JPS6034378Y2 - 多色色替塗装装置 - Google Patents

多色色替塗装装置

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JPS6034378Y2
JPS6034378Y2 JP15406181U JP15406181U JPS6034378Y2 JP S6034378 Y2 JPS6034378 Y2 JP S6034378Y2 JP 15406181 U JP15406181 U JP 15406181U JP 15406181 U JP15406181 U JP 15406181U JP S6034378 Y2 JPS6034378 Y2 JP S6034378Y2
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JP
Japan
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paint
valve
paint supply
color change
cleaning
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JP15406181U
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JPS5858870U (ja
Inventor
幸治 太田
直樹 山田
隆守 川口
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トヨタ自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、多色色替塗装装置に関し、さらに詳しく述
べると、色替時においてそれを迅速かつ確実に行なうこ
とのできる多色色替塗装装置に関する。
多色色替塗装を行なう場合、塗色を変えるごとに塗装装
置(色替装置から塗装機に至る塗料流路)を洗浄しなけ
ればならないこと、また、洗浄には、通常、洗浄用エア
と洗浄用シンナーとを交互に塗料流路に圧送する方法が
とられること、などは周知の事実である。
ところが、洗浄用エア及び洗浄用シンナーは、洗浄時に
高圧及び高吐出量で圧送することが必要なため、塗装機
から周囲に飛散するという欠点を有している。
この欠点を克服するため、色替装置から塗装機に至る塗
料流路の途中に切換バルブを設けて(塗装機への流出口
以外にもう一つの流出口を設けて、これを新設の排液槽
に導く)、先ず最初に色替装置から切換バルブまでの塗
料流路を高圧・高吐出量で洗浄して生成した汚濁液を排
液槽に流し、そして次に低圧・低吐出量を適用して切換
バルブから塗装機までの塗料流路を洗浄する方法が屡々
用いられている。
しかしながら、この方法は、塗装機周囲における汚濁液
の飛散を防止するうえでは有効であるというものの、作
業が煩雑であり、そして完全な色替洗浄を遠戚するため
には最低でも約3形間程度の長時間が必要である。
このように色替洗浄にかなりの長時間が必要であるとい
うことは、例えば自動車ボデーの塗装ライン等における
ように頻繁に色替する場合に問題である(塗装効率が極
めて悪くなるから)。
切換バルブから塗装機に至る塗料流路の途中にクリア塗
料を供給する色替バルブを介在させる試みもなされてい
るが、この方法は、塗料流路と色替バルブの流出路との
間に段差が生じ、その段差に別の塗色の塗料がたまり、
洗浄が非常に困難であるという問題を伴なう。
本考案の目的は、以上に述べたような従来技術の欠点を
解消し、極めて短時間のうちに効率よく色替を行ない得
る多色色替塗装装置を提供することにある。
本考案のもう1つの目的は、クリア塗料の塗装時にも他
の塗色の塗料の混入を確実に防止し得る多色色替塗装装
置を提供することにある。
本考案者らは、上記目的を達威すべく研究を行なった結
果、このたび、塗料供給源からの複数本の第1塗料供給
導管が接続している色替装置と、該色替装置において選
択された塗料を塗装機に供給するための第2塗料供給導
管と、そして該第2塗料供給導管の末端に接続された、
第3塗料供給導管を経て塗装機に至る第1の流出口と排
液用オン・オフバルブが介在せしめられている排液導管
を経て排液槽に至る第2の流出口とを具備している切換
バルブとを含んでなる多色色替塗装装置に対して次のよ
うな追加の手段: 前記第3塗料供給導管上であって前記切換バルブとは対
称の側に装着されている塗料供給用オン・オフバルブ、
そして 極めて短い共通の第4塗料供給導管を介して前記塗料供
給用オン・オフバルブに接続されている、洗浄用エアバ
ルブ、洗浄用シンナーバルブ及び最低1個の色替バルブ
を組み込んでなる色替ユニット、 を組み込むことにより所期の目的を達威し得るというこ
とを見い出した。
次に、添付の図面を参照しながら、さらに詳しく本考案
を説明する。
第1図は、従来の多色色替塗装装置の一例を示した系統
図である。
図中の1は色替装置を表わし、複数本の第1塗料供給導
管2がこれに接続している。
塗料供給源(図示せず)から電動ポンプ等により圧送さ
れてきた複数色の塗料のなかから、所望の塗色を有する
塗料が色替装置1において選択される。
選択された塗料は、第2塗料供給導管3を経て、2方向
の流出路を有する切換バルブ4に供給される。
供給されてきた塗料は、塗装時、切換バルブ4の流出路
の一方が閉じられているので、第3塗料供給導管5を経
て塗装機6に送られ、ここで霧化されて被塗物(図示せ
ず)に塗装される。
