JPS59200796A - 腕時計用文字板 - Google Patents
腕時計用文字板Info
- Publication number
- JPS59200796A JPS59200796A JP7589083A JP7589083A JPS59200796A JP S59200796 A JPS59200796 A JP S59200796A JP 7589083 A JP7589083 A JP 7589083A JP 7589083 A JP7589083 A JP 7589083A JP S59200796 A JPS59200796 A JP S59200796A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dial
- coated
- film
- metal
- vapor deposition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrochemical Coating By Surface Reaction (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、装飾用表面被膜を有する時計用文字板に関す
る。
る。
従来、時δＩ゛用文字板は、塗装、メッキ等により表面
の装飾が行なわれている。しかしこれらの方法だけでは
デザインバラエティ−が充分量せず、多様化するニーズ
に答えきれない。
の装飾が行なわれている。しかしこれらの方法だけでは
デザインバラエティ−が充分量せず、多様化するニーズ
に答えきれない。
一方、チタン、タンタル等の周期律表の４α及び５ａ族
金属は、陽極酸化処理によってその表面に酸化被膜を形
成し、光の干渉作用によって美しく発色させることが出
来ることが知られている。
金属は、陽極酸化処理によってその表面に酸化被膜を形
成し、光の干渉作用によって美しく発色させることが出
来ることが知られている。
しかし、これらの材料を文字板材料として使用すること
は技術的、経済的理由から問題が多い。このため洋白、
黄銅で作った文字板表面にタンタル、チタン等の周期律
表の４α及び５ａ族の金属を蒸着、イオンブレーティン
グ等の手段を用いて文字板表面に膜として形成し、これ
を陽極酸化処理して発色させるという方法をとることに
より、容易に美しい文字板を得ることができる。
は技術的、経済的理由から問題が多い。このため洋白、
黄銅で作った文字板表面にタンタル、チタン等の周期律
表の４α及び５ａ族の金属を蒸着、イオンブレーティン
グ等の手段を用いて文字板表面に膜として形成し、これ
を陽極酸化処理して発色させるという方法をとることに
より、容易に美しい文字板を得ることができる。
本発明は、陽極酸化処理による干渉色を利用ししかも、
その色調を２色の組み合せとし、美しい文字板を提供し
ようとするものである。
その色調を２色の組み合せとし、美しい文字板を提供し
ようとするものである。
すなわち、文字板表面に２種類の金属の膜を形成し、こ
れを陽極酸化処理することにより金属の種類の違いによ
って陽極酸化膜の厚さが異なるため干渉色に違い汐Ｉ出
ることを利用して２色の色を発色させる。その方法は、
まず金属製文字板表面Ｋ 、蒸着＋イオンブレーティン
グ、スパッタリング等によって、チタン、タンタル、ニ
オブ、ジルコニウム等周期律表の４ａ又は５ａ族の金属
を被覆し、次いで、前記金属を被覆した文字板の一部を
治具等を文字板に＠着せしめて舒うか又は、印刷等によ
り覆う。この状態で、周期律表４α又は５ａ族のうち前
記被合金属とは異なる金属を、蒸着、イオンブレーティ
ング、スパッタリング等によりとばし、文字板表面に膜
を形成する。文字板に苦着させておいた治具、印刷等を
取り除くと、マスキングされていた部分は、２回目に被
覆した金属がつかないため、１回目に被覆した金属のみ
が形成され、マスキングされていなかった部分は１回目
に被覆した金属と２回目に被覆した金属が重なり、２回
目に被覆した金属が表面に出ている状態となっている。
れを陽極酸化処理することにより金属の種類の違いによ
って陽極酸化膜の厚さが異なるため干渉色に違い汐Ｉ出
ることを利用して２色の色を発色させる。その方法は、
まず金属製文字板表面Ｋ 、蒸着＋イオンブレーティン
グ、スパッタリング等によって、チタン、タンタル、ニ
オブ、ジルコニウム等周期律表の４ａ又は５ａ族の金属
を被覆し、次いで、前記金属を被覆した文字板の一部を
治具等を文字板に＠着せしめて舒うか又は、印刷等によ
り覆う。この状態で、周期律表４α又は５ａ族のうち前
記被合金属とは異なる金属を、蒸着、イオンブレーティ
ング、スパッタリング等によりとばし、文字板表面に膜
を形成する。文字板に苦着させておいた治具、印刷等を
取り除くと、マスキングされていた部分は、２回目に被
覆した金属がつかないため、１回目に被覆した金属のみ
が形成され、マスキングされていなかった部分は１回目
に被覆した金属と２回目に被覆した金属が重なり、２回
目に被覆した金属が表面に出ている状態となっている。
以上の文字板を陽極酸化処理すると、表面に出ている金
属が２種類のため、金属の違いにより、陽極酸化処理膜
の厚さが異なり干渉色が異なるため、２色に発色した文
字板を得ることが出来る。
属が２種類のため、金属の違いにより、陽極酸化処理膜
の厚さが異なり干渉色が異なるため、２色に発色した文
字板を得ることが出来る。
以下実施例に基づいて説明する。
黄銅又は洋白を材料とする文字板基板１の表面に模様を
付けた後、アルカリ、酸洗浄をし乾燥した。この文字板
基板１を真空蒸着槽に入れて真空度１０−’ ＴＯｒｒ
で脱ガスし、さらに真空度１Ｏ−２Ｔｏｒｒ で
イオンボンバードを行なって表面を清浄した後、この清
浄面にチタンを蒸着した。チタン蒸着被膜２の厚さは０
１〜０２μであった。（工程α） 次いで前記文字板表面の一部に治具を密着させた状態で
、再度真空蒸着槽に入れて、タンタルを蒸着した。真空
蒸着槽から出し、治具を外すと、治具の当っていなかっ
た部分のみにタンタル膜３が形成された。（工程Ｂ）こ
の文字板を次の条件で陽極酸化処理した。
付けた後、アルカリ、酸洗浄をし乾燥した。この文字板
基板１を真空蒸着槽に入れて真空度１０−’ ＴＯｒｒ
で脱ガスし、さらに真空度１Ｏ−２Ｔｏｒｒ で
イオンボンバードを行なって表面を清浄した後、この清
浄面にチタンを蒸着した。チタン蒸着被膜２の厚さは０
１〜０２μであった。（工程α） 次いで前記文字板表面の一部に治具を密着させた状態で
、再度真空蒸着槽に入れて、タンタルを蒸着した。真空
蒸着槽から出し、治具を外すと、治具の当っていなかっ
た部分のみにタンタル膜３が形成された。（工程Ｂ）こ
の文字板を次の条件で陽極酸化処理した。
