JPS59203893A - スクロ−ル流体機械 - Google Patents

スクロ−ル流体機械

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JPS59203893A
JPS59203893A JP7741283A JP7741283A JPS59203893A JP S59203893 A JPS59203893 A JP S59203893A JP 7741283 A JP7741283 A JP 7741283A JP 7741283 A JP7741283 A JP 7741283A JP S59203893 A JPS59203893 A JP S59203893A
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fixed scroll
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信勝 荒井
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前田 直起
Masato Ikegawa
正人 池川
Shigeru Machida
茂 町田
Toru Arai
新井 亨
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    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/10Outer members for co-operation with rotary pistons; Casings
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0215Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/04Heating; Cooling; Heat insulation

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はスクロール流体機械(圧縮機、真空ボクリーン
な真空を得るためのスクロール流体機械に関する。
〔発明の背景〕
スクロール圧縮機と真空ポンプにおける作動は、基本的
に同じである。ガスの圧縮により発生する熱により、■
運転時にスクロールラップの温度が上シ、ラップが熱膨
張し、初期ギャップが小さいと、スクロール同士が接触
を起す。特に軸方向が問題。■外周部よりガスを吸入し
、中央部へ向って圧縮を行うため、中央部が外周部に較
べて高温となり、このため中央部と外周部に熱膨張の差
が生じる。■構造によっては、他の部品の熱膨張がスク
ロールラップの軸方向相対位置に影響するなどの問題が
ある。従つ七、組立時に熱膨張に相当する軸方向ギャッ
プをスクロール同士の先端面と対向する端板面の間に設
けて、スクロール同士の接触を防止しないと、機械損失
の増大や、2ツブ損傷の原因となる。また、初期ギャッ
プが太きいと、圧縮作用を行わず、性能が得られない。
一方、高温部の温度レベルが高すぎる(概略200C以
上)と、熱膨張だけでなく、部材の強度面にも問題が生
じるから、部材の冷却による温度の低下が重要な課題で
ある。
従来、熱膨張による悪影響を解消することを目的とする
発明としては、特開昭57−171002号、特開昭5
7−183589号などが知られている。特開昭57−
171002号に開示された発明は、スクロール部材の
ラップと等しい膨張係数のデスタントピースを高温度と
なる領域および低温度領域の両方にそれぞれ設置し、各
位置の温度レベルに合ったすなわち、熱膨張量に合った
量だけ変位させて、ラップの先端と端板との間の隙間を
適正に維持しようとするものである。
しかし、この発明は、デスタントピースが温度レベルの
異なる領域に別々に設置されているために、両デスタン
トピースによって異なる変位量をスクロール部材間に強
制的に加えられる。そのため、スクロール部材の端板に
反りが生じ、これに伴い、ラップも軸心方向に対して傾
き、ラップの先端側とラップ根元部が局部的に当り、相
対的に運動する2つのスクロール部材間の接触全鍵ける
という所期の目的は達成されない。
特開昭57−183589号に、固定スクロール部材の
端板内に放射状にヒートパイプを埋め込む、あるいは端
板外壁に接合して、固定スクロール部材の温度の均一化
を計シ、ラップ先端の軸方向ギャップを均一にする方法
が開示されている。
しかし、固定スクロール部材のフレームへの支持部分に
は、ヒートパイプが形成でれておらず、そのため、固定
スクロール部材はフレームに対して軸方向にほとんど変
位しない。
そのため、ラップ先端が、端板に接触してし捷う。
また、この発明は、低圧チャンバ方式の空調用圧縮機に
関するものであり、これによると、固定スクロールの環
状ハウジングの内外周面は、低温の吸入ガスに接する。
従って、固定スクロール端板上部にのみ熱を伝えても、
吸入ガスの6却により、該環状ハウジングの温度は均一
にならず、中央部に相当する熱膨張は得られない。また
、吸入ガスの過熱を増大させ、性能全低下式せるという
欠点がある。すなわち、この場合は、ある閉じられた系
(作動ガス→作動ガス)内で熱を移動させている。
〔発明の目的〕
第1香目の発明の目的は、対のスクロール部材のラップ
間の隙間とくに軸方向隙間を適正に維持できるスクロー
ル流体機械を提供することにある。
第2番目の発明の目的は、対のスクロール部材のラップ
間隙間、とくに軸方向隙間を適正に維持するとともに、
ラップの軸方向熱膨張量を端板の中心から半径方向にわ
たって実質的に均一にするスクロール流体機械を提供す
ることにある。
