JPH0583753B2 - - Google Patents

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JPH0583753B2
JPH0583753B2 JP58077412A JP7741283A JPH0583753B2 JP H0583753 B2 JPH0583753 B2 JP H0583753B2 JP 58077412 A JP58077412 A JP 58077412A JP 7741283 A JP7741283 A JP 7741283A JP H0583753 B2 JPH0583753 B2 JP H0583753B2
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scroll member
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Nobukatsu Arai
Naoki Maeda
Masato Ikegawa
Shigeru Machida
Tooru Arai
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication of JPH0583753B2 publication Critical patent/JPH0583753B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/10Outer members for co-operation with rotary pistons; Casings
    • F01C21/102Adjustment of the interstices between moving and fixed parts of the machine by means other than fluid pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0215Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/04Heating; Cooling; Heat insulation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスクロール流体機械(圧縮機、真空ポ
ンプ、膨脹機、流体ポンプなど)のうち主に圧縮
機や真空ポンプに係り、特にクリーンな圧縮ガス
やクリーンな真空を得るためのスクロール流体機
械に関する。
〔従来の技術〕
スクロール圧縮機と真空ポンプにおける作動
は、基本的に同じである。ガスの圧縮により発生
する熱により、運転時にスクロールラツプの温
度が上り、ラツプが熱膨脹し、初期ギヤツプが小
さいと、スクロール同士が接触を起す。特に軸方
向が問題。外周部よりガスを吸入し、中央部へ
向つて圧縮を行うため、中央部が外周部に較べて
高温となり、このため中央部と外周部に熱膨脹の
差が生じる。構造によつては、他の部品の熱膨
脹がスクロールラツプの軸方向相対位置に影響す
る。などの問題がある。従つて、組立時に熱膨脹
に相当する軸方向ギヤツプをスクロールラツプの
先端面と対向する端板面の間に設けて、スクロー
ル同士の接触を防止しないと、機械損失の増大
や、ラツプ損傷の原因となる。また、初期ギヤツ
プが大きいと、圧縮作業を行わず、性能が得られ
ない。一方、高温部の温度レベルが高すぎる(概
略200℃以上)と、熱膨脹だけでなく、部材の強
度面にも問題が生じるから、部材の冷却による温
度の低下が重要な課題である。
従来、熱膨脹による悪影響を解消することを目
的とする発明としては、特開昭57−171002号公
報、特開昭57−183589号公報などが知られてい
る。特開昭57−171002号公報に開示された発明
は、スクリーン部材のラツプと等しい膨脹係数の
デスタントピースを高温度となる領域および低温
度領域の両方にそれぞれ設置し、各位置の温度レ
ベルに合つたすなわち、熱膨脹量に合つた量だけ
変位させて、ラツプの先端と端板との間の〓間を
適正に維持しようとするものである。
特開昭57−183589号に、固定スクロール部材の
端板内に放射状にヒートパイプを埋め込む、ある
いは端板外壁に接合して、固定スクロール部材の
温度の均一化を計り、ラツプ先端の軸方向ギヤツ
プを均一にする方法が開示されている。
又、昭和10年実用新案出願公告第15342号公報
には、可動翼形のロータリ圧縮機において圧縮行
程側(排出室側)のケーシングに水套部を設け冷
却水を流すことが開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、特開昭57−171002号公報、特開昭57−
183589号公報、特開昭57−171002号公報に記載さ
れた発明は、デスタントピースが温度レベルに異
なる領域に別々に設置されているために、両デス
タントピースによつて異なる変位量をスクロール
部材間に強制的に加えられる。そのため、スクロ
ール部材の端板に反りが生じ、これに伴い、ラツ
プも軸心方向に対して傾き、ラツプの先端側とラ
ツプ根元部が局部的に当り、相対的に運動する2
つのスクロール部材間の接触を避けるという所期
の目的を達成されない。
又、特開昭57−183589号公報に記載されたもの
は、ヒートパイプ等の熱移動手段を固定スクロー
ルの端板に設けて、端板の内部中心より外部に向
けて移動するように構成はしているものの、ヒー
トパイプは周方向に間隔をおいてしか配置できな
いものであり、凝縮部と蒸発部との間に温度差を
有さないと働かないものであるため、径方向及び
周方向に温度むらを生じやすいものであつた。
又、固定スクロール部材のフレームへの支持部材
には、ヒートパイプが形成されておらず、そのた
め、固定スクロール部材はフレームに対して軸方
向にほとんど変位しない。
又、昭和10年実用新案公告第15342号公報に開
示のものは、冷却水を流す水套部を備えてはいる
