JPS5949625B2 - 取引処理装置 - Google Patents

取引処理装置

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JPS5949625B2
JPS5949625B2 JP56056111A JP5611181A JPS5949625B2 JP S5949625 B2 JPS5949625 B2 JP S5949625B2 JP 56056111 A JP56056111 A JP 56056111A JP 5611181 A JP5611181 A JP 5611181A JP S5949625 B2 JPS5949625 B2 JP S5949625B2
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信也 谷垣
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • GPHYSICS
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    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • G07F19/201Accessories of ATMs

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  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 10以下の順序で本発明を説明する。
1、発明の技術分野 2、従来技術とその問題点 3、発明の目的 4、発明の構成 155、実施例の説明 5−1係員側装置の全体構成 5−2顧客側装置の全体構成 5−3CPU1とCPU2の処理動作 5−4入金取引データの入力処理 205−5出金取引データの入力処理 5−6伝送制御装置と中実装置との関係およびデータ転
送5−7顧客側装置のCPU2による処理動作5−8各
入出力機器のチェックルーチン255−9取引出力制御
ルーチン 5−10装置の動作概要 5−11入金および出金取引における係員および顧客の
なすべき操作手順の順番を示す一覧表 305−12本願装置の他の機能 6、発明の効果 (1、発明の技術分野) この発明は、銀行等の金融業の窓口において、現金預け
入れや現金支払い等の取引処理を行なう35取引処理装
置に関する。
(2、従来技術とその問題点〉 周知のように、銀行の窓口業務の省略化を図る目的で、
個人コードや口座番号等が磁気記録された通帳やカード
を用いて、現金の預け入れや支払い等の銀行取引を自動
的に行なえるようにした、現金自動預金機、現金自動支
払い機あるいは現金自動預金支払い機等が広く実用に供
されている。
これらの自動取引処理装置は、通帳やカードの読み取り
及び照合、紙幣の真偽及び種類の判別と、計数紙幣の収
納あるいは放出、通帳への印字等、単純化されかつ画一
化された取引処理を自動的に行なうものであつて、実際
面の全ての顧客に係る取引処理をこの種自動化装置で取
扱える訳ではない。即ち、印鑑照合、小切手の点検及び
証印、あるいは機器による自動判別不能な紙幣の判別等
は銀行の係員が処理しなければならない。従来、ブ般の
銀行においては、上記のような自動取引処理装置を設置
する一方で、上述のような顧客自身の操作による自動処
理が行なえない取引を申し受けるための係員窓口を設け
ている。
この係員窓口で受けた取引処理に関しては、その最初か
ら最後までの全ての事務処理、例えば現金支払いの場合
、通帳および出金票の受け取り、印鑑照合、紙幣の計数
、記帳、紙幣と通帳の引き渡しといつた一連の事務処理
を、全て係員が介在して行なつていた。そのため、取引
の処理に要する係員の処理時間が非常に長くなつており
、これが窓口業務の事務処理能力の低さの主因となつて
いた。《3.発明の目的》この発明は上述した従来の問
題点に鑑みなされたものである。
この発明の第1の目的は、係員の介在が必要な取引に対
し、その=連の事務処理の内、真に係員が行なわなけれ
ばならない前処理のみを係員が係員側装置を操作しなが
ら行ない、顧客の操作に任せることができる単純かつ画
一的な後処理を顧客側の装置にて行なうようにし、かつ
、顧客の操作による後処理が遅くても、係員操作による
前処理は次次と複数の顧客の取引のについて進めること
ができるようにし、係員による処理能率を大幅に向上さ
せることが可能な取引処理装置を提供することにある。
この発明の第2の目的は取引データの入力は操作に慣れ
ている係員によつて行ない、一方顧客は単に通帳を挿入
するだけの簡単な操作により取引を可能とし、これによ
り取引処理時間を可及的にノ短縮化させることである。
《4.発明の構成》 上記の目的を達成するために、本発明の取引処理装置は
、通帳読取器およびキーボードを含む係員用の取引デー
タ入力装置と、この入力装置による入力内容等を表示す
る係員用表示装置と;上記入力装置によつて入力された
取引データが書込まれる第1のメモリと、上記入力装置
によつて入力完了した第1のメモリ中の取引データが転
送されてくる第2のメモリと、この第2のメモリに格納
された上記取引データを中央装置に送信するとともに、
これに応答して該中央装置から返送される返送データを
第2のメモリの他のエリアに格納し、かつその返送デー
タの少くとも上記取引データの有効性の判定結果を上記
係員用表示装置に表示させる交信制御手段と、第2のメ
モリ中の上記取引データ及びこれと対をなす上記返送デ
ータが転送されてくる第3のメモリと;通帳読取器及び
通帳印字機を含む顧客用の通帳処理装置と、この通帳処
理装置と併設された顧客用の現金放出装置及び案内表示
装島と;上記通帳処理装置に通帳が挿入されたのを受け
て、通帳読取器で読み取られた通帳データと第3のメモ
リ中のデータとを比較し、その結果所定の一致が検出さ
れたとき、この第3のメモリ中のデータ内容に応じて上