第3番目の発明の目的は、対のスクロール部材のラップ
間に、適正な軸方向隙間を与える有効な手段を提供する
ことにある。
第4番目の発明の目的は、対のスクロール部材のラップ
間隙間とくに軸方向隙間を最小でかつ適正に維持するス
クロール流体機械全提供することにある。
〔発明の概要〕
第1番目の発明は、固定スクロール部拐ヲ、フレームや
ケーシングなどの静止部に結合するサポート部分に、ス
クロール部材の高温頭載の熱を移送し、サポート部材を
高温領域と等価に軸方向に膨張させることを特徴とする
第2番目の発明は、固定スクロール部材全フレームやケ
ーシングなどの静止部に結合するサポート部分に、スク
ロール部材の高温領域を冷却した後の熱媒体を導入し、
この熱媒体によってザボート部を加熱してサポート部分
を軸方向Kll彫込せることを特徴とする。このように
すると、ラップの高さを、ラップの全長にわたって実質
的に均一にし同時にラッグの軸方向め熱膨張量に実質的
に見合う量だけ、サポート部分を軸方向に膨張させるこ
とができる。
第3番目の発明は、旋回するスクロール部材の端板の軸
方向位置を調節する装置を合わせて備えたことを特徴と
する。
第4番目の発明は、対のスクロール部材の少なくとも1
方のスクロール部材のラップ表面に、耐熱性樹脂に二硫
化モリブデン、ガラス繊維およびカーボンファイバの少
くとも1つ全混入させた、光填材入の自己潤滑材の層を
形成したことを特徴とする。
この層を形成するには、ラップ表面にきわめて細かくか
つ入鋏くんだおうとつ全設けた後に前記の潤滑材を塗布
し、焼付ける、吹き付け、などの手段を利用して行なわ
れる。
〔発明の実施例〕
以下本発明全圧縮機に適用した一実流例全第1図、第2
図により説明する。
第1図、第2図において、lは固定スクロールで、その
端板1aに直立したラッグ1bが旋回スクロール2の端
板2aに直立したラップ2bとかみ合って配置されてい
る。固定スクロール1は、フレーム3にその環状ハウジ
ング部4bが固定されたケーシング手段4の端板4aK
ボルト5で固定されている。ポルト5はさらに別のボル
トで端板4aに固定されたボルト押え6で押えられてい
る。固定スクロール1の環状ハウジング1cの外周面は
、フレーム台座部3aの内周面で径方向位町決めがされ
ている。旋回スクロール2は、端板2aよシ反ラップ側
に設けたボス2cの部分が、駆動軸7の主軸部7aと一
体に形成された偏心部7bに、針状コロ軸受などの形式
の軸受8?ブrして装着されている。駆動軸7は、フレ
ーム3と一体の軸受ハウジング3bに固定式れた、第1
の主軸受9及び第2主軸受1oで支持されている。旋回
軸受8は押え部品11で、第2主軸受10は押え部品1
2で各外輪部分が固定されている。駆動軸7は、旋回ス
クロール2の運動により発生する遠心力と逆向きの遠心
力全駆動軸7に与える付加質量7fが結合されている=
 13は、旋回スクロール2に作用するスラスト力をボ
ール13ai介してフレーム3で受けるスラスト軸受、
14は、やけ−り旋回スクロール2に作用する回転力を
、フレームに固定され、−直線上に配置された2個のキ
ー15及び、キー15と直角方向−直線上に配置され、
旋回スクロール端板2a背面の2個のキー15’(図示
せず)を介して受けて、旋回スクロール2の自転全防止
するオルダムリングである。
16は、固定スクロール1に設けられたガス吸入孔1f
に結合された断熱材製の吸入管であり、ケーシング手段
4に固定された接続ピース17を介して吸入配管18に
接続している。吸入管16及び吸入配管18のピース1
7内接部には、各々0リングが設けられており、その結
果、吸入管16及び吸入配管18は、ケーシング手段4
に対し、軸方向に微少移動可能である。1gは吐出孔i
ttを形成する固定スクロール1と一体に作られた吐出
管である。吐出管1gは、ハウジング4の突出部4Cに
設けた0リングを介し、吸入管16と同様な構造で吐出
配管19に接続している。20は、旋回スクロール2の
固定スクロール1側への変位を抑制するモーメント支持
部材としての摺動体で、この場合リング状に形成されて
いる。摺動体20は、円柱状のピースとしてもよい。!
A寅としては摩耗しに<<、低摩擦係数を待った合成樹
脂、あるいはカーボン等で作られる。21は摺動リング
20のバックアップをする金属リングであり、22は金
属リング21を介して摺動リング20の位置決めをする
ボルトである。ボルト22の位置は、組立て時に決めら
れ、スプリング23によりゆるまないようにされている
。24はケーシング手段4の突出部4Cに結合された給
油管、25は、フレームの軸受ハウジング3bに結合し
た給油管である。26は潤滑油50のタンクである。2
7はタンク26から潤滑油を排出する排油管である。
28は、給油管25からの潤滑油全駆動軸7の中心部に
設けられた油供給孔7Cに円環溝7e、放射状油孔7d
l介して供給するための摺動円筒状部材である。潤滑油
は別体のポンプあるいは駆動軸7に結合されたポンプ(
図示せず)によシ、必要に応じてオイルクーラ(図示せ
ず)等を介して循環させられる。29は、−摺動リング
2oとラップlb、2bの中間に配置された潤滑油シー
ル用のベローズで、このベローズ29は作動ガス及び油
が不浸透で、かつ旋回スクロール2の運動に追従して十
分の耐久性のある高分子材料、ゴム、あるいは金属で製
作される。30.31は、ベローズ29の両端に、ベロ
ーズ29と一体となって結合した弾性体で、一方、30
は固定スクロール端板1aの内壁の環状ノ・ウジング部
ICの内周面に近い位置に設けられたリング状の溝に、
他方31は、旋回スクロール2のリング状突起2dに設
けられたリング状溝にはめ込まれている。図では明腑で
ないが、ベローズ29は、全長時には固定スクロールl
