JPS596313Y2 - 湯沸器における管の接続装置 - Google Patents
湯沸器における管の接続装置Info
- Publication number
- JPS596313Y2 JPS596313Y2 JP1977047416U JP4741677U JPS596313Y2 JP S596313 Y2 JPS596313 Y2 JP S596313Y2 JP 1977047416 U JP1977047416 U JP 1977047416U JP 4741677 U JP4741677 U JP 4741677U JP S596313 Y2 JPS596313 Y2 JP S596313Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outlet pipe
- cap nut
- fitted
- hook
- flexible
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Joints Allowing Movement (AREA)
- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は湯沸器における管の接続装置に係り、詳しくは
熱交換器を通る釜出口管の端部にフレキシブル出口管を
接続する装置に関するものである。
熱交換器を通る釜出口管の端部にフレキシブル出口管を
接続する装置に関するものである。
従来この種の接続装置は第１図に示す如く、釜出口管１
の端部に大径のネジ筒１３をロウ付けし、この釜出口管
１の端部に差し込んだフレキシブル出口管４の端部外周
面に環状突出部１４を形威し、前記ネジ筒１３内に嵌る
ようにフレキシブル出口管４に外嵌したＯリング３を、
該フレキシブル出口管４に抜け止め状に外嵌してネジ筒
１３に螺着する袋ナット６の締付けによってネジ筒１３
と環状突出部１４とで挾圧変形させる構造であるため、
変形するＯリング３の復元力はフレキシブル出口管４の
回動を阻止するように作用する。
の端部に大径のネジ筒１３をロウ付けし、この釜出口管
１の端部に差し込んだフレキシブル出口管４の端部外周
面に環状突出部１４を形威し、前記ネジ筒１３内に嵌る
ようにフレキシブル出口管４に外嵌したＯリング３を、
該フレキシブル出口管４に抜け止め状に外嵌してネジ筒
１３に螺着する袋ナット６の締付けによってネジ筒１３
と環状突出部１４とで挾圧変形させる構造であるため、
変形するＯリング３の復元力はフレキシブル出口管４の
回動を阻止するように作用する。
このため該フレキシブル出口管４を円滑に回動させるこ
とができないと共に、フレキシブル出口管４を無理に回
動させると、０リング３が損傷したり、フレキシブル出
口管４が破損したりする場合がある。
とができないと共に、フレキシブル出口管４を無理に回
動させると、０リング３が損傷したり、フレキシブル出
口管４が破損したりする場合がある。
本考案は上記の問題点を解決し、フレキシブル出口管を
容易に回動させることができるようにした接続装置を提
供することを目的としている。
容易に回動させることができるようにした接続装置を提
供することを目的としている。
この考案は、釜出口管の端部外側にフレキシブル出口管
を嵌め合わせ、このフレキシブル出口管の外側には管端
に形威したフランジによって抜け止めされる袋ナットを
設け、この袋ナットを釜出口管の端部外側に嵌め合わせ
たプッシュにねじ合わせたとき、両者間にフランジの回
動を自由とする空間が得られるよう袋ナットの締付量を
規制する手段を設けたものである。
を嵌め合わせ、このフレキシブル出口管の外側には管端
に形威したフランジによって抜け止めされる袋ナットを
設け、この袋ナットを釜出口管の端部外側に嵌め合わせ
たプッシュにねじ合わせたとき、両者間にフランジの回
動を自由とする空間が得られるよう袋ナットの締付量を
規制する手段を設けたものである。
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第２図及び第３図において、１は釜出口管であって、端
部外周面には二つの環状突出部２を形或し、該環状突出
部２にＯリング３が装着してある。
部外周面には二つの環状突出部２を形或し、該環状突出
部２にＯリング３が装着してある。
４は該釜出口管１の端部に外嵌状に差し込んだフレキシ
ブル出口管であって差し込み側端部は大径部４ａに形戊
され、この大径部４ａの内周面にＯリング３が密着して
漏洩を防止している。
ブル出口管であって差し込み側端部は大径部４ａに形戊
され、この大径部４ａの内周面にＯリング３が密着して
漏洩を防止している。
フレキシブル出口管４の上端には側方に突出するフラン
ジ５を形或し、このフランジ５で該フレキシブル出口管