記通帳印字機及び上記現金放出装置を作動させる取引出
力制御手段と、この取引出力制御手段による処理終了に
応動して第1のメモリ、第2のメモリ及び第3のメモリ
間のデー夕転送を行なう転送制御手段とを備えてなるこ
とを特徴とする。
《5.実施例の説明》 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
5−1.係員側装置の全体構成(第1図,第2図)第1
図はこの発明に係る取引処理装置の全体構成を示してい
る。
この装置は、例えば銀行のカウンタ窓口の内側にいる係
員によつて操作される係員側装置Aと、カウンタ窓口の
外側の顧客によつて主として操作される顧客側装置Bと
に大別される。係員側装置Aにおいては、CPU1(中
央処理ユニツト)とROM3(リード・オンリー・メモ
リ)とRAM4(ランダム・アクセス・メモリ)とが制
御の中枢であり、係員用表示装置であるCRT表示装置
7と、銀行側控用の伝票等を印字するプリンタ8と、係
員の操作で各種の入力を行なうためのキーボード9と、
通帳の磁気ストライプ部に記録されたデータ(これを通
帳データと称す)を読み取る通帳読取器10と、紙幣の
判定及び計数を行なうビルチエツカ11とがCPU1に
よつて統轄制御されている。
なお実施例においては、CPU1をマスタ−CPUとし
、CRT表示装置7,プリンタ8およびキーボード9の
制御を分担するスレーブCPUと、通帳読取器10の制
御を分担するスレーブCPUと、ビルチエツカ11の制
御を分担するスレーブCPUとを有するマスター・スレ
ーブ方式のシステム構成を採用している。また各入出力
装置7,8,9, 10,11は全て同一装置ハウジン
グに組み込まれている訳ではなく、係員によつて操作し
易いように配置するために、複数の装置ハウジングに分
割している。572顧客側装置の全体構成(第1図,第
2図,第3図)顧客側装置Bにおいては、CPU2とR
OM5とRAM6とが制御の中枢であり、取引データを
管理する中央装置とのデータの送受を行なうための伝送
制御装置12と、上記通帳データの読取書込器及び通帳
印字機を含む通帳処理装置13と、紙幣放出装置14と
、硬貨放出装置15と、案内表示装置16と、通帳と対
をなして発行されているカードの磁気記録データを読み
取るカード読取器17と、顧客用の伝票を印字して発行
する伝票発行機18と、顧客が操作するキーボード19
と、日付設定機や各種の動作表示機等が設けられた内部
パネルの制御装置20と、上記各機器の動作表示器や各
種の動作切換スイツチ等が設けられた外部パネルの制御
装置21と、CPU2に実行させるべき複数種類のプロ
グラムを格納した外部記憶装置22とがCPU2によつ
て統轄制御される。
この顧客側装置Bも係員側装置Aと同様に、CPU2を
マスタ−CPUとし、上記各入出力機器の制御を複数の
スレーブCPUにて分担実行するマスター・スレーブ方
式のシステム構成を採用している。本実施例における顧
客側装置Bは、係員と顧客とで前処理と後処理を分担す
る(詳細は以下順次説明する)本発明に係る取引処理装
置の一部として機能する動作モード(これを後処理モー
ドと称す)の他に、既に良く知られている現金自動支払
機として機能する動作モード(これを自動支払機モード
と称す)が設定されていて、両モードを任意に選択でき
る。
即ち、上記外部記憶装置22に上記後処理モード用のプ
ログラムと自動支払機モード用のプログラムが格納され
ていて、本装置Bに電源が投入された時、後処理モード
用プログラムが自動的にRAM6に読込まれて、装置B
は後処理モードで動作するようになる他、後述するモー
ド切り換え操作により、自動支払機用プログラムをRA
M6に読込ませて、装置Bを現金自動支払機として動作
させる(銀行側から見た無人運用である)ことができる
。従つて、顧客側装置Bの主要部(通帳処理装置13、
紙幣放出装置14,貨幣放出装置15,案内表示装置1
6,カード読取器17,伝票発行機18,キーボード1
9等)は、通常の現金自動支払機の如き装置ハウジング
に組み込まれ、カウンタ窓口の外側にて顧客が操作し易
いように設置される。なお以下の説明で明らかとなるが
、装置Bを後処理モードで動作させている場合には、カ
ード読取器17,伝票発行機18,キーボード19は不
要であつて、これらは自動支払機モードの場合に使用さ
れるものである。また、装置Bにおける外部パネル制御
装置21は上記主要部の装置・・ウジングとは別体に構
成されていて、カウンタ窓口内側において係員が見易く
かつ操作しやすい位置に配置されている。第2図は銀行
のカウンタ窓口に於ける上述したノ各機器の配置例を示
す概略平面図であつて、図中符号23はカウンタであり
、Tはカウンタ23の内側の係員を示し、C1,C2,
C3はそれぞれカウンタ23の外側にいる3人の顧客を
示している。また、第3図は顧客側装置Bの上述した主
要部を収納している本体の外観を示すものである。
また、係員側装置AのCPU1と顧客側装置BのCPU
2とは後述するように所定のデータの授受が行なえるよ
うに互いに接続されている。フ5−3 CPU1及びC
PU2の処理動作(第4図,第5図,第6図,第7図,
第8図)まず、CPU1及びCPU2の処理動作につい
て説明する。
第4図はCPU1の処理プログラム(ROM3に格納さ
れている)を示すフローチヤートであり、処理aがメイ
ンルーチンで、割り込み等の手段によりこの処理aと並
行して処理bがCPU1に実行される。
第5図はCPU2によつて実行される上述の後処理モー
ド用のプログラムのフローチヤートであり、処理cと処
理dとが並行して実行される。また、第6図及び第7図
はそれぞれRAM4及びRAM6のデータマツプである
。まず、CPU1側の処理aについて順番に説明する。
処理aにおける最初のルーチン(1)は、係員がキーボ
ード9,通帳読取器10,ビルチエツカ11を操作して
入力するある顧客についての取引データを処理し、RA
