JPH09112458A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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Publication number
JPH09112458A
JPH09112458A JP27105595A JP27105595A JPH09112458A JP H09112458 A JPH09112458 A JP H09112458A JP 27105595 A JP27105595 A JP 27105595A JP 27105595 A JP27105595 A JP 27105595A JP H09112458 A JPH09112458 A JP H09112458A
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JP
Japan
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scroll
orbiting
frame
end surface
chamber
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Pending
Application number
JP27105595A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Shiibayashi
椎林正夫
Kenji Tojo
東條健司
Takao Mizuno
水野隆夫
Mitsuhiro Okada
岡田光弘
Mutsunori Matsunaga
松永睦憲
Isao Hayase
功 早瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH09112458A publication Critical patent/JPH09112458A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C17/00Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
    • F01C17/06Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
    • F01C17/066Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、密閉形スクロール圧縮機に
おいて、従来技術におけるスクロール圧縮機の性能低下
と信頼性の低下を解決することにある。 【解決手段】 旋回スクロールの背面側の背圧室36と
主軸14側上部周辺部の高圧油圧室とをシ−ルするシ−
ル手段34を旋回スクロール軸受部32を有する旋回ボ
ス部6cの先端面に対向したフレ−ム11の内周面に備
え、旋回スクロールの軸方向移動及び傾動に拘りなく該
シ−ル手段を除いて、旋回ボス部の先端面と上記フレ−
ム内周面とに軸方向隙間を有する構成とし、圧縮機の性
能を大幅に向上し、圧縮機の信頼性も改善する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍空調用・冷蔵
庫用等の冷媒用圧縮機として用いられる密閉形スクロー
ル圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術のスクロール圧縮機は,特開昭
59−141783号や特開昭62−75094号で開
示されているように、スクロール圧縮機構部で圧縮され
た冷媒ガスは、上部の吐出室から連通路を介して電動機
室に至る。次いで冷媒ガスは、電動機の周囲を通って、
圧縮機の吐出管から外部に流出する。旋回スクロールの
鏡板背面部の背圧室には軸受部から排出された潤滑油が
溜められやすい構造となっているものの、自転防止機構
であるオルダム機構部の摺動部のキー溝部では、油がた
めることのできない構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の前記例にお
いては、背圧室には軸受部から排出された潤滑油が溜ま
っているため、旋回スクロールの旋回運動や背圧室内の
バランスウェイトによる回転によってその空間内での油
撹拌損失が生じることになる。また、自転防止機構であ
るオルダム機構部の摺動部では、圧縮機停止時には油が
きれて再起動時における油量不足が生じる。この油量不
