JP2502903Y2 - 導電性塗料の静電塗装装置 - Google Patents
導電性塗料の静電塗装装置Info
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- JP2502903Y2 JP2502903Y2 JP1990126640U JP12664090U JP2502903Y2 JP 2502903 Y2 JP2502903 Y2 JP 2502903Y2 JP 1990126640 U JP1990126640 U JP 1990126640U JP 12664090 U JP12664090 U JP 12664090U JP 2502903 Y2 JP2502903 Y2 JP 2502903Y2
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- Japan
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- supply pipe
- electrostatic coating
- inlet
- cleaning liquid
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
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- Spray Control Apparatus (AREA)
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、高電圧が印加された静電塗装機によって水
性塗料やスラリー塗料、メタリック塗料等の導電性塗料
を塗装する静電塗装装置に関する。
性塗料やスラリー塗料、メタリック塗料等の導電性塗料
を塗装する静電塗装装置に関する。
高電圧が印加された静電塗装機によって水性塗料等の
導電性塗料を塗装する場合は、静電塗装機に印加した高
電圧のリークを防止するために、その塗装機の塗料供給
系に絶縁対策を施す必要があるから（特開昭55−114366
号，同56−141869号公報）、数十色もの塗料を色替して
塗装する自動車塗装用の多色静電塗装装置にあっては、
各色の塗料ごとに夫々その塗料供給配管や塗料タンク等
を絶縁しなければならないという面倒がある。
導電性塗料を塗装する場合は、静電塗装機に印加した高
電圧のリークを防止するために、その塗装機の塗料供給
系に絶縁対策を施す必要があるから（特開昭55−114366
号，同56−141869号公報）、数十色もの塗料を色替して
塗装する自動車塗装用の多色静電塗装装置にあっては、
各色の塗料ごとに夫々その塗料供給配管や塗料タンク等
を絶縁しなければならないという面倒がある。
このため、自動車塗装においては、有害な有機溶剤を
大量に消費する絶縁性樹脂塗料による静電塗装が未だ主
流を占め、無公害な水性塗料の使用を見合わせているの
が実情である。
大量に消費する絶縁性樹脂塗料による静電塗装が未だ主
流を占め、無公害な水性塗料の使用を見合わせているの
が実情である。
しかし、最近では、世界的な環境保全運動が高まり、
塗装業界においてもハイドロカーボン等の公害物質を生
ずる有機溶剤の使用規制が叫ばれている。
塗装業界においてもハイドロカーボン等の公害物質を生
ずる有機溶剤の使用規制が叫ばれている。
そこで本考案は、水性塗料による塗装を推奨するため
に、水性塗料等の導電性塗料による静電塗装を行う場合
でも、その塗料供給配管や塗料タンク等の塗料供給系に
面倒な絶縁対策を施さなくても済むようにすることを主
たる技術的課題としている。
に、水性塗料等の導電性塗料による静電塗装を行う場合
でも、その塗料供給配管や塗料タンク等の塗料供給系に
面倒な絶縁対策を施さなくても済むようにすることを主
たる技術的課題としている。
この課題を解決するために、本考案は、高電圧が印加
された静電塗装機で導電性塗料を塗装する導電性塗料の
静電塗装装置において、塗料流入口から導入された所要
量の導電性塗料を塗料吐出口から所定の流量で圧し出し
て静電塗装機に定量供給するポンプが、電気的絶縁状態
で設置され、当該ポンプの塗料流入口に対して導電性塗
料の塗料供給配管が所要の絶縁距離から係脱自在に連結
されるように成されると共に、その連結部を囲繞する洗
浄カバーが設けられ、当該洗浄カバーには、少なくとも
