JPH06317271A - 密閉形スクロール圧縮機 - Google Patents
密閉形スクロール圧縮機Info
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- JPH06317271A JPH06317271A JP10528193A JP10528193A JPH06317271A JP H06317271 A JPH06317271 A JP H06317271A JP 10528193 A JP10528193 A JP 10528193A JP 10528193 A JP10528193 A JP 10528193A JP H06317271 A JPH06317271 A JP H06317271A
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- bearing
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Abstract
(57)【要約】
【構成】クランクシャフト偏心軸部の上端面の外縁部に
シール部45を備え、偏心軸部の上端面と下端面とを吐
出圧力の雰囲気とした潤滑油貯溜め部を構成し、旋回ボ
ス部の軸部下端部に径方向に伸びる給油溝を形成してフ
レーム側の主軸受部32には、軸方向に溝深さの浅い平
行溝をシャフト外縁部に設け、溝深さの浅い平行溝によ
り給油抵抗部を形成して、フレーム側軸受部31の給油
を吐出圧力と下流側の低圧圧力との差圧により行わせ
る。 【効果】圧縮機の軸受部で、駆動周波数が180Hzな
どの高速回転時にも、性能を高く保持できる。
シール部45を備え、偏心軸部の上端面と下端面とを吐
出圧力の雰囲気とした潤滑油貯溜め部を構成し、旋回ボ
ス部の軸部下端部に径方向に伸びる給油溝を形成してフ
レーム側の主軸受部32には、軸方向に溝深さの浅い平
行溝をシャフト外縁部に設け、溝深さの浅い平行溝によ
り給油抵抗部を形成して、フレーム側軸受部31の給油
を吐出圧力と下流側の低圧圧力との差圧により行わせ
る。 【効果】圧縮機の軸受部で、駆動周波数が180Hzな
どの高速回転時にも、性能を高く保持できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍空調用・冷蔵庫用
等の冷媒用圧縮機として用いられる密閉形スクロール圧
縮機に関する。
等の冷媒用圧縮機として用いられる密閉形スクロール圧
縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】スクロール圧縮機は、特開昭56−126691
号、及び特開昭60−187789号公報で開示されているよう
に、旋回軸受部とフレーム側の主軸受部に作用する駆動
力をクランクシャフトに直角な同一平面上になるように
旋回軸受部と主軸受部を配置し、旋回スクロールをクラ
ンクシャフトに連設する偏心軸部に係合し、旋回スクロ
ールを自転することなく固定スクロールに対し旋回運動
させた構成によって、両軸受部に作用する軸受荷重を最
小限に小さくできるようにした。
号、及び特開昭60−187789号公報で開示されているよう
に、旋回軸受部とフレーム側の主軸受部に作用する駆動
力をクランクシャフトに直角な同一平面上になるように
旋回軸受部と主軸受部を配置し、旋回スクロールをクラ
ンクシャフトに連設する偏心軸部に係合し、旋回スクロ
ールを自転することなく固定スクロールに対し旋回運動
させた構成によって、両軸受部に作用する軸受荷重を最
小限に小さくできるようにした。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開昭56−126691号公
報では、圧縮機の軸受荷重を最小限にできる効果はある
ものの、旋回軸受部とフレーム側の主軸受部の両軸受部
の潤滑法(給油法)に具体的な開示がなく、圧縮機の信頼
性の面で課題があった。一方、特開昭60−187789号公報
では、両軸受部への給油を、単に駆動軸内の偏心孔によ
る遠心ポンプ作用のみによって行う構造である。このた
め、特に、低速運転の場合には遠心ポンプ作用の極端な
低下により両軸受部への給油量が不足する。また、圧縮
機の駆動周波数が150Hzから180Hzなどへと高
速回転化されると、特開昭56−126691号公報では、軸受
部の冷却方法の面も併せて圧縮機の性能が顕著に低下す
る。このように二つの従来技術では低速域と高速域の広
い運転範囲で圧縮機の性能が顕著に低下する。
報では、圧縮機の軸受荷重を最小限にできる効果はある
ものの、旋回軸受部とフレーム側の主軸受部の両軸受部
の潤滑法(給油法)に具体的な開示がなく、圧縮機の信頼
性の面で課題があった。一方、特開昭60−187789号公報
では、両軸受部への給油を、単に駆動軸内の偏心孔によ
る遠心ポンプ作用のみによって行う構造である。このた
め、特に、低速運転の場合には遠心ポンプ作用の極端な
低下により両軸受部への給油量が不足する。また、圧縮
機の駆動周波数が150Hzから180Hzなどへと高
速回転化されると、特開昭56−126691号公報では、軸受
部の冷却方法の面も併せて圧縮機の性能が顕著に低下す
る。このように二つの従来技術では低速域と高速域の広
い運転範囲で圧縮機の性能が顕著に低下する。
