JPS593137A - 内燃エンジンの排気ガス濃度検出系故障時の空燃比フイ−ドバツク制御方法 - Google Patents

内燃エンジンの排気ガス濃度検出系故障時の空燃比フイ−ドバツク制御方法

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JPS593137A
JPS593137A JP11235182A JP11235182A JPS593137A JP S593137 A JPS593137 A JP S593137A JP 11235182 A JP11235182 A JP 11235182A JP 11235182 A JP11235182 A JP 11235182A JP S593137 A JPS593137 A JP S593137A
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air
circuit
fuel ratio
coefficient
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Application number
JP11235182A
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English (en)
Inventor
Akihiro Yamato
大和 明博
Yutaka Otobe
乙部 豊
Takehiko Hosokawa
細川 武比古
Hiroaki Nirasawa
韮沢 洋明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1438Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
    • F02D41/1486Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor with correction for particular operating conditions
    • F02D41/1488Inhibiting the regulation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃エンジンに供給される混合気の空燃比を排
気ガス濃度に応じてフィードバック制御する空燃比制御
方法に関シフ、特に排気ガス濃度検量系故障時の窒燃比
制御方法に関する。
内燃エンジン、特にガソリンエンジンの燃料噴射装置の
開弁時間を、エンジン回転数と吸気管内の絶対圧とに応
じた基準値に、エンジンの作動状態を表わす諸元、例え
ば、エンジン回転数、吸気管内の絶対圧、エンジン水温
、スロットル弁開度、排気濃度(酸素濃度)等に応じた
定数および/またけ係数を電子的手段により加算および
/甘たは乗算することにより決定して燃料噴射量を制御
し、もってエンジンに供給される混合気の空燃比を制御
するようにした燃料供給方法が本出願人により提案され
ている。
この提案に係る燃料供給方法に依れば、エンジンの通常
の運転状態ではエンジンの排気系に配置された排気濃度
検出器の出力に応じて係数を変化させて燃料噴射装置の
開弁時間を制御する空燃比ノ帰還制御(クローズドルー
ズ制御)を行う一方、エンジンの特定の運転状態(例え
ばアイドル域、パーシャルリーン域、スロットル弁全開
域、減速域)ではこれら特定運転状態に対応して予め設
定された係数をそれぞれ適用して各特定の運転状態に最
も適合した所定の空燃比をそれぞれ得るようにしたオー
ノンループ制御時行い、これによりエンジンの燃費の改
善や運転性能の向上を図っている。
このように、オープンルーズ制御時には、設定係数によ
り、予め設定された所定の空燃比が得らhることが望ま
しいが、エンジン運転状態の各種検出器、燃料噴射装置
の駆動制御系等の製造上のばらつきや経年変化により実
際の空燃比が所定空燃比からずれる可能性が多分にあり
、かかる場合所要のエンジン作動の安定性や運転性能が
得られないことになる。そこで、上述した燃料供給方法
では排気濃度の検出値に応じて行われる空燃比の帰還制
御時に適用された第1の係数の平均値を算出・記憶して
これを第2の係数とし、オーノンループ制御時に、上記
第1の係数に代えて第2の係数を適用するようにしたこ
とによりかかるオーノンループ制御時における空燃比を
それぞれの特定運転状態に対応する所定の空燃比により
一層近い値に制御できるように・図っている。
しかし、排気ガス濃度検出系に断線等の異常が発生した
とき、何らの対策を講じない場合にはエンジンに供給さ
れる混合気の空燃比は異常値となって適正なエンジン制
御が出来なくなる。
本発明はかかる問題点を解決するためになされたもので
排気ガス濃度検出器の出力に応じて変化する係数値が所
定の上限値以上になったとき係数値を該上限値に保持し
、係数値が所定の下限値以下になったとき係数値を該下
限値に保持するようにしてエンジンに供給される混合気
の空燃比が異常値となることを回避する内燃エンジンの
排気ガス濃度検出系故障時の空燃比フィードバック制御
方法を提供するものである。
以下本発明の空燃比帰還制御装置について図面を参照し
て詳細に説明する。
第1図は本発明の装置の全体の構成図であり、符号1は
例えば4気筒の内燃エンジンを示し、エンジン1は4個
の主燃焼室とこれに通じた副燃焼室(共に図示せず)と
から成る形式のものである。
エンジン1には吸気管2が接続され、この吸気管2は各
主燃焼室に連通した主吸気管と各副燃焼室に連通した副
吸気管(共に図示せず)から成る。
吸気管2の途中にはスロットルボディろが設けられ、内
部に主吸気管、副吸気管内にそれぞね配さf′L′fc
