JPH02172727A - 内面被覆水道用鉛管及びその製造方法 - Google Patents

内面被覆水道用鉛管及びその製造方法

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JPH02172727A
JPH02172727A JP63330041A JP33004188A JPH02172727A JP H02172727 A JPH02172727 A JP H02172727A JP 63330041 A JP63330041 A JP 63330041A JP 33004188 A JP33004188 A JP 33004188A JP H02172727 A JPH02172727 A JP H02172727A
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JP
Japan
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synthetic resin
pipe
layer
water
adhesive
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Pending
Application number
JP63330041A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Sawahata
沢畑 宏昭
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AOKI METAL KK
Original Assignee
AOKI METAL KK
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Publication date
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は上水道の配管に使用する鉛管の内面に鉛溶出防
止用の合成樹脂被覆を施した内面被覆水道用鉛管及びそ
の製造に関する。
(従来の技術) 一般に、上水道の配管には、例えば道路下の本管から各
家庭の敷地への引き込み部分に容易に曲げることのでき
る鉛管が古くから使用されている。
この種の従来の鉛管は、寒冷地における凍結による破裂
防止や、外面からの腐食防止の目的から、外面を合成樹
脂材料により被覆して高強度化させたものが使用されて
いる。
しかし、従来の上水道用鉛管において内面が被覆された
ものは使用されていなかった。
一方上水道の配管を形成する鉄管には、耐久性を向上さ
せるとともに、酸化鉄等の水道水への溶出勤王から内面
に合成樹脂塗料を塗布したものか使用されている。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如き従来の状況下において、最近上水道への釦の
溶出か問題視され、水道用船管を不溶出材料にて被覆す
ることが望まれることとなった。
しかし、従来の水道管の内面被覆方法は、そのほとんど
が合成樹脂塗料の吹き付けか、あるいは流し込みによっ
て内面塗装を施すものであり、この方法では鉄管のよう
に配管に際して変型量の小さい場合には、充分な付着か
得られるが、鉛管は本来配管を現場にて曲げる必要があ
る部分にI′It用するものであるため、従来の鉄管に
使用している塗装材料及び方法では鉛管を曲けな際に内
面塗装に亀裂が生じたり、場合によっては被覆が部分的
に)[1がれ−ζ鉛而面露出してしまうという問題があ
った。
また、水道水に対して溶出の少ない安定した合成樹脂材
料としてポリエチレンがあり、これは耐久性の面でも好
適であるか、接着剤による接着性がなく、しかも塗料と
して直接1)(管内面に塗布することができないという
問題があった。
本発明はL述の如き従来の問題にかんがみ、ポリエチレ
ン等の水道水に対する溶出性が低く、しかも接ζ性が低
いが、水に対する安定性が品いポリオレフィン系合成樹
脂材を使用し、曲げに対してもff1lJ 市か生じる
ことがなく、しかも通水性能が良い内面被覆水道用鉛管
及びその製法の提供を目的としたものである (課題を達成するための手段) 上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成する
ための本発明の内面被覆水道用鉛管の特徴は、内側層に
接着剤に対する接着性が低く、水道水に対して溶出性の
低いポリオレフィン系軟質合成樹脂材料からなる合成樹
脂層を有するとともに、その外側に接着剤に対する接着
性の高い熱可塑性合成樹脂材料層を有する合成樹脂パイ
プを水道用船管の内面に接着剤にて接着させたことにあ
り、また本発明の内面被覆水道用鉛管の製造方法の特徴
は、接着剤に対する接着性が低く、水道水に対する?a
比性の低いポリオレフィン系軟質合成v11脂材料を内
側とし、接着剤に対する接着性の高い熱可塑性の軟質合
成樹脂材料を外側にし、両材料を溶融させて同時にリン
グ状成型ノズルから押し出し、前記両材料か溶融結合さ
れた二層状の合成樹脂パイプを成型し、該合成樹脂パイ
プを水道用鉛管内に挿入し、該鉛管内面に接着剤を介し
て接着させることにある。
(作用) 本発明の製造方法においては、内側層に使用している合
成樹脂材料は水に対して安定度が高いものであるが、接
着性が低い、これに対し、外側層に使用している合成樹
j薄材料は接着性が高い。
