JPS5926677A - 液圧アクチユエ−タの切換え弁装置 - Google Patents

液圧アクチユエ−タの切換え弁装置

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JPS5926677A
JPS5926677A JP57135474A JP13547482A JPS5926677A JP S5926677 A JPS5926677 A JP S5926677A JP 57135474 A JP57135474 A JP 57135474A JP 13547482 A JP13547482 A JP 13547482A JP S5926677 A JPS5926677 A JP S5926677A
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JP
Japan
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valve
passage
rocker arm
hydraulic
discharge
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Application number
JP57135474A
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English (en)
Inventor
Yoshio Ajiki
安食 嘉夫
Shoichi Honda
本田 正一
Masaaki Matsuura
正明 松浦
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5926677A publication Critical patent/JPS5926677A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B21/00Common features of fluid actuator systems; Fluid-pressure actuator systems or details thereof, not covered by any other group of this subclass
    • F15B21/04Special measures taken in connection with the properties of the fluid
    • F15B21/044Removal or measurement of undissolved gas, e.g. de-aeration, venting or bleeding
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H2061/004Venting trapped air from hydraulic systems

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、油圧シリンダ等の液圧アクチュエータの作
動の制御を行う切換え弁装置に関するものである。
一般に、油圧アクチュエータの作動方向の制御は油圧回
路中に設けた切換え弁により行う。また、切換え弁操作
時の油圧アクチュエータの作動には通常応答性が要求さ
れるが、作動油中に空気泡を含むと、空気泡がつぶれた
後でなければ充分な力の大きさで負荷を駆動することが
できないから、上記応答性が不良となる。
また、一般に油圧アクチユエータは吸入、吐出のポート
を持ち、それぞれ別系統で行われるが、油圧アクチユエ
ータが設置される周囲の条件によっては、吸入路、吐出
路を設けることが繁雑な場合も多い。
内燃機関における休止機能付動弁機構を例にとれば、バ
ルブ休止中に、ロッカーアームがカムに追従しないよう
にロッカーアームの支点部を押し込んだ状態に保持する
ことが行われ、その押し込みの機構に油圧シリンダが使
用されることがある。
この油圧シリンダの作動制御には切換え弁装置が用いら
れるが、この切換え弁装置は前述の応答性を満たすもの
である必要があり、また、この油圧シリンダは、複雑な
構造のシリンダヘッド内に設(プられることから、この
油圧シリンダへの作動油の吸入路、吐出路を設(プるこ
とが簡単ではない。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、液圧アク
チュエータへの作動液体の吸入、吐出を共通する1木の
連絡通路を介して行うとともに、この連絡通路に接続す
る切換え弁からの吐出路の開放端を前記連絡通路より上
