JPH038383Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH038383Y2 JPH038383Y2 JP10294284U JP10294284U JPH038383Y2 JP H038383 Y2 JPH038383 Y2 JP H038383Y2 JP 10294284 U JP10294284 U JP 10294284U JP 10294284 U JP10294284 U JP 10294284U JP H038383 Y2 JPH038383 Y2 JP H038383Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- paint
- color change
- thinner
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 53
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 28
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 22
- 238000010422 painting Methods 0.000 claims description 11
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 5
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 5
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、複数の色を塗りわけることができる
自動塗装機におけるカラーチエンジ装置に関する
ものである。
自動塗装機におけるカラーチエンジ装置に関する
ものである。
(従来技術)
従来、自動車等の自動塗装機において、例えば
第3図に示すようなカラーチエンジ装置を備えた
ものがある。すなわち、複数のバルブ部1aを有
するカラーチエンジバルブ1の上流に延びる通路
2(第4図参照)に、塗料押出用エアバルブ3と
シンナバルブ4とがそれぞれ配設され、通常の塗
装時にはカラーチエンジバルブ1の特定のバルブ
部1aを開き、一定の塗料圧(2〜3Kg/cm2)で
もつて塗装する。一方、カラーチエンジの際は、
カラーチエンジバルブ1のバルブ部1aを全て閉
じ、カラーチエンジバルブ1内に塗料押出用エア
バルブ3を経て押出エア(押出エア圧:0.5〜1.0
Kg/cm2)を送ることにより残存している塗料を押
出し、それで最終の塗装を行い、その後、シンナ
バルブ4内からシンナをカラーチエンジバルブ1
内に送ることにより、洗浄を行い、それから、カ
ラーチエンジバルブ1のバルブ部1aを開き、新
たな別の色で塗装を行うものである。なお、5,
6はそれぞれ洗浄エア(洗浄エア圧:4〜5Kg/
cm2)及び押出エアを送給するエアポンプ、7,8
はそれぞれ洗浄シンナ(3Kg/cm2以上)及び塗料
を送給するポンプ、9は塗装ガン、10は切替バ
ルブ、11はエアポンプ5又は6の駆動により洗
浄エア又は押出エアを択一的に塗料押出用エアバ
ルブ3に送るエア通路、12はポンプ7の駆動に
より洗浄シンナをシンナバルブ4に送るシンナ通
路である。
第3図に示すようなカラーチエンジ装置を備えた
ものがある。すなわち、複数のバルブ部1aを有
するカラーチエンジバルブ1の上流に延びる通路
2(第4図参照)に、塗料押出用エアバルブ3と
シンナバルブ4とがそれぞれ配設され、通常の塗
装時にはカラーチエンジバルブ1の特定のバルブ
部1aを開き、一定の塗料圧(2〜3Kg/cm2)で
もつて塗装する。一方、カラーチエンジの際は、
カラーチエンジバルブ1のバルブ部1aを全て閉
じ、カラーチエンジバルブ1内に塗料押出用エア
バルブ3を経て押出エア(押出エア圧:0.5〜1.0
Kg/cm2)を送ることにより残存している塗料を押
出し、それで最終の塗装を行い、その後、シンナ
バルブ4内からシンナをカラーチエンジバルブ1
内に送ることにより、洗浄を行い、それから、カ
ラーチエンジバルブ1のバルブ部1aを開き、新
たな別の色で塗装を行うものである。なお、5,
6はそれぞれ洗浄エア(洗浄エア圧:4〜5Kg/
cm2)及び押出エアを送給するエアポンプ、7,8
はそれぞれ洗浄シンナ(3Kg/cm2以上)及び塗料
を送給するポンプ、9は塗装ガン、10は切替バ
ルブ、11はエアポンプ5又は6の駆動により洗
浄エア又は押出エアを択一的に塗料押出用エアバ
ルブ3に送るエア通路、12はポンプ7の駆動に
より洗浄シンナをシンナバルブ4に送るシンナ通
路である。
しかして、塗料押出用エアバルブ3とシンナバ
ルブ4とは、第4図に詳細を示すように、何れも
針状の弁体13,14を有し、該弁体13,14
は択一的に開動作をするようになつており、それ
によつて、カラーチエンジバルブ1に通ずる通路
2に、押出エア(若しくは洗浄エア)又は洗浄シ
ンナの何れか一方のみが供給されるようになつて
いる。
ルブ4とは、第4図に詳細を示すように、何れも
針状の弁体13,14を有し、該弁体13,14
は択一的に開動作をするようになつており、それ
によつて、カラーチエンジバルブ1に通ずる通路
2に、押出エア(若しくは洗浄エア)又は洗浄シ
ンナの何れか一方のみが供給されるようになつて
いる。
ところが、上記自動塗装機において、カラーチ
エンジの場合、先ず、塗料押出用エアバルブ3の