次の塗色への色替え時、先ず、塗装を中断し、塗料供給
導管3及び5や塗装機6に残留・付着している塗料を洗
浄除去する。
かかる残留塗料の除去のため、色替装置1から塗装機6
に至る塗料流路に洗浄用エア及び洗浄用シンナーを圧送
してこれを実施する(洗浄用のエア及びシンナーは、図
示していないけれども、色替装置1から圧送する)。
通常、切換バルブ4の流出路のうち塗装機6へのそれを
開放するとともにもう一方のそれを閉塞し、洗浄用のエ
ア及びシンナーを高圧及び高吐出量で交互に圧送する。
但し、このようにした場合、洗浄に供されたエア及びシ
ンナーが塗装機6からその周囲に飛散するという欠点が
あり、これを克服するために次のような方法がとられて
いる。
すなわち、切換バルブ4の流出路のうち塗装機6へのそ
れを閉塞するとともにもう一方のそれを開放し、さらに
排液用オン・オフバルブ8を開放する。
このような条件のもとで、色替装置1に洗浄用エア及び
洗浄用シンナーを高圧及び高吐出量で交互に圧送し、第
2塗料供給導管3から排液導管7及び9に至る塗料流路
を洗浄し、使用済みの洗浄液(残留塗料を含有)を排液
槽10に収容する。
次いで、切換バルブ4の排液槽10への流出路を閉じ、
切換バルブ4から塗装機6に至る塗料流路の洗浄を行な
う。
この引き続く洗浄の場合、洗浄用のエア及びシンナーを
それぞれ低圧及び低吐出量で色替装置1に圧送してこれ
を実施する。
図示の塗装装置の場合、クリヤ塗料を供給するための色
替バルブ15及び16も、切換バルブ4と対称的に塗料
流路(第3塗料供給導管5)上に配設されている。
したがって、クリヤ塗料のような屡々用いられる塗料を
塗装に供する場合、塗料ホース15a及び16aから色
替バルブ15及び16を介して塗料を供給することがで
きる。
第2図は、本考案による多色色替塗装装置の好ましい一
例を示した系統図である。
色替装置1には、前記第1図の場合と同様、塗料供給源
(図示せず)からの複数本の第1塗料供給導管2が接続
されている。
塗料供給源から電動ポンプ等によって圧送されてきた塗
料は、この色替装置1において任意に選択され、その後
、第2塗料供給導管3を経て切換バルブ4に供給される
切換バルブ4は、図示の通り、2方尚の流出路を有して
おり、その一方は極く短い第3塗料供給導管5を経て塗
装機6に、そして他方の流出口は排液導管7、排液用オ
ン・オフバルブ8、そして排液導管9を経て排液槽10
に達している。
図示の塗装装置の場合、色替装置1に加えて追加の色替
装置A(以下、色替装置1と区別して色替ユニットAと
記す)が配設されている。
色替ユニツ)Aは、共通の極く短い第4塗料供給導管1
2を介して、切換バルブ4と対称的に塗料流路(第3塗
料供給導管5)上に装着されている塗料供給用オン・オ
フバルブ11に接続されている。
色替ユニットAは、洗浄用エアバルブ13、洗浄用シン
ナーバルブ14、塗料ホース15aに連通している色替
バルブ15、そして塗料ホース16aに連通している色
替バルブ16から構成されている。
なお、塗料ホース15a及び16aは、それぞれ、図示
しない塗料供給源に接続されている。
次に、図示の塗装装置を使用した塗装及び色替えについ
て説明する。
先ず、色替装置1を使用した通常の塗装の場合、装置1
において選択された塗料を、順次、第2塗料供給導管3
、切換バルブ4、そして、第3塗料供給導管5を経由さ
せて、塗装機6に供給する。
塗料は、この塗装機6において霧化され、そして被塗物
(図示せず)に塗装される。
この場合に、切換バルブ4の塗装機6に至る流出口は開
放されており、排液用オン・オフバルブ8と塗料供給用
オン・オフバルブ11とは閉塞されている。
色替ユニットAを使用した特別の塗装の場合、切換バル
ブ4の切り換えを通じて導管5に連通したバルブ流出路
を開放し、あわせて、塗料供給用オン・オフバルブ11
も開放する。
その結果、もしも色替バルブ15を開放するならば、塗
料ホース15aからの塗料を導管12、バルブ11、そ
して導管5を介して塗装機6に供給し、塗装を行なうこ
とができる。
色替バルブ16についても同様であり、これを開放する
ことを通じて上記とは別種の塗料の塗装を行なうことが
できる。
色替えを行なう場合には、先ず、切換バルブ4を動作さ
せて、第2塗料供給導管3から第3塗料供給導管5に至
る塗料流路を遮断する。
同時に、排液用オン・オフバルブ8を開放して、排液導
管7及び排液導管8を連通させる。
この状態で、洗浄用エア及び洗浄用シンナーをそれぞれ
高圧及び高吐出量で交互に色替装置1より圧送し、よっ
て、導管3及びバルブ4に残留せる塗料を洗浄する。
洗浄後の汚濁液を排液導管7、バルブ8、そして排液導
管9を経由して排液槽10に案内し、ここに放出する。
他方において、上述のような洗浄作業の開始と同時に、
塗料供給用オン・オフバルブ11を動作させて、第4塗
料供給導管12と第3塗料供給導管5とを連通させ、ま
た、洗浄用エアバルブ13と洗浄用シンナバルブ14と
を交互に動作させて、エア及びシンナーを交互に圧送し
、よって、導管12及びバルブ11を介して導管5及び
塗装機6を洗浄する。
この場合の洗浄は、エア及びシンナーについて高圧及び
高吐出量を適用する必要がないため、汚濁液の塗装機6
からの飛散を心配する必要がない。
以上のように、本考案に従うと、第3塗料供給導管5の
洗浄と第3塗料供給導管5及び塗装機6の洗浄とをそれ
ぞれ独立にかつ同時に行なうことが可能であるため、洗
浄時間の大幅な短縮を計ることができる。
色替バルブ15及び16によりクリア塗料又はその他の
