JP2002138807A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

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JP2002138807A
JP2002138807A JP2000339478A JP2000339478A JP2002138807A JP 2002138807 A JP2002138807 A JP 2002138807A JP 2000339478 A JP2000339478 A JP 2000339478A JP 2000339478 A JP2000339478 A JP 2000339478A JP 2002138807 A JP2002138807 A JP 2002138807A
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Moriyasu Goto
守康 後藤
Shigeiku Enomoto
榎本  滋郁
Isao Matsumoto
功 松本
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Toyota Motor Corp
Soken Inc
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Nippon Soken Inc
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の吸排気弁の開弁時期、閉弁時期、
開弁期間、リフト量、開弁速度、閉弁速度を簡単な機構
によって自由に制御可能とすること。 【解決手段】 ECU5によって制御されるリニアアク
チュエータ2によって油圧サーボ機構1のスプール23
を直線方向に移動させ、スプール23に追従して移動す
るサーボピストン22によって吸排気弁7を移動させ
る。サーボピストン22の端部の油圧室29には油圧ポ
ンプ4から加圧された作動油が供給され、スプール23
の移動にサーボピストン22が追いついたときに、両者
の間に形成されたサーボ弁が開弁して油圧室29の油圧
を低下させるので、サーボピストンと吸排気弁7はその
位置に停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の吸排気弁
のための動弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の吸気弁或いは排気弁の駆動方
式に関しては、現在はカム駆動が主流となっているが、
燃費の向上や出力の向上等を目的として開閉弁の時期、
開閉弁の期間、及びリフト量を自由に制御することがで
きる機構の必要性が高まって来ている。このような要望
に対して、2つの電磁石とスプリングを組み合わせた電
磁式の動弁機構(特開平10−144522号公報参
照)とか、油圧を用いて吸排気弁を駆動する方法に属す
るものでは、2つのON−OFF弁を用いて油圧室への
作動油の出入りを制御する動弁機構(特開平5−202
710号公報参照)。3方弁を用いて油圧室への作動油
の出入りを制御する動弁機構(特開平3−163280
号公報参照)、ディーゼルエンジン用の分配型ポンプを
用いて吸排気弁を駆動する動弁機構(特開平6−272
522号公報参照)などが考案されている。
【0003】しかしながら、特開平10−144522
号公報に記載された電磁式の動弁機構では、エンジンの
負荷に応じて2つの電磁石への通電時期等を精密に制御
しない限り、電磁石によって吸排気弁の作動位置を確実
に保持することができないので、吸排気弁が正常に開閉
弁作動をしない所謂「脱調」の状態に陥ってしまう可能
性が高くなる。また、この動弁機構によってはリフト量
の制御は全く不可能である。
【0004】特開平5−202710号公報に記載され
た油圧式の動弁機構では、各吸排気弁毎にON−OFF
弁を2個ずつ設けることが必要であり、全体として非常
に複雑な構成となるから、コスト面でも高価なものとな
る。
【0005】特開平3−163280号公報に記載され
た油圧式の動弁機構は1つの吸排気弁を1個の3方弁に
よって制御するものであるから、前述の特開平5−20
2710号公報に記載されたものよりも構成が簡素であ
るが、開閉弁の速度は油圧に依存するため一定であり、
エンジンの低速運転時には吸排気弁の着座時の騒音が問
題になる。この問題の解決のために、油圧発生源である
ポンプを制御する方法も考えられるが、全体として非常
に複雑なシステムになってしまう。また、リフト量を制
御するためには、リフトセンサによるフィードバック制
御を行うことが必要になるが、吸排気弁の上部には油圧
室が設けられるために、リフトセンサを配置することが
難しい。
【0006】更に、特開平6−272522号公報に記
載された油圧式の動弁機構においては、吸排気弁の開弁
