JPS5941791Y2 - ポツトにおける蓋体ロツク装置 - Google Patents

ポツトにおける蓋体ロツク装置

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JPS5941791Y2
JPS5941791Y2 JP9476781U JP9476781U JPS5941791Y2 JP S5941791 Y2 JPS5941791 Y2 JP S5941791Y2 JP 9476781 U JP9476781 U JP 9476781U JP 9476781 U JP9476781 U JP 9476781U JP S5941791 Y2 JPS5941791 Y2 JP S5941791Y2
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JP
Japan
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lid
pot
operating lever
locking
locking device
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Expired
Application number
JP9476781U
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English (en)
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JPS58731U (ja
Inventor
浩 石田
Original Assignee
タイガー魔法瓶株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はポット本体上部に蓋体を枢着した構造のポット
において蓋体を本体上部に対してロックするための蓋体
ロック装置に関するものである。
例えばエアーポットと称されている従来のこの種のポッ
トにおいては一般に第1図に示すようなロック部材回転
式の蓋体ロック装置が採用されている。
この第1図の蓋体ロック装置は、縦長レバー状のロック
部材41を水平ピン42で枢着するとともにロック部材
41下端の係止片43をポット本体1の上部に形成した
ロック受部材30に係脱自在に係止し得るように構成さ
れている。
しかしながらこの回転式のロック部材41を採用した蓋
体ロック装置では、ロック部材41の操作時にその下端
の係止片43が弧回動してロック受部材30に係合又は
離脱するようになっているため、該係合又は離脱を容易
にするためには該係止片43とロック受部材30との間
に若干の上下方向の隙間Sを設けることが必要となって
閉蓋時においてはその隙間Sのために蓋体2が上下にガ
タつき易くなるという問題があるほか、さらにロック部
材41が回動式となっているため、ロック部材41下端
の係止片43とロック受部材30との係合位置が該ロッ
ク部材41の直下方位置に制限されるという問題があっ
た。
又、公知の蓋体ロック装置の中には第2図に示すように
係止片53をもつスライダー状のロック部材51全体を
前後方向にスライドさせることにより該ロック部材51
の下方に形成した係止片53をロック受部材30に保合
又は離脱せしめるようにしたものがあるが、このスライ
ド式の蓋体ロック装置ではロック解除操作時に該ロック
部材51がそのガイド部材55及び押ボタン部54を突
出させるための窓穴56等に接触しつつ摺動するため、
その摩擦抵抗が大きくなって操作が重くなるという問題
があった。
本考案は従来のポットの蓋体ロック装置における上記の
如き問題点に鑑み、蓋体を確実にロックできしかもロッ
ク解除操作を軽快に行うことができるようにしたポット
における蓋体ロック装置を提供することを目的とするも
のであって、ポット本体側のロック受部材に係合する係
合片をもつスライド部材を前後方向に摺動可能とすると
ともに該スライド部材はピンによって枢着した操作レバ
−の回動操作に連動して蓋体のロック又はロック解除方
向に作動し得るようにしたことを特徴とするものである
以下、図示の実施例に基づいて本考案のポットにおける
蓋体ロック装置を説明すると、第3図ないし第5図には
本考案第1実施例の蓋体ロック装置を備えたポットが示
されている。
第3図ないし第5図に示すポットはポンプ注液式に構成
されており、同図において符号1は内部に液容器20を
収容したポット本体、2は蓋体で、該蓋体2はポット本
体1の上部後側において蝶番3によって枢着されている
符号4はポット本体1の外ケース、5は外ケース4の上
部に載置固定された下口部材、6は液容器5内の液体を
外部へ案内するための一連の導液管ユニットで、該導液