ものの、単に排気側を冷却するものであり、スク
ロール流体機械特有の熱変形によるラツプの先端
側とラツプ根元側の接触については配慮されてい
ないものであつた。
そのため、ラツプ先端が、端板に接触してしま
う。
また、この発明は、低圧チランバ方式の空調用
圧縮機に関するものであり、これによると、固定
スクロールの環状ハウジングの内外周面は、低温
の吸入ガスに接する。従つて、固定スクロール端
板上部のみ熱を伝えても、吸入ガスの冷却によ
り、該環状ハウジングの温度は均一にならず、中
央部に相当する熱膨脹は得られない。また、吸入
ガスの過熱を増大させ、性能を低下させるという
欠点がある。すなわち、この場合は、ある閉じら
れた系(作動ガス→作動ガス)内で熱を移動させ
ている。
本発明の目的は、対のスクロール部材のラツプ
間の〓間特に軸方向〓間を微小に適正に維持でき
るスクロール流体機械を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のスクロール流体機械は、上記目的を達
成するために、端板に鉛直に、かつ渦巻状に形成
されたラツプを備えた一対のスクロール部材を、
そのラツプ同士を対向させてかみ合わせ、第1の
スクロール部材を直接あるいは間接に静止フレー
ムに固定し、前記第2のスクロール部材を前記第
1のスクロール部材に対して旋回運動させて気体
を圧縮あるいは膨脹させるとともに、スクロール
部材を冷却する熱移送手段を備えたスクロール流
体機械において、前記熱移送手段が冷却流体を流
通させるものであつて、冷却流体の通路手段を、
前記第1のスクロール部材の外部に設けられたケ
ーシング手段の内壁面と第1のスクロール部材の
反ラツプ側の端板面との間、および前記ケーシン
グ手段の環状ハウジングの内壁面と前記第1のス
クロール部材の外周壁部分に設けられ前記静止フ
レームにより支持され静止フレームの静止力を伝
える軸方向に延びた環状ハウジングの壁面との間
で形成し、前記第1のスクロール部材の反ラツプ
側の端板面が前記冷却流体に接する伝熱フインを
備えるものであつて、前記冷却流体を第1のスク
ロール部材の反ラツプの側の端板面のほぼ全周に
わたつて中央から外周部へ向かつて流れるととも
に前記第1のスクロールの環状ハウジングの壁面
部に接して流れるように構成したことを特徴とす
るものである。
〔作用〕
前記冷却流体の通路手段を、第1のスクロール
部材の外部に設けられたケーシング手段の内壁面
と第1のスクロール部材の反ラツプ側の端板面と
の間、および前記第1のスクロール部材の外周壁
部分に設けられ、前記静止フレームにより支持さ
れ静止フレームの静止力を伝える軸方向に延びた
環状ハウジングの壁面で形成し、かつ前記冷却流
体を第1のスクロール部材の反ラツプ側の端板面
のほぼ全周にわたつて中央から外周部へ向つて流
れるとともに前記環状ハウジングの壁面部を流れ
るように構成しているので、第1のスクロール部
材の中央部を冷却することができ、この加熱され
た冷却流体がほぼ全周にわたつて外周部に向つて
流れるため、第1のスクロール部材の径方向、周
方向に温度むらび生じるのを少なくできる。又、
第1のスクロール部材の外周壁部分に設けられ静
止フレームにより支持された静止フレームの静止
力を伝える軸方向に延びた環状ハウジング部分
に、第1のスクロール部材の高温領域を冷却した
後の熱媒体を導入し、この熱媒体によつて環状ハ
ウジング部を加熱して環状ハウジング部分を軸方
向に膨脹させるので、ラツプの高さを、ラツプの
全長にわたつて実質的に均一にし同時にラツプの
軸方向の熱膨脹量に実質的に見合う量だけ、環状
ハウジング部分を軸方向に膨脹させることができ
る。
又、フインを設けることにより圧力差によるた
わみ及び温度差による端板のそり等に対する強度
を保てる。
〔実施例〕
以下本発明を圧縮機に適用した一実施例を第1
図、第2図により説明する。
第1図、第2図において、1は固定スクロール
(第1のスクロール部材)で、その端板1aに直
立したラツプ1bが旋回スクロール2(第2のス
クロール部材)の端板2aに直立したラツプ2b
とかみ合つて配置されている。固定スクロール1
は、フレーム3にその環状ハウジング部4bが固
定されたケーシング手段4の端板4aにボルト5
で固定されている。このケーシング手段4と固定
スクロール1の反ラツプ側面との間には、ほぼ全
周にわたつて冷却流体が流れる通路が形成されて
いる。ボルト5はさらに別のボルトで端板4aに
固定されたボルト押え6で押えられている。固定
スクロール1の環状ハウジング1cの外周面は、
フレーム台座部3aの内周面で径方向位置決めが
されている。旋回スクロール2は、端板2aより
反ラツプ側に設けたボス2cの部分が、駆動軸7
の主軸部7aと一対に形成された偏心部7bに、
針状コロ軸受などの形式の軸受8を介して装着さ
れている。駆動軸7は、フレーム3と一体の軸受
ハウジング3bに固定された、第1の主軸受9及
び第2主軸受10で支持されている。旋回軸受8
は押え部品11で、第2主軸受10は、押え部品
12で各外輪部分が固定されている。駆動軸7
は、旋回スクロール2の運動により発生する遠心
力と逆向きの遠心力を駆動軸7に与える付加質量
7fが結合されている。13は、旋回スクロール
2に作用するスラスト力をボール13aを介して
フレーム3で受けるスラスト軸受、14は、やは
り旋回スクロール2に作用する回転力を、フレー
ムに固定され、一直線上に配置された2個のキー
15及び、キー15と直角方向一直線上に配置さ
れ、旋回スクロール端板2a背面の2個のキー1
5′(図示せず)を介して受けて、旋回スクロー
ル2の自転を防止するオルダムリングである。1
6は、固定スクロール1に設けられたガス吸入孔
1fに結合された断熱材製の吸入管であり、ケー
シング手段4に固定された接続ピース17を介し
て吸入配管18に接続している。吸入管16及び
吸入配管18のピース17内接部には、各々Oリ
ングが設けられており、その結果、吸入管16及
び吸入配管18は、ケーシング手段4に対し、軸
