JPS598067Y2 - 流体用管継手 - Google Patents
流体用管継手Info
- Publication number
- JPS598067Y2 JPS598067Y2 JP1978115601U JP11560178U JPS598067Y2 JP S598067 Y2 JPS598067 Y2 JP S598067Y2 JP 1978115601 U JP1978115601 U JP 1978115601U JP 11560178 U JP11560178 U JP 11560178U JP S598067 Y2 JPS598067 Y2 JP S598067Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical sleeve
- nut
- sleeve
- hexagonal nut
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は流体導管用の継手に係り、更に詳しくは冷房
および空気調和機器類に用いられる管継手の改良に関す
るものである。
および空気調和機器類に用いられる管継手の改良に関す
るものである。
一般に流体導管用の継手は、雄ねじ部を持つ雄継手と雌
ねじ部を持つ雌継手とを相互にねじ込み接合させて使用
するもので、特に雌ねじ部は雌継手本体とは固着するこ
となく自由に回動可能な回転ナットとなり接続作業を容
易にする構造となっている。
ねじ部を持つ雌継手とを相互にねじ込み接合させて使用
するもので、特に雌ねじ部は雌継手本体とは固着するこ
となく自由に回動可能な回転ナットとなり接続作業を容
易にする構造となっている。
具体的にはこの種継手は第5図に示すように耐腐食性に
富み、かつコスト安な黄銅材より形或されており、回転
ナット11は、一端を銅管22に溶接等により一体的に
形或するとともに、他端外表面には幅寸法Aおよび直径
寸法Bの溝部23を設けた円筒中空状のスリーブ15に
、溝部23よりも小なる肉厚tの端部24を機械的にが
しめ加工を施し回動可能に構或されていた。
富み、かつコスト安な黄銅材より形或されており、回転
ナット11は、一端を銅管22に溶接等により一体的に
形或するとともに、他端外表面には幅寸法Aおよび直径
寸法Bの溝部23を設けた円筒中空状のスリーブ15に
、溝部23よりも小なる肉厚tの端部24を機械的にが
しめ加工を施し回動可能に構或されていた。
このように構或された継手においては、材質に耐食性を
有する黄銅を使用しているため、がしめ加工時等の残留
応力による応力腐食割れを発生しやすくなるとともに、
使用時には充分な注意をはらっていても、たとえば空気
調和機器等の故障を継がるという欠点があった。
有する黄銅を使用しているため、がしめ加工時等の残留
応力による応力腐食割れを発生しやすくなるとともに、
使用時には充分な注意をはらっていても、たとえば空気
調和機器等の故障を継がるという欠点があった。
欠点である残留応力による腐食割れの原因であるかしめ
加工を廃止することを目的とするものであって、そのた
めに円筒状スリーブをその外径が鋼管側へいくに従って
小径となる少なくとも3段階の階段状に形或してその小
径側端部に鋼管を嵌装溶接して固定し、更に、円筒状ス
リーブの小中径間の階段状部分に六角ナットを嵌装係合
させると共に中大径部間の階段状部分に回転ナットを嵌
装係合させ、上記中大径部間の階段状部分と六角ナット
との間に溝を形或させてこの溝に回転ナットの嵌合部を
回転自在に嵌装することにより、回転ナットの嵌装部を
かしめ加工を必要とすることなく円筒状スリーブに係合
し得るようにしてかしめ加工を廃止し、従って残留応力
による腐食割れの発生しない流体用管継手を提供するも
のである。
加工を廃止することを目的とするものであって、そのた
めに円筒状スリーブをその外径が鋼管側へいくに従って
小径となる少なくとも3段階の階段状に形或してその小
径側端部に鋼管を嵌装溶接して固定し、更に、円筒状ス
リーブの小中径間の階段状部分に六角ナットを嵌装係合
させると共に中大径部間の階段状部分に回転ナットを嵌
装係合させ、上記中大径部間の階段状部分と六角ナット
との間に溝を形或させてこの溝に回転ナットの嵌合部を
回転自在に嵌装することにより、回転ナットの嵌装部を
かしめ加工を必要とすることなく円筒状スリーブに係合
し得るようにしてかしめ加工を廃止し、従って残留応力
による腐食割れの発生しない流体用管継手を提供するも