と旋回スクロールが十分離れ得る長さを有する。取付は
構造に関しては、固定スクロールの環状ノ・ウジフグ部
分1cffi分割形とするなど、わルいは、ベローズ両
端の弾性体3Q、31の形状、材質等この実施列の限り
ではない。
32d、固定スクロールの環状ノ・ウジング部分の内壁
に接合でれた断熱材である。また、4eはケーシング4
の外部放熱全防止する断熱材を示す。
また、lh、4dl′i各々の伝熱フィンを示す。
1J+ Jd、3eは潤滑油の進路孔で、各々複数個設
けられている。3fは円周状に設けられた潤滑油の逃げ
溝である。
33は潤滑油の外部への漏れ分防止するオイルシール手
段である。
コーテイング材は、フェノール樹脂系、エポキシ樹脂系
など金属に接合しやすく、耐熱性の高い樹脂に、二硫化
モリブデン微粒子とガラス繊維、又はカーボンファイバ
等を混入したものが適する。
le、2eは、各々固定スクロール1及び旋回スクロー
ル2のラップlb、2b及び端板1a。
2aの内面に施こされた、30〜50μmの厚さを持つ
自己潤滑性材料の層である。
次に上記のような構成からなる第1の実施例の作用につ
いて説明する。
モータ等(図示せず)により駆動される駆動軸70回転
に伴って、旋回スクロール2ば、オルダムリング14と
キー15及び15′により自転を阻止された状態で、主
軸部7aと偏心軸部7bの偏心距離を半径とする旋回運
動をする。この運動によシ、作動ガスは固定スクロール
1の吸入孔1fより吸入室40aに吸引され、その後ま
ず、両スクロール1.2の鏡板1a、2aとラップlb
、2bとで形成されるラップ最外周部の圧縮室40に閉
じ込められる。この圧縮室4oは、旋回スクロール2の
運動に伴って、ラップ外周部より中心部に向って体積を
縮少しながら移動するため、ガスは圧縮され、この高圧
となったガス吐出孔1hより外部へ吐出される。
上記のようにガスに与えられた圧縮動力のうちの大部分
が熱に変換され、この熱にょシガス自身の温度と、両ス
クロール1.2の温度が上昇すると共に、前記熱は、旋
回スクロールボス部2c及び軸受8を介して駆動軸7に
も伝導される。従って、両スクロール1,2、駆動軸7
等の部品の熱膨張を招くことは周知のことである。また
、通常は、両スクロール1.2の外周部は、低温の吸入
ガスにざらされ、両スクロール1,2の中央部と外周部
で温度差、すなわち熱膨張量に差が生じる。
当然中央部の熱膨張量が大きい。さらに、端板金倉めた
固定スクロール1と旋回スクロール2の軸方向寸法の差
や、材質の違いがあれば、両スクロール1.2のそれぞ
れの場所の熱膨張量にも差が生ずる。
本実施例は、両スクロール1,2の材質及びケーシング
手段4の材質を等しくしており、ケーシング手段4の環
状ハウジング部4bと、フレーム3の台座部3af含め
、固定スクロールlのラップ先端面からの軸方向寸法を
固定スクロール1の軸方向寸法より若干大きくとっであ
る。これは、ラップ1b1端板1a中央部の温度と冷却
体(油)の温度、該環状ハウジング部4bの温度を完全
には等しくはできないことによる。
外部で冷却され、低温となった潤滑油を、給油管24よ
シ、固定スクロール1の中央部分よシ供給することにょ
シ、温度差の犬なる状態で、固定スクロール端部1aの
中央部に放射状等に設けたフィン11を介して多量の熱
を潤滑油が奪い、フィンliを出る時点では潤滑油の温
度は固定スクロール端板1a中央部の温度に近づく。フ
ィン11金設ける部分の端板は、ラップ側とフィン側の
温度勾配が小さくなるよう、端板1a外周部よシ薄<シ
、圧力差によるたわみ及び温度差による端板1aのそり
等に対する強度はフィンliK負わせるよう形成してい
る。潤滑油の供給温度と、供給量の調整により、端板中
央部と潤滑油の温度差はlO〜20Cにできる。吐出ガ
スの温度そのものも、潤滑油を供給しない場合に較べれ
ば、大巾に低下している。
熱を奪った潤滑油は、固定スクロール1の端板1aの外
壁とケーシング手段4の内壁との間に形成された潤滑油
流路41を、径方向全体に渡って均等に流れる。さらに
固定スクロール1の環状ハウジング部1cの外周面とケ
ーシング手段4の環状ハウジング部4bの内面及び環状
ハウジング4bの内周面に設けられたフィン4dで作ら
れる流路421c通って流れ、ここで、ケーシング手段
4の環状ハウジング4bは、潤滑油より熱を受け、温度
を端板1a中央部の温度に近づける。その後、潤滑油は
油孔1jケ通って旋回スクロールが位置するフレーム内
(駆動軸7 III )の空間43へ流れ込む。この時
、大部分は、フレーム3の油通路3d(複数個)を通っ
て空間43へそして、油孔3e(複数個)全通ってタン
ク26へ直接流れるようになっている。1部の潤滑油は
、摺動リング20の摺動面、スラスト軸受13とオルダ
ムリング14とキー15.15’等の潤滑全行う。
昇温されたケーシング手段の環状ハウジング部4d及び
端板4a、およびフレーム台座部3aの1部の熱膨張量
の総和の分、ケーシング手段4が、例えば、フレーム3
のスラスト軸受支持面に対し図面上で上方に移動する。
従って、ボルト5を介して固定スクローノL、1の位置
も上方へ移動する。
これにより固定スクロールlの中央部におけるラップ1
b先端面と旋回スクロール2の端板2 a及び、旋回ス
クロールラップ2b先端と固定スクロール端板1a間の
ギヤツブ羅持、あるいは強い幽シの防止が達成される。
加えて、潤滑油が流路41を径方向全体に渡って流れる
ため、固定スクロール1はかなシな程度で温度が均一化
され、うツブ1bの熱膨張量は、中央部と外周部で大き
な差が生じない。すなわちギャップにも大きな差は生じ
ない。
一方、ボルト5により、ケーシング手段4と固定スクロ
ールlの位置決めが組立時に行われる。
