JP4286770B2 - 制御弁およびそれを備えた燃料噴射弁 - Google Patents

制御弁およびそれを備えた燃料噴射弁 Download PDF

Info

Publication number
JP4286770B2
JP4286770B2 JP2004349966A JP2004349966A JP4286770B2 JP 4286770 B2 JP4286770 B2 JP 4286770B2 JP 2004349966 A JP2004349966 A JP 2004349966A JP 2004349966 A JP2004349966 A JP 2004349966A JP 4286770 B2 JP4286770 B2 JP 4286770B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
pressure
seat
valve member
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004349966A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006161568A (ja
Inventor
浩邦 冨田
榎本  滋郁
義久 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Nippon Soken Inc filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004349966A priority Critical patent/JP4286770B2/ja
Priority to DE200510057526 priority patent/DE102005057526B4/de
Publication of JP2006161568A publication Critical patent/JP2006161568A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4286770B2 publication Critical patent/JP4286770B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M57/00Fuel-injectors combined or associated with other devices
    • F02M57/02Injectors structurally combined with fuel-injection pumps
    • F02M57/022Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive
    • F02M57/025Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive hydraulic, e.g. with pressure amplification
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M47/00Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure
    • F02M47/02Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure of accumulator-injector type, i.e. having fuel pressure of accumulator tending to open, and fuel pressure in other chamber tending to close, injection valves and having means for periodically releasing that closing pressure
    • F02M47/027Electrically actuated valves draining the chamber to release the closing pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M63/00Other fuel-injection apparatus having pertinent characteristics not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00; Details, component parts, or accessories of fuel-injection apparatus, not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M39/00 - F02M61/00 or F02M67/00; Combination of fuel pump with other devices, e.g. lubricating oil pump
    • F02M63/0003Fuel-injection apparatus having a cyclically-operated valve for connecting a pressure source, e.g. constant pressure pump or accumulator, to an injection valve held closed mechanically, e.g. by springs, and automatically opened by fuel pressure
    • F02M63/0005Fuel-injection apparatus having a cyclically-operated valve for connecting a pressure source, e.g. constant pressure pump or accumulator, to an injection valve held closed mechanically, e.g. by springs, and automatically opened by fuel pressure using valves actuated by fluid pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M63/00Other fuel-injection apparatus having pertinent characteristics not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00; Details, component parts, or accessories of fuel-injection apparatus, not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M39/00 - F02M61/00 or F02M67/00; Combination of fuel pump with other devices, e.g. lubricating oil pump
    • F02M63/0012Valves
    • F02M63/0014Valves characterised by the valve actuating means
    • F02M63/0028Valves characterised by the valve actuating means hydraulic
    • F02M63/0029Valves characterised by the valve actuating means hydraulic using a pilot valve controlling a hydraulic chamber
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M63/00Other fuel-injection apparatus having pertinent characteristics not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00; Details, component parts, or accessories of fuel-injection apparatus, not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M39/00 - F02M61/00 or F02M67/00; Combination of fuel pump with other devices, e.g. lubricating oil pump
    • F02M63/0012Valves
    • F02M63/0031Valves characterized by the type of valves, e.g. special valve member details, valve seat details, valve housing details
    • F02M63/0038Valves characterized by the type of valves, e.g. special valve member details, valve seat details, valve housing details rotary

