JPH03121098A

JPH03121098A - 洗濯機等の蓋装置

Info

Publication number: JPH03121098A
Application number: JP26078789A
Authority: JP
Inventors: Masaki Nakaya; 正樹中家
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-10-05
Filing date: 1989-10-05
Publication date: 1991-05-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は洗濯機等の蓋装置に関するものである。

従来の技術従来、この踵の洗濯機の蓋装置は第７図〜第９図に示す
ような構成になっていた。

図において、１は外槽、２は外槽１上方に装着され、衣
類投入口３を有するパネル台で、このパネル台２の一部
には収納部４を配し、この収納部４に上方より覆設し、
かつボタン６を有する第１の操作板６が装着されたトッ
プマーク基板７が設けられている。このトップマーク基
板７の裏面にはスイッチ８等を有するプリント基板ユニ
ット９が装着されている。１０はトップマーク基板７の
一部に設けられ、第２の操作板１１が装着された四部で
、との凹部１ｏを覆設すべく、スイッチ蓋１２が回動自
在に軸支され、凹部１０の後方側壁の一部には軸穴１３
　、１３’を配し、この軸穴１３゜１３′と嵌合すべく
軸１４　、　ｊ　４’が、ヌイ・チ蓋１２と一体に形成
されていた。

発明が解決しようとする課題従来の技術に示したように、洗濯機のトップマーク基板
７の一部に設けられたスイッチ蓋１２は軸１４　、１４
’を中心として凹部１ｏの後方の一部にスイッチ蓋１２
の表面の一部が保接した状態まで開く構成となっている
が、さらにスイッチｉ　１２の開状態で後方にスイッチ
蓋１２を押していくと軸１４　、１４’の破損またはト
ップマーク基板７の軸穴１３　、１３’の変形や破損等
の不具合いを生じていた。これは凹部１０の後方の一部
とスイッチ蓋１２０表面の一部が接する面を支点として
スイッチ蓋を後方に倒した際に生ずるせん断荷重による
もので、たとえ軸１４　、１４’と軸穴１３　、１３’
のかかりしろを少なくしても、このてこの原理による作
用は変わるものではなく、逆にかかりしるが少ない分、
開閉動作が不安定で軸１４　、１４’が外れやすくなっ
たシ、また軸１４　、１４’の先端のへタリ傾向が強く
なり、信頼性に欠けるものであった。

そこで本発明は、スイッチ蓋を必要以上に後方に倒して
も、軸や軸穴を破損させることなく、かつ確実なスイッ
チ蓋の開閉操作を行うことを第１の目的とする。第２の
目的は軸の動きをスムーズにすることにあり、第３の目
的は信頼性を向上させることにある。さらに、第４の目
的はスイッチ蓋の開成時の安定性を向上させることにあ
る。

課題を解決するだめの手段そして上記第１の目的を達成するために本発明は、スイ
ッチ等の制御機器類を収納し、かつボタン等を有する操
作板が装着されたトップマーク基板と、前記トップマー
ク基板を覆設するスイッチ蓋と、このスイッチ蓋を回動
自在に軸支する軸と、前記トップマーク基板に設けられ
、前記軸に嵌合する軸穴を備え、前記軸は突出方向に摺
動自在で突出方向に付勢された構成であ、る。

また、第２の目的を達成するため、軸の突出側端部を勾
配面とした構成である。また、第３の目的を達成するた
め、トップマーク基板およびスイッチ蓋を可撓性の材質
とし、軸を剛性大なる材料にて形成したものである。さ
らに、第４の目的を達成するため、スイッチ蓋の両軸間
で、スイッチ蓋の後方端面の一部に円弧状の保持リブを
設りたものである。

作　　用本発明の洗濯機等の蓋装置は、上記構成により、スイッ
チ蓋を開けた時、軸は軸穴に対し挿入方向（突出方向）
にバネ等にて付勢保持されているため、確実に軸を中心
としだ回動動作を行い、トップマーク基板の後方にスイ
ッチ蓋が係止する状態にまで軸支しているが、さらにス
イッチ蓋を後方に押した時、軸部に曲げモーメントが働
くが、軸を付勢しているバネの押圧力に対し曲げモーメ
ント力が大になると、軸は軸穴よりスイッチ蓋側に押さ
れ、軸穴上り軸先端が離れた瞬間にスイッチ蓋はトップ
マーク基板よシ外れるようにしたものである。

また、軸先端を勾配面とすることにより、軸を勾配に添
って内方に押し込む力が倍加され、軸の摺動動作はさら
に確実なものとなる。

また、軸を金属等、剛性大なる材料にて形成した場合、
合成樹脂等にて形成されたスイッチ蓋との摩擦抵抗を軽
減して、摺動動作を確実にするとともに、曲げモーメン
トが働いた場合、軸のたわみ及び変形を軽減し、信頼性
を向上させるものである。

また、スイッチ蓋の軸間に位置し、スイッチ蓋の回動時
、保持付勢すべく略円弧状のリブをトップマーク基板に
設けることにより、スイッチ蓋の開時の安定性を向上さ
せるものである。

実施例以下、本発明の一実施例を第１図〜第６図にもとづいて
説明する。なお、従来の構成部品同一の構成部品には同
一番号を付し、説明を省略する。

図において、１６はスイッチ蓋で、その後方の両側端に
はスライド穴１８　、１６’を有するボス部１了、１７
′を配している。１８　、　ｊ　８’は前記スライド穴
１６　、１８’に挿通された軸で、その下端にはツメ部
１９　、１９’を設け、上端にはガイドリプ２０．２０
’を配している。ツメ部１９はボス部１７　、１７’下
方の一部に設けられだ角穴２１゜２１′に圧入嵌合され
、また軸１８　、１８’のそれぞれの一端はボス部１７
　、１７’より突設して、軸穴１３　、１３’に回動自
在に軸支され、他端はバネ２２　、２２’にて突出方向
に付勢抑圧されている。

