JPS59226179A - 調理用容器底のほうろう引き方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルミニウムまたはその他の金属または合金、
例えばステンレス鋼や普通鋼板からなるシチーー鍋、フ
ライパン、バタ焼き鍋などのような調理用容器の底をほ
うろう引きする方法に係わる０ 本発明は１だ上記方法によって底にほうろう引きを施さ
れた調理用容器に係わる。

フルーｊ＝ウムま′ｆｃ、はアルミニウム合金のはウロ
う引きを目的とする公知のほうろうには敏感さ、即ち、
耐摩耗性が弱く、引掻き傷がつき易いという欠点がある
。この欠点は溶融温度が使用するアルミニウムまたはア
ルミニウム合金の融点よシも低く々ければ力ら々いほう
ろうフリットの特殊な組成にもとすく。

賦硬材添加によってほうろうを硬化させる試みがなされ
た。この試みはフランス特許第２２８９６２７号に記載
されている。しかし出願人の知見によれば、この賦硬材
の添加にはほうろう被覆の接着性に著しく影響するとい
う重大な欠点がある。

上記問題点にかんがみ、メーカーは′ｇ−器側壁だけを
ほうろう引きし、容器底の金属を裸の１まにするという
解決策を採用しているのが普通である０製造に際しては
先ず容器外面を残らずほうろう引きしてから研削加工に
よって底からほうろうを除去する方が容易である。

この方法では容器底が洗い難くなるだけでなく、研−副
作業によって容器底の金属の厚さが薄くなるから、製造
に際しては充分な機械的強度を得るために必要以上に厚
い金属を使用しなければならず、製造コストの増大を招
く。

二重層のほうろうフリットペーストを１回の作業で■焼
するほうろう引き方法はフランス特許第２４１９９８３
号から公知である。第１層を部分乾燥させ、冷却させて
から、第２層を塗布する。

出願人の知見によれば、こうして得られた被覆は調理用
具に作用する大きい熱衝撃に対して充分な耐性を持たな
い。

乾燥し、未だ冷えていない第１はうろう層にほうろうフ
リットを吹き付けるほうろう引き方法もドイツ特許出願
箱２２１７８４８号から公知である。ただし、第１層が
熱いうちにほうろう層を塗布するのは添加された結合剤
を溶融させるためである。また、このような結合剤の使
用はほうるう■焼の際に分解して気泡を形成し、これが
被覆の機械的耐性を劣化させるから有害である。

本発明の目的は極めて経済的に実施でき、調理用容器底
にほうろうを強力に結合させて容器底を洗い易くシ、シ
かもこのほうろうがすぐれた耐摩耗性及び耐熱衝撃性を
示すような調理用容器底のほうろう引き方法を提案して
上記問題を解消することにある。

この目的を達成するため、本発明は調理用容器の底に少
なくとも２層のほうろうペーストを塗布し、第１層を乾
燥させてから第２層を塗布し、２つの層を１回の作業で
暇焼処理する調理用容器底のほうろう引き方法において
、第１りｊうるう層を乾燥させるため加熱した後、第１
はうろう層の偏度が約４５℃以下に降下しないうちに第
１はうろう層の上に猟２はうろう層を塗布し、次いで公
知の態様で直ちにこれらの層を■焼処理してほうろうを
ガラス化することを特徴とする調理用容器底のほうろう
引き方法を提供する。

第１はうろう層の中間載焼工程が不要であるから、この
方法は極めて迅速に実施できる。このように方法を迅速
に実施できることから時間及びエネルギーが著しく節約
されるだけでカ＜、調理用容器の金属がほうろうの■焼
温度に加熱される時間は最小限ですむから、この温度に
長時間加熱される場合のように機械的性質が劣化するお
それがない。

出願人の知見によれば、煉焼処理されておらず、しかも
未だ高温の状態にある第１はうろう層に重ねて第２層を
塗布することから意外な利点が得られる。即ち、高温か
つ多孔性の”素焼き構造”を呈する第１層がこの第２層
の成分を第１層に浸透させるような吸収性を第２層に対
して持ち、その結果、乾燥時に溶融可能な一時的結合剤
ガどを利用しなくても２つの層の間にすぐれた接着関係
が得られる。こうして得たほうろう被覆は調理用具が遭
遇する極めて大きい熱衝撃に対してすぐれた耐性を示す
。