Description

本発明は、例えば、内燃機関の燃料噴射弁に好適に使用される制御弁に関する。詳しくは、燃料噴射弁に設けた増圧装置において増圧作動を制御する制御弁に関する。
内燃機関の各気筒に設けた燃料噴射弁に、共通の蓄圧器(コモンレール)から燃料を供給するコモンレール式燃料噴射システムが注目されている。また、近年、高出力化、および、燃費や排気ガス浄化性能を向上させる目的で、燃料の噴射圧力を高めることが要求されており、これを簡易に実現する燃料噴射弁用の増圧装置が提案されている(例えば、特許文献1等)。
特表2002−539372号公報
燃料噴射弁用の増圧装置は、一般に、コモンレールから供給される燃料を増圧ピストンで加圧して、噴射圧を高圧にするものである。その一例として、例えば、特許文献1の構成を図5に示すと、コモンレール10には高圧ポンプPで加圧した燃料タンクTの燃料が蓄圧されており、コモンレール10から燃料噴射弁100の燃料溜まり101に所定圧の燃料が供給されるようになっている。増圧器はコモンレール10と燃料溜まり101の間に配置され、増圧ピストン103を用いて増圧室104に供給される燃料を増圧した後、燃料溜まり101に供給する。増圧ピストン103の駆動は、電磁駆動式の増圧制御弁105を用いて圧力室106の油圧を増減することにより制御される。
コモンレール10の燃料は、また、噴孔を開閉するニードル109の背圧室108にも供給されている。噴射制御弁107を開いて背圧室108の油圧を低下させると、ニードル109がリフトしてコモンレール10の燃料または増圧器で増圧された燃料を噴射する。このような増圧装置を付設することで、より高圧での噴射を可能にするとともに、運転状態に応じたよりきめ細かい制御を行って、所望の噴射率を実現可能となる。
ここで、増圧作動を制御する増圧制御弁105は2位置3方弁で、弁体のシート位置を切り換えることにより、圧力室106をコモンレール10またはリターン通路に選択的に連通させて、圧力室106の油圧を増減させる。一般的に、2位置3方弁の弁体には、円筒シール部を有するスプール弁や、2つのテーパシート部を有する弁が用いられる。また、特許文献2には、燃料噴射弁のノズル制御用として、弁部材にテーパシートとパイプ状のフラットシートを設けた制御弁が開示されている。バルブシート部の一方をフラットとすると、組み付け時の位置決め精度が要求されない利点がある。
特開2001−90634号公報
一般的に制御弁は、大流量を制御するためシート径を大きくすると、大きな駆動エネルギーを必要とする。特許文献2で提案されているテーパシートとパイプシートを1つの弁部材に備えた3方制御弁は、上下のシート径を同じにすることで油圧バランスさせて駆動エネルギーを低減しようとするものであるが、パイプシートからのリークを防ぐための精密加工が必要である。さらに、閉弁時にパイプシートの油膜により開弁力が発生し、それを抑えるための強い閉弁力が必要となるという問題がある。
そこで、本発明では、高度な加工精度や位置決め精度を必要とせず、製作や組付けを容易にすること、また、駆動エネルギーを低減することにより、高性能で信頼性の高い制御弁を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、高圧流体通路から供給される燃料を、増圧ピストンで増圧して噴射する増圧式燃料噴射弁であって、上記増圧ピストンの制御室に連通する制御通路と、低圧流体通路に連通する第1ポートまたは高圧流体通路に連通する第2ポートを選択的に連通させる制御弁を有しており、該制御弁は、
電気的アクチュエータによって駆動されて、弁ハウジングに設けたシリンダ内を摺動し、低圧の上記第1ポートに至る第1弁座を開閉する第1弁部材と、
該第1弁部材の内部に挿入配置され、高圧の上記第2ポートに至る第2弁座を開閉する第2弁部材を備え、
上記第1弁部材の摺動径に対して、上記第1、第2弁座のシート径を小さく形成し、
上記弁ハウジングには、上記第1弁座と第2弁座の間に上記制御通路を接続して、
上記第1弁部材が上記第1弁座に着座する時、上記第2弁部材は上記第1弁部材と一体的に移動して上記第2弁座から離座することで、高圧の上記第2ポートと上記制御通路が連通し、
上記第1弁部材が上記第1弁座から離座する時、低圧の上記第1ポートに連通する上記制御通路の圧力が減少し、高圧の上記第2ポートからの油圧力が作用して上記第2弁部材が上記第2弁座に着座する。以上により、上記制御通路と上記第1ポートまたは上記第2ポートを選択的に連通させる。
さらに、上記第1弁部材の摺動部端面と上記弁ハウジングに設けたシリンダ内壁面とで囲まれる油圧室を設け、この油圧室の圧力を電気的アクチュエータで制御することにより上記第1弁部材を駆動する構成となしたものである。
本発明によれば、3方向制御弁をそれぞれにシートが形成される2つの弁部材で構成したので、高度な加工精度や位置決め精度が不要となる。よって製作や組付けが容易となり、簡易に高性能で信頼性の高い弁装置を提供することができる。
また、第1弁部材が第1弁座から離座すると、制御通路の圧力が減少し、高圧流体通路との圧力差により第2弁部材が第2弁座に着座する。このようにすると、第1弁体と第2弁体が分離しても確実に第2弁体を着座することができる。
さらに、第1弁部材の摺動部端面と弁ハウジングに設けたシリンダ内壁面とで囲まれる油圧室を設け、この油圧室の圧力を電気的アクチュエータで制御することにより第1弁部材を駆動する。このようにすると、電気的アクチュエータは油圧室の圧力を制御する小さな力で、大きな力を必要とする制御弁を駆動することができる。
本発明において、制御弁は、第1弁座と第2弁座の間に制御通路を配置する。そして、第1弁座に対して制御通路と反対側に第1ポートを配置し、第2弁座に対して制御通路と反対側に第2ポートを配置することにより、制御通路と第1ポートまたは第2ポートを選択的に連通させて制御通路の油圧を切り替えることができる。
本発明において、制御弁第1弁部材は弁ハウジングに設けたシリンダ内を摺動し、第1弁部材の摺動径に対して第1弁部材のシート径、および第2弁部材のシート径を小さくしている。これにより、第1弁部材の摺動径に加わる油圧力を、シート径に加わる油圧力より大きくすることができ、第1弁部材の摺動径に加わる油圧力を制御することで弁部材を移動できる。
請求項2において、制御弁の第2弁部材は弁ハウジングおよび第1弁部材に対して摺動部を持たない。そのため第2弁部材は高精度な摺動加工が不要である。
請求項3において、制御弁は、弁ハウジングに設けたシリンダ内周に第1弁座および第2弁座を設け、軸方向の異なる位置に配置する。これにより第1弁部材と第2弁部材をそれぞれ弁ハウジングに対して対向する方向から挿入することができ、組付けが容易になる。
