JPS59231118A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

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JPS59231118A
JPS59231118A JP10545983A JP10545983A JPS59231118A JP S59231118 A JPS59231118 A JP S59231118A JP 10545983 A JP10545983 A JP 10545983A JP 10545983 A JP10545983 A JP 10545983A JP S59231118 A JPS59231118 A JP S59231118A
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valve
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cam
cylinder
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Shoichi Honda
本田 正一
Yukiyoshi Nakano
是克 仲野
Makoto Hirano
允 平野
Masaaki Matsuura
正明 松浦
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/0005Deactivating valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/26Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder
    • F01L1/267Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder with means for varying the timing or the lift of the valves

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、同一の機能を有する少々くとも一対の相互に
隣接する吸気弁または排気弁が1つの気筒に対して配設
された内燃機関において、機関の回転数に応じて、前記
吸気弁または排気弁の一部を選択的に作動させたり、休
止させたりするだめの内燃機関用休止機能付動弁装置に
関する。
従来、1つの気筒に対して複数の吸気弁および排気弁が
配設された高速内燃機関が知られている。
このような内燃機関においては、低負荷時あるいは中負
荷時に吸気弁および排気弁のうちの一部を休止させ、高
負荷時に全ての吸気弁および排気弁を作動させるように
すると、機関の全作動域において高い効率を得ることが
でき、燃費の改善を図ることができるが、従来において
は、このような課題を解決するにあたって満足すべき装
置が得られていなかった。
本発明の第1の目的は、そのような事情に鑑みて、比較
的簡単な構成により信頼性の高い動作を得ることができ
、実用性に優れた内燃機関用休止機能付動弁装置を提供
することである。
第1の目的を達成する第1の発明では、一対の吸気弁ま
たは排気弁の上端に当接する腕をそれぞれ有する第10
ツカアームおよび第20ツカアームが、前記弁の作動方
向と直交する軸線を有して機関本体に固定された共通の
支軸に揺動自在に枢支され、第10ツカアームには、第
20ツカアーム側に向けて開放しプランジャを収納した
がイド穴が穿設され、第20ツカアームには、第10ツ
カアーム側に向けて開放し前記シランジャの嵌入可能な
ガイド穴が穿設され、前記シリンダ穴の底部とシランジ
ャの後端との間に画成される油圧作用室は、第10ツカ
アームに穿設された通路、前記支軸内に同心に穿設され
た給油路および両者を連通すべく前記支軸に穿設された
連通路を介して前記油圧作用室への油圧源からの油圧の
供給および停止を切換える油圧切換弁に接続され、前記
第1および第20ツカアームのいずれか一方には、機関
の運転に応じて回転動作するカムに摺接するカムスリッ
パが設けられる。
ところで、吸気弁および排気弁の作動、休止の切換えを
、単一の切換弁の作動で同時に行なうことができれば、
構成が簡単になり、コストの低減も図ることができる。