期間の制御範囲は、分配ロータのポート配置によって制
限されるために、開閉弁の時期や速度等の自由な制御は
不可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術に
おける前述のような問題に鑑み、内燃機関の吸気弁或い
は排気弁の開弁時期、閉弁時期、開弁期間、リフト量、
開弁速度、閉弁速度を自由に制御可能であるにもかかわ
らず、構成が簡単であって、安価に且つ容易に製造する
ことができる油圧式の動弁装置を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するための手段として、特許請求の範囲の請求項1
に記載された内燃機関の吸排気弁のための動弁装置を提
供する。
【0009】本発明の動弁機構においては、リニアアク
チュエータの駆動軸に追従する油圧サーボ機構により、
例えばスプールの位置の移動に追従して移動するサーボ
ピストンの位置に応じて、吸排気弁の位置が決まる機構
としているので、制御装置の指令によって移動するスプ
ールの位置により吸排気弁の開弁、閉弁の時期、リフト
量、開閉弁の速度を自由に制御することが可能になる。
具体的に、リニアアクチュエータとしては螺子機構を内
蔵したステッピングモータを使用するのが好適である。
油圧サーボ機構においては、スプールをサーボピストン
内に配置することにより、体格を小型化することができ
る。また、スプールに対して油圧が周囲から作用するよ
うな構造とすれば油圧力をスプールの周囲においてバラ
ンスさせることができるので、スプールを駆動するリニ
アアクチュエータの必要駆動力を小さくすることができ
る。なお、通常は、リニアアクチュエータの駆動軸をス
プールと連動させることにより、サーボピストンを被駆
動部材として、吸排気弁のバルブステムと連動させるの
が好適であるが、場合によってはサーボピストンをリニ
アアクチュエータの駆動軸によって移動させると共に、
スプールを被駆動部材として吸排気弁と連動させること
も可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の好適な実施例につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明
の第1実施例として、内燃機関の吸排気弁の1つに設け
られた動弁装置を示す縦断面図である。1つの吸気弁又
は排気弁7のバルブステム11に固定されたリテーナ1
2には、下端をシリンダヘッド上に支持されたバルブス
プリング13の上端が係合しており、それによってバル
ブステム11の弁体部がバルブシート14に着座する方
向に付勢されている。バルブステム11の上端は、後述
の油圧サーボ機構1によって駆動されるプッシュロッド
21の下端と当接するように配置される。
【0011】油圧サーボ機構1の上部には、サーボ機構
1の油圧通路の切り替えを行うスプール23を駆動する
ためのリニアアクチュエータ2が配設される。第1実施
例においては、リニアアクチュエータ2として、螺子機
構を内蔵したステッピングモータを例示している。リニ
アアクチュエータ2は電子式制御装置(ECU)5によ
り、エンジンの回転数やアクセル開度等によって示され
るエンジンの運転状態に応じて制御される。サーボ機構
1にはタンク3から吸い上げた作動油を加圧して供給す
る油圧ポンプ4が設けられた油圧供給通路26と、作動
中に還流してくる作動油を作動油タンク3へ戻すリター
ン通路27とを備えている。
【0012】次に、サーボ機構1の内部構造について説
明する。バルブステム11と同軸に設けられたシリンダ
28には、摺動自在にサーボピストン22が組付けられ
る。サーボピストン22の下端に面して油圧室29がシ
リンダ28内に形成され、この油圧室29に前記の油圧
供給通路26が接続される。サーボピストン22の上端
に面してシリンダ28内にはスプリング室30が形成さ
れ、このスプリング室30には前述のリターン通路27
が接続される。
【0013】サーボピストン22の下端には、前述のプ
ッシュロッド21が、プッシュロッドスプリング31に
よって押し付けられている。プッシュロッドスプリング
31の付勢力は、油圧室29内に油圧力が供給された際
にプッシュロッド21が図中下方に向って受ける力より
も常に強くなるように設定されている。
【0014】サーボピストン22の上部のスプリング室
30にはピストンスプリング25が配設されている。ピ
ストンスプリング25の付勢力は、バルブスプリング1
3とプッシュロッドスプリング31の付勢力の合計より
も大きく設定してあり、そのためエンジン停止時等の油
圧ポンプ停止時には、バルブステム11を吸排気弁7の
全開位置まで押し下げる。
【0015】サーボピストン22には一体的にサーボ弁
が設けられている。サーボ弁は、サーボピストン22の
上端部内に形成されて上端側に向って開口する摺動孔3
2と、該摺動孔32内に挿入されて上下方向に摺動する