足によるオルダム機構部の摺動部の潤滑性能が損なわれ
るとともにかじり現象や焼き付きが発生する等の信頼性
が低下する課題がある。
【0004】本発明は上記のような圧縮機の性能低下や
信頼性低下等を解決したスクロール圧縮機を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、旋回スクロ
ールの鏡板背面にある背圧室と主軸側上部周辺部の高圧
油圧室とをシールするシール手段を旋回スクロール軸受
部を有する旋回ボス部の先端面とこれに対向したフレー
ムの直径方向中央部の端面との間に備え、旋回スクロー
ルの軸方向移動及び傾動に拘りなく該シール手段のシー
ル部を除いて、旋回ボス部の先端面と上記フレーム中央
部の端面との間とに軸方向隙間を有することを特徴とし
ている。また、旋回スクロールの旋回運動に伴う遠心力
を相殺するバランスウェイトをフレーム下側の電動機室
側の主軸に配置している。
【0006】上記シール手段としては、旋回スクロール
軸受部を有する旋回ボス部の先端面に対向したフレーム
中央部の端面に油溜め機能を有した環状溝を備え、該環
状溝内に弾性支持された環状の金属製あるいは樹脂製の
シールリングを装着し、該シールリング高さより少なく
とも上記環状溝の溝深さを大きく設定することが一例と
して考えられる。また、該シール手段として、上記環状
溝内に、弾性支持可能な弾性部材を内部に充填し外表面
を耐摩耗性部材で被覆した環状のシールリングを装着す
る構成も考えられる。
【0007】さらに、旋回スクロールの鏡板背面とフレ
ームとで形成される空間を、旋回スクロールの鏡板背面
のフレーム側軸方向移動を規制する環状のフレーム台座
部によって旋回ボス部周辺の背圧室とフレーム台座部よ
り外側にあってオルダム機構部を備えたオルダム室とに
区画し、該背圧室とオルダム室を連通する溝を上記フレ
ーム台座部の上端面に形成し、該連通溝の底面を該フレ
ーム台座部の外側のオルダム室底面の位置より上方位置
に設定することを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明の作用を図1から図15をもとにして説
明する。図1において、旋回スクロール6の旋回運動に
伴う遠心力を相殺する第1バランスウェイト9aをフレ
ーム11下側の電動機室1b側の主軸14に配置してい
るため、その空間は冷媒ガス域であり、その空間内が油
の雰囲気でないことによって上記した該バランスウェイ
ト9aの回転による撹拌損失が大幅に減少できる。
【0009】図4に示すように、旋回スクロールの鏡板
背面にある背圧室36と主軸側周辺部の高圧油圧室41
とをシールするシール手段34をフレーム端面11cに
備えているため、高圧油圧室41から背圧室36への油
の流入を阻止もしくは従来機に対して大きく減少でき
る。軸受隙間から流出した油の、背圧室36内部への流
入を極力阻止するため、該空間36の油溜り現象が回避
される。また、油が微量であれば撹拌損失がおこらなく
なるものである。また、その微量の油は、オルダム室5
1へ移動し、オルダム摺動部での油潤滑に供され、かつ
オルダムキー溝部に油が溜ってその周辺部での潤滑が確
実に行われ、その部分での摺動性能が改善されひいては
摺動損失が低減する。
【0010】また、旋回スクロール6の軸方向移動及び
傾動に拘りなく該シール手段のシール部を除いて、図4
に示すように、旋回ボス部6cの高さLmに対してフレ
ーム台座部11fから中央端面の深さLfを、Lf>L
mの寸法関係としているので、旋回スクロールからフレ
ーム側に移動しても、旋回ボス部6cの先端面6nと上
記フレーム端面11cとに軸方向隙間δcを確保できる
ので、上記先端面6nを傷つけることがなくなる。この
ことは、先端面6nの傷によりシール部34のシール面
が損傷するのを回避でき、シール機構部の長寿命化と信
頼性向上が図れる。
【0011】すなわち、旋回軸受部を内側に有する旋回
ボス部の軸方向高さLmに対してフレーム台座部から中
央端面までの深さLfを、上記のLf>Lmの寸法関係
とし、旋回スクロールの鏡板背面部の軸方向の動きを上
記フレーム台座部の上端面部で規制している構成として
いる。
【0012】図7に示した環状溝内の弾性支持可能な弾
性部材34fは、シール性の向上を図ることが出来る。
図4及び図5において、旋回スクロール6の鏡板6a背
面とフレーム11とで形成される空間を、旋回スクロー
ル6の鏡板背面を支える環状のフレーム台座部11fに
よって旋回ボス部6c周辺の背圧室36とフレーム台座
部11fより外側にあってオルダムリング38を備えた