方に位置させることにより、構造が簡単で、しかも、空
気泡が作動液体中に混入せずに応答性の良好な液圧アク
チュエータの切換え弁装置を得ることを目的とするもの
である。
以下本発明の切換え弁装置を、内燃機関の休止機能付動
弁機構においてバルブ休止時にロッカーアームを保持す
るための機構に用いられる油圧シリンダの制御に適用し
た一実施例について説明する。
第1図は内燃機関における休止機能付動弁機構のバルブ
作動状態、第2図は同じくバルブ休止状態を示すもので
、40はシリンダヘッド、41はシリンダヘッドカバー
、/1.2は吸気弁又は排気弁(以下単にバルブと称す
る)、43は吸気孔又は抽気孔、44はバルブガイド、
4−5.46はバルブスプリング、47はカム、4Bは
ロッカーアーム、49はロッカーアーム支点支持ユニッ
トである。
ロッカーアーム支点支持ユニツ1〜4つは、油圧リフタ
50と排出規制弁51とからなり、両者50.51が1
つのケーシング52内に設けられている。
油圧リフタ50は、ロッカーアーム48の支点部とL端
で係合する中空のプランジャ53をケー゛シング52に
設()た円筒穴52a内に摺動可能に収容し、この円筒
穴52aのプランジャ53下方に形成される高圧室52
bを有し、かつ、この高圧室52bのオイルを排出させ
る油排出口52cを有し、プランジャ53内の中空部5
3aから高圧室55への開口部53bに設(プられて、
高圧室52bからプランジャ53内の中空部53aへの
オイルの逆流を制限する逆止弁54を有している。
この逆止弁54は、球状弁体54 aがリテーナ54b
内に設けられたスプリング540により付勢されて、前
記開口部53bの弁座に着座する構成をなし、また、高
圧室52b内には、プランジャ53を上方に付勢するプ
ランジャスプリング55が設けられている。
また、プランジャ53内の中空部53aにオイルを供給
するオイル供給手段が設けられている。
すなわち、プランジャ53の側壁部に穴53Cを有し、
また、ケーシング52の側壁部にも穴52dを有し、図
示せぬオイルポンプにより、オイル供給通路56を通り
、前記穴52d1および穴53Cを経てプランジt53
の中空部53aにオイルが供給されるようになっている
前記排出規制弁51は、ケーシング52にあ番プた円筒
穴52eに設けられた中空のインナ一部材57を有し、
このインナ一部材57の中空部57aの下側開口部の弁
座に着座する球状弁体58を有し、この球状弁体58を
弁座側に付勢するスプ5− リング59を有し、インナ一部材57の側壁部にはケー
シング52の側壁部にあけた排油孔52fを経てケーシ
ング52の外に通じる排油孔57b有してをいる。また
、インナ一部材57にはプランジャ53の摺動方向と平
行をなすブツシュロッド60が摺動自在に嵌合している
前記ブツシュロッド60は制御腕61の一端にビン連結
されている。この制御腕61は中央部においてシリンダ
ヘッド40に軸支され、かつ、図示せぬ制御腕スプリン
グにより第1図において矢印(イ)方向に付勢されてい
る。一方、シリンダヘッド40に油圧シリンダ(油圧ア
クチュエータ)62が設けられ、そのピストン62al
、:設けたピストンロッド62aが前記制御腕61の他
端に当接して、この制御腕 61を回動させることがで
きるようにされている。また油圧シリンダ62はピスト
ン62aを復帰させるスプリング62cを有している。
63は制御腕61の回動限を規制するストッパである。
排出規制弁51の上方には、押圧部材64がシ6− リンダヘッド40に軸支されて回動可能に設けられてい
る。この押圧部材6I41は、制御1lli161のブ
ツシュロッド側の突出部61aに係合しうるつめ部(す
なわち係合部)64aとロッカーアーム48の支点側の
上面側に形成した斜面48aに係合1lll脱しうるコ
ントロールアーム64bとを一体に有し、かつ、コント
ロールアームスプリング(実施例ではねじりコイルばね
)66によって矢印(ロ)方向に付勢されている。この
コントロールアームスプリング66は一端がシリンダヘ
ッド40に設けたストッパ67で拘束され、他端は押圧
部材64に係合している。
この押圧部材64のコントロールアーム64b、および
ロッカーアーム48の支点部の斜面/48aの形状、な
らびに相互の関係を第3図により説明づる。ずなわちロ
ッカーアーム48の斜面48aは、バルブ/I2の最大
解放時において、コントロールアーム64 bの回転に
よりその先端が描く所定の半径Rの軌跡円りに対してロ
ッカーアーム48の支点側端部48a′が軌跡円半径方
向外側にくる位置関係で、その軌跡円りと交差するよう
に形成されている。
また、コントロールアーム64bの先端、すなわち、ロ
ッカーアーム48の斜面48aに接する一端は、丸みが