ことができるスプール23から構成されている。スプー
ル23は、サーボピストン22のスプール室33内に設
けられたスプールスプリング24により、図中上方に位
置するリニアアクチュエータ2の駆動軸35に向って付
勢される。なお、スプール23はその内部にスプール室
33とスプリング室30とを連通する通路34を有す
る。リニアアクチュエータ2の駆動軸35はその軸線
(図1においては上下方向)に沿って駆動され、スプー
ル23の位置を制御することによってサーボ機構1を制
御する。
【0016】次に油圧サーボ機構1の詳細について、図
2を用いて説明する。スプール23は、その段付きの大
径部の外周面40が摺動孔32の内周面に摺接してい
て、摺動孔32に形成された環状溝41を開閉する。環
状溝41は流路42を介して油圧室29へ通じている。
【0017】作動については後に詳述するが、本発明の
第1実施例においては、図2に示すように、スプール2
3の大径部の上端面43が環状孔41の上面44と常に
一致する位置になるように、サーボピストン22が油圧
によって駆動される。そのため、スプール23の位置を
リニアアクチュエータ2によって任意に制御することに
より、それに追従するサーボピストン22の位置を、従
ってバルブステム11の位置(バルブリフト)を任意に
制御することができる。スプール23は高圧の作動油圧
を側面において受けるため、その圧力はスプールの周囲
においてバランスしており、スプール23を動かすリニ
アアクチュエータ2には大きな駆動力を要しないことが
本発明の特徴の1つとなっている。
【0018】次に図3,4を用いて本発明の第1実施例
の作動を詳細に説明する。図3は吸排気弁7の閉弁時の
作動を示したものである。閉弁時にはECU5はリニア
アクチュエータ2によって駆動軸35を上方に向って駆
動する。スプール23はスプールスプリング24により
駆動軸35に押し付けられているため、駆動軸35と共
に上方へ移動し、摺動孔32に設けられた環状溝41を
塞ぐ。このときにサーボピストン22の下部の油圧室2
9側の端面に作用する油圧力が、吸排気弁の全閉時にお
けるピストンスプリング25の付勢力よりも大きく設定
されているため、油圧供給通路26から油圧室29へ流
入する作動油の油圧力により、サーボピストン22は上
方へ移動し、図2に拡大して示した環状溝41の上面4
4がスプール23の大径部の上端面43と一致する位置
まで追従する。その結果プッシュロッド21も上方へ移
動し、吸排気弁7は閉弁作動をする。
【0019】図4は吸排気弁7の開弁時の作動を示した
ものである。閉弁時にはECU5はリニアアクチュエー
タ2によって駆動軸35を下方に向って駆動する。それ
によって閉弁時とは逆に環状溝41は開放され、油圧室
29内の作動油はサーボピストン内の流路42を通って
リターン通路27へ排出される。その結果、ピストンス
プリング25の付勢力により、サーボピストン22およ
びプッシュロッド21は駆動軸35とスプール23に追
従するように下方へ移動し、吸排弁7は任意の位置まで
開弁作動をする。
【0020】本発明の第1実施例では、リニアアクチュ
エータ2として螺子機構付きのステッピングモータを示
したが、リニアモータとかリニアソレノイド等のアクチ
ュエータを使用してもよい。ただし、ステッピングモー
タを使用する場合には、初期位置さえ事前に学習してお
けば、吸排気弁7のリフト量のフィードバックなしにオ
ープンループ制御によるバルブリフトの制御が可能であ
るが、リニアモータとかリニアソレノイドの場合には、
リフトセンサを用いたフィードバック制御がリフト量の
制御に必要となる。
【0021】次に、図5に示した本発明の第2実施例に
ついて説明する。この実施例における油圧サーボ機構
1’は、シリンダ28’の中で上下方向に摺動すること
ができるサーボピストン22’の中に摺動孔32’が形
成され、それにスプール23’が挿入されて、その上端
がリニアアクチュエータ2の駆動軸35と係合している
点で前述の実施例と同様な構造を有するが、油圧供給通
路26が直接に油圧室29’に接続しないで、スプール
室33’を介して接続可能となっている。即ち、油圧供
給通路26は通路50を介してスプール室33’と常時
接続しているが、スプール室33’と、油圧室29’に
通じる連通孔51との間がスプール23’によって開閉
される。スプール23’には環状溝52が設けられてい
て、この環状溝52がスプール23’を貫通して設けら
れた通路34’を介してスプリング室30’に常時連通
しており、スプリング室30’がリターン通路27’を
介して作動油タンク3に接続している。
【0022】このように、本発明の第2実施例は第1実
施例に比べて若干相違する構造を有するが、その作用効
果は概ね同様である。即ち、吸排気弁7の閉弁作動時に
は、リニアアクチュエータ2の作動によって駆動軸35
とスプール23’が上方向へ移動し、スプール室33’
と油圧室29’の間が連通孔51を介して連通する。そ