そこで本発明の第2の目的は、前記第1の目的の達成に
加えて、吸気弁および排気弁の作動、休止の切換作動を
単一の切換弁の切換動作で達成し得るようにし、構成の
簡略化を図るとともに、コストを低減した内燃機関用休
止機能付動弁装置を提供することである。
第2の目的を達成する第2の発明では一対の吸気弁の上
端に当接する腕をそれぞれ有して対をなす第10ツカア
ームおよび第20ツカアーム、ならびに一対の排気弁の
上端に当接する腕をそれぞれ有して対をなす第10ツカ
アームおよび第20ツカアームが、各弁の作動方向と直
交する軸線を有して機関本体の吸気弁側および排気弁側
にそれぞれ固定された一対の支軸にそれぞれ揺動自在に
枢支され、各第10ツカアームには、対応する第20ツ
カアーム側に向けて開放しシランジャを収納したシリン
ダ穴がそれぞれ穿設され、各第20ツカアームには、対
応する第10ツカアーム側に向けて開放し前記シランジ
ャの嵌入可能なガイド穴がそれぞれ穿設され、前記各シ
リンダ穴の底部と各シランジャとの間にそれぞれ画成さ
れる油圧作用室は、各第10ツカアームに穿設された通
路、前記各支軸内に同心に穿設された給油路および両者
を連通すべく前記各支軸に穿設された連通路を介して、
前記各油圧作用室への単一の油圧源からの油圧の供給お
よび停止を切換える単一の油圧切換弁に接続され、前記
第1および第20ツカアームのいずれか一方には、機関
の運転に応じて回転動作するカムに摺接するカムスリッ
パが設けられる。
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図および第2図において、多気筒内燃機関に
おける機関本体1の複数のシリンダ2内には、ピストン
3が往復動自在に嵌入されており、各シリンダ2のシリ
ンダヘッド4には、複数たとえば一対の吸気ポート5に
個別に連通し相互に隣接する一対の吸気口6と、複数た
とえば一対の排気ポートγに個別に連通し相互に隣接す
る一対の排気口8とが、燃焼室9に向けて開口するよう
に形成されている。
各吸気口6には吸気弁10a、10bが配設され、各排
気口8には排気弁11a、11bが配設される。これら
の弁10a、10b、11a。
11bについては第1図を参照しながら一方の吸気弁1
0aおよび排気弁11aについて添字aを付して詳述す
るが、他方の吸気弁10bおよび排気弁11bについて
は対応する部分に添字すを付して図示するのみとする。
吸気弁10aおよび排気弁11aは、シリンダヘッド4
を上下に貫通して設けられた案内筒12a。
13a内に移動自在に挿通されており、その上端に設け
られたリテーナi4a、15aならびにシリンダヘッド
4および案内筒12a、13a間に介装された弁ばね1
6a、17aの作用により、吸気口6および排気口8を
閉じる方向に付勢されている。
各吸気弁10a、10bおよび排気弁11a。
11bは、機関の回転数に応じて両弁10a。
10b;11a、11bがともに作動する状態と一方の
弁10a、11aのみが作動する状態とを後述の機構に
よって選択的に切換えられる。そのような機構の構成は
、吸気弁10a、10b側と排気弁11a、11b側と
で全く同一であり、先ず吸気弁10a、10bに関連す
る部分について説明する。
第3図および第4図を併せて参照して、シリンダヘッド
4の上部には、吸気弁10a、10bの作動方向に直交
してほぼ水平に延びる支軸18が固定的に設けられてお
り、この支軸18に第10ツカアーム19および第20
ツカアーム20が相互に隣接して共通に枢支される。第
1および第20ツカアーム19.20には吸気弁10a
、10b側に延びる腕21,22が設けられており、そ
の腕21.22の先端には、ナツト23.24に螺合し
た調整ねじ25.26がそれぞれ設けられる。
これらの調整ねじ25.26の先端は吸気弁10a。
10bの上端にそれぞれ当接する。しだがって第1およ
び第20ツカアーム19.20の揺動運動により、軸方
向の押圧力を受けたときに、各吸気弁iQa、10bは
弁ばね16a、16bのばね力に抗して降下し、それぞ
れ対応する吸気口6を開く。
第10ツカアーム19の上面にはカムスリッパ27が設
けられておシ、第10ツカアーム19の上方には、支軸
18と平行なカムシャフト28に固定され前記カムスリ
ッパ27に摺接するカム上の円周面により形成された低
位部30と、前記基準円よりも半径方向外方に膨出した