【0004】
【課題を解決するための手段】旋回軸受部とフレーム側
の主軸受部に作用する駆動力をクランクシャフトに直角
な同一平面上になるように前記旋回軸受部と主軸受部を
配置した密閉形スクロール圧縮機において、クランクシ
ャフト偏心軸部の上端面の外縁部にシール部を備え、前
記偏心軸部の上端面と下端面とを吐出圧力の雰囲気とし
た潤滑油貯溜め部を構成し、前記旋回ボス部の軸部下端
部に径方向に伸びる給油溝を形成して旋回軸受部の給油
を遠心ポンプ作用あるいは粘性ポンプ作用で行い、一
方、フレーム側の主軸受部には、軸方向に溝深さの浅い
平行溝をシャフト外縁部に設け、前記平行溝により給油
抵抗部を形成して、前記フレーム側軸受部の給油を吐出
圧力と下流側の低圧圧力との差圧により行わせた給油構
造とする。また、旋回軸受部とフレーム側の主軸受部に
作用する駆動力をクランクシャフトに直角な同一平面上
になるように前記旋回軸受部と主軸受部を配置し、旋回
軸受部の軸長さを主軸受部の軸長さより延長した寸法と
すること。また、クランクシャフト偏心軸部の上端面の
外縁部にシール部を備え、前記シール部より外側領域と
なる前記旋回スクロールの鏡板外周部の背面部を吸入圧
力の雰囲気とした低圧圧力域になるように吸入管と背面
室とを絞り部を介して連通した構成とした排油構造を設
ける。あるいは、前記シール部より外側領域となる前記
旋回スクロールの鏡板外周部の背面部を吸入圧力と吐出
圧力の中間圧力の雰囲気とするため吸入管側と背面室と
を絞り部を介して連通したことを特徴とする。
の主軸受部に作用する駆動力をクランクシャフトに直角
な同一平面上になるように前記旋回軸受部と主軸受部を
配置した密閉形スクロール圧縮機において、クランクシ
ャフト偏心軸部の上端面の外縁部にシール部を備え、前
記偏心軸部の上端面と下端面とを吐出圧力の雰囲気とし
た潤滑油貯溜め部を構成し、前記旋回ボス部の軸部下端
部に径方向に伸びる給油溝を形成して旋回軸受部の給油
を遠心ポンプ作用あるいは粘性ポンプ作用で行い、一
方、フレーム側の主軸受部には、軸方向に溝深さの浅い
平行溝をシャフト外縁部に設け、前記平行溝により給油
抵抗部を形成して、前記フレーム側軸受部の給油を吐出
圧力と下流側の低圧圧力との差圧により行わせた給油構
造とする。また、旋回軸受部とフレーム側の主軸受部に
作用する駆動力をクランクシャフトに直角な同一平面上
になるように前記旋回軸受部と主軸受部を配置し、旋回
軸受部の軸長さを主軸受部の軸長さより延長した寸法と
すること。また、クランクシャフト偏心軸部の上端面の
外縁部にシール部を備え、前記シール部より外側領域と
なる前記旋回スクロールの鏡板外周部の背面部を吸入圧
力の雰囲気とした低圧圧力域になるように吸入管と背面
室とを絞り部を介して連通した構成とした排油構造を設
ける。あるいは、前記シール部より外側領域となる前記
旋回スクロールの鏡板外周部の背面部を吸入圧力と吐出
圧力の中間圧力の雰囲気とするため吸入管側と背面室と
を絞り部を介して連通したことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明の作用を図1から図3をもとにして説明
する。旋回スクロールの旋回軸受部31と主軸受部32
を配置し、旋回軸受部31の下端部の油室13cには、
主にフレーム側の主軸受部が差圧給油によった構成とし
ているため、油室13cの位置まで容易に油が導かれ
る。このため、旋回ボス部の軸部下端部に径方向に伸び
る給油溝を形成することにより、旋回軸受部の給油を遠
心ポンプ作用でも充分な油量を確保できる。また、旋回
軸受部31の軸長さL2を主軸受部32の軸長さL1よ
り長くしたことにより、旋回軸受部31の面圧低下を図
ることができる。これは、面圧の値などの軸受性能値と
なるゾンマフェルト数の値が最も厳しい箇所となる旋回
軸受部が改善される。
する。旋回スクロールの旋回軸受部31と主軸受部32
を配置し、旋回軸受部31の下端部の油室13cには、
主にフレーム側の主軸受部が差圧給油によった構成とし
ているため、油室13cの位置まで容易に油が導かれ
る。このため、旋回ボス部の軸部下端部に径方向に伸び
る給油溝を形成することにより、旋回軸受部の給油を遠
心ポンプ作用でも充分な油量を確保できる。また、旋回
軸受部31の軸長さL2を主軸受部32の軸長さL1よ
り長くしたことにより、旋回軸受部31の面圧低下を図
ることができる。これは、面圧の値などの軸受性能値と
なるゾンマフェルト数の値が最も厳しい箇所となる旋回
軸受部が改善される。
【0006】図2は、シールリング部45の周辺の油の
流れの模様を示す部分断面図である。シールリング部4
5の上下には微少隙間45aを設け、その部分は油によ
ってシールされる。軸方向には、14fと14mとが同
一圧力の雰囲気のため、クランクシャフト14には不要
なスラスト力が作用せず、また上端面15fのシールリ
ング部45の内側は潤滑油貯溜部46を構成する。本構
成のクランクシャフト偏心軸部の上端面に吐出圧力を作
用させることにより、旋回スクロール6の鏡板外周部の
背面部を固定スクロール5側に適切な押しつけ手段を容
易に得ることができる。このことは、運転圧力比を従来
機に対してより広くとることができ、使い勝手性が向上
する。また、広い運転圧力比でも、旋回スクロールの軸