主スロットル弁、副スロツトル弁(共に図示せず)が連
動して設けられている。主スロットル弁にはスロットル
弁開度センサ4が連接されて主スロットル弁の弁開度を
電気的信号に変換し電子コントロールユニット(以下「
ECU」と云う)5に送るようにされている。
M気%if 2のエンジン1とスロットルボディ6間に
Fi燃料噴射装置6が設けられている。この燃料噴射装
置6はメインインジェクタとサブインジェクタ(共に図
示せず)から成り、メインインジェクタは主吸気管の図
示しない吸気弁の少し上流側に各気筒ごとに、サブイン
ジェクタは1個の重刷吸気管の副スロツトル弁の少し下
流側に各気筒に共通してそれぞれ設けられている。燃料
噴射装置6は図示しない燃料ポンプに接続されている。
メインインジェクタとす゛ブインジエクタはECU3に
電気的に接続されており、ECU3からの信号によって
燃料噴射の開弁時間が制御される。
一方、前記スロットルボディ3の主スロットル弁の直ぐ
下流には管7を介して絶対圧センサ8が設けられており
、この絶対圧センサ8によって電気的信号に変換された
絶対圧信号は前記ECU3に送られる。また、その下流
には吸気温センサ9が取付けられており、この吸気温セ
ンサ9も吸気温度を電気的信号に変換してECU3に送
るものである。
エンジン1本体にはエンジン水温センサ10が設けられ
、このセンサ10はサーミスタ等から成り、冷却水が充
満したエンジン気筒周壁内に挿着されて、その検出水温
信号をECU3に供給する。
エンジン回転数センサ(以下「Neセンサ」と云う)1
1および気筒判別センサ12がエンジンの図示しないカ
ム軸周囲又はクランク軸周囲に取り付けられており、前
者11はTDC信号即ちエンジンのクランク軸の180
°回転毎に所定のクランク角度位置で、後者12は特定
の気筒の所定のクランク角度位置でそれぞれ1パルスを
出力するものであり、これらのパルスはECU3に送ら
れる。
エンジン1の排気管1ろには三元触媒14が配置され排
気ガス中のIIC、CO、NOx成分の浄化作用を行な
う。この三元触媒14の上流側には02センサ15が排
気管13に挿着されこのセンサ15は排気中の酸素濃度
を検出しその検出値信号をECU3に供給する。
更に、ECU3には、大気圧を検出するセンサ16およ
びエンジンのイグニッションスイッチ17が接続されて
おり、ECU3はセンサ16からの検出値信号およびイ
グニッションスイッチのオン・オフ状態信号を供給され
る。
次に、上述した構成の本発明の空燃比帰還制御装置の空
燃比制御作用の詳細について先に説明した第1図並びに
第2図乃至第9図を参照して説明する。
先ず、第2図は本発明の空燃比制御、即ち、ECU3に
おけるメイ、ン、サブインジェクタの開弁時間TOUT
M 、 TOUTSの制御内容の全体のプログラム構成
を示すブロックダイヤグラムで、メインプログラム1と
サブプログラム2とから成り、メイングログラム1はエ
ンジン回転数Ngに基づくTDC信号に同期した制御を
行うもので始動時制御サブルーチンろと基本制御プログ
ラム4とより成り、他方、サブプログラム2はTDC信
号に同期しない場合の非同期制御サブルーチン5から成
るものである。
始動時制御サブルーチン乙における基本算出式%式%(
1) (2) として表わされる。ここでTiCRM 、 TiCR8
はそれぞれメイン、サブインジェクタの開弁時間の基準
値であってそれぞれTiCRM 、 TiCRBテーブ
ル6.7により決定される。KNeは回転数Neによっ
て規定される始動時の補正係数でKNtテーブル8によ
り決定される。TVはバッテリ電圧の変化に応じて開弁
時間を増減補正するだめの定数であってTVテーブル9
より求められ、サブインジェクタのためのTVに対して
メインインジェクタには構造の相違によるインジェクタ
の作動特性に応じてlTV分を上のせする。
又、基本制御プログラム4における基本算出式%式% (3) (4) として表わされる。ここでTiM、TiBはそれぞれメ
イl ”’% 、サブインジェクタの開弁時間の基準値
であり、それぞれ基本TLマツ7゛10より算出される
rry、a 、 TAC!Oはそれぞれ減速時、および
加速時における定数で加速、減速サブルーチン11によ
って決定される。Krh 、 KTvt・・・・・・等
の諸係数はそれぞれのテーブル、サブルーチン12によ
り算出される。KTAは吸気温度補正係数で実際の吸気
温度によってテーブルより算出さね、KTWは実際のエ
ンジン水温TWによってテーブルより求められる燃料増
量係数、Kpycはサブルーチンによって求められるフ
ューエルカット後の燃料増量係数、KPAは実際の大気
圧によってテーブルより求められる大気圧補正係数、K
ASTはサブルーチンによって求められる始動後燃料贈
料係数、KWOTは定数であってスロットル弁全開時の
混合気のリッチ化係数、KO2は実際の排気ガス中の酸
素濃度に応じてサブルーチンによって求められる02フ
イードバツク補正係数、KLBは定数であってリーン・
ストイヤ作動時の混合気のり一ン化係数である。ストイ
キは5toichiometricの略で化学量論量即
ち理論空燃比を示す。又、TACCはサブルーチンによ
って求められる加速時燃料増量定数であって所定のテー
ブルよシ求められる。
これらに対してTDC信号に同期しないメインインジェ
クタの開弁時間TMAの非同期制御サブルーチン5の算
出式は TMA=TiAXKTWT−KABT+(TV+ΔTV
 )−・−・(5)として表わされる。ここでTtAは
加速時の非同期、即ちTDC信号に同期しない加速制御
時の燃料増量基準値であってTiAテーブル1ろより求
める。
KTWTは前記水温増量係数KTWをテーブル14より
求め、それに基づいて算出した同期加速、加速後、およ
び非同期加速時の燃料増量係数である。