つけられて、すなわち凸状の曲率を有する形状に形成さ
れており、コントロールアーム6411が円滑にロッカ
ーアーム48の斜面4、8 aに乗り上げることができ
るようにされている。
ロッカーアーム48の斜面48aを上記の如く形成した
結果、コン1〜ロールアーム64bが矢印(ロ)方向に
回動じてその先端がロッカーアーム48の斜面48aに
乗り上げる際のロッカーアーム48の斜面48aの先端
〈第3図の右端)の位置が図の王だ(プ下にあることと
なり、ロッカーアーム48の支点が充分下がり切らない
うちからコントロールアーム6 /l−bの先端が斜面
に円滑に乗り上がることができる。さらにコントロール
アーム64がコントロールアームスプリング66により
付勢されて、第3図において矢印(ロ)方向に回動する
につれて、ロッカーアーム48は、その斜面48aによ
るくさび効果によって押し下げられる。これらの作用は
、斜面48aをコントロールアーム64bの先端の軌跡
円「に対して前述の如く傾斜して形成したことにより生
じるものである。
また、コントロールアーム64bの長さは、ロッカーア
ーム48のカム47との摺接面48bが、カム47の最
大リフト時の位置(第3図に2点鎖線で示す)よりも若
干さらに押し下げられた位置に来るように選定しており
、その結果、コントロールアーム64. bがストッパ
65で止まる位置まで回転したとき、ロッカーアーム4
8の支点部が第4図の実線の位置まで下がり、カム47
とロッカーアーム48の摺動面4’ 8 bとの間に隙
間Sが生じるようにしている。この隙間Sは、各部の製
作誤差、カム47のベース円の振れ、カム軸の撓み等の
いかなる原因によってもカム47とロッカーアーム48
の摺接面48bとの接触を避けつるように選定されてい
る。これは、バルブ休止中に一〇− カム47と摺接面4’8bとが接触すると騒音が発生す
るので、これを防ぐためである。
さらに、ロッカーアーム48が最も下方に押し下げられ
た状態、すなわち、バルブ休止中の状態にお(プるコン
トロールアーム64bの先端とロッカーアームの斜面4
8aとの接触位置に関しては、その接触点Qにおいてコ
ントロールアーム64bがロッカーアーム48に作用す
る力Fと、支点のプランジャ53がプランジャスプリン
グ55により押し上げられて球面の中心0に作用する力
Fpとにより、モーメントFXJ <Jは球面の中心0
から力Fの作用線までの距離である)を生じ、がっ、こ
の、モーメントFXJの方向がロッカーアーム48のバ
ルブ42側を押し下げる方向(第3図において反時計方
向)になるように接触点Qの位置を選定している。した
がって、コントロールアーム64bは、バルブ休止中に
ローツカ−アーム48が躍らないように押さえつける作
用をなす。
したがって、バルブ休止中にエンジンの振動やその他の
原因によってロッカーアーム48が躍って、10− ロッカーアーム48の接触面48bとカム47とが接触
して騒音が発生したり、ロッカーアーム48が脱落した
りするのを防止する作用をなで。
なお、上記モーメントFxJが大きすぎると、バルブス
プリング45.46の設定荷重を下げる作用をするので
好ましくないが、このモーメントFX、1’が小であっ
ても、ロッカーアーム48が躍りあがろうとするとそれ
に対する強い反発力がコントロールアーム64. bに
生じて、ロッカーアーム48の躍りを防ぐ作用をなすの
で、モーメントFXJは小ざなものでよく、したがって
、バルブスプリング45.46の強さの設定に関して不
都合が生じることもない。
また、68はロッカーアーム48のガイドとなる案内部
材で、第4図にも示すように、バルブ42の弁軸42a
の頭部42tlの上位に位置してシリンダヘッド40に
ボルト69で固定され、ロッカーアーム48のバルブ側
先端部を案内する溝68aを有している。
なお、第4図において70は、カム47の回転に応じて
常に開閉されバルブ休止を行なわないバルブで、71は
そのロッカーアーム、72はそのロッカーアーム71の
支点を支持する通常の油圧リフタである。68bはロッ
カーアーム71の案内をづる溝である。
また、ロッカーアーム支点支持ユニット49はボルト7
3ににリシリンダヘッド710に取り付(プられている
74は本発明の切換え弁装置で、これは、前記油圧シリ
ンダ62への油圧の吸入、吐出を行うものである。
この切換え弁装置74の詳細を第5図〜第9図に基づい
て説明すると、この切換え弁装@74は、油圧シリンダ
62への吸入、吐出に共通して用いられる1本の連絡通
路75を有し、かつ、この連絡通路75に一側のポート
が連絡され、他側の2つのポートが各々併設された吸入
路76および吐出路77に連絡される切換え弁、すなわ