M4にその取引データを格納する他、入力される取引デ
ータを逐時CRT表示装置7で表示させるとともに、プ
リンタ8及び取引データ中の所定のデータを伝票に印字
する制御を行なう。第8図はこの取引データ入力処理ル
ーチン(1)の詳細を、理解を容易にするために、係員
の操作と組み合わせた形で表したフローチヤートで、以
下この図を参照しながら取引データの入力処理について
説明する。周知のように、顧客は入金の場合には入金伝
票を作成し、出金の場合には出金伝票を作成する。
入金伝票には顧客の氏名と入金額とが顧客によつて記入
される。出金伝票には入金額に代えて出金額が記入され
、かつ顧客の印が押印される。入金の場合に顧客は、作
成した入金伝票と、通帳と、入金すべき金額の現金と、
もし小切手によつて入金する場合にはその小切手とを係
員に渡す。現金には紙幣の他の硬貨が含まれていても良
い。出金の場合に顧客は、作成した出金伝票と通帳を係
員に渡す。係員は、出金の場合には出金の伝票に押印さ
れている印影と通帳の登録印とを照合し、これらが一致
するかどうかを確かめる。そして、係員は受け取つた通
帳を通帳読取器10に挿入する。装置Aにおいては、こ
の通帳の挿入が検出されると(ステツプ801)、その
通帳の磁気ストライプ部に記録されている通帳データ(
ロ座番号、通帳の印字済行,残高等)を読み取り(ステ
ツプ802)、リードエラーでなければ(ステツプ80
2)、読み取つた通帳データをRAM4の通帳データエ
リアMAに格納するとともにCRT表示装置7に表示し
、またRAM4に設定されている通帳フラグFTをセツ
トする(ステツプ804)この後、係員は通帳読取器1
0から返却された通帳を抜き取る(ステツプ805)。
以上の手順は入金と出金について、印影の照合を除いて
ほぼ同じであるが、以下の手順では入金と出金とで異な
る。5−4入金取引データの入力処理(第1図,第2図
,第6図,第8図)まず入金の場合、係員は、顧客から
手渡された紙幣をビルチエツカ11に挿入するとともに
キーボード9の紙幣計数キーを押して、その紙幣の自動
計数を行なわせる。
装置Aにおいては、ビルチエツカ11で正しく読取り、
計数された紙幣の読取りデータ(種類と枚数)をRAM
4の紙幣読取りデータエリアMBに格納するとともにC
RT表示装置7に表示し、更にこの紙幣読取りデータを
プリンタ8にてプリントアウトする。ビルチエツカ11
で判定不能な紙幣は返却される。この返却された紙幣や
、顧客から受け取つた硬貨や小切手については、係員が
キーボード9を操作してその金額や種類等の所定のデー
タを入力する。装置Aにおいては、そのキー入カデータ
をRAM4のキ−入カデータエリアMCに格納するとと
もに、CRT表示装置7に表示する。以上がステツプ8
06の預り金額の入力である。続いて係員は、入金伝票
に記入された入金金額をキーボード9にて入力する(ス
テツプ807)。この入金金額はCRT表示装置7で表
示される。次に、上記の実際の預り金額と伝票の入金額
とが一致するか否かが判定される(ステツプ808)。
両金額が一致した場合、係員がキーボード11で入力完
了の操作を行なうことによつて(ステツプ809)、こ
の入力処理ルーチン(1)が終了することになる。なお
、上記両金額が一致しない場合、入カデータを補正する
か、あるいは無効にする(ステツプ810,811,8
12,)。なお、ステツプ808の判断は、CRT表示
装置7の表示を見て係員が行なうことも出来るが、CP
U1で判断させて、その結果を表示装置7に表示させる
ことが好ましい。5−5 出金取引データの入力処理(
第1図,第2図,第6図,第8図)顧客の指定した取引
が出金の場合、係員は、出金伝票に記入されている出金
金額をキーボード9にて入力する(ステツプ821)。
この出金金額はRAM4のエリアMCに格納されるとと
もに、CRT表示装置7に表示される。この後係員は、
キーボード9中の支払機払キーを押す(ステツプ822
)。次にCPU1では、RAM4中の硬貨放出装置フラ
グFKをチエツクし、これがセツト(有効)されている
か否を判断する。フラグFKがセツトされていれば、こ
の段階で入力処理ルーチン(1:の終了となり、ルーチ
ン(2)に進む。硬貨放出装置15の主スイツチが後述
のようにオフにされていると、フラグFKはリセツトさ
れており、その場合、ステツプ823でNOと判断され
てステツプ824に進む。ステツプ824では、CPU
1により取り扱い中の出金取引が硬貨を必要とするか否
か、すなわちRAM4のエリアMCに格納された出金金
額データに1000円未満の端数があるか否かが判断さ
れる。硬貨を必要としなければ、この段階で入力処理ル
ーチン(1)の終了となり、ルーチン(2)に進む。硬
貨放出装置15が無効であるのに、出金取引に硬貨を必
要とする場合、CRT表示装置7に、硬貨を支払えない
のでこの取引は無効である旨のエラ―表示をし(ステツ
プ825)、その後の処理を係員に委ねる(ル−チン(
2)には進まない)。以上のような入力処理ルーチン(
1)を終了し、次のルーチン(2)へ進むとCPU1は
、RAM4に設定されている顧客カウンタKCに1を加
算する。
次のルーチン3では、顧客カウンタKCの計数値が「2
」になつているか否かを判断する。顧客カウンタKCが
[2」である場合、ルーチン(4)へ進み、後続の取引
データの入力を禁止する旨の表示をCRT表示装置7に
して係員に報知し、再びルーチン(3)に戻る。顧客カ
ウンタKCが「2」以下の場合、ルーチン(5)に進み
CPU2からのボーリングを待つ。CPU2からのボー
リングがあつた場合、これに応答してルーチン(6)に
進み、RAM4のエリアMA,MB,MCに前述のよう
に格納された取引データ(通帳フラグFT,番号票フラ
グFBを含む)をCPU2に転送する。次のルーチン(
7)では取り扱つた取引の全加算集計の演算を行ない、
その後ルーチン・(8)でCPU2からの返送を待つ。
5−6伝送制御装置と中央装置との関係およびデータ転