方向に微少移動可能である。1gは吐出孔1hを
形成する固定スクロール1と一体に作られた吐出
管である。吐出管1gは、ハウジング4の突出部
4cに設けたOリングを介し、吸入管16と同様
な構造で吐出配管19に接続している。20は、
旋回スクロール2の固定スクロール1側への変位
を抑制するモーメント支持部材としての摺動体
で、この場合リング状に形成されている。摺動体
20は、円柱状のピースとしてもよい。材質とし
ては摩耗しにくく、低摩擦係数を持つた合成樹
脂、あるいはカーボン等で作られる。21は摺動
リング20のバツクアツプをする金属リングであ
り、22は金属リング21を介して摺動リング2
0の位置決めをするボルドである。ボルト22の
位置は、組立て時に決められ、スプリング23に
よりゆるまないようにされている。24はケーシ
ング手段4の突出部4cに結合された結油管、2
5は、フレームの軸受ハウジング3bに結合した
給油管である。26は潤滑油50のタンクであ
る。27はタンク26から潤滑油を排出する排油
管である。28は、給油管25からの潤滑油を駆
動軸7の中心部に設けられた油供給孔7cに円環
溝7e、放射状油孔7dを介して供給するための
摺動円筒状部材である。潤滑油は別体のポンプあ
るいは駆動軸7に結合されたポンプ(図示せず)
により、必要に応じてオイルクーラ(図示せず)
等を介して循環させられる。29は、摺動リング
20とラツプ1b,2bの中間に配置された潤滑
油シール用のベローズで、このベローズ29は作
動ガス及び油が不浸透で、かつ旋回スクロール2
の運転に追従して十分な耐久性のある高分子材
料、ゴム、あるいは金属で作製される。30,3
1は、ベローズ29の両端に、ベローズ29と一
体となつて結合した弾性体で、一方、30は固定
スクロール端板1aの内壁の環状ハウジング部1
cの内周面に近い位置に設けられたリング状の溝
に、他方31は、旋回スクロール2のリング状突
起2dに設けられたリング状溝にはめ込まれてい
る。図では明解でないが、ベローズ29は、全長
時には固定スクロール1と旋回スクロールが十分
離れ得る長さを有する。取付け構造に関しては、
固定スクロールの環状ハウジング部分1cを分割
形とするなど、あるいは、ベローズ両端の弾性体
30,31の形状、材質等この実施例の限りでは
ない。
32は、固定スクロールの環状ハウジング部分
の内壁に接合された断熱材である。また、4eは
ケーシング4の外部放熱を防止する断熱材を示
す。また、1i,4dは各々の伝熱フインを示
す。1j,3d,3eは潤滑油の通路孔で、各々
複数個設けられている。3fは円周状に設けられ
た潤滑油の逃げ溝である。
32は潤滑油の外部への漏れを防止するオイル
シール手段である。
コーテイング材は、フエノール樹脂系、エポキ
シ樹脂系など金属に接合しやすく、耐熱性の高い
樹脂に、二硫化モリブデン微粒子とガラス維持、
又はカーボンフアイバ等を混入したものが適す
る。
1e,2eは、各々固定スクロール1及び旋回
スクロール2のラツプ1b,2b及び端板1a,
2aの内面に施された、30〜50μmの厚さを持つ
自己潤滑性材料の層である。
次に上記のような構成からなる第1の実施例の
作用について説明する。
モータ等(図示せず)により駆動される駆動軸
7の回転に伴つて、旋回スクロール2は、オルダ
ムリング14とキー15及び15′により自転を
阻止された状態で、主軸部7aと偏心軸部7bの
偏心距離を半径とする旋回運動をする。この運動
により、作動ガスは固定スクロール1の吸入孔1
fより吸入室40aに吸引され、その後まず、両
スクロール1,2の鏡板1a,2aとラツプ1
b,2bとで形成されるラツプ最外周部の圧縮室
40に閉じ込められる。この圧縮室40は、旋回
スクロール2の運動に伴つて、ラツプ外周部より
中心部に向つて体積を縮少しながら移動するた
め、ガスは圧縮され、この高圧となつたガス吐出
孔1hより外部へ吐出される。
上記のようにガスに与えられた圧縮動力のうち
の大部分が熱に変換され、この熱によりガス自身
の温度と、両スクロール1,2の温度が上昇する
と共に、前記熱に、旋回スクロールボス部2c及
び軸受8を介して駆動軸7にも伝導される。従つ
て、両スクロール1,2、駆動軸7等の部品の熱
膨脹を招くことは周知のことである。また、通常
は、両スクロール1,2の外周部は、低温の吸入
ガスにさらされ、両スクロール1,2の中央部と
外周部で温度差、すなわち熱膨脹量に差が生じ
る。当然中央部の熱膨脹量が大きい。さらに、端
板を含めた固定スクロール1と旋回スクロール2
の軸方向寸法の差や、材質の違いがあれば、両ス
クロール1,2のそれぞれの場所の熱膨脹量にも
差が生ずる。
本実施例は、両スクロール1,2の材質及びケ
ーシング手段4の材質を等しくしており、ケーシ
ング手段4の環状ハウジング部4bと、フレーム
3の台座部3aを含め、固定スクロール1のラツ
プ先端面からの軸方向寸法を固定スクロール1の
軸方向寸法より若干大きくとつてある。これは、
ラツプ1b、端板1a中央部の温度と冷却体
(油)の温度、該環状ハウジング部4bの温度を
完全には等しくはできないことによる。
外部で冷却され、低温となつた潤滑油を、給油
管24より、固定スクロール1の中央部分より供
給することにより、温度差の大なる状態で、固定
スクロール端部1aの中央部に放射状等に設けた
フイン1iを介して多量の熱を潤滑油が奪い、フ
イン1iを出る時点では潤滑油の温度は固定スク
ロール端板1a中央部の温度に近づく。このと
き、潤滑油は固定スクロール端部のほぼ全周にわ
たつて中央から外周部に流れるので、周方向、径
方向に温度むらを生じることが少ない。フイン1
iを設ける部分の端板は、ラツプ側とフイン側の
温度勾配が小さくなるよう、端板1a外周部より
薄くし、圧力差によるたわみ及び温度差による端
板1aのそり等に対する強度はフイン1iに負わ
せるよう形成している。潤滑油の供給温度と、供
給量の調整により、端板中央部と潤滑油の温度差
は10〜20℃にできる。吐出ガスの温度そのもの
