JPS592857Y2 - 塗装装置 - Google Patents
塗装装置Info
- Publication number
- JPS592857Y2 JPS592857Y2 JP6039079U JP6039079U JPS592857Y2 JP S592857 Y2 JPS592857 Y2 JP S592857Y2 JP 6039079 U JP6039079 U JP 6039079U JP 6039079 U JP6039079 U JP 6039079U JP S592857 Y2 JPS592857 Y2 JP S592857Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- path
- valve
- coating machine
- switching valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、多色色替塗装を行う塗装装置において、迅速
な色替動作を行うことのできる塗装装置に関するもので
ある。
な色替動作を行うことのできる塗装装置に関するもので
ある。
従来、多種色塗装を行う塗装装置は、異色塗装に切換え
るごとに、その塗料径路、すなわち色替装置から塗装機
までの間の塗料径路を洗浄用エア及び洗浄用シンナーで
洗浄しなければならながった。
るごとに、その塗料径路、すなわち色替装置から塗装機
までの間の塗料径路を洗浄用エア及び洗浄用シンナーで
洗浄しなければならながった。
なぜならば、この塗料径路には前回に塗装した塗料が付
着・残留しているので、洗浄しない状態で異色塗料を流
すと両塗料が混合し、被塗物の塗面に色むら等が発生し
て塗装品質が低下するがらである。
着・残留しているので、洗浄しない状態で異色塗料を流
すと両塗料が混合し、被塗物の塗面に色むら等が発生し
て塗装品質が低下するがらである。
特に、新たにクリヤー塗料を塗装しようとする場合には
、この塗料の混合がはなはだしく、とうてい実用に耐え
ないのである。
、この塗料の混合がはなはだしく、とうてい実用に耐え
ないのである。
それゆえ、色替時には、洗浄用エアと洗浄用シンナーと
を交互に塗料径路中に圧送し、塗料径路内及び塗装機に
付着した異色塗料を洗浄する必要がある。
を交互に塗料径路中に圧送し、塗料径路内及び塗装機に
付着した異色塗料を洗浄する必要がある。
しかも、洗浄用シンナーは洗浄時に高吐出量で圧送され
ると、塗装機から周囲に飛散するので、できうる限り低
吐出量で圧送されなければならないという制約が存在し
た。
ると、塗装機から周囲に飛散するので、できうる限り低
吐出量で圧送されなければならないという制約が存在し
た。
したがって、完全な色替洗浄を行うには通常、68秒程
度の時間を要し、自動車ボテ゛−の塗装ライン等のひん
ばんに色替を行わなければならない場合には、極めて塗
装効率が低いという欠点が生じた。
度の時間を要し、自動車ボテ゛−の塗装ライン等のひん
ばんに色替を行わなければならない場合には、極めて塗
装効率が低いという欠点が生じた。
本考案の目的は、上記した従来技術の有する諸欠点を除
去し、極めて短時間で効率良く色替が行いうる塗装装置
を提供することにある。
去し、極めて短時間で効率良く色替が行いうる塗装装置
を提供することにある。
更に、本考案の目的は、クリヤー塗料の塗装時にも、他
色の混入を確実に防止しうる塗装装置を提供することに
ある。
色の混入を確実に防止しうる塗装装置を提供することに
ある。
本考案の構成は、複数色の塗料供給源から圧送されてき
た塗料を色替装置に供給し、該色替装置によって選択さ
れた塗料を塗料供給径路を介して塗装機に供給する塗装
装置において、前記塗料供給径路に2方向の流出路を有
する切換バルブを介装し、該切換バルブの一方の流出路
を前記塗装機へ塗料を供給する塗料供給径路に連結する
と共に、該切換バルブの他方の流出路をオン・オフバル
ブを介して排液槽に連結し、前記切換バルブと前記塗装
機との間の塗料供給径路に前記供給塗料とは別種の塗料
を供給する色替バルブを介装したことを特徴とする塗装
装置である。
た塗料を色替装置に供給し、該色替装置によって選択さ
れた塗料を塗料供給径路を介して塗装機に供給する塗装
装置において、前記塗料供給径路に2方向の流出路を有
する切換バルブを介装し、該切換バルブの一方の流出路
を前記塗装機へ塗料を供給する塗料供給径路に連結する
と共に、該切換バルブの他方の流出路をオン・オフバル
ブを介して排液槽に連結し、前記切換バルブと前記塗装
機との間の塗料供給径路に前記供給塗料とは別種の塗料
を供給する色替バルブを介装したことを特徴とする塗装
装置である。
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。
