JPS5924361B2 - 2次元画像比較検査装置 - Google Patents

2次元画像比較検査装置

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JPS5924361B2
JPS5924361B2 JP49036967A JP3696774A JPS5924361B2 JP S5924361 B2 JPS5924361 B2 JP S5924361B2 JP 49036967 A JP49036967 A JP 49036967A JP 3696774 A JP3696774 A JP 3696774A JP S5924361 B2 JPS5924361 B2 JP S5924361B2
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factor
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靖彦 原
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフオトマスクやプリント基板等に形成された回
路パターンの画像を比較検査する2次元画像比較検査装
置に関するものである。
従来、一般にフオトマスクに形成された半導体集積回路
パターン等の画像を検査するとき、検査基準となる基準
画像と、検査しようとする被検査画像を2個用意すると
共に光学的にこれらの画像を重ね合せ、両画像を目視に
より比較し、両画像の不一致部分即ち欠陥部分を抽出す
るように被検査画像を検査していた。
然るに従来の2次元画像比較検査装置では、作業者が疲
労すると共に欠陥部分の見直しも多いという欠点を有し
ていた。そこで基準画像と被検査画像を各々撮像装置に
よつて撮像して両者から得られる映像信号を比較して自
動検査することが試みられた。しかし、回路パターンを
形成する際の作図誤差、及び二つの画像の位置決め誤差
によつて二つの画像を完全に一致させて撮像装置で撮像
することは事実上不可能で、二つの画像の位置ずれを許
容せざる得なかつた。本発明の目的は、上記従来技術の
欠点に鑑み、二つの2次元画像の位置ずれを許容した上
で、正規の複雑で且微細な回路パターンを欠陥とみなす
ことなく、回路パターンに匹敵する程度の大きな欠陥で
も、微小な欠陥でも正確に抽出すると共に非常に能率よ
く検査できるようにした2次元画像比較検査装置を提供
するにある。
本発明は、上記目的を達成するために、所定の位置ずれ
範囲内で位置合せされた、本来同一であるべき二つの2
次元画像の対応する要素を、各々撮像装置、及び2値化
回路を通して2値化すると共にマトリツクス状に配列さ
れた複数個の因子信号に同期、且対応して変換する手段
と、該手段によつて変換された一方の2次元画像に対応
するマトリツクスの、限られた定位置領域に2次元画像
の境界、または微小パターンが到来したことを検出する
第1の検出手段と、上記手段によつて変換された他方の
2次元画像に対応するマトリツクスの、上記限られた定
位置領域に上記位置ずれの範囲を加えた領域に境界また
は微小パターンが存在することを検出する第2の検出手
段と、上記第1および第2の検出手段の検出結果を比較
する比較手段とからなり、位置ずれが存在する二つの、
複雑で且微細な2次元画像から、正常なパターンを欠陥
とみなすことなく(誤認識することなく)、大きな欠陥
でも、微小な欠陥でも正確に、且高能率に検出できるよ
うにした2次元画像比較検査装置である。
以下本発明を図に示す実施例にもとづいて説明する。
通常基準物体1に形成された2次元画像8と被検査物体
vに形成された2次元画像8′とを位置決めして各撮像
装置で撮像したとしても、両2次元画像の作図誤差、及
び位置決め誤差によつて第1図A,bに示すように1。
という範囲内で任意の方向に位置ずれが生じる。そこで
第1図aに示す如く正常なパターンにおいては、2個の
2次元画像(パターン)8,8′を位置合せした後、重
畳すれば一方の2次元画像(パターン)8の境界線上に
位置している点pの半径1。の近傍には必ず他の2次元
画像(パターン)8′の境界線が存在する。従つて第1