も、潤滑油を供給しない場合に較べれば、大幅に
低下している。
熱を奪つた潤滑油は、固定スクロール1の端板
1aの外壁とケーシング手段4の内壁との間に形
成された潤滑油流路41を、径方向全体に渡つて
均等に流れる。さらに固定スクロール1の環状ハ
ウジング部1cの外周面とケーシング手段4の環
状ハウジング部4bの内面及び環状ハウジング4
bの内周面に設けられたフイン4dで作られる流
路42を通つて流れ、ここで、ケーシング手段4
の環状ハウジング4bは、潤滑油より熱を受け、
温度を端板1a中央部の温度に近づける。その
後、潤滑油は油孔1jを通つて旋回スクロールが
位置するフレーム内(駆動軸7側)の空間43へ
流れ込む。この時、大部分は、フレーム3の油通
路3d(複数個)を通つて空間43へそして、油
孔3e(複数個)を通つてタンク26へ直接流れ
るようになつている。一部の潤滑油は、摺動リン
グ20の摺動面、スラスト軸13とオルダムリン
グ14とキー15,15′等の潤滑を行う。
昇温されたケーシング手段の環状ハウジング部
4d及び端板4a、およびフレーム台座部3aの
一部の熱膨張量の総和の分、ケーシング手段4
が、例えば、フレーム3のスラスト軸受支持面に
対し図面上で上方に移動する。従つて、ボルト5
を介して固定スクロール1の位置も上方へ移動す
る。これにより固定スクロール1の中央部におけ
るラツプ1b先端面と旋回スクロール2の端板2
a及び、旋回スクロールラツプ2b先端と固定ス
クロール端板1a間のギヤツプ維持、あるいは強
い当りの防止が達成される。加えて、潤滑油が流
路41を径方向全体に渡つて流れるため、固定ス
クロール1はなかりな程度で温度が均一化され、
ラツプ1bの熱膨張量は、中央部と外周部で大き
な差が生じない。すなわちギヤツプにも大きな差
は生じない。
一方、ボルト5により、ケーシング手段4と固
定スクロール1の位置決めが組立時に行われる。
すなわち、旋回スクロール2の図示の状態を組ん
だ後、固定スクロール1を旋回スクロール2にの
せた状態で組み合わせ、次にケーシング4を、ボ
ルト5の位置関係に合わせてかぶせ、フレーム3
に仮止めする。その後、ボルト5(3本以上)を
ケーシング端板4aの穴より入れて、固定スクロ
ール端板1aのネジ穴にネジ込み、ボルト5の頭
の下端面がケーシング端板4aの上面に接するま
で入れる。固定スクロール1のフレーム3(旋回
スクロール2)に対する回転方向の位置決めをケ
ーシング4を介して行つた後、ケーシング4をフ
レーム3に完全に固定する。その後、ボルト押え
6によりボルト5をケーシング4に対し軸方向に
移動不能なように押え込む。このようにしたこと
で、ボルト5をボルト押え6の穴6aを通つて、
六角スパナ等でまわすと、固定スクロール1が旋
回スクロール2に対し、軸方向に動く。従つて、
ボルト5の操作により微細な初期調整及び、運転
状況に応じたギヤツプ設定変更が可能となつてい
る。
一方、摺動リング20は前述のように旋回スク
ロール端板2aのラツプ側端面に対し微小なすき
まで組立時に位置決めされ、旋回スクロール2
の、ラツプ2bに作用するガス力のモーメントで
生ずる傾きを、小さなギヤツプの範囲で押え、姿
勢を安定させる。これにより、ラツプ1b,2b
同士の当り防止と、圧縮室の漏れ防止が十分とな
る。
ベローズ29は、潤滑油の圧縮室への侵入を完
全に防止しており、この位置に配置したことで、
前述の摺動リング20の潤動面の油潤滑が可能と
なつている。
一方、給油管25から給油された潤滑油は、駆
動軸7の給油孔7cを通つて旋回スクロール2の
端板2aの背面中央部の空〓45に供給される。
給油孔7cを通る時点で、潤滑油は駆動軸7を冷
却し、空間45に入つた時点で旋回スクロール2
の端板2aの中央部(高温部)を冷却し、この近
傍の端板2a及びラツプ2bの温度を低下させ
る。これに伴い、前述の固定スクロール1側の冷
却と共に、吐出温度そのものの低下にも役立つ。
また、旋回スクロール2の端板外周部は、場合に
よつては固定スクロール1の冷却を行つた潤滑油
によりむしろ加熱され、結果として旋回スクロー
ル2の温度の均一化が達成される。これはラツプ
2bの軸方向の熱膨張の均一化、すなわちギヤツ
プの均一化をも達成するものである。さらに、固
定スクロール1の端板1aと旋回スクロール2の
端板2aの温度の相違を小さく押えることが出
来、その結果、両端板1a,2aの半径方向の熱
膨張量の差が小さくなる。すなわち、偏心軸7b
の偏心量の設定によつて、両スクロールラツプ1
b,1aの各接点側面に設けられた「半径方向す
きま」が、運転中形成されるすべての接点位置で
は、ほぼ一定に保たれる。これは、初期設定すき
まを十分小さく押えられる利点がある。
第3図〜第5図は、第1図、第2図の実施例に
対し、固定スクロール1の中央部の温度が伝達さ
れ、熱膨張して固定スクロール1に軸方向変位を
与える環状ハウジングの部分を設ける部材を変更
したものである。
第2図は、該環状ハウジング部分を固定スクロ
ール1自身の環状ハウジング1cとしたものであ
る。環状ハウジング1cをフレーム3にボルト3
4で固定するので、固定スクロール1にフレーム
の静止力を伝える部材とは固定スクロール自身と
なる。第1図のフイン4dの代りに、固定スクロ
ール環状ハウジング1cの外周面にフイン1kが
設けられている。
固定スクロール1と旋回スクロール2の組立時
に位置決め及びその後の調整は、テーパ溝付リン
グ60をテーパブロツク61により軸方向に動か
すことにより、リング60上のスラスト軸受13
の軸方向位置を変えて行う。すなわち、テーパブ
ロツク61をボルト63により押すとリング60
が上がり、ボルト63をゆるめると、バネ62に
よりブロツク61がボルト63側へ戻つて、リン
グが下がる。潤滑油のシール手段100は固定ス
クロールの環状ハウジング1cの下端面に設けら
れた溝にOリング101と共に挿入されたリング
部材である。このリング部材は、摺動体20と同
様な材質で製作されている。摺動体20がリング