第3図はECU3に入力される気筒判別信号およびTD
C信号と、ECU3から出力されるメイン、サブインジ
ェクタの駆動信号との関係を示すタイミングチャートで
あり、気筒判別信号SIのパルス名αはエンジンのクラ
ンク角720°毎に1パルスずつ入力され、これと並行
して、TDC信号S、のパルス52a−5,eはエンジ
ンのクランク角180゜毎に1パルスずつ入力され、こ
の二つの信号間の関係から各シリンダのメインインジェ
クタ駆動信号S、−86の出力タイミングが設定される
。即ち、1回目のTDC信号パルスS、aで第1シリン
ダのメインインジェクタ駆動信号S、を出力し、2回目
のTDC信号パルスS、hで第6シリンダのメインイン
ジェクタ駆動信号S4が出力し、6回目のパルスS、c
で第4シリンダのドライブ信号S、が、また、4回目の
パルスS、dで第2シー刀ンダのドライブ信号S6が、
順次出力される。またサブインジェクタドライブ信号S
7は各TDC信号パルスの入力毎、即ち、クランク角1
80°毎に1パルスずつ発生する。尚、TDC信号のパ
ルスS、a 、 S、h・・・・・・は気筒内ピストン
の上死点に対して60°早く発生するように設定され、
ECU3内での演算時間による遅れ、上死点前の吸気弁
の開きおよびインジェクタ作動によって混合気が生成さ
れてから該混合気が気筒内に吸入されるまでの時間的ず
れを予め吸収するようにされている。
第4図はECU3におけるTDC信号に同期した開弁時
間制御を行う場合の前記メインプログラム1のフローチ
ャートを示し、全体は入力信号の処理ブロック■、基本
制御ブロック■、始動時制御ブロック■とから成る。先
ず入力信号処理ブロックIにおいて、エンジンのイグニ
ッションスイッチ17をオンするとECU3内のCpU
がイニシャライズしくステップ1)、エンジンの始動に
よりTDC信号が入力する(ステップ2)。次いで、全
ての基本アナログ値である各センサからの大気圧F A
 %絶対圧PB1エンジン水温TViX吸気温Th、バ
ッテリ電圧V1スロントル弁開度θtA。
0、センサの出力電圧値V1および第1図には図示しな
いスタータスイッチのオン・オフ状?QIECU5内に
読込み、必要な値をストアする(ステップ6)。続いて
、最初のTDC信号から次のTDC信号までの経過時間
をカウントし、その値に基づいてエンジン回転数IVt
f計算し凹じ〈ECU3内にストアする(ステップ4)
。次いで基本制御ブロック■においてこのNeの計算値
によりエンジン回転数がクランキング回転数(始動時回
転数)以下でおるか否かを判別する(ステップ5)。そ
の答が肯定(Yes)であれば始動時制御ブロック■の
始動時制御サブルーチンに送られ、TiCjRMテーブ
ルおよびTiCRE3テーブルによりエンジン冷却水温
TWに基きricRM、 ricR8を決定しくステッ
プ6)、また、Neの補正係数KNt′frKNeテー
ブルにより決定する(ステップ7)。
そして、TVテーブルによりバッテリー電圧補正定数T
Vf決定しくステップ8)、各数値を前式(1)。
(2)に挿入してTOUTM 、 To UT Sを算
出する(ステップ9)。
また、前記ステップ5において答が否(NO)である場
合にはエンジンがフューエルカットすべき状態にあるか
否かを判別しくステップ10)、そこで答が肯定(Ye
t )であればTOUTM 、 TOUTSの値を共に
零にしてフューエルカットを行う(ステップ11)。
一方、ステップ10において答が否(No)と判別され
た場合には各補正係数KTA 、 ATW 、 KAF
O。
KPA 、 KAsT 、 KWOT 、 KO□、 
、!(L8 、 KTWT等および補正定数rDEa 
、 rhcc 、 T−v 、ATW f算出する(ス
テップ12)。これらの補正係数、定数はサブルーチン
、テーブル等によってそれぞれ決定きれるものである。
次いで、回転数Ng、絶対圧PB等の各データに応じて
所定の対応するマツプを選択し該マツプによりTiM 
、 TiB f決定する(ステップ13)。
而し、て、上記ステップ12,1ろにより得られた補正
係数値、補正定数値並びに基準値に基づいて前式(31
、(4)によりTOUTM 、 TOUTSを算出する
(ステップ14)。そして、斯く得られたTOUTM。
TOUTBの値に基づきメイン、サブインジェクタをそ
れぞれ作動させる(ステップ15)。
前述したよ、うに、上述したTDC信号に同期したメイ
ン、サブインジェクタの開弁時間の制御に加えて、TD
C信号には同期せず一定の時間々隔をもったパルス列に
同期させてメインインジェクタを制御する非同期制御を
行なうが、その詳細については説明を省略する。
次に、上述した開弁時間制御のうち、02フイ一ドバツ
ク制御時の補正係数Ko、の算出サブルーチンについて
説明すると共に、本発明に係るKO,値の異常判別方法
について説明する。第5図はKO。
の算出サブルーチンのフローチャートを示す。
先ず02センサの活性化が完了しているか否かを判別す
る(ステップ1)。即ち、0.センサの内部抵抗検知方
式によって02センサの出力電圧が活性化開始点Vx(
例えば0.6V)に至ったか否かを検知してVxに至っ
たとき活性化信号を発生し、この信号の発生から所定時
間(例えば60秒)が経過し7たかを活性ディレィタイ
マによって検出するとともに、前記水温増量係数ATV
と始動後増量係数KASTがいずれも1であるかを判定
し、いずれの条件も満足している場合に活性化されてい
ると判定する。その答が否(NO)である場合にはKO
□を後述する前回の02フイードバツク制御における平
均値に’REFに設定する(ステップ2)。一方、答が
肯定(Yes)の場合には、スロットル弁が全開である
か否かを判定する(ステップ6)。
その結果、全開であれば前記と同様にKO,l上記KI
Fに設定する(ステップ2)。全開でない場合にはエン