ち三方切換え弁78を有し、前記吸入路76は、一端が
前記の如く三方切換え弁78のボートに連絡されるとと
もに、他端が図示せぬオイルポンプ、J−なわち油圧発
生源に連絡されており、また、耐記吐出路77は、前記
の如く一端が三方切換え弁の他のボート78に連絡され
るとともに、他端がシリンダヘッドカバー41内にて開
放されており、さらに、この吐出路77の開放端、すな
わち排出ロア7aは少なくとも連絡通路75より上方に
、この実施例では、油圧シリンダ62からの通路のどの
部分よりも上方に位置する構成をなしている。
なお、79はバルブ休止機能を持つ他の吸気弁又は排気
弁用の油圧シリンダ(油圧シリンダ62と同じもの)に
通じる連通管であり、いずれの油圧シリンダも共通路8
0を介して連絡通路75に連通している。
前記三方切換え弁78の詳細を説明すると、78はスプ
ール、78bはソレノイド、78Cはソレノイド78b
の可動鉄心(プランジt)、78dはスプール78aを
復帰させるリターンスプリングである。
前記三方切換え弁78の制御は第9図の如く行13− ねれる。すなわち、エンジンの回転数、オイル温度、ス
ロワ1〜ル開度、負圧、および実車の車速等をセンサ8
1で検出し、この検出信号SIを受りる制御装置82に
おいて、試験によりあらかじめ設定した「バルブ休止#
バルブ作動」の最適切換え時期をコントロールして切換
え指令S2を三方切換え弁78に出してその弁切換えを
行い、これによって油圧シリンダ62を作動させるよう
に構成している。すなわち、「バルブ休止→バルブ作動
]の切換え時にはソレノイド7811に通電し、「バル
ブ作動→バルブ休止」の切換え時には通電じゃ断すると
いう指令を行うものである。
次に上述の休止機能付動弁機構の動作について説明する
エンジンの吸気弁および排気弁をすべて開閉動作させる
時は、第1図の状態でバルブ42が開閉動作する。
排出規制弁51は、スプリング59によって球状弁体5
8が弁座に押しつけられて閉の状態にあり、したがって
油圧リフタ50の高圧至52bの14− オイルは外部に排出されない。そしてカム47の回転に
よりロッカーアーム48が押し下げられる時、その支点
部を支持するプランジャ53も下降しようとするが、高
圧室52b内のオイルが逃げずに高圧どなるため下降が
阻止され、第1図に示す状態でロッカーアーム7!18
を支持する。したがって、ロッカーアーム48はカム4
7の回転に応じて支点部を中心に揺動回動してバルブ4
2の開閉を行う。この場合、プランジャ53は、カム4
7の振れ等を吸収する程度の上下動は行って、通常の油
圧リフタの機能を果す。
次に1バルブ作動→バルブ休止−1の移行の動作を説明
覆ると、各センサ81がらの信号により、制御装置82
が最適のバルブ休止時期を検知すれば、三方切換え弁7
8に切換え指令S2を出し、ソレノイド7811の通電
をしゃ断する。すると、三方切換え弁78は第5図、第
6図に示す状態に切換えられる。したがって、油圧シリ
ンダ62内は、排出ロア7aから外部(シリンダヘッド
カバー内)に連通ずることとなり、油圧シリンダ62内
のスプリング62cによって付勢されたピストン62a
 (およびピストンロッド62b)は上昇し、内部のオ
イルは、図に矢印で示す如く、共通路80、連絡通路7
5、三方切換え弁78、吐出路77を経て排出ロア7a
から排出される。
上述の切換え弁操作においては、上記オイルを排出した
後にも空気がオイルに混入することがない1.ツなわち
、本発明においては、排出ロア7aが連絡通路75の位
置より高い位置(この実施例の場合は、さらに三方切換
え弁78のスプール78aの位置、および他のオイル通
路よりも高い位置〉にあるので、オイル排出後(すなわ
ちバルブ休止状態)にも、油圧シリンダおよび管路内に
常にオイルが充満しており、このため[バルブ休止→バ
ルブ作動−1の応答性が良好である。ずなわち、排出ロ
ア7aが連絡通路75より下位にあるとずれば、オイル
排出後通路に空気が入り込み、その接バルブ作動状態と
するために油圧シリンダ62にオイルを送り込んだ時、
オイル中に空気泡を含むこととなり、油圧シリンダ62
の負荷(この場合制御腕61)に対する駆動は、オイル
中の空気泡を圧縮しである程度つぶした後に行われるこ
とどなり(空気泡の圧力が低い状態では負荷に対して大
きな力を及ぼさず、負荷の大ぎざに対応するある程度の
圧力となって始めて負荷を駆動することが可能となる)
、このため空気泡をつぶすのに要する時間だけ応答性が
悪くなるが、本案によれば、オイルが油圧シリンダ62
内および管路内に常に充満して上記のようなことが生じ
ない。
このように空気泡を生じさせない配慮は、本発明にお【
