JP2686137B2 - スクロール流体機械 - Google Patents

スクロール流体機械

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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/04Heating; Cooling; Heat insulation

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スクロール流体機械に係り、特に、油やご
みの混入を防止して、クリーンな圧縮流体を得ることが
できるスクロール流体機械に関するものである。
〔従来の技術〕
冷凍、空調用として一般に使用されているスクロール
流体機械は、作動室内を無給油状態で運転すると圧縮熱
によって作動室内が高温になり、旋回スクロールと固定
スクロールが互いに衝接し、「焼付き」や「かじり」が
発生して運転不能な状態になる。このため、駆動機構部
を潤滑する潤滑油の一部を圧縮される作動流体に混入さ
せ、作動室内の潤滑と冷却を行っているため、いわゆる
クリーンな作動流体を得ることができない。
クリーンな作動流体が得られるようにしたスクロール
流体機械として、たとえば、実開昭61−12901号公報に
開示されたものが提案されている。
このスクロール流体機械においては、固定スクロール
および旋回スクロールの鏡板の背面(反作動室)側と、
各スクロールのラップの内部に冷却用流体の通路を形成
し、固定スクロールと旋回スクロールを強制的に冷却す
るとともに、固定スクロールと旋回スクロールの外周部
に作動室の、内外を隔絶するシール手段を設けている。
したがって、作動室内に冷却用流体を供給することな
く、「焼付き」や「かじり」の発生を防止し、しかも、
作動室に冷却媒体や塵埃が侵入するのを防止して、クリ
ーンな作動流体を得ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、スクロール圧縮機では、その外周部に負圧が
発生するため、シール手段の摩耗や経時変化による劣化
等でシール効果が低下したとき、固定スクロールと旋回
スクロールの各鑑板の間から冷却用流体や塵埃が作動室
に侵入し、作動流体のスクリーン度を低下させることが
ある。
上記の事情に鑑み、本発明の目的は、シール手段によ
るシール効果が低下しても、作動流体のクリーン度を維
持し得るようにしたスクロール流体機械を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本出願の第1の発明にお
いては、鏡板の対向面側に作動室が形成され、この作動
室内に渦巻状のラップを固定した固定スクロールと、鏡
板の対向面に前記ラップと噛み合う渦巻状のラップを固
定した旋回スクロールと、前記旋回スクロールおよび固
定スクロールの鏡板の前記作動室よりも外周側に設けら
れ、前記作動室内空間とその外部との間をシールするシ
ール手段とを備えたスクロール流体機械において、前記
旋回スクロールに、前記作動室と前記固定スクロールの
鏡板の前記シール手段と作動室側との間の位置とを連通
する連通穴を形成し、前記作動室内の作動流体の一部を
固定スクロールに向けて吹き付けるようにした。
また、第2の発明においては、鏡板の対向面側に作動
室が形成され、この作動室内に渦巻状のラップを固定し
た固定スクロールと、鏡板の対向面に前記ラップと噛み
合う渦巻状のラップを固定した旋回スクロールと、前記
固定スクロールおよび固定スクロールの鏡板の前記作動
室よりも外周側に設けられ、前記作動室空間とその外部
との間をシールするシール手段とを備えたスクロール流
体機械において、前記旋回スクロールに、前記作動室と
前記旋回スクロールの鏡板の前記シール手段と作動室側
との間の位置とを連通する連痛穴を形成し、前記作動室
内の作動流体の一部を旋回スクロールに向けて吹き付け
るようにした。
〔作用〕
作動室中央部の圧縮された作動流体の一部を作動室と
シール手段の間の固定スクロールもしくは旋回スクロー
ルの鏡板に吹き付けることにより、シール手段の作動室
側の圧力を高くすることにより、シール手段の外部にあ
る冷却用流体や塵埃が作動室へ侵入するのを防止する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明を適用したスクロール圧縮機の断面
図である。
同図において、1は底ケーシングで、その底部中央部
には、油流入穴1aが形成され、その外周凹部は油溜め部
1bとなっている。また、油溜め部1bと連通する油流出穴
1cが形成され、オイルポンプ(図示せず)と接続されて
いる。2は軸受で、油流入穴1aの上端に固定されてい