すなわち、旋回スクロール2を図示の状態に組んだ後、
固定スクロール1を旋回スクロール2にのせた状態で組
み合わせ、次にケーシング4を、ボルト5の位置関係を
合わせてかぶせ、フレーム3に仮止めする。その後、ボ
ルト5(3本以上)をケーシング端板4aの穴より入れ
て、固定スクロール端板1aのネジ穴にネジ込み、ボル
ト5の頭の下端面がケーシング端板4aの上面に接する
まで入れる。固定スクロール1のフレーム3(旋回スク
ロール2)に対する回転方向の位置決めをケーシング4
を介して行った後、ケーシング4′jkフレーム3に完
全に固定する。その後、ボルト押え6によりボルト5を
ケーシング4に対し軸方向に移動不能なように押え込む
。このようにしたことで、ボルト5をボルト押え6の穴
6aを通って、六角スパナ等でまわすと、固定スクロー
ルlが旋回スクロール2に対し、軸方向に動く、従って
、ボルト5の操作により微細な初期調整及び、運転状況
に応じたギャップ設定変更が可能となっている。
一方、摺動リング20は前述のように旋回スクロール端
板2aのラップ側端面に対し微小なすきまで組立時に位
置決めされ、旋回スクロール2の、ラップ2bに作用す
るガス力のモーメントで生ずる傾きを、小さなギャップ
の範囲で押え、姿勢全安定させる。これにより、ラップ
1b、2b同士の当り防止と、圧縮室の漏れ防止が十分
となる。
ベローズ29は、潤滑油の圧縮室への侵入を完全に防止
しており、この位置に配置したことで、前述の摺動リン
グ20の摺動面の油潤滑が可能となっている。
一方、給油管25から給油された潤滑油は、駆動軸7の
給油孔7Ct通って旋回スクロール2の端板2aの背面
中央部の空隙45に供給される。
給油孔7Cを通る時点で、潤滑油は駆動軸7を冷却し、
空間45に入った時点で旋回スクロール2の端板2aの
中央部(高温部)を冷却し、この近傍の端板2a及びラ
ップ2bの温度を低下させる。
これに伴ない、前述の固定スクロール1側の冷却と共に
、吐出温度そのものの低下にも役立つ。また、旋回スク
ロール2の端板外周部は、場合によっては固定スクロー
ルlの冷却を行った潤滑油によりむしろ加熱され、結果
として旋回スクロール2の温度の均一化が達成される。
これはラップ2bの軸方向の熱膨張の均一化、すなわち
ギャップの均一化をも達成するものである。さらに、固
定スクロール1の端板1aと旋回スクロール2の端板2
aの温度の相違を小さく押えることが出来、その結果、
両端板1a、2aの半径方向の熱膨張量の差が小さくな
る。すなわち、偏心軸7bの偏心1:の設定によって、
両スクロールラップ1b。
laの各接点11111面に設けられた「半径方向すき
ま」が、運転中形成されるすべての接点位置で、はぼ一
定に保たれる。これは、初期設定すきま全十分小さく押
えられる利点がある。
第3図〜第5図は、第1図、第2図の実施例に対し、固
定スクロール1の中央部の温度が伝璋され、熱膨張して
固定スクロール1に軸方向変位を与える環状ハウジング
の部分を設ける部材を変更したものである。
第3図は、該環状ハウジンク部分を同定スクロール1目
芽の環状ハウジングICとしたものである。環状ハウジ
ングICkフレーム3にボルト34で固定するので、固
定スクロール1にフレームの静止力を伝える部材とは固
定スクロール自身となる。第1図のフィン4dの代シに
、固定スクロール環状ハウジング1cの外周面にフィン
1kが設けられている。
固定スクロール1と旋回スクロール2の組立時の位置決
め及びその後O脚整は、テーパ面付リング60をテーパ
フロック61により軸方向に動がすことによシ、リング
60上のスラスト軸受13の軸方向位置會震えて行う。
ずなわち、テーパブロック61iボルト63により押す
とリング6゜が上が9、ボルト6iをゆるめると、バネ
62によりブロック61がボルト63側へ戻って、リン
グが下がる。潤滑油のシール手段100は固定スクロー
ルの環状ハウジングICの下端面に設けられた溝に0す
/グ101と共にそう人されたリング部材である。この
リング部材は、摺動体20と同様な材質で製作されてい
る。摺動体20がリングの場合にはシールが2段あると
同じ効果がある。
第4図は、フレーム3に固定された固定スクロール1の
環状ハウジング部70を固定スクロールlとは別体で、
かつ固定スクロール1より熱膨張係数の大きい材質で製
作して、固定スクロール1に結合したものである。該環
状/・ウジング70は端板1aにボルト71等で固定さ
れている。組立時の固定スクロールlと旋回スクロール
2の位置決め調整は、テーバ溝付リング65、テーバブ
ロック66、ボルト67、押え68の組合せ機能によシ
、ボルト67の操作で行われる。固定スクロール1の環
状ハウジングICの部分には、第1図で説明した旋回ス
クロール2のモーメント支持機構部材20.22等と、
潤滑油の作動室への侵入全防止するシールリング100
が、Oリング101と共に配置されている。
潤滑油全熱輸送媒体としているため、固定スフロー/I
/1の中央部と前記環状/・ウジング70の温度は完全
に等しくは出来ない。従って、該環状ハウジング70全
熱膨張係数の大きな材質とすることにより若干低い温度
でも中央部の熱膨張量と等しい熱膨張量全書ることがで
きる。
第5図は固定スクロール1に軸方向変位を与える環状ハ
ウジングの部分をフレーム30台座部3af一部延長し
て形成したものである。固定スクロール1の端板1aの
外周部をフレーム3に設けられた環状ハウジング3fに
ボルト72で固定している。該環状ハウジング3fには
、伝熱フィン3gが設けられており、熱輸送媒体として
の潤滑油との熱交換を促進して、該環状・・ウジング3
fの温度と固定スクローレレ1の中央部の温度差が極力
小さくなるようにしている。実際に生じてしまう温度差
