JPH0313677Y2 - - Google Patents

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JPH0313677Y2
JPH0313677Y2 JP8166487U JP8166487U JPH0313677Y2 JP H0313677 Y2 JPH0313677 Y2 JP H0313677Y2 JP 8166487 U JP8166487 U JP 8166487U JP 8166487 U JP8166487 U JP 8166487U JP H0313677 Y2 JPH0313677 Y2 JP H0313677Y2
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hose
cap
synthetic resin
socket
insert portion
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JP8166487U
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ホースを接続する継手金具に関
し、特に流体と継手金具との接触を完全に防止す
るものである。
〔従来の技術〕
従来のホース金具としては例えばニツプルタイ
プの継手金具がある。これは一端側に機器等への
接続用の取付けねじが形成されるとともに、他端
側にインサート部が形成されており、かつそのイ
ンサート部には薄肉金属製のソケツトが嵌着され
ている。そして、このソケツトとインサート部と
の間の環状空間内にホース端を挿入し、ソケツト
を外周からかしめて圧着することにより、ホース
が金具に固着されている。
そのホースを機器に接続する際は、一般にホー
ス金具の雄ねじにシールテープを巻いて相手側の
雌ねじにねじ込み、流体の外部洩れを防止する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような従来のホース金具には、黄銅とかス
テンレス鋼などの金属が使用され、流体の種類に
応じて適宜使い分けられている。例えば純水の如
き高純度が要求される流体や、化学薬品等の如き
反応性の強い流体であれば、耐薬品性の高い例え
ばふつ素樹脂製のホースとステンレス鋼製のホー
ス金具を用いることで、流体の汚染や、ホース、
ホース金具等の腐食を防止するのが一般的であ
る。
しかしながら、ホース金具はたとえステンレス
鋼製であつても、微量の金属イオンの溶出は避け
られず、純水、薬品類のような極めて高い純度が
要求される流体では、それによる汚染が無視でき
ない。そこで、ホース金具の内面を、化学的に極
めて安定なふつ素樹脂でコーテイングすることも
考えられるが、その場合コーテイング層にピンホ
ールを生じ易く、しかもコーテイング層が剥離し
易いという問題点があつた。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、ホース金具の内面及びねじ部
など流体と接触する部分を、例えばふつ素樹脂等
の耐薬品性の優れたプラスチツク成形品で被覆し
たホース金具を提供することにより上記の問題点
を解消することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、一端側に接続用の取付けねじを有
するとともに、他端側にインサート部と該インサ
ート部に嵌着したソケツトとを備え、前記インサ
ート部とソケツトとの間の環状空間内にホースを
挿入し、ソケツトを外周からかしめて圧着するよ
うにしたホース金具において、前記インサート部
の内面と取付けねじ外面とを一体に被覆する合成
樹脂製のキヤツプを設けたことを特徴とする。
〔作用〕
ホース金具のインサート部の内面と取付けねじ
外面とを、合成樹脂製のキヤツプで一体に被覆す
ることにより、ピンホールや剥離のおそれなく流
体流路の接液部分を完全に流体から遮断する。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示
すものである。
図中1はニツプルタイプのホース金具1で、そ
の一端側に接続用の取付け雄ねじ2を有するとと
もに、他端側にインサート部3と該インサート部
3に嵌着したソケツト4とを備え、インサート部
3とソケツト4との間の環状空間5内にプラスチ
ツク製(例えばふつ素樹脂製)のホース6を挿入
し、ソケツト4を外周からかしめて圧着するよう
になつている。
10は上記ホース金具1の接液部分を被覆する
ふつ素樹脂製のキヤツプであり、それぞれ別に射
出成形された内面キヤツプ11と外面キヤツプ1
2とで構成されている。
その内面キヤツプ11は、ホース金具1の全長
におよぶ長さとインサート部3の内径に密着する
外径とを有する薄肉の胴部の一端側に、肉厚の折
り返し部13が形成され、他端側にはおねじ部1
4が形成されている。
外面キヤツプ12は、前記内面キヤツプ11の
おねじ部14が螺合する雌ねじ15を有する肉厚
平面部16と、これに連続する極めて薄肉の筒部
17とからなり、この筒部17はホース金具1の
接続用の取付け雄ねじ2を覆うように形成されて
いる。
上記のキヤツプ10をホース金具1に取付ける