の場合にはシールが2段あると同じ効果がある。
第4図は、フレーム3に固定された固定スクロ
ール1の環状ハウジング部70を固定スクロール
1とは別体で、かつ固定スクロール1より熱膨張
係数の大きい材質で製作した、固定スクロール1
に結合したものである。該環状ハウジング70は
端板1aにボルト71等で固定されている。組立
時の固定スクロール1と旋回スクロール2の位置
決め調整は、テーパ溝付リング65、テーパブロ
ツク66、ボルト67、押え68の組合せ機能に
より、ボルト67の操作で行われる。固定スクロ
ール1の環状ハウジング1cの部分には、第1図
で説明した旋回スクロール2のモーメント支持機
構部材20,22等と、潤滑油の作動室への侵入
を防止するシールリング100が、Oリング10
1と共に配置されている。
潤滑油を熱輸送媒体としているため、固定スク
ロール1の中央部と前記環状ハウジング70の温
度は完全に等しくは出来ない。従つて、該環状ハ
ウジング70を熱膨張係数の大きな材質とするこ
とにより若干低い温度でも中央部の熱膨張量と等
しい熱膨張量を得ることができる。
第5図は固定スクロール1に軸方向変化を与え
る環状ハウジングの部分をフレーム2の台座部3
aを一部延長して形成したものである。固定スク
ロール1の端板1aの外周部をフレーム3に設け
られた環状ハウジング3fにボルト72で固定し
ている。該環状ハウジング3fには、伝熱フイン
3gが設けられており、熱輸送媒体としての潤滑
油との熱交換を促進して、該環状ハウジング3f
の温度と固定スクロール1の中央部の温度差が極
力小さくなるようにしている。実際に生じてしま
う温度差の程度により、該環状ハウジング3fの
鉛直方向寸法を固定スクロール1の鉛直方向寸法
より長くする、あるいは、フレーム3そのものを
両スクロール1,2の材質より熱膨張係数の大き
な材質で作つてもよい。
組立時の両スクロール1,2の位置決めは、第
3図の実施例と同様に、スラスト軸受13の軸方
向位置調整にて行われる。
第6図は、第1図の実施例に対し、旋回スクロ
ール1の支持構造が異なり、この構造に適応させ
るため、ケーシング手段4を、両スクロール1,
2の材質よりも熱膨張係数の大きな材質に変更し
た実施例である。旋回スクロール1は、そのボス
部1cの部分で組合せアンギユラ軸受等の軸受3
5と、軸受固定ボルト36及び押え11により、
駆動軸7の偏心部7bに支持されるよう構成して
いる。この場合、旋回スクロール1の軸方向の動
きは駆動軸7と一体となる。すなわち旋回スクロ
ール1に作用するスラスト力は軸に伝達される。
また、駆動軸7はフレーム3に、組合せアンギユ
ラ軸受等の軸受37で、フレーム3に対する軸方
向の動きがないように支持されている。従つて、
前記スラスト力は、最終的に、軸受37で受け、
旋回スクロール1を支持している。
この場合、駆動軸7の軸受37から図面上で上
の部分の熱膨張量が、旋回スクロール1の熱膨張
量に加えて、旋回スクロール1の位置、すなわち
両スクロールラツプの軸方向ギヤツプに影響す
る。従つて、第1図の実施例に対し、軸方向のギ
ヤツプ変化量が大となるので、この分を補償でき
るよう、ケーシング4を熱膨張係数のより大きな
材質のもので作製している。この実施例の利点
は、スラスト軸受(第1図の13)が不要とな
り、そのスペース分小形設計が可能となること
と、機械損失が比較的小さくできることである。
第4図、第5図に示したような構造と第5図の
軸受構造の組合せも可能である。また、第5図で
は、第1図のピース17をケーシング4で一体で
成形した1eとし、潤滑油50をフレーム3に設
けた空間3iに溜める構造としている。また、本
実施例では、固定スクロール1だけにコーテイン
グ1eを施してある。また、固定スクロール1の
環状ハウジング部1cに配置された旋回スクロー
ル2のモーメント支持部材102は、旋回スクロ
ール2との当接部がボールであるリング状部材と
している。
第7図はさらに別の実施例で、圧縮途中の作動
室40から吸圧圧力から吐出圧力に至る中間の適
当な圧力を、固定スクロール1の端板1aの小孔
1nより抽出し、パイプ74、ケーシング手段4
の突出部4cの穴4f、配管75、逆止弁76、
配管77、フレーム3の台座部3aの小孔3mを
通じて、旋回スクロール2の背面の空間44に導
いている。逆止弁76は、潤滑油の作動室内への
逆流を防止するものである。尚、潤滑油の回路
は、空間44の中間圧力を保つために、完全な閉
サイクルに構成されている。中間圧のガス圧が旋
回スクロール2の背面に作用することにより旋回
スクロール2を固定スクロール1に押し付けるこ
とができる。熱膨張により両スクロール1,2間
のギヤツプの変化が、ケーシング4の環状ハウジ
ング4bにより補償されることにより、このよう
な押し付け駆動が可能となる。中間圧による合力
は、作動室内のガスの圧力に浜る力の合力より若
干大きくなるよう中間圧のレベルが決められ、こ
の中間圧の合力による逆スラスト力は、旋回スク
ロール2の端板2aの外周面と固定スクロール1
の環状ハウジング1cの下端面の間に設けられた
スラスト軸受78で受けられる。図1でスラスト
を受けた軸受13は、今後は旋回スクロール2の
傾き防止機構として作用する。
固定スクロール1の中央部の突出部1mには、
吐出孔1bに通ずるネジ穴が切つてあり、ここに
は、ガス通路となる丸孔72a及び六角穴72b
を持つ特別のボルト72がねじ込まれている。こ
のボルト72は、ケーシング手段の突出部4cに
固定されたカバー73と、ケーシング突出部4c
に設けられた段差部分で押え込まれている。吐出
配管19を挿入する前に、前記六角穴72bを用
いて、ボルト72を回転させることにより、固定
スクロール1を上下(前後)に動かすことがで
き、位置の調整ができる。位置決めがなされた後
はボルト38をしめ込んでケーシング4と完全に
一体とする。
第8図は、本発明の別の実施例で、温度均衡手
段を構成する熱輸送媒体を気体としたもので、特
に空気圧縮機に適する。まず、第1図等で示した
実施例と構成上異なる主な点を説明する。