ジンがアイドル状態にあるか否かを判定しくステップ4
)、回転数Neが所定回転数NよりL (例えば100
0 t−Pm )より小さく、且つ絶対圧pBも所定圧
pBよりL(例えば360 mmmm1lより小さいと
きにはアイドル状態であるとして前記ステップ2f介し
てKO,をKREFに設定する。壕だアイドル状態でな
いと判定した場合にはエンジンが減速状態にあるか否か
を判定する(ステップ5)。
即ち、フューエルカットが成立しているか、1だ絶対圧
PBが所定圧PBDFiO(例えば200覇11g)よ
り小さい時には減速状態にあると判定してKO。
を上記KREFに設定する(ステップ2)。他方、上記
減速状態にないと判定した場合にはり一ン・ストイヤ作
動時のリーン化係数KLSが1であるかどうか判定しく
ステップ6)、その答が否CN0)である場合にはKo
2r、を上記KREFに設定しくステップ2)、肯定(
Yet )の場合には次に述べるクローズドルーズ制御
に移る。
先ず、02センサの出力レベルが反転したか否かを判定
しくステップ7)、その答が肯定(Yes)の場合には
前記ループがオープンループか否かを判定する(ステッ
プ8)。そして、前回ループがオー7−ンルーグでない
と判定された場合には比例制御(P項制御)を行う。第
6図は係数KO,f補正するだめの補正値Ptを決定す
るためのNe −piテーブルであり、回転′数A’g
は例えば1500 rpm〜35 Q O1−pmまで
の範囲で5段階#F’B1〜#FB5が設定されており
、それに対応してPLがP、〜へ1で設定されており、
02センサの出力レベルの反転時に係数KO□に対し加
減される補正値PLkエンジン回転数Ngによって決定
する(ステップ9)。
次に、Otセセンの出力レベルがLowであるか否かを
判定しくステップ10)、答が肯定(Ygs )であれ
ばKO,に前記テーブルより得られたPL値を加算する
(ステップ11)。また答が否CNO>の場合にはKO
2から前記PL値を減滅する(ステップ12)。次いで
、斯く得られたKO,を基にしてその平均値KREFf
算出する(ステップ13)。
fRFiFは次のいずれか一方を用いて算出される。
但し、K02Pは比例項(P項)動作直前または直後の
KO,の値、Aは定数(例えば、256)、CREFは
変数で、1乃至A−1のうち適当な値に設定されるもの
、AREF’は前回までに得られたKO。
の平均値である。このKRli! ?’は詳細は後述す
るように一旦エンジンを停止しその後再始動させた場合
でも消去されずに記憶装置に記憶される。
変数CRwFの値によって各P項動作時のに’o、p値
のKRwFに対する割合が変わるので、この(1’RE
F値を対象とされる空燃比帰還制御装置、エンジン等の
仕様に応じて1乃至Δ−1の範囲で適当な値に設定する
ことにより最適なA−REFを得ることができる。
上記のように、KREFはP項動作直前またはIU後の
Ko、p値に基づいて算出されるが、この理由は、P項
動作直前または直後、即ち02センザの出力レベルが反
転した時点でのエンジンの混合気の空燃比が理論混合比
(=14.7)に最も近い値を有するからであり、これ
により混合気の空燃比が理論混合比に近い値を有する状
態でのKo2の平均値を得ることができ、従ってエンジ
ンの作動条件に最も適合したKREF値を一算出するこ
とができる。
第7図はKO2PをP項動作直後に検出する状態を示す
グラフである。・印は各P項動作直後におけるKO,P
を示し、KO,P、は最新、即ち現在時におけるKO,
Pであり、io、p、は現在時から第6番目のP項動作
の山稜に検出されるKO2Pである。
またKo、の平均値は上記式(6)に代えて、次の式に
よっても算出することができる。
但し、KO2Pノは現在のP項動作時に対しノロ前のP
項動作時に発生するKO,P、Bは定数であり、P項勅
作回数(02センサの反転回数)である。Bの値が大き
い程各P項動作時のKo2pのKRI!;Fに対する割
合が変わるので、式(6)と同様に、B値を対象空燃比
帰還制御装置、エンジン等の仕様によって適当値に設定
する。
式(7)のように現在のP項動作時からB回前までの各
P項動作時のKO2P)’ fその発生毎に積(資)ル
てその平均値KRF2Fを求めてもよい。
更に、上述の式(6) 、 (7)に依れば、KREF
は各02フイ一ドバツク制御時において各に’O,Pの
発生毎にその値を式に導入してその都度更新するので、
エンジンの作動状態を十分に反映したKRBFf常に得
ることができる。
上述のように算出されたP項発生時の係数人゛02の平
均値KRE Fは記憶装置に記憶畑力、当該02フィー
ドバック制御の終了直後のオーフンル−フ1」制御時(
例えば、アイドル域、)<−シャル狛荷域、スロットル
弁全開時、減速域)において他の補正係数、即ちスロッ
トル弁全開時の補正係数KWOTおよびリーン化作動時
の補正係数KLSと共に適用される。すなわち、第8図
に示すように、例えばスロットル弁全開域ではKot’
em前の02フイ一ドツクツク゛制御時に得られた平均
値KRKFにするとともに、当該スロットル弁全開域の
係数Kwo′rを所定値1.2、IJ−ン化作動域の係
数A−LSを1.0に1−る。
またリーン化作動域および減速域では係数KO2’fc
:上記ffREFに、係数KLSを所定値0.8にする
とともに係数KWOT ? 1.0にし、アイドル城で
は係数Ko、を上記KRF、Fに、係数KL8SKWO
Tを共に1.0にする。
ここで第5図に戻り、前記ステップ7において答が否C
N0)である場合、即ち02センサ出力レペルが同一レ
ベルに持続されている場合、または、ステップ8におい
て答が肯定()’g、r)の場合、即ち前回ループがオ
ープンループであった場合には積分制御(1項制御)?