れによって、油圧供給通路26から供給される加圧され
た作動油がスプール室33’から油圧室29’へ流入し
てサーボピストン22’を押し上げるので、吸排気弁7
は駆動軸35とスプール23’の移動に追従して上昇し
て、バルブシート14に接触して停止する。
【0023】吸排気弁7の開弁作動時においては、これ
と反対にリニアアクチュエータ2の駆動軸35が下方向
へ移動するので、スプールスプリング24’に抗して押
し下げられたスプール23’が連通孔51を閉塞するこ
とにより、油圧室29’への作動油の供給が停止する。
従って、サーボピストン22’を押し上げる力が弱まる
ので、吸排気弁7はピストンスプリング25’に押され
て開弁する。このときのバルブリフト量は、吸排気弁
7、プッシュロッド21’及びサーボピストン22’の
移動がスプール23’の移動に追従する移動であるため
に、ECU5の指令によって作動するリニアアクチュエ
ータ2の駆動軸35の下方への移動量と等しくなるか
ら、ECU5によって自由に設定することができる。
【0024】図6に本発明の第3実施例を示す。第3実
施例における油圧サーボ機構1”は前述の第1実施例又
は第2実施例と大差のないものである。シリンダ28”
内において上下方向に摺動することができるサーボピス
トン22”には摺動孔32”が設けられていて、その中
に第1実施例の場合と同様なスプール23が挿入されて
いる。しかし、スプール23の大径部が開閉するものは
摺動孔32”に開口する連通孔53である。この場合は
連通孔53が流路42’を介してサーボピストン22”
の下面に形成された油圧室29”と油圧供給通路26に
常時連通している。油圧サーボ機構1”の基本的な作動
は、第1実施例及び第2実施例におけるそれと同様に、
駆動軸35及びスプール23に対するサーボピストン2
2”の追従作動であるから、ここではその説明を省略す
る。
【0025】第3実施例の特徴は、むしろサーボピスト
ン22”の移動を吸排気弁7に伝達する機構にある。第
1実施例及び第2実施例においては、サーボピストン2
2と吸排気弁7のバルブステム11との間は、それらと
直列に配置されたプッシュロッド21或いは21’によ
って連結されている。このような直列配置の場合は、油
圧サーボ機構1又は1’の存在によって、エンジン全体
の高さが従来よりも高くなるという問題が生じる。そこ
で、第3実施例においてはこの問題を解消するために、
サーボピストン22”の下部に横方向に円形の穴54を
開けて、穴54に円柱形の軸55を回動可能に挿入して
いる。そして、円形の穴54と直交する横穴59を通し
て、軸55に形成されたスリット56にロッカーアーム
57の一端を摺動可能に挿入し、ロッカーアーム57の
中間を油圧サーボ機構1”の横穴60に設けられたピン
軸58によって枢着すると共に、他端を吸排気弁7のバ
ルブステム11に係合させている。
【0026】図6に示す第3実施例のように構成すれ
ば、サーボピストン22”の上下方向の移動は円柱形の
軸55とロッカーアーム57を介して吸排気弁7へ伝達
されるので、吸排気弁7の開弁作動や閉弁作動が直列配
置の第1実施例や第2実施例の場合と同様に円滑に行わ
れるばかりでなく、油圧サーボ機構1”の存在によって
エンジン全体の高さが従来の動弁機構を用いた場合より
も高くなることがない。なお、円柱形の軸55を球形と
すること等の変更も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体構成を示す縦断正面
図である。
【図2】図1の要部を拡大して示す縦断正面図である。
【図3】図1に示す第1実施例の閉弁作動時を示す縦断
正面図である。
【図4】図1に示す第1実施例の開弁作動時を示す縦断
正面図である。
【図5】本発明の第2実施例の要部を示す縦断正面図で
ある。
【図6】本発明の第3実施例の要部を示す縦断正面図で
ある。
【符号の説明】
1,1’,1”…油圧サーボ機構 2…リニアアクチュエータ 3…作動油タンク 4…油圧ポンプ 7…内燃機関の吸気弁或いは排気弁(吸排気弁) 11…吸排気弁のバルブステム 13…バルブスプリング 21,21’…プッシュロッド 22,22’,22”…サーボピストン 23,23’…スプール 24,24’…スプールスプリング 25,25’,25”…ピストンスプリング 26…油圧供給通路 27,27’…リターン通路 28,28’,28”…シリンダ 29,29’,29”…油圧室 30,30’,30”…スプリング室 32,32’,32”…摺動孔 33,33’…スプール室 34,34’…通路 35…リニアアクチュエータの駆動軸 41…環状溝 42,42’…流路 43,43’…スプールの大径部の上端面 44…環状溝の上面 51,53…連通孔 52…環状溝 55…円柱形の軸 57…ロッカーアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榎本 滋郁 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 松本 功 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G018 AB10 AB12 AB16 BA11 BA22 BA38 CA15 CA19 DA08 DA41 DA45 DA52 DA54 DA55 DA56 DA57 DA60 DA62 DA63 DA83 DA85 EA02 EA11 FA01 FA06 FA07 GA02 GA03 GA06 GA07 GA09 GA14 GA18