管ユニット6は下口部材5の中央部に形成される栓差込
穴5aに嵌装される栓15に下向きの液体汲上管16と
横向きの液体注出管17を取付けて構成している。
符号7及び8はそれぞれ蓋体2及び下口部材5の各前部
に前方に向けて突出形成した上嘴部及び下嘴部、9は蓋
体2内に収容されたベローズ式のエアーポンプ、10は
蓋体2をポット本体1の上部にロックするための蓋体ロ
ック装置で、該蓋体ロック装置10は反蝶番3側に設け
られている。
18はエアーポンプ9の底板、27はポンプ押板を示し
ている。
第3図ないし第5図に示す本考案第1実施例の蓋体ロッ
ク装置10は、水平方向に架設されたピン12によって
垂直面内で回動自在に枢着された操作レバー11と、該
操作レバー11によって前後方向にスライドせしめられ
且つ下部に係止片23を形成したスライド部材21と、
該スライド部材21の係止片23と係合するためのロッ
ク受部材30とによって構成されている。
尚操作レバー11及びスライド部材21は蓋体2側に取
付けられ、又ロック受部材30に下口部材5の下嘴部8
の両側壁8a 、8a内面に前向きに形成されている。
ポンプ底板18の前側には上嘴部7の下面を被覆する突
出部28が一体形成されている。
この突出部28はスライド部材21の支持部材31とな
るものである。
又該突出部28の上面には上方に向けて2枚のブラケッ
ト29.29が突出形成されている。
このブラケッ)29.29は操作レバー11を枢着する
とともにスライド部材21のガイドとして利用するもの
で、該ブラケット29゜29は前後方向に向けて相互に
平行でしかも相互間にスライド部材21をスライド自在
に収容するために必要な所定間隔をもって形成されてい
る。
前記操作レバー11は縦方向に適宜長さをもっており、
その上下方向中間部をピン12によってブラケット29
.29に枢着して取付けている。
この操作レバー11の上端11a側には前側に突出する
押ボタン部14が形成されており、該押ボタン部14は
蓋体2の前面に形成した窓穴26から外方に突出せしめ
ている。
又、この操作レバー11はフックバネ13によってその
上端11a側が前側に下方部が後側に回動する如く付勢
されている。
前記スライド部材21は、矩形の基板22の下方に前記
ロック受部材30と係合可能な係止片23を一体形成す
るとともに基板22の上面に操作レバー11の下端11
bを嵌入させるための嵌合部24を形成して構成してい
る。
このスライド部材21の係止片23はポンプ底板18の
前側突出部28に形成した穴19から下方に突出せしめ
られており、ロック受部材30に対して前側から係合す
るようになっている。
又、スライド部材21の嵌合部24は2条の突条25,
25を並設して形成されており、その2条の突条25,
25の間に形成された溝25a内に操作レバー11の下
端11bを嵌入させている。
このスライド部材21は、ポンプ底板18の前側突出部
28上でしかも2枚のブラケット29.29間に配設さ
れていて、該ブラケット31,31によってガイドされ
つつポンプ底板突出部28の上面で前後方向にのみスラ
イドし得るようになっている。
尚、このスライド部材21はその上面の嵌合部24に操
作レバー11の下端11bが上方から嵌合しているので
、該スライド部材21は操作レバー11によってその前
後方向の移動が規制され、しかも上下方向にも移動しな
いようになっている。
次に上記第1実施例の蓋体ロック装置10の作用を説明
すると、蓋体2の閉蓋時には、操作レバー11がフック
バネ13によって左回転方向(第3図の状態において)
に付勢されているため、スライド部材21も該操作レバ
ー11によって後側に向けて付勢されてその係止片23
がロック受部材30に係合して蓋体2を確実にロックし
ている(第3図の状態)。
モして開蓋時には、第5図に示すように操作レバー11
の押ボタン部14を押圧すると、操作レバー11が右回
転方向に回動するとともに該操作レバー11によってス
ライド部材21が前側に向けてスライドせしめられ、ス
ライド部材21の係止片23力釦ツク受部材30から外
れて蓋体2が開放可能となる。
第6図ないし第8図にはそれぞれ本考案の第2ないし第
4実施例の蓋体ロック装置が示されている。
第6図に示す本考案第2実施例の蓋体ロック装置10で
は、操作レバー11を回動自在に支持するためのブラケ
ット29,29及びスライド部材21を前後方向にスラ
イド自在に支持するための支持部材31をそれぞれ蓋体
2側に形成している。
即ち、蓋体2の上嘴部7の下面にスライド部材21の基
板22をガイドするための横向きのガイド溝32を形成
して、該ガイド溝32にスライド部材基板22を嵌入さ
せることによってスライド部材21を蓋体2側に支持せ
しめるようにしている。
第7図に示す本考案第3実施例の蓋体ロック装置では、