色替装置1には図示しない複数色の塗料供給源からギヤ
ポンプ等により圧送されて来た塗料が塗料供給径路2を
通って供給され、色替装置1によって選択された塗料は
塗料供給径路3を通って切換バルブ4に供給される。
ポンプ等により圧送されて来た塗料が塗料供給径路2を
通って供給され、色替装置1によって選択された塗料は
塗料供給径路3を通って切換バルブ4に供給される。
切換バルブ4は2方向の流出路を有し、その一方の流出
路はマニホールドM、塗料供給径路5を介して塗装機6
に連結される。
路はマニホールドM、塗料供給径路5を介して塗装機6
に連結される。
また、切換バルブ4の他方の流出路は塗料供給径路7を
介してオン・オフバルブ8に連結され、オン・オフバル
ブ8は排液路9を介して排液槽10に連結されている。
介してオン・オフバルブ8に連結され、オン・オフバル
ブ8は排液路9を介して排液槽10に連結されている。
一方、マニホールドMには色替バルブ11.12が装着
され、色替バルブ11.12は塗料供給ホース11a、
12aを介して、図示しない塗料供給源に連結されてい
る。
され、色替バルブ11.12は塗料供給ホース11a、
12aを介して、図示しない塗料供給源に連結されてい
る。
以下、作用を説明する。
通常の塗装状態においては、色替装置1によって選択さ
れた塗料は径路3、切換バルブ4、マニホールドM、径
路5を経て塗装機6に供給され、塗装機6によって霧化
されて被塗物(図示せず)に塗着される。
れた塗料は径路3、切換バルブ4、マニホールドM、径
路5を経て塗装機6に供給され、塗装機6によって霧化
されて被塗物(図示せず)に塗着される。
このとき、切換バルブ4は開放し、また、オン・オフバ
ルブ8は閉鎖している。
ルブ8は閉鎖している。
また、前記色替装置1以外からの塗料11a、12aの
供給を行うには、マニホールドMに装着された例えば色
替バルブ11を開放すればホース11 aから供給され
る塗料がマニホールドM、径路5を通って塗装機6に供
給され、塗装を行うことができる。
供給を行うには、マニホールドMに装着された例えば色
替バルブ11を開放すればホース11 aから供給され
る塗料がマニホールドM、径路5を通って塗装機6に供
給され、塗装を行うことができる。
色替バルブ12を開放すれば、同様に塗装が行えること
は当然である。
は当然である。
今、色替を行なおうとすると、先づ、切替バルブ4を動
作させて径路3と径路7とを連通させると共に、径路3
とマニホールドMと径路5との連通状態を遮断し、同時
に、オン・オフバルブ8を開放して径路7と排液路9と
を連通させる。
作させて径路3と径路7とを連通させると共に、径路3
とマニホールドMと径路5との連通状態を遮断し、同時
に、オン・オフバルブ8を開放して径路7と排液路9と
を連通させる。
この状態で径路3から洗浄用エア及び洗浄用シンナーを
交互に圧送して、径路3、切替バルブ4、径路7、オン
・オフバルブ8を洗浄し、洗浄後の汚だく液を排液路9
から槽10へ放出する。
交互に圧送して、径路3、切替バルブ4、径路7、オン
・オフバルブ8を洗浄し、洗浄後の汚だく液を排液路9
から槽10へ放出する。
このとき、従来のように塗装機6からは全く汚だく液が
飛散しないのであるから、この洗浄動作は高圧かつ高吐
出量の洗浄用エア及び洗浄用シンナーで行えるから、短
時間で終了する。
飛散しないのであるから、この洗浄動作は高圧かつ高吐
出量の洗浄用エア及び洗浄用シンナーで行えるから、短
時間で終了する。
その後、切換バルブ4を切換えて径路3とマニホールド
M、径路5とを連通し、上記と同様の洗浄動作を行えば
、マニホールドM、径路5、塗装機6の洗浄動作は完了
する。
M、径路5とを連通し、上記と同様の洗浄動作を行えば
、マニホールドM、径路5、塗装機6の洗浄動作は完了
する。
この径路5は極めて短いから、低圧かつ低吐出量の洗浄
用エア及びシンナーであっても十分に、この洗浄動作は
短時間で終了する。
用エア及びシンナーであっても十分に、この洗浄動作は
短時間で終了する。
一方、色替バルブ11.12によりクリヤー塗料あるい
はひんばんに使用する塗料を供給することにすれば、塗
料効率及び洗浄作業効率は極めて上昇すること明らかで
ある。
はひんばんに使用する塗料を供給することにすれば、塗
料効率及び洗浄作業効率は極めて上昇すること明らかで
ある。
特にクリヤー塗料は、工業用メラミン塗料等に比較して
粘度が極めて高いので、その塗装にあたっては径路が短
い方が押し出し易く、また洗浄も容易である。
粘度が極めて高いので、その塗装にあたっては径路が短
い方が押し出し易く、また洗浄も容易である。
第2図は、本考案の第二実施例を示し、第1図と同一番
