JPH01149191A - 現金自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、顧客の操作に応じて、入金取引、出金取引、
残高前、会等の各種現金取引処理を行う現金自動取引装
置、特に、自動車などに搭載されて、業務ロケーシツン
の移動を要求される現金自動取引装置に関する。

〔従来の技術〕

一般に、現金自動取引装置は、取引処理が行われた場合
センターコンピュータへ上げる取引データに端末固有の
識別番号を入れて、センターコンピユータから見たとき
、どの端末での取引処理かを判別できるようにしている
。

このような現金自動取引装置は、一般には特定の場所に
固定設置されて使用されるものであるが・近年、自動車
などに搭載されて、頻繁に業務ロケーションの移動を行
うものが登場しており、この場合、識別番号が移動先毎
に異なるのが通常である。

第５図はこの種の現金自動取引装置の従来例を示すブロ
ック図である。

図において１は制御部であり、該制御部１は内ｉするマ
イクロプロセッサにより種々の制御を行うものである。

２は通帳制御部であり、該通帳制御部２は制御部ｌから
の指示で通帳を通帳挿入返却口３より取り込み、印字位
置をセットし、通帳プリンタ４により、取引の明細を通
帳上に印字する。

５はカード制御部であり、該カード制御部５は制御部ｌ
からの指示でカードをカード挿入返却口６から取り込み
、カードリーダライク７によりカードの磁気ストライブ
上の情報を読み取り、これを制御部ｌへ送る。

８は操作盤制御部であり、該操作盤制御部８はファンク
シッンキー、テンキー、確認キー及び取消キー等より構
成される入力操作キー９の入力情報を制御部１に送り、
制御部１の指示で、操作誘導表示部１０の両面を変え、
顧客に操作の誘導を行う。

１１は現金処理制御部であり、該現金処理制御部１１は
前記制御部１からの指示で、入金の場合は、入出金口１
２を開き、紙幣の投入を待つ。投入されると入出金口１
２を閉じ、鑑別計数部１３で紙幣を鑑別・計数し入金金
額を制御部へ送る。

制御部ｌより取引成立の指示があると、紙幣をそれぞれ
金庫１４へ収納する。

出金の場合は、紙幣を顧客の要求するだけ金庫１４より
繰り出して計数し入出金口１２を開いて、顧客に支払う
。

１５はレシート制御部であり、該レシート制御部１５は
制御部１の指示でレシートプリンタ１６により取引の明
細をレシート上に印字し入出金口１２へ送出する。

１７は識別番号設定スイッチ群で、該識別番号設定スイ
ッチ群１７は制御部！内のプリント基板上に直結して実
装されている。

１８はセンタコンピュータ１９と本装置を接続するイン
ターフェース制御部である。

以上の構成により、顧客の操作に応じて、入金取引、出
金取引、残高照会等の各種現金取引処理を行うとともに
、制御部１は識別番号設定スイッチ群１７に設定した情
報を読みに行き、これを取引記録の１データとして図示
しないセンターコンビ、ｉ−り１９に送っていた。

また、装置を自動車などに搭載して、業務ロケーション
の移動を行った際は、係員が装置を開番すで内部の識別
番号設定スイッチ群１７にお＆Ｎで移動先の設定番号を
設定し直していた。　　。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上述した構成の従来技術によれば、識別
番号設定スイッチ群が装置内部にあるため、切り換えの
操作のため装置の内部を開かねばならず、設定操作が煩
雑であるとともに、保守の面から操作係員を限定しなく
てはならず、移動による運用効果が充分に発揮出来ない
という問題があった。

また、識別番号設定スイッチ群は通常識別番号の桁数に
対応して設けてあり、一方識別番号は銀行番号、支店番
号１機械番号等の要素を包括するため桁数が多いもので
あり、設定操作が煩雑であるとともに、誤設定が発生し
易いという問題があった。

本発明は、以上の問題点に鑑み、装置外部より操作が行
える構成を得て、操作係員を限定する必要がない現金自
動取引装置を実現することを目的とする。

本発明は、さらに、マニュアル入力を不要とする構成を
得て、識別番号の設定操作が容易で、誤設定の発生の無
い現金自動取引装置を実現することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明は、カード上に識別番
号情報を搭載し、これを装置に読ませて識別番号を設定
するようにする。

すなわち、本発明は、顧客の保有するカードの磁気スト
ライプ上の情報を読み取るカードリーダと、該カードリ
ーダで読み取った情報より、カードの種別、顧客の真偽
１口座番号等を判別する判別手段を有し、顧客の操作に
応じて、入金取引。