静電塗装機に高電圧を印加している間は電気的絶縁状態
に維持される洗浄液供給配管が連結されて、前記塗料流
入口に連結した塗料供給配管がその塗料流入口から前記
洗浄カバー内で切り離されたときに、前記洗浄液供給配
管から前記洗浄カバー内に供給される洗浄液によって、
前記塗料流入口と塗料供給配管の連結部に付着した導電
性塗料が払拭されるように成されていることを特徴とす
る。
された静電塗装機で導電性塗料を塗装する導電性塗料の
静電塗装装置において、塗料流入口から導入された所要
量の導電性塗料を塗料吐出口から所定の流量で圧し出し
て静電塗装機に定量供給するポンプが、電気的絶縁状態
で設置され、当該ポンプの塗料流入口に対して導電性塗
料の塗料供給配管が所要の絶縁距離から係脱自在に連結
されるように成されると共に、その連結部を囲繞する洗
浄カバーが設けられ、当該洗浄カバーには、少なくとも
静電塗装機に高電圧を印加している間は電気的絶縁状態
に維持される洗浄液供給配管が連結されて、前記塗料流
入口に連結した塗料供給配管がその塗料流入口から前記
洗浄カバー内で切り離されたときに、前記洗浄液供給配
管から前記洗浄カバー内に供給される洗浄液によって、
前記塗料流入口と塗料供給配管の連結部に付着した導電
性塗料が払拭されるように成されていることを特徴とす
る。
本考案によれば、静電塗装機に高電圧が印加されてい
ない間に、ポンプの塗料流入口に塗料供給配管を連結さ
せて、その塗料流入口から導電性塗料を導入する。
ない間に、ポンプの塗料流入口に塗料供給配管を連結さ
せて、その塗料流入口から導電性塗料を導入する。
そして、ポンプ内に塗装に必要な所要量の導電性塗料
が充填されると、塗料流入口に連結した塗料供給配管を
その塗料流入口から洗浄カバー内で切り離し、その直後
に当該洗浄カバー内に洗浄液供給配管から洗浄液を供給
して、塗料流入口と塗料供給配管の連結部に付着した導
電性塗料を洗浄液で払拭させる。これにより、塗料流入
口と塗料供給配管の連結部に付着した塗料が固化して塗
料流入口や塗料供給配管の詰まりを生ずることが防止さ
れると共に、各色の導電性塗料を選択供給する塗料供給
配管にあっては、塗料の色混じりによる塗装不良を生ず
ることも防止される。
が充填されると、塗料流入口に連結した塗料供給配管を
その塗料流入口から洗浄カバー内で切り離し、その直後
に当該洗浄カバー内に洗浄液供給配管から洗浄液を供給
して、塗料流入口と塗料供給配管の連結部に付着した導
電性塗料を洗浄液で払拭させる。これにより、塗料流入
口と塗料供給配管の連結部に付着した塗料が固化して塗
料流入口や塗料供給配管の詰まりを生ずることが防止さ
れると共に、各色の導電性塗料を選択供給する塗料供給
配管にあっては、塗料の色混じりによる塗装不良を生ず
ることも防止される。
次に、塗料流入口と塗料供給配管の連結部に付着した
塗料が洗浄除去されると、塗料供給配管が塗料流入口と
所要の絶縁距離を保つ位置まで離脱して、静電塗装機に
所定の高電圧が印加され、ポンプの塗料吐出口から所定
の流量で圧し出される導電性塗料が静電塗装機に定量供
給されて、その導電性塗料による静電塗装が開始され
る。
塗料が洗浄除去されると、塗料供給配管が塗料流入口と
所要の絶縁距離を保つ位置まで離脱して、静電塗装機に
所定の高電圧が印加され、ポンプの塗料吐出口から所定
の流量で圧し出される導電性塗料が静電塗装機に定量供
給されて、その導電性塗料による静電塗装が開始され
る。
このとき、静電塗装機に導電性塗料を供給するポンプ
と、そのポンプに導電性塗料を供給した塗料供給配管と
は、互いに隔絶されて絶縁状態にあるから、静電塗装機
に印加した高電圧が塗料供給配管等の塗料供給系にリー
クすることがない。
と、そのポンプに導電性塗料を供給した塗料供給配管と
は、互いに隔絶されて絶縁状態にあるから、静電塗装機
に印加した高電圧が塗料供給配管等の塗料供給系にリー
クすることがない。
したがって、その塗料供給系に面倒な絶縁対策を施す
必要がなくなり、数十色もの塗料供給系を有する多色静
電塗装装置にあっては、絶縁対策を施すための膨大な設
備費が不要となる。
必要がなくなり、数十色もの塗料供給系を有する多色静
電塗装装置にあっては、絶縁対策を施すための膨大な設
備費が不要となる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。
する。
第１図は本考案による静電塗装装置の一例を示すフロ