る。3はモータケーシングで、底ケーシング1の上面に
固定されている。4はモータで、ロータ4aを備えモータ
ケーシング3に固定支持されている。5は呼吸栓で、モ
ータケーシング3に固定され、モータケーシング3内の
圧力を外気と同一に保持する。
6は支持プレートで、その上面と下面をつなぐ連通穴
6aが形成され、モータケーシング3に支持されている。
7は軸受で、支持プレート6に固定されている。8はス
ラスト受けで、その上面と下面をつなぐ連通穴8aが形成
され、スラスト受け6に支持されている。
9は固定スクロールで、スラスト受け8に支持され、
下面中央部に作動室10が形成された鏡板11と、作動室10
内に固定された渦巻状のラップ12から構成され、ボルト
により前記支持プレート6、スラスト受け8とともに、
モータケーシング3に一体に固定されている。前記鏡板
11には、作動室10に連通する作動流体吸込口11aと、作
動室10に連通し圧縮された作動流体を吐出する作動流体
吐出口11bと、この作動流体吐出口11bを囲うようにリン
グ状に形成された空間11cと、後述する旋回スクロール
の鏡板を収納する空間を外気と連通させる連通穴11dと
が形成されている。
13は第1のシール部材で、作動室10を囲うように固定
スクロール9に取り付けられている。このシール部材13
は、外気と作動室10内との間のシールを行う。14はフタ
で、前記固定スクロール9の空間11cに連通する油流入
穴14aと油流出穴11bが形成され、Oリング11eを介して
固定スクロール9の鏡板11に固定されている。15は第2
のシール部材で、空間11c内に突出するようにフタ14に
取り付けられ、その先端が空間11cの底と接して、空間1
1cを外方部と内方部とに2分割している。
16は旋回スクロールで、スラスト受け8と鏡板11との
間に摺動可能に支持される鏡板17と、この鏡板17に固定
され、前記作動室10内に挿入され前記ラップ12と噛み合
う渦巻状のラップ18から構成されている。前記鏡板17に
は、空間17aが形成されている。21は第3のシール部材
で、鏡板17に摺動可能に支持され、バネ20でスラスト受
け8と接触するように付勢されている。22は第4のシー
ル部材で、スラスト受け8と接するように鏡板17に支持
されている。このシール部材21、22は、外気と空間17a
の間のシールを行う。
19はボス部で、旋回スクロール16の背面に固定されて
いる。このボス部19の外周部の一部は、旋回スクロール
16とスラスト受け8の間に位置するように形成されスラ
スト軸受17bを形成している。このスラスト軸受17bに
は、前記空間17aとスラスト受け8の連通穴8aを結ぶ連
通穴23aと、空間17aとスラスト軸受部17bを結ぶ連通穴2
3bが形成されている。24はオルダムリングで、スラスト
受け8とボス部19の間に配置され、ボス部19を図面の左
右方向および前後方向に移動可能に支持している。
25はシャフトで、その一端に偏心部25aが形成され、
軸心に油流入経路25cが形成されている。このシャフト2
5は、前記軸受2および軸受7に回転可能に支持され、
その中央部にモータ4のロータ41を嵌合し、3個の部材
27、28、29を介してナット26で固定している。また、偏
心部25aには軸受25bを介して前記ボス部19が回転可能に
支持されている。30はバランスウエイトで、軸25の上端
部に固定されている。
31は連通穴で、前記作動室10の中央部と前記固定スク
ロール9の鏡板11の外周部(但しシール部材13の取付け
位置より内側)に開口し、圧縮された作動流体の一部を
鏡板11に吹き付けるように形成されている。
次に動作について説明する。
スクロール圧縮機の駆動にともなってオイルポンプが
駆動されると、オイルポンプから吐出される油の一部
は、底ケーシング1の油流入穴1aに流入し、シャフト25
の油流入経路25cを通り旋回スクロール16の鏡板17に形
成された空間17aに流入する。
そして、旋回スクロール16を冷却した後、その一部
は、空間17aからボス部19に形成された連通穴23a、スラ
スト受け8に形成された連通穴8aを通り支持プレート6
内に流入する。また、前記空間17aに流入した油の他の
一部は、ボス部19に形成された連通穴23bからスラスト
軸受部17bに流入し、スラスト軸受部17b、オルダムリン
グ24を潤滑した後、支持プレート6内に流入する。
支持プレート6に流入した油は、支持プレート6の連
通穴6aからモータ4上に流出しモータ4を冷却した後、
底ケーシング1の油溜め部1bに溜りオイルポンプに戻さ
れる。
このとき、シール部材21、22の機能が低下している
と、旋回スクロール16のボス部19から流出した油の一部