暇焼処理されていないが未だ高温状態にある第１はうろ
う層の上に第２はうろう層を塗布するととは公知技術に
おいて得られた常識に反するものである。々ぜなら、従
来ならこのような方法を取れば、第１層が一連の作業に
耐えるだけの機械的凝集力を持てないのではないかと危
惧されていたからである。

また、第１層として使用されるほうろうの組成はすでに
公知のように調理容器の表面に強く接着する性質を具え
ているから、第１はうろう層と容器面との間にもすぐれ
た接着関係が得られる。

さらに、本発明の方法は第２はうろう層として、すぐれ
た耐摩耗性及び耐掻き偏性を可能にするような、第１層
とは異なる組成物を使用することを可能にする。この組
成物は調理容器の面に直接塗布しても容器面に充分接着
しないが、後述のように第１層には極めて強固に接着す
る。

本発明の方法の好ましい実施態様としては、はうろうペ
ーストの第１層を、湿度が０．５〜１０重、ｔ　％の値
に低下するまでの時間に亘って５０〜９５°Ｃの温度に
加熱する。

湿度がこの程度に低下すると、はうろうフリット粒子層
が以後の操作に耐えるに充分な機械的凝集力を有すると
共に、次に塗布されるほうろうペーストに対して高い吸
収性會除有する６素焼き構造″の形態・となる。第２層
を塗布する前に第１層を周囲温度まで冷却させるとこの
ように低い湿度は得られない。即ち、出願人の知見によ
れば、第１層が外気中の湿度を再吸収し、その結果第２
層を吸収する能力が低下し、第２はうろう層の接着効果
を劣化させる。□ また、第１層が完全に冷却するのを避けることによシ、
以後の蒸発処理に際して完全なエネルギー利得が可能と
なり、第２はうろう層の結合効果が高められる。

本発明の好ましい実施態様では第２はうろう層をシルク
スクリーン法で塗布する。

即ち、経験に照らし千、第１　ｆ６’＋の凝集力はシル
クスクリーンのスクリーンを第１層に貼ることに全く支
障のないものである。

本発明は他の面として、調理用容器を構成する金属の融
点に適合する温度で溶融可能々、本発明の方法で得られ
る二重はうろう層で底をほうろう引きしだ調理用容器に
おいて、外層がこの層に耐摩耗性を与えるに充分な量の
賦硬材を含有することと、内層が容器底とのすぐれた結
合が得られるように比較的少量の賦硬材を含有すること
を特徴とする調理用容器を提供する。

出願人の知見によれば、第１はうろう層が少なくとも約
１０％の賦硬材を含有する場合、賦硬材の存在が容器面
に対する第１層の接着効果に影響しない。

これに対して第２層が１５〜４０重量ヂの賦硬材を含有
する場合、この賦硬材の存在が第２層に極めて強い耐摩
耗性を与える。

本発明のほうろう引き容器は２１に造コストが低く、極
めて洗い易い。

本発明のその他の特徴及び長所は以下の説明か度で溶融
可能なほうろうフリットから得られた２重のほうろう層
３，４を有する。

本発明の場合、外層４はこの層に耐摩耗性を与えるのに
好適な量の賦硬材を含み、底２に近い内層３は容器の底
２との結合を強めるため比較的少量の賦硬材を含んでい
る。

はうろう層３．４は粉末状のアルミナα、シリコンカー
バイド、石英、タンゲス、テンカーバイド、シリコアル
ミネート、またはタングステン、チタン、ステンレスス
チールのような金属からなる賦硬材を添加したアルミニ
ウムまたはアルミニウム合金用として公知のほうろうフ
リットから得られる。このほうろうフリットは乾燥する
ときに可溶性の結合剤を除去される。

経験に照らして、外層４が１５〜４０重量％の賦硬材を
含有する時にすぐれた耐摩耗性が得られる０ また、容器の底２に対する層３のすぐれた接着性を得る
には層３が１０重量−以下の賦硬材を含有しなければな
ら外いことも確認された。

図示の実施例では賦硬材によって硬化された外側はうろ
う層４が内層３から突出し、かつ溝５によって互いに分
離された一連の同心環４ａで構成されている。

この突出環４ａの目的は、はうろう層４の摩耗をこれら
の突ｌ：ｌ；１環４ａだけに限定するため、調理用容器
の底と加熱面またはその他の調理場作業面との接触面積
を小さくすることにある。