送(第1図,第4図,第6図,第7図) 後で詳述するように、CPU2はCPU1から受け取つ
た上記取引データに基づいて伝送制御装置12を介して
中央装置と交信し、中央装置からの返送データを受け取
り、そのデータをCPU1に転送してくる。
CPU1のルーチン(8)は、この返送データの転送を
持つルーチンである。返送データがCPU2からCPU
1に転送されると、ル−チン(9)でその返送データを
RAM4のエリアMDに格納し、更にルーチン(10)
で返送データを表示装置7に表示する。中央装置からの
返送データには、対象となつた取引データの有効性の判
定結果、すなわち取引許可か取引拒否かの通知が含まれ
ている。
取引許可の場合、上記表示ルーチン10により、表示装
置7に、預り金額,時分,年月出科目,支店番号,口座
番号及び顧客名等が所定のフオーマツトで表示される。
取引拒否の場合には、ルーチン(10)の実行により、
表示装置7に取引拒否及びその理由、例えば該当する口
座番号が存在しないとか、)支払いの場合であれば支払
い請求金額が残高を越えているとかの表示がなされる。
係員は、ルーチン(10)による上記の表示をみて、通
帳を顧客に返却し、かつ顧客に次の操作を誘導する。
例えば、取引許可の場合には以後のτ後処理を顧客側装
置Bによつて顧客自身が行なうように案内し、誘導する
。また取引拒否の場合、取引拒否の理由を顧客に告げる
等の対応を取る。ルーチン(10)でCPU1の処理a
は終了し、再びルーチン(1)の取引データの入力処理
ルーチンoが実行可能となる。従つて、係員は次の顧客
の取引について入力操作を行なうことができる。次にC
PU1の処理bレこついて説明する。処理bは、後述の
ようにCPU2から発せられる状態通知信号を受けて、
RAM4の顧客カウンタKCj5及び硬貨放出装置フラ
グFKを更新する処理である。つまり、ルーチン(11
)で状態通知信号が検出され、その通知が後処理終了を
知らせるものであることがルーチン(12)で検出され
ると、ルーチン(14)で顧客カウンタKCの内容を1
40だけ減算する。また、硬貨放出装置15の状態変化
通知であることがルーチン(13)で検出されると、ル
ーチン(15)でその変化に応じてフラグFKをセツト
またはリセツトする。5−7顧客側装置のCPU2によ
る処理動作(第5図,第1図,第6図,第7図)次に、
第5図に示す顧客側装置Bf)CPU2による処理動作
を説明する。
並列的に実行される処理C及び処理dのうち、処理Cは
CPU2と中央装?またはCPU1とのデータ伝送を扱
つている。処理Cにおいて、最初のルーチン(16)で
CPU1にボーリングをかけ、次のルーチン(17)で
CPU1からの正規の応答があるか否かがチエツクされ
る。CPU1からの応答が検出されるまで同じ動作が繰
り返される。CPU1からの応答が検出されると、ルー
チン(18)に進み、CPU1から送られてくる上述し
た取引データ(FT,FBも含む)を受け取りそれをR
AM6のエリアME1に格納する。
すなわち、CPU1でルーチン(6)が実行されるとと
もにCPU2にてルーチン(18)が実行されることに
より、係員の入力操作によつてRAM4(前述の第1の
メモリに相当する)に作成された取引データが、RAM
6のエリアME1(前述の第2のメモリに相当する)に
転送されるのである。次にルーチン(19)は、RAM
6のエリアME1に受け取つたデータが取引データとは
異なる「自動支払機モード切替指令」か否かがチエツク
される。
この「自動支払機モード切り替え指令」がどのように発
せられるかは後述する。
ここでは、CPU1から正規の取引データが転送されて
きたものとして説明を進める。この場合ルーチン(19
)でNOと判定されてルーチン(20)に進む。ルーチ
ン(20)では、RAM6のエリアME1の取引データ
に従つて同じくRAM6のエリアMGに中央装置への送
信電文を作成し、次にその送信電文を伝送制御装置12
を介して中央装置に送信し、その送信電文(取引データ
)に対して中央装置から返送データが送られて来るのを
待ち、返送データが送られてきたならば、それを受信し
、RAM6のエリアME2に格納する。このエリアME
2はエリアME1と対をなして上述した第2のメモリの
他のエリアに相当する。中央装置との送信ルーチン(2
0)が終了したならば、次のルーチン(21)で、RA
M6のエリアME2に受け取つた中央装置からの返送デ
ータをCPU1にも転送する。
CPU1では、前述クのルーチン(9)を実行して、こ
の返送データを受け取るのである。
次のルーチン(22)では、RAM6に設定されている
後処理中フラグF1がリセツトされるのを待つ。
この後処理中フラグF1は、後で説明する処理dにおい
て、取引出力制御ルーチン(31)を実行中の場合にセ
ツトされる。後処理中フラグF1がリセツトされると、
次のルーチン(23)に進みRAM6のエリアME1の
取引データをエリアMF1に移すとともに、エリアME
2の返送データをエリアMF2に移す。
すなわち、エリアME1及びME2が前述の第2のメモ
リに相当し、エリアMF1及びMF2が第3のメモリに
相当するものであり、ルーチン(23)は第2のメモリ
中の取引データと返送データを第3のメモリに転送する
ルーチンである。次のルーチン(24)では、RAM6
に設定された後処理許可フラグF2をセツトし、最初の
ルーチン(16)に戻る。なお、ルーチン(20)にお
いて中央装置から送られてきた返送データが上述した取
引拒否を示すものであつた場合、CPU2は、ルーチン
(21)を実行した後、最初のルーチン(16)に戻る
ようにすれば、中央装置により取引拒否と判断された取
引データ、返送データはRAM6のエリアMF1、MF
2(第3のメモリ)には転送されない。
また別の手段として、中央装置から取引拒否を示す返送
データを受け取つた場合、ルーチン(20)において、
RAM6のエリアME1の取引データ中の通帳フラグF
T及び番号票フラグFBをリセツトすると共に、出金取