高位部31とを有する。したがって、高位部31がカム
スリッパ27に摺接している状態では第10ツカアーム
19の腕21が押下げられ、したがって吸気弁10aが
吸気口6を開き、第4図のように低位部30がカムスリ
ッパ27に摺接している状態では吸気弁10aが弁ばね
16aの作用によって上昇しており、吸気口6が閉じら
れる。
一方、第20ツカアーム20に関しては、前述のカムス
リッパ27およびカム29などの駆動機構が設けられて
おらず、第20ツカアーム20は第10ツカアーム19
に連結されているときのみ第10ツカアーム19と一体
的に作動し、連結が外れている状態ではその作動を休止
する。
そのような両口ツカアーム19.20の連結および連結
解除を果すために、第10ツカアーム19には、プラン
ジャ32を移動自在に収納して第20ツカアーム20側
に開放したシリンダ穴33が穿設され、第20ツカアー
ム20には、シリンダ穴33に対応して第10ツカアー
ム19側に開放し前記プランジャ32の挿入を許容する
有底ガイド穴34が穿設される。
シリンダ穴33の底部付近には、プランジャ32の後端
面に当接可能な段部35が設けられており、この段部3
5により、プランジャ32の後端面とシリンダ穴33の
底部との間には常に油圧作用室36が画成される。一方
、支軸18には給油路37が同心に穿設されており、第
10ツカアーム19には支軸18を外囲して環状溝38
が設けられ、前記油圧作用室36と環状溝38とは通路
39を介して連通される。さらに、支軸18には前記環
状溝38および給油路37を連通ずる連通路40が穿設
される。したがってシリンダ穴あの油圧作用室36と、
給油路37とは常時連通している。
第20ツカアーム20におけるガイド穴34の底部には
透孔41が同心に穿設されており、ガイド穴34には、
プランジャ32の先端に当接するガイドピン42が前記
透孔41を貫通して挿入される。ガイドピン42の第1
0ツカアーム19側の端部には、プランジャ32の先端
面全面に当接する円板状の当接鍔43が一体的に設けら
れる。
しかもガイド穴34の底部と尚接鍔43との間にはガイ
ドピン42を外囲するコイル状戻しばね44が介装され
ており、ガイドピン42の当接鍔43は戻しばね44の
ばね力により、プランジャ32の先端面に常に弾発的に
当接される。またがイドピン42の透孔47からの突出
端部には止め輪T5が嵌着される。
ガイド穴34の途中には、第10ツカアーム19側に臨
む段差状のストッパ部45が設けられており、このスト
ツノヤ部45に当接鍔43が当接することにより、ガイ
ドげン42の第10ツカアーム19から離反する方向の
移動、すなわちプランジャ32の抑圧移動が阻止される
。また第20ツカアーム20には、ガイド穴34の底部
付近を外部に連通させる空気抜き孔76が穿設されてお
り、この空気抜き孔76から空気を放出あるいは吸引す
ることにより、ガイドビン42すなわちプランジャ32
の移動が円滑となる。
第20ツカアーム20には、セットばね46が巻きかけ
られており、このセットばね46は弁ばね16bよりも
小さなばね力で第20ツカアーム20を吸気弁10a側
に付勢する。したがって第20ツカアーム20は、その
休止状態においても機関の振動などによって揺動するこ
と々く、調整ねじ26が吸気弁10bの上端に当接して
いる姿勢を常に保つ。
シリンダ穴33およびガイド穴34の両開口端部分で、
第1および第20ツカアーム19,20の対向面間には
、両穴33.34の軸方向に沿って間隙4γが設けられ
ており、第20ツカアーム20が休止状態において、プ
ランジャ32とガイドピン42の当接鍔43との当接位
置は前記間隙47に位置するように設定される。
再び第2図を参照して、以上のような吸気弁10111
゜10bに関する構成は、排気弁11a、11bについ
ても同様であり、一方の排気弁11A、を駆動する第1
0ツカアーム48と、他方の排気弁1 lbを駆動する
第20ツカアーム49とが、支軸50に共通に枢支され
、第10ツカアーム48にはカム51に摺接するカムス
リッパ52が設けられる。
さらに第10ツカアーム48および第20ツカアーム4
9を、連結あるいは連結解除するための機構は、図示し
ないが、吸気弁10a、10bに関するものと全く同一
である。
支軸18の給油路37および支軸50の給油路53は、