の程度により、該環状ハウジング3fの鉛直方向寸法を
固定スクロール1の鉛直方向寸法ニジ長くする、あるい
は、フレーム3そのものを両スクロール1.2の材質よ
り熱膨張係数の大きな材質で作ってもよい。
組立時の両スクロール1.2の位置決めは、第3図の実
施例と同様に、スラスト軸受13の軸方向位置調整にて
行われる。
第6図は、第1図の実施例に対し、旋回スクロール1の
支持構造が異なり、この構造に適応させるため、ケーシ
ング手段4を、両スクロール1゜2の材質よシも熱膨張
係数の大きな拐質に変更した実施例である。旋回スクロ
ール1は、そのボス部ICの部分で組合せアンギュラ軸
受等の軸受35と、軸受固定ボルト36及び押え11に
より、駆動軸7の偏心部7bに支持されるよう構成して
いる。この場合、旋回スクロール1の軸方向の動きは駆
動軸7と一体となる。すなわち旋回スクロール1に作用
するスラスト力は軸に伝達される。
また、駆動軸7はフレーム3に、組合せアンギュラ軸受
等の軸受37で、フレーム3に対する軸方向の動きがな
いように支持されている。従って、前記スラスト力は、
最終的に、軸受37で受け、旋回スクロール1を支持し
ている。
この場合、駆動軸7の軸受37から図面上で上の部分の
熱膨張量が、旋回スクロール1の熱膨張量に加えて、旋
回スクロール1の位置、すなわち両スクロールラップの
軸方向ギャップに影響する。
従って、第1図の実施例に対し、軸方向のギャップ変化
量が犬となるので、この分音補償できるよう、ケーシン
グ4會熱膨張係数のより大きな材質のもので製作してい
る。この実施例の利点は、スラスト軸受(第1図の13
)が不要となり、そのスペース分小形設計が可能となる
ことと、機械損失が比較的小ζ〈できることである。
第4図、第5図に示したような構造と第5図の軸受構造
の組合せも可能である。捷だ、第5図では、第1図のピ
ース17をケーシング4と1体で成形した1eとし、潤
滑油io全フレーム3に設けた空間31に溜める構造と
している。また、本実施例では、固定スクロール1だけ
にコーティングleを施しである。また、固定スクロー
ルlの環状ハウジング部1cに配置された旋回スクロー
ル2のモーメント支持部材102は、旋回スクロール2
との当接部がボールであるリング状部材としている。
第7図はさらに別の実施例で、圧縮途中の作動室40か
ら吸圧圧力から吐出圧力に至る中間の適自な圧力を、固
定スクロール1の端板1aの小孔1nより抽出し、パイ
プ74、ケーシング手段4の突出部4Cの穴4f、配管
75、逆止弁76、配管77、フレーム3の台座部3a
の小孔3mi通じて、旋回スクロール2の背面の空間4
4に導ひいている。逆止弁76は、潤滑油の作動室内へ
の逆流を防止するものである。尚、潤滑油の回路は、空
間44の中間圧力を保つために、完全な閉サイクルに構
成されている。中間圧のガス圧が旋回スクロール2の背
面に作用することにょ逆旋回スクロール2を固定スクロ
ール1に押し付けることができる。熱膨張による両スク
ロール1,2間のギャップの変化が、ケーシング4の環
状ハウジング4bにより補償されることにょシ、このよ
うな押し付は駆動が可能となる。中間圧による合力は、
作動量内のガスの圧力による力の合力より若干大きくな
るよう中間圧力のレベルが決められ、この中間圧の合力
による逆スラスト力は、旋回スクロール2の端板2aの
外周面と固定スクロール1の環状ハウジレグ1cの上端
面の間に設けられたスラスト軸受78で受けられる。図
1でスラスト全党けた軸受13は、今後は旋回スクロー
ル2の傾き防止機構とし7て作用する。
固定スクロールlの中央部の突出部1 mには、吐出孔
1bに通ずるネジ穴が切ってあり、ここには、ガス通路
となる丸孔72a及び六角穴72bを持つ特別のボルト
72がねじ込捷れている。このボルト72は、ケーシン
グ手段の突出部4cに固定されたカバー73と、ケーシ
ング突出部4cに設けられた段差部分で押え込捷れてい
る。吐出配管19をそう入する前に、前記六角穴72b
i用いて、ボルト72を回転させることにより、固定ス
クロール1を上下(前後)に動かすことができ、位置の
調整ができる。位置決めがなきれた後は、ボルト38を
しめ込んでケーシング4と完全に一体とする。
第8図は、本発明の別の実施例で、温度均衡手段全構成
する熱輸送媒体全気体としたもので、特に空気圧縮機に
適する。まず、第1図等で示した実施例と構成止具なる
主な点を説明する。
旋回スクロール2の自転防止機構として、グリース潤滑
による固定スクロール1の外周部に設けられた軸受79
、及び旋回スクロール2の外周部に設けられた軸受80
で支えられたピンディスク81を用いている。小径のピ
ン部の軸芯と、大径のディスクの軸芯の偏心は、駆動軸
7の主軸7aと偏心ピン部7bの軸芯のずれとほぼ等し
くされている。ピンディスク81は、旋回スクロール2
の運動に併ない各々の軸受79.80部分で回転するが
、ディスク部分が固定スクロール1によシ支持されてい
るから、旋回スクロール2は回転は阻止され、旋回運動
が実現する。ピンディスク装置79〜81は、2組以上
設けられるのが望ましい。
旋回スクロール2は、端板2aとラップ2bからなる本
体2と、この本体2に複数のボルト83によって固定さ
れた背板82から構成されている。
本体2の背面中央部には、放射状等に形成されたフィン
2gを含むくぼみが設けられており、熱移送媒体ヲ劉入
するための窒隙2fが背板82の端板82aとの間に形
成される。背&82の中央部のボス部82bの内部にグ
リース潤滑される軸受8′が配置され、駆動軸7の動力
全旋回スクロール2に伝達する。ボス部82bの外周面
には、伝熱フィン82cが放射状等に設けられている。
背板82の外周部には、カーボングラフアイiるいはセ