オルダム室51とに区画し、該背圧室36とオルダム室
51を連通する溝11mを上記フレーム台座部11fの
上端面に形成するも、該連通溝11mの底面がオルダム
リング38のオルダムリング本体部38aの下端面の位
置より深くしないようにするものである。
【0013】すなわち、上記連通溝11mの底面は上記
フレーム台座部11fの外側のオルダム室51の底面1
1pに対して上方の位置にあるようになっている。この
ような構成により、該連通溝11mの底面は微小な突起
部59を構成することになり、前記鏡板支持座11fの
外周部となるオルダム室が油溜め部としての機能を有す
ることになる。このため、圧縮機が停止されてもその部
分には油がのこっており、特に自転荷重の作用するオル
ダムキー溝部57aには常に油が有る。そして、圧縮機
の再起動時においては、従来機のような油量不足が生じ
ることがなくなる。また、油量不足によるオルダム機構
部の摺動部の潤滑性能が損なわれることも解消され、そ
のオルダム機構部の信頼性が向上できる。
【0014】一方、シール手段としては、図14と図1
5に示すように、フレーム端面11cに環状溝33を備
え、該環状溝33内に、弾性支持可能な弾性部材71
b,73bを内部に充填し外表面を耐摩耗性部材71
a,73aで被覆した環状のシールリング71,73を
装着することで、シール機構部の部品点数の削減と簡便
化が図れ、コスト低減ができる。
【0015】また、本構造では、従来機の側部空間から
吸入室5fへの高温の油漏れ作用を防止できるので、吸
入室5fにおける吸入ガスの内部加熱量を軽減できる。
このため、吸入ガスの内部加熱量低下による体積効率の
向上と撹拌損失低減によって、全断熱効率の向上が大幅
にはかれる。また、この効果と作用は、軸受油量が増加
して吸入ガスの内部加熱量が増加する高圧力比域での運
転条件において顕著となる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1から図1
7にわたって示す。図1と図2に示すように、密閉容器
2内の上方に圧縮機部100が、下方に電動機部3が収
納されている。そして、密閉容器2内は上部室1a(吐
出室)と電動機室1b、1cとに区画されている。圧縮
機部100は固定スクロール5と旋回スクロール6を互
に噛合せて圧縮室8を形成している。固定スクロール5
は、円板状の鏡板5aと、これに直立しインボリュート
曲線あるいはこれに近似の曲線に形成されたラップ5b
とからなり、その中心部に吐出口10、外周部に吸入口
16を備えている。
【0017】フレーム11は中央部に軸受部を形成し、
この軸受部に回転軸14が支承され、回転軸先端の偏心
軸14aは、上記旋回スクロール6のボス部6cに相対
的な回転運動が可能なように挿入されている。またフレ
ーム11には固定スクロール5が複数本のボルトによっ
て固定され、旋回スクロール部材6は、図3に示すよう
に、オルダムリング部とオルダムキー部とからなるオル
ダムリング38によってフレーム11に支承され、旋回
スクロール6は固定スクロール5に対して、自転しない
で旋回運動をするように形成されている。回転軸14に
は下部に、ロータ3bに固定された電動機軸14bが一
体に連設され、電動機部3が直結されている。
【0018】固定スクロール5の吸入口16には密閉容
器2を貫通して垂直方向の吸入管17が接続され、吐出
口10が開口している上部室1aは通路18(18a,
18b)を介して上部電動機室1bと連通している。吸
入口16には逆止弁部15が設けられる。この上部電動
機室1bは電動機ステータ3aと密閉容器2の側壁2a
との間の通路25を介して下部電動機室1cに連通して
いる。15は逆止弁部である。また上部電動機室1bは
密閉容器2を貫通する吐出管20に連通している。な
お、22は密閉容器底部の油溜りを示す。潤滑油22a
は,密閉容器2の下部に油溜り22として溜められる。
【0019】回転軸14の上端は偏心軸部(クランクピ
ン)14aを備え,該偏心軸部14aが旋回スクロール
6の鏡板6aのボス部6c内の旋回軸受32を介して,
スクロール圧縮要素部である旋回スクロール6と係合し
ている。回転軸14には,各軸受部への給油を行なうた
めの偏心縦孔13が回転軸14の下端から上端面まで形
成される。23は,回転軸14の下端と底部油溜り22
を連絡する揚油管である。偏心軸部14aの下部には,
主軸14のつば部14mの支持も兼ねる主軸受(スラス
ト鍔付きすべり軸受タイプ)40があり、その外周部に
は、旋回スクロールの鏡板背面にある背圧室36と主軸