方向での変位(挙動)が安定化し、両スクロールの鏡板
面での摺動損失も低減される。本発明の給油構造と排油
構造を設けることにより、軸受部に供給された油を完全
に背圧室側、ひいては、吸入室を含めて圧縮作動室側へ
連続的にスムースに排出させることができ、軸受部3
1,32での冷却が促進されるなど潤滑性能が改善され
る。この効果と相俟って軸受荷重の大幅な低減により、
とくに高速域での圧縮機の性能が向上する。
流れの模様を示す部分断面図である。シールリング部4
5の上下には微少隙間45aを設け、その部分は油によ
ってシールされる。軸方向には、14fと14mとが同
一圧力の雰囲気のため、クランクシャフト14には不要
なスラスト力が作用せず、また上端面15fのシールリ
ング部45の内側は潤滑油貯溜部46を構成する。本構
成のクランクシャフト偏心軸部の上端面に吐出圧力を作
用させることにより、旋回スクロール6の鏡板外周部の
背面部を固定スクロール5側に適切な押しつけ手段を容
易に得ることができる。このことは、運転圧力比を従来
機に対してより広くとることができ、使い勝手性が向上
する。また、広い運転圧力比でも、旋回スクロールの軸
方向での変位(挙動)が安定化し、両スクロールの鏡板
面での摺動損失も低減される。本発明の給油構造と排油
構造を設けることにより、軸受部に供給された油を完全
に背圧室側、ひいては、吸入室を含めて圧縮作動室側へ
連続的にスムースに排出させることができ、軸受部3
1,32での冷却が促進されるなど潤滑性能が改善され
る。この効果と相俟って軸受荷重の大幅な低減により、
とくに高速域での圧縮機の性能が向上する。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図1から図9にわたって示
す。始めに、本発明の一実施例に係るスクロール圧縮機
の全体的な説明を図4によって行う。図4において、密
閉容器1内の上方に圧縮機部100が、下方に電動機部
3が収納されている。そして、密閉容器1内は上部室1
a(吐出室)と電動機室1b,1cとに区画されてい
る。
す。始めに、本発明の一実施例に係るスクロール圧縮機
の全体的な説明を図4によって行う。図4において、密
閉容器1内の上方に圧縮機部100が、下方に電動機部
3が収納されている。そして、密閉容器1内は上部室1
a(吐出室)と電動機室1b,1cとに区画されてい
る。
【0008】圧縮機部100は固定スクロール部材5と
旋回スクロール部材6を互いに噛合せて圧縮室(密閉空
間)7を形成している。固定スクロール部材5は、円板
状の鏡板5aと、これに直立し、インボリュート曲線あ
るいはこれに近似の曲線に形成されたラップ5bとから
なり、その中心部に吐出口10,外周部に吸入口16を
備えている。旋回スクロール部材6は円板状の鏡板6a
と、これに直立し、固定スクロールのラップと同一形状
に形成されたラップ6bと、鏡板の反ラップ面に形成さ
れたボス6Cからなっている。固定スクロール5を固定
するフレーム11の台座面11eと固定スクロールの鏡
板5aとの間に旋回スクロールの鏡板外周部6aを微小
隙間を保って挾み込んだ構成としている。本例では、固
定スクロール部材5には鋳鉄系材料を用い、旋回スクロ
ール6の材料にはアルミ合金系材料を用いて、圧縮機の
高速化を図っている。旋回軸受部31とフレーム11側
の主軸受部32に作用する駆動力をクランクシャフト1
4aに直角な同一平面上になるように旋回軸受部31と
主軸受部32を配置した構造とし、旋回スクロールをク
ランクシャフト14に連設する偏心軸部14bに係合し
ている。フレーム11は中央部に軸受部32を形成し、
この軸受部に回転軸14が支承されている。またフレー
ム11には固定スクロール部材5が複数本のボルトによ
って固定され、旋回スクロール部材6はオルダムリング
およびオルダムキーよりなるオルダム機構12によって
フレーム11に支承され、旋回スクロール部材6は固定
スクロール部材5に対して、自転しないで旋回運動をす
るように形成されている。回転軸14には下部に、ロー
タ3bに固定された電動機軸14cを一体に連設し、電
動機部3を直結している。固定スクロール部材5の吸入
口16には密閉容器1を貫通して垂直方向の吸入管17
が接続され、吐出口10が開口している上部室1aは通
路18a,18bを介して上部電動機室1bと連通して
いる。この上部電動室1bは電動機ステータ3aと密閉
容器1側壁との間の通路19を介して下部電動機室1c
に連通している。また上部電動機室1bは密閉容器1を
貫通する吐出管20に連通している。33は、下軸受部
であり、34は、スラスト受けである。スラスト受け3
4は、軸14を支える受け機能を備えている。33a,
33bは軸受33を支持するハウジングである。
旋回スクロール部材6を互いに噛合せて圧縮室(密閉空
間)7を形成している。固定スクロール部材5は、円板
状の鏡板5aと、これに直立し、インボリュート曲線あ
るいはこれに近似の曲線に形成されたラップ5bとから
なり、その中心部に吐出口10,外周部に吸入口16を
備えている。旋回スクロール部材6は円板状の鏡板6a
と、これに直立し、固定スクロールのラップと同一形状
に形成されたラップ6bと、鏡板の反ラップ面に形成さ
れたボス6Cからなっている。固定スクロール5を固定
