JPH09301396A - 収納ケース - Google Patents

収納ケース

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Publication number
JPH09301396A
JPH09301396A JP8143652A JP14365296A JPH09301396A JP H09301396 A JPH09301396 A JP H09301396A JP 8143652 A JP8143652 A JP 8143652A JP 14365296 A JP14365296 A JP 14365296A JP H09301396 A JPH09301396 A JP H09301396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
locking plate
container body
locking
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8143652A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadatoshi Aiba
忠敏 相場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Beam Kk I
I BEAM KK
Original Assignee
Beam Kk I
I BEAM KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Beam Kk I, I BEAM KK filed Critical Beam Kk I
Priority to JP8143652A priority Critical patent/JPH09301396A/ja
Publication of JPH09301396A publication Critical patent/JPH09301396A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器体と蓋体からなり、容器体に設けた係止
板の煽り回動操作で蓋体を係止する収納ケースに於い
て、分離開披の他に蓋体の非分離開披(煽り開披)も実
現する。 【解決手段】 一方の係止板4に蓋体2との間に、蓋体
側に設けた突出部51及び連結板部52と、係止体側に
設けた連結板部54の背面側に侵入する連結部572を
有するスライド体57及びスライド体57の装着する覆
い部54とで構成した連結解除機構を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂製の箱体に、適宜
な蓋体を被冠して、工具や、各種道具類や小物類を収納
整理したり運搬に供するための収納ケースに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】収納ケースは一般に容器体に蓋体を被冠
した場合には、蓋体の不用意な開披を防止するため、適
宜な係止機構を付設している。最も多用されているの
は、容器体側に煽り板状の係止板を設け、蓋体を係止す
る手段である。前記の係止板によるフック機構を両側に
備えずに一側のみに備え、他側には蝶番連結としている
構造のケースも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】蓋体を両側方に設けた
係止機構(フック機構)で容器体に装着する収納ケース
は、蓋体開披時に蓋体と容器体とが必ず分離状態とな
り、大型の物品の出し入れには便利であるが、小物の出
し入れ操作では蓋体をわざわざ外さなければならない繁
雑さがある。
【0004】また一側を蝶番連結したものは、小物の出
し入れ操作は容易であるが、大型物品の出し入れに際し
て蓋体が邪魔になる場合がある。また蝶番部分が分離で
きる構造のものが知られているが、これは蝶番の軸部分
を分離させる構造となり、蝶番分離着脱操作が面倒であ
る。そこで本発明は、ケースの両側に係止構造を採用す
ると共に、係止構造の掛止板に連結着脱機構を設けて、
従前ケースの各短所を解決したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る収納ケース
は、容器体と容器体に被冠する蓋体とを備え、容器体の
両側方に両端下部を枢支し、上部に蓋体係止部を形成し
た煽り板状の係止板を設けると共に、少なくとも一側の
係止板と蓋体とを連結解除自在とした連結着脱機構を設
けてなることを特徴とするものである。
【0006】従って一方の係止板と蓋体との連結状態と
しておくと、他方の係止板の係止解除で蓋体が煽り状に
開被され、また係止板と蓋体との連結を解除しておく
と、両方の係止板の係止解除で蓋体が容器体と分離状態
となって開披される。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態について説
明する。本発明の実施形態に示した収納ケースは、従前
の収納ケースと同様に樹脂製の容器体1と、容器体1に
被冠する蓋体2を備え、容器体1と蓋体2とロックする
端面コ状の長尺板状である係止板3,4を、容器体1の
両側方に設けたものである。
【0008】即ち容器体1の両側面の前後位置に軸孔1
1を穿設した軸受板12を対設し、且つ下部に軸受凹部
を有する軸支持板13を軸受板12間に突設してなり、
係止板3,4の各下端に設けた軸部31,41の両端を
軸孔11に装着し、中間の軸部(軸支持板13の形成位
置に対応する箇所に設けた軸支持板13が嵌入する孔部
32,42の下方部分)を、軸支持板13の軸受凹部と
当接して、係止板3,4を煽り回動自在とし、係止板
3,4の各上方の鉤状係止部33,43を容器体1に被
冠状態の蓋体2の側縁上部に係止可能に設けたものであ
る。
【0009】そして本発明は特に、前記の収納ケースに
於いて、一方の係止板4と、蓋体2との間に連結着脱機
構5を設けたことが特徴である。この連結着脱機構5
は、蓋体2における係止板4で覆われる箇所の側面に、
係止板4の裏面方向に突出する突出部51並びに突出部
51先端の上下方向に張り出した連結板部52とを形成
し、係止板4の裏面の前記突出部51及び連結板部52
と対応する箇所に、係止板と間で平行な扁平溝53が形
成され且つ両側が開口している覆い部54を設ける共
に、覆い部54に連結板部51の侵入を可能とした開口
部55を形成し、更に覆い部54の係止板表面側は大き
く開口して操作孔56としてなる。
【0010】また前記覆い部54内にスライド自在に装
着するスライド体57を備えたもので、スライド体57
は、覆い部54の開口部55から侵入する連結板部52
が入り込むことができる凹部571と、凹部571の前
後一方側の上下縁から凹部571の開口部分を狭くする
ように突出させて、スライド体57のスライド操作で連