引の場合にそのデータをリセツトし、その後、ルーチン
(21)→(22)→(23)→(24)を実行するよ
うにすれば、後の説明で明らかとなるように、その取引
拒否された取引データと返送データに基づく後処理は、
実質的に何もされずに瞬時に終了することになる。5−
8各入出力機器のチエツクルーチン(第5図,第1図,
第10図)次に処理dについて説明する。
最初のルーチン(27)は顧客側装置Bの各入出力機器
の状態をチエツクし、内部パネル制御装置20や外部パ
ネル20に必要な状態表示をする他、前述した状態通知
をCPU1に対して行なうルーチンである。このルーチ
ン27は、次のルーチン(28)にて後処理許可フラグ
F2がセツトされたのが検出されるまで繰り返し実行さ
れる。第10図は機器チエツクルーチン(27)を部分
的に詳細に示したフローチヤートである。第10図を参
照しながらルーチン(27)について説明する。まず、
各入出力機器の状態を所定の順番でセンスし(ステツプ
101)、その結果、硬貨放出装置15の硬貨が完全に
なくなつているのが検出されると(ステツプ102)、
外部パネル制御装置21の硬貨ランプを連続点灯させる
(ステツプ103)。また、硬貨が完全になくなつてい
なくても、予め設定した基準数以下になつたことが検出
された場合は、(ステツプ104)、外部パネル制御装
置21の上記硬貨ランプを点滅させる(ステツプ105
)。その他、紙幣放出装置14の紙幣がなくなつている
等の異常が検出された場合(ステツプ106)、そのよ
うな異常を内部パネル制御装置20及び外部パネル制御
装置21で表示するとともに、装置Bによる後処理シス
テムを停止させる(ステツプ110)。ところで、外部
パネル制御装置21の上記硬貨ランプは係員が視認しや
すい位置に配設されており、係員は、この硬貨ランプが
点滅あるいは連続点灯しているのを確認したならば、外
部パネル制御装置21に設けられている硬貨放出装置1
5の主スイツチ(以下、硬貨スイツチと称す)をオフに
する。
硬貨スイツチをオフにすると、硬貨放出装置15の動作
は停止する。また第10図に戻つて、CPU2は、入出
力機器チエツクの一部として上記硬貨スイツチの状態を
センスし(ステツプ107)、硬貨スイツチが先のセン
ス時の状態から変化していたならば(ステツプ108)
、硬貨スイツチがオン→オフまたはオフ→オンに変化し
たことを、CPU1に状態通知として伝える(ステツプ
109)。
この状態通知は、CPU1が処理bを実行することによ
り、前述のように受け取られるのである。また、CPU
2はステツプ109において、RAM6に設定された硬
貨放出装置フラグFKを硬貨スイツチの状態に応じてセ
ツトまたはリセツトする。以上説明した機器チエツクル
ーチン(27)を後処理許可フラグF2がセツトされる
まで繰り返す。
処理Cのルーチン(24)にてフラグF2がセツトされ
ると(このとき新しい取引データと返送データがRAM
6のエリアMF1、MF2に転送されている)、処理d
のルーチン(28)でフラグF2のセツトが検出され、
ルーチン(29)以降に進む。5−9取引出力制御ルー
チン(第5図,第7図,第1図,第9図)ルーチン(2
9)ではフラグF2をリセツトし、次のルーチン(30
)では後処理中フラグF1をセツトし、次の取引出力制
御ルーチン(31)を実行する。
この取引出力制御ルーチン(31)は、RAM6のエリ
アMF1、MF2に格納された取引データ、返送データ
に基づき、顧客が通帳処理装置13に通帳等を挿入する
のを待つて、通帳処理装置13中の通帳印字機や紙幣放
出装置14、硬貨放出装置15及び案内表示装置16を
動作させて、後処理を実行するルーチンである。このル
ーチン(31)の詳細は後で順次説明するとして、ルー
チン(31)が終了した後の処理dを説明する。ルーチ
ン(31)を終了すると、次のルーチン(32)で後処
理終了を上述の状態通知としてCPU1に伝え、次のル
ーチン(33)で後処理中フラグF1をリセツトし、最
初の機器チエツクルーチン(27)に戻る。CPU1で
は処理bを実行することにより、CPU2からの後処理
終了通知を受け取り、前述のように顧客カウンタKCを
減算するのである。第9図は取引出力制御ルーチン(3
1)の詳細を、説明を簡単にするために顧客の操作と組
み合わせた形で示したフローチヤートである。
以下第9図を参照して取引出力制御(後処理)を説明す
る。先に説明した取引データの入力処理ルーチン(1)
の動作例は、通帳を用いた入金または出金取引であつた
。この場合、取引データ中の通帳フラグFTと番号票フ
ラグFBのうち、フラグFTのみがセツトされていて、
フラグFBはリセツトされたままである。まず、この場
合の取引出力制御を順に説明する。第9図において、R
AM6のエリアMF1に転送されてきたフラグFT1F
Bに関し、ステツプ901でフラグFBのリセツトが検
出され、ステツプ912でフラグFTのセツトが検出さ
れ、ステツプ913にて通帳処理装置13に顧客が通帳
を挿入するのを待つ。
通帳が挿入されると、フラグFBがリセツトされている
ので(ステツプ914)、その通帳の通帳データを読み
取り(ステツプ915)、読み取つた通帳データとRA
M6のエリアMF1,MF2のデータと比較して口座番
号等が一致するか否かを判断する(ステツプ916)。
データが一致すれば、RAM6のエリアMF1,MF2
のデータに従つて、土記挿入された通帳に取引内容等を
印字するとともに(ステツプ917)、その通帳の通帳
データの内印字済行や残高等のデータを更新し(ステツ
プ919)、通帳を返却する。顧客は返却された通帳を
抜き取る(ステツプ920)。続くステツプ924では
、取り扱い中の取引が出金取引か入金取引かをRAM6
のエリアMF1,MF2のデータから判断する。入金取
引の場合は、通帳への記帳と通帳データの更新で後処理
は完了であるので、本ルーチン(31)を終了し、次の
ルーチン(32)へ進む。出金取引の場合、RAM6の