するフレーム11の台座面11eと固定スクロールの鏡
板5aとの間に旋回スクロールの鏡板外周部6aを微小
隙間を保って挾み込んだ構成としている。本例では、固
定スクロール部材5には鋳鉄系材料を用い、旋回スクロ
ール6の材料にはアルミ合金系材料を用いて、圧縮機の
高速化を図っている。旋回軸受部31とフレーム11側
の主軸受部32に作用する駆動力をクランクシャフト1
4aに直角な同一平面上になるように旋回軸受部31と
主軸受部32を配置した構造とし、旋回スクロールをク
ランクシャフト14に連設する偏心軸部14bに係合し
ている。フレーム11は中央部に軸受部32を形成し、
この軸受部に回転軸14が支承されている。またフレー
ム11には固定スクロール部材5が複数本のボルトによ
って固定され、旋回スクロール部材6はオルダムリング
およびオルダムキーよりなるオルダム機構12によって
フレーム11に支承され、旋回スクロール部材6は固定
スクロール部材5に対して、自転しないで旋回運動をす
るように形成されている。回転軸14には下部に、ロー
タ3bに固定された電動機軸14cを一体に連設し、電
動機部3を直結している。固定スクロール部材5の吸入
口16には密閉容器1を貫通して垂直方向の吸入管17
が接続され、吐出口10が開口している上部室1aは通
路18a,18bを介して上部電動機室1bと連通して
いる。この上部電動室1bは電動機ステータ3aと密閉
容器1側壁との間の通路19を介して下部電動機室1c
に連通している。また上部電動機室1bは密閉容器1を
貫通する吐出管20に連通している。33は、下軸受部
であり、34は、スラスト受けである。スラスト受け3
4は、軸14を支える受け機能を備えている。33a,
33bは軸受33を支持するハウジングである。
【0009】なお、22は密閉容器底部の油溜りを示
す。尚、図中実線矢印は冷媒ガスの流れ方向、破線矢印
は油の流れ方向を示す。なお、8と29は、旋回スクロ
ール6の旋回運動に伴う遠心力を相殺するための第一と
第二のバランスウエイトである。
す。尚、図中実線矢印は冷媒ガスの流れ方向、破線矢印
は油の流れ方向を示す。なお、8と29は、旋回スクロ
ール6の旋回運動に伴う遠心力を相殺するための第一と
第二のバランスウエイトである。
【0010】次に潤滑油の流れについて説明する。
【0011】潤滑油22aは,密閉容器1の下部に油溜
り22として溜められる。回転軸14には、各軸受部へ
の給油を行うための中心縦孔13が回転軸14の下端か
ら旋回ボス6Cの下端面まで形成される。13aは、回
転軸14の下端と底部油溜り22を連ねる揚油管であ
る。潤滑油22aの油溜り22内に浸漬された揚油管1
3aの下端は高圧の吐出圧力Pdを受けており、一方、
下流となる主軸受32の排油側の周辺部は、旋回鏡板6
aに設けた細孔6d,6e(図10参照)により圧縮途
中の圧力である中間圧力Pmを受けているため、Pdと
Pmの圧力差によって、容器底部の油溜り22中の潤滑
油22aは、中心縦孔13内を上昇する。
り22として溜められる。回転軸14には、各軸受部へ
の給油を行うための中心縦孔13が回転軸14の下端か
ら旋回ボス6Cの下端面まで形成される。13aは、回
転軸14の下端と底部油溜り22を連ねる揚油管であ
る。潤滑油22aの油溜り22内に浸漬された揚油管1
3aの下端は高圧の吐出圧力Pdを受けており、一方、
下流となる主軸受32の排油側の周辺部は、旋回鏡板6
aに設けた細孔6d,6e(図10参照)により圧縮途
中の圧力である中間圧力Pmを受けているため、Pdと
Pmの圧力差によって、容器底部の油溜り22中の潤滑
油22aは、中心縦孔13内を上昇する。
【0012】次に、軸受部周辺の構造の説明を図1から
図3により行う。図1において、クランクシャフト偏心
軸部14bの上端面14fの外縁部にシールリング部4
5を備えており、上端面14fと下端面14mとを吐出
圧力Pdの雰囲気とした。旋回軸受部31と主軸受部3
2を配置し、旋回軸受部31の軸長さL2を主軸受部3
2の軸長さL1より長くして、旋回軸受部31の面圧低
下を図っている。これは、面圧の値などの軸受性能値と
なるゾンマフェルト数の値が最も厳しい箇所となる旋回
軸受部の改善を図るためである。実用的にはL2/L1
=1.2〜1.5前後の寸法となろう。
図3により行う。図1において、クランクシャフト偏心
軸部14bの上端面14fの外縁部にシールリング部4
5を備えており、上端面14fと下端面14mとを吐出
圧力Pdの雰囲気とした。旋回軸受部31と主軸受部3
2を配置し、旋回軸受部31の軸長さL2を主軸受部3
2の軸長さL1より長くして、旋回軸受部31の面圧低
下を図っている。これは、面圧の値などの軸受性能値と
なるゾンマフェルト数の値が最も厳しい箇所となる旋回
軸受部の改善を図るためである。実用的にはL2/L1
=1.2〜1.5前後の寸法となろう。
【0013】図2は、シールリング部45周辺の油の流
れの模様を示す部分断面図である。シールリング部45
の上下には微少隙間45aを設け、その部分は油によっ
てシールされる。クランクシャフト14には軸方向に不
要なスラスト力が作用せず、また上端面15fのシール
リング部45の内側は潤滑油貯溜部46を構成する。ク
ランクシャフト偏心軸部の上端面に吐出圧力を作用させ