ラミックとテフロン等の複合材製の低摩耗。
低摩擦係数を有するリング状又はピース状に成形された
無潤滑摺動部材84が埋め込まれており、同様な材質で
製作でれたスラスト受部材85とでスラスト軸受を構成
している。スラスト受部制85は、フレーム3の環状ハ
ウジング3f下部の内周面に周接して組み込まれた環状
部利86の上端面部86aに埋め込まれている。環状部
@86は、ボルト87によシ軸方向に移動可能となって
おり、組立時の旋回スクロール2の位置決めが行われる
。88はボルトのゆるみ止め用バネ部材である。また、
環状部材86には、空気通路の穴86bが全周にわたっ
て複数個設けられ、この穴はフレーム環状ハウジング3
fに設けられた穴3」と連通している。
旋回スクロール2の背板82の背面の空間47には、背
板82等すべてを含む旋回スクロール2全体の遠心力に
対抗する反対向きの遠心カケ発生するバランスウェイト
89bk一体とした羽根89ci有するファン89が駆
動軸7の主軸7aと軸芯を同じくして回転するように取
り付けられている。ファン89の端板89aには、空気
流路となる複数個の穴89dが設けられ、フレームの3
を部分には同様に穴3kが複数個設けられている。
固定スクロール1は、その端板1aの外周端で、フレー
ム3のフィン3gを外周に備えた環状ノ・ウジング3f
の上端にボルトで固定されている。固定スクロール1の
中央部には伝熱フィン11が、図1の実施例などとほぼ
同様に、但し、比較的太きく形成されている。駆動軸7
には冷却空気全循環サセるシロ・yコツアン90が取り
付けられている。ファン90は、ファンが効率よく作動
する形状に成形されたファンケーシング91で四重れて
いる。このファンケーシング91に接続して、冷却空気
の流路46を形成する第4図の実施例のケーシング手段
4に対応するダクト手段92が、固定スクロール1及び
フレーム3をおおうように設けられている。ダクト手段
92には、固定スクロール1の中央部に対応する位置に
空気取入口92aが、また外周部のファンケーシング9
1に近づいた位置には別の空気取入口(複数)92bが
設けられている。空気取入口92bには、ダクト93が
接続し、このダクト93は−gらに、フレーム3に固定
されフレーム3の鏡扱3tとの間に別の空気流路48を
形成するダクト手段94に接続している。円筒部材95
は、給気管16の断熱と、流路46と外部とのシールを
兼ねた弾性部材、円筒部材96はダクト93に対して同
様の作用をする弾性部材である。
本実施例の効果を説明する。ファン900回転により、
外気(冷却空気)が空気取入口92aより流入し、高温
のフィン11に接して加熱(固定スクロールは冷却)さ
れる。加熱された空気は固定スクロールの端板1aの外
壁にそって流路46を全半径方向に均一に流れる。この
ため、まず冷却空気と固定スクロール1の熱授受により
、固定スクロールの温度均一化が計れる。次に、温度が
高められた冷却空気は、フレーム3のフィン3gに熱を
与え、環状ハウジング3fの熱膨張全うながす。冷却空
気の実効温度と固定スクロール1の中央部の温度の差を
考慮した長さが該環状ハウジング3fには与えられてい
るので、環状ハウジング3fは熱膨張によシ固定スクロ
ール1を軸方向に移動させスクロールラップlb、2b
の先端ギャップはほぼ一定に保たれる。フィン3gを通
過後の空気は、流路49を経てファン90を通って外部
へ放出される。
一方、空間47に置かれたファン89の回転によシ、空
気取入口92bより大気が吸引され、ダクト93、流路
48、穴3に、89d會通って旋回スクロール2の背板
82に設けられたフィン82Cの部分に流入する。大気
とフィン82cの熱交換によシ、背板82が冷却される
。固定スクロール端板2a中央部と背板82によって形
成される空隙には、フロン冷媒もしくは水、あるいはそ
の他の冷媒がその種類に応じて適当な圧力で刺入されて
おり、端板2a及びフィン2gの接触部で蒸発、背板8
2接触部で凝縮しこの空隙中を循環して旋回スクロール
端板2a及び背板82側と交互に熱交換して、最終的に
背板のフィン82Cの大気に熱を効率よく放出する。こ
れによシ、旋回スクロール2の冷却が良好に行われると
共に、端板2aの温度均一化を達成している。フィン8
2C冷却後の大気は、穴86b、a」1通って、流路4
6に合流し、最終的には、ファン90によって外部へ放
出される。
空隙2f内での熱交換を良好にする為に、フィン2gの
半分を背板82側に設けて交互に配置することも考えら
れる。また、冷媒を用いずに油等の顕熱だけ利用する媒
体を用いてもある程度目的は達せられる。
本実施例は空気圧縮機について述べたが、冷却体系路を
閉サイクルとし、ガスクーラ等を別途配置するなどして
、別の流体に応用可能である。
スラスト軸受を構成する部材84及び85の両者に低摩
耗な無潤滑摺動材を用いるのは、スラスト軸受の摩耗に
よるスクロールラップ先端部の軸方向ギャップの変化を
微小とするためである。一方だけを低摩耗な無潤滑摺動
としても、通常この種の材料は非常に硬度があるため、
相手材が通常の鋼などでは、相手材が大きく摩耗する。
従って、摩耗によるギャップ変化が大きくなり、本発明
を適用するしないにかかわらず性能低下の原因となるの
で、両者とも低摩耗材で構成すべきである。
第9図は、第8図の実施例で旋回スクロール2の背面の
冷却を冷媒を中間媒体にして行ったものを、固定スクロ
ール側へも適用した実施例である。
固定スクロール1の外壁とカバー97の間及びフレーム
3の環状ハウジング3fの内周面の間で冷媒の封入空間
99及び3t’r形成する。フレーム3の環状ハウジン
グ3fは図面上で上方へかなり立ち上げてあシ、それに
合わせて固定スクロール1のフランジ部lpも立ち上げ