ガイドリプ２０．２０’はボス部１１．１１’の上端に
設けられたガイド溝２３．２３’に保合し、軸１８　、
１８’の回り止め規制を成す。

２４はスイッチ蓋１６０両軸１８　、１８’間に位置す
る略円弧状の保持リプで、スイッチ蓋１５の後端の一部
とスイッチ蓋１６の開時、係接付勢すべくΔｔのオーバ
ーラツプ寸法を有するように形成されている。

２５．２５’はスイッチ蓋１６を閉じた状態でほぼ下方
に位置した勾配面で、スイッチ蓋１６は合成樹脂等の可
撓性を有する材料、軸１８　、１８’は金属等の剛性大
なる材料にて形成されてなるものである。

次に本実施例の構成における作用を説明する。

まず、従来、スイッチ蓋の軸を一体形成していたものを
、バネ２２　、２２’にて別体の軸１８゜１８′を摺動
自在にしたことにより、軸１８　、１８’と軸穴１３　
、１３’のかかりしろを減らすことなく、スイッチ蓋１
５を必要以上に後方に倒して軸１８゜１８′に曲げモー
メントのせん断荷重をかけても、軸１ａ　＋　１ａ’を
内方にへこませることで軸部の破損等を防止することが
できる。

次に、軸１８　、１８’の先端部を勾配面２６゜２５′
とし、この勾配面２５．２５’をスイッチ蓋１５の閉状
態で下方に位置したことにより、スイッチ蓋１６を開状
態（θの状態）で、さらに後方に押したとき、凹部１０
の後方の一端をてこの支点として軸部に曲げモーメント
が働く軸１　Ｂ　、　１１ｉ３’の端面が勾配面となり
、軸１８　、１８’を軸穴１３゜１３％ら解離する力が
増大し、容易に軸１８゜１８′を内方に摺動させること
ができる。またスイッチ蓋１５が外れたときに装着する
際もスイッチ蓋１６を閉じた状態で軸部近傍を軽く押す
だけで勾配面より簡単に軸穴に装着することができる。

次に軸１ｓ　＊　１ｓ’ｔ−金属等の剛性大力る材料に
て形成することにより、軸１８，１８′の径小による強
度不足を向上させるとともに、スイッチ蓋との同系列の
材料による摺動抵抗の増大、摩耗等を防止し、かつスイ
ッチ蓋１５の曲げモーメントを加えた場合の、軸１８　
、１８’の軸方向のたわみを防ぎ、合わせてボス部の補
強をかね確実な軸の機能を満足させることができる。

次に、トップマーク基板７に略円弧状の保持リプ２４を
設けることにより、スイッチ蓋１６の両軸間をたわませ
て保持するだけでは、スイッチ蓋１６と保持リプ２４の
係接面が常に押圧されて摩耗等を招くため、スイッチ蓋
１６の端面が保持リプ２４に係接したとき、軸１８　、
１８’が勾配面２５．２５’によって軸穴１３　、１３
’より若干中心がずれて回動するため、余分な保持リプ
との抑圧は抑制することができる。

発明の効果以上のように本発明はスイッチ蓋の軸を内方にへこませ
る構成としたことにより、スイッチ蓋を必要以上に後方
に倒しても、軸や軸穴を破損させることなく、かつ確実
なスイッチ蓋の開閉操作をすることができる。

また、軸の突出端部を勾配面とすることにより、軸を勾
配に沿って内方に押し込む力が倍加され、軸の摺動動作
をスムーズに行うことができる。

また、軸を剛性大なる材料にて形成しているため、可撓
性を有するスイッチ蓋との摩擦抵抗を軽減でき、軸の摺
動動作を確実にするとともに、曲げモーメントが働いた
場合でも信頼性を向上できる。

さらに、スイッチ蓋の軸間に保持リプを設けているため
、スイッチ蓋開時の安定性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す蓋装置の要部横断面図
、第２図および第３図は同蓋装置の要部縦断面図、第４
図は同洗濯機の要部縦断面図、第６図は同蓋装置の要部
分解斜視図、第６図は同洗濯機の分解斜視図、第７図は
従来例を示す洗濯機の要部縦断面図、第８図は同蓋装置
の要部横断面図、第９図は同洗濯機の分解斜視図である
。７・・・・・・トップマーク基板、１３　、１３’・・
・・・・軸穴、１６・・・・・・スイッチ蓋、１８．１
８’・・・・・・軸、２．２゜２２’・・・・・・バネ
、２４・・団・保持リブ、２５．２５’・・・・・・勾
配面。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）スイッチ等の制御機器類を収納し、ボタン等を有
する操作板が装着されたトップマーク基板と、前記トッ
プマーク基板を覆設するスイッチ蓋と、このスイッチ蓋
回動自在に軸支する軸と、前記トップマーク基板に設け
られ、前記軸に嵌合する軸穴とを備え、前記軸は突出方
向に摺動自在で、突出方向に付勢された洗濯機等の蓋装
置。
（２）軸の突出側端部を勾配面とした請求項１記載の洗
濯機等の蓋装置。
（３）トップマーク基板およびスイッチ蓋を合成樹脂等
の可撓性を有する材質とし、軸を金属等の剛性大なる材
料にて形成した請求項１記載の洗濯機等の蓋装置。
（４）スイッチ蓋の両軸間に位置し、スイッチ蓋の後方
端面の一部に、スイッチ蓋の開時に係接付勢すべく略円
弧状の保持リブをトップマーク基板に配設した請求項１
記載の洗濯機等の蓋装置。