請求項4において、制御弁は、第1ポートが低圧流体通路に、第2ポートが高圧流体通路に連通し、第1弁体のシート径と上記第2弁体のシート径が同等である。このようにすると、流体圧力は弁体に対して第1弁体を閉弁し、第2弁体を開弁するよう作用するため、制御室を高圧にすることが安全であるシステムに対して安全性を高めることができる。
請求項5において、制御弁は、第1ポートが低圧流体通路に、第2ポートが高圧流体通路に連通し、上記第1弁体のシート径が上記第2弁体のシート径より小さい。このようにすると、制御室の圧力をゆるやかに低圧にし、すばやく高圧にすることができる。よって、例えば燃料噴射弁に適用した場合、ノズルニードルの開弁速度を遅く、閉弁速度を速くして噴射率をデルタ型にすることができ、NOx低減に好適である。
請求項において、制御弁は、油圧室が第1オリフィスを介して高圧流体通路に連通する通路と、第2オリフィスと電気的アクチュエータで制御される弁体を介して低圧流体通路に連通する通路を備える。このようにすると、第1オリフィスで油圧室に流入する高圧流体を制限し、第2オリフィスを第1オリフィスより大きくすることで、駆動時に油圧室からリークする燃料を低減することができる。
請求項において、制御弁は、第1弁部材のシートが略円錐面になっており、第2弁部材のシートが略円錐面になっている。このようにすると、容易な加工で精度の高いシートを製造できる。
請求項において、制御弁は、第1弁部材のシートが略円錐面になっており、第2弁部材のシートが略球面になっている。このようにすると、第2弁部材が傾くようなことがあっても確実にシートできる。
請求項において、制御弁は、第1弁部材のシートが略円錐面になっており、第2弁部材のシートが平面になっている。このようにすると、第1弁部材と第2弁部材の軸が大きくズレても確実に第2弁部材が着座する。さらに、第2弁座着座時の面圧を小さくすることができ、高圧のシステムでも信頼性の高い制御弁が得られる。
請求項10の燃料噴射弁は、上記制御弁の制御通路が増圧ピストンの制御室とノズルニードルの制御室に連通し、電気的アクチュエータ駆動時に第1弁部材を開弁し第2弁部材を閉弁して制御室を低圧にすることで増圧ピストンを駆動して噴射燃料を増圧するとともにノズルニードルを開弁して噴射を行う。一方、電気的アクチュエータ停止時に第1弁体を閉弁し第2弁体を開弁して制御室を高圧にすることで増圧ピストンをリセットするとともにノズルニードルを閉弁して噴射停止する。このようにして燃料噴射を制御することができる。
請求項11の燃料噴射弁は制御通路にオリフィスを備え、オリフィス流量を調整することで噴射と増圧のタイミングを設定できる。増圧ピストンの制御通路のオリフィス流量を調整することで駆動信号オンから増圧開始までの時間を調整でき、ノズルニードルの制御通路のオリフィス流量を調整することで駆動信号オンから噴射開始までの時間を調整できる。そして増圧と噴射のタイミングを設定することで噴射弁の噴射率波形を設定できる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明を適用した3方向制御弁である油圧サーボ弁3を用いたディーゼルエンジン用の増圧式コモンレールインジェクタ1の構成図である。図1において、インジェクタ1は、高圧流体通路である高圧燃料通路21を介して、高圧燃料を蓄圧するコモンレール2に接続している。コモンレール2には、吐出量の可変機構を備える公知の高圧サプライポンプ23が接続され、燃料タンク24の燃料を加圧してコモンレール2に圧送するようになっている。
インジェクタ1は、コモンレール2の燃料を増圧する増圧装置4と、増圧装置4で増圧された燃料を噴射する噴射ノズル7を有している。増圧装置4および噴射ノズル7の作動は、電磁弁5と油圧サーボ弁3によって制御される。電磁弁5は2位置2方弁で、燃料タンク24に至る低圧流体通路としてのリターン通路27と油圧サーボ弁3との間を開閉することにより、油圧室であるサーボ弁制御室13の制御油圧を増減させる。電磁弁5は電気的アクチュエータであるソレノイドで弁体を開閉制御する公知の構成のものが用いられる。本発明の特徴である油圧サーボ弁3については、詳細を後述する。
増圧装置4は、大小二段径の段付シリンダ45内を図の上下方向に摺動する増圧ピストン44によって、シリンダ45の下端部に形成される増圧室41の圧力を増減する。増圧ピストン44は大小二段径の段付形状で、大径の上ピストンが大径の上シリンダ内を、小径の下ピストンの下端部が小径の下シリンダ内を、それぞれ油密を保って摺動するようになっており、増圧室41は小径の下ピストン下端面とシリンダ45内壁面を室壁として形成される。シリンダ45の上端部には、増圧ピストン44の大径の上ピストン上端面とシリンダ45内壁面を室壁とする高圧室42が形成され、高圧燃料通路21を介してコモンレール2に接続されている。
シリンダ45の大径の上シリンダ内には、増圧ピストン44の小径の下ピストン周りに、増圧制御室11が形成される。増圧制御室11はオリフィス141を有する増圧制御通路14によって油圧サーボ弁3と連通するとともに、逆止弁16を有する流路によって増圧室41と連通している。増圧制御室11にはスプリング43が配設されて増圧ピストン44を上方に付勢している。この時、増圧ピストン44の上端面には、高圧室42の油圧力が、下端面には増圧制御室11の油圧力とスプリング43のバネ力が作用しており、増圧制御室11の圧力を低下させると、増圧ピストン44が下降して増圧室41に供給される燃料を増圧する。
噴射ノズル7は、ノズルボデー72内にノズルニードル71を摺動自在に収容してなる。ノズルニードル71は、コマンドピストン73によって駆動されてノズルボデー72先端部に設けた噴孔74を開閉する。燃料溜まり75は流路17により増圧室41と連通している。コマンドピストン73の上方には噴射制御室12が設けられ、噴射制御室12はオリフィス151を有する噴射制御通路15によって油圧サーボ弁3と連通している。コマンドピストン73はノズルニードル71よりも大径としてあり、コマンドピストン73とノズルニードル71の連結部周りには、スプリング76が配設されてコマンドピストン73に上向きの付勢力を、ノズルニードル71に下向きの付勢力を与えている。この構成において、噴射制御室12の圧力を低下させると、コマンドピストン73とともにノズルニードル71が上昇して、燃料溜まり75から供給される燃料を噴射する。