両受軸18.50間にわたって配設されたオイルパスパ
イプ54に共通に接続され、このオイルパスパイプ°5
4はさらに、機関本体1に近接配置された油圧切換弁5
5に接続される。
油圧切換弁55は、3ポ一ト2位置切換弁であり、オイ
ルパスパイプ54が接続される圧油配給通路56、なら
びに圧油入口通路57および圧油出口通路58間の連通
状態が一対のスプール弁体59.60を備える弁軸61
の軸方向移動によって切換えられる。すなわち、弁軸6
1は弁本体62に穿設された弁孔63内に移動自在に捜
通されており、との弁孔63の中央部には左、右弁孔部
64.65よりも大径であって圧油配給通路56に常時
連通する弁室66が設けられる。スプール弁体59,6
0は弁室66の軸方向長さよりも短い間隔で弁軸61に
固定されている。これにより一方のスプール弁体59が
左弁孔部64の弁室66への開口端を塞ぐときには他方
のスプール弁体60は弁室66内に位置して弁室66お
よび右弁孔部65が連通し、また他方のスプール弁体6
0が右弁孔部65の弁室66への開口端を塞ぐときには
一方のスプール弁体59は弁室66内に位置して弁室6
6および左弁孔部64が連通する。
右弁孔部65の弁室66とは反対側の端部はキャップ6
γで塞がれており、このキャップ67と弁軸61の右端
部との間には弁軸61を左方向にすなわち左弁孔部64
をスプール弁体59で塞ぐ方向に付勢するばね68が介
装される。また弁軸61の左端部は、弁本体62にイン
シュレータ69を介して結合されたアクチュエータTO
に結合される。このアクチュエータ70は、図示しない
エンジン回転数検出センサの検出値が予め設定した血に
達したときに作動し、それにより弁軸61がばね68の
ばね力に抗して移動し、左弁孔部64が弁室66に連通
される。
左弁孔部64は圧油入口通路57に連通されており、こ
の圧油入口通路5γの途中にはアキュムレータ室71が
連通される。アキュムレータ室71に収納されたピスト
ン72はばね73で該アキュムレータ室71を縮少する
方向に付勢されておりしたがって左弁孔部64が弁室6
6に連通しだときの圧油の供給が速やかに行なわれる。
さらに圧油入口通路5γの途中には温度センサ74が設
けられており、この温度センサ74による検出温度が設
定値未満であるときには、前記エンジン回転数検出セン
サからの信号の如何に拘わらず、アクチュエータ70は
作動しないように構成される。
これは、圧油の温度が低すぎるときにはその粘度が高い
ので、シランジャ32の移動が不円滑となるためである
。こうすることによムプランジャ32の移動速度が不充
分なことに起因して、プランジャ32が第20ツカアー
ム20におけるガイド穴34の開口端縁に引掛かり、グ
ランジャ32や該開口端縁が損傷するのを確実に防止す
ることができる。
圧油入口通路57は、エンジンの潤滑油供給用オイルポ
ンプ(図示せず)に接続され、また圧油出口通路58は
オイルタンク(図示せず)に接続される。このように潤
滑油圧を用いることにより特別にオイルポンプを配置し
て潤滑油圧系統とは別の油圧系統を用いるのに比べて、
付加構造をより簡略化することができる。
次にこの実施例の作用について説明するが、対を成す吸
気弁10a、10bおよび排気弁11a。
11bは同様の動作をするので、以下、吸気弁10a、
10bの動作についてのみ説明する。先ずエンジン回転
数が設定値に達していないときには、アクチュエータ7
0は作動しておらず、したがって給油路37は、第2図
で示すように、オイル・やスパイプ54、圧油配給通路
56.弁室66および右弁孔部65を経て圧油出口通路
58に連通しており、シリンダ穴33の油圧作用室36
には油圧が作用していない。したがって、プランジャ3
2は、戻しばね44のばね力によりシリンダ穴33内に
位置されており、第1および第20ツカアーム19.2
0の相互の連結状態は解除されている。これにより、第
10ツカアーム19は、第4図で示すようにカム29の
低位部30がカムスリツノ母27に摺接されているとき
には吸気弁10aが上昇して吸気口6を閉じることを許
容し、カム29の高位部31が第5図で示すようにカム
スリツ・ぐ27に摺接したときには吸気弁10aを押下
げて吸気口6を開かせる。このようにしてカム290回
転動作に応じて第10ツカアーム19は揺動し、一方の
吸気弁10aのみが開閉動作する。この間、他方の吸気