行う。即ち、先ず0.センサの出力レベルがLOWか否
かを判定しくステップ14)、その答が肯定(Yg、s
−)の場合にはTI)C信号のパルス数をカウントしく
ステップ15)、そのカウント数N工りが所定値NI 
(例えば60パルス)に達[7たか否かを判定しくステ
ップ16)、まだ達していない場合にはKO,fr−そ
の直前の値に保持しくステップ17)、A工りがN工に
達しり場合にはKO,に所定値ΔK(例えばKO,の0
.6チ程度)を加える(ステップ18)。同時にそれま
でカウントしたパルス数N工L(、Qにリセットして(
ステップ19)、#工りがN工に達する毎にKO,に所
定値ΔKを加えるようにする。他方、前記ステップ14
で答が否(NO)であった場合には、TDC信号のパル
ス数をカウントしくステップ20)、そのカウント数N
工Hが所定値N工に達したか否かを判定しくステップ2
1)、その答が否(No)の場合にはKo、の値はその
直前の値に維持しくステップ22)、答が肯定0’$、
?)の場合にはKo、から所定値ΔKf減算しくステッ
プ26)、前記カウントしたパルス数NIHを0にリセ
ットしくステップ24)、上述と同様にNIHがN■に
達する毎にKo、から所定値ΔKを減算する°ようにす
る。
上述のステップ17.19.22及び24の各ステップ
の実行が終了するといずれもステップ25に進みKO2
値の異常を判別する。第9図は第5図のステップ25の
詳細を示し、先ず、KO7値が所定の上限値KO,U(
例えば1.65 )より大きいか否かを判別しくステツ
ノ25α)、判別結果が否定(No)の場合には、KO
2値が所定の下限値KO2L(例えば0.68)より小
さいか否かを判別する(ステップ25C)。これらの所
定の上限値及び下限値はO,センサ系が正常状態にある
とき、通常エンジン運転時に得られるKO,の値の上下
限値であって、KO1値がこの上下限値の範囲内にあれ
ばO,センサ系は異常でないと診断するのである。すな
わち、上述のステップ25α及びステップ25Cで判別
結果がいずれも否定(No)のとき前述のようにO,セ
ンサ系は異常でないと診断する。上述のステップ25α
及び25Cで判別結果が肯定(Ye、r)のとき、すな
わちKo、値が所定の上下限値の範囲内にないとき02
センサ系は異常であると診断りω。
値を使用せずに夫々KO7=KO2U及びKO,=に’
O,Lに設定する(ステツノ25b及び25d)。この
ように02センサ系が異常のときKo、値が異常な値に
設定されて、エンジンに供給される混合気が極端に燃料
希薄化又に過濃化することを回避し、エンジン運転が可
能な空燃比を有する混合気るするLとが出来る。
更に、KO,=A’O,U及びKO,=KO2L ノ状
態が各々所定時間例えば1分間継続したかを判別しくス
テップ251及び25f)、結果が否定CN0)のとき
はKO,が各限界値から正規範囲内に戻る可能性がある
として: XO,の値を各限界値に保持するが、結果が
肯定(Ygy)のときは明らかにO,センサ系が異常で
あるとしてfO,値を限界値よりむしろ制御上の中央値
である111若しくは後述する’KPγOlに固定する
(ステップ251)。これにより有害排気ガスの低減と
運転性の悪化の防止が得られる。KP r Oは各々の
エンジンに夫々のECUが組合わされるときに生ずる所
望の空燃比からの偏差を個別に修正するように出荷時に
調整される抵抗値によって決定される固定値であり、1
.0で修正しきれないわずかな誤差をも確実に修正でき
るものである。
第10図は上述した本発明に係る空燃比帰還制御装置に
使用されるECU3の内部構成の回路図で、特にO,セ
ンサ異常検出回路部を明示したECU3の内部構成の全
体を示し、前記第1図におけるエンジン回転数センサ1
1のTDC信号は次段のシーケンスクロック発生回路5
02と共に波形整形回路を構成するワンショット回路5
01に供給される。該ワンショット回路501は各TD
C信号毎に出力信号Soを発生し、その信号5oはシー
ケンスクロック発生回路502を作動させてクロック信
号CP。及びCPlを順次発生させる。クロック信号C
Paは回転数Ne値レジスタ503に供給されて基準ク
ロック発生器509からの基準クロックパルスをカウン
トする回転数カウンタ504の直前のカウント値をNe
値レジスタ503にセントさせる。次いでクロック信号
CP1け回転数カウンタ504に供給され該カウンタの
直前のカウント値を信号0にリセットさせる。従って、
エンジン回転数NeはTDC信号のパルス間にカウント
された数として計測され、その計測回転数Ngが上記回
転数He値レジスタ50ろにストアされる。
これと並行して、スロットル弁開度センサ4、絶対圧セ
ンサ8およびエンジン水温センサ1σの各出力信号はA
/Dコンバータ505に供給されてデジタル信号に変換
された後、それぞれスロットル弁開度oTH値レジスタ
506、絶対圧PB値レジスタ507、およびエンジン
水温TW値レジスタ508に供給され、上記レジスタの
ストア値は前述のエンジン回転数レジスタ506のスト
ア値と共に基本Ti算出制御回路521および特定運転
状態検出回路510に供給される。また、PB値レジス
タ507とNe値レジスタ503のストア値は、リーン
化作動検出回路593にも供給され、該回路596から
これらのストア値に応じてリーン化作動時の補正係数K
Ls値信着信号定運転状態検出回路510に送られる。
更に、Ne値レジスタ503.PB値レジスタ507お
よび7’W値レジスタ508のストア値ハフニーニルカ
ット検出回路594にも供給され、該回路594はそれ
らのストア値に応じてフューエルカット状態を示す2着