ーシート図、第２図はその要部を拡大して示す断面図で
ある。
ーシート図、第２図はその要部を拡大して示す断面図で
ある。
本例では、80〜120KVの高電圧が印加された静電塗装
機１に導電性塗料を定量供給するポンプ２が、電気的絶
縁状態で設置されて、塗料流入口３からシリンダ４内に
導入された所要量の導電性塗料を、モータやシリンダ等
の駆動装置５によって往復運動せられる絶縁シャフト６
の先端に設けたピストン７で塗料吐出口８から所定の流
量で圧し出すようになっている。
機１に導電性塗料を定量供給するポンプ２が、電気的絶
縁状態で設置されて、塗料流入口３からシリンダ４内に
導入された所要量の導電性塗料を、モータやシリンダ等
の駆動装置５によって往復運動せられる絶縁シャフト６
の先端に設けたピストン７で塗料吐出口８から所定の流
量で圧し出すようになっている。
また、ポンプ２の塗料流入口３には、その流入口３を
開閉する雌形カプラー９が設けられ、当該雌形カプラー
９に対して、色替バルブ装置10に接続した塗料供給配管
11の先端に設けられている雄形カプラー12がエアシリン
ダ30のピストンロッド31で所要の絶縁距離から係脱自在
に進退せられ、これら雌形カプラー９と雄形カプラー12
が互いに嵌合して塗料流入口３と塗料供給配管11が連結
されるように成されている。
開閉する雌形カプラー９が設けられ、当該雌形カプラー
９に対して、色替バルブ装置10に接続した塗料供給配管
11の先端に設けられている雄形カプラー12がエアシリン
ダ30のピストンロッド31で所要の絶縁距離から係脱自在
に進退せられ、これら雌形カプラー９と雄形カプラー12
が互いに嵌合して塗料流入口３と塗料供給配管11が連結
されるように成されている。
雌形カプラー９と雄形カプラー12は、互いに嵌合した
時に流路を開く球状の逆止弁13と杆状の逆止弁14を夫々
具備している。なお、各逆止弁13,14は、夫々スプリン
グ15,16によって流路を閉じる方向に付勢されている。
時に流路を開く球状の逆止弁13と杆状の逆止弁14を夫々
具備している。なお、各逆止弁13,14は、夫々スプリン
グ15,16によって流路を閉じる方向に付勢されている。
次に、ポンプ２の塗料流入口３には、当該塗料流入口
３と塗料供給配管11の連結部を囲繞する筒形の洗浄カバ
ー17が、その一端側を雌形カプラー９に外嵌した状態で
設けられている。
３と塗料供給配管11の連結部を囲繞する筒形の洗浄カバ
ー17が、その一端側を雌形カプラー９に外嵌した状態で
設けられている。
洗浄カバー17には、その周壁に洗浄液供給配管18と洗
浄液排出配管19を連結するための連結口20,21が貫設さ
れている。なお、洗浄液供給配管18は、例えば洗浄液を
空気圧で圧送する洗浄液タンクが碍子等に支持して電気
的絶縁状態で設置されて成る洗浄液供給源22に接続され
ている。また、洗浄液排出配管19も、碍子等に支持して
電気的絶縁状態で設置された排液タンク23に接続されて
いる。
浄液排出配管19を連結するための連結口20,21が貫設さ
れている。なお、洗浄液供給配管18は、例えば洗浄液を
空気圧で圧送する洗浄液タンクが碍子等に支持して電気
的絶縁状態で設置されて成る洗浄液供給源22に接続され
ている。また、洗浄液排出配管19も、碍子等に支持して
電気的絶縁状態で設置された排液タンク23に接続されて
いる。
そして、洗浄カバー17の片端側からその内部に突入し
て塗料流入口３の雌形カプラー９に嵌合せられた塗料供
給配管11の雄形カプラー12が、エアシリンダ30のピスト
ンロッド31を僅かに収縮させることによって、洗浄カバ
ー17内で雌形カプラー９から切り離されると、その直後
に、洗浄液供給源22に接続した洗浄液供給配管18から洗
浄カバー17内に洗浄液が供給されると同時に、その洗浄
液が洗浄液排出配管19から排液タンク23へ排出されて、
塗料流入口３と塗料供給配管11の連結部を成す雌形カプ
ラー９と雄形カプラー12の先端部に付着した導電性塗料
が払拭されるようになっている。
て塗料流入口３の雌形カプラー９に嵌合せられた塗料供
給配管11の雄形カプラー12が、エアシリンダ30のピスト
ンロッド31を僅かに収縮させることによって、洗浄カバ
ー17内で雌形カプラー９から切り離されると、その直後
に、洗浄液供給源22に接続した洗浄液供給配管18から洗
浄カバー17内に洗浄液が供給されると同時に、その洗浄
液が洗浄液排出配管19から排液タンク23へ排出されて、