硬貨放出装置フラグFKをチエツクし(ステツプ925
)、フラグFKがリセツトされているときには、その出
金取引が硬貨を必要とするか否かをチエツクする(ステ
ツプ931)。硬貨放出装置15が有効か、あるいは無
効でも硬貨を必要としない取引の場合には、紙幣放出装
置14または硬貨放出装置15を駆動して、RAM6の
エリアMF1,MF2のデータで示される金額を顧客に
対して支払う(ステツプ926,927,928,92
9)。これで本ルーチン(31)を終了してルーチン(
32)に進む。上記の説明中、ステツプ916において
データの不〒致が検出された場合、その不一致が一回目
であれば通帳を返却するが(ステツプ921,923)
、不一致が二回目であれば、係員を呼び出して係員処理
とする(ステツプ922)。
またステツプ925,930にて、硬貨放出装置15が
無効であり、かつ出金は取引に硬貨を必要とすると判断
された場合、係員処理とする(ステツプ931)。なお
、取引出力制御ルーチン(31)の各動作過程において
、案内表示装置16を動作させ顧客がなすべき操作を順
番に分り易く表示する。
このような案内表示は、現金自動支払機等において既に
良く知られているので、本明細書では説明を省略する。
5−10装置の動作概要(第1図,第6図,第5図,第
7図)以上で本発明による取引処理装置の基本システム
構成と通帳取り扱いによる動作を説明した。
ここまでの説明で明らかなように、顧客から申し込まれ
た取引を係員が受け付け、係員が係員側装置Aの入力装
置を使つて受け付けた取引データを入力すると、その取
引データは第1のメモリ(RAM4のエリアMA,MB
,MC,フラグFT,FB)に格納される。
そして、係員が「入力完了」を意味するキー入力をする
と、第1のメモリの取引データは第2のメモリ(RAM
6のエリアME1)に転送される。この転送された取引
データは中央装置に伝送され、これに対する中央装置か
らの返送データは第2のメモリの他のエリア(RAM6
のエリアME2)に格納されるとともに、係員用の表示
装置7に表示される。この段階で係員は次の顧客の入力
を取り扱つて良い。顧客側装置Bによる1取引分の後処
理が終了すると、第2のメモリのデータは第3のメモリ
(RAM6のエリアMF1,MF2)に転送され、顧客
による後処理操作を待つことになる。このように本装置
によれば、第3のメモリに対応する顧客と(第2図の顧
客C1がこれに相当する)、第2のメモリに対応する顧
客と(第2図の顧客C2がこれに相当する)、第1のメ
モリに対応する顧客と(第2図の顧客C3がこれに相当
する)の3人の顧客についての取引処理を1人の係員T
が並行して行なえることとなり、従来のように係員が各
顧客の処理を順次直列的に最初から最後まで行なつてい
たのに比べ、大幅にその処理能力が向上する。なお、第
3のメモリに複数取引分のエリアを設定し、ルーチン(
23)では各エリアの取引データ及び返送データを順次
シフトするように構成すれば、3人以上の同時取り扱い
も可能となる。また、硬貨放出置装15の硬貨切れや硬
貨の残少を係員用に表示するとともに、硬貨放出装置1
5の主スイツチがオフにされ、該装置15が無効にされ
た場合、その状態において係員が硬貨放出装置15の作
動を必要とする出金取引を入力した時、係員用の表示装
置7に「硬貨が無いためその取引入力は無効である」旨
の表示がなされ、その入力は受付られない。
これにより、顧客が後処理を行なつた結果、支払われる
べき硬貨が支払われないといつた混乱が生じるのを未然
に防止することが出来る。5−11 入金および出金取
引における係員および顧客のなすべき操作手順の順番を
示す一覧表 以上本願装置の構成、動作および操作手順について詳細
に説明したが、上記操作手順をまとめると、下表の如く
である。
なお、()内の数字は操作手順の順番を示す。5−12
本願装置の他の機能(第11図)次に、本発明に係る取
引処理装置の他の機能に付いて詳述する。
本取引処理装置は、顧客が通帳を持参するのを忘れた場
合であつても、係員に取引を申し出て、係員がそれを認
めた場合には、その取引処理を行なわせることができる
この場合に、係員は通帳に代る番号票を発行する。第1
1図は番号票の具体例を示している。番号票30は、開
いた状態の通帳と同じ大きさ、形状であり、各別の取引
番号31が付されているとともに、口座番号,日付,取
引内容等の印字欄32が設けられている。またこの番号
票30は、通帳における通帳データを記録する磁気スト
ライプは設けられてはおらず、代りに、上記取引番号3
1を機械読み取り用のバーコードで表してなる番号票デ
ータ部33が設けられている。第8図を参照しつつ番号
票扱いの前処理について説明する。係員は、キーボード
9にて番号票扱いである旨の入力をする。するとCPU
1では、ステツプ801→ステツプ814→ステツプ8
15と制御が進み、このステツプ815でNOと判断さ
れる。続けて係員はキーボード9を操作して、口座番号
と顧客に渡すべき番号票30の取引番号を入力する(ス
テツプ817)。これら入カデータはRAM4のエリア
MCに格納される。またこの入力によつて、RAM4の
番号票フラグFBがセツトされる(ステツプ818)。
通帳フラグFTはリセツトされたままである。この後の
係員操作及びCPU1の応答動作は、通帳扱いの場合と
同じで入金または出金金額等を入力することになる。上
述のように、番号票フラグFBがセツトされ、通帳フラ
グFTがリセツトされた取引データがCPU2の処理C
におけるルーチン(20)によつて中央装置に送られる
と、中央装置においても、フラグFB及びFTの状態か
ら本取引が通帳なしの番号票扱いであることが認識され
、通帳に対する記帳処理のためのフアイルデータの更新
は行われない。
更に、フラグFBがセツト、フラグFTがリセツトされ
ている上述の取引データについて第9図の取引出力制御
ルーチン(31)は次のように実行される。
CPU2は、ステツプ901でフラグFBがセツトされ