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置によって制御作動されるリニア
    アクチュエータと、該リニアアクチュエータの駆動軸の
    移動に追従して移動する被駆動部材を備えている油圧サ
    ーボ機構と、該油圧サーボ機構の前記被駆動部材と内燃
    機関の吸排気弁とを連動させる連動機構とからなる内燃
    機関の動弁装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記リニアアクチュ
    エータが螺子機構を内蔵したステッピングモータである
    内燃機関の動弁装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記油圧サ
    ーボ機構が、前記リニアアクチュエータの前記駆動軸の
    移動の方向に形成されたシリンダと、該シリンダ内に挿
    入されたサーボピストンと、該サーボピストンに前記リ
    ニアアクチュエータの前記駆動軸の移動の方向に形成さ
    れた摺動孔内に挿入されたスプールとを備えている内燃
    機関の動弁装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記スプールが前記
    リニアアクチュエータの前記駆動軸と連動すると共に、
    前記サーボピストンが前記被駆動部材として前記内燃機
    関の前記吸排気弁と連動する内燃機関の動弁装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記油圧サーボ機構
    の前記シリンダ内の前記サーボピストンの一方の端面に
    形成された油圧室に油圧ポンプから加圧された作動油が
    常時供給されて、前記サーボピストンの前記一方の端面
    を前記吸排気弁の閉弁方向に押圧していると共に、前記
    スプールの移動に追従して移動する前記被駆動部材であ
    る前記サーボピストンが、前記スプールに追いついたと
    きに開弁するようにそれらの間に形成されているサーボ
    弁が開弁することにより、前記油圧室の圧力が低下する
    ように構成されている内燃機関の動弁装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記油圧サーボ機構
    の前記シリンダ内の前記サーボピストンの一方の端面に
    油圧室が形成されていると共に、前記スプールの移動に
    追従して移動する前記被駆動部材である前記サーボピス
    トンが、前記スプールに追いついたときに閉弁するよう
    にそれらの間に形成されているサーボ弁が開弁すること
    により、油圧ポンプから供給される加圧された作動油が
    前記油圧室へ供給されて、前記サーボピストンの前記一
    方の端面を前記吸排気弁の閉弁方向に押圧するように構
    成されている内燃機関の動弁装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、前記サーボ
    弁が前記スプールを周囲から均等に押圧する環状溝を備
    えている内燃機関の動弁装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかにおいて、
    前記被駆動部材である前記サーボピストンと前記吸排気
    弁のバルブステムが同一直線上に配置されている内燃機
    関の動弁装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし7のいずれかにおいて、
    前記被駆動部材である前記サーボピストンと前記吸排気
    弁のバルブステムが同一直線上になく、それらがロッカ
    ーアームによって連動するように構成された内燃機関の
    動弁装置。
  10. 【請求項10】 請求項3において、前記サーボピスト
    ンが前記リニアアクチュエータの前記駆動軸と連動する
    と共に、前記スプールが前記被駆動部材として前記内燃
    機関の前記吸排気弁と連動する内燃機関の動弁装置。
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