４に外嵌する袋ナット６を抜止めする。
ジ５を形或し、このフランジ５で該フレキシブル出口管
４に外嵌する袋ナット６を抜止めする。
７は釜出口管１に外嵌する回動自在のプッシュであって
合威樹脂より成り、下端面には環状突出部２に接当する
小径軸部７ａを有し、上端には大径部７ｂが形威されて
いる。
合威樹脂より成り、下端面には環状突出部２に接当する
小径軸部７ａを有し、上端には大径部７ｂが形威されて
いる。
又、上記プッシュ７には軸芯に並行する割溝８と、この
割溝８の対応位置に薄肉厚部９と、外周面に袋ナット６
の噛合するオネジ１０とを備え、割溝８の溝幅は釜出口
管１の外径より小さくなり、釜出口管１の側方より該釜
出口管１に装着し得るようになっている。
割溝８の対応位置に薄肉厚部９と、外周面に袋ナット６
の噛合するオネジ１０とを備え、割溝８の溝幅は釜出口
管１の外径より小さくなり、釜出口管１の側方より該釜
出口管１に装着し得るようになっている。
プッシュ７に形或した薄肉厚部９は、プッシュ７の肉厚
を挾む内面側及び外面側の各々に軸芯に平行する溝１１
を形或してこの溝１１間に設けたものである。
を挾む内面側及び外面側の各々に軸芯に平行する溝１１
を形或してこの溝１１間に設けたものである。
釜出口管１に外嵌したプッシュ７は上側の環状突出部２
によって下方向へ抜け出るのを防止され、このプッシュ
７のオネジ１０に袋ナット６を締付けて該ナット６の上
端を大径部７ｂの下面に接当させると、袋ナット６の内
面とプッシュ７の下面間にフランジ５の嵌る空間１２が
得られ、この空間１２の高さ寸法はフランジ５の肉厚よ
り大きくなっている。
によって下方向へ抜け出るのを防止され、このプッシュ
７のオネジ１０に袋ナット６を締付けて該ナット６の上
端を大径部７ｂの下面に接当させると、袋ナット６の内
面とプッシュ７の下面間にフランジ５の嵌る空間１２が
得られ、この空間１２の高さ寸法はフランジ５の肉厚よ
り大きくなっている。
実施例で示す接続装置は上記の構造から成り、釜出口管
１にフレキシブル出口管４を接続するに際しては、釜出
口管１の側方より該釜出口管１にプッシュ７を外嵌させ
たのち、釜出口管１の下方に位置させたフレキシブル出
口管４を上方向に引き上げて該釜出口管１に外嵌し、次
に袋ナット６をプッシュ７のオネジ１０に螺合して上端
が大径部７ｂに接当するまで締付けるものである。
１にフレキシブル出口管４を接続するに際しては、釜出
口管１の側方より該釜出口管１にプッシュ７を外嵌させ
たのち、釜出口管１の下方に位置させたフレキシブル出
口管４を上方向に引き上げて該釜出口管１に外嵌し、次
に袋ナット６をプッシュ７のオネジ１０に螺合して上端
が大径部７ｂに接当するまで締付けるものである。
釜出口管１にフレキシブル出口管４を接当すると、Ｏリ
ング３はフレキシブル出口管４の内周面に圧接するため
、漏洩は防止されると共に、プッシュ７は釜出口管１に
対して回動自在であり、又フレキシブル出口管４のフラ
ンジ５は空間１２内において自在に回動し得るため、フ
レキシブル出口管４の回動を阻止するように作用する抵
抗力はＯリング３の圧接力だけになり、しかもＯリング
３はフレキシブル出口管４の差し込み時に変形し、この
変形による押圧力によって該フレキシブル出口管４に抵
抗を与えるものであるから、フレキシブル管４を容易に
回動させることができる。
ング３はフレキシブル出口管４の内周面に圧接するため
、漏洩は防止されると共に、プッシュ７は釜出口管１に
対して回動自在であり、又フレキシブル出口管４のフラ
ンジ５は空間１２内において自在に回動し得るため、フ
レキシブル出口管４の回動を阻止するように作用する抵
抗力はＯリング３の圧接力だけになり、しかもＯリング
３はフレキシブル出口管４の差し込み時に変形し、この
変形による押圧力によって該フレキシブル出口管４に抵
抗を与えるものであるから、フレキシブル管４を容易に
回動させることができる。
以上のように、この考案は、袋ナットをプッシュに接続
したとき両者間にフレキシブル出口管の管端に形或した
フランジの回動を自由とする空間が得られるよう袋ナッ
トの締付量を規制する手段を設けたので、フレキシブル
出口管を容易に回動させることができると共に、Ｏリン
グの損傷やフレキシブル出口管の破損を防止することが
できる。
したとき両者間にフレキシブル出口管の管端に形或した
フランジの回動を自由とする空間が得られるよう袋ナッ
トの締付量を規制する手段を設けたので、フレキシブル
出口管を容易に回動させることができると共に、Ｏリン
グの損傷やフレキシブル出口管の破損を防止することが
できる。
又プッシュ７は割溝８と、二〇割溝８の対応位置に薄肉
厚部９を形威したものであるから釜出口管１の側方より
該釜出口管７に簡単に装着することができ、組立て及び