のである。
以下第1図ないし第4図に示す実施例においてこの考案
を詳細に説明すると、1は銅管2にロー付溶接等により
接合された黄銅材より或る雄継手で、他端外側には雄ね
じ部3を形戒するとともに、ばね4を介してゴムモール
ド焼付け形威されたガスケット5を有する弁頭部6と軸
部7とより威る弁本体8を内蔵している。
を詳細に説明すると、1は銅管2にロー付溶接等により
接合された黄銅材より或る雄継手で、他端外側には雄ね
じ部3を形戒するとともに、ばね4を介してゴムモール
ド焼付け形威されたガスケット5を有する弁頭部6と軸
部7とより威る弁本体8を内蔵している。
9はこの雄継手1の雄ねじ部3にねじ込み接合された雌
ねじ部10を有する黄銅材の雌継手11の回転ナットで
、他端内側には内径Dの嵌合部12を有するとともに、
外表面には六角ナット部13を設けている。
ねじ部10を有する黄銅材の雌継手11の回転ナットで
、他端内側には内径Dの嵌合部12を有するとともに、
外表面には六角ナット部13を設けている。
14は六角ナットで、内径D1およびD2を段状に或形
してある。
してある。
16は円突状のスリーブで、内部にはOリング16およ
びパッキン17を備えた弁体18と、この弁体18を前
方へつき出させ弁棒19の頭部20に係止させるばね2
1を設けているとともに、外表面を階段状に上記六角ナ
ット14の内径D1に接合する外径D3を有する小径部
と、六角ナット14の内径D2に接合するとともに、回
転ナット9の内径Dに接合する外径D4を有する中径部
と、回転ナット9に係止させる外径D5を有する大径部
とより戒っている。
びパッキン17を備えた弁体18と、この弁体18を前
方へつき出させ弁棒19の頭部20に係止させるばね2
1を設けているとともに、外表面を階段状に上記六角ナ
ット14の内径D1に接合する外径D3を有する小径部
と、六角ナット14の内径D2に接合するとともに、回
転ナット9の内径Dに接合する外径D4を有する中径部
と、回転ナット9に係止させる外径D5を有する大径部
とより戒っている。
22は上記スリーブ16に嵌挿された鋼管で六角ナット
14とともに溶接により固着されている。
14とともに溶接により固着されている。
このように構或された管継手の組立を述べると、まず雄
ねじ部3を有する雄継手1は、ゴムモールド焼付け形威
したガスケット5を弁頭部6に固着するとともに、弁頭
部6より延出した軸部7先端を雄継手1後部に固着しば
ね4を介して前方へ押し出すように摺動自在に保持され
ている。
ねじ部3を有する雄継手1は、ゴムモールド焼付け形威
したガスケット5を弁頭部6に固着するとともに、弁頭
部6より延出した軸部7先端を雄継手1後部に固着しば
ね4を介して前方へ押し出すように摺動自在に保持され
ている。
次に雌継手11はD3乙D4乙D5の関係を持つ円筒状
のスリーブ15を回転ナット9に挿入させてD5とDと
を摺動接合させるとともに、六角ナット14をD3側よ
り挿入させ、D1とD3およびD2とD4とをそれぞれ
接合させるように装着する。
のスリーブ15を回転ナット9に挿入させてD5とDと
を摺動接合させるとともに、六角ナット14をD3側よ
り挿入させ、D1とD3およびD2とD4とをそれぞれ
接合させるように装着する。
このように組込んだ回転ナット9および六角ナット24
はスリーブ15のD3を銅管22に挿入した後に溶接す
れば外ずれることはない。
はスリーブ15のD3を銅管22に挿入した後に溶接す
れば外ずれることはない。
最後に雄継手1と雌継手11とねじ込み接合すればよい
ものである。
ものである。
この考案は以上に述べたように雄継手と雌継手とをねじ
込み結合して構威しており、回転ナットおよび六角ナッ
トを外側階段状に形或した円筒状スリーブを回転ナット
側より挿入するとともに、一方外径小寸法側のスリーブ
端部を鋼管に嵌挿し溶接により、固着することにより、
従来の溝部23を、円筒状スリーブ15の中径部と中大
径部間の階段状部分と六角ナット14の端面とによって
形威し、従って、これらの組立以前に、回転ナットに形
或した嵌合部12を嵌装して組立てるようにして、かし
め加工を廃止したから、従来のかしめ加工による応力腐
食割れもなくなるとともに工数軽減を計り、かつ信頼性
の極めて高い製品を提供して空気調和器等の故障原因に
ならない等の実用的効果を有するものである。
込み結合して構威しており、回転ナットおよび六角ナッ
トを外側階段状に形或した円筒状スリーブを回転ナット
