JPS5925678A - 健康飲料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は米醸造酢、梅果実および紫蘇の効用を活かした
、防腐剤等の添加物を含ます、かつ、加熱処理を施さな
い健康飲料に関する。

米醸造酢は毎日摂取することによって血中カルシウムイ
オン濃度を」―昇させ、肩こり、高血圧、動脈硬化、便
秘などの改善、疲労回復に大きな効果・を有し、通常、
１日約１０〜１５ｍ１程度を飲用することがよいとされ
ているか、その特有の刺激臭、酸味から毎日飲用に供す
る習慣はほとんと見当らない。

一方、梅はその果肉が日乾、ド痢、畦道、１ｌｊｌ？張
などの改善に有効であるか、摂取形態か主として梅干て
あり、これには高濃度の食塩か用いられているところか
ら、高血圧、腎機能障害、肥満、心疾患等に対する不安
が常につきまとう１．また、梅干の製造には紫蘇が用い
られ、これは梅に風味、色調を付与すると共に、整腸、
食欲増進、精神安定、利尿、健脳などの効用を付加する
ものであるが、これらも食塩の存在なくしては発現しか
たし）ものである。

さらに、一般に、市販の飲食物はその保存性、品質保持
の観点から加熱殺菌処理を施したり、防腐剤や各種の保
存料等の添加物を使用するが、加熱処理は飲食物素杓の
持つ風味や効用を損なし）や−リー＜、また、添加物の
使用は安全性の而で問題かある。

このような事情にかんかみ、本発明者らは米醸造酢、梅
および紫蘇の有するすくれた風味、効用を活かし、前記
のような食塩の問題のない、摂食しやすい、かつ、防腐
剤等の添加物を用いず、加熱処理を施さなくても良好な
保存性、品質安定性を保持できる飲食物を得るへく鋭意
器ｙｕを巾ねた結果、本発明の健康飲料を完成するにい
たった。

すなわち、本発明は米醸造酢に、ハチミツまたは砂糖、
エタノールおよび紫蘇または紫蘇の米醸造酢滲出液と共
に、梅果実をｒｆ：清し、実質［１・」にエタノールか
揮散するまで浸漬をつつけてなる健康飲料を提供するも
のである。本発明の健康飲料は米醸造酢の効用と共に、
食塩を用いすとも梅果肉および紫蘇の効用を充分発揮さ
せることかでき、米醸造酢の刺激臭、強い酸味を緩ｉ１
Ｌ、老若す３女を問わす、また、胃弱者や、従来、梅干
の摂食を禁しられていた者も、ＪＪｕ　’＋％の果ｌＬ
　、果肉飲料と同様に、その風味を楽しみなから、ｆ＋
ｊ　［−Ｊ飲用することかてき、かつ、健康の２ｔ１ト
持、増、４Ｌをｊυ１侍−４−ることかできる。しかも
、他；外にも、本発明の健康飲料は防腐剤等の添加物を
加えずとも、また、加ｐ１〜殺菌処理を施さずとも、そ
の良好な品質を長Ｊｕｌに安だに保持することかできる
。

かくして、本発明の健康飲料は、）、（本［目に、ハチ
ミノまたは砂糖を含有する米醸漬吊中に侮１社内か分散
し、紫蘇′の風味、色調、効用を付与した、防腐剤等の
添加物を含有しない、かつ、加熱処理を施さない飲料で
ある。

用いる米醸造酢は、特に限定するものではなく、市販の
通常入手しうる米醸造酢でよいか、一般に、米醸造酢を
含め、市販の酢は保存性向上の観点から加熱殺菌処理が
施されているので、本発明の健康飲料の目的からして、
防腐剤等の添加物を含ます、かつ、加熱殺菌処理を施さ
すに醸造した米酢を用いることか好ましい。このような
米酢を用いても、理由は明確ではないが、本発明の健康
飲料の保存性、品質９疋性か損なわれることはない。

ハチミツまたは砂糖は摂食を容易にする甘味料であると
共に、梅果肉中への米醸造酢の浸透を高め、本発明の健
康飲料の効用を高めるものである。

ハチミツとしては、いずれの花山東のものでもよいか、
本発明の目的からして添加物を含有しないものか好まし
い。また、砂糖としては、通常の上白、氷砂糖等が好適
に用いられるが、黄ザラ、黒糖等を用いてもよく、また
、本発明においては、「砂糖」なる語には果糖、ブドウ
糖等を包含する。