ていることを検出すると、案内表示装置16に「番号票
を通帳処理装置13に挿入して下さい」という意昧の表
示をし、番号票が挿入されるのを待つ。番号票が挿入さ
れると(ステツプ902)、それが番号票であることを
、通帳データ(磁気ストライプ部)の読取器で何も読み
取られないことでもつて確認tる(ステツプ903)。
通帳データが読み取られた場合、その通帳は返却する(
ステツプ909)。番号票であつた場合、番号票データ
部33から取引番号を読み取り(ステツプ904)、そ
の読み取つた取引番号とRAM6のエリアMF1中の取
引番号とが一致するか否かを判断する(ステツプ905
)。取引番号が一致すれば、その番号票にRAM6のエ
リアMF1、MF2のデータに基づいて取引内容等を印
字し(ステツプ906)、番号票を返却する(ステツプ
907)。顧客はこれを抜き取る(ステツプ908)。
この後、通帳フラグFTがリセツトされているので、ス
テツプ912でNOと判断され、ステツプ924に進み
出金取引であれば、現金を放出することになる。以上の
ように、本取引処理装置においては、通帳を持参するの
を忘れた顧客についても、別の取引媒体である番号票を
介在させることにより、前述した高能率の取引処理の流
れでもつてその顧客も処理することができ、極めて融通
性に富むものとなる。
なお、上記番号票は整理票である訳で、顧客を整理する
必要性も無い程に銀行が空いている場合には、通帳を忘
れた顧客を番号票扱いにしないでも処理が可能である。
即ち第8図の入力処理ルーチン(1)中のステツプ81
4で通帳も番号票も無い旨の入力をし、ステツブ816
では口座番号を入力する。すると、この口座番号の取引
データについては、通帳フラグFTと番号票フラグFB
もともにリセツトされたままとなる。そのような取引デ
ータが中央装置に送られると、通帳記帳のためのフアイ
ルデータの更新処理は行われない。また、そのような取
引データについて第9図の取引出力制御ルーチン(31
)が実行されると、ステツプ901→ステツプ912→
ステツプ924と進み、入金取引であれば実質的に何も
せずに処理終了となり、出金取引であれば、現金が放出
される。また本取引処理装置においては、第8図の入力
処理ルーチン(1)のステツプ803にて通帳デ−タリ
ードエラーが生じた場合、そのような不良通帳に上記番
号票を併用することによつて取引処理が円滑に進むよう
にしている。
即ち、リードエラーを生じたら、その通帳を抜き取り(
ステツプ813)、キーボード9にて通帳不良による番
号票併用である旨を入力し(ステツプ814)、続いて
キーボード9を操作して、口座番号と顧客に発行すべき
番号票の取引番号を入力する他、係員が通帳から読み取
られる残高や印字済み行のデータを入力する。これらデ
ータはRAM4のエリアMAまたはMCに格納されると
ともに、通帳フラグFTと番号票フラグFB両方ともセ
ツトされる。このような取引データが中央装置に送られ
ると、最初に説明した通帳扱いと同じく、通帳記帳の為
のフアイルデータの更新処理が行われる。またこのよう
な取引データについては第9図の取引出力制御ルーチン
(31)は次のように実行される。まず、ステツプ90
1でフラグFBのセツトが検出されることから、ステツ
プ902→ステツプ903→ステツプ904→ステツプ
905→ステツプ906→ステツプ907→ステツプ9
08の処理が行われる。つまり、番号票の挿入を顧客に
案内し、番号票が挿入されたら、取引番号を照合し、取
引番号があつていたら、番号票に印字をして返却する。
続いて、ステツプ912でフラグFTのセツトが検出さ
れ、顧客に対して「続いて通帳を挿入して下さい」とい
う意味の案内表示をし、通帳が挿入されたならば(ステ
ツプ913)、再度フラグFBをチエツクし(ステツプ
914)、FBがセツトされていることから、ステツプ
915及びステツプ916の通帳データの読取とその照
合を省略し(この通帳はリードエラーを生じた不良通帳
である)、通帳への記帳(ステツプ917)通帳データ
の更新(ステツプ918)を行なつて返却する(ステツ
プ919)。顧客がこれを抜き取ると(ステツプ920
)、ステツプ924に進み、出金取引ならば現金を放出
することになる。このように、本取引処理装置によれば
極めて融通性に富んだ処理を高能率に行なえる。次に、
顧客側装置Bを現金自動支払機として運用する自動支払
機モードに切り換える動作について説明する。自動支払
機モードに切り換える場合係員はキーボード9によりそ
の切換を指示する入力をする。すると、第8図の入力処
理ルーチン(1)におけるステツプ815でこのモード
切り換え指令入力がCPU1に検出され、RAM4のエ
リアMCにモード切り換え指令が格納される。続いて係
員がキーボード9の院了、キーを押すと(ステツプ82
6)、ルーチン(2)以降へ進む。このモード切り換え
指令は、前述したようにCPU2からのポーリングに応
答してCPU1からCPU2に転送され、RAM6のエ
リアME1に格納される。そして、CPU2が第5図の
処理Cのルーチン(19)を実行すると、このモード切
り換え指令が検出され、ルーチン(25)側冫こ分岐す
る。ルーチン(25)では後処理中のフラグF1がリセ
ツトされるのを持ち、リセツトされたらルーチン(26
)にてRAM6のプログラムエリアに、外部記憶装置2
2に格納されている自動支払機モード用プログラムを読
込み、読込み完了したならば、そのプログラムの実行に
移る。これで、装置Bは前述した後処理用の装置として
ではなく、カード読取器17、伝票発行機18、キーボ
ード19の機能を加えて現金自動支払機として動作する
。現金自動支払機については、既に広く用いられており
、その構成及び動作も良く知られているので、本明細書
では説明しない。このように本取引処理装置は、前述し
た前処理、後処理分割による融通性に富む高能率システ
ムとしてだけではなく通常の現金自動支払機としても使
え、時間帯によつて使い分けることによつて、適応性が