が、旋回スクロール16の鏡板17の下面とスラスト受け8
の上面の隙間を通って漏れ出す恐れがある。万一油が漏
れ出した場合には、固定スクロール9の鏡板11に形成さ
れた連通穴11dから外部に排出する。
一方、オイルポンプから吐出された油の他の一部は、
フタ14の油流入穴14aから固定スクロール9の鏡板11に
形成された空間11cの外方部に流入し、固定スクロール
9を冷却した後、油流出穴11bからオイルポンプに戻さ
れる。
このとき、空間11cの外方部に流入した油が空間11cの
内方部に漏れ出すのをシール部材15で防止しているの
で、圧縮された作動流体に油が混入するのを防止するこ
とができる。
また、固定スクロール9の鏡板11と旋回スクロール16
の鏡板17の間に設けられたシール部材13の機能が低下し
ても、圧縮された作動流体の一部が連通穴31を通って鏡
板11と鏡板17の間に供給されているので、鏡板11と鏡板
17の間の圧力が外気より高くなり、油や塵埃が侵入する
のを防止することができる。
第2図は、本発明によるスクロール圧縮機の他の実施
例を示す要部の断面図である。
同図において、第1図と同じものは同じ符号を付けて
示してある。32は圧縮された作動流体の排出管で、作動
流体吐出口11bと作動流体消費部との間に接続されてい
る。34は分岐管で、排出管32に接続されている。33は弁
で、分岐管34に接続されている。35は連通穴で、固定ス
クロール9の鏡板11に旋回スクロール16の鏡板17に向け
て開口するように形成され、前記分岐管34に接続されて
いる。
このような構成にしても、鏡板11と鏡板17の間に圧縮
された作動流体を供給することにより、前記実施例と同
じ効果を得ることができる。
第3図は、第1図、第2図における旋回スクロールの
摺動部の拡大図である。
同図において、第1図と同じものは同じ符号を付けて
示してある。旋回スクロールボス部19には、オルダムリ
ング24のキー部38を嵌挿するキー溝36と、このキー溝36
と旋回スクロールの鏡板17と旋回スクロールボス部19と
の間に形成された空間17aを接続する連通穴37が形成さ
れている。
このような構成で、油がシャフト25の油流入経路25c
から空間17aに流入すると、その一部は連通穴23b(第1
図参照)から旋回スクロールボス部19とスラスト受け8
の間に流れ、旋回スクトールボス部19とスラスト受け8
間の潤滑を行う。また、空間17aに流入した油の一部
は、連通穴23aからスラスト受け8に形成された連通穴8
aに流れる。さらに、残りの一部は、連通穴37を通りキ
ー溝36に流入して、キー溝36をオルダムリング24のキー
部38の間の潤滑を行い、キー溝36とキー部38の耐焼付性
を向上させる。
旋回スクロールボス部19とスラスト受け8間の潤滑を
行った油は、旋回スクロールの鏡板17とスラスト受け8
の摺動によりそれらの接触面に塗広げられるが、その領
域はシール部材21によって規制される。さらに、油がシ
ール部材21を通って塗広げられた場合には、シール部材
22により規制することができ連通穴11dまで流出するこ
とはない。
シール部材21、22の摩耗や劣化により油が連通穴11d
に流出した場合には、油を連通穴11dから外部に排出す
ることにより、作動室10内に油が流入するのを防止す
る。
第4図は、旋回スクロールの摺動部の他の例を示す拡
大図である。
同図において、第1図と同じものは同じ符号を付けて
示してある。スラスト受け8の旋回スクロール16との対
向面には、1段低くなった段付シール面39が形成されて
いる。シール部材21、22はこの段付シール面39に接触し
ている。
このような構成とすることにより、作動室10内の作動
流体の圧縮にともなって発生するスラスト力は、スラス
ト受け8と旋回スクロールボス部19が接するスラスト軸
受17bが担い、シール部材21、22には作用しない。した
がって、シール部材21、22に過大な力が作用しないの
で、シール部材21、22の摩擦を軽減し、長期にわたり充
分なシール能力を発揮させることができる。
第5図は、シール部材21、22の一例を示す断面図であ
る。
同図において、シール部材21、22は、略U字状に形成
されたバネ41の外側面にテフロンを主成分とする複合高
分子材料40を設けて構成されている。
そして、旋回スクロールの鏡板に組込まれ、接触面42
をスラスト受けに接触させることによりシールを行う。
第6図は、シール部材21、22の他の例を示す斜視図で
ある。
同図において、シール部材21、22は、テフロンを主成
分とする複合高分子材料で形成されている。このシール
部材21、22と環状板バネ43を組合せ、旋回スクロールの
鏡板17に形成された溝に組込むものである。