旋回スクロール2の自転防止機構として、グリ
ース潤滑によるスクロール1の外周部に設けられ
た軸受79、及び旋回スクロール2の外周部に設
けられた軸受80で支えられたピンデイスク81
を用いている。小径のピン部の軸芯と、大径のデ
イスクの軸芯の偏心は、駆動軸7の主軸7aと偏
心ピン部7bの軸芯のずれとほぼ等しくされてい
る。ピンデイスク81は、旋回スクロール2の運
動に伴い各々の軸受79,80部分で回転する
が、デイスク部分が固定スクロール1により支持
されているから、旋回スクロール2は回転は阻止
され、旋回運動が実現する。ピンデイスク装置7
9〜81は、2組以上設けられるのが望ましい。
旋回スクロール2は、端板2aとラツプ2bか
らなる本体2と、この本体2に複数のボルト83
によつて固定された背板82から構成されてい
る。本体2の背面中央部には、放射状等に形成さ
れたフイン2gを含むくぼみが設けられており、
熱移送媒体を封入するための空〓2fが背板82
の端板82aとの間に形成される。背板82の中
央部のボス部82bの内部にグリース潤滑される
軸受8′が配置され、駆動軸7の動力を旋回スク
ロール2に伝達する。ボス部82bの外周面に
は、伝熱フイン82cが放射状等に設けられてい
る。背板82の外周部には、カーボングラフアイ
トあるいはセラミツクとテフロン等の複合材製の
低摩耗、低摩擦係数を有するリング状又はピース
状に成形された無潤滑摺動部材84が埋め込まれ
ており、同様な材質で製作されたスラスト受部材
85とでスラスト軸受を構成している。スラスト
受部材85は、フレーム3の環状ハウジング3f
下部の内周面に周接して組み込まれた環状部材8
6の上端面部86aに設め込まれている。環状部
材86は、ボルト87により軸方向に移動可能と
なつており、組立時の旋回スクロール2の位置決
めが行われる。88はボルトのゆるみ止め用バネ
部材である。また、環状部材86には、空気通路
の穴86bが全周にわたつて複数個設けられ、こ
の穴はフレーム環状ハウジング3fに設けられた
穴3jと連通している。
旋回スクロール2の背板82の背面の空間47
には、背板82等すべてを含む旋回スクロール2
全体の遠心力に対抗する反対向きの遠心力を発生
するバランスウエイト89bを一体とした羽根8
9cを有するフイン89が駆動軸7の主軸7aと
軸芯を同じくして回転するように取り付けられて
いる。フイン89の端板89aには、空気通路と
なる複数個の穴89dが設けられ、フレームの3
l部分には同様に穴3kが複数個設けられてい
る。
固定スクロール1は、その端板1aの外周端
で、フレーム3のフイン3gを外周に備えた環状
ハウジング3fの上端にボルトで固定されてい
る。固定スクロール1の中央部には伝熱フイン1
iが、図1の実施例などとほぼ同様に、但し、比
較的大きく形成されている。駆動軸7には冷却空
気を循環させるシロツコフアン90が取り付けら
れている。フアン90は、フアンが効率よく作動
する形状に成形されたフアンケーシング91に囲
まれている。このフアンケーシング91に接続し
て、冷却空気の流路46を形成する第4図の実施
例のケーシング手段4に対応するダクト手段92
が、固定スクロール1及びフレーム3をおおうよ
うに設けられている。ダクト手段92には、固定
スクロール1の中央部に対応する位置に空気取入
口92aが、また外周部のフアンケーシング91
に近づいた位置には別の空気取入口(複数)92
bが設けられている。空気取入口92bには、ダ
クト93が接続し、このダクト93はさらに、フ
レーム3に固定されフレーム3の鏡板3lとの間
に別の空気流路48を形成するダクト手段94に
接続している。円筒部材85は、給気管16の断
熱と、流路46と外部とのシールを兼ねた弾性部
材、円筒部材96はダクト93に対して同様の作
用をする弾性部材である。
本実施例の効果を説明する。フアン90の回転
により、外気(冷却空気)が空気取入口92aよ
り流入し、高温のフアン1iに接して加熱(固定
スクロールは冷却)される。加熱された空気は固
定スクロールの端板1aの外壁にそつて流路46
を全半径方向に均一に流れる。このため、まず冷
却空気と固定スクロール1の熱授受により、固定
スクロールの温度均一化が計れる。次に、温度が
高められた冷却空気は、フレーム3のフイン3g
に熱を与え、環状ハウジング3fの熱膨張をうな
がす。冷却空気の実効温度と固定スクロール1の
中央部の温度の差を考慮した長さが該環状ハウジ
ング3fには与えられているので、環状ハウジン
グ3fは熱膨張により固定スクロール1を軸方向
に移動させスクロールラツプ1b,2bの先端ギ
ヤツプはほぼ一定に保たれる。フイン3gを通過
後の空気は、流路49を経てフアン90を通つて
外部へ放出される。
一方、空間47に置かれたフアン89の回転に
より、空気取入口92bより大気が吸引され、ダ
クト93、流路48、穴3k,89dを通つて旋
回スクロール2の背板82に設けられたフイン8
2cの部分に流入する。大気とフイン82cの熱
交換により、背板82が冷却される。固定スクロ
ール端板2a中央部と背板82によつて形成され
る空〓には、フロン冷媒もしくは水、あるいはそ
の他の冷媒がその種類に応じて適当な圧力で封入
されており、端板2a及びフイン2gの接触部で
蒸発、背板82接触部で凝縮しこの空〓中を循環
して旋回スクロール端板2a及び背板82側と交
互に熱交換して、最終的に背板のフイン82cの
大気に熱を効率よく放出する。これにより、旋回
スクロール3aの冷却が良好に行われると共に、
背板2aの温度均一化を達成している。フイン8
2c冷却後の大気は、穴86b,3jを通つて、
流路46に合流し、最終的には、フイン90によ
つて外部へ放出される。
空〓2f内での熱交換を良好にする為に、フイ
ン2gの半径を背板82側に設けて交互に配置す
ることも考えられる。また、冷媒を用いずに油等
の顕熱だけ利用する媒体を用いてもある程度目的
は達せられる。
本実施例は空気圧縮機について述べたが、冷却