次に、図2を用いて本発明の特徴である油圧サーボ弁3の構造について説明する。図示するように、油圧サーボ弁3は、弁ハウジングに設けたシリンダ65に、第1弁部材である上バルブ31と第2弁部材である下バルブ32を収容してなる。上バルブ31は上端が閉鎖する略円筒状で、上半部を摺動部とし、小径とした下半部の開口端部に下方へ向けて縮径させてテーパ面(円錐面)状の上シート33を形成している。下バルブ32は略円柱状で、上半部が上バルブ31の筒内に挿通保持され、下端部を下方へ向けて拡径させてテーパ面(円錐面)状の下シート34を形成している。シリンダ65は、中間部が小径の段付き形状となっており、その上端側の段部を上バルブ31が着座する第1弁座としての上弁座63、下端側の段部を下バルブ32が着座する第2弁座としての下弁座64としてある。下バルブ32はシリンダ65中間部から下方へ延出し、下シート34を設けた下端部が大径のシリンダ65下端部内に収容されている。
弁ハウジングは、シリンダ65の上端部と弁座63、64を設けた小径中間部を構成する座面部材61と、シリンダ65の下端部を構成するハウジング部材62を衝合してなる。座面部材61には、上弁座63上方のシリンダ65側面に開口して、上バルブ31の小径下半部周りの空間に連通する、第1ポートとしてのリターンポート28が形成されている。リターンポート28の他端はリターン通路27に連通している。座面部材61には、さらに、弁座63、64間のシリンダ65側面に開口して、下バルブ32の中間部周りの空間に連通する増圧制御通路14と噴射制御通路15が形成される。これら増圧制御通路14および噴射制御通路15の他端は、それぞれ増圧装置4の増圧制御室11、噴射ノズル7の噴射制御室12に連通している。一方、ハウジング部材62には、シリンダ65の下端面中央に開口して、下バルブ31の下端部周りの空間に開口する、第2ポートとしての高圧ポート22が形成されている。なお、高圧ポート22に対向する下バルブ32の下端面は、半円筒状の溝を有しており、下バルブ32開弁時に高圧ポート22から流入する燃料の流れを絞らないようにしてある。
サーボ弁制御室13は、上バルブ31が摺動するシリンダ65の上端部に、上バルブ31の上端面とシリンダ65の内壁面を室壁として形成される。サーボ弁制御室13は、側面に開口するインオリフィス25を有する通路にて増圧装置4の高圧室42に連通するとともに、頂面に開口するアウトオリフィス26を有する通路にて電磁弁5を介してリターン通路27に連通する。この電磁弁5を駆動することにより、サーボ弁制御室13とリターン通路27との連通が制御され、上バルブ31および下バルブ32が一体で上下動する。ここで、図3(a)、(e)に示すように、詳細には、上バルブ31の上端面は中央部が凹陥しており、上方に突出する外周縁部には一箇所に径方向の溝311が設けられる。この溝311は、上バルブ31が上方位置にある時もインオリフィス25からサーボ弁制御室13に燃料が流入するようにしている。
油圧サーボ弁3は、上バルブ31の上端面の面積A1を下バルブ32の下端面の面積A4より大きくし、摺動部と上シート33の間にリターンポート28に連通する低圧部を設けている。本実施形態では、上シート33と下シート34の面積は同じとしたが、上シート33の面積より下端面の面積A4が大きければシート面積の差があってもよい。この構成により、制御室13の圧力によってシート位置が切り替わり、制御室13が高圧の時は、下方向の油圧力が大きくなり、油圧サーボ弁3の上シート33が閉じる。制御室13が低圧になると上方向の油圧力が大きくなり、下シート34が閉じる。
図1、2を用いて油圧サーボ弁3およびインジェクタ1の作動を説明する。図1に示すように、電磁弁(2/2弁)5は非通電状態で閉弁するように構成されており、油圧サーボ弁3のアウトオリフィス26とリターン通路27の連通は遮断されている。この時、図2に示すように、インオリフィス25から流入するコモンレール2の圧力で、サーボ弁制御室13は高圧となっており、上バルブ31の上シート33が上弁座63に着座し、下バルブ32の下シート34は下弁座64から離座している。従って、増圧制御通路14および噴射制御通路15は高圧ポート22と連通し、増圧制御室11および噴射制御室12も高圧となっている。このため、噴射ノズル7のノズルニードル71は下端位置にあり燃料は噴射されない。
噴射時に、電磁弁5に通電してこれを開弁駆動すると、油圧サーボ弁3のアウトオリフィス26とリターン通路27が連通して、サーボ弁制御室13の油圧が低圧になる(図2の電磁弁ON行程)。すると、
上向き力=(A2+A4)×Fp>下向き力=A3×Fp・・・(1)
となり、上下バルブ31、32は上下の油圧力差により図の上方に移動する。これに伴い、上バルブ31の上シート33が上弁座63から離座し、次いで下バルブ32の下シート34が下弁座64に着座する。すなわち、
上向き力=A4×Fp>下向き力=A5×Fp・・・(2)
となり、下バルブ32の下シート34は閉鎖状態を保持する。
これにより、増圧制御通路14および噴射制御通路15がリターンポート28と連通し、増圧制御室11および噴射制御室12の燃料は、油圧サーボ弁3の上シート33を通過してリターン通路27へ流出する。ノズルニードル71は、噴射制御室12の油圧力が低下して、開弁方向の油圧力がスプリング76の力より大きくなると開弁して、噴孔74を開放する。また、増圧制御室11が低圧になると増圧ピストン44は上下の油圧力差をバランスするように図の下方に移動し、増圧室41の燃料を加圧して燃料溜まり17へ送出する。これにより、増圧された燃料を噴射することができる。
ここで、増圧制御室11へ至る増圧制御通路14と噴射制御室12へ至る噴射制御通路15を独立して設けたので、それぞれオリフィス141、オリフィス151で流量を制御可能である。本実施形態では、噴射制御室12の圧力が先に低下するようにすることで、ノズルニードル71の開弁が速くなり噴射応答性が向上する。この場合、噴射される燃料は、噴射開始時はコモンレール圧であるが、増圧ピストン44が増圧室41の燃料を加圧することにより、噴射中に超高圧になる。このため初期が低く後期が高いデルタ状の噴射率波形を成形でき、エミッションの低減と高出力化の両立に有利である。
噴射終了時は、電磁弁5への通電を停止し、油圧サーボ弁3のアウトオリフィス26とリターン通路27の連通を遮断する。これにより、サーボ弁制御室13の油圧が再び上昇して高圧になる(図2の電磁弁OFF行程)。すると、
上向き力=A4×Fp<下向き力=(A1+A5)×Fp・・・(3)
となり、上下バルブ31、32が上下の油圧力差により図の下方に移動する。これに伴い、下バルブ32の下シート34が下弁座64から離座し、次いで上バルブ31の上シート33が上弁座6に着座して、
上向き力=(A2+A4)×Fp<下向き力=(A1+A3)×Fp・・・(4)
となり、上バルブ31の上シート33は閉鎖状態を保持する。