信号を特定運転状態検出回路510に送る。基本Ti算
出制御回路は上記各レジスタ503.506−508か
らの入力値に基づいて係数算出処理を行ない、これらの
算出値により基本噴射時間Tiを決定する。また、特定
運転状態検出回路510は更に、後述するA/Dコンバ
ータ560でデジタル信号に変換された0、センサ15
の出力信号を入力され、第1図のO芝センサ15の活性
化が完了したことを条件として、上記各レジスタ503
.50<S−508並びに検出回路596゜59゛4か
らの入力値に応じてエンジンが特定の運転状態(例えば
スロットル弁全開域、アイドル域、減速域、リーン化作
動域のいずれか)にあるか否かを判別し、この特定運転
状態の条件が成立したときはその出力端子510hから
オープンループ信号として出力=1を出力する一方、特
定運転状態のいずれの・条件も不成立のときは、即ちエ
ンジンが0.センサによる空燃比フィードバック作動状
態にあるときはその出力端子510αからクローズトル
ープ信号として出力==1を出力する。これらの出力端
子510α、51(lからの出力=1はAND回路51
1.512の各一方の入力端子に供給される。AND回
路511.512の各他方の入力端子には第1所定値メ
モリ516および第2所定値メモリ514のストア値が
それぞれ供給される。第1所定値メモリ516には特定
運転状態条件不成立時、即ちO,フィードバック制御時
に適用される係数(例えばfWOT=1.0 、 A″
LS=1.0)が、第2所定値メモリ514には特定運
転状態条件成文時、即ちオーブンルーグ制御時に適用さ
れる係数(例えば、スロットル弁全開域ではKWOT=
1.2.KL19=1.0、リーン化作動域では[wo
T=1.0 、KLs=0.8、減速域ではKwoT=
1.0゜KLS=0.8.アイドル域ではKWOT 、
 ATLS共1.0)がそれぞれ記憶されている。A 
N I)回路511゜512は前記各一方の入力端子に
特定運転状態検出回路510からの出力=1が供給され
ている間それぞれ上記メモリ513.514からのスト
ア値を第2係数としてOR回路515を介して後述の乗
算回路524に供給する。
一方、第1図のO,センサ15の出力はA/Dコンバー
タ530でA/D変換された後、VO,値レジスタ56
1を介して前述の特定運転状態検出回路510及びリー
ン/リッチ此;較回、路516に供給される。リーン/
リッチ比・較:回路516は供給されたO、センサの出
力レベルがLowであるかHigkであるかを判別して
、この判別信号をKO。
算出回路517に供給する。Ko、算出回路517は更
に特定運転状態検出回路510の出力端子510αから
のクローズトループ信号を入力され、該回路517は特
定運転状態判別信号の値に応じてKo、の値を算出し、
この算出KO,値をKO,値レジスタ532を介して、
0.センサ異常検出回路564に供給する。O,センサ
異常検出回路は、詳細は後述するように前記第5図及び
第9図で説明した方法によってO,センサ系の異常の有
無を診断すると共に異常時にはKot値を所定の上限値
A’O,U又は下限値Ko、Lに設定し、このKO,値
をAND回路518の一方の入力端子に供給する。AN
D回路518の他方の入力端子には前記の特定運転状態
検出回路510の出力端子510αからのクローズドル
ーズ信号=1が供給されるようになっており、特定運転
状態以外の02フイ一ドバツク制御時には/IND回路
518はO,センサ異常検出回路564からのKo、着
信号をOR回路520を介して第1乗算回路526の一
方の入力端子に第1係数6として供給する。第1乗算回
路523の他方の入力端子には基本Tt算出制御回路5
21からの基本値Tiが入力αとして入力され、このT
t値αと上記算出Ko、値すとを乗算し、その乗算値信
号a X h=Tt X KOtを第2乗算回路52・
4の一方の入力端子に入力Cとして供給する。この第2
乗算回路524の他方の入力端子は前述し、たようにク
ローズトループ時の係数KWOT 、 KLs (共に
1.0)が入力dとして入力されており、回路524は
上記乗算値信号αX h = T i xKo、と上記
係数KWOT 、 KLBとを乗算して基準値TOUT
 (実際には第1乗算回路526の出力乗算値と変らな
い)を得てTOUT値レジスタ525に供給する。そし
て、TOUT値制御回路526においてレジスタ525
から供給さり、たTOUT値に前述した他の補正係数K
TA 、 KAFo 、 KPA 、 KAST等、定
数Tp、cc。
TD’F:C、TV等を適宜加算および/または乗算し
て前述した基本式による演算処理を行ない、メインイン
ジェクタに所定の駆動出力を供給する。
上述の02フイ一ドバツク制御時においてAND回路5
18の出力は平均値算出回路519にも供給きれ、該回
路519はO,フィードバック制御時に逐次入力される
算出No、の値に基づいてその平均値KRF、Fを算出
し、このKRF、F着信号をKREF値レジスタ527
に供給する。このKR’BF値レジスタ527はイグニ
ッションスイッチ17か切らねてエンジンを停止させて
もKRIDF値レジスタ527の記憶値は保存されるよ
うに構成されている。KRF2F値レジスタ527の記
憶値KRWFはAND回路522の一方の入力端子に供
給される。
次いで、エンジンの特定運転状態が検出回路510によ
り検出されると、AND回路522の他方の入力端子に
回路510からオープンループ信号−1が供給されるの
で、上記平均値算出回路519の算出KREF値信号は
該、4HD回路522゜OR回路520を介して第1乗