体系路を閉サイクルとし、ガスクーラ等を別途配
置するなどして、別の流体に応用可能である。
スラスト軸受を構成する部材84及び85の両
者に低摩耗な無潤滑摺動材を用いるのは、スラス
ト軸受の摩耗によるスクロールラツプ先端部の軸
方向ギヤツプの変化を微小とするためである。一
方だけを低摩耗な無潤滑摺動としても、通常この
種の材料は非常に硬度があるため、相手材が通常
の鋼などでは、相手材が大きく摩耗する。従つ
て、摩耗によるギヤツプ変化が大きくなり、本発
明を適用するしないにかかわらず性能低下の原因
となるので、両者とも低摩耗材で構成すべきであ
る。
第9図は、第8図の実施例で旋回スクロール2
の背面の冷却を冷媒を中間媒体にして行つたもの
を、固定スクロール側へも適用した実施例であ
る。固定スクロール1の外壁とカバー97の間及
びフレーム3の環状ハウジング3fの内周面の間
で冷媒の封入空間99及び3lを形成する。フレ
ーム3の環状ハウジング3fは図面上で上方へか
なり立ち上げてあり、それに合わせて固定スクロ
ール1のフランジ部1pも立ち上げ、1pのフラ
ンジとの境の立ち上げ部分には、2つの空間99
と3lを結ぶ穴1qが全周にわたつて複数個設け
られている。一方、固定スクロールの端板1aに
は、径方向の貫通穴1oが複数個放射状に設けら
れており、この穴1oは空間3lと固定スクロー
ル中央フイン部1iとの空間を連絡している。
作用を説明する。中央フイン部1iで蒸発した
冷媒は、圧力を若干上昇し、空間99を圧力の若
干低い(温度の若干低い)外周部に向つていわゆ
る熱サイフオン効果によつて流れる。フレーム3
の環状ハウジング3fは外部で空冷されており、
フイン3kを介して冷媒は凝縮する。この時、環
状ハウジング3fは冷媒により加熱されることに
より、必要な熱膨張を生じる。凝縮後の冷媒は、
貫通孔1oを通つて再び中央部へ供給される。冷
媒をこのように用いることにより、非常に効果的
に温度の均衡が得られる。
なお、固定スクロールを中央の熱膨張に応じて
軸方向に動かすという作用は、固定スクロールを
フレームに対して支えている環状ハウジング部分
を吐出ガスを周囲に流して加熱する。あるいは温
度制御されたヒータを巻いて加熱するなどの方法
でも達成できるが、この場合、冷却作用は期待で
きず、全体が高温になり、材料の信頼性が問題と
なるし、また、吸入ガスの加熱防止が難かしくな
り、性能も低下する。
一方、実施例としては開示しなかつたが、冷却
体に水を用いることも可能である。例えば、基本
的な冷却体通路構成は第1図のごとくで、但し、
第1図の油孔1jの代りにケーシング手段4の環
状ハウジング4bに水の排出孔を設けて、旋回ス
クロール2の背面へは水が流入しないように構成
すれば良い。また、第3図、第4図あるいは第5
図に示したように、固定スクロール1をフレーム
3に直接固定し、但しケーシング4を設けず、固
定スクロール1の端板外壁及び外周リブの外壁に
接して水配管をコイル状に巻き付けて、冷却水を
固定スクロールの中央部から、環状ハウジング方
向に流しても本発明の目的はある程度達成でき
る。これは、第8図の実施例を一部変更すること
によつても実施可能である。
しかし、一般に水を冷却体に使うことは、軸受
等の潤滑を油で行うものにとつては、水の冷却サ
イクルを別途設けるか、冷却水をたれ流しにする
ことにより、最適とはいえない。また、小形の空
気圧縮機等では、空冷化が望まれるという点で、
最適とはいえない。もちろん、水冷を採用しても
十分メリツトのある場合は採用してもいつこうに
さしつかえない。
これも実施例として特に開示しなかつたが、例
えば第1図の実施例で、ラツプ側を下にした配
置、すなわち、機械を逆さまにした構成も考えら
れる。この場合、タンク26等は不要となり、給
油方法も軸受10の潤滑等も考慮して変更する必
要があるが、目的とする効果の一部は十分達成で
きる。すなわち、旋回スクロール2の背面中央部
に供給されて温度上昇した潤滑油が、固定スクロ
ール1の環状ハウジング部1cに設けられた軸絡
孔1jを通つてケーシング手段4の環状ハウジン
グ4bの内周壁に沿つて流れるから、該環状ハウ
ジング4bは加熱され、第1図の実施例に近い効
果が得られる。固定スクロール1に対しては、固
定スクロール1の径方向の温度変化と、潤滑油の
温度変化が並行流の関係となり、温度の均一化の
面ではむしろ良好な結果が得られる可能性があ
る。パイプ24はこの場合、潤滑油の排出孔とな
る。
さらに、別の実施例に言及すれば、例えば、第
1図でタンク26をもつと大きくして、駆動軸に
結合されるモータ、ポンプ等を収納して、密閉形
の機械とする構成が考えられる。第7図の実施例
にこの構成を適用することは非常に意味があり、
特殊な流体を扱う場合等有効である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、第1のス
クロール部材の反ラツプの側の端板面の中央部か
ら外周部へ冷却流体をほぼ全周にわたつて流して
いるため、高温領域を冷却した後、加熱された冷
却流体によりスクロール部材の径方向、周方向に
温度が均一化される。又、環状ハウジングの壁面
部を流れるように構成しているので、温度を端板
中央部の温度に近づけることができる。又、スク
ロールラツプの熱膨脹に応じて、固定スクロール
の静止系からの絶対位置を軸方向に変えられ、両
スクロール中央部のラツプ先端と端板面とのギヤ
ツプを常に微小に維持することが可能となると共
に、冷却により部材の最高温度レベルを変形強度
やクリープ等の問題が生じない程度にまで下げら
れ、かつ固定スクロール及び旋回スクロール各部
の温度均一化、すなわち、前述のギヤツプが、両
スクロールラツプの各位置で微小に維持される効
果がある。これにより、圧縮室への給油を行わな
くとも、性能、信頼性共高く、かつ、小形なスク
ロール流体機械が実現できる。
又、フインを設けることにより圧力等によるた
わみ及び温度差による端板のそり等に対する強度
を保てる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体縦断面図、第