これにより、増圧制御通路14および噴射制御通路15と高圧ポート22が連通し、増圧制御室11および噴射制御室12に、油圧サーボ弁3の下シート34を通りコモンレール圧の燃料が流入して再び高圧となる。すると、噴射ノズル7のノズルニードル71が下降して噴孔を閉鎖するとともに、増圧装置4の増圧ピストン44が初期位置へ戻る。
ここで、上述したように、増圧制御通路14と噴射制御通路15はオリフィス141とオリフィス151により流量を独立して制御可能であり、本実施形態では、噴射制御室12の圧力が先に上昇するように構成される。従って、まず噴射制御室12が高圧になり、コマンドピストン73とノズルニードル71の面積差により、ノズルニードル71が高速で閉弁するためシャープカットが可能である。次いで増圧制御室11が高圧になり、スプリング43により増圧ピストン44が復帰方向(図の上方)に移動する。この時、増圧室41は、逆止弁16から燃料が流入してコモンレール圧を維持する。
以上のように、本発明によれば、電磁弁5の駆動エネルギーを低減できるとともに、高度な加工精度や位置決め精度を要さずに常時リークを低減できる油圧サーボ弁6を提供できる。また、油圧サーボ弁6の複数の弁部材、すなわち、上シート33をもつ上バルブ31と下シート34をもつ下バルブ32で構成することで、弁座63、64を有する座面部材61に対してバルブ31、32を両側から挿入することができ、容易に組付け可能となる。図3(a)に示すように、下バルブ32は上バルブ31の中心穴にラフガイドされ、先端のテーパ部が接触した状態で規定のリフト量を確保できるように調整してある。これにより、上シート33が閉じる時、上バルブ31は下バルブ32を押し下げて下シート34を開き、下シート34が閉じる時、下バルブ32は上バルブ31を押し上げて上シート33を開く。なお、下バルブ32は開弁後に上バルブ31と分離することで、上バルブ31の着座時のエネルギーを分散してバウンスを防止することができる。
図3(b)〜(d)に油圧サーボ弁6の他の実施形態を示す。図3(b)は、本発明の第2の実施形態であり、上バルブ31の上シート33が着座する上弁座63の座面を、対向する上シート33同様、下方に向けて縮径するテーパ面とし、下バルブ32の下シート34が着座する下弁座64の座面を、対向する下シート34同様、下方に向けて拡径するテーパ面とする。このようにシート座面をテーパ状にすると、容易な加工で信頼性の高いシートを製造できる。
図3(c)は、本発明の第3の実施形態であり、上下弁座63、64は第2実施形態と同様のテーパ面とし、下バルブ32の下シート34を球面状に構成する。このようにすると、下バルブ32の軸が傾いてもシートできるので、信頼性がより向上する。
図3(d)は、本発明の第4の実施形態であり、下バルブ32の下シート34をフラット(平面)に構成した。このようにすると、上バルブ31と下バルブ32に軸ズレが生じた場合、上バルブ31の筒内周面と下バルブ32外周面とのクリアランスが小さくても確実にシールすることができる。さらに、下シート34着座時の面圧を小さくすることができ、高圧のシステムでも信頼性の高い制御弁が得られる。また、本実施形態では、上バルブ31と下バルブ32を貫通する貫通穴35を形成し、その上端にインオリフィス25を設けている。これにより、サーボ弁制御室13が高圧ポート22を介してコモンレール2に連通するので、通路構成がより簡易になる。
図4(a)〜(c)に油圧サーボ弁6の他の形態を示す。上記実施形態では、上バルブ31内に下バルブを挿通保持したが、図示するように上バルブ31に下バルブ32をガイドする軸を設け、上バルブ31に下バルブ32を付勢部材であるスプリング37で付勢することにより、一体に移動する構成としてもよい。図4(a)は、本発明の参考例である第5の形態であり、上バルブ31は上シート33の下方に延出した細径部がガイド軸36となっており、その下端はシリンダ65の下端大径部内に位置している。下バルブ32は半球状で上シート34が球面となっており、上面中央にガイド軸36が嵌合される凹部38を有している。下バルブ32はその下面側に配設されるスプリング37により、上バルブ31と分離しないように押圧されている。
図4(b)は、第6の形態であり、上記第5の形態の基本構成において、下バルブ32の下シート34を球面とする代わりに、テーパ面としていある。図4(c)は、第7の形態であり、上記第5の形態の基本構成において、下バルブ32をT字断面のブロック状とし、下シート34を球面とする代わりにフラットにしてある。スプリング37は下バルブ32の小径下半部周りに配設される。この構成では、上バルブ31と下バルブ32の軸がズレてもシートできるので、下バルブ32に凹部38を設けていない。
以上、本発明によれば、簡易な構成で高精度な増圧制御、噴射制御が可能な制御弁を実現できる。なお、本発明は、2つのアクチュエータを備える従来の増圧式インジェクタにおいて、小型のソレノイドで駆動する制御弁としても適用可能である。また、燃料噴射弁以外の流体制御弁としても適用可能である。
本発明の制御弁を適用したディーゼルエンジン用の増圧式コモンレールインジェクタの全体構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態における油圧サーボ弁の構成と作動を説明するための図である。 (a)〜(d)はそれぞれ本発明の第1〜第4の実施形態における油圧サーボ弁の詳細構成図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明の参考例である第5〜第7の形態における油圧サーボ弁の詳細構成図である。 従来の増圧式コモンレールインジェクタの全体構成を示す図である。
符号の説明
1 インジェクタ
11 増圧制御室(制御室)
12 噴射制御室(制御室)
13 サーボ弁制御室(油圧室)
14 増圧制御通路(制御通路)
15 噴射制御通路(制御通路)
2 コモンレール
21 高圧燃料通路(高圧流体通路)
22 高圧ポート(第2ポート)
23 燃料ポンプ
24 燃料タンク
25 インオリフィス(第1オリフィス)
26 アウトオリフィス(第2オリフィス)
27 リターン通路(低圧流体通路)
28 リターンポート(第1ポート)
3 油圧サーボ弁(制御弁)
31 上バルブ(第1の弁部材)
32 下バルブ(第2の弁部材)
33 上シート(第1の弁部材)
34 下シート(第2の弁部材)
4 増圧制御弁
41 増圧室
42 高圧室
43 スプリング
44 増圧ピストン
5 電磁弁
61 座面部材(弁ハウジング)
62 ハウジング部材(弁ハウジング)
63 上弁座(第1弁座)
64 下弁座(第2弁座)
65 シリンダ
7 噴射ノズル
71 ノズルニードル