結板部52の背面側に差し入れられる連結部572と、
係止板部の表面に形成された操作孔56からのスライド
体57の外部操作を可能とした操作部573とを備えて
いるものである。
【0011】しかして前記の連結着脱機構5は、係止板
4が蓋体2に係止した状態で、スライド体57のスライ
ド操作で着脱が実施されるものである。即ち係止板4が
蓋体2に係止した状態では、突出部51が開口部55を
通して凹部571内に突出して、連結板部52が凹部5
71内に位置している。そこで操作孔56から外部に露
出しているスライド体57の操作部573をスライド操
作すると、連結部572が連結板部52の背面側に位置
したり、若しくは背面位置より外れる箇所に位置するこ
とにより、前者の状態では蓋体2と係止板4が連結状態
となり、係止板4の係止解除操作(煽り操作)を行って
も、係止板4は動作しない。また後者では係止板4の係
止解除操作(煽り操作)を行うと、係止板4での係止
は、解除されることになる。
【0012】従って係止板4と蓋体2とを非連結状態と
しておくと、両係止板3,4の係止解除操作で、図2に
例示する通り、従前の収納ケースと同様に、蓋体2を容
器体1と分離状態で開披することができ、物品の出し入
れ作業が容易になる。また係止板4と蓋体2とを連結状
態としておくと、係止板3の係止解除操作で、図4に例
示する通り蓋体2の一側が蝶結されている状態の容器と
同様な蓋体開披がなされ、小物の出し入れのように、物
品の出し入れ操作が簡単な場合に、蓋体2が容器体と分
離せずに蓋体2の開閉操作が容易になる。
【0013】尚実施携帯では、容器体の長手方向の側面
部分に係止板を設けているが、勿論短手方向の側面部分
に係止板を設けても良いことは云うまでもない。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、容器体の両側に
設けた係止板の煽り操作によって、蓋体との係止並びに
係止解除を行う収納ケースに於いて、特に一方の係止板
に蓋体との連結解除機構を設けたもので、蓋体の開披状
態を、分離開披と煽り開披との選択ができ、より使い易
くしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体斜視図。
【図2】同蓋体の分離開披状態の正面図。
【図3】同係止板箇所の断面図。
【図4】同蓋体の煽り開披状態の正面図。
【図5】同係止板箇所の断面図(連結着脱機構)。
【図6】同連結着脱機構の分解斜視図。
【図7】同連結着脱機構を具備した係止板の開披平面
図。
【図8】同連結着脱機構を具備した係止板の起立正面
図。
【図9】同連結着脱機構の連結状態の説明図。
【符号の説明】
1 容器体 11 軸孔 12 軸受板 13 軸支持板 2 蓋体 3,4 係止板 31,41 軸部 32,42 孔部 33,43 鉤状係止部 5 連結着脱機構 51 突出部 52 連結板部 53 扁平溝 54 覆い部 55 開口部 56 操作孔 57 スライド体 571 凹部 572 連結部 573 操作部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器体と容器体に被冠する蓋体を備え、
    容器体の両側方に両端下部を枢支し、上部に蓋体係止部
    を形成した煽り板状の係止板を設けると共に、少なくと
    も一側の係止板と蓋体とを連結解除自在とした連結着脱
    機構を設けてなることを特徴とする収納ケース。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の収納ケースに於いて、係
    止板で覆われる蓋体の側面に、係止板の裏面側に突出せ
    しめた突出部並びに突出部先端の上下方向に張り出した
    連結板部とを形成し、係止板の裏面の前記突出部及び連
    結板部と対応する箇所に、係止板と間で平行な扁平溝が
    形成され且つ両側が開口している覆い部を設けると共
    に、覆い部に連結板部の侵入を可能とした開口部を形成
    し、覆い部内にスライド自在に装着されると共に、覆い
    部内に侵入した連結板部の背面側にスライド操作で差し
    入れられる連結部を備え、且つ係止板部の表面に形成さ
    れた操作孔より外部からのスライド操作を可能とした操
    作部を有するスライド体を設けて着脱連結機構としたこ
    とを特徴とする収納ケース。
JP8143652A 1996-05-13 1996-05-13 収納ケース Pending JPH09301396A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8143652A JPH09301396A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 収納ケース

Applications Claiming Priority (1)

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JP8143652A JPH09301396A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 収納ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09301396A true JPH09301396A (ja) 1997-11-25

Family

ID=15343778

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JP8143652A Pending JPH09301396A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 収納ケース

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JP (1) JPH09301396A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014118161A (ja) * 2012-12-13 2014-06-30 Toyo Giken Kk 電気機器収納箱及び箱一体型電気機器
KR20190027344A (ko) * 2017-09-06 2019-03-14 인터내셔널 쿡웨어 주방용품
CN112652855A (zh) * 2019-10-09 2021-04-13 莫列斯有限公司 电池连接模块

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KR20190027344A (ko) * 2017-09-06 2019-03-14 인터내셔널 쿡웨어 주방용품
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