シール部材21、22は、旋回スクロールの鏡板17の外周
付近に設置されているので、高いシール能力を保持する
ことが可能となり、ひいては、スクロール圧縮機の小形
化に寄与することができる。
また、上記シール部材21、22と同様の構成は、他のシ
ール部材にも適用することができ、同様の効果をもたら
すことができる。
第7図は、潤滑油の供給機構の一例を示す断面図であ
る。
同図において、第1図と同じものは同じ符号を付けて
示す。44はポンプ機構で、シャフト25の油流入経路25c
の下端に設けられている。45は連通穴で、油溜め部1bと
シャフト25の下端部とを接続している。
このような構成であるから、シャフト25を回転させる
ことによりポンプ機構44が油溜め部1bの油を汲み上げて
摺動部に供給することができる。したがって、スクロー
ル圧縮機の外部に特別の給油機構を設ける必要がないの
で、全体の小形化、簡素化を図ることができる。
〔効果〕
以上述べたごとく、本発明によれば、固定スクロール
と旋回スクロールの各鏡板の接触面に、作動室中央部か
ら圧縮された作動流体を吹き付けるようにしたので、作
動室と外気を仕切るシール部材の機能が劣化しても、作
動流体に潤滑用流体や塵埃が混入するのを防止すること
ができ、作動流体のクリーン度を維持することができ
る。また、鏡板に対する前記シール部材の接触圧を軽減
させることができるので摩耗を軽減し、シール部材の寿
命を延ばし、信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用したスクロール圧縮機の断面
図、第2図は、本発明によるスクロール圧縮機の他の実
施例を示す要部の断面図、第3図は、旋回スクロールの
摺動部の拡大図、第4図は、旋回スクロールの摺動部の
他の例を示す拡大図、第5図は、シール部材の断面図、
第6図は、シール部材の他の例を示す斜視図、第7図
は、潤滑油の供給機構を示す断面図である。 8……スラスト受け、8a……連通穴、 9……固定スクロール、10……作動室、11……鏡板、11
c……冷却用空間、 12……ラップ、13……シール手段、16……旋回スクロー
ル、17……鏡板、 17a……冷却用空間、18……ラップ、21……シール手
段、22……シール手段、 31……連通穴、35……連通穴。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鏡板の対向面側に作動室が形成され、この
    作動室内に渦巻状のラップを固定した固定スクロール
    と、鏡板の対向面に前記ラップと噛み合う渦巻状のラッ
    プを固定した旋回スクロールと、前記旋回スクロールお
    よび固定スクロールの鏡板の前記作動室よりも外周側に
    設けられ、前記作動室内空間とその外部との間をシール
    するシール手段とを備えたスクロール流体機械におい
    て、前記旋回スクロールに、前記作動室と前記固定スク
    ロールの鏡板の前記シール手段と作動室側との間の位置
    とを連通する連痛穴を形成し、前記作動室内の作動流体
    の一部を固定スクロールに向けて吹き付けるようにした
    ことを特徴とするスクロール流体機械。
  2. 【請求項2】鏡板の対向面側に作動室が形成され、この
    作動室内に渦巻状のラップを固定した固定スクロール
    と、鏡板の対向面に前記ラップと噛み合う渦巻状のラッ
    プを固定した旋回スクロールと、前記固定スクロールお
    よび固定スクロールの鏡板の前記作動室よりも外周側に
    設けられ、前記作動室空間とその外部との間をシールす
    るシール手段とを備えたスクロール流体機械において、
    前記旋回スクロールに、前記作動室と前記旋回スクロー
    ルの鏡板の前記シール手段と作動室側との間の位置とを
    連通する連痛穴を形成し、前記作動室内の作動流体の一
    部を旋回スクロールに向けて吹き付けるようにしたこと
    を特徴とするスクロール流体機械。
  3. 【請求項3】前記旋回スクロールの鏡板側を支持する環
    状のスラスト受けと、旋回スクロールとスラスト受けの
    間に、その対向面の旋回スクロール外周側に配置され、
    作動室とスラスト受けを隔絶する複数の環状のシール手
    段を設け、前記スラスト受けに、前記対向面のシール手
    段の内側に位置し潤滑油が流れる空間と、この空間を流
    れる潤滑油をスラスト受けの他面側に流出させる連通穴
    を形成したことを特徴とする請求項1もしくは請求項2
    に記載のスクロール流体機械。
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