図bに示すようにパターン8で境界線が見出され、その
近傍において対応するパターン8′の境界線が見出され
なければ、どちらかのパターン8,8/に欠陥が存在す
るものとして比較判定することができる。なお上記近傍
1。は上記パターン8,8′を重畳したとき両者の位置
合せ誤差により決定される距離である。上記原理にもと
づいて本発明の2次元画像比較検査装置について第2図
乃至第5図に従つて具体的に説明する。
1は正規の2次元画像(パターン)8が描かれた基準物
体である。
vは基準物体1と比較して検査しようとする被検査物体
にして、適宜の2次元画像(パターン)8′が描かれて
還・る。これら基準物体1と被検査物体1″は、互いに
相対位置に位置決めされている。2,2′はレンズ等で
形成された光学系にして、適宜の倍率で基準物体1に描
かれた2次元画像8及び被検査物体1″に描かれた2次
元画像8′を各々撮像装置3,3′に投影するものであ
る。
撮像装置3,3′は、ビジコンもしくはフオトダイオー
ドアレイ型受像器にて構成され、各々の2次元画像上を
走査してビデオ信号を出力する。これら撮像装置3,3
′は2次元画像の対応する同じ点を同時に走査すること
が重要である。この条件が守られない場合は結果的に撮
像解像力が著しく悪化することになる。この点フオトダ
イオードアレイ型受像器は固体走査型受像器であること
から走査点が相対的位置決めによつて定まり、本質的に
正確である。また撮像装置3,3′としてフオトダイオ
ードアレイ型受像器を用いると、基準物体1と被検査物
体1′を同期させて連続送りしながら、2次元画像の各
々を撮像してビデオ信号を抽出することができる利点も
ある。一方撮像装置3,3′としてビジコン等を用いる
場合には、画面の歪、零点の変動等を十分考慮する必要
がある。このように撮像装置3,3/からの各々のビデ
オ信号は、サンプリング回路4,47により撮像装置3
,3′を走査する走査信号に同期した同期信号にもとづ
いて周期的にサンプリングされ、2次元画像の一行の走
査線から得られるビデオ信号を時分割して画線の明暗に
対応するシリーズ2値化ビデオ信号(SO″ ゞ1″信
号)に変換される。5a〜5f及び5a′〜5f′はシ
フトレジスタにして、上記のように撮像装置3,3′が
撮像する2次元画像の一行の走査線(−ラスタ)当りの
サンプリング数と同数の記憶素子にて形成され、上記走
査線の2値化ビデオ信号を入力して一時的に記憶すると
共に上記同期信号にもとづいてシフトするものである。
6及び6′は、読出可能な2次元画像切出回路にして、
n列n行の記憶因子Aij及びBij(但しIj−1、
2c・・nとする。
)を集合させた正方形の記憶要素ΣAij及びΣBij
から構成され、同期信号の周期で左から右へ順次送られ
、最右端の情報は次々と棄てられ、サンプリング回路4
及び4/とシフトレジスタ5a〜5f及び5a′〜5f
′からの2値化ビデオ信号にもとづき、パターン8,8
′の各々を網状の正方形の要素に分割すると共に同時に
切出して記憶するものである。従つて、撮像装置3と撮
像装置3′は第9図A,bに示す如く、各々基準物体1
に描かれた正規の2次元画像8と被検査物体vに2次元
画像8′との対応位置を軌跡(走査線)35,35″が
示すように同期させて走査し、各々ビデオ信号を出力す
る。これらのビデオ信号は各々サンプリング回路4及び
4′により2値化ビデオ信号に変換され、シフトレジス
タ5a〜5f、及び5a′〜5f′を介して2次元画像
切出回路6及び67により撮像装置3、及び3′の走査
速度に同期した同期信号にもとづいて2次元画像8、及
び8′をn列n行の記憶因子Aij、及びBijから形
成された記憶要素ΣAij及びΣBijに逐次切出され
て記憶される。即ちシフトレジスタ5a〜5f1及び5
a′〜5f′からは各々、1つ前の走査線によつて得ら
れる2値ビデオ信号が出力されることになり、記憶要素
ΣAij、及びΣBijは第9図A,bに6,6′示す
如く2次元画像12,12′上を同期して走査されて逐
次切出されていくことになる。従つてΣAij,ΣBi
jの内容を比較することによつて2次元画像12,12