屡々用いられる塗料を供給して塗装を行なった後に色替
えを行なう場合には、洗浄用エアバルブ13及び洗浄用
シンナーバルブ14の交互動作によりエア及びシンナー
を圧送し、よって、導管12、バルブ11.導管5、そ
して塗装機6を洗浄する。
なお、この考案による塗装装置の場合、導管12及び5
の長さを極力短かくしであるため極く短時間のうちに洗
浄を終了することができる。
第3図は第2図に示した本考案による多色色替塗装装置
の切換バルブ、排液用オン・オフバルブ、そして塗料供
給用オン・オフバルブの配置を示した詳細図である。
図示のバルブの挙動は、当業者であるならば先の説明か
ら理解されると考えられるので、ここではそれについて
の詳細な説明を省略する。
なお、図中の4p、8p及び11pは、それぞれ、各々
のバルブの作動用パイロットエアを指している。
本考案によれば、塗装機6の近傍の第3塗料供給導管5
上に切換バルブ4と対称的に塗料供給用オン・オフバル
ブ11を装着したことにより、また、洗浄用エアバルブ
13、洗浄用シンナーバルブ14、そして色替バルブ1
5及び16を組み込んだ色替ユニットAを極めて短い第
4塗料供給導管12を介して塗料供給用オン・オフバル
ブ11の流入路に装着したことにより、極めて短時間の
うちに効率の良い色替えを行なうことができる。
さらに、色替バルブ15及び16の塗料はそれぞれ他色
の塗料と接触するようなことがなく、また、着色顔料等
の塗料が塗料供給導管と色替バルブ15及び16の流出
路との段差にたまるようなことがないため、色替バルブ
15及び16からクリア塗料を供給する場合に他色の混
入を確実に防止し、効率の良い塗装及び色替えを行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の多色色替塗装装置の一例を示した系統
図、第2図は、本考案による多色色替塗装装置の好まし
い一例を示した系統図、そして、第3図は、第2図に示
した装置のバルブの配置を示した詳細図である。 図中、1は色替装置、2,3.5及び12はそれぞれ第
1.第2.第3及び第4塗料供給導管、4は切換バルブ
、6は塗装機、7及び9は排液導管、8は排液用オン・
オフバルブ、10は排液槽、11は塗料供給用オイ・オ
フバルブ、13は洗浄用エアバルブ、14は洗浄用シン
ナーバルブ、15及び16は色替バルブ、15a及び1
6aは塗料ホース、モしてAは色替ユニットである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 塗料供給源からの複数本の第1塗料供給導管が接続して
    いる色替装置と、該色替装置において選択された塗料を
    塗装機に供給するための第2の塗料供給導管と、そして
    該第2塗料供給導管の末端に接続された、第3塗料供給
    導管を経て塗装機に至る第1の流出口と排液用オン・オ
    フバルブが介在せしめられている排液導管を経て排液槽
    に至る第2の流出口とを具備している切換バルブとを含
    んでなる多色色替塗装装置において、 前記第3塗料供給導管上であって前記切換バルブとは対
    称の側に装着されている塗料供給用オン◆オフバルブ、
    そして 極めて短い共通の第4塗料供給導管を介して前記塗料供
    給用オン・オフバルブに接続されている、洗浄用エアバ
    ルブ、洗浄用シンナーバルブ及び最低1個の色替バルブ
    を組み込んでなる色替ユニット、 をさらに含んでなることを特徴とする多色色替塗装装置
JP15406181U 1981-10-19 1981-10-19 多色色替塗装装置 Expired JPS6034378Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15406181U JPS6034378Y2 (ja) 1981-10-19 1981-10-19 多色色替塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15406181U JPS6034378Y2 (ja) 1981-10-19 1981-10-19 多色色替塗装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5858870U JPS5858870U (ja) 1983-04-21
JPS6034378Y2 true JPS6034378Y2 (ja) 1985-10-14

Family

ID=29946661

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15406181U Expired JPS6034378Y2 (ja) 1981-10-19 1981-10-19 多色色替塗装装置

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JP (1) JPS6034378Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0640981B2 (ja) * 1987-08-18 1994-06-01 マツダ株式会社 塗料カラ−チェンジ装置

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JPS5858870U (ja) 1983-04-21

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