弁10bは休止したままであり第20ツカアーム20の
ガイド穴34に挿入されたがイドビン42の当接鍔43
は間隙4γ内でシランジャ32の先端面に摺接している
。したがって第10ツカアーム19のみが揺動運動して
も、プランジャ32およびガイドビン42の先端かガイ
ド穴34およびシリンダ穴33の開口端縁に引掛ること
はなく、それらの開口端縁、ならびにプランジャ32お
よびガイドビン42の損傷が確実に防止される。
次に第6図、第7図および第8図において、エンジン回
転数が設定値を超え、しかも圧油温度が設定値を超えた
ときを想定する。この場合には、アクチュエータ70が
作用して弁軸61が移動し弁室66が左弁孔部64に連
通し、したがって圧油が第10ツカアーム19における
シリンダ穴33の油圧作用室36に作用する。これによ
り、シランジャ32が戻しばね44のばね力に抗して押
出される。この際、第20ツカアーム20は、セットば
ね46により吸気弁10b側に常に位置しているので、
カム29の低位部30とカムスリッパ27とが摺接して
いる極く短時間の間に、グランジャ32はガイドピン4
2を押圧しながらガイド穴34内に入り込み、当接鍔4
3がストツノ9部45に当接するまで移動して、第1お
よび第20ツカアーム19.20が一体化される。これ
により、第1および第20ツカアーム19.20が一体
的に揺動を開始し、両吸気弁10a、10bが同期して
開閉動作する。なお、実際には、プランジャ32がガイ
ド穴34内にわずがでも突入された時点で、両口ツカア
ーム19,20は一体的な揺動動作を開始する。
エンジン回転数が設定値以下となったときにはアクチュ
エータ70の作動が停止され、これに応じて弁軸61は
ばね68のばね力により移動し、左弁孔部64がスゾー
ル弁体59で閉じられるとともに、右弁孔部65が開か
れる。これにより、給油路37は圧油出口通路58に連
通され、シリンダ穴33における油圧作用室36の油圧
は急激に低下し、シランジャ32には、ガイドピン42
を介して戻しばね44によりシリンダ穴33内に押込ま
れる方向の力が作用する。このため、カム29の低位部
30がカムスリッパ27に摺接しシリンダ穴33とがイ
ド穴34との軸線が一致しプランジャ32とガイド穴3
4の内面との摩擦力が戻しばね44のばね力よりも低く
なる微小時間内に、プランジャ32はガイドピン42に
押圧されてシリンダ穴33内に押込まれる。このプラン
ジャ32の移動はその後端面が段部35に当接した時点
で完了し、そのときシランジャ32の先端面とがイドビ
ン42の当接鍔43との当接面は、第1および第20ツ
カアーム19.20Mの間隙47内に位置されている。
このようにして、第1および第20ツカアーム19,2
0の連結状態が解除され、第10ツカアーム19がカム
29の回転動作に応じて揺動するのに対して、第20ツ
カアーム20は休止状態となる。
なお、シランジャ32のシリンダ穴33への戻り方向移
動は、戻しばね44のばね力によってはカム29の1回
転におけるカムスリツ/f27へ+7)低位部30の摺
接時間内に完了しない場合もあり得る。しかしカム29
が数回転してシランジャ32の前記戻り方向移動が完了
するようになったとしでも、カム29の数回転に要する
時間は極く短いので、実際の車両走行時での異和感等は
感じられない。
この実施例では第10ツカアーム19にカムスリッパ2
7を設はカム29との摺接により、第10ツカアーム1
9を揺動駆動しだが、第20ツカアーム20にカムスリ
ッパを設けて第20ツカアーム20を常勤側として揺動
駆動するようにしてもよい。ただし、第20ツカアーム
20を揺動駆動するようにした場合には、第1および第
20ツカアーム19.20がほぼ同程度の重量となるの
に対し、前述の実施例のように第10ツカアーム19を
常動側とした場合には、第20ツカアーム20を大幅に
軽量化することが可能であり、第1および第20ツカア
ーム19.20を合せた総重量でも軽減化が可能である
。また、第20ツカアーム20にスリツノ+を設けた場
合には、油圧切換時に休止側の第10ツカアーム19は
常に吸気弁10a側に位置されており、通路39と連通
路40とを連通させることは容易であり、通路39と連
通路40との位置のずれを許容するための環状溝38が
不要となる。
以上のように第1の発明によれば、一対の吸気弁または
排気弁をそれぞれ開閉駆動するだめの第10ツカアーム
