JPH1054717A - 測量機のバッテリパック着脱機構 - Google Patents

測量機のバッテリパック着脱機構

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JPH1054717A
JPH1054717A JP8210842A JP21084296A JPH1054717A JP H1054717 A JPH1054717 A JP H1054717A JP 8210842 A JP8210842 A JP 8210842A JP 21084296 A JP21084296 A JP 21084296A JP H1054717 A JPH1054717 A JP H1054717A
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horizontal lever
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロック機構をもつ装脱着容易なバッテリパッ
ク着脱機構の提供。 【解決手段】 バッテリパック1の上部に設けた上下レ
バー7と、上下レバー7に組み付けた係合凸部11をも
つ係合体8と、係合凸部11をバッテリパック収納部3
の係合凹部21に係合させる係止ばね9とを備え、係合
凸部11が係合凹部21に係合してバッテリパック1が
抜け止めされ、上下レバー7を押し下げて凹凸係合を外
して、バッテリパック1を取り外すバッテリパック着脱
機構である。上下レバー7の下方に、上下レバー7の回
動を阻止するロック機構である水平レバー25を設け、
水平レバー25を回動させて上下レバー7との当接を解
除しないかぎり、上下レバー7の下方への回動ができな
いようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測量機本体に装着
されて測量機の電源となるバッテリパックの着脱機構に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、測量機の電源には、バッテ
リを収納したバッテリパックが利用されている。このバ
ッテリパックは、測量機本体とは別体の構成であり、図
8に示すように、測量機本体の側面に設けられたバッテ
リパック収納部に着脱可能な構成となっている。
【0003】バッテリパックaの下端部には、係止突起
bが設けられ、バッテリパックaの上端部には、係合凸
部c1 を有する上下レバーcが設けられて、係止ばねf
により係合凸部c1 の突出する方向に回転付勢されてい
る。一方、バッテリパック収納部d内には、係止突起
b,係合凸部c1 に対応する係止凹部e,係合凹部d1
が設けられ、係止突起b,係合凸部c1 が係止凹部e,
係合凹部d1 に係合することで、バッテリパックaがバ
ッテリパック収納部d内に装着一体化されている。
【0004】即ち、バッテリパックの装着時は、バッテ
リパック下端突起bを凹部eに係合させて、バッテリパ
ックaをバッテリパック収納部dに押し込むと、上下レ
バーcの係合凸部c1 が係合凹部d1 に係合して、バッ
テリパックaが抜け止めされる。また、バッテリパック
を取り外す時は、係止ばねfのばね力に抗して上下レバ
ーcを指で押し下げると、係合凸部c1 が下降して係合
凹部d1 との係合が外れ、バッテリパックの抜け止めが
解除されて、取り外すことができる。
【0005】しかし前記した構造では、測量中に誤って
上下レバーに触れて上下レバーを押し下げてしまうと、
抜け止めが簡単に解除され、バッテリパックがバッテリ
パック収納部から脱落し、今まで測量したデータが消え
てしまうという危険がある。そこで、従来では、バッテ
リパック収納部の開口縁部に、上下レバーを覆う保護カ
バーを設け、誤って上下レバーを押し下げてしまうこと
がないように工夫されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保護カ
バーを設けた構造では、上下レバーを操作するために
は、いちいち保護カバーを開口する必要があり、操作が
面倒であるばかりか、測量機の外観をも損なうなどの問
題点があった。本発明は、前記従来技術の問題点に鑑み
なされたもので、その目的は、誤って上下レバーに触れ
たとしても、バッテリパックの抜け止めが解除されるこ
とのない測量機のバッテリパック着脱機構を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を解決するため
に、本発明に係る測量機のバッテリパック着脱機構にお
いては、測量機本体に設けられたバッテリパック収納部
と、前記バッテリパック収納部に収納されるバッテリパ
ックと、前記バッテリパックケースの上部に前後に延設