ることにより、旋回スクロール6の鏡板外周部の背面部
を固定スクロール5側に適切な押しつけ手段を容易に得
ることができる。シール部45より外側領域となる旋回
スクロール6の鏡板外周部の背面部を吸入圧力と吐出圧
力の中間圧力の雰囲気とするため吸入管17側と背面室
50とを絞り部(通路)53を介して連通している。絞
り部(通路)53は、軸受部31,32より流出した潤
滑油22aの抜け出る通路となる。このように、排油通
路を適正に設けることにより、軸受部の冷却作用ひいて
は潤滑作用を高める。また、図3は、クランクシャフト
偏心軸部の上端面14fの外縁部にシール手段14pを
備えたもので、シール部は旋回スクロール鏡板6aの背
面部と微少隙間45aを有して、突起部14Pにより構
成し、これより外側領域となる旋回スクロールの鏡板外
周部の背面部を吸入圧力の雰囲気とした低圧圧力域にな
るように吸入管17と背面室50とを絞り部(通路)5
4を介して連通した構成としている。絞り部(通路)
は、図3に示すように、旋回スクロール6の鏡板6aの
内部に放射状の細孔55を排油通路としての機能を持た
せるように形成してもよい。図1に示すように、吸入室
の内径Dsi寸法と上端面14fのシールリング部45
の内側は潤滑油貯溜部46の領域(吐出圧力Pdの領
域)の外形Dbo寸法との関係は、運転圧力比を従来機
に対してより広くとるために、実用的にはDbo/Ds
i=0.4〜0.6前後が適正値となろう。Dbo/Ds
i比を0.6 前後とより大きく設定することにより、図
10で示した絞り用孔6e,6dの位置をよりラップ外
周部(例えば、ラップ外縁端部から0.5 巻き内側の位
置など)に位置させて、旋回鏡板6aの背面側の室50
の圧力を吸入圧力に近いより低圧側の圧力に設定するこ
とができる。このような孔位置とすることで、Pd/P
s=1.2 前後といったより低い運転圧力比での運転領
域が広がる。
れの模様を示す部分断面図である。シールリング部45
の上下には微少隙間45aを設け、その部分は油によっ
てシールされる。クランクシャフト14には軸方向に不
要なスラスト力が作用せず、また上端面15fのシール
リング部45の内側は潤滑油貯溜部46を構成する。ク
ランクシャフト偏心軸部の上端面に吐出圧力を作用させ
ることにより、旋回スクロール6の鏡板外周部の背面部
を固定スクロール5側に適切な押しつけ手段を容易に得
ることができる。シール部45より外側領域となる旋回
スクロール6の鏡板外周部の背面部を吸入圧力と吐出圧
力の中間圧力の雰囲気とするため吸入管17側と背面室
50とを絞り部(通路)53を介して連通している。絞
り部(通路)53は、軸受部31,32より流出した潤
滑油22aの抜け出る通路となる。このように、排油通
路を適正に設けることにより、軸受部の冷却作用ひいて
は潤滑作用を高める。また、図3は、クランクシャフト
偏心軸部の上端面14fの外縁部にシール手段14pを
備えたもので、シール部は旋回スクロール鏡板6aの背
面部と微少隙間45aを有して、突起部14Pにより構
成し、これより外側領域となる旋回スクロールの鏡板外
周部の背面部を吸入圧力の雰囲気とした低圧圧力域にな
るように吸入管17と背面室50とを絞り部(通路)5
4を介して連通した構成としている。絞り部(通路)
は、図3に示すように、旋回スクロール6の鏡板6aの
内部に放射状の細孔55を排油通路としての機能を持た
せるように形成してもよい。図1に示すように、吸入室
の内径Dsi寸法と上端面14fのシールリング部45
の内側は潤滑油貯溜部46の領域(吐出圧力Pdの領
域)の外形Dbo寸法との関係は、運転圧力比を従来機
に対してより広くとるために、実用的にはDbo/Ds
i=0.4〜0.6前後が適正値となろう。Dbo/Ds
i比を0.6 前後とより大きく設定することにより、図
10で示した絞り用孔6e,6dの位置をよりラップ外
周部(例えば、ラップ外縁端部から0.5 巻き内側の位
置など)に位置させて、旋回鏡板6aの背面側の室50
の圧力を吸入圧力に近いより低圧側の圧力に設定するこ
とができる。このような孔位置とすることで、Pd/P
s=1.2 前後といったより低い運転圧力比での運転領
域が広がる。
【0014】図5は、旋回軸受部31周辺の実施例を示
す部分断面図である。フレーム11側の主軸受部に作用
する駆動力をクランクシャフト14に直角な同一平面上
になるように旋回軸受部31と主軸受部32を配置した
構成において、旋回ボス部6Cの軸部下端部に径方向に
伸びる給油溝6fを形成して旋回軸受部の給油を遠心ポ
ンプ作用で行う。給油溝6fの外縁部は、これと対向す
る旋回軸受部の内周部に設けたリング溝部38c(円周
溝部を形成)とつながっている。リング溝部38cは、
ボス部6Cの外周部に設けたスパイラル溝(ねじ溝)6
mあるいは図7に示すような平面カット部38と係合し
ている。ボス部6Cの外周部に設けたスパイラル溝(ね
じ溝)6mの旋回運動などにより粘性ポンプ作用で軸受
部での給油量を確保するようにしたものである。一方、
フレーム11側の主軸受部32には、図7に示すよう
に、軸方向に溝深さの浅い平行溝32aをシャフト14
aの外縁部に設け、溝深さの浅い平行溝32aにより給
油抵抗部を形成している。フレーム側軸受部の給油を吐