側より挿入するとともに、一方外径小寸法側のスリーブ
端部を鋼管に嵌挿し溶接により、固着することにより、
従来の溝部23を、円筒状スリーブ15の中径部と中大
径部間の階段状部分と六角ナット14の端面とによって
形威し、従って、これらの組立以前に、回転ナットに形
或した嵌合部12を嵌装して組立てるようにして、かし
め加工を廃止したから、従来のかしめ加工による応力腐
食割れもなくなるとともに工数軽減を計り、かつ信頼性
の極めて高い製品を提供して空気調和器等の故障原因に
ならない等の実用的効果を有するものである。
第1図はこの考案になる流体用管継手を一部断面で示す
結合状態図、第2図は第1図の要部を一部断面で示す拡
大図、第3図はスリーブを示す断面図、第4図は六角ナ
ットを示す断面図、第5図は第2図に相当する従来図で
ある。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示し、1は雄
継手、9は回転ナット、11は雌継手、14は六角ナッ
ト、15はスリーブである。
結合状態図、第2図は第1図の要部を一部断面で示す拡
大図、第3図はスリーブを示す断面図、第4図は六角ナ
ットを示す断面図、第5図は第2図に相当する従来図で
ある。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示し、1は雄
継手、9は回転ナット、11は雌継手、14は六角ナッ
ト、15はスリーブである。
Claims (1)
- 雄継手と、内部には鋼管に固着される円筒状スリーブ及
び円筒状スリーブ内を摺動する弁本体を配し、外部には
同管側に鋼管に固着される六角ナットが、反銅管側に回
転ナットがそれぞれ配されている雄継手とをねじ込み結
合するようにした流体管継手において、円管状スリーブ
はその外径が銅管側へいくに従って小径となる少なくと
も3段階の階段状に形或されるとともに小径側端部が鋼
管に嵌装しかつ溶接により固着され更に上記六角ナット
の内径部が円筒状スリーブの小径部と中径部との間の階
段状部分に係合し、回転ナットの内径部が円筒状スリー
ブの中径部と大径部との間の階段状部分に係合している
と共に回転ナットの嵌合部が円筒状スリーブの上記中大
径部間の階段状部分と六角ナットとの間の中径部に回転
自在に嵌装されるように構或されていることを特徴とす
る流体用管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978115601U JPS598067Y2 (ja) | 1978-08-23 | 1978-08-23 | 流体用管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978115601U JPS598067Y2 (ja) | 1978-08-23 | 1978-08-23 | 流体用管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5531097U JPS5531097U (ja) | 1980-02-28 |
JPS598067Y2 true JPS598067Y2 (ja) | 1984-03-12 |
Family
ID=29067385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978115601U Expired JPS598067Y2 (ja) | 1978-08-23 | 1978-08-23 | 流体用管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598067Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS488539U (ja) * | 1971-06-10 | 1973-01-30 |
-
1978
- 1978-08-23 JP JP1978115601U patent/JPS598067Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS488539U (ja) * | 1971-06-10 | 1973-01-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5531097U (ja) | 1980-02-28 |
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