2図はラツプのかみ合い状態を示す平面図、第3
図〜第5図はそれぞれ第1図の実施例に対し、発
明の環状ハウジング部分を設ける部分を変更した
別の実施例の部分縦断面図、第6図、第8図は別
の実施例の全体縦断面図、第7図、第9図は別の
実施例の部分断面図である。 1……固定スクロール、1i……伝熱フイン、
1c……固定スクロールの環状ハウジング、2…
…旋回スクロール、3……フレーム、3f……フ
レームの環状ハウジング、4……ケーシング、4
b……ケーシングの環状ハウジング、7……駆動
軸、13,78,87,85……スラスト軸、2
0……摺動性(リング又はピース)、29……潤
滑油シール手段(ベローズ)、32……吸入室の
断熱材、40……作動室、41,42……潤滑油
通路、45……旋回スクロール1背面中央部の空
〓、46〜49……冷却気体通路、90……フア
ン、92……ダクト手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 端板に鉛直に、かつ渦巻状に形成されたラツ
    プを備えた一対のスクロール部材を、そのラツプ
    同士を対向させてかみ合わせ、第1のスクロール
    部材を直接あるいは間接に静止フレームに固定
    し、前記第2のスクロール部材を前記第1のスク
    ロール部材に対して旋回運動させて気体を圧縮あ
    るいは膨脹させるとともに、スクロール部材を冷
    却する熱移送手段を備えたスクロール流体機械に
    おいて、 前記熱移送手段が冷却流体を流通させるもので
    あつて、冷却流体の通路手段を、前記第1のスク
    ロール部材の外部に設けられたケーシング手段の
    内壁面と第1のスクロール部材の反ラツプ側の端
    板面との間、および前記ケーシング手段の環状ハ
    ウジングの内壁面と前記第1のスクロール部材の
    外周壁部分に設けられ前記静止フレームにより支
    持され静止フレームの静止力を伝える軸方向に延
    びた環状ハウジングの壁面との間で形成し、前記
    第1のスクロール部材の反ラツプ側の端板面が前
    記冷却流体に接する伝熱フインを備えるものであ
    つて、前記冷却流体を第1のスクロール部材の反
    ラツプ側の端板面のほぼ全周にわたつて中央から
    外周部へ向かつて流れるとともに前記第1のスク
    ロールの環状ハウジングの壁面部に接して流れる
    ように構成したことを特徴とするスクロール流体
    機械。 2 前記第1のスクロール部材の環状ハウジング
    の部分が、前記第1のスクロール部材の前記ラツ
    プを形成している部材の材質に比べて熱膨脹係数
    の大きな材質で製作されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載のスクロール流体機
    械。 3 前記第1のスクロール部材の環状ハウジング
    の前記冷却流体に接する部分に伝熱フインを備え
    ている特許請求の範囲第1項に記載のスクロール
    流体機械。 4 前記圧縮あるいは膨脹させる気体と前記冷却
    流体とのシール手段を伸縮可能なベローズで構成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のスクロール流体機械。 5 前記ケーシング手段の前記環状ハウジングの
    部分が、環状ハウジングの軸方向の熱膨脹変位を
    前記第1のスクロール部材に伝達するボルト等の
    手段を有し、かつ第1のスクロール部材の下端部
    は前記フレームの内周部に、軸方向に移動可能な
    ように収納されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載のスクロール流体機械。 6 前記第1のスクロール部材を冷却する冷却流
    体が空気であり、該空気は、前記静止フレームの
    外部に出た部分の前記第2のスクロール部材を駆
    動する駆動軸に取り付けられたフアンにより、前
    記ケーシング手段の外部より吸引されるよう構成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のスクロール流体機械。 7 前記第2のスクロール部材を冷却する冷却流
    体が空気であり、該空気は、前記第2のスクロー
    ル部材の背面側の前記静止フレーム内に設けられ
    た前記第2のスクロール部材を駆動する駆動軸に
    取り付けられたフアンにより流動するように構成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
    第4項記載のスクロール流体機械。 8 前記第2のスクロール部材を冷却する前記フ
    アンが、バランスウエイトを兼ねていることを特
    徴とする特許請求の範囲第7項記載のスクロール
    流体機械。 9 前記第2のスクロール部材の反ラツプ側の端
    板面と前記静止フレームの間に前記冷却流体の通
    路を形成したことを特徴とする特許請求の範囲第
    7項記載のスクロール流体機械。
JP7741283A 1983-05-04 1983-05-04 スクロ−ル流体機械 Granted JPS59203893A (ja)

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JP7741283A JPS59203893A (ja) 1983-05-04 1983-05-04 スクロ−ル流体機械

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JP7741283A JPS59203893A (ja) 1983-05-04 1983-05-04 スクロ−ル流体機械

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