおいて
ピストン5の凹部7の中へ延出している。以下に述べる
理由から、内側リング20が円錐台形となるように、こ
の間隔は内側に向かって広くなると有利である。内側リ
ング20は、内側リング2oを越えて外方へ延出し、ピ
ストン5と係合する複数の突起又は保合突起22を有す
る。これらの突起22はスタンピングによシ形成するの
が好ましい。図示されているように、ピストン5の突出
する環状端部8は、ピストン成形工程の間に製造され、
その工程において射出ピード又は押出しピードとして作
用する内側ピード23を有する。接合部分Z4とピスト
ン5とが組立てられるとき、突起22はこの内側ビード
23の背後で係合する。
すなわち、突起22は、内側リング20がピストン5の
内側の凹部7から抜は落ちないようにし、悪条件下でも
、単独で又は外側リング19の圧力ばめ又は締シばめに
よる前述の摩擦保持効界との組合せによシ、接合部分1
4を突出す  −る環状端部8の上に保持する。突起2
2の保持能力をさらに改善するために、突起22の内側
リング20の導入方向とは逆の方向に延出してピストン
5の凹部7内に突出するように向いている。そのため内
側リング2oを凹部7がら抜取る方向へと歯みそからカ
が接合部分14に加わると、突起22は内側ビード23
の背後でさらに堅固に係合し、場合によってはピストン
5の材料に食込むので、抜取シカに対する突起22の抵
抗は有効に高められる。前述のように、内側ビード23
は、突起22と係合すべき保持部分を提供するために特
に設けられたものではなく、成形工程の間に成形動作に
必要な部分として形成され、そのため保持部分として使
用されるにすぎない。ピストン5を製造する間に、単に
突起22を保持するためにピード23を設けるのであっ
て、ピード23を設けるのは、実際には無意味であるこ
とが多い。内側ビードがない場合には、突起22をピス
トン5の材料に食込ませることによシ、接合部分14を
ピストン5の突出する環状端部8の上に確実に保持する
こともできる。この場合、突起22にあご部を設けるか
、又は突起をあご部として形成してもよい。
また、第1図に示されるように、相互連結用ウェブ21
の、ピストン5と対向しない側の表面に保護部分又は保
護部材24を設けてもよい。
この保護部材は、たとえば、断熱部として使用するため
に断熱材料から形成されておシ、図示されているように
、ダストブーツ12の接合部分14を越えて外方に延出
し、弾性変形可能な部分13をも保護する。保護部材2
4を形成する材料は、弾性変形可能な部分13の材料と
同じであっても、異なっていてもよい。いずれの場合も
、保護部材は、弾性変形可能な部分13の内側領域17
0重なシ合う部分から分離されているか、又はそこから
連続する延長部を形成する。
前述のように、今日では、作動シリンダ・ピストン装置
lは、主に、自動車においてブレーキシューを作動して
回転自在のブレーキディスクと摩擦係合させるディスク
ブレーキで使用される。第1図には、このようなブレー
キシューの一部25も示されている。ブレーキシューは
、金属製であるのが好ましい裏当て板26と、それに固
着された摩擦ライニング27とを含む。
フォーク状に分かれた保持クリップ28は、リベット2
9又はそれに類似する締付は具にょシ裏当て板26に固
着されている。保持クリップ28は弾性材料、好ましく
は弾性の金属材料から形成され、保持クリ、グ自体又は
そのフォーク状に分かれた部分は、図面から明らかなよ
うに、屈曲した形状を有する。このような形状を有し、
弾性材料から形成されているため、保持クリソf2g又
はその数本のフォーク状に分かれた部分は、クリップが
ダストブーツ12の内側リング20の中に挿入される間
に内方へ偏向する。保持クリップが挿入されるとき、ダ
ストブーツ12は既に作動シルンダ・ピストン装置lに
取付けられていてもよい。保持クリップ28又はそのフ
ォーク状の部分は、適切に挿入された後には広がって、
ダストブーツ12の接合部分14の内側リング20の背
後で係合するのが普通である。いずれにせよ、このよう
な保合は、ブレーキシュー25をピストン5から分離し
ようとする力がそれら2つの構成要素に作用したときに
は常に生じる。この場合、保持クリ1プ28又はそのフ
ォーク状の部分が弾性であるため、分離に対する抵抗が
起こる。保持クリップ28の肉厚と材料は、ブレーキの
作動中に発生する力がこのような抵抗力はど大きくなら
ないように選択される。また、保持クリップ28又はそ
の数本のフォーク状の部分は、ブレーキシュー25をピ
ストン5と組立てるときのみならず、摩擦ライニング2
7と摩耗したブレーキシュー25を新しいものと交換す
ることが望ましい場合などにブレーキシュー25とピス
トン5を分解するときにも、十分な大きさの力が加わる
のに応じて、内方へ移動する。
第2図は、本発明によるダストブーツ12の構成及び取
付けに関する別の実施例を示す。第2図の構成のうち第
1図の構成と対応する部分については、第2図において
も第1図と同じ図中符号を使用した。
第2図に示されるピストン5は、完全に引出された位置
にある。夕9ストグーツ12の弾性変形可能な部分13
の中間領域18は斜線によシ示されている。この斜線の
位置において、弾性変形可能な部分13は、第1図に示
されるような弾性変形可能な部分13が波形状を有する
弛緩状態とは逆の弛緩状態をとる。第2図の弾性変形可
能な部分13は、はぼ半径方向に分割された鋳型によシ
成形すればよい。ピストン5を引込む間、中間領域Z8
の折シたたみを容易にするために、中間領域18の主要