側周辺部の高圧油圧室41とをシールするシール手段3
4をフレーム端面11cに備えている。
【0020】なお、旋回スクロール6の旋回運動に伴う
遠心力を相殺する第1バランスウェイト9aをフレーム
11下側の電動機室1b側の主軸14に固定して配置し
ている。
【0021】潤滑油22aの油溜り22内に浸漬された
揚油管23の下端は高圧の吐出圧力Pdを受けている。
容器底部の油溜り22中の潤滑油22aは,偏心縦孔1
3内の遠心ポンプ作用により、該偏心縦孔13内を上昇
する。なお、旋回軸受32及び主軸受(すべり軸受4
0)のまわりは,前記シール手段34にて、旋回鏡板6
aに設けた細孔6d(図4参照)により圧縮途中の圧力
である中間圧力Pmの状態にある背圧室と隔絶されてい
るため,概略吐出圧力の雰囲気にある。
【0022】偏心縦孔13内を上昇した潤滑油22a
は,主軸受40及び旋回軸受32へ給油される。それら
軸受部32、40に給油された一部の油は,シール手段
34を通って、背圧室36に流入する。なお、背圧室3
6に流入した油は、図5に示すように、連通路用溝11
mを介してオルダム室51に流入し、オルダムリング部
38周辺部を潤滑する。また、その微量の油の一部は、
旋回鏡板外周部から鏡板摺動面5kを通って吸入室5f
へもれ、吸入冷媒ガスと混合する。
【0023】一方、背圧室内部の油は、背圧孔6dを介
して圧縮室8にも流出する。圧縮室8に至った油は,冷
媒ガスとともに加圧され,吐出口10を介して固定スク
ロール5上方の吐出室1aさらに電動機室1bへと移動
する。この吐出室1aと電動機室1bとで主に冷媒ガス
と油は分離され,油は密閉容器2の下部の油溜り22に
落下し,再び各摺動部に供給される。このような油の流
れとすることにより、圧縮機各部での潤滑が確実に行わ
れる。
【0024】図1において、圧縮機の効率向上に効果の
ある主な構造は、(1)旋回ボス部背面のシール構造、
(2)バランスウェイト外置き構造、(3)フレーム溝
11mなどの旋回スクロール鏡板外周部の油封じ込み防
止構造、(4)モータの下方に下軸受44を配置した構
造等である。
【0025】項目(1)の「旋回ボス部背面のシール構
造」は、旋回スクロールボス部の背面部にシールリング
を配置し、主軸内を通って軸受部に供給された油が背圧
室を介して、オルダム室51に流入するのを極力防止
し、撹拌損失を減らした構造である。
【0026】その項目(1)と項目(2)、(3)は、
従来機に対してさらに油撹拌防止を狙った構造となる。
また、項目(4)は、下軸受部44に自動調心球面ガイ
ド軸受44aを適用し、主軸14と主軸受部40及び下
軸受部44との強い片当たりを防止している。尚図中実
線矢印は冷媒ガスの流れ方向、破線矢印は油の流れ方向
を示す。
【0027】図1において、主軸14は、鍔付きすべり
軸受部41の鍔付き部で支えられている構成となってい
るが、仮に主軸が上方向に移動したときには、主軸段付
き部14mの上端面が旋回ボス端面(シール面)6nに
接触して傷つけないように、主軸14は、その偏心軸1
4aの上端面が旋回ボス底面6p好ましくは突起部に先
に当接するように設定されている。主軸14のスラスト
移動量は、偏心軸14aの上端面と旋回ボス底面6pと
の軸方向隙間で決まるようにしており、その隙間は、主
軸の段付き部14mの上端面と旋回ボス端面(シール
面)6nとの隙間より小さく設定している。
【0028】図2は、フレーム11の平面図である。図
4は、フレーム11とシール手段34の周辺部の構造を
示す部分縦断面図である。中央部の主軸14を支持する
フレームの中間上方部に旋回スクロールの鏡板部の背面
部を支える鏡板支持座11fを形成し、旋回スクロール
の自転防止部材としてオルダムリング本体部38aとオ
ルダムキー部38bとからなるオルダムリング38を旋
回スクロール6とフレーム11との間に配置する。オル
ダムリング本体部38aが軸方向に対向するフレーム台
座面11pがある。図4において、旋回スクロールの鏡
板背面にある背圧室36と主軸側周辺部の高圧油圧室4
1とをシールするシール手段34をフレーム中央部端面
11cに備えている。
【0029】軸受隙間から流出した油が、シール手段3
4にて背圧室36内部への流入を極力阻止されるも、仮
に油が微量混入されたとしても、その油は、オルダム室
51へ移動し、オルダム摺動部での油潤滑に供される。
また、旋回スクロール6の数十ミクロンという軸方向移
動及び傾動に拘りなく該シール手段のシール部を除い
て、旋回ボス部6cの先端面6nと上記フレーム内周面