され、バッテリパックケース前面に操作部が露出する上
下方向に回動可能な上下レバーと、前記上下レバーに組
み付けられて、上下レバーと一体に回動し、かつ上下レ
バーに対し上下動し、バッテリパックケース上面に突出
し、バッテリパック収納部に形成された係合凹部と係合
する係合凸部を有する係合体と、前記係合体とバッテリ
パックケース間に介装され、係合凸部が前記係合凹部に
係合する方向に係合体および上下レバーを付勢する係止
ばねと、を備え、前記係止ばねの付勢力によって前記係
合凸部が係合凹部に係合してバッテリパックが抜け止め
され、一方、前記上下レバーを係止ばねの付勢力に抗し
て押し下げることにより、前記係合凸部と係合凹部との
係合が外れてバッテリパックの抜け止めが解除される測
量機のバッテリパック着脱機構であって、前記上下レバ
ーの下方に上下レバーとほぼ直交するように延設され、
上下レバーの下方への回動を阻止する水平回動可能な水
平レバーと、前記水平レバーの回動支点の反対端に設け
られバッテリパックケースの前面に突出する釦と、前記
上下レバー下面に突設された前記水平レバーとの当接部
と、前記水平レバーを上下レバーの当接部下方対応位置
に保持する施錠ばねと、からなるロック機構を設けるよ
うにしたものである。バッテリパックを装着するとき
は、バッテリパックをバッテリパック収納部に押し込
む。このとき、係合体の係合凸部がバッテリパック収納
部周縁に当接し、係止ばねの付勢力に抗し係合体(係合
凸部)がバッテリパックケースおよび上下レバーに対し
押し下げられて、バッテリパックがバッテリパック収納
部に納まる。同時に、係止ばねにより押し上げられた係
合体の係合凸部が係合凹部に係合し、バッテリパックが
抜け止めされる。一方、バッテリパックを取り外すとき
は、表面に突出した釦を押して水平レバーを回動させ、
水平レバーを上下レバー側当接部から離間させてロック
機構を解除するとともに、上下レバーを係止ばねの付勢
力に抗し押し下げて係合凸部と係合凹部との係合を外し
て、バッテリパックの抜け止めを解除し、バッテリパッ
クをバッテリパック収納部から取り出す。即ち、水平レ
バーを回動させてロック機構を解除しない限り、上下レ
バーを押し下げようにも、これができない。また請求項
2においては、請求項1記載の測量機のバッテリパック
着脱機構において、前記上下レバーの当接部および水平
レバーを矩形断面に形成するとともに、ロック機構を解
除すべく水平レバーを所定量回動させたときに、水平レ
バーと前記当接部間の当接が水平レバーの側縁部に沿っ
て同時に解除されるように、上下レバーの当接部の幅
を、水平レバーの回動支点に向かうに従って徐々に狭幅
に形成するようにしたもので、水平レバーが所定量回動
したときの上下レバーの当接部の側縁部と水平レバーの
側縁部とは上下方向に一致し、上下レバーの当接部の一
部が水平レバーに当接して、ロック機構の解除が不完全
となることがない。また請求項3においては、1又は2
記載の測量機のバッテリパック着脱機構において、前記
当接部の後側面とこの後側面に対応する水平レバーの前
側面を、上下レバーの回動中心を中心とする同一円弧面
に形成するようにしたもので、上下レバーの下降時に、
当接部が水平レバーと干渉しない。即ち、当接部の後側
面および水平レバーの対応側面が垂直面で形成されてい
る場合には、上下レバーの下降(回動)に伴って、当接
部と上下レバー回転中心間の水平距離が短くなって、当
接部が水平レバーと干渉する。このため、上下レバーに
は、係止ばねのばね力に加えて、水平レバーの施錠ばね
のばね力も負荷として作用し、それだけ上下レバーを押
し下げにくくなる。しかし、この請求項3では、上下レ
バー側の当接部と水平レバーの縦方向の相対摺動面が上
下レバーの回動中心を中心とする同一円弧面に形成され
ているため、上下レバーの当接部の後側面は、水平レバ
ーの対応前側面と干渉することなく縦方向に摺動する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基ずいて説明する。図1〜図7は、本発明の一実施
例を示すもので、図1は、本発明の一実施例である測量
機のバッテリパック着脱機構の斜視図、図2は、同バッ
テリパック着脱機構のロック機構作動時の縦断面図、図
3は、同バッテリパック着脱機構のロック機構作動時の
平面図、図4は、同バッテリパック着脱機構の要部斜視
図、図5は、同バッテリパック着脱機構のロック機構解
除時の縦断面図、図6は、同バッテリパック着脱機構の
ロック機構解除時の平面図、図7は、上下レバー側当接
部と水平レバーの形状を説明する断面図である。
【0009】これらの図において、バッテリパック1
は、測量機本体2の側面に形成されたバッテリパック収
納部3に装着されて、測量機の電源としての機能を果た