出金取引、残高照会等の各種現金取引処理を行うととも
に、装置固有の識別番号を読み取り・書き込み可能に格
納する識別番号オｈ納手段を有し、該識別番号格納手段
に識別番号を入力して、これを取引処理時、取引記録の
１データとして利用する現金自動取引装置において、前
記カードの磁気ストライプ上に、識別番号設定カードで
あるか否かの情報を書き込む識別番号設定用カード判別
エリアと、識別番号を♂き込む識別番号エリアとを設け
、カード挿入があると、前記カードリーダが磁気ストラ
イプ上の情報を読み取り、識別番号設定用カード判別エ
リアの情報により前記判別手段が当該カードが正規の識
別番号設定カードであると判定すると、識別番号エリア
の情報を前記識別番号格納手段に格納し、かつ装置既存
の出力表示手段により、識別番号に格納した情報を出力
表示して係員の確認を促すことを特徴とする。

〔作　　用〕

以上の構成により、本発明は、識別番号設定時、係員が
識別番号設定用カードを挿入すると、カードリーダが磁
気ストライプ上の情報を読み取り、識別番号設定用カー
ド判別エリアの情報により判別手段が当該カードが正規
の識別番号設定カードであると判定すると、識別番号エ
リアの情報を識別番号格納手段に格納し、かつ装置既存
の出力表示手段により、識別番号に格納した情報を出力
表示して係員の確認を促すことが出来る。

〔実　施　例〕

以下図面に従って実施例を説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
同実施例の装置外観を示す斜視図であ゛す、まず第２図
より説明をする。

図において２０は装置の筐体であり、その正面上部の接
客部には以下の構成要素が設けられている。

まず、２１は預金通帳の挿入及び返却を行う通帳挿入返
却口で、その奥には通帳記帳機が配置されており、金融
機関から顧客に発行された通帳が、取引時にこの通帳挿
入返却口２１より挿入□されると、該通帳に取引内容を
記帳し、取引が終了すると、通帳を通帳挿入返却口２１
から顧客へ返却するようになっている。

２２はカード挿入返却口で、このカード挿入返却口２２
の奥にはカードリーダライタが設けられており、金融機
関から顧客に発行されたカードがカード挿入返却”口２
２より挿入されると、該カードに書き込まれているデー
タを読み取るようになっている。

２３は取引情報表示部で、この取引情報表示部２３に現
在指定されている取引内容、例えば「お引き出し」、「
ご入金」、「通帳記入」等が表示されるようになってい
る。

２４は装置の状態つまり取扱いまたは使用中止の状態を
表示する状態表示部である。

２５はＣＲＴデイスプレィによる操作誘導表示部で、操
作の手順を順次表示するものであり、接客モードの時は
顧客が、保守モードの時は係員がこの操作誘導表示部２
５に表示された手順に従って以下に述べる各キーを操作
することができる。

２６は項目選択の入力を行うファンクションキー、２７
は置数人力を行うテンキー、２８は処理続行を承認した
とき押下するＴＩｉ認キー、２９は処理を中止するとき
に押下する取消キー、３０はこれらの各キーを配置する
操作盤である。

３１は筐体２０内に組み込まれた現金入出金機構に対応
する入出金口で、顧客が入金紙幣の投入や支払い紙幣の
受取りを行うための部位であると同時に、入金紙幣を返
却する返却口、さらにはレシート発行口としても機能す
るようになっている。

第３図は本実施例で用いるカードの磁気ストライプの構
成を示す説明図であり、図において３２は磁気ストライ
プ、３２ａは取引に必要な各種情報を書き込むためのオ
ンライン・オフライン項目エリアであり、ここではなに
も書き込まれていない。

３２ｂは既存の予備フィールド項目エリアであり、該予
備フィールド項目エリア３２ｂ内に設けた識別番号設定
用カード判別エリア３２ｃに当該カードが正規の識別番
号設定カードであることを判別させる情報が書き込まれ
、同じく予備フィールド項目エリア３２ｂ内に設けた識
別番号エリア３２ｄに識別番号が書き込まれている。

なお、ひとつのカードにはひとつの識別番号しか書き込
まれず、上述した識別番号設定用カードは識別番号毎に
作成される。

ここで、上記装置は自動車に搭載され業務ロケ−シコン
を移動するものであり、各移動先でのセンタコンピュー
タとの通信は、移動先にあらかじめ用意されている回線
に接続するか、自動車からの衛星通信で行う。