この突出環４ａは外観、ヲ美しく見せる役割も兼ねてい
る。

突出３Ｊ４ａの代シにらせん、格子、市松、斑点レリー
フ、浮き彫シなとのツヤターンを採用してもよい。

本発明の範囲を制限しない一実施例として、調理用容器
１の底２に対するほうろう層３，４の形成態様を以下に
説明する。

第１段階において、粉末状シリコンカーバイドのような
例えば１０％の賦硬材を添加したアルミニウム用として
公知のほうろうフリットペーストをアルミニウム容器の
底２に吹き付は塗布する。

次いでほうろうフリットペーストの層を５０〜９５℃、
好ましくは７０℃の温度に、このフリットペーストの残
留湿度が０゜５〜１０重ｆｉＴｈ％となるのに充分な時
間に亘って加熱する。

この段階で層は容器の以後の取シ扱い時に破壊されない
だけの充分な凝集力を具えた゛素焼き構造″となる。

この゛素焼き構造″の温度が約４５℃以下に降下しない
９ぢに、未だ温かいこの“素焼き構造″′に、アルミニ
ウム用として公知のほうろうフリット、鉱物質顔料、液
状ビヒクルとしてのパインオイル、アルコールなどから
なるほうろうペーストをシルクスクリーン法で塗布する
。このペーストにはシリコンカーバイドのような賦硬材
を添加する。賦硬材の添加量は２０重重量別好ましいが
、１５〜４０重量％の範囲で任意に変更可能である。

シルクスクリーン法では外側はうろう層のレリーフ装飾
効果の実現を可能にするマスクに前記ペーストを塗布す
る。

第１層のほうろう粒子のパ素焼き構造″はほとんど湿気
を含んでいないから、シルクスクリーン塗布されたほう
ろうペーストの吸収を可能にする多孔性を具えている。

この塗布の際に６素焼き構造”は未だ温かい状態にある
から、シルクスクリーン塗布されるペーストのビヒクル
として作用するパインオイルの粘度が低下し、このオイ
ルが“素焼き構造”の隙間にしみ込んでシルクスクリ−
ン塗布されたほうろうペーストの粒子を前記隙間に導入
する。

こうして、シルクスクリーン法で塗布された外側はうろ
う層と賦硬材含有量の少ない第１層の間に完全な接着が
得られる。

これらの層の揮発性成分を完全に除くため、容器に塗布
されたほうろう粒子の層を再加熱する。

次いで容器を、はうろうフリット層’ｒ％焼炉に導入し
てこれを■焼し、はうろう化する。この■焼温度はこの
実施例では５６０℃程度である。

こうして金属に強く接着する厚さ約５０ミクロンの第１
はうろう層３と、多量の賦硬材を含有するため耐摩耗性
が高い厚さ約２０ミクロンの第２ほうろう層４とで底２
を被覆された調理用容器が′得られる。

この第２はうろう層４は本発明の方法によって得られる
両層の部分的な相互浸透で第４層３に強く接着する。両
はうろう層３，４のこのすぐれた接着関係は調理用容器
に繰返えし熱衝撃を与えることによって実証された。

層３，４に利用されるほうろうフリットの基本的組成は
例えば次のように設定することができる。

Ｂ２０．３部：ＫＯＨ２部：ＺｎＯ１０部：ＳｉＯ，６
部；残シは液状ビヒクル。

はうろうフリットペーストの基本的組成として下記のよ
うな組成も採用することができる。

硼　酸：　　　　　　　　　　　　４部珪酸ナトリウム
またはカリウム＝　　　　　１部苛性カリウム＝　　　
　　　　　　　　　　１部着色料：　　　　　　　　　
　　　　　　５部水：　　　　　　　　　　　　　５４
部引き用フリット： 乳白剤二　　　　　　　　　　　　　　６部硼酸：　　
　　　　　　　　　　４部 珪酸ナトリウムまたはカリウム＝　　　　　１部苛性カ
リウム：　　　　　　　　　　　　１部着色料：　　　
　　　　　　　　　　　　５部水：　　　　　　　　　
　　　　５２部２つのほうろうフリット層は融点が同じ
である。

この重要な特性にかんがみ、溶融後、従来性われている
公知の方法に見られるように界面における両層の相互浸
透によって部分的な凝集が起こることはなく、均等な溶
融の後、相互浸透が両層を一体的なほうろう塊にすると
考えられる。