、1pのフランジとの境の立ち上げ部分には、2つの空
間99と31’z結ぶ穴1qが全周にわたって複数個設
けられている。一方、固定スクロールの端板1aには、
径方向の貫通穴1oが複数個放射状に設けられておシ、
この穴ioは空間3tと同定スクロール中央747部1
五との空間を連絡している。
作用を説明する。中央フィン部11で蒸発した冷媒は、
圧力全若干上昇し、空間99を圧力の若干低い(温度の
若干低い)外周部に向っていわゆる熱サイフオン効果に
よって流れる。フレーム3の環状ハウジング3fは外部
で空冷されており、フィン3kを介して冷媒は凝縮する
。この時、環状ハウジング3fは冷媒にょシ加熱される
ことによシ、必要な熱膨張を生−Lる6凝縮後の冷媒は
、貫通穴1oi通って再び中央部へ供給される。冷媒を
このように用いることにより、非常に効果的に温度の均
衡が得られる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、スクロールラップ
の熱膨張に応じて、固定スクロールの静止系からの絶対
位置を軸方向に変えられ、両スクロール中央部のラップ
先端と端板面とのギヤツブ?宮に微小に維持することが
可能となると共に、冷却によシ部材の最尚温度レベルを
変形強度やクリープ等の問題が生じない程度にまで下げ
られ、かつ固定スクロール及び旋回スクロール各部の温
度均一化、すなわち、前述のギャップが、両スクロール
ラップの各位置で微小に維持される効果がある。これに
より、圧縮室への給油を行わなくとも、性能、信頼性共
高く、かつ小形なスクロール流体機械が実現できる。
固定スクロールを中央の熱膨張に応じて軸方向に動かす
という作用は、固定スクロールをフレームに対して支え
ている環状ハウジング部分を吐出ガスを周囲に流して加
熱する、あるいは温度制御されたヒータ全巻いて加熱す
るなどの方法でも達成できるが、この場合、冷却作用は
期待できず、全体が高温になり、材料の信頼性がIL」
題となるし、また、吸入ガスの加熱防止が難がしくなり
、性#ヒも低下する。
一方、実施例としては開示しなかったが、冷却体に水を
用いることも可能である。例えば、基本的な冷却体通路
構成は第1図のごとくで、但し、第1図の油孔1jの代
シにケーシング手段4の環状ハウジング4bに水の排出
孔を設けて、旋回スクロ〜#2の背面へは水が流入しな
いように構成すれば艮い。また、第3,4図あるいは第
し図に示したように、固定スクロール1をフレーム3に
直接固定し、但しケーシング4全設けず、固定スクロー
ル1の端板外壁及び外周りブの外壁に接して水配管をコ
イル状に巻き行けて、冷却水を固定スクロールの中央部
から、環状ハウジング方向に流しても本発明の目的はあ
る程度達成できる。これは、第2図の実施例を一部変更
することにょっても実施可能である。
しかし、一般に水を冷却体を使うことは、軸受等の潤滑
を油で行うものにとっては、水の冷却サイクルを別途設
けるか、冷却水をたれ流しにすることになシ、最適とは
いえない。また、小形の空気圧縮機等では、温冷化が望
まれるという点で、最適とはいえない。もちろん、水冷
全採用しても十分メリットのある場合は採用してもいっ
こうにさしつかえない。
これも実施例として特に開示しなかったが、例えば第1
図の実施例で、ラップ側を下にした配置、すなわち、機
械全通さまにした構成も考えられる。
この場合、タンク26等は不要となQ1給油方法も軸受
10の潤滑等も考慮して要更する心安があるが、目的と
する効果の一部は十分達成できる。
ず“tわち、旋回スクロール2の背面中央部に供給され
て温度上昇した潤滑油が、固定スクロール1の環状ハウ
ジング部1cに設けられた連絡孔IJを通ってケーシン
グ手段40環状ハウジング4bの内周壁に沿って流れる
から、該環状ハウジング4bは加熱され、第1図の実施
例に近い効果が得られる。固定スクロール1に対しては
、固定スクロール1の径方向の温度変化と、潤滑油の温
度変化が並行流の関係となり、温度の均一化の面ではむ
しろ艮好な結果が得られる可能性がある。パイプ24は
この場合、潤滑油の排出孔となる。
さらに、別の実施例に言及すれば、例えば、第1図でタ
ンク26をもつと太きくして、駆動軸に結合されるモー
タ、ポンプ等を収納して、密閉形の機械とする構成が考
えられる。第7図の実施例にこの構成を適用することは
非常に意味があり、特殊な流体を扱う場合等有効である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体縦断Wj図、第2図は
ラップのかみ合い状態ゲ示す平面図、第3図〜第5図は
それぞれ第1図の実施例に対し、発明の環状ハウジング
部分を設ける部材(il−変更した別の実施例の部分縦
断面図、第6図、第8図は別の実施例の全体縦断面図、
第7図、第を図は別の実施例の部分縦断面図である。 1・・・固定スクロール、11・・・伝熱フィン、1c
・・・固定スクロールの環状ハウジング、2・・・旋回
スクロール、3・・・フレーム、3f・・・フレームの
環状ハウジング、4・・・ケーシング、4b・・・ケー
シングの環状ハウジング、7・・・駆動軸、13及び7
8及び84と85・・・スラスト軸受、20・・・摺動
性(リング又はピース)、29・・・潤滑油シール手段
(ベローズ)、32・・・吸入室の断熱材、4o・・・
作動室、41.42・・・欄滑油通路、45・・・旋回
スクロール1背面中央部の空隙、46〜49・・・冷却
気体通路、90・・・ファン、92・・・ダクト手段。 ■  1  図 箭 2 図 第 3  図 ′¥;4図 ′″f35[D 第  g  図 第  9  図 p

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、端板と、この端板の一面上に鉛直に、かつ渦巻状に