プるが如く、油圧アクチュエータへの吸入路と吐出路が
共通ずる1本の連絡通路75で行われる構成とした場合
に特に重要となる。
なお、[バルブ作動→、バルブ休止」の切換えを瞬時に
行わせるために、高圧室52bからの排油通路、すなわ
ち、オイル排出ロ52c1中空部57a1排油孔57b
、52f、中空部53aはできるだ(ブ大きくとってい
る。
一方、制御腕61は、図示せぬ制御腕スプリングの力で
矢印(イ)方向、すなわちプッシュロツ17− ド60を介して球状弁体58を押ず方向に伯いているた
め、ピストンロッド62bが上昇すると、ブツシュロッ
ド60によって直ちに球状弁体58を押し、油圧リフタ
50の高圧室52bを開放する。
続いて、カム47がロッカーアーム/18を押すと、支
点であるプランジャ53は、高圧室52b内のオイルを
排油孔57b、52fからケーシング52の外部に排出
させながら下降する。この時、バルブ42はバルブスプ
リング4.5.46の付勢力があるため開かない。
一方、コントロールアーム641)は、コントロー/ジ
アームスプリング66により、常にロッカーアーム48
の斜面48aに入り込む方向(第1図等の矢印く口)方
向)の力を受(プているため、前述の如く油圧シリンダ
62のピストンロッド62bが上昇して、コントロール
アーム64bを矢印(ロ)方向と反対の方向に引き戻し
ていた力が無くなると、直ちにコントロールアーム64
bの先端部がロッカーアーム48の支点がわ側端部にぶ
−18= つかり、ロッカ−アーム48の支点部が下がればいつで
も斜面A、 8 aに乗り上げることができる状態にな
る。
したがって、前記の如く、プランジャ53が下降してロ
ッカーアーム4の支点部が下降すると、直ちにコントロ
ールアーム64bがロッカーアーム48の斜面/1.8
 aに乗り上げられる。この場合、ロッカーアーム48
の斜面48aが、前述の如く」ントロールアーム64b
の先端の軌跡円1−に対して支点側端部48a′が軌跡
円半径方向外側にくる位置関係でその軌跡円りと交差す
るように形成されているため、この斜面4.8 aによ
りくさび効果が生じ、小さなアーム先端力Fでロツカー
ア−1\48の支点部をさら、に押し下げ、カム47と
ロッカーアーム48との間に隙間Sが確保される。
次に[バルブ休止→バルブ作動]の移行の動作を説明づ
−る。制御装置82からの指令信号S2がくると、三方
切換え弁78のソレノイド78bに通電し、三方切換え
弁78は第7図、第8図の状態に切り変えられる。した
がって図示せぬオイルポンプからの圧油は図の矢印の如
く、吸入路76、三方切換え弁ア8、連絡通路75、共
通路80を経て油圧シリンダ62内に供給され、ピスト
ン62a (およびピノトンロッド62b)が下降し、
制御腕61を押し下げる。制御腕61は第2図において
矢印〈イ)と反対方向に回転し、まず、ブツシュロッド
60を引き上げて球状弁体58をスプリング59の付勢
力で着座させ、続いて押圧部材67!!のつめ部64a
を押して押圧部材64を第2図において矢印(ロ)と反
対方向に回転させ、コントロールアーム64− bをロ
ッカーアーム48の斜面4.88からはずし、プランジ
ャ53をフリーな状態にする。プランジャ53はプラン
ジャスプリング55の反力により上昇して第1図の如き
バルブ作動状態に復帰する。
なお、復帰を瞬時に行わせるために、球状弁体54a、
58まわりの通路(例えば53a、57a)は広く形成
して、プランジャ53の上昇とともに、高圧室52b内
にオイルを急速に充填できるようにしている。
また、カム/47とロッカーアーム48とが接触する前
に排出規制弁51の球状弁体58を弁座に着座させて、
素早く油圧リフタ50としての伯きができる状態にする
ために、バルブ休止状態において、抑圧部材64のつめ
部64aと制御腕61の突部61aとの間に遊び(第2
図の矢印t)が生じるようにしている。
また、本発明においては、油圧リフタ50のプランジャ
摺動方向と、ブツシュロッド60とを平行として両者を
同一方向としているが、これによって、ロッカーアーム
48の押え込みを解除するための機構と排出規制弁51
の解放の駆動を行う機構との連動の構成(すなわち、制
御腕61と抑圧部!A64とを連動させる構成)が簡単
かつ確実にできることとなつといる。なお、ブツシュロ
ッド60はプランジャ53の摺動方向と必ずしも正確に
平行である必要はなく、プランジャ53の上端とブツシ
ュロッド60の上端とが互いに近い位置関係とされるよ
うに略平行でおおよそ同一方向をなせばよい。
=21− ざらに、上記の如くプランジャ摺動方向とブツシュロッ
ド60とを略同一方向に構成することにより、油圧リフ
タ50と排出規制弁51とを1つのケーシング52にま