電解液・・・・・・３％シーウ酸酸液
液温度・・・・・・２５℃
材 料・・・・・・白色板
電解電圧・・・・・・１５■（工程Ｃ）この文字板全充
分水洗して乾燥させた。陽極酸化処理膜の色Ｊｊ！ｌは
チタン部分の陽極酸化処理膜４は淡り色、タンタル部分
の陽極ａ化処理膜５は黄色であった。この文字板表面に
クリアラッカーを塗布した。
分水洗して乾燥させた。陽極酸化処理膜の色Ｊｊ！ｌは
チタン部分の陽極酸化処理膜４は淡り色、タンタル部分
の陽極ａ化処理膜５は黄色であった。この文字板表面に
クリアラッカーを塗布した。
本発明は実施例に述べた以外に、金属被膜の種類を変え
ることにより種々の色ａＭの組み合せを得ることが出来
、また電解電圧を変えることによっても異なった色調を
得ることが出来る。治具の形状を変え５Ｓことにより種
々の模様パターンが得られる。
ることにより種々の色ａＭの組み合せを得ることが出来
、また電解電圧を変えることによっても異なった色調を
得ることが出来る。治具の形状を変え５Ｓことにより種
々の模様パターンが得られる。
以上実施例に述べたように本発明によれば、陽極酸化処
理により、きれいな色調の文字板が得ることが出来、文
字板のデザインバラエティ−が大きくなるという大きな
効果が得られる。
理により、きれいな色調の文字板が得ることが出来、文
字板のデザインバラエティ−が大きくなるという大きな
効果が得られる。
第１図（４）ｌ Ｃｂ）＃ （ｃンは本発明文字板の各
被膜形成工程の断面図である。 １・・・・・・・・・文字板基板 ２・・・・・・・・・金属被膜 ３・・・・・・・・・金属被膜 ４・・・・・・・・・陽極酸化被膜 ５・・・・・・・・・陽極酸化処理 以 上 出願人 株式会社第二精工舎
被膜形成工程の断面図である。 １・・・・・・・・・文字板基板 ２・・・・・・・・・金属被膜 ３・・・・・・・・・金属被膜 ４・・・・・・・・・陽極酸化被膜 ５・・・・・・・・・陽極酸化処理 以 上 出願人 株式会社第二精工舎
Claims (1)
- 金属製文字板基板表面に、蒸着、イオンブレーティング
、スパッタリングによって、チタン、ニオブ、タンタル
等周期律表の４ａ又は５α族を被但し、次いで前記文字
板表面の一部をチタン、ニオブ、タンタルのうち前回と
は異なる金属を被憶し、前記文字板を陽極酸化処理にて
発色せしめた二色の陽極酸化膜を有することを特徴とす
る腕時Ｒ１’用文字板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7589083A JPS59200796A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 腕時計用文字板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7589083A JPS59200796A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 腕時計用文字板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59200796A true JPS59200796A (ja) | 1984-11-14 |
Family
ID=13589351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7589083A Pending JPS59200796A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 腕時計用文字板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59200796A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS637987A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-13 | セーラー万年筆株式会社 | 筆記具の表面処理方法 |
| JPS637988A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-13 | セーラー万年筆株式会社 | 筆記具の表面処理方法 |
| JPH01136992A (ja) * | 1987-11-19 | 1989-05-30 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 部材表面の着色方法 |
| JPH06306685A (ja) * | 1993-04-16 | 1994-11-01 | Koichi Kuroda | チタンの干渉色模様作成方法 |
| JPH09176832A (ja) * | 1995-12-26 | 1997-07-08 | Yoichi Murayama | 製品表面への多色模様形成法 |
| CN102540847A (zh) * | 2010-12-16 | 2012-07-04 | 精工电子有限公司 | 构件、构件的制造方法及钟表 |
-
1983
- 1983-04-28 JP JP7589083A patent/JPS59200796A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS637987A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-13 | セーラー万年筆株式会社 | 筆記具の表面処理方法 |
| JPS637988A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-13 | セーラー万年筆株式会社 | 筆記具の表面処理方法 |
| JPH01136992A (ja) * | 1987-11-19 | 1989-05-30 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 部材表面の着色方法 |
| JPH06306685A (ja) * | 1993-04-16 | 1994-11-01 | Koichi Kuroda | チタンの干渉色模様作成方法 |
| JPH09176832A (ja) * | 1995-12-26 | 1997-07-08 | Yoichi Murayama | 製品表面への多色模様形成法 |
| CN102540847A (zh) * | 2010-12-16 | 2012-07-04 | 精工电子有限公司 | 构件、构件的制造方法及钟表 |
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