11cとに軸方向隙間δcを確保している。すなわち、
フレーム台座部11fの高さLf寸法に対して旋回ボス
部高さLm寸法を数百ミクロン小さく設定している。実
用的には、軸方向隙間δc=0.3mmから0.5mm
前後の隙間となる。このことで、上記先端面6nを傷つ
けることがなくなり、シール部34のシール面をも損傷
を回避でき、シール部機構の長寿命化と信頼性向上が図
れる。
【0030】図4及び図5において、旋回スクロールの
鏡板6aの背面とフレーム11とで形成される空間を、
旋回スクロールの鏡板背面のフレーム側軸方向移動を規
制する環状のフレーム台座部11fによって、旋回ボス
部6cの周辺の背圧室36と、フレーム台座部より外側
にあってオルダム機構部を備えたオルダム室51とに区
画し、該背圧室とオルダム室を連通する溝11mを上記
フレーム台座部の上端面に形成するも、該連通溝11m
の底面を該フレーム台座部11fの外側のオルダム室5
1の底面11pの位置より上方位置に設定している。
【0031】すなわち、上記連通溝11mの底面は上記
オルダム室51の底面11pに対してL4寸法分突起し
た構造としている。図中δO は、底面11pとオルダム
リング部下面との微小隙間である。このような構成によ
り、該突起部59にて、前記鏡板支持座11fの外周部
となるオルダム室を油溜め部としての機能を有すること
になる。また、必然とオルダムキー溝部57aにも油が
たまることになる。また、オルダム室51に溜った油2
2aがオルダムリング本体部38aの往復移動にともな
い周辺部に飛散し、油滴22cとなって背圧室及びオル
ダム室51の摺動部の潤滑に供される。
【0032】なお、旋回スクロールの鏡板は、図5に示
すように、固定スクロール鏡板面とフレーム台座部11
fの上端面とによって数十ミクロンの微小隙間δh(背
面隙間)でもってはさまれており、通常は、この隙間
は、旋回鏡板の背面側にある。その微小隙間δhは、前
述した軸方向隙間δcに対して約1/10の大きさにな
っている。6mは、旋回スクロール側のオルダムキー溝
部である。
【0033】図6及び図7はシール手段34のシールリ
ング部34aの平面図と縦断面図である。該シールリン
グ部34aは、鋳鉄製、アルミ製あるいはフッ素樹脂材
料系統の材料でよい。図7は、シールリング34aの作
動を確実になさしめるため、シールリング34aの背部
にバックアップリング34fを付加した構造を示す。該
バックアップリングは、例えば、バネ用ステンレス鋼帯
の材質で、板厚が0.2mm前後でリングの自由高さが
1mm前後の波板状で環状に形成してよい(図示省
略)。
【0034】図8は、熱膨張によるクリープ変形を避け
るため、樹脂性リング34bに斜めカットの初期隙間
(例えば数十ミクロンの微小隙間)L8を設けた実施形
態である。
【0035】図9(A)、(B)及び図10は、同様
に、熱膨張によるクリープ変形を避けるため、樹脂性リ
ング34cに階段状のカット(切り込み部)を設け、そ
の周方向の初期隙間(例えば数十ミクロンの微小隙間)
L9を設けた実施形態である。図9(A)はシール手段
34のシールリング部34cを示す。該シールリング部
34cは、鋳鉄製、アルミ製あるいはフッ素樹脂材料系
統の材料でよい。図9は、熱膨張によるクリープ変形を
避けるため、樹脂製リング34cに段階状カット34h
と、その周方向に初期隙間(例えば数十ミクロンの微小
隙間)L9を設けている。このL9を「合い口隙間」と
呼ぶ。段階状のカット(切り込み部)を設けることによ
って、該シールリング34cの内側に内圧が作用する
と、図9(A)の破線で示すように、ΔL寸法分ふくら
み、合い口隙間L9が大きくなるとともに、外周面34
mが環状溝の外周面33mに密着してシール性が向上す
る。このΔL寸法分と変形後の合い口隙間L9’とは、
次の関係がある。
【0036】 L9’=L9+2×3.14×ΔL ・・・・(1) 上下の合い口隙間の空間34xをシールするのは、周方
向シール部34hの直線部(曲線部)となる。そのシー
ル長さL14は、実用的にシール幅L1、シール高さH
1の約1.5倍以上から2倍前後のシール長さとなる。
結果的にL9’=0.2以下になるように、環状溝の大
きさ、シールリング外径などが決められよう。このよう
に、樹脂性シール手段34例えば、テフロン系統の軟質
樹脂製シールリングを設けることにより、シール性能を
確保して、シールリング溝部の周辺部の寸法精度を緩和
できる効果がある。
【0037】周方向の隙間として、実験的に、L8=L
9=0〜0.1mmがシール性能的に良好である。樹脂