出圧力と下流側の低圧圧力との差圧により行わせ給油量
を調整した構造としている。
す部分断面図である。フレーム11側の主軸受部に作用
する駆動力をクランクシャフト14に直角な同一平面上
になるように旋回軸受部31と主軸受部32を配置した
構成において、旋回ボス部6Cの軸部下端部に径方向に
伸びる給油溝6fを形成して旋回軸受部の給油を遠心ポ
ンプ作用で行う。給油溝6fの外縁部は、これと対向す
る旋回軸受部の内周部に設けたリング溝部38c(円周
溝部を形成)とつながっている。リング溝部38cは、
ボス部6Cの外周部に設けたスパイラル溝(ねじ溝)6
mあるいは図7に示すような平面カット部38と係合し
ている。ボス部6Cの外周部に設けたスパイラル溝(ね
じ溝)6mの旋回運動などにより粘性ポンプ作用で軸受
部での給油量を確保するようにしたものである。一方、
フレーム11側の主軸受部32には、図7に示すよう
に、軸方向に溝深さの浅い平行溝32aをシャフト14
aの外縁部に設け、溝深さの浅い平行溝32aにより給
油抵抗部を形成している。フレーム側軸受部の給油を吐
出圧力と下流側の低圧圧力との差圧により行わせ給油量
を調整した構造としている。
【0015】このように、中心縦孔13内を上昇した潤
滑油22aは、主軸受32,旋回軸受31へ給油され
る。各軸受31,32へ給油された油は、背圧室50に
流入し、背圧室50に流入した油は冷媒ガスと混合し、
旋回スクロールの鏡板外周部まわりの側部空間であるフ
レーム室11fに流動する。フレーム室11fに溜った
油は、背圧孔6dあるいは、連通路(絞り部)54,5
8などを介して吸入室5fや圧縮室7に流出する。圧縮
室7に至った油は、冷媒ガスとともに加圧され、固定ス
クロール5の上方の吐出室1aさらに電動機室1bへと
移動する。この電動機室1bと下方の空間1cで冷媒ガ
スと油は分離され、油は密閉容器1の下部の油溜り22
に落下し、再び、各摺動部に供給される。
滑油22aは、主軸受32,旋回軸受31へ給油され
る。各軸受31,32へ給油された油は、背圧室50に
流入し、背圧室50に流入した油は冷媒ガスと混合し、
旋回スクロールの鏡板外周部まわりの側部空間であるフ
レーム室11fに流動する。フレーム室11fに溜った
油は、背圧孔6dあるいは、連通路(絞り部)54,5
8などを介して吸入室5fや圧縮室7に流出する。圧縮
室7に至った油は、冷媒ガスとともに加圧され、固定ス
クロール5の上方の吐出室1aさらに電動機室1bへと
移動する。この電動機室1bと下方の空間1cで冷媒ガ
スと油は分離され、油は密閉容器1の下部の油溜り22
に落下し、再び、各摺動部に供給される。
【0016】なお、このように、旋回スクロール6に軽
量材質であるアルミニウム合金を使用すれば、圧縮機の
高速化のためには有利となる。すなわち、旋回軸受部に
作用する遠心力の軽減化にともない軸受損失の低下など
性能向上に一層有効となる。
量材質であるアルミニウム合金を使用すれば、圧縮機の
高速化のためには有利となる。すなわち、旋回軸受部に
作用する遠心力の軽減化にともない軸受損失の低下など
性能向上に一層有効となる。
【0017】なお、図6と図7は、クランクシャフト1
4の横断面図である。図7では、旋回軸受部31に対し
て、駆動力Ftの方向に対して90度進んだ軸部6cに
軸方向に溝深さG2の平行溝38を設定している。そし
て平行溝38の他に主軸受部32と対向した偏心軸部の
外周面14aにも軸方向に平行溝32aを設けている。
溝深さG1,G2の寸法の大きさにより両軸受部に給油
される抵抗を調整するもので、G1《G2の寸法関係と
している。これは、内周部の旋回軸受部には遠心給油の
みで、一方、外側の主軸受け部32には差圧給油で行う
給油経路構造としているため、旋回軸受部31側の給油
抵抗を極力小さくするためである。実用的にはG1は数
十ミクロン、G2は数mmの大きさになろう。
4の横断面図である。図7では、旋回軸受部31に対し
て、駆動力Ftの方向に対して90度進んだ軸部6cに
軸方向に溝深さG2の平行溝38を設定している。そし
て平行溝38の他に主軸受部32と対向した偏心軸部の
外周面14aにも軸方向に平行溝32aを設けている。
溝深さG1,G2の寸法の大きさにより両軸受部に給油
される抵抗を調整するもので、G1《G2の寸法関係と
している。これは、内周部の旋回軸受部には遠心給油の
みで、一方、外側の主軸受け部32には差圧給油で行う
給油経路構造としているため、旋回軸受部31側の給油
抵抗を極力小さくするためである。実用的にはG1は数
十ミクロン、G2は数mmの大きさになろう。
【0018】図8は、その他の実施例を示す軸受部3
1,32の周辺部の部分縦断面図である。図8は、フレ
ーム11側の主軸受部に針状コロ軸受(ニードルタイプ
軸受)33を配置したもので、これにより、軸受部の小
型化ひいては圧縮機の小型化を図れ、軸受損失の低下に
よる性能向上を図ることができる。なお、39はシール
軸受部、39aはリング溝であり、この部分には屈折通
路14gで給油がなされる。
1,32の周辺部の部分縦断面図である。図8は、フレ
ーム11側の主軸受部に針状コロ軸受(ニードルタイプ
軸受)33を配置したもので、これにより、軸受部の小
型化ひいては圧縮機の小型化を図れ、軸受損失の低下に