塗料流入口３と塗料供給配管11の連結部を成す雌形カプ
ラー９と雄形カプラー12の先端部に付着した導電性塗料
が払拭されるようになっている。
なお、雄形カプラー12が突入する洗浄カバー17の片端
側には、洗浄液の飛散を阻止するＯリング24が設けられ
ている。
側には、洗浄液の飛散を阻止するＯリング24が設けられ
ている。
また、塗料供給配管11が接続された色替バルブ装置10
には、各色の導電性塗料を選択供給する複数の色替バル
ブCV1〜CV3と、洗浄空気を供給する洗浄空気供給バルブ
CVAと、洗浄液を供給する洗浄液供給バルブCVWが設けら
れている。
には、各色の導電性塗料を選択供給する複数の色替バル
ブCV1〜CV3と、洗浄空気を供給する洗浄空気供給バルブ
CVAと、洗浄液を供給する洗浄液供給バルブCVWが設けら
れている。
しかして、塗装を開始する前に、まず、エアシリンダ
30のピストンロッド31を伸長させて、塗料供給配管11の
先端に設けられた雄形カプラー12をポンプ２の塗料流入
口３に設けられた雌形カプラー９に嵌合させ、塗料供給
配管11と塗料流入口３とを互いに連結する。
30のピストンロッド31を伸長させて、塗料供給配管11の
先端に設けられた雄形カプラー12をポンプ２の塗料流入
口３に設けられた雌形カプラー９に嵌合させ、塗料供給
配管11と塗料流入口３とを互いに連結する。
次に、色替バルブ装置10に設けられた色替バルブCV1
〜CV3の中から、一つのバルブを開放して、そのバルブ
で選択した所望色の導電性塗料を塗料供給配管11から塗
料流入口３を通じてポンプ２に供給すると同時に、その
ポンプ２の駆動装置５でシリンダ４内のピストン７を後
退させて、当該シリンダ４内に導電性塗料を導入する。
〜CV3の中から、一つのバルブを開放して、そのバルブ
で選択した所望色の導電性塗料を塗料供給配管11から塗
料流入口３を通じてポンプ２に供給すると同時に、その
ポンプ２の駆動装置５でシリンダ４内のピストン７を後
退させて、当該シリンダ４内に導電性塗料を導入する。
そして、このシリンダ４内に静電塗装機１の塗装に必
要な所要量の導電性塗料が充填されると、エアシリンダ
30のピストンロッド31を若干収縮させて、塗料供給配管
11の雄形カプラー12を第１図鎖線図示のように洗浄カバ
ー17内で塗料流入口３の雌形カプラー９から離脱させる
と共に、その洗浄カバー17内に洗浄液供給源22から洗浄
液供給配管18を通じて洗浄液を供給し、その洗浄液で雌
形カプラー９と雄形カプラー12の先端に付着した導電性
塗料を払拭する。また、洗浄カバー17内に供給した洗浄
液は、洗浄液排出配管19を通じて排液タンク23へ排出す
る。
要な所要量の導電性塗料が充填されると、エアシリンダ
30のピストンロッド31を若干収縮させて、塗料供給配管
11の雄形カプラー12を第１図鎖線図示のように洗浄カバ
ー17内で塗料流入口３の雌形カプラー９から離脱させる
と共に、その洗浄カバー17内に洗浄液供給源22から洗浄
液供給配管18を通じて洗浄液を供給し、その洗浄液で雌
形カプラー９と雄形カプラー12の先端に付着した導電性
塗料を払拭する。また、洗浄カバー17内に供給した洗浄
液は、洗浄液排出配管19を通じて排液タンク23へ排出す
る。
これにより、各カプラー9,12に付着した導電性塗料が
乾燥固化して塗料流入口３や塗料供給配管11の詰まりを
生ずることが防止される。
乾燥固化して塗料流入口３や塗料供給配管11の詰まりを
生ずることが防止される。
また、色替バルブCV1〜CV3で塗料の色替を行う際に前
色塗料と次色塗料の色混じりを生ずる心配も全くない。
色塗料と次色塗料の色混じりを生ずる心配も全くない。
次に、エアシリンダ30のピストンロッド31を更に収縮
させて、塗料供給配管11の雄形カプラー12を、第１図実
線図示のように洗浄カバー17内から抜き出して、当該洗
浄カバー17が外嵌された雌形カプラー９との間に所要の
絶縁距離を保てる位置まで後退させる。
させて、塗料供給配管11の雄形カプラー12を、第１図実
線図示のように洗浄カバー17内から抜き出して、当該洗
浄カバー17が外嵌された雌形カプラー９との間に所要の
絶縁距離を保てる位置まで後退させる。
この状態で、静電塗装機１に所定の高電圧を印加する
と共に、ポンプ２の駆動装置５を起動させて、その駆動
装置５に絶縁シャフト６を介して連結されたピストン７
によりシリンダ４内に充填された導電性塗料を塗料吐出