製リング34cの段階状カット(切り込み部)を設けた
ものは、周方向の隙間を微小隙間にカットした帯状のシ
ールリングとすることで、図9(B)の実線矢印に示す
ように、微小な圧力差でも、帯状のシールリングは周方
向と径方向の二方向に微動して、該リング溝33の外周
面33mの全周域に密着できるようになり、起動初期の
微小差圧であっても、上記した作動によってその部分の
シール性能が発揮できるものである。その効果が、後述
の図17の圧縮機起動時のPmの変化としてあらわれて
いるものである。
【0038】また、図6に示した環状リング34aの構
造は、図16に示すように、冷媒を封入後において、圧
縮機起動時での中間圧力Pmが吐出圧力Pdと同じ圧力
レベルとなるような異常に高い圧力になるときがある。
これは、始動時に、環状リング34aがリング溝部33
に入っているとき、周囲の圧力がほぼ同等なのでリング
溝33の中心に対して、偏心した位置に移動し、偏心す
ることでシール性能が低下し、吐出圧力の冷媒ガスと油
が侵入するためである。
【0039】一方、樹脂性リング34cに階段状のカッ
ト(切り込み部)を設けたものは、図17に示すよう
に、上記した圧縮機起動時での中間圧力Pmが吐出圧力
Pdとおなじ圧力レベルとなるような異常に高い圧力に
はならないで、時間にたいして単純減少の圧力変化を示
す。
【0040】周方向の隙間を微小隙間にカットした帯状
のシール手段34b,34cとすることで、微小な圧力
差でもシール手段34b,34cが、該リング溝33の
外周面33m(例えば、図10、図12参照)の全周域
に密着できるようになり、起動初期からその部分のシー
ル性能が発揮できるものである。中間圧力Pmが低い
と、両スクロールの鏡板部であるスラスト摺動面での背
圧によるスラスト荷重がちいさくなり、起動時での機械
損失低減が図れる。このように、圧縮機の起動時、過渡
時を考慮すると、周方向にカットした帯状のシール手段
を用いるのがより得策で上記した効果のあることが実験
的に確認されている。
【0041】なお、図10において、シールリング34
cの外周部隙間L10は、シールリング溝外径Dcに対
して(1〜2)/1000の比率以下がシール性能面で
良好である。たとえば、一例として、Dc=59mmの
場合にはL10=0.08mm前後の微小隙間になる。
【0042】図11乃至図15は、シールリング部の周
辺部を示す部分断面図である。図11は、シール手段3
4として、シールリング34eの内側に切欠き78を設
け、シール面6nでのスラスト力の低下を狙っている。
なお、41は主軸側の高圧側油圧室である。シール面6
nの面粗さは1s(もしくは、0.5ミクロン前後)以
下が適正である。シールリング34eが如何なる場合も
旋回スクロールの軸方向移動や傾動によって、該シール
リング34eが押しつぶされないように該シールリング
34eの高さH1より少なくとも上記環状溝33の溝深
さH2を大きく設定している。具体的には、(H2ーH
1)>H3の寸法関係となるようにしている。なお、H
3は図7に示すように、バックアップリング34fの圧
縮時の最小高さである。H3=0.5mm前後にした場
合、δc=0.3mmのとき、如何なる場合でもδm>
0.8mmとなるようにリング溝33の深さH2を設定
する。
【0043】図12は、シールリング34gの断面をリ
ップ形状にして、くびれ部34gの先端部を高圧側油圧
室41に向かせて該くびれ部34gの弾力性をもたせ、
シール性能の向上を狙っている。図13は、シールリン
グ34aの外側面にOリングによるシール構造を付加し
たシール手段の実施形態である。この場合、シールリン
グ34aの材料は鋳鉄性など金属性材料が適正である。
【0044】その他のシール手段の実施形態として、図
14及び図15に示すように、フレーム中央端面11c
に環状溝33を備え、該環状溝33内に、軸方向に伸び
縮みできる弾性支持可能な弾性部材(弾性体)71b,
73bを内部に充填し外表面を耐摩耗性部材71a,7
3aで被覆した環状のシールリング71,73を装着し
た構造がある。
【0045】図14は、断面が円形状のもので、シール
点は、81(81a,81b,81c,81d)と4箇
所となる。これらのシール点81は、接触面圧の極大化
をねらっている。
【0046】一方、図15は、長円もしくは楕円形状の
シールリングで、シール点は、82(82a,82b,
82c)と3箇所となる。これらの構造により、シール
機構部の部品点数の削減と簡便化が図れ、コスト低減が
できる。図15に示すように、主軸受40から流出した