Claims (11)

  1. 高圧流体通路から供給される燃料を、増圧ピストンで増圧して噴射する増圧式燃料噴射弁であって、上記増圧ピストンの制御室に連通する制御通路と、低圧流体通路に連通する第1ポートまたは高圧流体通路に連通する第2ポートを選択的に連通させる制御弁を有しており、該制御弁は、
    電気的アクチュエータによって駆動されて、弁ハウジングに設けたシリンダ内を摺動し、低圧の上記第1ポートに至る第1弁座を開閉する第1弁部材と、
    該第1弁部材の内部に挿入配置され、高圧の上記第2ポートに至る第2弁座を開閉する第2弁部材を備え、
    上記第1弁部材の摺動径に対して、上記第1、第2弁座のシート径を小さく形成し、
    上記弁ハウジングには、上記第1弁座と第2弁座の間に上記制御通路を接続して、
    上記第1弁部材が上記第1弁座に着座する時、上記第2弁部材は上記第1弁部材と一体的に移動して上記第2弁座から離座することで、高圧の上記第2ポートと上記制御通路が連通し、
    上記第1弁部材が上記第1弁座から離座する時、低圧の上記第1ポートに連通する上記制御通路の圧力が減少し、高圧の上記第2ポートからの油圧力が作用して上記第2弁部材が上記第2弁座に着座することで、上記制御通路と上記第1ポートまたは上記第2ポートを選択的に連通させるとともに、
    上記第1弁部材の摺動部端面と上記弁ハウジングに設けたシリンダ内壁面とで囲まれる油圧室を設け、この油圧室の圧力を電気的アクチュエータで制御することにより上記第1弁部材を駆動する構成となしたことを特徴とする増圧式燃料噴射弁。
  2. 上記第2弁部材は上記弁ハウジングおよび上記第1弁部材に対して摺動部を持たない請求項1記載の増圧式燃料噴射弁。
  3. 上記弁ハウジングに設けたシリンダ内周に上記第1弁座および上記第2弁座を軸方向に位置を異ならせて配置した請求項1または2記載の増圧式燃料噴射弁。
  4. 上記第1弁部材のシート径と上記第2弁部材のシート径が同等である請求項1ないし3のいずれか記載の増圧式燃料噴射弁。
  5. 上記第1弁部材のシート径が上記第2弁部材のシート径より小さい請求項1ないし3のいずれか記載の増圧式燃料噴射弁。
  6. 上記油圧室が第1オリフィスを介して高圧流体通路に連通する通路と、第2オリフィスと電気的アクチュエータで制御される弁体を介して低圧流体通路に連通する通路を備えた請求項1ないし5のいずれか記載の増圧式燃料噴射弁。
  7. 上記第1弁部材のシートが略円錐面になっており、上記第2弁部材のシートが略円錐面になっている請求項1ないし6いずれか記載の増圧式燃料噴射弁。
  8. 上記第1弁部材のシートが略円錐面になっており、上記第2弁部材のシートが略球面になっている請求項1ないし6のいずれか記載の増圧式燃料噴射弁。
  9. 上記第1弁部材のシートが略円錐面になっており、上記第2弁部材のシートが平面になっている請求項1ないし6のいずれか記載の増圧式燃料噴射弁。
  10. 上記制御弁の上記制御通路が増圧ピストンの制御室とノズルニードルの制御室に連通し、上記電気的アクチュエータ駆動時に上記第1弁部材を開弁し上記第2弁部材を閉弁して上記制御室を低圧にすることで、上記増圧ピストンを駆動して噴射燃料を増圧するとともに上記ノズルニードルを開弁して噴射を行い、上記電気的アクチュエータ停止時に上記第1弁部材を閉弁し上記第2弁部材を開弁して上記制御室を高圧にすることで、上記増圧ピストンをリセットするとともに上記ノズルニードルを閉弁して噴射停止する請求項1ないし9いずれか記載の増圧式燃料噴射弁。
  11. 上記制御通路にオリフィスを備え、該オリフィス流量を調整することで、噴射と増圧のタイミングを設定可能に構成した請求項1ないし10のいずれか記載の増圧式燃料噴射弁。
JP2004349966A 2004-12-02 2004-12-02 制御弁およびそれを備えた燃料噴射弁 Expired - Fee Related JP4286770B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004349966A JP4286770B2 (ja) 2004-12-02 2004-12-02 制御弁およびそれを備えた燃料噴射弁
DE200510057526 DE102005057526B4 (de) 2004-12-02 2005-12-01 Steuerventil und Kraftstoffeinspritzventil mit diesem