よる性能向上を図ることができる。なお、39はシール
軸受部、39aはリング溝であり、この部分には屈折通
路14gで給油がなされる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば次の効果がある。
【0020】(1)旋回軸受部31と主軸受部32を配
置したため、給油量の安定した確保ができ、旋回軸受部
31の軸長さL2を主軸受部32の軸長さL1より長く
することにより、軸受部(圧縮機)の性能改善を図ること
ができる。
置したため、給油量の安定した確保ができ、旋回軸受部
31の軸長さL2を主軸受部32の軸長さL1より長く
することにより、軸受部(圧縮機)の性能改善を図ること
ができる。
【0021】(2)軸受荷重の大幅な低減により、とく
に高速域での圧縮機の性能が向上する。
に高速域での圧縮機の性能が向上する。
【0022】(3)旋回スクロールの鏡板外周部の背面
部を固定スクロール5側への適切な押しつけ手段を容易
に得ることができる。このことは、運転圧力比を従来機
に対してより広くとることができる。
部を固定スクロール5側への適切な押しつけ手段を容易
に得ることができる。このことは、運転圧力比を従来機
に対してより広くとることができる。
【0023】(4)密閉型スクロール圧縮機として小型
化と軽量化が図れ、従来機に対してより生産コストが低
減できる。
化と軽量化が図れ、従来機に対してより生産コストが低
減できる。
【図1】本発明の構成を示す軸受部の周辺部の部分縦断
面図。
面図。
【図2】シール部周りの部分断面図。
【図3】本発明の構成を示す軸受部の周辺部の部分縦断
面図。
面図。
【図4】本発明の密閉形スクロール圧縮機の縦断面図。
【図5】その他の実施例を示す軸受部の周辺部の部分縦
断面図。
断面図。
【図6】クランクシャフトの横断面図。
【図7】クランクシャフトの横断面図。
【図8】他の実施例を示す軸受部の周辺部の部分縦断面
図。
図。
【図9】本発明の構成を示す旋回スクロールの平面図。
1…密閉容器、1b…電動機室、3…電動機、5…固定
スクロール、5a…固定スクロール鏡板部、6…旋回ス
クロール、22…油溜り、31…旋回軸受、32…主軸
受、41…背圧室、45,61…シール手段、53,5
4,55…絞り部。
スクロール、5a…固定スクロール鏡板部、6…旋回ス
クロール、22…油溜り、31…旋回軸受、32…主軸
受、41…背圧室、45,61…シール手段、53,5
4,55…絞り部。
Claims (1)
- 【請求項1】密閉容器内に、スクロール圧縮機と電動機
をフレームに支承した回転軸を介して連設して収納し、
密閉容器室を上下室に区画し、前記スクロール圧縮機
は、固定スクロール及び旋回スクロールをかみ合せ、前
記旋回スクロールの鏡板背部の背圧室にはフレームと前
記旋回スクロールの鏡板との間にオルダム機構を備え、
旋回軸受部とフレーム側の主軸受部に作用する駆動力を
クランクシャフトに直角な同一平面上になるように前記
旋回軸受部と前記主軸受部を配置し、前記旋回スクロー
ルを前記クランクシャフトに連設する偏心軸部に係合
し、前記旋回スクロールを自転することなく前記固定ス
クロールに対して旋回運動をさせ、両スクロールで形成
される圧縮空間を中心に移動させ容積を減少してガスを
圧縮する密閉形スクロール圧縮機において、 旋回ボス部の軸部下端部に径方向に伸びる給油溝を形成
して前記旋回軸受部の給油を遠心ポンプ作用あるいは粘
性ポンプ作用で行い、前記フレーム側の主軸受部には、
軸方向に溝深さの浅い平行溝をシャフト外縁部に設け、
前記平行溝により給油抵抗部を形成して、前記フレーム
側軸受部の給油を吐出圧力と下流側の低圧圧力との差圧
により行わせることを特徴とする密閉形スクロール圧縮
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10528193A JPH06317271A (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 密閉形スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10528193A JPH06317271A (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 密閉形スクロール圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06317271A true JPH06317271A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=14403296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10528193A Pending JPH06317271A (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 密閉形スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06317271A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004113730A1 (ja) * | 2003-06-24 | 2004-12-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | スクロール圧縮機 |