な表面の一方又は双方に複数の折シたたみ溝30が設け
られ、中間領域18はこれらの溝30からまず屈曲され
る。
弾性変形可能な部分13の内側領域17は、接合部分1
4の外側リング19に内側で重なり合う領域31を有す
る。領域3ノの厚さは、ダストブーツ12をピストン5
と組立てる際に、領域31の材料が接合部分の外側リン
グ19の内面と、ピストン5の突出する環状端部8の外
面との閣で弾性的に圧縮されるように選択される。この
ように、領域31と突出する環状端部8の間に、これら
の部分の摩擦係合が接合部分I4を環状端部8の上に保
持する手段のみを構成している場合には、作動シリンダ
・ピストン装置lの作動中に接合領域14を環状端部8
からすベシ落とそうとする力に対して十分に抵抗しうる
摩擦係合が得られる。前述のように付加的な保持手段を
設ければ、そのような付加的な保持手段の作用と領域3
1の作用を組合わせるだけでも、接合部分14を環状端
部8の上に完全に保持しうろことは明らかである。
第2図においては、ピストン5は内側に突起又はビード
を有しておらず、接合部分14の内側リング20も突起
を有していない。この場合、領域31の保持作用のみに
よシ、接合部分14を突出する環状端部8の上に保持す
ることになる。しかしながら、前述のように、ビードが
ない場合でも、接合部分14の内側リング20は第1図
の突起22を有していてよい。突起22ハ、特ニピスト
ン5が合成プラスチ、り材料から形成されている場合に
、ピストン5の材料に食込む。
第2図に示されるように、領域31は、接合部分14の
外側リング19と相互連結用ウェブ21の間の角で終わ
っている。しかしながら、必要に応じて、たとえば、付
加的に騒音を低減するため又は伝熱量を少なくするため
に、領域31を角に沿って延在させて、ウェブ21の組
立てられたときにピストン5の突出する環状端部8の端
面と対向する表面と少なくとも部分的に重なシ合うよう
に構成してもよい。
また、第2図に示されるように、弾性変形可能な部分1
3の内側領域17は、外側リング19とウニf21との
間の角に沿って延在して、ウェブ21の、組立てられた
ときにピストン5と対向しない側の表面と重−なシ合う
延長部32を有する。この延長部32を設けることによ
り、この表面に別個の付加的な騒音抑制シムを設ける必
要がなくなる。場合によっては、接合部分I4全体を弾
性変形可能な部分13の内側領域I?に埋込むとさらに
有利である。
以上説明から明らかであるように、第1図及び第2図に
関連して説明した本発明の特徴は、互いに妨害とならな
い限υにおいて、互いに組合わせて利用することができ
る。このような組合せのいくつかについては、既に触れ
た。さらに、たとえば、第2図に示される弾性変形可能
な部分13の中間領域18の形状を第1図の他の特徴と
組合せたシ、また、その逆に組合せてもよい。本発明に
よれば、その他にも様々な組合せが考えられる。
以上、特定の装置に関して本発明の詳細な説明したが、
その説明は単なる例であるにすぎず、添付の特許請求の
範囲に記載される本発明の範囲を限定するものでないこ
とは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ブレーキシー−の一部と、本発明によるダス
トブーツを具備し、ブレーキシューを作動するシリンダ
・ピストン装置とを示す軸方向断面図であシ、第2図は
、第1図と類似しているが、シリンダ・ピストン装置と
、ダストブーツの変形例のみを示す図である。 l・・・シリンダ・ピストン装置、2・・・シリンダ、
3・・・孔、5・・・ピストン、8・・・突出する環状
端部、12・・・密封部材(ダストブーツ)、13・・
・弾性変形可能な部分、I4・・・接合部分、15・・
・外側領域、16・・・補強リング、17・・・内側領
域、18・・・中間領域、19・・・外側リング、20
・・・内側リング、21・・・ウェブ、22・・・突起
、25・・・ブレーキシュー、28・・・保持クリップ
、31・・・領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、使用中にシリンダと密封係合する外側領域と内側領
    域を有し、弾性変形可能な材料から形成される環状の弾
    性変形可能な部分と;弾性材料から形成される環状接合
    部分であって、前記弾性変形可能な部分の前記内側領域
    と永久的に密封接合し、軸方向から見たときにほぼU字
    形状を有して使用中にピストンの突出する環状端部を囲
    繞し且つ挾持して係合する環状接合部分とを具備し、孔
    を規定するシリンダと、その孔に摺動可能に収容され、
    孔から永久的に突出する環状端部を有するピストンとの
    間の界面に環境汚染物質が達するのを阻止するために使
    用されるダストブーツを備えた事を特徴とするディスク
    ブレーキ装置。 2、 前記環状の接合部分は、外側リングと、−n側リ
    ングと、両リングを互いに連結するウェブとを有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のディスク
    ブレーキ装置。 3、 前記外側リング及び前記内側リングのうち一方は
    、使用中に前記環状接合部分がピストンの突出する環状
    端部上に摩擦力によシ保持されるように形成されること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項に記載のディスクブ