口８から所定の流量で圧し出して静電塗装機１に定量供
給し、導電性塗料の静電塗装を開始する。
と共に、ポンプ２の駆動装置５を起動させて、その駆動
装置５に絶縁シャフト６を介して連結されたピストン７
によりシリンダ４内に充填された導電性塗料を塗料吐出
口８から所定の流量で圧し出して静電塗装機１に定量供
給し、導電性塗料の静電塗装を開始する。
このとき、静電塗装機１に導電性塗料を供給するポン
プ２と、そのポンプ２に導電性塗料を供給する塗料供給
配管11とは、互いに所要の絶縁距離を保って隔絶されて
いるので、静電塗装機１に印加した高電圧が塗料供給配
管11や色替バルブ装置10にリークすることがない。
プ２と、そのポンプ２に導電性塗料を供給する塗料供給
配管11とは、互いに所要の絶縁距離を保って隔絶されて
いるので、静電塗装機１に印加した高電圧が塗料供給配
管11や色替バルブ装置10にリークすることがない。
したがって、これら塗料供給配管11と色替バルブ装置
10や、当該色替バルブ装置10の各色替バルブCV1〜CV3に
導電性塗料を供給する塗料タンクや塗料配管などの塗料
供給系全体に絶縁対策を施す面倒がない。
10や、当該色替バルブ装置10の各色替バルブCV1〜CV3に
導電性塗料を供給する塗料タンクや塗料配管などの塗料
供給系全体に絶縁対策を施す面倒がない。
次に、ポンプ２のシリンダ４内に充填された導電性塗
料を使い切ってその塗料による塗装が終了すると、静電
塗装機１への高電圧の印加を停止して、塗料供給配管11
の雄形カプラー12を塗料流入口３の雌形カプラー９に再
び嵌合させ、色替バルブ装置10の洗浄空気供給バルブCV
Aと洗浄液供給バルブCVWを交互に開閉して、これら各バ
ルブが供給する洗浄空気と洗浄液で塗料供給配管11内か
らポンプ２のシリンダ４内と静電塗装機１内に残存する
導電性塗料を洗浄除去して静電塗装機１から排出させ
る。
料を使い切ってその塗料による塗装が終了すると、静電
塗装機１への高電圧の印加を停止して、塗料供給配管11
の雄形カプラー12を塗料流入口３の雌形カプラー９に再
び嵌合させ、色替バルブ装置10の洗浄空気供給バルブCV
Aと洗浄液供給バルブCVWを交互に開閉して、これら各バ
ルブが供給する洗浄空気と洗浄液で塗料供給配管11内か
らポンプ２のシリンダ４内と静電塗装機１内に残存する
導電性塗料を洗浄除去して静電塗装機１から排出させ
る。
そして、その洗浄が終了すると、色替バルブ装置10の
色替バルブCV1〜CV3により次なる色の導電性塗料を選択
してポンプ２のシリンダ４内に充填し、その充填が完了
すると、再び静電塗装機１に高電圧を印加して静電塗装
を開始する。
色替バルブCV1〜CV3により次なる色の導電性塗料を選択
してポンプ２のシリンダ４内に充填し、その充填が完了
すると、再び静電塗装機１に高電圧を印加して静電塗装
を開始する。
なお、上記実施例では、洗浄カバー17に洗浄液排出配
管19を連結しているが、当該配管19を介さずに洗浄カバ
ー17内から放出される洗浄液を排液タンク等で直接受け
るようにしてもよい。
管19を連結しているが、当該配管19を介さずに洗浄カバ
ー17内から放出される洗浄液を排液タンク等で直接受け
るようにしてもよい。
また、洗浄液供給配管18は、ポンプ２の塗料流入口３
と塗料供給配管11を連結するときのように、洗浄カバー
17の連結口20に対して雄形カプラーと雌形カプラーで係
脱自在に連結されるようにしてもよく、この場合には、
洗浄液供給源22を成す洗浄液圧送タンク等を絶縁する必
要がなくなる。
と塗料供給配管11を連結するときのように、洗浄カバー
17の連結口20に対して雄形カプラーと雌形カプラーで係
脱自在に連結されるようにしてもよく、この場合には、
洗浄液供給源22を成す洗浄液圧送タンク等を絶縁する必
要がなくなる。
以上述べたように、本考案によれば、水性塗料等の導
電性塗料による静電塗装を行う場合でも、その導電性塗
料の塗料供給系に面倒な絶縁対策を施す必要がなくなる
から、数十色もの塗料供給系を有する多色静電塗装装置
であっても、設備費が嵩むことなく無公害な水性塗料に
よる静電塗装を行うことができるという大変優れた効果
がある。
電性塗料による静電塗装を行う場合でも、その導電性塗
料の塗料供給系に面倒な絶縁対策を施す必要がなくなる
から、数十色もの塗料供給系を有する多色静電塗装装置
であっても、設備費が嵩むことなく無公害な水性塗料に