す。バッテリパック1は、合成樹脂製のバッテリパック
ケース12内にバッテリ4を収納したバッテリ収納部5
と、このバッテリ収納部5の上部に設けられた操作部6
とから構成されている。そして、操作部6は、合成樹脂
製の上下レバー7と、係合凸部11を有する合成樹脂製
の係合体8と、この係合体8に作用する係止ばね9と、
ロック機構10とから構成されている。
【0010】上下レバー7は、バッテリ収納部5のケー
ス12の前面13とほぼ面一に配置される操作体14の
背面に、略コの字形の操作杆15が延設された構造で、
この操作杆15の先端付近の両側端には、主軸16,1
6が設けられている。そして、この主軸16,16は、
ケース12に穿設されたU字孔17,17に回動自在に
軸着されている。また、係合体8は、図2,3,4に示
されるように、前記略コの字形の操作杆15の内側に配
置されており、その後端側の側縁は、主軸16,16と
同一軸上に穿設された操作杆15の軸孔23,23に副
軸24,24をもって回動自在に軸着されている。ま
た、係合体8の前端側の側縁の上面には、係合凸部11
が突設され、側縁の下面には、係止部11aが左右側の
方に突設され、この係止部11aが操作杆15の側壁下
面に当接するとともに、係合凸部11がケース上面12
aに形成されている孔12bから上方に突出した構造と
なっている。そして、この係合体8とケース12の操作
部底板18との間には、コイルばねからなる係止ばね9
が装入されており、上下レバー7に対し係合体8を上方
(係合凸部11がケース上面12aから突出する方向)
へ付勢し、かつ係合体8を介し上下レバー7を上方へ付
勢している。従って、上下レバー7をU字孔17を中心
に上下方向へ回動させると、係合凸部11を有する係合
体8も上下レバー7と一体に回動する。さらに、係合体
8は、軸孔23を中心に上下レバー7に対し上下方向に
単独に回動できる。
【0011】バッテリパック1がバッテリパック収納部
3に装着されている状態では、ケース12の下端側で
は、係止突起19がバッテリパック収納部3側の係止凹
部20に係合し、ケース12の上端側では、バッテリパ
ック上面に突出する係合凸部11が係止ばね9の付勢力
によってバッテリパック収納部3側の係合凹部21に係
合し、抜け止めされている。
【0012】バッテリパック1を取り外す際は、後述す
るロック機構10を解除した後、操作体14の上端面の
円弧状に穿った操作面22を指で下へ押すことによつ
て、図5に示すように、上下レバー7および係合体8が
係止ばね9のばね力に抗して主軸16,16を支点に下
方へ回動し、これによって、係合凸部11の係合凹部2
1との係合状態が外れて、すなわち抜け止めが解除され
て、バッテリパック1を取り外すことができる。
【0013】また、バッテリパック1をバッテリパック
収納部3に装着する際には、バッテリパック下端突起1
9を係止凹部20に係合し、バッテリパック1をバッテ
リパック収納部3に押し込む。すると、係合体8の係合
凸部11がバッテリパック収納部3の開口縁に押され、
係止ばね9のばね力に抗して係合体8が副軸24,24
を支点に下方へ回動(上下レバー7に対し係合体8が回
動)し、バッテリパック1をバッテリパック収納部3に
嵌め込むことができる。これは、図2に示す形態で、係
合体8だけが下降した形態となる。そして、係合凸部1
1が係合凹部21に対応した位置となって、係合体8が
係止ばね9のばね力により上方へ回動し、係合凸部11
が係合凹部21に係合し、バッテリパック1が抜け止め
される。
【0014】このように、後述するロック機構10が作
動した状態のまま、バッテリパック1をバッテリパック
収納部3に装着することができる。操作部6に設けられ
ているロック機構10は、水平回動可能な断面矩形状の
水平レバー25と、この水平レバー25の一端に設けら
れた釦26と、上下レバー7の下面に突設された当接部
27と、水平レバー25を所定位置に付勢保持する施錠
ばね28とから構成されている。
【0015】水平レバー25は、操作部底板18に上下
レバー7の操作杆15の基端付近の下を横断するように
配置され、その一端には環状部29を備えている。そし
て、この操作部底板18から垂設された軸30に、前記
の環状部29が回動自在に軸着されて、回動支点を構成
している。また、水平レバー25には、回動支点とは反
対端にケース12の前面13に突出する釦26が設けら
れている。更に、水平レバー25の内側の釦26と対応
する位置には、水平レバー25を上下レバー7の操作体
14方向へ付勢するコイルばねからなる施錠ばね28が
装入されている。そして、上下レバー7の操作杆15の
基端付近に、即ち水平レバー25と対応する位置に断面
矩形状の当接部27が垂設されている。