次に上記構成の装置の制御系の構成を第１図に従い説明
する。

図において３３は制御部であり、該制御部３３は内蔵す
るマイクロプロセッサにより種々の制御を行うものであ
る。

３４は通帳制御部であり、該通帳制御部３４は制御部３
３からの指示で通帳を通帳挿入返却口２１より取り込み
、印字位置をセットし、通帳プリンタ３５により、取引
の明細をｊＩｌ帳上に印字する。

３６はカード制御部であり、該カード制御部３６は制御
部３３からの指示でカードをカード挿入返却口２２から
取り込み、カードリーダライタ３７によりカードの磁気
ストライプ上の情報を読み取り、これを制御部３３へ送
る。

３８は操作盤制御部であり、該操作盤制御部３８は第２
図のファンクションキー２６．テンキー２７゜確認キー
２日及び取消キー２９より構成される入力操作キー３９
の入力情報を制御部３３に送り、制御部３３の指示で、
操作誘導表示部２５の両面を変え二提作の誘導を行う。

４０は現金処理制御部であり、該現金処理制御部４０は
前記制御部３３からの指示で、入金の場合は、入出金口
３１を開き、紙幣の投入を待つ。

投入されると入出金口３１を閉じ、鑑別計数部４１で紙
幣を鑑別・計数し入金金額を制御部へ送る。

制御部３３より取引成立の指示があると、紙幣をそれぞ
れ金庫４２へ収納する。

出金の場合は、紙幣を顧客の要求するだけ金庫４２より
繰り出して計数し入出金口３１を開いて、顧客に支払う
。

４３はレシート制御部であり、該レシート制御部４３は
制御部３３の指示でレジ−Ｉ・プリンタ４４により取引
の明細をレシート上に印字し入出金口３１へ送出する。

４５は制御部３３に設けた識別番号格納手段々しての識
別番号メモリであり、該識別番号メモリ４５は装置固有
の識別番号を読み取り・吉き込み可能に格納する。

なお、識別番号メモリ４５の記す、２内容の原木は外部
記憶装置４６に格納され、装置立ち−Ｌげ時に呼び出さ
れるとともに、書き換えが生じた場合は外部記憶装置４
６の記憶内容も書き換えられる。

４７はセンタコンピュータ４日と本装置を接続するイン
ターフェース制御部である。

以上の構成により、顧客の操作に応じて、入金取引、出
金取引、残高照会等の各種現金取引処理を行うとともに
、制御部３３で識別番号メモリ４５より識別番号を読み
取り、これを取引処理時、取引記録の１データとしてセ
ンタコンピュータ４８に送る。

本実施例の、取引処理動作は既知のものと同様なので、
その詳細な説明は省略する。

ここで、業務ロケ−シコンの移動等ζこより識別番号の
変更が生じた場合、係員は識別番号の設定操作を行う。

以下、本実施例の識別番号の設定動作をフローチャート
を用いて説明する。

第４図は本実施例の識別番号設定処理動作を示すフロー
チャー１・である。

Ｓｌ：　まず、カード挿入返却口２２にカードが挿入さ
れると、図示せぬセンサによりこれを検知してＳ２に進
む。

Ｓ２．　カードリーダライタ３７がカードの磁気Ｘ）５
イブ３２の情報を読み取り制御部３３へ送る。

Ｓ３：　制御部３３はこの情報に基づき、当該カードが
正規の識別番号設定用カードかを判定し、そうであれば
識別番号情報モードとなりＳ４．進み、そうでなければ
Ｓ５で正規の顧客カードかの判定後、接客モードへ入り
取引処理を開始する。

Ｓ４：　当該カードが識別番号情報を有しているかを判
定し、有していればＳ７へ、そうでなければＳ６へ移行
しカードをカード挿入返却口２２より排出する。

Ｓ７：　制御部３３はカードリーダライク３７で読み取
った識別番号を識別番号メモリ４５に格納する。

Ｓ８：　続いて制御部３３は識別番号メモリ４５に格納
した識別番号を基として外部記憶装置４６内にある銀行
／支店番号の一覧を検索して、当該識別番号を尺体的な
銀行名、支店名８機械番号に変換し、このデータをレシ
ート制御部４３へ送る。