    レーキ装置。 4、前記環状の弾性変形可能な部分の前記内側領域は、
    少なくとも前記環状接合部分の前記外側リングの内面の
    一部分を越えて延在して、前記外側リングとピストンの
    突出する環状端部の間に挾持され、それにより使用中に
    前記環状接合部分をピストンの突出する環状端部上に摩
    擦力によシ保持されることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項に記載のf4スクブレーキ装置。 5、 前記環状の弾性変形可能な部分の前記内側領域は
    、前記環状接合部分を少なくとも騒音に関して隔離する
    ために前記ウェブの一方の主要な表面全体にわたって延
    在する領域を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    4項に記載のディスクブレーキ装置。 6.前記突出する環状端部の内周面に沿って走るビード
    を有する中空のピストンと共に使用され、前記環状接合
    部分の前記内側リングは、使用中にピストンのビードの
    背後で係合して環状接合部分をピストンの突出する環状
    端部上に保持する少なくとも1つの保合領域を有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載のディスク
    ブレーキ装置。 7、 前記係合領域は、前記内側リングの前記突出する
    環状端部への挿入方向とは逆の方向に前記内側リングか
    ら外方へ延出する突起であることを特徴とする特許請求
    の範囲第6項に記載のディスクブレーキ装置。 8、 前記環状接合部分の前記内側リングは、その挿入
    方向に円錐形に収束してピストンの突出する環状端部の
    中に挿入されることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    に記載のディスクブレーキ装置。 9、前記内側リングは、ブレーキシューの保持クリ、ゾ
    と共に使用され、前記ウェブの側ではない位置に、使用
    中に保持クリップと係合する保持領域を有することを特
    徴とする特許請求の範囲第2項に記載のディスクブレー
    キ装置。 10、前記環状の弾性変形可能な部分は、弛緩した波形
    部を有する前記内側領域と外側領域の間に中間領域を有
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のデ
    ィスクブレーキ装置。 11、前記環状の弾性変形可能な部分は、中間領域の変
    形に優先して波形部を形成するような複数の弱い領域を
    有する前記内側領域と外側領域の間に中間領域を有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のディス
    クブレーキ装置。 12、前記環状の弾性変形可能な部分の前記外側領域は
    補強リングが埋設されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載のディスクブレーキ装置。 13、前記補強リングは、軸方向から見たときほぼS字
    形状であることを特徴とする特許請求の範囲第12項に
    記載のディスクブレーキ装置。 14、支持体と;前記支持体に取付けられて軸に沿って
    動く少なくとも1つのブレーキシューと;前記支持体に
    取付けられ、ブレーキシューに対向する自由端を有する
    孔を規定するシリンダ、及び前記孔に部分的に収容され
    て前記軸に沿って変位するピストンであって、その環状
    端部が前記孔の前記自由端から永久的に突出している前
    記ピストンを有して前記軸についてセンタリングされて
    いるシリンダ・ピストン装置と、前記ブレーキシューを
    前記ピストンに連結して、それらを一体に前記シリンダ
    に対して軸方向に変位させる手段とを含み、前記ブレー
    キシューを作動する手段と;弾性変形可能な材料から形
    成されて前記シリンダと密封係合する外側領域及び内側
    領域を有する環状の弾性変形可能な部分と、弾性材料か
    ら形成されて前記環状の弾性変形可能な部分の前記内側
    領域と永久的に密封接合し、軸方向から見たときにほぼ
    U字形状を有して前記ピストンの前記突出する環状端部
    を囲繞し且つ挾持して係合する環状接合部分を有する密
    封部材を含み、前記シリンダと前記ピストンの間の界面
    に環境汚染物質が達するのを阻止する手段とを具備した
    事を特徴とするディスクブレーキ装置。 15、前記環状接合部分は、前記ピストンの前記突出す
    る環状端部の中に延出する内側リングを含み、前記内側
    リングは、前記突出する環状端部から内方へ離間した保
    持領域を有し;前記環状接合部分は、前記ブレーキシー
    −に固着され且つ前記環状接合部分の前記内側リングの
    前記保持領域の背後に係合する弾性の保持クリップを含
    む仁とを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載のデ
    ィスクブレーキit。
JP58105979A 1982-06-18 1983-06-15 デイスクブレ−キ装置 Pending JPS596438A (ja)

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