および第20ツカアームを、第10ツカアーム側のシリ
ンダ穴に収納されたグランジャを油圧で駆動し第20ツ
カアーム側のガイド穴に嵌入して両口ツカアームを連結
し、プランジャをシリンダ穴に引込ませることにより両
口ツカアームの連結状態を解除し、第1および第20ツ
カアームのいずれか一方をカムで揺動駆動するようにし
た比較的簡単な構成で、信頼性のある切換動作を行なう
ことができる。しかもプランジャが両口ツカアームの連
結部材を兼ねているので、構成部品点数が少なくてすみ
、コンパクト化が図れるとともに応答性が向上する。ま
だ、両口ツカアームに連結および連結解除のだめの機構
が組込まれているので、それらの機構を配置するための
余分なス被−スが不要となり、機関のコンパクト化を図
ることができる。さらに、揺動する第10ツカアーム自
体に圧油のだめの通路が穿設されており、この通路は固
定された支軸内の給油路に連通ずるので、第10ツカア
ームの揺動により曲折される可撓性通路を設けずにすみ
、信頼性および耐久性が向上する。このような本発明装
置を、既存の内燃機関に、大幅な設計変更なしに、付加
することも可能である。
第2の発明によれば、第1の発明の構成を、吸気弁およ
び排気弁のいずれにも適用し、しかも単一の油圧切換弁
で圧油の供給および停止を切換えるようにしたので、第
1の発明の効果に加うるに全体構成の簡略化およびそれ
に伴うコストの低減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は全体縦
断側面図、第2図は第1図の一部切欠き平面図、第3図
は第1および第20ツカアームの要部を示す拡大横断面
図、第4図は第3図の■−■線断面図、第5図は第10
ツカアームの動作状況を示す第4図に対応した断面図、
第6図は両口ツカアームが連結されたときの状態を示す
第2図に対応した一部切欠き平面図、第7図は第6図示
の状態における両口ツカアームの連結状態を拡大して示
す第3図に対応した横断面図、第8図は第7図の■−■
線断面図である。 1・・・機関本体、2・・・シリンダ、10a、10b
・・・吸気弁、11a、11b・−・排気弁、、18.
50・・・支軸、19,48・・・第10ツカアーム、
20.49・・・第20ツカアーム、21.22・・・
腕27.52・・・カムスリッパ、29.51・・・カ
ム、32・・・プランジャ、33・・・シリンダ穴、3
4・・・ガイド穴、36・・・油圧作用室、37.53
・・・給油路39・・・通路、40・・・連通路、55
・・・油圧切換弁。 特許出願人 本田技研工業株式会社 第5図 第4図 第8図 28 25、(26) 23、αノ \ 砲(74〜      p汐4 /−へ\ y−′y ((′)γ−1゛ 鞄皓′/、     s、−− \ ・ 、32  39   ゝ−−′ 1(lnh) 第7図 手続補正書は式) 昭和 58年 9 月 29日 1、事件の表示 昭和58年 特 願第105459号 2、発明の名称 内燃機関用休止機能付動弁装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称  (532)本田技研工業株式会社4、代  
 理   人  〒105 5、補正命令の日付 昭和58年9月7日(発送日:昭和58年9月27日)
補正の内容 手続補正書(師) 昭和58年11月−2日 昭和58年 特  願第105459号2、発明の名称 内燃機関用休止機能付動弁装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称  (532)本田技研工業株式会社4・代  
 理   人  〒105 住 所  東京都港区新橋四丁目4番5号 第1ニジム
ラビル5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 明細書第20頁第4行〜第9行、 「るため・・ができる。」とあるを、下記のとおり訂正
する。 記 「るような場合、こうすることにより、プランジャ32
の移動速度が不充分なことに起因して、プランジャ32
が第20ツカアーム20におけるガイド穴33の開口端
縁に引掛かり、第20ツカアーム20に不必要な動きが
生じるのを防止することができる。」 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一の機能を有する少なくとも一対の相互に隣接