この性質を利用すれば好ましい成果が得られる。

即ち、本発明の方法では第２層２が第１層の内部に充分
浸透する；第１層が吸引材として作用するだけでなくフ
ィルタとしても作用し、高温でかつ乾燥状態にある”素
焼き構造”状の第１層に形成された隙間よシも大きい粒
子はこの第１層の表面で浸透を阻止される； 第２層の粘度を制御することによ）この第２層の第１層
への浸透を調整及び制御ができる。従って、第２層の非
浸透部分の厚さを制御、調整できる。

一例として、この非浸透部分の値は０から３０〜３５ミ
クロンとすることができる。

以上の説明から明らかなように、ガラス化性（フリット
特性）こそ全く同じであるが、第２層の非浸透部分に第
１層とは全く異なる特性を与えることができる。即ち、
第１層の＠素焼き構造”の隙間のサイズよシも大きい粒
子サイズの賦硬素子を第２層に添加すれば、この大きい
粒子が第２層の非浸透部分に残り、選択する粒子の性質
に応じた性質の、極めて硬い、コンパクトな層を形成す
る。こうしてサイズの大きい粒子は第２層の非浸透厚さ
全体に分布する。公知の方法では種々の性質の粒子が総
じて表面に集まシ、はうろうの特性を極めて耐用寿命の
短かいものにする。

いうまでもなく、特に第１層の上へ部分的に塗布する場
合、第２層に賦硬素子を添加せず、単なる装飾層を形成
させてもよい。単に被覆面の保獲効果を強化する厚さの
層として形成してもよい。

本発明の方法は第１はうろう層３を中間■焼する必要が
ないから、極めて迅速かつ経済的である。

従って、機械的性質を劣化させると共に変形させて、容
器底と加熱面との熱接触を悪化させるおそれのある高温
に容器のアルミニウムに長時間作用させないですむ。

また、容器底２のほうろう引きに際して従来のように底
を成形加工する必要がないから、容器底の金属の厚さに
影響を与えることがない。

従って、従来よりも薄い厚さの金属で調理容器全体を形
成することができ、このことは製造コストの軽減を可能
にする。

本発明が以上に述べた実施例に制限されるものではなく
１、発明の範囲を逸脱することない種々の変更を加え得
ることはいうまでもない。

即ち、第２はうろう層４をシルクスクリーン法以外の方
法で第１層３に塗布してもよく、第１層と同様に吹き付
けで、または転写法で、またはマスクなどを通してスプ
レーガンで塗布してもよい。

第１はうろう層３で容器の内外両面を残らず被覆しても
よいことはいうまでもない。

さらに、本発明の方法はアルミ以外の金属または合金、
例えば鋼板からなる調理用具のほうろう引きにも応用で
きる。

この場合にはアルミニウム用はうろうフリットよりも■
焼温度の高い鋼板被覆用として公知のほうろうフリット
を利用することになる。

以下に鋼板製調理用容器のほうろう引きに利用できるほ
うろうフリットの組成例を示す。

フリット：　　　　　　　　　　　　１００部粘　土：
　　　　　　　　　　　　４部ベントナイト：　　　　
　　　　　　　０．２５部アルミン酸ナトリウム：　　
　　　　　０．２５部炭酸カリウム：　　　　　　　　
　　　０．２５部亜硝酸ナトリウム：　　　　　　　　
　０．１０部尿　素：　　　　　　　　　　　０．２５
部水＝　　　　　　　　　　　　　４４部ステンレス鋼
製容器の場合、はうろうとステンレス鋼の熱膨張差を考
慮して、使用はうろうの（熱衝撃、機械的衝撃に対する
）満足すべき性能を得るためにはほうろうが薄くなけれ
ば々らない。

このほうろうは１５〜２５ミクロンの層が得られるよう
にシルクスクリーン法で塗布することが好ましい。すで
に述べたように第１層が乾燥したら、シルクスクリーン
法によシ厚さ１０〜２０ミクロンの第２層を塗布する。

この第２層は最終的な目的に応じて部分的でも全面でも
よく、また賦底のほうろうは側壁を被覆するほうろうと
は異なる性質のものでもよい。

上記第１段階の９ｊ合と同様に、この底における第１層
として最初の部分で述べたのと同じほうろつ層ヲ、ただ
しここではシルクスクリーン方法で塗布し、第２層には
賦硬材を添加し、本発明の方法に従って第１層を塗布し
てから塗布するのが好ま、しい。