方この両材料は互いに7B着によって一体化されるもの
であり、従って、両材料を加熱溶解させて二層状に押し
出すことにより両材料か一体化された合成樹脂パイプが
成形される。これを鉛管内に挿入して接着剤にて接着す
ることにより合成樹脂パイプ外面は接着性の良い材料に
て構成されているため、鉛管内面に強固に接着される。
また、この二層状の合成樹脂パイプは、押し出しにより
成形されるものであるため、ピンホールのないものとな
り、しかも、その厚さは必要に応じて厚く成形できる。
このようにして製造される内面′#1.覆水道覆水管用
鉛管し出しによって成形された合成樹脂パイプ。
が内側に挿入されて内面が被覆されているため、曲げに
対しても被覆が剥かれたり、被覆に亀裂が生じたりする
ことがなく、しかも水の通る管内面は長平方向に向けた
M織が平滑に形成されているため、通水抵抗が塗料を塗
布した場合に比べて著しく小さい。
(実施例) 次に本発明の実施例の一例を図面について説明する。
第1図は本発明に係る内面被覆水道用鉛管を示しており
、図中1は鉛管本体である。鉛管本体1の外面は、接着
性を有する熱可塑性合成IM脂による外面被覆層2によ
って被覆されている。鉛管本体1内には内面被覆用の合
成樹脂パイプブ3が挿入されている。この合成樹脂パイ
プ3は、ポリエチレン及びボリブ冒ピレンを主成分とす
る軟質;j:リオレフィン樹脂材料からなる非接着性軟
質合成樹脂材料による内側層3aと接着剤による接着性
の強いアイオノマー樹脂材イ1からなる外flffiJ
層3bを有しており、この内外側層3a、3bは、その
境界部分が互いに溶融結合により一体化されている。
合成樹脂パイプ3と鉛管本体1との間は接着剤層4を介
して強固に固着されている。
このように構成される内面′II!i、覆水道用j覆水
管用製造に際しては、あらかじめ、鉛管本体1と合成樹
脂パイプ3とを別々に製造する。
釦本体1は従来使用されている釦材料にて、常法により
製造し、必要に応じて合成樹脂材料により外面被覆層2
を被着させる。
一方合成樹脂バイブ3は、例えは第3図に示すように、
二種類の合成樹脂材料を同一押出成型機にて二層状に押
し出し得るように、二重環状に押出口11.12を有す
る環状押出成形ノズル10を1吏用し、内側の押出口1
1から内側層3aを構成させる非接着性軟質合成樹脂材
料13を、また外側の押出口12がら外i1i!I層3
bを構成させるアイオノマー樹脂14をそれぞれ加熱溶
融させた状態で同時にノズル10内に押し出し、内外I
II 843a 、 3 bを溶融状態で互いに密着さ
せ、二重パイプ15を形成し、これを硬化前に伸延させ
て所定の直径の合成樹脂パイプ3となす。この合成樹脂
パイプ3は内外+1tl1層3a、3bが共にン容融状
態にある時に互いに密着されるため、両者はその境界部
分において互いに強固な溶融結合により一体化される。
このようにして成形された合成樹脂パイプブ3の外面、
及び銘木1ホ1の内面にそれぞれ接着剤を塗布し、該鉛
管本体1内に合成樹脂パイプ3を挿入し、両者を接着剤
層4を介して一体化させる。
なお、接着剤の塗布は、合成樹脂パイプ3の外面及びj
()管本体1の内面のいずれが一方にのみ塗布し、両者
間に接着剤層4を介在させるようにしてもよいことはい
うまでもない。
また、上述の実施例では、1)】管のみに内面被覆を繕
す場合を示しているが、この曲、第4図に示すように両
端に砲金製の継手20.21を連結したしのに、その継
手20.21と鉛管本体1との内面に連続させて、前述
した合成樹脂パイプ3を挿入し、接着剤層4によって固
着させてもよく、このようにすることによって、継手連
結部分における鉛管内面露出防止処理が容易となる。
なお、第4図において、20a、21aは筒状の継手本
体であり、22は継手固着用のはんだ、23はナラ1へ
、24はナンド抜は止め用のフランジ、25は雄ねじで
ある。
(発明の効果) 上述したように本発明は、鉛管本体の内面被覆層として
鉛管とは別に予め成形した合成樹脂パイプを使用するこ
ととしているため、被覆層はビンポールかない完全密閉
したものとなすことができ、しかも厚さを必要に応じて
充分に大きくすることができ、しかも、軟質の合成樹脂
材料を1史用していることと相俟って曲げに対しても亀
裂が生じたり、剥離されることのない内面被覆が得られ
る。
また、本発明では被覆層となる合成樹脂バイン。
の内側層をポリエチレン等の水導水に対して溶出性の小
さいN科を使用しているため、被覆材f′1が飲Fl水
に溶出するという問題が全くなく、また、この種の材ネ
′1は接着剤に対する接着性が小さいにもかかわらず、
外側層に接着性の高い合成樹脂材料を溶融により成形時
に一体化させているため、3()管本体に対して接着剤
を使用して簡単に固着させ得ることとなったものである
更にまた、本発明では、鉛管とは別に成形しな合成樹脂
パイプを内面被覆に使用するため、管内面の平滑度が高
くなり、従来に比べて通水抵抗が小さくさるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので第1図は内面被覆水
道用船管の断面図、第2図は同値面図、第3図は合成樹
脂パイプの成形ノズルの断面図、第4図は曲の実施例の
半断面図である。 1・・・・・・釦本体、3・・・・・・合成樹脂パイプ
、3a・・・・・内IFI層、3b・旧・・外側層、1
1−・・・・接着剤層、1o・・曲・押出成形ノズル・
・押出口。 第3図 3隻 く゛