    形成されたラップとを備えた1対のスクロール部材を、
    そのラップ同士全対向させてかみ合わせ、第1のスクロ
    ール部材を直接あるいは間接に静止フレームに固定し、
    第2のスクロール部材を旋回運動するように構成してな
    るスクロール流体機械において、 第1のスクロール部材に静止フレームの静止力を伝える
    部材の外周部に形成されたサポート・・ウジングの部分
    に、スクロール部材の最高温度の部分の温度との温度平
    衡手段が設けられていることを特徴とするスクロール流
    体機械。 ル流体機械。 3、前記熱移送通路手段が、第1のスクロール部材の端
    板の反ラツプ側の壁面と前記環状ハウジングの周壁面に
    接して設けられた冷却流体通路手段であり、第1のスク
    ロール部制の端板の反ラツプ側の壁面に接した冷却流体
    通路手段内での冷却流体の流れ金、第1のスクロール部
    制4、 前記冷却流体が該スクロール流体機械の作動流
    体と同一の流体であり、作動流体とは別系5、環状ハウ
    ジングの部分が、第1のスクロール部材の環状ハウジン
    グを形成する第1のスクロール部材とは別体の部材であ
    り、この部材が、第1のスクロール部材の材質に較べて
    熱膨張係スクロール流体機械。 68環状ハウジングの部分が、第1のスクロールをおお
    うように設けられたケージング手段あるいはフレームに
    設けられており、該環状ハウジンクを有する部材が、第
    1のスクロール部材のいずれかに記載されたスクロール
    流体機械。 7、環状ハウジングが、熱移送流体と接する周スクロー
    ル流体機械。 8、第1のスクロール部材の端板を中央部は薄ら第7項
    のいずれかに記載されたスクロール流体機械。 9、第1のスクロール部材にフレームの静止力を伝える
    部材の環状ハウジング部分に接した潤滑油通路手段と、
    該潤滑油通路手段と第2のス項または第3項記載のスク
    ロール流体機械。 10、第2のスクロール部材が、その端板の反ラツプ側
    の壁面と軸受ボス部の外周壁面に接続し項記載のスクロ
    ール流体機械。 11、第2のスクロール部材の端板の反ラツプ側の面に
    、軸受ボスを有する別の端板全接合すると共に、第2の
    スクロール部材の端板中央部の10項に記載されたスク
    ロール流体機械。 12、ボルト手段を含む第1のスクロール部材及ル流体
    機械。 13、第1のスクロール部材の端板に、作動室と通じる
    小孔と、この小孔と第2のスクロール部材の配置される
    フレーム丙の空間全連絡する逆止弁を含む配管と、第1
    のスクロール部材の環状ハウジングと第2のスクロール
    の端板外周面の間に設けられたスラスト軸受と、作動室
    よシフレーム内に導びかれた作動ガスと吸入室内の14
    、端板と、この端板の一面上に鉛直に、かつ渦巻状に形
    成されたラップとを備える1対のスクロール部材を、そ
    のラップ同士を対向させてかみ合わせ、第1のスクロー
    ル部材を静止させ、第2のスクロール部材を旋回運動す
    るように構成してなるスクロール流体機械において、第
    2のスクロール部材の中央部の反ラツプ側端板面に接す
    る冷却流体通路と、該冷却流体通路に接続する駆動軸の
    中心部に設けられた長穴と、該長穴に冷却流体を供給す
    る手段を備えたこと全特徴とするスクロール流体機械。 15、第1のスクロール部材にフレームの静止力を伝え
    る部材の環状ハウジング部分に接した潤スク四−ル流体
    機械。 16、端板と、この端板の一面上に鉛直に、かつ渦巻状
    に形成されたラップとを備える1対のスクロール部材を
    、そのラップ同士を対向σせてかみ合わせ、第1のスク
    ロール部材を静止させ、第2のスクロール部材を旋回運
    動するように構成してなるスクロール流体機械において
    、第2のスクロール・部濁の外周部のラップa+端板面
    に対向する環状ハウジンク部分全第1のスクロール部拐
    が有し、該環状ノ・ウジングの第2のスクロール部材側
    の端面部に、円周状の溝又は円形の凹部を設け、該溝又
    は四部に、第2のスクロールの端板面と当接するモーメ
    ント支持部材を配置すると共に、前記環状ハウジングに
    設けられたネジ部にねじ込まれたホルトの先端が、前記
    モーメント支持部制又は該モーメント支持部材のバック
    アップ部制の背面に当接するよう構成したことを%徴と
    するスクロール流体機械。 17、前記モーメント支持部材と両スクロールの流体機
    械。 18.端板と、この端板の一面上に鉛直に、かつ渦巻状
    に形成されたラップとを備える1対のスクロール部材を
    、そのラップ同士を対向させてかみ合わせ、第1のスク
    ロール部材を静止させ、第2のスクロール部材を旋回運
    動するように構成してなるスクロール流体機械において
    、第1及び第2のスクロール部材の、少なくとも一方の
    ラップ及び端板のラップ側の面に、金属に接合しやすく
    耐熱性の高い樹脂に、二硫化モリブデン微粒子とガラス
    繊維又はカーボンファイバ′t−混入した自己潤滑性材
    料の層を形成したことを特徴とするスクロール流体機械
    。 工9.第1のスクロールにフレームの静止力を伝える部
    側の環状ハウジング部に、スクロール部体機械。
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