算回路523に第1係数として供給される。第1乗算回
路52ろは前述と同様に基本値Tiとこの算出KRBF
とを乗算して得た値の信号を第2乗算回路524に供給
する。オープンループ時には前述した第2所定値メモリ
514の係数(KWOT 、 KLs )がAND回路
512 、 OR回路515を介して第2乗算回路52
4に第2係数として入力されており、回路524は第1
乗算回路523からの乗算値とこの第2係数とを乗算し
て、その乗算値の信号をTOUT値レジスタ525に供
給し、これ以後は7’OUT価レジスタ525およびT
OUT値制御回路526は前述したクローズトループ時
の作動と同様な開弁時間制御を行う。
第11図は第10図のO,センサ異常検出回路564の
内部構成を詳示する回路図である。
第10図に示すKO,値レジスタ562のストア値は比
較回路550の入力端子550αに値A、として供給さ
れる。比較回路550の他方の入力端子550bにはK
O,U値メモリ552に記憶きれている所定上限値KO
,Uが値B、として供給され、比較回路550はA、≧
B、のとき、すなわちKO2値が上限値KO2U以上の
とき、その出力端子550cからAND回路554及び
N OR回路556の各一方の入力端子に高レベル信号
=1f供給する。
、4ND回路554の他方の入力端子には前記KO2U
値メモリ552からの上限値KO,Uが供給はれておt
)、4ND回路554に前記比較回路550がらの高レ
ベル信号=1が入力したときAND回路554は該上限
値KO,UをOR回路558を介してAND回路569
に供給する。一方、比較回路550から高レベル信号=
1を供給さhたNOR回路556は低レベル信号二〇を
出力してN OR回路556の出力側に接続されている
AND回路557を閉成状態にする。
Ko、値レジスタ562のストア値は比較回路5510
入力端子551aにも値A、として供給される。比較回
路5510入力端子551hK¥′1A−0,L値メモ
リ553に記憶されている所定下限値KO,Lが値B、
として供給され、比較回路551はΔ2≦B、のとき、
すなわちKo、値が下限値KO2L以下のときその出力
端子551cからAND回路555の一方の入力端子及
び前記NOR回路556の他方の入力端子に夫々高レベ
ル信号=1を供給する。AND回路555の他方の入力
端子には前記KO,L値メモリからの下限値KO,Lが
供給されており、ANI)回路555に前記比較回路5
51からの高レベル信号=1が入力したときAND回路
555は該下限値Ko、Lを前記OR回路55Bを介し
てAND回路569に供給する。一方、比較回路551
から高レベル信号=1を供給されたNOR回路556は
前述と同様に低レベル信号=0を出力してAND回路5
57を閉成状態にする。
KO,値が上下限値KO,U及びKO,Lの範囲内にあ
るとき比較回路550及び551の出力はいずれも低レ
ベルとなり、該低レベル信号−〇はAND回路554及
び555を夫々閉成させる一方、NOR回路556の2
つの入力端子にはいずれも低レベル信号=0が供給これ
るのでNOR回路556の出力は高レベル−1となり該
高レベル信号=1は前記AND回路557を開成させる
。AND回路557の他方の入力端子にはKO7値レジ
スタ532が接続されており、開成されたAND回路5
57はKO,値レジスタ562からのKO,値fOR回
路558e介してAND回路569に供給する。
次に、第9図のステップ25g乃至25 f K示した
、KO7値が上限値KO,U又は下限値KO,Lを所定
時間に亘って継続したときに、Ko、値を所定値、1、
O又はKBrO、に設定する回路について説明する。比
較回路550の出力端子55DCは、4ND回路559
′の一方の入力端子に直接及び他方の入力端子に抵抗R
,とコンデンサC0で構成される遅延回路を介して接続
される。AND回路559の出力端子からは、比較回路
550が高レベル信号を出力したときから所定の遅延時
間後、高レベル信号=1が出力される。このAND回路
559の出力端子は単安定マルチバイブレータ560に
接続され、高レベル信号の発生時単安定マルチノくイブ
レータ560fトリガする。この単安定マルチノ(イブ
レータ560は低レベル信号=0が与えられるときリセ
ットするリセット端子を持ち、このリセット端子は比較
器550の出力端子550Cに直接接続される。AND
回路559が高レベル信号を出力してから所定時間経過
するまでは単安定マルチバイブレータ560は高レベル
信号=1を出力するが、経過後は低レベル信号=0とな
る。
単安定マルチバイブレータ560の出力端子は電源+ 
VCCK 抵抗RtとコンデンサC7の直列回路を介し
て接続されている。抵抗)?、にはダイオードD、が並
列に接続される。単安定マルチノ(イブレータ560が
高レベル信号から低レベル信号に切替るとき、抵抗R2
とコンデンサC7の結合点−短時間低レベル=0になる
。KO,値がKo、U値以上の値を所定時間以上継続す
ると単安定マルチパイプレーク560はリセットされる
ことがないので、AND回路561の一方の端子は高レ
ベル信号がその捷ま比較回路550から与えられ、もう
一方の端子には煙時間低レベル信号が反転されて与えら
れるから、その時間だけAND回路561は高レベル信
号=1を出力する。
比較回路551の出力端子551Cにも同様の回路が後
置接続され、Ko、値がKO,L値以下の値を所定時間
以上継続するとAND回路564から短時間高レベル信
号=1が出力される。後置接続される回路は抵抗R8,
I?4コンデンサc、 、 c4、AND回路562.