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内側層に接着剤に対する接着性が低く、水道水に
    対して溶出性の低いポリオレフィン系軟質合成樹脂材料
    からなる合成樹脂層を有するとともに、その外側に接着
    剤に対する接着性の高い熱可塑性合成樹脂材料層を有す
    る合成樹脂パイプを水道用鉛管の内面に接着剤にて接着
    させてなる内面被覆水道用鉛管。
  2. (2)接着剤に対する接着性が低く、水道水に対する溶
    出性の低いポリオレフィン系軟質合成樹脂材料を内側と
    し、接着剤に対する接着性の高い熱可塑性の軟質合成樹
    脂材料を外側にし、両材料を溶融させて同時にリング状
    成型ノズルから押し出し、前記両材料が溶融結合された
    二層状の合成樹脂パイプを成型し、該合成樹脂パイプを
    水道用鉛管内に挿入し、該合成樹脂パイプを水道用鉛管
    内に挿入し、該鉛管内面に接着剤を介して接着させるこ
    とを特徴としてなる内面被覆水道用鉛管の製造方法。
JP63330041A 1988-12-26 1988-12-26 内面被覆水道用鉛管及びその製造方法 Pending JPH02172727A (ja)

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH094768A (ja) * 1995-06-12 1997-01-07 Lsp Products Group Inc たわみホース及び連結ホース・アセンブリ
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JP2013117290A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 Mirai Ind Co Ltd 流体管、および流体管接続装置、ならびに流体管の接続方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58162334A (ja) * 1982-03-23 1983-09-27 住友電気工業株式会社 管内面被覆用チユ−ブ

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