には、まず内面キヤツプ11をインサート部3の
貫通孔内に挿入して、折り返し部13をインサー
ト部端末3Aに掛り止めさせる。これにより、キ
ヤツプ10の反対端に内面キヤツプ11のおねじ
部14が突出する。次に、外面キヤツプ12をホ
ース金具1の接続用の取付け雄ねじ2に被せると
ともに、その雌ねじ15を突出している内面キヤ
ツプ11のおねじ部14に螺合させる。その後、
螺合箇所を加熱して、内面キヤツプ11と外面キ
ヤツプ12とを一体的に融着させる。
このようにして、キヤツプ10で接液面を被覆
した後、従来と同じくホース金具1の環状空間5
内にふつ素樹脂製ホース6の一端を挿入し、ソケ
ツト4を外周からかしめて圧着してホース6をホ
ース金具1に取付ける。
ホース金具付ホース6を機器に接続するとき、
機器側の雌ねじにホース金具1側の取付け雄ねじ
2を螺合させる。すると、その取付け雄ねじ2を
被覆している薄肉筒部17が両ねじ間に食い込み
シール材となる。したがつて従来のシールテープ
は不要であり、配管接続作業を能率よく行うこと
ができる。
なお、この実施例のキヤツプ10は、内面キヤ
ツプ11と外面キヤツプ12とをそれぞれ別途に
射出成形したものを螺合し、しかる後融着し一体
とするものとしたが、これに限らず初めから両キ
ヤツプ11,12を一体に成形したものであつて
もよい。
また、キヤツプ10はふつ素樹脂としたが、こ
れに限定されるものではなく、その他周知の熱可
塑性合成樹脂も利用可能であり、流体の種類、用
途、要求仕様等に応じて、適宜に選定される。
なおまた、機器側の接続ねじの種類、形状、サ
イズ等に合わせて、ホース金具1にアダプタを取
付けて接続する場合は、流体圧力が低圧であれば
プラスチツク製アダプタを用いるが、金属製のア
ダプタに上記実施例におけると同様にプラスチツ
ク製のキヤツプを付けることにより中圧位まで使
用可能となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、ホー
ス金具の接液部分を合成樹脂製のキヤツプで機械
的に被覆した。そのため、樹脂コーテイングした
場合のようなピンホールや剥離を生じるおそれは
なくなり、流体流路の耐薬品性を著しく高めるこ
とができて、流体の汚染や継手金具の腐食等を完
全に防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例の半縦断側面図で、第
1図はホース装着前のホース金具の側面図、第2
図は合成樹脂性キヤツプの側面図、第3図はホー
ス装着後のホース金具の側面図である。 1はホース金具、2は取付けねじ、3はインサ
ート部、4はソケツト、5は環状空間、6はホー
ス、10はキヤツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端側に接続用の取付けねじを有するととも
    に、他端側にインサート部と該インサート部に
    嵌着したソケツトとを備え、前記インサート部
    とソケツトとの間の環状空間内にホースを挿入
    し、ソケツトを外周からかしめて圧着するよう
    にしたホース金具において、前記インサート部
    の内面と取付けねじ外面とを一体に被覆する合
    成樹脂製のキヤツプを設けたことを特徴とする
    ホース金具。 (2) 前記インサート部の内面を被覆する合成樹脂
    製のキヤツプと取付けねじを被覆する合成樹脂
    製のキヤツプとは、一体成形品である実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のホース金具。 (3) 前記インサート部の内面を被覆する合成樹脂
    製のキヤツプと取付けねじを被覆する合成樹脂
    製のキヤツプとは、別体の成形品である実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のホース金具。 (4) 前記合成樹脂製キヤツプはふつ素樹脂からな
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載ないし第
    3項のいずれかの項に記載のホース金具。
JP8166487U 1987-05-28 1987-05-28 Expired JPH0313677Y2 (ja)

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JPS63188389U JPS63188389U (ja) 1988-12-02
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JP6668392B2 (ja) * 2018-01-19 2020-03-18 シミフレックス株式会社 管継手
JP7172303B2 (ja) * 2018-09-03 2022-11-16 横浜ゴム株式会社 ホース継手金具およびホース保護用のスリーブ

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JPS63188389U (ja) 1988-12-02

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