よる静電塗装を行うことができるという大変優れた効果
がある。
また、塗料供給系の絶縁対策を不要にするために講じ
た手段によって塗料配管系の詰まりや塗料の色混じりを
生ずるおそれもないという優れた効果がある。
た手段によって塗料配管系の詰まりや塗料の色混じりを
生ずるおそれもないという優れた効果がある。
したがって、有機溶剤を大量に消費する絶縁性樹脂塗
料による静電塗装から水性塗料による静電塗装への移行
を促すことができ、非常に有用性が高い。
料による静電塗装から水性塗料による静電塗装への移行
を促すことができ、非常に有用性が高い。
第１図は本考案による静電塗装装置の一例を示すフロー
シート図、第２図はその要部を拡大して示す断面図であ
る。 符号の説明 １…静電塗装機、２…ポンプ、３…塗料流入口、８…塗
料吐出口、９…雌形カプラー、11…塗料供給配管、12…
雄形カプラー、17…洗浄カバー、18…洗浄液供給配管。
シート図、第２図はその要部を拡大して示す断面図であ
る。 符号の説明 １…静電塗装機、２…ポンプ、３…塗料流入口、８…塗
料吐出口、９…雌形カプラー、11…塗料供給配管、12…
雄形カプラー、17…洗浄カバー、18…洗浄液供給配管。
Claims (1)
- 【請求項１】高電圧が印加された静電塗装機（１）で導
電性塗料を塗装する導電性塗料の静電塗装装置におい
て、塗料流入口（３）から導入された所要量の導電性塗
料を塗料吐出口（８）から所定の流量で圧し出して静電
塗装機（１）に定量供給するポンプ（２）が、電気的絶
縁状態で設置され、当該ポンプ（２）の塗料流入口
（３）に対して導電性塗料の塗料供給配管（11）が所要
の絶縁距離から係脱自在に連結されるように成されると
共に、その連結部を囲繞する洗浄カバー（17）が設けら
れ、当該洗浄カバー（17）には、少なくとも静電塗装機
（１）に高電圧を印加している間は電気的絶縁状態に維
持される洗浄液供給配管（18）が連結されて、前記塗料
流入口（３）に連結した塗料供給配管（11）がその塗料
流入口（３）から前記洗浄カバー（17）内で切り離され
たときに、前記洗浄液供給配管（18）から前記洗浄カバ
ー（17）内に供給される洗浄液によって、前記塗料流入
口（３）と塗料供給配管（11）の連結部に付着した導電
性塗料が払拭されるように成されていることを特徴とす
る導電性塗料の静電塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990126640U JP2502903Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 導電性塗料の静電塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990126640U JP2502903Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 導電性塗料の静電塗装装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0487755U JPH0487755U (ja) | 1992-07-30 |
| JP2502903Y2 true JP2502903Y2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=31874182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990126640U Expired - Lifetime JP2502903Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 導電性塗料の静電塗装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2502903Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1990
- 1990-11-30 JP JP1990126640U patent/JP2502903Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0487755U (ja) | 1992-07-30 |
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