′の対応する部分を比較することになる。7は比較論理
回路にして、第3図に示す如く2次元画像切出回路6に
おけるH型の8個の記憶因子(Alj)の内、T字形状
の4個の記憶因子EとT字形状の4個の記憶因子Fに記
憶された2値化ビデオ信号を論理積回路9と論理和否定
回路10、もしくは論理和否定回路11と論理積回路1
2にて比較し、上記記憶因子Eに記憶された2値化ビデ
オ信号と記憶因子Fに記憶された2値化ビデオ信号の内
容が全く反対である場合、即ち第4図に示す如く正規の
パターン8の縦方向の境界線24が記憶因子Eと記憶因
子Fの境界に位置する場合、論理積回路13もしくは論
理積回路14の論理積(AND)条件がとれ、論理和回
路15を介してパターン8の縦方向の境界線24を見出
した′17なる信号27が論理積回路23に印加される
回路である。
なお第5図aに示す如く、2個の記憶因子E′,F′に
てパターン8の縦方向の境界線を判定せず、第4図に示
す如く、記憶因子Eと記憶因子Fとを組合せたH型の記
憶因子によつてパターン8の縦方向の境界線を判定する
ようにした理由は、第5図bに示す如く本来横方向の境
界しかない直線パターンを収集した際、2値化に伴う量
子化誤差によつて横方向の直線パターンの境界線29に
1因子分の凹凸が発生し、1因子分の縦の境界が生じる
ことになり、第10図A,bに示す如く記憶因子群Eと
記憶因子群Fとが完全に異ることはなく、本来横方向の
境界しかない直線パターンにおいて縦方向の境界がある
と誤判定されるのを避けるためである。更に比較論理回
路7には2次元画像切出回路6において因子数4個隔て
4個並列に配置した2個の記憶因子Ci(1−1〜4)
と2個の記憶因子Di(1−1〜4)から成る要素に記
憶された2値化ビデオ信号を抽出し、例えば第4図に示
す如く記憶因子C1と記憶因子D1間にパターン8′の
境界線25が位置している場合に、論理和否定回路16
aと論理積回路18a、もしくは論理積回路17aと論
理和否定回路19aを通して論理積回路20a、もしく
は論理積回路21aの一方からゞ1″なる信号が論理和
否定回路22に印加され、ゞ0″なる信号が出力され、
逆に第4図に示す如く記憶因子Ci(1−1〜4)と記
憶因子Di(1−1〜4)間にパターン8′の境界線2
6が位置している場合に論理積回路20a〜20d,2
1a〜21dにおいて論理積条件がとれず論理和否定回
路22からゞ1″なる信号28が出力される回路を備え
ている。なお第5図cに示す如く上記要素を1個の記憶
因子C′と1個の記憶因子D′にて構成してパターン8
の境界線の近傍にパターン8′の境界線が存在するかど
うかを判定しなかつたのは、第5図bに示す如く量子化
誤差による誤動作を防ぐためである。即ち第5図bに示
す如く量子化誤差にともない、本来横方向に直線で形成
されている直線状パターンについて1因子分縦方向に凹
凸でもつて切出されて記憶されることがある。この場合
、第5図cに示す構成にしなかつたのは、本来横方向の
直線パターンしかないのに縦方向の境界があると判定さ
れ、欠陥があると検出されてしまうのを防止するためで
ある。更に位置ずれの許容範囲として、左右に各々2因
子、上下に各々2因子にしたので、記憶因子Ciと記憶
因子Diの間に4因子入るように離間させ、また上下に
3因子の外側に各々2因子設けるようにした。但し、パ
ターンの幅の敢小が5因子分に亘るという条件で設定さ
れている。従つて両方のパターン8,8′共に正常で一
方の記憶因子E,Fで境界だと検出されたとき、相対的
位置ずれや、量子化誤差の影響で上下、左右に各々2因
子分の位置ずれが生じても他方の2組の記憶因子Ci,
Di(例えばCl,Dl,C2,D2;C2,D2,C
3,D3;C3,D3,C4,D4)のいずれかによつ
て境界が検出されるので、高信頼度でもつて回路パター
ンに匹敵する大きな欠陥も検出することができる。この
ようにして2次元画像切出回路6の記憶因子Eと記憶因
子Fの境界に基準物体1のパターン8の境界線24が位
置したとき論理和回路15からS1″なる信号27が論
理積回路23の一方の入力端子に入力され、一方2次元
画像切出回路6′の記憶因子Ciと記憶因子Diの間に