分解が容易であるという効果がある。
厚部９を形威したものであるから釜出口管１の側方より
該釜出口管７に簡単に装着することができ、組立て及び
分解が容易であるという効果がある。
又ロウ付け工程がないため、ロウ付け工程における酸洗
浄がなくなり、緑青の発生を防止し得ると共に、ネジ筒
の代りに樹脂のプッシュを使用しているので、コスト面
において有利である。
浄がなくなり、緑青の発生を防止し得ると共に、ネジ筒
の代りに樹脂のプッシュを使用しているので、コスト面
において有利である。
さらに、袋ナットにねじ合わせたプッシュと釜出口管に
形或した環状突出部との保合によってフレキシブル出口
管を抜け止めするため、上記出口管を確実に抜け止めす
ることができる。
形或した環状突出部との保合によってフレキシブル出口
管を抜け止めするため、上記出口管を確実に抜け止めす
ることができる。
第１図は接続装置の従来例を示した断面図、第２図は本
考案に係る接続装置の一実施例を示す断面図、第３図は
同上のプッシュの斜視図である。 １・・・釜出口管、２・・・環状突出部、３・・・０リ
ング、４・・・フレキシブル出口管、５・・・フランジ
、６・・・袋ナット、７・・・プッシュ、８・・・割溝
、９・・・薄肉厚部、１０・・・オネジ。
考案に係る接続装置の一実施例を示す断面図、第３図は
同上のプッシュの斜視図である。 １・・・釜出口管、２・・・環状突出部、３・・・０リ
ング、４・・・フレキシブル出口管、５・・・フランジ
、６・・・袋ナット、７・・・プッシュ、８・・・割溝
、９・・・薄肉厚部、１０・・・オネジ。
Claims (1)
- 端部外周Ｏリングの嵌合可能な間隔をあけて二つの環状
突出部を形威した釜出口管と、この釜出口管の端部外側
に嵌め合わされたフレキシブル出口管と、前記環状突出
部間に嵌め合わされて上記両管の接続部をシールするＯ
リングと、前記フレキシブル管の外側に嵌め合わされて
管端に形或したフランジによって抜け止めされる袋ナッ
トと、前記釜出口管の外側に嵌め合わされたプッシュよ
り威り、前記プッシュの軸方向に釜出口管の外径より小
さな溝巾の割溝を形或し、かつこの割溝と対応する位置
に屈曲可能な薄肉厚部を設け、さらにプッシュの外周に
袋ナットのねじ込み可能なオネジを形威し、前記プッシ
ュに袋ナットをねじ合わせたとき、プッシュと袋ナット
間にフレキシブル管のフランジの回動を自由とする空間
が得られるよう袋ナットの締付量を規制する手段を設け
たことを特徴とする湯沸器における管の接続装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977047416U JPS596313Y2 (ja) | 1977-04-12 | 1977-04-12 | 湯沸器における管の接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977047416U JPS596313Y2 (ja) | 1977-04-12 | 1977-04-12 | 湯沸器における管の接続装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53140156U JPS53140156U (ja) | 1978-11-06 |
| JPS596313Y2 true JPS596313Y2 (ja) | 1984-02-27 |
Family
ID=28929236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977047416U Expired JPS596313Y2 (ja) | 1977-04-12 | 1977-04-12 | 湯沸器における管の接続装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS596313Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5922374U (ja) * | 1982-08-02 | 1984-02-10 | 株式会社フジキン | バルブのパネル取付け用ワツシヤ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5233624Y2 (ja) * | 1972-09-05 | 1977-08-01 |
-
1977
- 1977-04-12 JP JP1977047416U patent/JPS596313Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53140156U (ja) | 1978-11-06 |
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