Ｓ９８　レシート制御部４３は設定済の銀行名。

支店名８機械番号をレシートに印字し入出金口３１より
放出する。

３１０：　　係員は受は取ったレシートにより内容を確
認し、誤りがあれば、３１１で取消キー２９を押下して
、３１２で識別番号メモリ４５の内容をクリアする。

ＳＩＯでＴＩｉ認キー２８の押下があると３１３でカー
ドをカード挿入返却口２２より排出しＳｌへ戻り、装置
は操作待ちとなる。

以上が、本実施例の作用である。

なお、本実施例においては、係員の確認方法としてレシ
ート印字を用いたが、操作誘導表示部２５に両面表示し
てｆ！認を求めてもよい。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明した如く、本発明によれば、顧客の保有
するカードの磁気ストライブ上の情報を読み取るカード
リーダと、該カードリーダで読み取った情報より、カー
ドの種別、顧客の真偽２口座番号等を判別する判別手段
を有し、顧客の操作に応じて、入金取引、出金取引、残
高照会等の各種現金取引処理を行うとともに、装置固有
の識別番号を読み取り・古き込み可能に格納する識別番
号格納手段を有し、該識別番号格納手段に識別番号を入
力して、これを取引処理時、取引記録の１データとして
利用する現金自動取引装置において、前記カードの磁気
ストライプ、Ｉ：、に、識別番号設定カードであるか否
かの情報を書き込む識別番号設定用カード判別エリアと
、識別番号を書き込む識別番号エリアとを設け、カード
挿入があると、前記カードリーダが磁気ストライブ上の
情報を読み取り、識別番号設定用カード判別エリアの情
報により前記判別手段が当該カードが正規の識別番号設
定カードであると判定すると、識別番号エリアの情報を
前記識別番号格納手段に格納するので、装置外部より挿
入されたカードより識別番号情報を入力し設定すること
ができる。

これにより、装置外部からの識別番号の設定操作が可能
となり、操作係員の限定する必要が無くなり、保守員等
の出頭を必要とせず、装置の移動先の係員が識別番号設
定操作を行える現金自動取引装置を実現するという効果
がある。

さらに、本発明によれば、カード読み取りが情報入力と
なるので、マニュアル入力が不要となり、識別番号の設
定操作が容易で、誤設定の発生の無い現金自動取引装置
を実現するという効果がある。

さらに、本発明によれば、装置既存の出力表示手段によ
り、識別番号に格納した情報を出力表示して係員の１１
認を促すので、人間の目を介したチｙ、　７りも行え、
例えば、間違ったカードを挿入することにより生ずる誤
設定等の防止が行える。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の制御構成を示すブロック図
、第２図は同実施例の外観斜視図、第３図は同実施例の
カードの磁気ストライプブの構成を示す説明図、第４図
は同実施例の動作を示すフローチャート、第５図は従来
例の制御構成を示すブロック図である。 ２２・・・カード挿入返却口 ２５・・・操作誘導表示部 ２日・・・確認キー ３３・・・制御部 ３２Ｃ・・・識別番号設定用カード判別エリア３２ｄ・
・・識別番号エリア ３７・・・カードリーダライタ ４０・・・現金処理制御部 ４５・・・識別番号メモリ 特　許　出　願　人　　沖電気工業株式会社代　　　理
　　　人　　弁理士　金倉喬二本実施例の外観斜視図 紬　２　国

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、顧客の保有するカードの磁気ストライプ上の情報を
   読み取るカードリーダと、 該カードリーダで読み取った情報より、カードの種別、
   顧客の真偽、口座番号等を判別する判別手段を有し、 顧客の操作に応じて、入金取引、出金取引、残高照会等
   の各種現金取引処理を行うとともに、装置固有の識別番
   号を読み取り・書き込み可能に格納する識別番号格納手
   段を有し、 該識別番号格納手段に識別番号を入力して、これを取引
   処理時、取引記録の１データとして利用する現金自動取
   引装置において、 前記カードの磁気ストライプ上に、識別番号設定カード
   であるか否かの情報を書き込む識別番号設定用カード判
   別エリアと、識別番号を書き込む識別番号エリアとを設
   け、 カード挿入があると、前記カードリーダが磁気ストライ
   プ上の情報を読み取り、識別番号設定用カード判別エリ
   アの情報により前記判別手段が当該カードが正規の識別
   番号設定カードであると判定すると、識別番号エリアの
   情報を前記識別番号格納手段に格納し、 かつ装置既存の出力表示手段により、識別番号に格納し
   た情報を出力表示して係員の確認を促すことを特徴とす
   る現金自動取引装置。