とめてコンパクトなロッカーアーム支点支持ユニット4
9を得ることが可能となった。
なお、以上の実施例は内燃機関における休止機能付動弁
機構に用いられた油圧シリンダを制御するものであるが
、これに限らず油圧モータ等の油圧アクチュエータでも
よG1シ、またオイル以外の作動液体による液圧アクチ
ュエータを制御するだめの切換え弁装置に適用すること
ができる。
以上説明したように本発明の切換え弁装置においては、
液圧アクチュエータへの作動液体の吸入、吐出を共通す
る1本の連絡通路を介して行うとともに、この連絡通路
に接続する切換え弁からの吐出路の開放端を少なくとも
前記連絡通路より上方に位置させたので、液圧アクチュ
エータへの吸入路、吐出路を別個に設けたものと較べて
構造が簡単となり、コスト安となり、しかも、作動液体
中22− に空気泡が混入することなく応答性が向上した。
また、空気泡が生じないので、空気泡の存在による騒音
発生が避りられ、ざらに、この切換え弁装置を用いた制
御系の、あるいは液圧アクチュエータおよびこの液圧ア
クチュエータを含む機構全体の耐久性の向上も図られる
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は休止機
能倒動弁機構のバルブ作動状態における断面図、第2図
は同バルブ休止状態における断面図、第3図はロッカー
アーム支点部近傍の拡大図、第4図は第1図における要
部のA矢視図、第5図は本発明の切換え弁装置のバルブ
休止状態にお(プる正面断面図、第6図は同側面断面図
、第7図は同じく切換え弁装置のバルブ作動状態にお【
プる正面断面図、第8図は同側面断面図、第9図は切換
え弁制御システム図である。 47・・・・・・カム、718・・・・・・ロッカーア
ーム、50・・・・・・油圧リフタ、51・・・・・・
排出規制弁、52b・・・・・・高圧室、53・・・・
・・プランジャ、60・・・・・・ブツシュロッド、6
1・・・・・・制御腕、62・・・・・・油圧シリンダ
く油圧アクチュエータ)、64・・・・・・押圧部材、
64a・・・・・・つめ部(係合部)、64.b・・・
・・・コントロールアーム、74・・・・・・切換え弁
装置、75・・・・・・連絡通路、76・・・・・・吸
入路、77・・・・・・吐出路、77a・・・・・・排
出口(開放端)、78・・・・・・三方切換え弁。 出願人 本田技研工業株式会社 第7図 第6図 手続補正書く蛙) [flll    7了・11・脣0  日1、事件の
表示 昭和57年特許願第1354.74号 2、発明の名称 液圧アクチュエータの切換え弁装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (532)本田技研工業株式会社 4、代理人 住 所  東京都中央区八重洲2丁目1番5号6、補正
の内容 図面の第3図を別紙のとおり補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 液圧アクチユエータに接続されてこの液圧アクチュエー
    タへの作動液体の吸入、吐出を兼用して行う一本の連絡
    通路と、液圧発生源に一端が接続された吸入路と、一端
    が開放された吐出路と、前記吸入路の他端と前記吐出路
    の他端とがそれぞれ併列して接続される2つのポート、
    および前記連絡通路に接続される1つのポートを有し、
    前記連絡通路と吸入路との連通、および連絡通路と吐出
    路との連通を選択的に切り換える切換え弁とを備え、前
    記吐出路の開放端が少なくとも前記連絡通路より上方に
    位置することを特徴とする液圧アクチユエータの切換え
    弁装置。
JP57135474A 1982-08-03 1982-08-03 液圧アクチユエ−タの切換え弁装置 Pending JPS5926677A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62263998A (ja) * 1986-05-12 1987-11-16 Nippon Kokan Kk <Nkk> 耐レトルト性に優れたテインフリ−スチ−ルの製造方法
EP0721074A2 (en) * 1995-01-05 1996-07-10 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Hydraulic control apparatus for hydraulically operated vehicular transmission

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