更に向上する。ここで、外部記憶装置22からRAM2
のプログラム読込み動作の1例について詳述する。
顧客側装置Bに電源が投入されると、CPU2はROM
5に格納されている基本プログラムを実行することによ
り、外部記憶装置22に設けられたプログラム設定器X
の内容をアキユムレータに読込み、次にそのアキユムレ
ータの内容で示される番号のプログラムを外部記憶装置
22からRAM6に読込み、それを先頭から実行する。
上記プログラム番号設定器Xには、後処理モード用プロ
グラムの番号が設定されている。また、上述したモード
切り換え指令によつて第5図の処理Cのルーチン(26
)が実行されるとまずプログラム番号設定器Yの内容を
アキュムレータに読込み、次にそのアキユムレータの内
容で示される番号のプログラムを外部記憶装置22から
RAM6に読込み、それを先頭から実行する。上記プロ
グラム番号設定器Yには、自動支払機モード用プログラ
ムの番号が設定される。なお、外部記憶装置22として
は例えばカセツトテープを記録媒体とするものが用いら
れるが、勿論それに限定される訳ではない。また、上記
2種のプログラム切り換え方式も実施例として説明した
ものに限定されず、各種の方式で同様の機能を実現でき
るものである。《6.発明の効果》 以上詳細に説明したように、本発明に係る取引処理装置
にあつては、次のような効果を奏する。
(1)真に係員を必要とする前処理のみを係員が係員側
装置を操作しながら行ない、一方顧客の操作を任せるこ
とができる単純かつ画一的な後処理を顧客側装置にて顧
客が行ない、顧客の操作による後処理が遅くても、係員
操作による前処理は次々と複数の顧客の操作について進
めることができるため、係員介在による融通性に富む処
埋を極めて高能率にこなすことができ、銀行等の窓口業
務の大幅な能率向上が実現できる。(2)取引データは
操作に慣れている係員によつて入力されるため、入カミ
スも少く、入力操作が速やかに行なわれる一方、顧客は
取引データを入力する必要がなく、通帳を挿入するだけ
で通帳印字が行なわれて取引が完了するとともに、取引
が出金の場合には、既に係員が入力したデータに基づい
て貨幣の放出が行なわれ、顧客操作は非常に簡単になる
ため、取引に要する処理時間が短縮される。(3)本願
装置は通帳の存在を前提とし、通帳を直接用いることに
より、未記帳のデータのふくらみ(多量になること)を
防止できるので、コンピユータを効率的に利用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例による取引処理装置の全体の
ブロツク図、第2図は銀行等における本装置の各機器の
配列例を示す平面図、第3図は顧客側装置の本体外観を
示す斜視図、第4図はCPU1によつて実行されるプロ
グラムの構成を表すフローチヤート、第5図はCPU2
によつて実行される後処理モード用プログラムの構成を
表すフローチヤート、第6図はRAM4の主要なデータ
エリアマツプ、第7図はRAM6の主要なデータエリア
マツプ、第8図は第4図における入力処理ルーチンの詳
細を係員操作と組み合わせて表したフローチヤート、第
9図は第5図における取引出力制御ルーチンの詳細を顧
客操作と組み合わせて表したフローチヤート、第10図
は第5図に於ける機器チエツクルーチンを部分的に詳細
に表したフローチヤート、第11図は番号票の平面図で
ある。 A・・・・・・係員側装置、1・・・・・・CPU、3
・・・・・・ROM1 4・・・・・・RAM1 7・
・・・・・表示装置、8・・・・・・プリンタ、9・・
・・・・キーボード、10・・・・・・通帳読取器、1
1・・・・・・ビルチエツカ、B・・・・・・顧客側装
置、5・・・・・ROM1 6・・・・・・RAM、1
2・・・・・・伝送制御装置、13・・・・・・通帳処
理装置、14・・・・・・紙幣放出装置、15・・・・
・・硬貨放出装置、16・・・・・・案内表示装置、1
7・・・・・・カード読取器、18・・・・・・伝票発
行機、19・・・・・・キーボード、20・・・・・・
内部パネル制御装置、21・・・・・・外部パネル制御
装置、22・・・・・・外部記憶装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 通帳読取器およびキーボードを含む係員用の取引デ
    ータ入力装置と、この入力装置による入力内容等を表示
    する係員用表示装置と;上記入力装置によつて入力され
    た取引データが書込まれる第1のメモリと、上記入力装
    置によつて入力完了した第1のメモリ中の取引データが
    転送されてくる第2のメモリと、この第2のメモリに格
    納された上記取引データを中央装置に送信するとともに
    、これに応答して該中央装置から返送される返送データ
    を第2のメモリの他のエリアに格納し、かつその返送デ
    ータの少くとも上記取引データの有効性の判定結果を上
    記係員用表示装置に表示させる交信制御手段と、第2の
    メモリ中の上記取引データ及びこれと対をなす上記返送
    データが転送されてくる第3のメモリと;通帳読取器及
    び通帳印字機を含む顧客用の通帳処理装置と、この通帳
    処理装置と併設された顧客用の現金放出装置及び案内表
    示装置と;上記通帳処理装置に通帳が挿入されたのを受
    けて、通帳読取器で読み取られた通帳データと第3のメ
    モリ中のデータとを比較し、その結果所定の一致が検出
    されたとき、この第3のメモリ中のデータ内容に応じて
    上記通帳印字機及び上記現金放出装置を作動させる取引
    出力制御手段と、この取引出力制御手段による処理終了
    に応動して第1のメモリ、第2のメモリ及び第3のメモ
    リ間のデータ転送を行なう転送制御手段とを備えてなる
    取引処理装置。
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