油は、油圧室41に至り、さらに、横孔37とパイプ6
0を介して再び電動機室1bに戻す油経路をたどること
になる。この油通路37,60とシール部81,82へ
ながれる油通路と別経路とすることで、上記フレーム内
周面11cに設けた環状溝33の内部には常時油がため
られ、圧縮機の起動時においても油が保持しているので
油によるシール効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば次の効果がある。
【0048】(1)旋回スクロール6の数十ミクロンの
軸方向移動及び傾動に拘りなく該シール手段のシール部
を除いて、旋回ボス部6cの先端面6nと上記フレーム
中央端面11cとに軸方向隙間δcを確保できるので、
上記先端面6nを傷つけることがなくなり、シール部3
4のシール面の損傷を回避でき、シール部機構の長寿命
化と信頼性向上が図れる。
【0049】(2)連通溝11mの底面部は上記フレー
ム台座面11pに対して突起した構造となるため、該突
起部59にて、前記鏡板支持座11fの外周部となるオ
ルダム室を油溜め部としての機能を有することになる。
このため、圧縮機が停止されてもその部分には油がのこ
っており、特に自転荷重の作用するオルダムキー溝部5
7aには常に油が有る。このため、圧縮機の再起動時に
おいては、従来機のような油量不足が生じることがなく
なり、油量不足によるオルダム機構部の摺動部の潤滑性
能が損なわれることも解消され、そのオルダム機構部の
信頼性が向上できる。
【0050】(3)上記項目の効果と併せて、オルダム
摺動部の潤滑性能の向上とうによって圧縮機の性能と信
頼性を大幅に向上でき、年間を通して空調機の消費電力
が大きく低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る密閉形スクロール圧縮機の一実施
形態の全体縦断面図
【図2】前記密閉形スクロール圧縮機のフレーム部の平
面図
【図3】前記密閉形スクロール圧縮機のオルダムリング
部の斜視図
【図4】前記密閉形スクロール圧縮機の上部断面図で、
(A)はフレーム部にシール手段を組み込んだ部分断面
図、(B)はその要部断面図
【図5】前記密閉形スクロール圧縮機のオルダム室周辺
部の構造を示す部分縦断面図
【図6】前記密閉形スクロール圧縮機のシールリングの
平面図
【図7】前記密閉形スクロール圧縮機のシールリングの
断面図
【図8】前記密閉形スクロール圧縮機のシールリングの
カット部の一例を示す図
【図9】前記密閉形スクロール圧縮機のシールリングの
カット部の他の例を示す図で、(A)は平面図、(B)
は要部拡大斜視図
【図10】図9のシールリングのカット部の断面図
【図11】シールリングにバックアップリングを取り付
けた一例の部分断面図
【図12】シールリングにバックアップリングを取り付
けた他の例の部分断面図
【図13】シールリングにバックアップリングを取り付
けた他の例の部分断面図
【図14】シールリングにバックアップリングを取り付
けた他の例の部分断面図
【図15】シールリングにバックアップリングを取り付
けた他の例の部分断面図
【図16】シールリング34aを組付けたときの圧縮機
起動時におけるサイクル圧力変化を示す説明図
【図17】シールリング34cを組付けたときの圧縮機
起動時におけるサイクル圧力変化を示す説明図
【符号の説明】
2 :密閉容器 6 :旋回スクロー
ル 5 :固定スクロール 5a,6a :スク
ロール鏡板部 18:連通路 14:主軸(クラン
ク軸) 40:主軸受 38:オルダムリン
グ(オルダム機構部) 51:オルダム室 36:背圧室 34:シール手段 11:フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田光弘 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 松永睦憲 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 早瀬 功 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に、スクロール圧縮機部と電
    動機を主軸を介して連設して収納すると共に、密閉容器
    室をフレームにて上下室に区画し、スクロール圧縮機部
    は、円板状鏡板に渦巻状のラップを直立する固定スクロ
    ール及び旋回スクロールを、ラップを内側にしてかみ合
    せ、旋回スクロールを主軸に連設する偏心軸部に係合