スライド部材21を支持するために蓋体2とは別個の部
材からなる支持部材33を使用しており、スライド部材
21が該支持部材33によって支持及びガイドされて前
後方向にスライドし得るようにしている。
尚この第3実施例では、ロック受部材30は下嘴部8の
先寄り部に形成し且つスライド部材21の係止片23も
前方に延出させて形成して両者の係合を嘴部の先寄り部
分で行うようにしている。
第8図に示す本考案第4実施例の蓋体ロック装置では、
スライド部材21を蓋体2の上嘴部7下面と、蓋体2と
は別個の部材からなる支持部材34の間で支持させるよ
うにしている。
続いて本考案の効果を説明すると、本考案のポットにお
ける蓋体ロック装置は次のような効果がある。
(1)水平方向に架設されたピン12によって枢着した
操作レバー11の回動操作によってスライド部材21が
前後方向にスライドして蓋体2をロック又はロック解除
し得るようにしているので、その操作時にはスライド部
材21のみがその支持部材に対して接触した状態で摺動
することとなり、公知の蓋体ロック装置(第2図)のロ
ック部材51に比べてその摩擦部分が少なくなって軽快
に操作することができる。
(2)スライド部材21が前後方向にスライドして蓋体
2をロック又はロック解除し得るようにしているので、
操作部材(操作レバー11)が回動式のものであっても
スライド部材21の係止片23とロック受部材30との
間に上下方向の隙間(第1図、符号S)を設けなくても
よく、従ってその係合が確実となって閉蓋時に蓋体2が
ガタつくことがない。
(3)操作部材(操作レバー11)が回動式のものであ
っても、スライド部材21の係止片23とロック受部材
30との係合位置が操作部材(操作レバー11)の直下
位置に制限されることなくそのポットの構造に応じて該
係合位置を前後方向にずらせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ従来のポットにおける蓋体
ロック装置の縦断面図、第3図は本考案第1実施例の蓋
体ロック装置を備えたポットの縦断面図、第4図は第3
図のIV−IV断面図、第5図は第3図の蓋体ロック装
置の作用説明図、第6図ないし第8図は本考案の第2な
いし第4実施例にかかる蓋体ロック装置の縦断面図であ
る。 1・・・・・・ポット本体、2・・・・・・蓋体、10
・・・・・・蓋体ロック装置、11・・・・・・操作レ
バー 11a・・・・・・操作レバー上端、itb・・
・・・・操作レバー下端、12・・・・・・ピン、13
・・・・・・バネ、21・・・・・・スライド部材、2
3・・・・・・係止片、30・・・・・・ロック受部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に液容器20を収容してなるポット本体1の上部に
    載置される蓋体2をその後部において枢着ししかもその
    前部を前記ポット本体1に対して開閉自在にロックし得
    るようにしたポットにおいて、前記蓋体2側に、水平方
    向に架設されたピン12によって垂直面内で枢動自在の
    状態で枢着され且つ上端11a側を前記蓋体2外に突出
    せしめる如くして装着した操作レバー11と、該操作レ
    バー11の下端11b側と係合して該操作レバー11の
    枢動によって前後方向にスライドし得る如くされしかも
    前記ポット本体1の上部に形成したロック受部材30と
    係合可能な係止片23をもつスライド部材21とを設け
    るとともに、前記スライド部材21をバネ13によって
    前記係止片23が前記ロック部材30と係合する方向に
    付勢したことを特徴とするポットにおける蓋体ロック装
    置。
JP9476781U 1981-06-24 1981-06-24 ポツトにおける蓋体ロツク装置 Expired JPS5941791Y2 (ja)

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JP9476781U JPS5941791Y2 (ja) 1981-06-24 1981-06-24 ポツトにおける蓋体ロツク装置

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Publication Number Publication Date
JPS58731U JPS58731U (ja) 1983-01-06
JPS5941791Y2 true JPS5941791Y2 (ja) 1984-12-04

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ID=29889687

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