【0016】また、この当接部27の幅は、水平レバー
25を所定量回動させたときに、水平レバー25と前記
当接部27間の当接の解除が水平レバーの延出方向にお
いて同時に行なわれるように、即ち、図5,6における
符号27aで示す当接部27の後面側の側縁部が回動し
た水平レバー25の前面側の側縁部25aと平行となる
ように、水平レバー25の回動支点に向かうに従って徐
々に狭幅に形成されている。
【0017】以上のように構成した本実施例では、バッ
テリパック収納部3にバッテリパック1が装着されてい
る状態では、施錠ばね28の付勢力によって、水平レバ
ー25が当接部27の真下に位置して当接している。従
って、上下レバー7を押し下げようとしても、当接部2
7が水平レバー25に当たって下方への回動が阻止され
る。即ち、ロック機構が作動した状態にある(図2,図
3参照)。また、バッテリパック1を取り外すときは、
釦26を施錠ばね28のばね力に抗して押して、水平レ
バー25を内側へ回動させて当接部27から離間させ、
上下レバー7を押し下げることが可能な位置に回動させ
る。即ち、ロック機構を解除状態とする(図5,図6参
照)。このロック機構を解除と同時に上下レバー7を押
し下げることによって、係合凸部11の係合凹部21と
の係合を外し、バッテリパック1を取り外すのである。
【0018】従って、バッテリパック1が装着されてい
る時に、誤って上下レバー7に触れたとしても、ロック
機構10が働いて上下レバー7の下降が阻止されるた
め、バッテリパック1の抜け止めが外れるおそれがな
い。殊に、本実施例では、当接部27の側縁部全長にわ
たって同時に水平レバー25と当接または離間できるよ
うに、当接部27の幅を、水平レバー25の回動支点に
向かうに従って徐々に狭幅に形成したことから、水平レ
バー25の所定の回動位置を境に確実にロック機構10
の入り切りができるので、ロック機構10の作動がスム
ーズに行われる。
【0019】さらに、本実施例では、確実にロック機構
10の入り切りができるので、半ロック状態という中途
半端な状態がなく、上下レバー7の当接部27の側縁部
27aと水平レバー25の側縁部25a間が磨耗した
り、両レバー7,25間に不測の応力が作用したりする
等の不具合もない。また、上下レバー7の当接部27の
後側面27bおよびこの後側面27bに対応する水平レ
バー25の切り欠かれた前側面25bは、図7に示すよ
うに、上下レバー7の回動中心である主軸16を中心と
する同一円弧面に形成されて、上下レバー7が下降した
としても水平レバー27と干渉しないようになってい
る。
【0020】即ち、側面27b,25bが水平面に対し
それぞれ垂直な平面であると、上下レバー7の動きは回
転であるため、上下レバー7の下降に伴って当接部27
が主軸16側に接近し、水平レバー25の側面25bと
干渉する。このため上下レバー7には、係止ばね9のば
ね力に加えて、施錠ばね28のばね力も負荷として作用
し、それだけ上下レバー7の操作が重くなる。
【0021】しかし、本実施例のように、側面27b,
25bが主軸16を中心とする円弧面であれば、上下レ
バー7が下降しても当接部27が水平レバー25と干渉
せず、前記したように施錠ばね8が上下レバー7に作用
することもない。従って、上下レバー7の押し下げ操作
が重くなることもない。尚、前記実施例では、当接部2
7の幅を水平レバー25の回動支点に向かうに従って徐
々に狭幅に形成したが、同幅に形成することも差し支え
ない。
【0022】また、施錠ばね28の装入位置も前記実施
例に限定されるものではなく、水平レバー25上下レバ
ー7の下方への回動を阻止する位置に保持できるように
働くならばいずれの箇所でもよく、また、板ばねを用い
てもよい。更に、水平レバー25も回動が可能ならば、
湾曲させた形、或いはL字形に屈曲させたものを用いて
もよい。
【0023】また前記実施例では、係合体8が上下レバ
ー7に対し回動可能に組み付けられているが、係合体8
は単に上下動可能に組み付けられていてもよい。また前
記実施例では、バッテリパック下端突起19を係止凹部
20に係合させる構造となっているが、バッテリパック
下端部がバッテリパック収納部3の開口縁部で抜け止め
されるのであれば、下端突起19および係止凹部20を
設ける必要はない。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、測量中に誤って上下レバーに触れてもバッテ
リパックが外れるような危険がなくなるばかりか、取り
出しおよび取り付けの操作も容易で、スムーズにバッテ
リパックを装脱着できる。また、従来構造のような保護
カバーがないことから、測量機の外観を損なうこともな
い。請求項2によれば、水平レバーの回転でロック機構