健康飲料としての性格からして、ことにハチミソか好ま
しい。これらは、所望の風味、効用に基いて適宜の量で
使用できるが、通常、用いる梅生果実１０００　Ｋ９　
ニ対し、ハチミツノ場合５００−８００に９、砂糖の場
合は４００〜７００　Ｋ９とすることが好ましい。なお
、砂糖を用いる場合は、その米醸造酢への溶解度の観点
から、適宜の濃度の糖液、通常、ハチミツの糖濃度と同
等濃度の糖液として用いることが好ましい。

エタノールは梅果肉の効用成分の抽出促進のために用い
るもので、浸漬中にほとんど揮散し、最終製品中には実
質的に存在しない。やはり、健康飲料としての性格上、
醸造エタノールか好ましく、通常、用いる梅生果実Ｉ　
Ｋ９に対し、９５％醸造エタノールとして０．Ｏ１〜０
．０２ｅ添加する。

紫蘇は青紫蘇、赤紫蘇いずれてもよいか、色調付与の観
点から赤紫蘇か好ましい。通常、梅生果実Ｉ　Ｋ９に対
して０．５〜ＩＫ９の生の紫蘇葉を用いることか好まし
い。紫蘇葉は直接米醸造酢中に浸漬してもよいが、摂食
の容易性から、その重ｌの１〜３倍程度の米醸造酢また
は米醸造酢とクエン酸（ことに、醸造クエン酸）等の酸
との等量混液てよく揉んで得られる紫蘇滲出液として用
いることか好ましい。

梅は通常の梅生果実が用いられ、米醸造酢ｌｌに対して
０．５〜３　Ｋ９の割合で用いられ、摂食の容易性から
、浸漬のいずれかの過程で除核することが好ましい。

本発明の健康飲料を得るには、例えは、まず洗浄した梅
果実を、ハチミツまたは砂糖およびエタノールを含有す
る米醸造酢中に約１０〜２０日間浸漬する。ついて、こ
れに紫蘇または紫蘇浴出液を加え、約１〜１０日間浸漬
し、除核、所望により紫蘇葉を除去する。ついで、その
まま、清浄な状態で、エタノールが実質的に揮散するま
で、通常、１〜５ケ月間浸漬をつつける。得られた浸漬
物はそのまま、本発明の健康飲料として飲用に供するこ
とかでき、所望により、機械的に梅果肉の分散促進を図
ることも可能である。

つきに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが
、これに限定されるものではない。

実施例 梅生果実１トンを１０〜５０Ｖ／Ｖ％稀エタノールでよ
く洗浄し、防腐剤を含有しない、かつ、加熱殺菌処理を
施さない米醸造酢５２０１中に加える。これに、９５％
醸造エタノール４０４およびハチミツ１２５　Ｋｇを加
え、約１０〜２０日間常温で浸漬ず乙 赤紫蘇Ｍ　Ｉ　Ｋｑを米醸造酢と醸造クエン酸の等１−
１１混合液１１てよく揉み、遠心分離して紫蘇滲出液を
得る。

得られた紫蘇滲出液を前記の浸漬物に加え、さらに約１
ケ月浸漬する。ついて、浸漬物を０．２ｍのステンレス
網で圧縮、ρ過して梅の陵のみを除去し、さらに、約４
カ月、清浄な状態に静置する。

この間に、添加したエタノールはほとんと揮散する。

得られた浸漬物は、米醸造酢、梅および紫蘇の風味、効
用を損なうことなく保持した、米醸造酢中に梅肉の分散
した美味な液体であり、そのまま、本発明の健康飲料と
して飲用に供することかできる。しかも、この飲料は、
加熱殺菌処理を施さずとも、また、防腐剤等を用いずと
も良好な品質を長期にわたって安定に保持することかで
きる。

特許出願人　株式会社大阪薬品研究所

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）米醸造酢に、ハチミツまたは砂糖、エタノールお
   よび紫蘇または紫蘇の米醸造酢滲出液と共に梅果実をＷ
   　７ｆｉし、実質的にエタノールか揮散するまで浸漬を
   つつけてなる健康飲料。