KR100590503B1 (ko) * | 2005-02-05 | 2006-06-19 | 엘지전자 주식회사 | 급유구조를 갖는 선회베인 압축기의 고정부재 |
JP2008014320A (ja) * | 1998-02-26 | 2008-01-24 | Denso Corp | 電動圧縮機 |
JP2009257337A (ja) * | 2009-08-05 | 2009-11-05 | Hitachi Ltd | スクロール式流体機械 |
CN103807166A (zh) * | 2012-11-14 | 2014-05-21 | 艾默生环境优化技术(苏州)有限公司 | 涡旋压缩机 |
JP2015042858A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | 日立アプライアンス株式会社 | 密閉型スクロール圧縮機 |
JP2020033881A (ja) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | スクロール圧縮機及び冷凍空調装置 |
WO2021124500A1 (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | スクロール圧縮機 |
JPWO2022054174A1 (ja) * | 2020-09-09 | 2022-03-17 | ||
CN114651128A (zh) * | 2019-12-17 | 2022-06-21 | 日立江森自控空调有限公司 | 涡旋式压缩机 |
CN116201733A (zh) * | 2023-01-04 | 2023-06-02 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 压缩机 |
-
1993
- 1993-05-06 JP JP10528193A patent/JPH06317271A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008014320A (ja) * | 1998-02-26 | 2008-01-24 | Denso Corp | 電動圧縮機 |
WO2004113730A1 (ja) * | 2003-06-24 | 2004-12-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | スクロール圧縮機 |
US7699591B2 (en) | 2003-06-24 | 2010-04-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Scroll compressor with surface processed orbiting scroll plate back surface |
KR100590503B1 (ko) * | 2005-02-05 | 2006-06-19 | 엘지전자 주식회사 | 급유구조를 갖는 선회베인 압축기의 고정부재 |
JP2009257337A (ja) * | 2009-08-05 | 2009-11-05 | Hitachi Ltd | スクロール式流体機械 |
CN103807166A (zh) * | 2012-11-14 | 2014-05-21 | 艾默生环境优化技术(苏州)有限公司 | 涡旋压缩机 |
JP2015042858A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | 日立アプライアンス株式会社 | 密閉型スクロール圧縮機 |
JP2020033881A (ja) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | スクロール圧縮機及び冷凍空調装置 |
CN114651128A (zh) * | 2019-12-17 | 2022-06-21 | 日立江森自控空调有限公司 | 涡旋式压缩机 |
CN114651128B (zh) * | 2019-12-17 | 2022-12-06 | 日立江森自控空调有限公司 | 涡旋式压缩机 |
WO2021124500A1 (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | スクロール圧縮機 |
JPWO2022054174A1 (ja) * | 2020-09-09 | 2022-03-17 | ||
WO2022054174A1 (ja) * | 2020-09-09 | 2022-03-17 | 三菱電機株式会社 | スクロール圧縮機 |
CN116201733A (zh) * | 2023-01-04 | 2023-06-02 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 压缩机 |
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