JPS6363517B2 - - Google Patents

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JPS6363517B2
JPS6363517B2 JP19758284A JP19758284A JPS6363517B2 JP S6363517 B2 JPS6363517 B2 JP S6363517B2 JP 19758284 A JP19758284 A JP 19758284A JP 19758284 A JP19758284 A JP 19758284A JP S6363517 B2 JPS6363517 B2 JP S6363517B2
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JP
Japan
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tile
luminescent
layer
glaze
concave pattern
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JP19758284A
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JPS6177690A (ja
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  • Finishing Walls (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 利用分野 本発明は、タイルの表面に凹状模様の発光性釉
層を有する施釉タイルおよびその製法に関する。
本発明のタイルは、該釉層がタイルの表面よりも
低いので耐摩耗性および輪郭性等に優れ、そして
表示用および装飾用等のタイルとして有用であ
る。
従来技術 蛍光性等の発光用釉薬は、多量のフリツトを含
有するため焼成時に流れやすい低火度釉である。
また、タイル素地には必然的に粗および密の部分
があるので、施釉層の厚みのむらが生じ易い。従
つて、従来の発光釉タイル1′は、第3図に例示
するように、ゆるい傾斜の凹状面を有するタイル
素地2′に厚い釉層5′を施し該釉層がタイルの凸
表面を形成するタイルであつた。従来技術におい
ては、タイル素地の凹状面を深くして凹状模様の
釉層を形成しようとしても、発光釉中の固形分が
沈降するので、タイル素地の凹状面の段差側面へ
釉層が実質的に付着しないので不可能であつた。
解決すべき問題点 従来の発光釉タイルは、上記のようにタイル素
地上に厚い釉層が凸状表面を形成しているので、
発光釉部分の耐摩耗性ならびに模様の輪郭性およ
び形成性等に劣るものであつた。本発明の目的
は、これらの問題を解消した発光釉タイルおよび
その製法を提供することである。
解決するための手段 本発明によつて、第1図および第2図に例示す
るように、表面に凹状模様6を有するタイル素地
2、タイル素地の該表面上に適用したガラス層
3、および該ガラス層表面の凹状模様部分に施釉
した凹状模様の発光釉層5から本質的になり、該
釉層およびガラス層およびタイル素地が焼成一体
化していることを特徴とする施発光釉タイル1が
提供される。
本発明の発光釉タイルは、表面に所望の凹状模
様6を有するタイル素地2を成形し、ガラス形成
剤を該表面へ均一に適用して焼成し、得られたガ
ラス層付焼成タイルを釉剤の乾燥を促進する温度
に加温した状態にて該ガラス層3の表面の凹状模
様部分7に発光釉剤を施釉し、次いで再焼成する
ことを特徴とする工程によつて有利に製造でき
る。なお、本発明にて用いるタイル素地2は、従
来のタイル素地用の陶器、せつ器、磁器用等の材
料がすべて使用できる。凹状模様を表面に有する
タイル素地は、例えば乾式プレス法によつて容易
に成形できる。ガラス層用のガラス形成剤は、公
知のものがすべて使用できる。該ガラス層は、タ
イル表面の凸部の保護層の役目も併せて達成す
る。発光性釉剤は、蛍光性および/またはリン光
性等の発光性顔料を含有する公知の釉剤がすべて
使用できる。該発光釉層5およびガラス層3の厚
さは、その効果が発揮される限り特に限定されな
い。通常の用途では、それぞれ約0.1mm〜約1mm
程度の範囲内の厚さは充分であろう。なお、該発
光釉層は、ガラス層の凸部分の位置よりも僅かで
も低い位置にあることが必要で、本発明ではこれ
を凹状模様の発光釉層という。
本発明の発光釉タイルは、接着剤等を使用せず
に焼成一体化された無機質タイルであるので、充
分な耐候性および耐熱性を有する。更に、耐摩耗
性(床タイルの場合に特に重要)ならびに模様の
形成性および輪郭性に優れているので、表示用お
よび装飾用等として極めて有用である。また、タ
イル素地2に耐凍害性タイル素地を採用すると、
寒冷地での使用に一そう適当である。
作 用 発光釉タイルの中間層としてガラス層を採用す
ることによつて、釉層の厚みむらを解消し、これ
によつて相対的に薄層の均一な発光釉層が得られ
る。更に、製造工程にてガラス層付タイルを加温
(例えば約50〜95℃程度)した状態にて施釉して
該発光釉剤の乾燥を促進させることによつて、従