    する吸気弁まだは排気弁が1つの気筒に対して配設され
    た内燃機関において、一対の前記吸気弁または排気弁の
    上端に当接する腕をそれぞれ有する第10ツカアームお
    よび第20ツカアームが、前記弁の作動方向と直交する
    軸線を有して機関本体に固定された共通の支軸に揺動自
    在に枢支され、第10ツカアームには、第20ツカアー
    ム側に向けて開放しプランジャを収納したシリンダ穴が
    穿設され、第20ツカアームには、第10ツカアーム側
    に向けて開放し前記シランジャの嵌入可能なガイド穴が
    穿設され、前記シリンダ穴の底部とプランジャの後端と
    の間に画成される油圧作用室は、第10ツカアームに穿
    設された通路、前記支軸内に同心に穿設された給油路お
    よび両者を連通すべく前記支軸に穿設された連通路を介
    して、前記油圧作用室への油圧源からの油圧の供給およ
    び停止を切換える油圧切換弁に接続され、前記第1およ
    び第20ツカアームのいずれか一方には、機関の運転に
    応じて回転動作するカムに摺接するカムスリツノぐが設
    けられることを特徴とする内燃機関用休止機能付動弁装
    置。
  2. (2)同一の機能を有する少なくとも一対の相互に隣接
    する吸気弁および排気弁が1つの気筒に対してそれぞれ
    配設された内燃機関において、一対の前記吸気弁の上端
    に当設する腕をそれぞれ有して対をなす第10ツカアー
    ムおiび5第′町G−ツ1か硝制4嵐軒びに・一対の酊
    記排気弁の上端に当接する腕をそれぞれ有して対をなす
    第10ツカアームおよび第20ツカアームが、各弁の作
    動方向と直交する軸線を有して機関本体の吸気弁側およ
    び排気弁側にそれぞれ固定された一対の支軸にそれぞれ
    揺動自在に枢支され、各第10ツカアームには、対応す
    る第20ツカアーム側に向けて開放しプランジャを収納
    したシリンダ穴がそれぞれ穿設され、各第20ツカアー
    ムには、対応する第10ツカアーム側に向けて開放し前
    記プランジャの嵌入可能ながイド穴がそれぞれ穿設され
    、前記各シリンダ穴の底部と各プランジャとの間にそれ
    ぞれ画成される油圧作用室は、各第10ツカアームに穿
    設された通路、前記各支軸内に同心に穿設された給油路
    および両者を連通すべく前記各支軸に穿設された連通路
    を介して、前記各油圧作用室への単一の油圧源からの油
    圧の供給および停止を切換える単一の油圧切換弁に接続
    され、前記第1および第20ツカアームのいずれか一方
    には機関の運転に応じて回転動作するカムに摺接するカ
    ムスリツAが設けられることを特徴とする内燃機関用休
    止機能付動弁装置。
JP10545983A 1983-06-06 1983-06-13 内燃機関の動弁装置 Granted JPS59231118A (ja)

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US06/591,145 US4537165A (en) 1983-06-06 1984-03-19 Valve actuating mechanism having stopping function for internal combustion engines
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FR8404203A FR2546968B1 (fr) 1983-06-06 1984-03-19 Mecanisme de manoeuvre de soupapes, a fonction de mise a l'arret, pour moteurs a combustion interne
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DE3415245A DE3415245C2 (de) 1983-06-06 1984-04-24 Ventilbetätigung für eine Brennkraftmaschine
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