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004349966A JP4286770B2 (ja) 2004-12-02 2004-12-02 制御弁およびそれを備えた燃料噴射弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006161568A JP2006161568A (ja) 2006-06-22
JP4286770B2 true JP4286770B2 (ja) 2009-07-01

Family

ID=36599545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004349966A Expired - Fee Related JP4286770B2 (ja) 2004-12-02 2004-12-02 制御弁およびそれを備えた燃料噴射弁

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4286770B2 (ja)
DE (1) DE102005057526B4 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101330693B1 (ko) * 2011-12-26 2013-11-19 자동차부품연구원 직접분사식 디젤엔진용 인젝터
KR101340980B1 (ko) * 2011-12-26 2013-12-13 자동차부품연구원 직접분사식 디젤엔진용 인젝터

Families Citing this family (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4695453B2 (ja) * 2005-07-29 2011-06-08 株式会社豊田中央研究所 方向制御弁
JP4548406B2 (ja) * 2006-11-20 2010-09-22 株式会社デンソー 3方切替弁、およびこれを備えるインジェクタ
JP4506744B2 (ja) * 2006-11-20 2010-07-21 株式会社デンソー 3方切替弁、およびこれを備えるインジェクタ
JP4519143B2 (ja) * 2007-01-19 2010-08-04 株式会社デンソー インジェクタ
JP4670821B2 (ja) * 2007-03-05 2011-04-13 株式会社デンソー インジェクタ
JP4710853B2 (ja) * 2007-03-05 2011-06-29 株式会社デンソー 燃料噴射装置
JP4600405B2 (ja) * 2007-03-08 2010-12-15 株式会社デンソー インジェクタ
JP2008232026A (ja) 2007-03-20 2008-10-02 Denso Corp インジェクタ
DE102007018040A1 (de) 2007-04-13 2008-10-16 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffinjektor mit integriertem Druckverstärker
CN106089522B (zh) * 2016-07-29 2018-11-06 中国北方发动机研究所(天津) 一种电控喷油器
CN109236521A (zh) * 2018-07-26 2019-01-18 哈尔滨工程大学 喷油规律可变的蓄压式电控喷油器
CN109209709B (zh) * 2018-07-26 2020-12-04 哈尔滨工程大学 带液力补偿活塞的电控燃油喷射系统
CN109184991B (zh) * 2018-07-26 2020-12-29 哈尔滨工程大学 喷油规律可变的压电-电磁混合控制喷油器
CN109026476A (zh) * 2018-07-26 2018-12-18 哈尔滨工程大学 喷油规律可变的蓄压式压电喷油器
CN109184984A (zh) * 2018-07-26 2019-01-11 哈尔滨工程大学 可变增压比蓄压式压电-电磁控制喷油器
CN109162847B (zh) * 2018-07-26 2021-01-05 哈尔滨工程大学 带液力补偿活塞的喷油规律可变的双阀电控喷油器
CN109083785B (zh) * 2018-07-26 2021-04-30 哈尔滨工程大学 带控制腔滑块的蓄压式电控燃油喷射系统
CN109184992B (zh) * 2018-07-26 2020-12-29 哈尔滨工程大学 喷油规律可变的压电喷油器
CN109083786B (zh) * 2018-07-26 2021-01-05 哈尔滨工程大学 喷油规律可变的增压式重油压电-电磁双阀电控喷油器
CN109236532B (zh) * 2018-07-26 2021-04-20 哈尔滨工程大学 带控制腔滑块的电控喷油器
CN109236529A (zh) * 2018-07-26 2019-01-18 哈尔滨工程大学 可变增压比压电喷油器
CN109098903A (zh) * 2018-07-26 2018-12-28 哈尔滨工程大学 带控制腔滑块的双阀电控喷油器
CN109184988A (zh) * 2018-07-26 2019-01-11 哈尔滨工程大学 可变增压比电控喷油器
CN109184996B (zh) * 2018-07-26 2021-04-30 哈尔滨工程大学 带控制腔滑块的压电-电磁控制喷油器
CN109236526A (zh) * 2018-07-26 2019-01-18 哈尔滨工程大学 蓄压式双阀电控喷油器
CN109184993A (zh) * 2018-07-26 2019-01-11 哈尔滨工程大学 喷油规律可变的电控喷油器
CN109026477A (zh) * 2018-07-26 2018-12-18 哈尔滨工程大学 带控制腔滑块的蓄压式电控喷油器
CN109253002A (zh) * 2018-07-26 2019-01-22 哈尔滨工程大学 可变增压比蓄压式电控燃油喷射系统
CN109236524A (zh) * 2018-07-26 2019-01-18 哈尔滨工程大学 可变增压比蓄压式压电喷油器
CN109098901A (zh) * 2018-07-26 2018-12-28 哈尔滨工程大学 增压式可变喷油规律燃油系统
CN109098902B (zh) * 2018-07-26 2020-12-04 哈尔滨工程大学 喷油规律可变的压电-电磁双阀电控喷油器
CN109236527A (zh) * 2018-07-26 2019-01-18 哈尔滨工程大学 可变增压比压电-电磁控制喷油器
CN109184985B (zh) * 2018-07-26 2021-04-20 哈尔滨工程大学 可变增压比蓄压式电控喷油器
CN109184994A (zh) * 2018-07-26 2019-01-11 哈尔滨工程大学 喷油规律可变的双阀电控喷油器
CN109162846B (zh) * 2018-07-26 2021-04-09 哈尔滨工程大学 带控制腔滑块的蓄压式压电-电磁双阀电控喷油器
CN109184986B (zh) * 2018-07-26 2020-12-04 哈尔滨工程大学 喷油规律可变的蓄压式电控燃油喷射系统
CN109026475B (zh) * 2018-07-26 2020-12-04 哈尔滨工程大学 喷油规律可变的蓄压式压电-电磁双阀电控喷油器
CN109083787B (zh) * 2018-07-26 2021-04-09 哈尔滨工程大学 带控制腔滑块的蓄压式压电喷油器
CN109252999B (zh) * 2018-07-26 2020-12-25 哈尔滨工程大学 压电-电磁双阀电控喷油器
CN109162843A (zh) * 2018-07-26 2019-01-08 哈尔滨工程大学 带控制腔滑块的压电-电磁双阀电控喷油器
CN109184989B (zh) * 2018-07-26 2020-12-29 哈尔滨工程大学 双阀电控喷油器
CN109253001A (zh) * 2018-07-26 2019-01-22 哈尔滨工程大学 带控制腔滑块的压电喷油器
CN109098899B (zh) * 2018-07-26 2021-04-30 哈尔滨工程大学 带控制腔滑块的蓄压式压电-电磁控制喷油器
CN109681357B (zh) * 2018-07-26 2021-03-30 哈尔滨工程大学 喷油规律可变的蓄压式双阀电控喷油器
CN109026478A (zh) * 2018-07-26 2018-12-18 哈尔滨工程大学 喷油规律可变的蓄压式压电-电磁混合控制喷油器
CN109236528B (zh) * 2018-07-26 2020-12-29 哈尔滨工程大学 蓄压式压电-电磁双阀电控喷油器
CN109973270B (zh) * 2019-05-21 2023-11-10 重油高科电控燃油喷射系统(重庆)有限公司 用于电控喷油器的控制阀偶件
CN111946510A (zh) * 2020-09-09 2020-11-17 中船动力研究院有限公司 一种喷射阀及发动机