被検査物体vのパターン8′の境界線26が存在しない
とき論理和否定回路22から″′1″なる信号28が論
理積回路23の他方の入力端子に入力され、論理積回路
23からは被検査物体1′のパターン8′に欠陥がある
という比較検査結果が″1″なる信号11にて検出され
る。この結果パターン8とパターン8′の位置合せ誤差
をある程度許容した上で両パターンの境界線の凹凸の大
きな変化を検出することができる。なお上記実施例では
、縦方向(Y方向)に境界を有する直線パターンについ
て第1図bに示すような欠陥があるか検出する場合につ
いて説明したが、上記記憶因子E及びF、記憶因子Ci
及びDiを各々90度回転した形で2次元画像切出回路
6及び6′から読み出し新に第3図に示す比較論理回路
を設けてこの比較論理回路で比較判定すれば横方向(X
方向)に境界を有する直線パターンについても第1図b
に示すような欠陥の検出が可能となる。また前記実施例
では、2次元画像切出回路6の記憶因子Eと記憶因子F
にてパターンの境界線を検出し、2次元画像切出回路6
′の記憶因子Ciと記憶因子Diで上記境界線の近傍に
他のパターンの境界線が存在するか否かの比較判定をし
、第1図bに示すような欠陥の検出をしているが、上記
2次元画像切出回路6からは記憶因子Ciと記憶因子D
iでもつて読み出し、2次元画像切出回路6/からは記
憶因子Eと記憶因子Fから読み出すように交換し、新ら
たに第3図に示す比較論理回路を設けて、この比較論理
回路で比較判定すれば2次元画像8′にのみ境界を有す
るパターンが存在する欠陥(第9図に示すように被検査
対象物体1″に存在する欠陥36,36,36,37)
を検出することが可能となる。
更に記憶因子Ci及びDi、並びに記憶因子E及びFを
90度回転させた形で読み出し新らたに設けられた比較
論理回路を設ければ縦方向(Y方向)及び横方向(X方
向)について同じように両パターンの同一註について比
較判定することができる。次に微小パターンを比較判定
する方法について説明する。
通常回路パターンは第6図aに示すように線状のパター
ン30を有し、その最小寸法1が定められていて、その
寸法1より小さい微小パターンの部分11は欠陥と考え
られる。しかし一般に回路パターンは第6図bに示すよ
うに鋭角パターン31を含むので微小パターンを検出す
ると欠陥ではない鋭角部も欠陥と誤認することになる。
この欠点を除いた微小パターンを比較判定する方法につ
いて第7図にもとづいて具体的に説明する。まず2次元
切出回路6によつて方形の要素(ΣAij)にてパター
ンが切出され、第7図bに示す如く4個のT字形状の記
憶因子Eと4個のT字形状の記憶因子Fとの間に直線上
に配列された記憶因子G1〜Gnにて構成された要素3
3にて記憶された2値化ビデオ信号を同時に抽出し、記
憶因子Eと記憶因子Fの信号が同じで記憶因子G1〜G
nの中に1因子でも記憶因子Eと反対の2値化信号が検
出されたとき、パターン32は微小パターンが存在する
ものと判定する。
なお記憶因子G1〜Gnの数を回路パターンの最小幅1
が第7図bに示す1の幅となるように設定すれば、微小
パターンのみを検出し回路パターン30を微小パターン
と誤認することがない。このようにパターン32で微小
パターンが検出された場合他方のパターン32′の対応
する点の近傍を調べ、他方のパターン322に微小パタ
ーンが検出されない場合はパターン32に微小欠陥あり
と判定する。パターン327にも微小パターンがある場
合は、もとのパターン32に本来微小パターンが存在す
るものとして欠陥と判定しないようにする。パターン3
2/の対応する点近傍に微小パターンの有無を調べる回
路は第7図aに示した。同図において34a〜34dは
パターン32,327の位置合せ誤差、及び微小パター
ンの形状には先の尖つた形状が考えられる関係で、第7
図bに類似したLを適当な長さに設定とすると共に上下
方向に例えば4組の記憶因子E1ゞE4?F1ゞF4ラ
Gll〜19ゞG4l〜49を配列した近傍微小パター
ン判定回路である。この判定回路により第7図aに示し
たように、微小パターン判定回路33によりパターン3
2に微小パターン有りと判定した場合、近傍微小パター