このようにすれば、すでに述べたのと同じ性能のほうろ
う引きされた底が得られる。こうして得られる調理用具
はほうろう引き部分すべてにただ１つの塗布方法、即ち
、シルクスクリーン法’に、Ｆ’！１用すればよいとい
う利点がある。

全体の中で性能を発揮する第２層を得ることができるか
ら、この方法は他の公知の方法及びほうろうによる第１
層で被覆されたアルミニウム以外の材料にも応用できる
。

アルミニウム被覆された金属板においても、本発明の方
法による第２層の場合と同様に、通常は低温の第１はう
ろう層の上に塗布することがてことはない。その結果、
第１層が容器材料を酸化から保護し、第２層が装飾用及
び／または、（例えば■焼物からなる底の場合）賦硬材
が添加してあれば機能的である２つのほうろう層から得
られる。

同様に、不発明の方法は低温はうろうに係わる方法に制
限されるものではない。下層と同じ性質のフリットから
驚シ、上記のように塗布される第２層は高温フリット（
乾燥温度１００〜１５０℃、■焼温度７５０〜８５０℃
）であってもよく、従って、例えばほうろう引き金属板
からなる調理用具においても同様の成果が得られる。本
発明の特色は結合剤や防湿剤のような特別な添加物なし
に他の下層と同じ層を塗布し、１回の■焼でこの２つの
層を単一層であるかのように凝集させることができるこ
とにある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のほうろう引きされた調理用容器底の部
分縦断面；第２図は容器底の部分平面図である。 １・・・調理用容器、２・・・底、３，４・・・はうろ
う層、４ａ・・・突出環、５・・・溝。 以下余白

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、調理用容器の底に少なくとも２層のほうろうペース
   トを塗布し、第１層を乾燥させてから第２層を塗布し、
   ２つの層を１回の作業で■焼する調理用容器底のほうろ
   う引き方法において、第１はうろう層を乾燥させるため
   加熱した後、第１はうろう層の温度が約４５８Ｃ以下に
   降下しないうちに第１はうろう層の上に第２はうろう層
   を塗布し、次いで公知の態様で直ちにこれらの層を飯炊
   してほうろうをガラス化することを特徴とする声パ１理
   用容器底のほうろう引き方法。 ２、特許請求の範囲第１項に記載の方法において１．は
   うろう４−ストの第１層を、湿度を０．５〜１０重世襲
   の値まで低下させるのに充分な時間に亘って５０〜９５
   ℃の温度に加熱することを特徴とする製法。 ３、特許請求の範囲第１項または第２項に記載の方法に
   おいて、爾２はうろう層をシルクスク、リーン方法によ
   って塗布することを特徴とする製法。 ４、特許請求の範囲第１項から第３項までのいずれかに
   記載の方法において、２つの層の形成に使用するほうろ
   うフリットペーストが賦硬材を含有することを特徴とす
   る製法。 ５、特許請求の範囲第４項に記載の方法において、第２
   はうろう層の形成に使用するほうろうペーストの賦硬材
   含有−匿が第１層の賦硬材含有量よりも大きいことを特
   徴とする製法。 ６、調理用容器を構成する金属の融点に適合する温度で
   溶融可能な二重はうろう層（３，４）で底（２）をほう
   ろう引きした調理用容器において、外層（４）がこの層
   に耐摩耗性を与えるに充分な量の賦硬材を含有すること
   と、内層（３１が容器の底（２）とのすぐれた結合が得
   られるように比較的少量の賦硬材を含有することを特徴
   とする調理用容器。 ７、特許請求の範囲第６項に記載の容器において、外層
   （４）が１５〜４０重Ｎ’％の賦硬材を含有することと
   、　四層（３）が０〜１０重量％の賦硬材を含有するこ
   とを特徴とする容器。 ８、特許請求の範囲第６項または第７項に記載の容器に
   おいて、賦硬材を粉末状のアルミナα、シリコンカーバ
   イド、石英、タングステンカーフ９イド、シリコアルミ
   ネート及び硬質合金から選択し、前記層中に均等に分布
   させたことを特徴とする容器。 ９、特許請求の範囲第６項から第８項までのいずれかに
   記載の容器において、２つのほうろう層（３，４）を部
   分的に相互に浸透させたことを特徴とする容器。 １０、特許請求の範囲第１項から第９項までのいずれか
   に記載の容器において、内層（３）の厚さが約５０ミク
   ロン、外層（４）の厚さが約２０ミクロンテあることを
   特徴とする容器。