来は実質的に不可能であつた、タイル素地凹状面
上のガラス層3の急勾配である段差側面4への該
釉層の付着が容易に達成される。これらの作用の
組合せによつて、本発明の凹状模様の発光釉層5
を有する発光釉タイルが予想外にも提供された。
実施例 内装タイル用坏土を乾式プレス成形して、第1
図および第2図に示すような凹状模様部(深さ2
mm)を表面に有する200×200×6.7mm(厚さ)の
タイル素地を成形した。重量にて長石60部、蛙目
粘土5部、珪砂15部、炭酸カルシウム20部および
水からなるガラス剤を約0.5mmの厚さに、該タイ
ル素地成形物の表面上に均一に幕掛して適用し
た。これをトンネルキルンにて約1250℃で36時間
焼成し、放置冷却して約0.3mmのガラス層を有す
る焼成タイル素地を得た。(なお、この焼成温度
は、該成形物の素焼温度以上でありかつ該ガラス
剤の溶融温度以上であればよい。) このガラス層付タイル素地をエアーバス中にて
約70℃前後で約15分間加温し、該凹状模様部へ下
記の発光釉をマスク板を用いてスプレーにて適用
した。該タイル素地を加温しておくことによつて
該釉の乾燥が促進されるため、凹状模様部の段差
側面4へ該釉が充分に付着して肉厚のある施釉側
面が得られた。なお、上記の発光釉は、重量%に
て低火度釉フリツト(溶融温度800℃)が70%、
発光顔料(ZnS)が30%、および水が75%(外割
り)の組成のものであつた。(水のかわりにその
一部分または全部が、アルコール等の親水性バイ
ンダーである液も使用できる。揮発性バインダー
の場合は、該タイル素地の加温は相対的に低い温
度でよい。) 発光釉をスプレー塗布したタイル素地を実質的
に乾燥させ、タイル表面のガラス層の凸部上には
み出した該釉部分をスポンジ等で取除く。次い
で、該タイル素地を該釉の溶融温度以上の温度
(約850℃)で約45分間迅速焼成して、ガラス層
(約0.3mm)の凹状模様部分に厚さ約0.3mmの発光
釉層を有する発光釉タイルを得た。
得られたタイルの発光釉層は、その凹状模様部
の平面および段差側面の全域にわたつて、厚みむ
らのない均一な釉層であつた。
発明の効果 解決すべき問題点の欄に記述した、発光釉層の
耐摩耗性ならびに発光釉模様の形成性および輪郭
性等の問題点が、すべて有利に解消された。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の発光釉タイルの断面略図で
ある。第2図は、本発明の発光釉タイルの平面図
である。第3図は、従来の発光釉タイルの断面略
図である。 1……発光釉タイル、2……タイル素地、3…
…ガラス層、5……発光釉層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表面に凹状模様を有するタイル素地、タイル
    素地の該表面上に適用したガラス層および該ガラ
    ス層表面の凹状模様部分に施釉した凹状模様の発
    光釉層から本質的になり、かつ該発光釉層および
    ガラス層およびタイル素地が焼成一体化している
    ことを特徴とする、発光釉層を有する施釉タイ
    ル。 2 表面に所望の凹状模様を有するタイル素地を
    成形し、成形タイル素地の該表面上へガラス形成
    剤を適用し焼成してガラス層付焼成タイルを製造
    し、該焼成タイルを加温した状態にて該ガラス層
    表面の凹状模様部分に発光釉剤を施釉し、次いで
    該施釉済タイルを再焼成する工程を特徴とする、
    凹状模様の発光釉層を有する施釉タイルの製法。
JP19758284A 1984-09-20 1984-09-20 凹状模様の発光釉層を有する施釉タイルおよびその製法 Granted JPS6177690A (ja)

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JPS6177690A JPS6177690A (ja) 1986-04-21
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JP2000007420A (ja) * 1998-06-18 2000-01-11 Kanemasu:Kk 発光模様を施した陶磁器の製造方法及びその製品

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AU2003230253A1 (en) 2003-04-28 2004-11-23 Seoul Ceramics Co., Ltd. Luminous tile and preparing method thereof
ITRE20030086A1 (it) * 2003-09-22 2005-03-23 Gruppo Ceramiche Saicis S P A Metodo per la fabbricazione di manufatti con proprieta'
JP7126385B2 (ja) * 2018-06-20 2022-08-26 株式会社Lixil 衛生陶器用の中間層組成物、衛生陶器、及び衛生陶器の製造方法

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