ン判定器34a〜34dによりパターン325にも微小
パターン有りと判定しているのでこの場合は欠陥と判定
されない。パターン32′が直線である場合は近傍微小
パターン判定回路34a〜34dは、(Eiの内容)−
(Fiの内容)、Gil,Gi2・・・Gi4のうち1
ケでもEiの内容に等しいという条件が成立しないので
パターン32に微小欠陥ありと判定することができる。
以上の判定において画像の白黒の判定を加えるため例え
ばEとE1〜E4の記憶内容が一致しているか否かの判
定を加えると、より厳密な判定が行なえるが実用上は、
上記のとうりで差しつかえない第7図aに示した論理回
路を900倒置し、さらに要素33と要素34a〜34
dを交換した形で回路を組めばパターン32,32′に
関して平等に欠陥判定を行なうことができる。
なお第7図aに示した比較論理回路は回路パターンが正
常な微小パターンを含む場合に適用したものであるが、
もし回路パターンが微小パターンを含まない場合は、第
7図bに示す微小判定回路33を単独で使用することに
より、微小パターンのみを検出することができる。以上
説明したように本発明によれば、二つの半導体集積回路
パターン等の複雑で、且つ微細な2次元画像を位置合せ
したとき、2次元画像を形成するときの作画誤差、及び
位置決め誤差によつて第8図に示すように両2次元画像
に相対的位置ずれが生じても、この小さな不一致部分を
欠陥として判定しないようにすることができると共に、
シヨート35、断線36、ピンホール37等の真の欠陥
を、このように種類が異なろうとも、大きさが著しく変
化しようとも、正確に、且高能率でもつて検出すること
ができる優れた実用的作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図A,bは、2個の2次元画像を重畳した状態を示
した図、第2図は本発明の2次元画像比較検査装置の一
実施例の構成を示す図、第3図は第2図の2次元画像比
較検査装置に用いられている比較論理回路を詳細に示し
た図、第4図は、2次元画像の境界の位置と2次元画像
切出回路の内容を重畳した図、第5図a−cは1個の記
憶因子と1個の記憶因子にて画像の境界線を判定する一
実施例を示す図、第6図A,bは微小回路パターンを示
した図、第7図A,bは第6図に示す微小回路パターン
を比較検査する2次元画像切出回路の内容を示した図、
第8図は二つの半導体集積回路の一部の各々を各撮像装
置で撮像して得られる2次元画像を重畳した状態を示し
た図、第9図A,bは2次元画像切出回路6,6/に逐
次切出されている様子を示した図、第10図A,bは本
来横方向に境界を有する直線パターンにおいて量子化誤
差によつて1因子分縦方向に凹凸が発生しこれを記憶因
子Eと記憶因子Fとで縦方向の境界としてみない状態を
示した図である。 1・・・・・・基準物体、1′・・・・・・被検査物体
、3,3ζ・・・・・撮像装置、4,4′・・・・・・
サンプリング回路、5a〜5f,5a′〜5fζ・・・
・・シフトレジスタ、6,6・・・・・・2次元画像切
出回路、7・・・・・・比較論理回路、24,25,2
6・・・・・・境界線、E,F・・・・・・4個から形
成されるT字形状の記憶因子、Ci,Di・・・・・・
2個の記憶因子、G1〜Gn,Gll〜Gl,,・・・
G4l〜G4,・・・・・・一直線に配列された記憶因
子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の位置ずれ範囲内で位置合せされた、本来同一
    であるべき、二つの2次元画像の各々を同期走査して撮
    像する第1及び第2の撮像装置と、該第1及び第2の撮
    像装置の各々により撮像される2次元画像の各々を同期
    、且つ対応させて縦横複数個の記憶因子にて配列された
    記憶要素に順次切出すと共に上記記憶因子に2値絵素化
    信号を記憶する第1及び第2の画像切出手段と、該第1
    の画像切出手段の第1の定位置に対して互いに近接させ
    て対称的に設定され、且つ各々が複数個の連続記憶因子
    からなる第1の記憶因子群同志の2値信号が互いに異つ