が確実に解除できるので、バッテリパックの取り出しを
スムーズに遂行できる。請求項3によれば、上下レバー
の押し下げが常に軽快なため、バッテリパックの取り出
しをさらにスムーズに遂行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である測量機のバッテリパッ
ク着脱機構の斜視図。
【図2】同バッテリパック着脱機構のロック機構作動時
の縦断面図。
【図3】同バッテリパック着脱機構のロック機構作動時
の平面図。
【図4】同バッテリパック着脱機構の要部斜視図。
【図5】同バッテリパック着脱機構のロック機構解除時
の縦断面図。
【図6】同バッテリパック着脱機構のロック機構解除時
の平面図。
【図7】上下レバー側当接部と水平レバーの形状を説明
する断面図
【図8】従来のバッテリパック着脱機構の縦断面図。
【符号の説明】
1 バッテリパック 2 測量機本体 7 上下レバー 8 係合体 9 係止ばね 10 ロック機構 11 係合凸部 25 水平レバー 25a 水平レバーの前面側の側縁部 25b 水平レバーの前側面 26 釦 27 当接部 27a 当接部の後面側の側縁部 27b 当接部の後側面 28 施錠ばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測量機本体に設けられたバッテリパック
    収納部と、 前記バッテリパック収納部に収納されるバッテリパック
    と、 前記バッテリパックケースの上部に前後に延設され、バ
    ッテリパックケース前面に操作部が露出する上下方向に
    回動可能な上下レバーと、 前記上下レバーに組み付けられて、上下レバーと一体に
    回動し、かつ上下レバーに対し上下動し、バッテリパッ
    クケース上面に突出し、バッテリパック収納部に形成さ
    れた係合凹部と係合する係合凸部を有する係合体と、 前記係合体とバッテリパックケース間に介装され、係合
    凸部が前記係合凹部に係合する方向に係合体および上下
    レバーを付勢する係止ばねと、を備え、 前記係止ばねの付勢力によって前記係合凸部が係合凹部
    に係合してバッテリパックが抜け止めされ、一方、前記
    上下レバーを係止ばねの付勢力に抗して押し下げること
    により、前記係合凸部と係合凹部との係合が外れてバッ
    テリパックの抜け止めが解除される測量機のバッテリパ
    ック着脱機構であって、 前記上下レバーの下方に上下レバーとほぼ直交するよう
    に延設され、上下レバーの下方への回動を阻止する水平
    回動可能な水平レバーと、 前記水平レバーの回動支点の反対端に設けられバッテリ
    パックケースの前面に突出する釦と、 前記上下レバー下面に突設された前記水平レバーとの当
    接部と、 前記水平レバーを上下レバーの当接部下方対応位置に保
    持する施錠ばねと、からなるロック機構を設けたことを
    特徴とする測量機のバッテリパック着脱機構。
  2. 【請求項2】 前記上下レバーの当接部および水平レバ
    ーを矩形断面に形成するとともに、ロック機構を解除す
    べく水平レバーを所定量回動させたときに、水平レバー
    と前記当接部間の当接が水平レバーの側縁部に沿って同
    時に解除されるように、上下レバーの当接部の幅を、水
    平レバーの回動支点に向かうに従って徐々に狭幅に形成
    したことを特徴とする請求項1記載の測量機のバッテリ
    パック着脱機構。
  3. 【請求項3】 前記当接部の後側面とこの後側面に対応
    する水平レバーの前側面が、上下レバーの回動中心を中
    心とする同一円弧面に形成されたことを特徴とする請求
    項1又は2記載の測量機のバッテリパック着脱機構。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106920907A (zh) * 2011-04-28 2017-07-04 佐尔循环公司 用于将电池组保持在电池室内的闩锁组件
GB2547762A (en) * 2015-12-27 2017-08-30 Faro Tech Inc 3-D measuring device with battery pack
CN107799680A (zh) * 2016-08-31 2018-03-13 苏州宝时得电动工具有限公司 防水电池包
JP2020159873A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 株式会社トプコン 電源ユニット取付け構造及び測量装置

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