号を付した部材は同一名称の部材を示す。
号を付した部材は同一名称の部材を示す。
本実施例の特徴とするところは、マニホールドMに、洗
浄用エアを供給する洗浄用エアバルブ13と洗浄用シン
ナーを供給する洗浄用シンナーバルブ14とを装着した
点にある。
浄用エアを供給する洗浄用エアバルブ13と洗浄用シン
ナーを供給する洗浄用シンナーバルブ14とを装着した
点にある。
このように装着することにより、塗料供給径路3と、マ
ニホールドM、塗料供給径路5及び塗装機6との洗浄が
それぞれ独立の洗浄用エアバルブ及び洗浄用シンナーバ
ルブにより行われる結果、同時に洗浄動作が行い得、こ
れにより洗浄時間の大巾な短縮が可能となるのである。
ニホールドM、塗料供給径路5及び塗装機6との洗浄が
それぞれ独立の洗浄用エアバルブ及び洗浄用シンナーバ
ルブにより行われる結果、同時に洗浄動作が行い得、こ
れにより洗浄時間の大巾な短縮が可能となるのである。
以上、説明したように、本考案によれば、塗料供給径路
の塗装機近傍に切換バルブを介装したので極めて短時間
で効率良く色替が行いうると共に、クリヤー塗料を色替
バルブ11.12から供給することにすれば、他色の混
入を確実に防止しつるという効果を生ずる。
の塗装機近傍に切換バルブを介装したので極めて短時間
で効率良く色替が行いうると共に、クリヤー塗料を色替
バルブ11.12から供給することにすれば、他色の混
入を確実に防止しつるという効果を生ずる。
第1図は、本考案の一実施例の構成を示す図、第2図は
本考案の他の実施例の構成を示す図である。 1・・・・・・色替装置、3,5.7・・・・・・塗料
供給径路、6・・・・・・塗装機、9・・・・・・排液
路、10・・・・・・排液槽、4・・・・・・切換バル
ブ、8・・・・・オン・オフバルブ、11.12・・・
・・・色替バルブ、13・・・・・・洗浄用エアバルブ
、14・・・・・・洗浄用シンナーバルブ、M・・・・
・・マニホールド。
本考案の他の実施例の構成を示す図である。 1・・・・・・色替装置、3,5.7・・・・・・塗料
供給径路、6・・・・・・塗装機、9・・・・・・排液
路、10・・・・・・排液槽、4・・・・・・切換バル
ブ、8・・・・・オン・オフバルブ、11.12・・・
・・・色替バルブ、13・・・・・・洗浄用エアバルブ
、14・・・・・・洗浄用シンナーバルブ、M・・・・
・・マニホールド。
Claims (1)
- 複数色の塗料供給源から圧送されてきた塗料を色替装置
に供給し、該色替装置によって選択された塗料を塗料供
給径路を介して塗装機に供給する塗装装置において、前
記塗料供給径路の前記塗装機近傍に2方向の流出路を有
する切換バルブを介装し、該切換バルブの一方の流出路
を前記塗装機へ塗料を供給する塗料供給径路に連結する
と共に、該切換バルブの他方の流出路をオン・オフバル
ブを介して排液槽に連結し、前記切換バルブと前記塗装
機との間の塗料供給径路に前記供給塗料とは別種の塗料
を供給する色替バルブを介装したことを特徴とする塗装
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6039079U JPS592857Y2 (ja) | 1979-05-07 | 1979-05-07 | 塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6039079U JPS592857Y2 (ja) | 1979-05-07 | 1979-05-07 | 塗装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55159760U JPS55159760U (ja) | 1980-11-17 |
JPS592857Y2 true JPS592857Y2 (ja) | 1984-01-26 |
Family
ID=29294361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6039079U Expired JPS592857Y2 (ja) | 1979-05-07 | 1979-05-07 | 塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592857Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-07 JP JP6039079U patent/JPS592857Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55159760U (ja) | 1980-11-17 |
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