弁体13が開動作をし、通路2,11を連通する
が、その際、塗料圧が2〜3Kg/cm2であるのに対
し押出エア圧が0.5〜1.0Kg/cm2であることから、
塗料が塗料押出用エアバルブ3内へ逆流するおそ
れがある。その上に、洗浄シンナによる洗浄時に
は、上記弁体13は閉動作をし塗料押出用エアバ
ルブ3が閉じられているので、その内部へ洗浄シ
ンナが流入することなく、塗料かすが残存するこ
ととなり、塗料押出用バルブ3内に塗料かすAが
除々に堆積して行くこととなり、その塗料かすA
が塗料に混入し塗装不良を生ずるおそれがある。
エンジの場合、先ず、塗料押出用エアバルブ3の
弁体13が開動作をし、通路2,11を連通する
が、その際、塗料圧が2〜3Kg/cm2であるのに対
し押出エア圧が0.5〜1.0Kg/cm2であることから、
塗料が塗料押出用エアバルブ3内へ逆流するおそ
れがある。その上に、洗浄シンナによる洗浄時に
は、上記弁体13は閉動作をし塗料押出用エアバ
ルブ3が閉じられているので、その内部へ洗浄シ
ンナが流入することなく、塗料かすが残存するこ
ととなり、塗料押出用バルブ3内に塗料かすAが
除々に堆積して行くこととなり、その塗料かすA
が塗料に混入し塗装不良を生ずるおそれがある。
(考案の目的)
本考案は、上述した如き自動塗装機において、
塗料の洗浄を確実に行うことができ、塗料押出用
エアバルブ内での塗料かすの堆積を防止すること
ができるカラーチエンジ装置を提供することを目
的とする。
塗料の洗浄を確実に行うことができ、塗料押出用
エアバルブ内での塗料かすの堆積を防止すること
ができるカラーチエンジ装置を提供することを目
的とする。
(考案の構成)
本考案は、上述した如き自動塗装機において、
カラーチエンジの際、カラーチエンジバルブ内の
塗料が塗料押出用エアバルブ内に逆流しても、確
実に洗浄することができるように、塗料押出用エ
アバルブをシンナバルブの下流に設けたことを特
徴とするものである。
カラーチエンジの際、カラーチエンジバルブ内の
塗料が塗料押出用エアバルブ内に逆流しても、確
実に洗浄することができるように、塗料押出用エ
アバルブをシンナバルブの下流に設けたことを特
徴とするものである。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に沿つて説明す
る。
る。
第1図に示すように、塗料押出用エアバルブ2
1が、シンナバルブ22及び洗浄エアバルブ23
の下流に配設されている。なお、その他の構成
は、第3図に示すものと同様であるので、その説
明を省略する。
1が、シンナバルブ22及び洗浄エアバルブ23
の下流に配設されている。なお、その他の構成
は、第3図に示すものと同様であるので、その説
明を省略する。
上記のように構成すれば、カラーチエンジの
際、現在使用中のカラーチエンジバルブ1のバル
ブ部1aが閉じられると、先ず、カラーチエンジ
バルブ1内の残存の塗料でもつて塗装するために
塗料押出用エアバルブ21が洗浄エアバルブ23
とともに開かれ、エアポンプ6よりの押出エアに
て塗装ガン9を通じて残存の塗料が押出され、該
残存の塗料により塗装が行われる、このカラーチ
エンジの際、残存の塗料の圧力が2〜3Kg/cm2で
あるのに対し、押出エアの圧力が0.5〜1Kg/cm2
であるので、塗料押出用エアバルブ21の開放に
より瞬間的に塗料が該エアバルブ21内に逆流す
ることになる。
際、現在使用中のカラーチエンジバルブ1のバル
ブ部1aが閉じられると、先ず、カラーチエンジ
バルブ1内の残存の塗料でもつて塗装するために
塗料押出用エアバルブ21が洗浄エアバルブ23
とともに開かれ、エアポンプ6よりの押出エアに
て塗装ガン9を通じて残存の塗料が押出され、該
残存の塗料により塗装が行われる、このカラーチ
エンジの際、残存の塗料の圧力が2〜3Kg/cm2で
あるのに対し、押出エアの圧力が0.5〜1Kg/cm2
であるので、塗料押出用エアバルブ21の開放に
より瞬間的に塗料が該エアバルブ21内に逆流す
ることになる。
次いで、上記残存の塗料による塗装が終了する
と、洗浄エアバルブ23が閉じられた後、シンナ
バルブ22が開かれ、洗浄シンナがカラーチエン
ジバルブ1に送給される。シンナバルブ22は塗
料押出用エアバルブ21よりも上流にあるので、
塗料押出用エアバルブ21はカラーチエンジバル
ブ1とともに洗浄される。したがつて、塗料押出
用エアバルブ21内に逆流した塗料は、シンナに
て洗浄除去されることになる。
と、洗浄エアバルブ23が閉じられた後、シンナ
バルブ22が開かれ、洗浄シンナがカラーチエン
ジバルブ1に送給される。シンナバルブ22は塗
料押出用エアバルブ21よりも上流にあるので、
塗料押出用エアバルブ21はカラーチエンジバル
ブ1とともに洗浄される。したがつて、塗料押出
用エアバルブ21内に逆流した塗料は、シンナに
て洗浄除去されることになる。
しかる後、シンナバルブ22が閉じられ、洗浄
エアバルブ23が再び開かれ、洗浄エア(4〜5
Kg/cm2)が供給され、残存しているシンナが通路
2内から除去される。
エアバルブ23が再び開かれ、洗浄エア(4〜5
Kg/cm2)が供給され、残存しているシンナが通路
2内から除去される。
このシンナ及び洗浄エアによる洗浄を繰返し、
確実に洗浄する。これによつて、塗料押出用エア
バルブ21内が、カラーチエンジの際、カラーチ
エンジバルブ1とともに常に洗浄されることとな
るので、塗料押出用エアバルブ21内での塗料か
すの堆積が防止される。