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19910970A1 (de) * 1999-03-12 2000-09-28 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspritzeinrichtung
JP3452850B2 (ja) * 1999-09-22 2003-10-06 株式会社日本自動車部品総合研究所 内燃機関用噴射弁
DE10315016A1 (de) * 2003-04-02 2004-10-28 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffinjektor mit leckagefreiem Servoventil
DE10315015B4 (de) * 2003-04-02 2005-12-15 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffinjektor mit Druckverstärker und Servoventil mit optimierter Steuermenge

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101330693B1 (ko) * 2011-12-26 2013-11-19 자동차부품연구원 직접분사식 디젤엔진용 인젝터
KR101340980B1 (ko) * 2011-12-26 2013-12-13 자동차부품연구원 직접분사식 디젤엔진용 인젝터

Also Published As

Publication number Publication date
DE102005057526A1 (de) 2006-07-13
JP2006161568A (ja) 2006-06-22
DE102005057526B4 (de) 2009-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4286770B2 (ja) 制御弁およびそれを備えた燃料噴射弁
JP2000512360A (ja) 液体を制御するための弁
JP6296948B2 (ja) 燃料噴射弁
JP4297879B2 (ja) インジェクタ
JP4226011B2 (ja) 燃料噴射装置
WO2007100471A1 (en) Fuel injector having nozzle member with annular groove
JP2007500809A (ja) 圧力変換器を有する燃料インジェクタのための切換弁
JP4345096B2 (ja) 燃料噴射装置
JP4075894B2 (ja) 燃料噴射装置
JP4305416B2 (ja) 内燃機関用燃料噴射装置
JP6376988B2 (ja) 燃料噴射弁
EP1227241B1 (en) Fuel injector assembly and internal combustion engine including same
JP2003515045A (ja) 内燃機関のための燃料噴射弁
JP4107277B2 (ja) 内燃機関用燃料噴射装置
US10808661B2 (en) Fuel injection device
JP4519143B2 (ja) インジェクタ
JP4079063B2 (ja) 内燃機関用燃料噴射装置
JP2008304017A (ja) 3方切替弁およびそれを用いた燃料噴射装置
JP4140540B2 (ja) 燃料噴射弁
JP4218630B2 (ja) 内燃機関用燃料噴射装置
JP4134957B2 (ja) 内燃機関用燃料噴射装置
JP4412384B2 (ja) 燃料噴射装置
JP4321447B2 (ja) 内燃機関の動弁駆動装置
JP4321448B2 (ja) 弁制御機構
JP2005105870A (ja) 内燃機関用燃料噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090324

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090325

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees