JPH0549325U - 金属インサート継手 - Google Patents
金属インサート継手Info
- Publication number
- JPH0549325U JPH0549325U JP9990891U JP9990891U JPH0549325U JP H0549325 U JPH0549325 U JP H0549325U JP 9990891 U JP9990891 U JP 9990891U JP 9990891 U JP9990891 U JP 9990891U JP H0549325 U JPH0549325 U JP H0549325U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal insert
- resin
- coating
- insert
- coating resin
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属インサート継手において、流体洩れの発
生を確実に防止すること。 【構成】 被覆樹脂の内側に金属インサート13を設け
てなる金属インサート継手10において、金属インサー
ト13の外周部にシール材14を介して樹脂ケーシング
15を嵌着したインサート組立体11回りに、被覆樹脂
12を被覆成形してなり、被覆樹脂12と樹脂ケーシン
グ15とは同一材質から構成されるようにしたものであ
る。
生を確実に防止すること。 【構成】 被覆樹脂の内側に金属インサート13を設け
てなる金属インサート継手10において、金属インサー
ト13の外周部にシール材14を介して樹脂ケーシング
15を嵌着したインサート組立体11回りに、被覆樹脂
12を被覆成形してなり、被覆樹脂12と樹脂ケーシン
グ15とは同一材質から構成されるようにしたものであ
る。
Description
【0001】
本考案は、金属インサート継手に関する。
【0002】
金属配管と樹脂配管とを接続する継手として、金属インサート継手が用いられ ている。従来の金属インサート継手は、実開昭50-10860号公報、実開昭52-5317 号公報に示される如く、金属インサートの外周部に被覆樹脂を直接的に射出成形 にて被覆成形して構成されており、金属インサートに備える接合部に金属配管を 接続し、被覆樹脂に備える接合部に樹脂配管を接続するものとしている。
【0003】 然るに、従来技術では、金属インサートの外周部に対する被覆樹脂の密着を強 めるべく、該金属インサートの外周部にリング溝、ローレット溝等を設けている 。
【0004】
然しながら、従来技術では、金属インサートの外周部に対する被覆樹脂の密着 が充分でなく、結果として、両者の境界面からの流体洩れを生ずることがある。 尚、金属インサートと被覆樹脂の密着不良の原因としては、両者の材質の相違に よる膨張量の差、収縮量の差が考えられる。
【0005】 本考案は、金属インサート継手において、流体洩れの発生を確実に防止するこ とを目的とする。
【0006】
本考案は、被覆樹脂の内側に金属インサートを設けてなる金属インサート継手 において、金属インサートの外周部にシール材を介して樹脂ケーシングを嵌着し たインサート組立体回りに、被覆樹脂を被覆成形してなり、被覆樹脂と樹脂ケー シングとは同一材質から構成されるようにしたものである。
【0007】
金属インサート継手は、インサート組立体の樹脂ケーシング回りに被覆樹脂を 被覆成形してなるものであり、被覆樹脂とインサート組立体の樹脂ケーシングと は同一材質から構成されているから、同一溶融温度にてよく融着し、更に被覆樹 脂と樹脂ケーシングとの間で膨張量の差、収縮量の差に起因する密着不良を生ず ることがない。従って、被覆樹脂とインサート組立体の境界部からの流体洩れを 生ずることがない。また、インサート組立体の内部で、樹脂ケーシングと金属イ ンサートの間にはシール材が介装されており、これら樹脂ケーシングと金属イン サートの境界部からの流体洩れを生ずることもない。
【0008】
図1は本考案の一実施例を示す模式図である。 金属インサート継手10は、例えば水栓ソケットとして使用されるものであり 、インサート組立体11回りに被覆樹脂12を射出成形にて被覆成形することに より構成されている。
【0009】 インサート組立体11は、金属インサート13の外周部にOリング等のシール 材14を介して樹脂ケーシング15を嵌着することにて構成されたものである。
【0010】 ここで、被覆樹脂12とインサート組立体11の樹脂ケーシング15とは、同 一材質にて構成される。被覆樹脂12、樹脂ケーシング15の材質としては、例 えば硬質塩化ビニル、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、架橋ポリエチレ ン樹脂等の熱可塑性樹脂が好適である。
【0011】 また、金属インサート13の材質としては、例えば、ステンレス鋼、銅、銅合 金、青銅鋳物等が好適である。
【0012】 尚、金属インサート継手10は、被覆樹脂12のテーパ受口部12Aに樹脂配 管が接続され、金属インサート13のめねじ部13Aに金属配管が接続されて使 用される。
【0013】 次に、本実施例の作用について説明する。 金属インサート継手10は、インサート組立体11の樹脂ケーシング15回り に被覆樹脂12を被覆成形してなるものであり、被覆樹脂12とインサート組立 体11の樹脂ケーシング15とは同一材質から構成されているから、同一溶融温 度にてよく融着し、更に被覆樹脂12と樹脂ケーシング15との間で膨張量の差 、収縮量の差に起因する密着不良を生ずることがない。従って、被覆樹脂12と インサート組立体11の境界部からの流体洩れを生ずることがない。また、イン サート組立体11の内部で、樹脂ケーシング15と金属インサート13の間には シール材14が介装されており、これら樹脂ケーシング15と金属インサート1 3の境界部からの流体洩れを生ずることもない。
【0014】
以上のように本考案によれば、金属インサート継手において、流体洩れの発生 を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例を示す模式図である。
10 金属インサート継手 11 インサート組立体 12 被覆樹脂 13 金属インサート 14 シール材 15 樹脂ケーシング
Claims (1)
- 【請求項1】 被覆樹脂の内側に金属インサートを設け
てなる金属インサート継手において、金属インサートの
外周部にシール材を介して樹脂ケーシングを嵌着したイ
ンサート組立体回りに、被覆樹脂を被覆成形してなり、
被覆樹脂と樹脂ケーシングとは同一材質から構成される
ことを特徴とする金属インサート継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9990891U JPH0549325U (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 金属インサート継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9990891U JPH0549325U (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 金属インサート継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549325U true JPH0549325U (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=14259882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9990891U Pending JPH0549325U (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 金属インサート継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0549325U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020005158A (ko) * | 2000-07-08 | 2002-01-17 | 이창오 | 사출성형에 의한 냉·온수 파이프 결합용 플랜지의제조방법 |
JP2007120769A (ja) * | 1997-03-31 | 2007-05-17 | Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd | 変換継手とその製造方法 |
JP2007170589A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Sekisui Chem Co Ltd | 管継手 |
JP2007198601A (ja) * | 1997-03-31 | 2007-08-09 | Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd | 変換継手とその製造方法 |
KR101196699B1 (ko) * | 2010-05-28 | 2012-11-07 | 김정화 | 시스템에어컨 날개소켓 및 그 제조방법 |
-
1991
- 1991-12-04 JP JP9990891U patent/JPH0549325U/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4573846B2 (ja) * | 1997-03-31 | 2010-11-04 | Jfe継手株式会社 | 変換継手とその製造方法 |
JP4573847B2 (ja) * | 1997-03-31 | 2010-11-04 | Jfe継手株式会社 | 変換継手とその製造方法 |
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JP4644113B2 (ja) * | 2005-12-26 | 2011-03-02 | 積水化学工業株式会社 | 管継手 |
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