確実に洗浄する。これによつて、塗料押出用エア
バルブ21内が、カラーチエンジの際、カラーチ
エンジバルブ1とともに常に洗浄されることとな
るので、塗料押出用エアバルブ21内での塗料か
すの堆積が防止される。
このようにして洗浄が終了した後、カラーチエ
ンジバルブ1の別のバルブ部1aが開かれ、別の
新たな色での塗装が始まる。
ンジバルブ1の別のバルブ部1aが開かれ、別の
新たな色での塗装が始まる。
上記実施例では、洗浄エアも押出エアも、洗浄
エアバルブ23及び塗料押出用エアバルブ21を
経て、カラーチエンジバルブ1に供給されるよう
になつているが、第2図に示すように、押出エア
は、塗料押出用エアバルブ21のみを経て供給す
るようにエアポンプ6を塗料押出用エアバルブ2
1に直接に接続するようにしてもよい。
エアバルブ23及び塗料押出用エアバルブ21を
経て、カラーチエンジバルブ1に供給されるよう
になつているが、第2図に示すように、押出エア
は、塗料押出用エアバルブ21のみを経て供給す
るようにエアポンプ6を塗料押出用エアバルブ2
1に直接に接続するようにしてもよい。
(考案の効果)
本考案は上記のように構成したから、カラーチ
エンジの際、塗料押出用エアバルブ内に塗料が逆
流しても、塗料押出用エアバルブより上流に位置
するシンナバルブを経て供給されるシンナにて塗
料押出用エアバルブ内の洗浄が確実に行え、塗料
かすの堆積を防止することができる。
エンジの際、塗料押出用エアバルブ内に塗料が逆
流しても、塗料押出用エアバルブより上流に位置
するシンナバルブを経て供給されるシンナにて塗
料押出用エアバルブ内の洗浄が確実に行え、塗料
かすの堆積を防止することができる。
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第
1図は自動洗浄機におけるカラーチエンジ装置の
全体構成図、第2図は他の実施例の同全体構成
図、第3図は従来例についての第1図と同様の
図、第4図は塗料押出用エアバルブとシンナバル
ブとの関係を示す説明図である。 1……カラーチエンジバルブ、2……通路、2
1……塗料押出用エアバルブ、22……シンナバ
ルブ。
1図は自動洗浄機におけるカラーチエンジ装置の
全体構成図、第2図は他の実施例の同全体構成
図、第3図は従来例についての第1図と同様の
図、第4図は塗料押出用エアバルブとシンナバル
ブとの関係を示す説明図である。 1……カラーチエンジバルブ、2……通路、2
1……塗料押出用エアバルブ、22……シンナバ
ルブ。
Claims (1)
- カラーチエンジバルブの上流に延びる通路にシ
ンナバルブと塗料押出用エアバルブとがそれぞれ
配設され、カラーチエンジの際、上記カラーチエ
ンジバルブに塗料押出用エアバルブを経てエアを
送ることにより塗料を押出し、その後上記シンナ
バルブを経てシンナをカラーチエンジバルブに送
ることにより洗浄を行うものであつて、上記塗料
押出用エアバルブをシンナバルブの下流に設けた
ことを特徴とする自動塗装機におけるカラーチエ
ンジ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10294284U JPS6119465U (ja) | 1984-07-07 | 1984-07-07 | 自動塗装機におけるカラ−チエンジ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10294284U JPS6119465U (ja) | 1984-07-07 | 1984-07-07 | 自動塗装機におけるカラ−チエンジ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6119465U JPS6119465U (ja) | 1986-02-04 |
JPH038383Y2 true JPH038383Y2 (ja) | 1991-02-28 |
Family
ID=30662331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10294284U Granted JPS6119465U (ja) | 1984-07-07 | 1984-07-07 | 自動塗装機におけるカラ−チエンジ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6119465U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016032820A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 富士通テン株式会社 | 塗布装置、及び、洗浄方法 |
-
1984
- 1984-07-07 JP JP10294284U patent/JPS6119465U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016032820A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 富士通テン株式会社 | 塗布装置、及び、洗浄方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6119465U (ja) | 1986-02-04 |
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