    し、旋回スクロールを自転することなく固定スクロール
    に対し旋回運動させ、固定スクロールには中心部に開口
    する吐出口と外周部に開口する吸入口を設け、吸入口よ
    りガスを吸入し、両スクロールにて形成される圧縮空間
    を中心に移動させ容積を減少してガスを圧縮し、吐出口
    より圧縮ガスを密閉容器室に吐出し、さらに、吐出管を
    介し機外に吐出するスクロール圧縮機において、旋回ス
    クロールの鏡板背面にある背圧室と主軸側上部周辺部の
    高圧油圧室とをシールするシール手段を旋回スクロール
    軸受部を有する旋回ボス部の先端面とこれに対向したフ
    レーム中央部の端面との間に備え、旋回スクロールの軸
    方向移動及び傾動に拘りなく該シール手段のシール部を
    除いて、旋回ボス部の先端面とこれに対向しフレーム中
    央部端面とに軸方向隙間を有することを特徴とするスク
    ロール圧縮機。
  2. 【請求項2】 旋回スクロールのフレーム側への軸方向
    移動を旋回スクロールの鏡板背面部をフレーム台座部に
    当接させる事により規制し、旋回スクロールの旋回ボス
    部先端面と鏡板背面部との軸方向距離Lmに対し、フレ
    ーム台座部とフレーム中央部端面との軸方向距離Lf
    を、Lf>Lmの寸法関係とたことを特徴とする請求項
    1記載のスクロール圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記シール手段として、旋回スクロール
    軸受部を有する旋回ボス部の先端面に対向したフレーム
    中央部の端面に環状溝を備え、該環状溝内に弾性支持さ
    れた環状のシールリングを装着し、該シールリング高さ
    より少なくとも上記環状溝の溝深さを大きく設定したこ
    とを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のシール手段として、旋回
    スクロール軸受部を有する旋回ボス部の先端面あるい
    は、これに対向したフレーム中央部の端面に環状溝を備
    え、該環状溝内に弾性支持された環状の樹脂性シールリ
    ングを装着し、該シールリングが周方向に微小隙間を設
    定したことを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮
    機。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のシール手段として、旋回
    スクロール軸受部を有する旋回ボス部の先端面に対向し
    たフレーム中央部の端面に環状溝を備え、該環状溝内に
    バックアップリングにより弾性支持された環状のシール
    リングを装着し、旋回スクロールの軸方向移動及び傾動
    により、該シールリングが押しつぶされないように、上
    記シール手段のシール部軸方向高さをH1、上記環状溝
    の溝深さをH2、バックアップリングが圧縮された状態
    の最小高さをH3とするとき、(H2ーH1)>H3の
    寸法関係となるようにしたことを特徴とする請求項1記
    載乃至請求項3の何れかに記載のスクロール圧縮機。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のシール手段として、旋回
    スクロール軸受部を有する旋回ボス部の先端面に対向し
    たフレーム中央部の端面に環状溝を備え、該環状溝内
    に、弾性支持可能な弾性部材を内部に充填し外表面を耐
    摩耗性部材で被覆した環状のシールリングを装着したこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の
    スクロール圧縮機。
  7. 【請求項7】 旋回スクロールの鏡板背面とフレームと
    で形成される空間を、旋回スクロールの鏡板背面のフレ
    ーム側軸方向移動を規制する環状のフレーム台座部によ
    って旋回ボス部周辺の背圧室とフレーム台座部より外側
    にあってオルダム機構部を備えたオルダム室とに区画
    し、該背圧室とオルダム室を連通する溝を上記フレーム
    台座部の上端面に形成し、該連通溝の底面を該フレーム
    台座部の外側のオルダム室底面の位置より上方位置に設
    定することを特徴とするスクロール圧縮機。
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