    ていることを検出して一方の2次元画像における境界が
    第1の定位置に到来したことを検出する第1の検出手段
    と、上記第1の画像切出手段の第1の定位置に対応する
    上記第2の画像切出手段の第2の定位置に対して互いに
    対称的に、且つ各々が上記所定の位置ずれの範囲所定の
    記憶因子数離間させて設定され、複数個の連続記憶因子
    からなる第2の記憶因子群を上記位置ずれ範囲に応じて
    上記離間方向に直角な方向に並設された複数組の全てに
    亘つて上記第2の記憶因子群同志の2値信号が互いに同
    じあることを検出して他方の2次元画像における境界が
    第2の定位置に位置ずれ範囲を加えた領域内に到来しな
    いことを検出する第2の検出手段と、上記第1及び第2
    の検出手段の各々から出力があつたとき、出力を出す欠
    陥抽出手段とを備え、該欠陥抽出手段によつて上記二つ
    の2次元画像のいずれか一方に欠陥が存在すると判定す
    ることを特徴とする2次元画像比較検査装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の2次元画像比較検査装
    置において、第1または第2の画像切出手段の第3の定
    位置に対して互いに上記2次元画像の最小幅より僅か狭
    く離間させて対称的に設定され、且各々が複数個の連続
    記憶因子からなる第3の記憶因子群同志の2値信号が互
    いに同一であつて、上記第3の記憶因子群の間に設けら
    れた連続記憶因子の内、ある記憶因子の2値信号が上記
    第3の記憶因子群の2値信号と異なることを検出して一
    方の2次元画像における微小パターンが上記第3の定位
    置の領域に到来したことを検出する第3の検出手段と、
    上記第1または第2の画像切出手段の第3の定位置に対
    応する第2または第1の画像切出手段の第4の定位置に
    対して互いに対称的に、且つ各々が上記2次元画像の最
    小幅に上記所定の位置ずれの範囲を加えた所定の記憶因
    子数離間させて設定され、更に各々が複数個の連続記憶
    因子からなる第4の記憶因子群を上記位置ずれ範囲に応
    じて上記離間方向に直角な方向に並設された複数組の全
    てに亘つて上記第4の記憶因子群同志の2値信号が互い
    に同じであつて、上記複数組の内、少くとも両側に設定
    された第4の記憶因子群の間に設けられた連続記憶因子
    の両方に切出された2値信号が上記第4の記憶因子群の
    2値信号と同じあることを検出して他方の2次元画像に
    おける微小パターンが第4の定位置に位置ずれの範囲を
    加えた領域内に到来しないことを検出する第4の検出手
    段と、上記第3及び第4の検出手段の各々から出力があ
    つたとき、出力を出す微小欠陥抽出手段とを備え、該微
    小欠陥抽出手段によつて上記二つの2次元画像のいずれ
    か一方に微小欠陥が存在すると判定することを特徴とす
    る2次元画像比較検査装置。
JP49036967A 1974-04-03 1974-04-03 2次元画像比較検査装置 Expired JPS5924361B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49036967A JPS5924361B2 (ja) 1974-04-03 1974-04-03 2次元画像比較検査装置

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JP49036967A JPS5924361B2 (ja) 1974-04-03 1974-04-03 2次元画像比較検査装置

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JPS50131469A JPS50131469A (ja) 1975-10-17
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