低レベル信号でリセットさハる単安定マルチパイプレー
ク566、ダイオードD、から成る。
、4ND回路561及び564の出力端子はOR回路°
565の夫々の入力端子に接続される。OR回路565
の出力端子は、5Rクリップフロップ回路566のセッ
ト端子に接続される。SRフリップフロップ回路566
のリセット端子には第12図に基き後述するバックアッ
プ電源回路からのイニシャルリセット信号が供給される
。SRフリップフロップ回路566のQ出力端子は、一
方の入力端子が1.0又はKPrO値レジスタ567に
接続されるAND回路568の他方の入力端子に接続さ
れる。SRフリップフロップ回路566のQ出力端子は
、一方の入力端子がOR回路558に接続されるAND
回路569の他方の入力端子に接続される。両AND回
路568.569の出力端子はOR回路570を介して
第10図のAND回路5.18に接続される。
第12図に示す如く、バッテリ571からバックアンプ
用定電圧源572を介し、てバックアップ電圧十VBV
が抵抗R6とコンデンサCsの直列回路に与えられる。
抵抗R6にはダイオードD、が並列に接続される。抵抗
R6とコンデンサCllの結合点はインバータ576を
介してSRフリップフロック回路566のリセット端子
に接続される。これにより、制御回路をバッテリに初め
て接続した時及びバッテリ電圧が低温始動等の理由によ
り設定値を下回る時にSRスフリップフロ2回路はリセ
ットされる。
KO,値がKO,U値以上の値を又はzo、r、値以下
の値を所定時間以上継続するとき、SRフリップフロッ
プ回路566はOR回路565から高レベルのセット信
号の入力により、反転してQ出力端子から高レベル信号
=1を出力する。従って、所定時間経過以前けQ端子か
らの高レベル信号がAND回路569f作動させ前述の
KO2値、KO2U値又はKO,L値をOR回路570
に与えるが、経過後はAND回路568が作動し1.0
又はKPrO値がOR回路5−70に供給される。
以上詳述したように本発明の内燃エンジンの排気ガス濃
度検出系故障時の空燃比フィードバック制御方法に依ハ
ば、係数Ko、値が所定の上限値以上になったとき係数
KO,値を該上限値に保持し、係数°に02値が所定の
下限値以下になったとき係数Ko、値f該下限値に保持
するようにしたのでたとえ排気ガス濃度検出系が故障し
て異常となったとしてもエンジンに供給される混合気の
空燃比が異常値となることを回避することが出来、エン
ジン運転を継続し、て行なわせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の空燃比フィードバック制御装置の全体
のブロック構成図、第2図は第1図のECUにおけるメ
イン、サブインジェクタの開弁時間TOUTM 、 T
OUTSの制御内容の全体のプログラム構成のブロック
グイアゲラム、第6図はEC’Uに入力される気筒判別
信号およびTDC信号と、ECUから出力されるメイン
、サブインジェクタの駆動信号との関係を示すタイミン
グチャτ、ト、第4図は基本開弁時間TOUTM 、 
TOUTS算出のためのメインプログラムのフローチャ
ート、第5図ハ02フィードバック補正係数KO,の算
出サブルーチンのフローチャート、第6図は補正係数K
O,の補正値PLf決定するためのNe −piテーブ
ル、第7図はP項動作における補正係数Ko、pの検出
状態を示すグラフ、第8図は、エンジンの各運転状態に
対する補正係数の適用状態を示すグラフ、第9図は第5
図のフローチャートの内、KO2値の異常を判別する方
法を詳示りまたフローチャート、第10図は第1図のE
CUの内部構成の一例を示す回路図、第11図は第10
図の02センザ異常検出回路564の内部構成を詳示す
る回路図及び第12図はバックアップ電源回路図である
。 1・・・内燃エンジン、5・・・ECU、8・・・絶対
圧センサ、11・・・エンジン回転数センサ、16・・
・排気管、15・・・排気濃度検出器(0,センサ)、
510・・・運転状態検出回路、517・・・KO2算
出回路、518・・・AND回路、564・・・02セ
ンサ異常検出回路、550及び551・・・比較回路、
552・・・上限値Ko、ty値メモリ、553・・・
下限値Ko、L値メモリ、554.555及び557・
・・AND回路、556・・・NOR回路、560及び
563・・・単安定マルチバイブレータ、566・・・
SRフリップフロッグ回路、567・・・1.0又はK
pra値レジスタ、568及び569・・・AND回路
。 乍6図 Pi 第7図 年8図 R NIDL  NFCl\Lb

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 内燃エンジンの排気系に配置される排気ガス濃度
    検出器の出力に応じて変化する係数を用いてエンジンに
    供給される混合気の空燃比をフィードバック制御する空
    燃比フィードバック制御方法において、前記係数値が所
    定の上限値以上になったとき係数値を該上限値に保持し
    、係数値が所定の下限値以下になったとき係数値を該下
    限値に保持するようにしたことを特徴とする内燃エンジ
    ンの排気ガス濃度検出系故障時の空燃比フィードバック
    制御方法。 2、内燃エンジンの排気系に配置される排気ガス濃度検
    出器の出力に応じて変化する係数を用いてエンジンに供
    給される混合気の空燃比をフィードバック制御する空燃
    比フィードバック制御方法において、前記係数値が所定
    の上限値以上になったとき係数値′fr該上眼上限値持
    し、係数値が所定の下限値以下になったとき係数値を該
    下限値に保持するようにし、該係数値が前記上限値及び
    下限値のいずれかを保持する状態が所定時間に亘って継
    続したとき前記係数値を所定値に設定するようにしたこ
    とを特徴とする内燃エンジンの排気ガス濃度検出系故障
    時の空燃比フィードバック制御方法。 6、前記所定値が1.0であることを特徴とする第2項
    記載の内燃エンジンの排気ガス濃度検出系故障時の空燃
    比フィードバック制御方法。 4、前記所定値が各エンジン毎にM望の空燃比が得られ
    るよう調整された固定値であることを特徴とする第2項
    記載の内燃エンジンの排気ガス濃度検出系故障時の空燃
    比フィードバック゛制御方法。
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